Home > マスコミ > 言葉狩り

言葉狩り Archive

さらっと事実改変・印象操作・世論誘導する沖縄2紙


 自民党若手議員の私的勉強会で講師として呼ばれていた作家の百田尚樹氏の発言を巡って、マスコミが大喜びで連日連夜取り扱っているコトは、ご存じの方も多いかと思います。
 詳しくは今日色々と取り上げる記事を読んで頂ければ分かると思いますので説明は省きますが、これについて名指しされた形の沖縄の琉球新報・沖縄タイムスの2紙が共同で抗議声明を発表しています。
 

 百田氏発言をめぐる琉球新報・沖縄タイムス共同抗議声明
 
 百田尚樹氏の「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」という発言は、政権の意に沿わない報道は許さないという”言論弾圧”の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない。 
 百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり、むしろ出席した議員側が沖縄の地元紙への批判を展開し、百田氏の発言を引き出している。その経緯も含め、看過できるものではない。
 
 (中略)
 
 政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。にもかかわらず、批判的だからつぶすべきだ―という短絡的な発想は極めて危険であり、沖縄の2つの新聞に限らず、いずれ全国のマスコミに向けられる恐れのある危険きわまりないものだと思う。沖縄タイムス・琉球新報は、今後も言論の自由、表現の自由を弾圧するかのような動きには断固として反対する。

 
 というワケで、沖縄2紙はギリギリ新聞の体裁を保とうとしているのか、「百田氏の発言は自由」とはしています。
 つまりは沖縄2紙としては、問題は「議員側が沖縄の地元紙への批判を展開し」の部分にあると言っているワケであり、では具体的にどういう発言がダメだと言っているのかと言えば、後段の「批判的だからつぶすべきだ―という短絡的な発想は極めて危険」というところに集約されているのだと、この声明文から読みとれます。
 上段にも、「政権の意に沿わない報道は許さないという”言論弾圧”の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない」とありますしね。
 「国会議員が政権に反するモノは潰す」と言うコトは言論弾圧だと、そう言っているのでしょう。
 
 確かに、「政権批判は一切許さない」「政権批判するマスコミはつぶすべきだ」という意見を、民主主義の体現者である国会議員が発したのであれば、これはかなり問題でしょう。
 なぜなら、国会議員は民主主義の体現者だからです。
 民主主義のもとに国会議員という立場にいるのですから、これを否定するコトは、自分自身を否定するコトに他なりません。
 よって、もし本当に「沖縄2紙が政権批判をしているからつぶそう」と国会議員が言っているのでしたら、大問題でしょう。
 
 でもその前に。
 マスコミは疑ってください。
 やえが色々調べた結果、「政権批判をしたから」という最も大切な論拠の部分について、これを証明されるモノは見つかりませんでした。
 百田氏の発言も同様です。
 マスコミがマスコミの言葉として「政権批判」とか「安保法案に批判的」という言葉は見えますが、しかしそれを証明する国会議員の発言もしくは百田氏の発言を見つけるコトは出来ませんでした。
 以下、国会議員の発言を引用していると思われる各紙の該当部分を引用します。
 
◆国会議員の発言

 出席議員が、沖縄の地元紙について「左翼勢力に完全に乗っ取られている。沖縄の世論のゆがみ方を正しい方向に持っていく」と発言(朝日新聞

 「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番。文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい」と発言した大西英男、同調するような発言をした井上貴博、 「(沖縄メディアは)左翼勢力に完全に乗っ取られている」と発言した長尾敬の3衆院議員は厳重注意処分。(デイリースポーツ

 
◆百田氏の発言

 百田氏は25日に自民党本部で開かれた勉強会で「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」などと発言。(産経新聞

 百田尚樹氏は「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。そこを選んで住んだのは誰やねん」「沖縄は本当に被害者やったのか。そうじゃない」などと答えたという。(朝日新聞

 百田尚樹氏が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に関し「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」と語っていた
 
 「飛行場の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる」
 「ですから基地が移転したら、えらいことになる」
 「はるかに高い」
 「米兵が少女を犯したら米兵は出て行けと言うのか」(日刊スポーツ

