Web投げ銭

 (・∀・)イイ! ものハケーン。
 かの有名な『ろじっくぱらだいす』にて、このような提言がありました。
 
Web投げ銭の提唱
 
 あるサイトを見た人がそのサイトに対して「投げ銭」するというものです。
 簡単に例えると、大道芸人や路上ミュージシャンに対しておいてある空き缶にお金を投げるのと同じ感覚で、サイトにもお金を投げようというものです。
 つまりサイト管理者が大道芸人というわけです。
 
 この感覚はかなり的を射ていると思います。
 インターネットというのはリアルワールドでいう路上に等しいのではないかと思うのです。
 ただの路上だけではそれは通る路にしか過ぎません。
 もちろんリアルの路は通るためにあるのですが、ここでは露店を許された歩行者天国の路と考えてください。
 そのただの路を彩って楽しいストリートにするのが路上や大道芸人やミュージシャン達です。
 インターネットだって、サイトがなければただの通信回線です。
 無機質な通信回線を彩って楽しいネット界を作っているのがホームページ・サイトでしょう。
 
 また、ほとんどのサイトは個人で無償でやっています。
 大道芸人達も多くはそれだけで収入を満たしてはいないと思います。
 そしてそんな大道芸人やミュージシャン達はプロを目指してやっているのだと思います。
 しかし現在の力量ではプロの舞台に立てないけど多くの人に見てもらいたい。
 だからこそ個人で出来る最も大舞台の路上という場に出て自分をアピールしているのでしょう。
 これも個人サイトと似ていると思いませんか?
 路上芸人達よりは割合は下がるでしょうが、個人サイト運営者だってもし機会があればプロの場に出てみたいと思っている人が結構いると思います。
 オレもそうです。
 「ネット思想家・天堕 輪」という名で本を出していたたげるという出版社の方がいれば是非メールをおながします。
 
 最近の個人サイトの流行というものは、今までは芸能界なり出版界なり音楽界なりプロだけしか世に自分をアピールする場が無かったけど、今はネットというものによって誰でも無料かそれに近いお金で自分を世界にアピールできる、という動機から大流行しているのだと考えられます。
 そしてネットにて大成功した者の中にはリアルワールドでマスコミ等に取り上げられて、プロとして活動している人もいます。
 この辺は全く路上芸人と同じだと言えます。
 
 こういう現象を「個人の自立」だなんて言って文章書いたらマスコミ受けしそうですけど、オレはそうは思わなくて、これらは「個人の欲求」だと思っています。
 やっぱり社会の多様化というものは確実にそうなってきていますし、またある程度日本では仕事以外に別のことをやる余裕というのが出来てるんでしょう。
 欧米に追いつけ追い越せ、という時代はもう終わっていますから。
 また、社会の受け皿も多様化とともに大きくなってきているのだと思います。
 例えば、コミックマーケットが象徴の同人界などは、ちょっと絵が上手ければ簡単にプロデビューできてしまう時代です。
 単行本出せば一万本簡単に出るそうです。
 オタク業界に不況無しという言葉もありますし、これからの時代はオタクが世を支える、なんて言っている人もいます。
 個人の「出す欲求」「受ける欲求」というものが強くなってきた証拠でしょう。
 
 さて、話を戻して「web投げ銭」ですが、提唱者のワタナベ氏はこれが普及することについての予想される問題を提示しています。
 詳しくはそちらを読んでいただければと思いますが、やはり基本は大道芸人の考え方なんです。
 つまり大道芸はタダで見ても問題ないし、見る側の意志によってお金を投げ入れてもいいわけです。
 全ては見る側の意志であり、「ネットなんかにお金を払いたくない」と思うのであればそれはそれでいいんです。
 「おっ、ちょっと面白そうなことやっているからのぞいて見てやってやるかぁ」と金を投げずに見てもイイですし、
 「全然興味ないから素通りだね」でもいいですし、
 「のