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バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳

等しく国会議員であるという意識がない民進党


 たぶん民進党などの野党議員が一番ダメな点というのは、「与党も野党も関係なく自分たちは等しく国会議員という立場として同じ責任を負っているという意識が全くない」というところでしょう。
 前回のお話とあわせて、どうも民進党や共産党の議員さんは、「与党だから責められて当然。野党は責めるのが仕事なんだから自分たちが責められる筋合いはない」と、こう思っているフシがあります。
 言うまでもありませんが、まずこれが間違いなんですね。
 
 国民から見れば、全ての国会議員は与党も野党も関係なく等しく国会議員です。
 そりゃそうですよね、国会議員の選挙の際においては政党を選ぶんじゃなく(比例もありますが)基本的には人を選ぶのが選挙ですし、また与野党についても、選挙の際には全く完全に全員が一度無役になった上で選び直しなワケであって、例えば与党だと50人は無条件当選とかいう差はないのですから、やはり国民から見れば与野党も国民の投票の結果でしかなく、その選ばれたひとりひとりは等しく平等に皆国会議員なんですね。
 安倍総理だって、共産党の一回生議員だって、国政選挙で国民から選ばれた国会議員であるという事実を前にして、その責任は同じだというのは、むしろ当たり前の感覚と言っても差し支えないでしょう。
 ですから、「与党だから不祥事に厳しく野党だと甘い」なんて戯れ言は、制度上からも国民の意識からもあり得ない感覚だと言うしかありません。
 
 民進党など野党議員はこれが分かってないのです。
 国民は与党であっても野党であっても同じ国会議員として平等な目で見ているだけなのですから、そりゃ言ってるコトとやっているコトが違えば、そんな人に支持は与えないでしょう。
 野党なんだから批判される必要はないと言ったところで、国民はそうは考えてないのですから、そんな甘えた態度をとればそれだけ支持が失われるだけです。
 そうしていまの揚げ足取りとしか思えない批判しかできない野党が出来上がっているワケです。
 
 このお話というのは、どっちかと言えば民進党を批判する意味合いというよりは、健全な野党を育てる上で必要なお話となります。
 民進党への支持率が上がらないのは、国民の意識がすでにこうなっているからなんですね。
 確かに麻生内閣までは「特別な野党」で通っていたのかもしれません。
 与党への批判をしていれば野党の支持が集まっていました。
 それは事実です。
 でも、そんな“間違った意識”はすでに“改善”されました。
 ですからいくら野党が与党を批判しようとも、仮にそれが正しい内容の批判だったとしても、批判者が同じようなコトをしていれば「お前が言うな」と言われて当然でしょう。
 だって言う方も言われる方も“同じ立場”なんですからね。
 よって、いまの自民党と少なくとも同じ能力を持ち得る政党を育てるためには、「与党と同じ責任を自認する政党」を育てなければならないワケです。
 
 民進党が政権を取れないっていうのは民進党の勝手ですが、国会審議が揚げ足取りばかりになってしまうのは、それは国家国民にとって大変大きな損失です。
 果たして民進党がそれに気づくのはいつになるでしょうか。
 民進党が目覚めるのが先か、また分裂して無くなるのが先か、さてどうでしょうかね。
 



二枚舌民進党


 民進党が嫌われる理由を挙げるといくつも出てきてしまうワケですが、そのうちのひとつに、「言ってるコトとやってるコトが違う」「他人に厳しく自分に甘い」「二枚舌」というのが挙げられるでしょう。
 例えば民進党は他人の問題には地獄の底まで追いかけるという姿勢なのに対して、蓮舫代表の二重国籍問題や、山尾元政調会長のガソリンカードの政治資金問題などの自分の問題には責任を果たそうとしない姿勢なんか、その最たる例と言えるでしょう。
 その中で、この問題についても、実は民進党のこういう二枚舌体質が最も表れている例なのではないかと思うのです。
 

 「安倍首相は国会軽視」=山井民進国対委員長
 
 民進党の山井和則国対委員長は9日の記者会見で、安倍晋三首相の憲法改正に関する国会答弁について、「国会軽視、憲法軽視、国民軽視だ。これほど国民と国会をばかにした答弁は今までなかったのではないか」と批判した。
 首相は8日の衆院予算委員会で、民進党議員の改憲に関する質問に対し、「(自民党総裁としての考えは)読売新聞に書いてある。それを熟読してもらえばいい」と答えている。
 山井氏は「国民に説明せず、強引に憲法改正をする姿勢は言語道断だ。円満に(国会の)憲法審査会で憲法改正の議論をすることの妨げになったのではないか」と語った。

 
 民進党ってよくある国会での質問において「自民党総裁としてお答えください」って質問をかなり頻繁に行うのですけど、ではいざ国会の場以外で自民党総裁として発言すると「総理が謁見発言をした」と噛み付いているワケなんですね。
 これかなり矛盾してますよね。
 つまり、行政府の長としての総理大臣として国会の場に出ているのですから、国会の場では「総裁としては答えられない」と総理が答えるのは当然のコトなのに、だからこそ国会の場ではない場所で自民党総裁として発言したら、今度は「総理と総裁は同じなんだから国会軽視だ」と言い出しているワケです。
 こんなのいったいぜんたいどうしろって言うのかというお話なんですよね。
 もし普段から「総理はどんな場所でも総理としての発言になるのだから、国会においても総裁としての発言はすべきではない」と民進党が言ってるなら分かりますよ。
 でも総裁として出ていない場で総裁として答えろと言いながら、総裁として出ている場での発言を総理としての発言だと言い張る姿は、果たして本当に自分の言葉を理解しているのかどうかと疑ってしまうレベルでしょう。
 