 
 さらに上記の日刊スポーツが、出席者の発言要旨をまとめています。
 ただこれはあくまで要旨であり、マスコミによる編集が含まれている可能性があるので、参考程度にしておいてください。

 ▽出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。
 
 ▽井上貴博衆院議員 青年会議所の理事長のときにマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。経団連も商工会も「子どもたちに悪影響を与えている番組ワースト10」とかを発表して、それに(広告を)出している企業を列挙すればいい。
 
 ▽別の出席議員 関連だが、沖縄の特殊なメディア構造を作ってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている。
 
 ▽作家の百田尚樹氏 (政府は安全保障関連法案に関して)国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ。
 ▽百田氏 沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。騒音がうるさいのは分かるが、選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる。基地の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる。ですから基地が移転したら、えらいことになる。沖縄に住む米兵が犯したよりも、沖縄県民自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。左翼の扇動に対して立ち向かう言葉とデータをもって対抗しないといけない。

 
 スポーツ紙が一番発言を取り上げているのはどういうコトなんですかと言いたくなりますが、それはともかくとしても、さて、マスコミの主観を除いた、議員もしくは百田氏の発言の中で、どこに「政権批判をするからマスコミをつぶせ」という発言があるのでしょうか。
 これら議員や百田氏の発言を冷静に常識的に読み取れば、「沖縄2紙は極端な思想を前提として事実でないコトを事実かのように書いているので、広告主に頼むなどしてつぶさなければならない」とまとめるべきではないのでしょうか。
 実際沖縄2紙が「極端な思想を前提としている」かどうかはこの際問題ではありません。
 事実としては極端な思想を前提とはしていないかったとしても、ここでの問題はあくまで「当該議員や百田氏が何を言ったのか」です。
 そこを純粋に考えたら、今出ている情報をもとにするなら当該議員や百田氏は「政権批判をした」からつぶすべきと言ったとは確認できないんですね。
 
 今回の問題の主旨は、「政権批判をしているから」という論拠が正しいのかどうか、です。
 
 「政権批判をしているから」そのメディアを潰そう。
 「捏造報道を繰り返しているから」そのメディアを潰そう。
 このふたつは全く違いますよね。
 そして前者を容認する人は少ないでしょうけど、後者を否定する人も少ないでしょう。
 この例でハッキリするように、「メディアを潰そう」だけではその賛否は全く判断できないのです。
 「メディアを潰そう」の部分だけで叩こうとしているマスコミや野党が多いですが、これは全く論としては筋が立っていないのです。
 むしろこれこそ、「批判」ではなく「叩き」でしかないのです。
 もし本当に当該議員や百田氏が「政権批判をする」やそれに類する主語を使っていたのでしたら話は別ですが、少なくとも今の段階でもそれを認めるコトはできません。
 それでしたら、これはかなり最初に戻ってもっと冷静に考えるべき問題になるのです。
 
 この問題、最初はそれこそ「自民党が政権批判するマスコミをつぶすと発言した」という趣旨で批判されていました。
 野党議員やマスコミが、そんな論調で叩いていました。
 でも時間が経つにつれて、徐々に論拠がスライドしていってるんですね。
 「自民党が政権批判するマスコミをつぶすと発言した」から、いつの間にか「国会議員の勉強会でメディアに圧力をかけろという発言があった」になって、そして「百田が沖縄を侮辱した発言をした」になっていますよね。
 昨日今日のテレビとかの取り上げ方は、「自民党の勉強会で」という枕詞を使いながら、矢面なのは百田氏自身に対する批判が中心でした。
 もう論拠が違ってしまっているワケです。
 これだけでも十分疑念を持つべき案件となっていると言うしかないでしょう。
 
 そして少なくとも沖縄2紙の共同抗議声明とやらは、ハッキリと「批判的だからつぶすべきだ―という短絡的な発想は極めて危険」と書いてあるワケですが、しかしでは「批判的だからつぶすべきだ」とは誰が言ったのですかと、本当にそんな発言があったのですかと疑うしかない抗議声明にしかなっていないのです。
 でも少なくとも今のところ本当に「政権に批判的だから」と発言した人物がいるとは確認できていない以上、それは完全にマスコミによる主語のすり替えであり、これこそまさしく「捏造報道」そのモノではないのでしょうか。
 これはかなり悪質です。
 誰も言っていないコトを、さもあったかのように事実化して、一方的に悪だと断罪しているんですからね。
 こうやって、さらっと事実改変・印象操作・世論誘導をしているんですよ、沖縄2紙は。
 
