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果たして行政のトップの任期はどれぐらいの期間が適切か


 安倍総理の支持率がガタ落ちしています。
 やえは、所詮は一私企業でしかないマスコミが行う支持率というモノを基準にするコトはあまり適切ではないとは思っていますが、それでも一時期よりも安倍総理の勢いは落ちているのは確かでしょうし、近々行われるであろうと言われている内閣改造と自民党役員人事の記事などを見れば、いま安倍総理は第二次内閣発足以降一番の窮地に立たされているというのは、やはり否定できないところでしょう。
 
 では果たして安倍総理の何が問題だったのでしょうか。
 マスコミでは森友とか加計とか言うのでしょうけど、しかし色々とかなりぶん投げて総合的に言えば、「安倍さんに飽きた」というのが一番大きいのではないかと思っていたりします。
 もっと言えば、飽きたのは安倍さん個人なのではなく、「1人の同じ総理」に国民が飽きてしまったのではないかと言えるのではないかと思うのです。
 第二次安倍内閣の発足は平成24年の12月ですから、いま4年半ぐらいですね。
 もし衆議院が任期一杯まで行けばあと1年半ぐらいですから、第二次以降の安倍内閣は6年となるワケですし、さらに言えば、再燃にあるとされている自民党の総裁選に安倍さんが三度勝利すれば、一年半後の後さらに3年続くコトになりますから、これを入れると9年となってしまうワケですね。
 もしかしたら民主党政権からの政権交代もすでにかなり昔のコトのような感覚の中、あと4年以上も安倍総理が続くというコトについて、国民から飽きが出てきてしまっているのではないのでしょうか。
 
 やえとしましては、たぶんこれって、善し悪しじゃなくて、もう国民の基本的性質になってしまっているのではないかと危惧しているところです。
 というのも、第1次安倍内閣以降、ほぼ1年ごとに総理と内閣が替わった時期が6代(安倍・福田・麻生・鳩山・菅・野田)と続きましたが、口では「1年ごとに総理が替わるのはよくない」と言いつつも、実際のところ国民の中では危機感を感じている人はほぼ皆無で、むしろ当然だったと感じていた人の方がほとんどだったのではないでしょうか。
 そう考えれば、「まぁ1年は短いかもしれないけど2年ぐらいかな。3年も続けば長い方だよね」という感覚に、いま日本の国民は普通の感覚として受け入れてしまっているのではないかとも思うのです。
 特に何かこれを裏付けるデータがあるワケではないのですが、けっこう一般国民の平均的な意識って、これぐらいなのではないかとやえは思っているところですし、そして安倍総理は、そんな国民感覚からしてら、規格外に長くなってしまっている、というところなのでしょう。
 
 結構これは難しい問題なんですよね。
 強い行政と、強い外交のコトを考えれば、行政のトップは長ければ長い方がいいです。
 これは議論の余地はありません、例えばプーチン大統領の例を見れば一目瞭然で、ある種中国よりも強権を持つトップがいるコトで、国内のゴタゴタというモノはあまり見えてこないという強みが今のロシアはあります。
 国力などを考えればもはや比較対象にならないハズですが、アメリカでは国論を二分する大統領選挙が行われ、まして予想外の候補者が勝ったというコトだけでも、国内はかなりゴタゴタしたと見られる(いまでも見られているかもしれません)ワケで、ロシアとアメリカと、国力以上のイメージの差がありますよね。。
 一方、行政が固定化されれば、それだけ腐敗や、時に法を超えた措置が平気で行われるようになってしまいます。
 まぁこれなんか特に説明するまでもないでしょう。
 ですから、多くの国は大統領には任期を設けていますし、議院内閣制のところは議会に任期をかけるコトで実質的な首相の任期をかけているワケです。
 
 では大統領制のところを見てみると、しかし以外と任期が長いコトに気づきます。
 アメリカは1期4年で、最大2期8年です。
 フランスは1期5年で、最大2期10年です。
 あとG7で比較しようと思ったんですが、サミットに参加する役職を調べると、大統領のいない日本とイギリスを除いても、あとのドイツ・イタリア・カナダも首相が参加のようなので、ごめんなさい、比較にならないですね。
 つまり、長いと思われている第2次以降の安倍内閣も現時点で4年半ぐらいですから、アメリカなら満期2期まではまだまだ折り返し地点、フランスなら1期すら終わっていないというところの長さでしかないと言えるワケです。
 
 この辺をどう考えるかでしょうね。
 いくらなんでも1年は短すぎます。
 そもそも1年では中長期的な政策はもちろん、計画する立てられないでしょう。
 しかしでは3年では本当に十分なのかどうかを考えたら、やえはちょっとまだ疑問がつきます。
 もし安倍総理が来年の自民党総裁選で再任されれば最大9年であり、確かに9年って長いとは感じます、歴代総理を比較しても9年は戦後で見れば前人未踏の最長とはなってしまいます。
 でもそれでも、アメリカ大統領よりは1年長い程度で、フランス大統領よりは1年短いっていう期間を、果たして「前人未踏の最長」なんて呼べてしまう環境が正しいかどうかというのは、よくよく考えなければならないのではないのでしょうか。
 
 わりとこれは国民のマインドの問題です。
 まずは3年をどう考えるか、では次は5年ではどうか、8年ではどうか、こんな感じで考えもらいたいです。
 もし素晴らしい政策を実行しているのに、単に“長いから飽きた”という理由だけで総理大臣がマスコミに叩かれて国民からも引きずり下ろされるようでは、それは国益を損なう行為に他ならないでしょう。
 果たして安倍総理はどういう理由でいまこのような状況になっているのか、本当に飽きたという理由だけではないのか、この辺はシッカリと考えるべきなのではないかと思うのです。
 



コメント:3

けん 17-07-27 (木) 7:24

歴代の総理大臣を見てみると、アメリカ1期分の4年に届く人が思いのほか少ないことに驚きます。

戦前まででは伊藤博文・桂太郎の2人
戦後の昭和で吉田茂・池田勇人・佐藤栄作・中曽根康弘の4人
平成では小泉純一郎・安倍晋三の2人

いかに短命かがよくわかります。
個人的には総選挙からの任期いっぱいを2期やって6年がちょうどいいと思うのですが、どうも芸能関係のブームのように1~2年というのが世間にはあるような気がします。かなしいことですが。

匿名 17-08-01 (火) 22:23

マスコミの世論調査の結果に飽きたなんてなかったがな
単なる個人的な思いつきじゃねぇか。

匿名 17-08-08 (火) 9:41

そりゃ調査の選択に「飽きた」なんて無いからな。 
実際に知り合いの中で政治にノンポリな人に聞いたら、飽きたという感想は本当にあったから、呆れたと同時に納得もしちゃったよ。

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