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2013-05-31

日本は無視できない存在だと自覚すべき


 驕る必要はまったくありませんし、誇りたくないなら誇る必要もないと思います。
 ただ、自覚はしなければなりません。
 なぜなら、ここを過小評価しても、もちろん課題評価しても、どちらにしても国益を損なわせるだけですから。
 まずは事実を事実として自覚すべきです。
 
 日本を不当に貶めたい人は、すぐに「近隣諸国から批判を浴びる」とか「中国や韓国から理解させずに反発される」とか「アメリカから懸念が出ていて世界から孤立する」とか言いますが、いまの日本はちょっとやそっとのコトでは世界から孤立するワケがありません
 なぜなら、日本は世界トップクラスの経済大国だからです。
 これは誇張でも何でもなく、仮に本当に日本経済が破綻すれば、その瞬間に世界大恐慌が訪れるでしょう。
 ヘタをすれば、それを引き金に第三次世界大戦です。
 日本の一番の弱点である軍事力も、憲法法律の不備や、それに起因する相手を討ち滅ぼす装備が整っていないという点を考慮しても、設備自体は最新鋭ですし、防衛費の金額そのものは下手な国よりものすごく大きいのですから、いざとなれば他国にとっては十分に脅威になる存在です。
 この事実を正しく踏まえれば、他国にとっての日本はそう簡単に無視できる存在ではないのです。
 
 確かに日本にとってのアメリカは、世界で唯一の軍事同盟締結国であり、自ら「戦争はできない」と自分の首を絞めている日本にとって、その軍事力を担保してもらっている重要な国であるのは確かです。
 しかしだからといって、アメリカに気に入れられなければ生きていけないというワケではありません。
 軍事同盟を結んでいるとは言え、他国は他国です。
 今までは日本が自ら必要以上にへりくだっていたために、アメリカにちょっとしたコトに顔色をうかがいまくっていましたが、本当はそこまでする必要は無いのです。
 例えばロシアです。
 ロシアはアメリカとどちらかと言えば仲が良い方ではないのは明らかですが、そして日本ほどの経済力は持っていませんが、それでも一国として堂々と国家経営していますよね。
 ロシアは世界から孤立なんてしていませんよね。
 中国だって同じようなコトで、もちろんこれらの国と比べれば日本は軍事という面や国連常任理事国だという違いはありますが、しかしそうでない国だって、ドイツとかですね、先進国だけに限らず発展途上国だってどんな国だって決してアメリカの言いなりにならなければ生きていけないというワケでは決して無いのです。
 
 またアメリカと中国は、その国家体制が違う以上、決して軍事同盟は結べない相手ではありますが、それとは無関係に経済的結びつきは、もはや切り離せない関係になってしまっています。
 それが良いのか悪いのかはともかくとしても、事実として経済的結びつきは、政治やイデオロギーの思惑からはすでに独立したモンスターのように両国を結びつけています。
 いくら中国がアメリカと敵対的な行為をとったとしても、アメリカは中国を無視できないだけでなく、その意志とは無関係にますます両国の経済的結びつきは強くなる一方です。
 結局、政府や国家の意思や意見というモノと、経済というモノと、さらに全てを総合した上での国家間の結びつきというモノは、それぞれ別事情があって一概には言えないのです。
 
 アメリカだって、日本がアメリカとの軍事同盟を破棄されれば困ります。
 日本が自立して世界並に軍備を整えた上で対等な軍事同盟を結ぶっていうのでしたら大喜びかもしれませんが、軍備を整えた上で軍事同盟を破棄されれば、一番困るのはアメリカです。
 そして経済的な面で言えば、もはや語るまでもないお話ですよね。
 アメリカにとっての貿易相手国は日本だけでなく、中国や様々な国があって、いまは日本が一番ではないのかもしれませんが、一番だけが影響があるワケでは決して無く、最初に言いましたように仮に日本が破綻してしまえばアメリカは大恐慌に確実に陥るのですから、ここを無視するコトは決して出来ないのです。
 
 中国や韓国だけでなく、アメリカなどの外国にちょっとでも批判のようなコトを言われたら、すぐビクビクして「世界から孤立する」と囃し立ててきたのは、誰でもない日本国民です。
 従軍慰安婦の問題を見れば明らかですよね。
 普段中国や韓国におもねるのが正義だと思っている人すら、アメリカからの批判をも利用して、日本政府をなんとか脅そうとしています。
 アメリカの議会が正式に出したモノではなく、一般アメリカ人では知りもしないような一部の調査機関の一意見だけをことさら大きくピックアップして新聞に書き立てて大騒ぎしてたのは誰でもなく日本の新聞であって、しかしだからといってアメリカが日本との縁を全て切れるとでも思っているのでしょうか。
 そして日本がそれに対して反論したとして、アメリカが日米安保をすぐに破棄できるとでも思っているのでしょうか。
 もちろん日本にとってもできるハズのないコトですが、それは同時にアメリカにとっても同じなのです。
 日本はそんな小さな国ではないのですから。
 
 日本の意見は意見として堂々と言えばいいのです。
 同盟国と言えども他国なのですから、意見の相違があって当然です。
 その意見の相違があった上で、お互いの利益のタメにどう妥協して妥結するかが政治なんじゃないですか。
 しかしいまの日本というのは、意見の相違があるってコトだけでビクビク怯えて、相違自体を許さないと言わんばかりのコトを言います。
 あまりにも現実離れした考え方でしょう。
 そしてそれは国益を損なわせる考え方でしかないのです。
 
 沖縄米軍基地の問題だって、日本人があまり認識していないだけで、アメリカは譲歩している部分はかなり譲歩しています。
 鳩山政権の時は、当時ここでも取り扱ったやに思いますが、申し訳ないぐらいに鳩山総理のトラストミーにアメリカは振り回されていました。
 あれは意見の相違というモノを通り越して、現実を見ない妄想を言うだけだったのでデタラメになりましたが、あんなデタラメな宇宙人が総理だったとしても、日米同盟は堅持されているワケです。
 さすがにあれほどのデタラメはもうすべきではありませんが、意見の相違があるのは当然だというコトも考えなければなりません。
 特に歴史問題なんかはそうです。
 過去の事実の問題と、現実的な動かそうと思えばいくらでも動かせる問題とは別なのですからね。
 事実を曲げてまで日本が土下座しなければならない理由なんてひとつもないワケで、そこはキチンと現実を見据えるべきでしょう。
 
 日本人は自覚すべきです。
 驕る必要は全くないですし、誇りたくないのであれば誇らなくてもいいです。
 でも、日本は世界にとって絶対に無視できない存在であるっていうコトは自覚しなければなりません。
 必要以上にビクビクするコトはなく、言うべきコトはキチンと言い、それで議論になれば堂々と議論すればいいのです。
 日本人はどうしても議論とケンカの違いを理解しづらい気質を持っていますが、そこはキチンと理解した上で、意見の相違は堂々と議論すべきなのです。
 なんでも相手の言うコトを聞くコトが外交ではありません。

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