 そしてそんな報道機関は、それこそ「潰れて当然」なのではないのでしょうか。
 
 事実を伝えるべき新聞が事実の捏造をして、こんなコトは決して許されないコトです。
 飲食店で食中毒があったら営業停止ですよ。
 金融や商取引でも不正があれば行政処分が下りますよ。
 なぜマスコミだけが野放しなんですか?
 マスコミは事実を伝えるのが業務なのに、その主業務で意図的にしてもそうでないにしても間違いを犯したのであれば、それは当然罰せられるべきでしょう。
 マスコミだけは特別と言うのは、あまりにも傲慢です。
 むしろ、こういう大問題に対して国会議員が是正のために議論するっていうのは、至極当然のコトではないでしょうか。
 

マスコミも野党もこれまで散々「解散解散」言ってたクセに、いざ現実になるとなんでも反対になる不思議


 なんだかワケの分からないまま、大突風が吹き荒れています。
 言わずと知れた「解散風」です。
 どこから吹いてきているのかいまいち分からないのですが、まぁ間違いなくその一端を担いでいるのがマスコミであるというコトは間違いないでしょう。
 数ヶ月前からチラホラと解散の可能性をちらつかせ、ここにきて一気に突風に変えてしまったワケです。
 
 まぁそれはともかくとしましても、やえが一番メチャクチャだと思っているのが、その解散をちらつかせていた一番の張本人のマスコミが、解散がほぼ確定になった今の段階になってから、急に解散自体に批判を言う態度を見せているところです。
 なんですか、そのデタラメは。
 聞けば「大義なき解散」だとか、「消費税をここで上げなければ国際社会からの信用を無くす」とか、一体全体あなたたちはちょっと前まで何を言っていたのか本当に覚えていないのでしょうか。
 もう何度言ったコトか数え切れないワケですが、日本のマスコミっていうのは本当に日本の足を引っ張るコトしか考えてないのがよく分かります。
 
 その中でも一番デタラメだと思うのが、「解散総選挙を行うと巨額の費用がかかる。税金のムダ遣いだ」というモノです。
 何を言っているのでしょうか。
 衆議院というモノが憲法によって解散を明記している以上、それは解散するコトが主なのであって、それによってかかる経費は従でしかなく、よって費用を持って解散そのものへの批判をするというのは、むしろ憲法自体を否定するコトにしかならないワケです。
 もちろん憲法は改正できるモノですから憲法改正を主張するのは構いません。
 しかしその場合であれば、憲法の解散規定の方をどう帰るのかというコトを正面から主張すべきであって、それをせずしてただただ費用がかかるという主目的ではない理由で批判するっていうのは、あまりにも「卑怯な論法」と言うしかありません。
 
 民主主義という制度は、手間も時間もお金もかかる制度です。
 そんなのは初めからわかりきったお話です。
 でもそれ以上の価値があると見いだしているからこそ民主主義なんていうめんどくさい制度を採用しているワケで、それなのに今さらそこを主とした批判をするっていうのは、本末転倒というのか、卑怯な物言いでしょう。
 もし本当に「お金」を主目的とするのであれば、国会議員も総理大臣もたった一人にしてしまえばいいじゃないですか。
 一回の選挙で50年ぐらいの任期でやってしまいましょう。
 それが一番お金がかからないですよ。
 こんなコト言うと「極論だ」なんて言われそうですが、いいえ極論ではありません。
 「解散は税金のムダ遣いだ」という批判とはつまり「お金がかからないコトが正義だ」という論拠での批判なのですから、つまりそう主張する人は同時に「国会議員も総理大臣も一人で、選挙は50年に一回」と主張しているコトと同じなワケです。
 お金こそが主目的で絶対正義なら、そう言わなければウソですよ。
 これは極論でもなくでもなく、むしろ「解散は税金のムダ遣いだ」という批判の方が極論なんです。
 