 結局こういう姿が「言葉尻を捉えて批判したいだけだろ」と思われる原因なんですよね。
 もし本当に国会での議論を推進したいと思うのであれば、新聞紙上で発言したコトそのものを問うのではなく、それを踏まえた上で、では国会でさらに踏み込んだ有意義な議論にしましょうと言うべきでしょう。
 物事の本質を見極めて、それを前進させよう改善していこうという姿勢ではなく、とにかく安倍総理や自民党に噛み付くコトだけを考えているから、あちこちで矛盾を起こしてしまうのです。
 そして噛み付きすぎて、矛盾しているコトすら気づいていないのかもしれません。
 あまりにも滑稽な姿だと言うしかないでしょう。
 
 しかしそれでは日本の政治は良くはなりません。
 もしかしたらその日本の一番の不幸は、こういう矛盾だらけの姿の民進党に対してマスコミはキチンとこういう本質的な部分を指摘しないコトなのかもしれませんね。
 たぶんおそらく、民進党自身は自分たちがこれだけ矛盾を抱えているとは見えていないのかもしれませんから。
 



憲法改正安倍私案について


 先日、自民党の安倍総裁が読売新聞で憲法改正に関する考えを発表しました。
 一応これは総理大臣としてでもないというコトですし、また自民党としても正式な党内手続きを経て決定されたモノではなさそうなので、いまのところ「安倍私案」と呼ばせて頂きます。
 特に大きな話題になったのは9条の部分ですね。
 現行の9条第一項・第二項をそのまま残したまま、さらに自衛隊の存在について9条内に追記するという形をとるという、そういう発案です。
 これについて、簡単にはなりますが、やえの感想を述べておこうと思います。
 
 率直な感想を言えば、これに反対する日本人なんているんですかね?という感じです。
 まぁ自衛隊の存在すら反対しかねない共産党のような人達もいますし、その考え方そのものは存在を尊重しなければなりませらんから、反対なんてあり得ないとは言いませんが、それでもいまさら自衛隊の存在を否定するというのは、あまりにも現実が見えていないと言わざるを得ないでしょう。
 9条の一項や二項については、確かに様々な意見があり、ある意味最も日本にとってセンシティブな、下手をすると真面目に国を二分してしまいかねない難しい問題です。
 ですから、それをひとまずそのままにしておき、しかし9条に自衛隊を明記して、自衛権についてはハッキリと憲法の中で存在を明らかにしておくというのは、様々な意味で有効的な手段ではないでしょうか。
 安倍さん、上手い手を考えついたモノです。
 
 もちろんそれ以外の部分で異論があるというのも、それはそれでそれぞれの事情があるんでしょうし、あってしかるべきだとは思います。
 例えば自民党内で言えば、最初にも言いましたように、この安倍私案は自民党の組織内手続きで正式に通ったモノではありませんし、まして自民党には野党時代に組織として正式決定した改正草案がありますから、それを無視するような形をとってしまった安倍総裁に対して異論を言うというのは、組織人としては間違ってはいないと思います。
 また、行政府が立法府を権限を侵したなどと言っている人はさすがに飛躍しすぎてイチャモンレベルだとは思いますが、手続き論はそれはそれで大切なモノですから、手続き論について自論を述べておられる人も、それはそれで間違ってはいないでしょう。
 それぞれの立場において、その立場での発言は、尊重されるべきです。
 これらの議論は憲法の中身の議論ではありませんが、これはこれで必要な議論でしょう。
 
 もしかすれば、一項や二項を残すコトに不満を口にする人もいるかと思います。
 しかしそれは、やはり現実をキチンと見てからにすべきじゃないかと思うんですね。
 結局そういう人って0か1かでしか物事を見れない人でしかなく、しかし現実というのは1回で全てが達成されるコトなんてあり得ないワケで、成果というモノはなにごともコツコツと積み重ねていった上での結果でしかないワケです。
 憲法改正がいかに難しい問題かは、ちょっと考えれば分かるコトのハズです。
 やえだって9条は、他国並みに戦争ができる形にすべきだと思っています。
 しかしだからといって、今回の安倍私案に反対するというのは筋が違うでしょう。
 まず「9条を改正した」という事実と、その積み重ねが重要なのです。
 そういう意味で、この「反対しにくい改正案」は、安倍さんのかなりの妙手だと評価できるんだと思っています。
 
 これから色々な議論が起きるでしょう。
 しかしこれは安倍さんもおっしゃっているように、議論はどんどんすべきです。
 そしていずれ来たるべき日に、もっとまともな、世界に誇るコトのできる憲法に直さなければなりません。
 まずはこれがその第一歩になればいいなと思います。
 



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