 いまの雰囲気をよくよく覚えておいて下さい。
 選挙になって投票が行われたから、結果ばかりが目にいって、いまの雰囲気なんてすぐ忘れてしまいます。
 ですからいまをシッカリと意識して、この雰囲気を覚えておいて下さい。
 このマスコミの足を引っ張るコトしか言わない無責任さ、自分で散々煽っておいて、いざその通りになると一気に態度を急変させて批判を繰り返す、その足を引っ張るコトしか頭にない言動。
 よくよく覚えておいてください。
 
 そしてその勢いそのままに、自民党へのネガティブキャンペーンにも注意しておいて下さい。
 やえは決して自民党を批判するなとは言いません。
 それは正当な論拠があれば自民党だろうがなんだろうが誰でも批判する権利があります。
 それこそが、手間と時間とお金がかかっても守るべき価値のある民主主義の精神というモノです。
 ですから正当な論拠があれば批判すればいいでしょう。
 しかし麻生政権の時の自民党叩きは常軌を逸していました。
 自民党自身が民主党の根拠なきバラマキ政策を論拠を持って批判しても、その批判自体を「ネガティブキャンペーン」だとマスコミは断罪しました。
 でも、実際のところは自民党の批判が事実だったワケです。
 これはもういちいち言わなくても証明されていますよね。
 
 批判はあってしかるべきです。
 それこそが、手間と時間とお金をかけてでも守るべき民主主義の精神です。
 でもそれは論拠があってこそであって、論拠のないモノをネガティブキャンペーンと言うのです。
 しかしマスコミは、なんでも反対の雰囲気をもってそのままネガキャン戦法に出る可能性もあります。
 ですからよくよくいまの雰囲気を覚えておいて下さい。
 この異常な雰囲気を、です。
 

政治と国民との間に立ち塞がるはマスコミ


 麻生さんの発言を発端とした、問題とされている問題について一言言っておこうと思います。
 
 失言問題になると必ず出てくるのが「揚げ足をとられそうな発言をする政治家が悪い」というセリフですが、なぜ捏造された被害者が悪いコトになるのかやえにはさっぱり分かりません。
 だいたい今回の捏造なんて真意の真反対の意味に捏造されています。
 もしこんなコトを許してしまえば、政治家がいくら発言をしたとしてもマスコミのやりたい放題、世論もマスコミも思うがまま、政治家の発言もマスコミの思うがままで、日本はマスコミに牛耳られる世の中になってしまいます。
 政治と国民の敵はマスコミです。
 その上「揚げ足をとられそうな発言をする政治家が悪い」という国民からのセリフを聞けば、マスコミは高笑いが止まらないコトでしょう。
 無責任にもこういうコトを言っている人は、例え意識的でなくても、マスコミの手先となって先兵となって、政治と国民との間を引き裂こうとしている工作員に成り下がっているというコトを意識してほしいと思います。
 
 朝日新聞によりますと、麻生さんの発言の全文はこうです。
 麻生さんの発言なので、全文引用しておきます。
 

 麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細
 
 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。
 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。
 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。
 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。
 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。
 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。
 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。
 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。
 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。
 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。
 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。
 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

 
 さらに言うと、これはシンポジウムでの発言、つまり口語を文字起こししたモノですから、その辺も考慮する必要があります。
 しかし同じ朝日新聞は、この全文を出す前にこのような伝え方をしているんですね。
 

 【朝日新聞】 「麻生氏の発言…安倍首相は「ナチスの手法に学べ」と言わんばかりの今回の発言どう整理するのか。けじめつけなければ」
 
 「ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」
 
 普通に聞けば、ナチスの手法に学ぶべきだと言っているとしか受け止められない。事実認識にも問題がある。

 
 マスコミはネット配信の記事をいつの間にか改編するコトがありますので、まとめブログに引用されている方を引用しておきます。
 さて、この朝日新聞の日本語能力の低さはどう表現すればいいんでしょうかね。
 しかし、これだけでは「またアサヒか」で終わってしまうかもしれませんが、実はこの手の問題の根はそんなに浅くありません。
 日本報道検証機構っていうサイトさんがあるのですが、そちらのツイッターでこのような記事がありました。
 

 【調査中】麻生副総理の憲法改正をめぐる発言で、読売新聞が7月30日に掲載したニュースサイトの見出しを「ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演」から「改憲『狂騒、狂乱の中で決めるな』…麻生副総理」に改変していることが分かりました。https://twitter.com/YOL_politics/status/361978706891243523

 
 読売新聞でさえこのザマです。
 「ナチスの手口」と「狂騒、狂乱の中で決めるな」は、意味が全く逆です。
 「ナチスの手口を悪例として学べ」であれば麻生さんの真意である「狂騒、狂乱の中で決めるな」と同じ意味になりますが、日本語的にただ「ナチスの手口を学べ」だけだと、むしろその「悪例を好例として日本も使え」という意味になりますよね。
 そしてなにより、この全く反対の意味の記事を、一切謝罪も何も無くひっそりと改変しているのです。
 そう、これこそ「ナチスの手口」のまま、読売新聞はナチってるんですね。
 これを犯罪と言わずして何を犯罪と言うべきなのでしょうか。
 
 ですからいまやるべきは、こういう犯罪を平然として行っているマスコミを批判するコトです。
 こんなコトをいつまでも許していては、日本の政治はマスコミによってズタズタにされるでしょう。
 というか今までずっとマスコミによって日本の政治はメチャクチャにされてきました。
 それを打ち破るのは国民しかいないのです。
 
 しかし国民の側も、マスコミに対する姿勢として間違っているのが、これを「麻生さんの発言だから」という理由で擁護している人が少なくないという点です。
 これ、全く逆の立場だと、「麻生の発言だから、自民党の失点だから、マスコミの捏造には目をつむって、自民党叩きの材料にしてやろう」というコトになるワケで、結局理由なんてどうでもいいから自分の都合のいいようになるよう、その材料の善し悪しなんて問わない、目的のためには手段なんて問わないなんていうテロリズムの思想になってしまうのです。
 本来これは、「マスコミが政治家の発言を捏造した」から、マスコミを批判しなければならない案件です。
 本来ここに、発言元に対する自分のスタンス、好き嫌いなど入り込む余地は無いんですね。
 自民党だろうが民主党だろうが社民党だろうが、他人の発言を捏造するような機関は、もはやマスコミなんて呼べるシロモノではありません。
 ただの犯罪マシーンです。
 だからこそ批判しなければならないのに、結局その責を負う国民が、ただ単に好き嫌いだけで捏造という犯罪を擁護したり批判したり利用したりするのです。
 これではいつまで経ってもマスコミの高笑いは終わらないでしょう。
 
 ここを注意して欲しいのです。
 いま麻生さんを擁護している人も、「自民党だから」とか「麻生さんだから」という理由で擁護していては、それは自分達が大嫌いなサヨクと同じ穴のムジナになります。
 その態度は、「麻生の発言だから、自民党の失点だから、マスコミの捏造には目をつむって、自民党叩きの材料にしてやろう」と実は全く同じ構図であり、表裏一体でしかないのです。
 結局それは、好き嫌いによって、自分の立ち位置によってマスコミの捏造が許される、それを利用しようとする人間が一定数いるってコトなのですから、そんなのはマスコミの思うつぼ以外何者でもないですからね。
 また同時に「脇が甘いのが悪い」とか言うのも、マスコミの高笑いの燃料でしょう。
 ふと立ち止まって見つめ直してみて下さい。
 自分のその考えが、実は大嫌いな「マスゴミ」の暗躍に一役買ってしまっているというコトを。
 政治と国民との間に立ち塞がるはマスコミですが、しかしその実は、国民である自分自身がマスコミの先兵として政治と国民との間に立ち塞がっているかもしれないのです。
 よくよくここを注意して欲しいです。
 

ホーム > マスコミ > 言葉狩り

最新の更新
web拍手

面白かったらぜひ拍手ボタンを!
メッセージを送るコトも出来ます。
ブログランキング

政治 ブログランキングへ

幅を広げるために参加しました。
良かったらクリックしてください。
カレンダー
« 2017 年 3月 »
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
月別記事一覧
カテゴリー
最近のコメント(レスをツイッターでやってます)
最近のトラックバック
RSS
箱入りやえちゃん
 
過去ろーぐ!

平成23年10月以前過去ログ
平成14年から続いているんですよ!

Return to page top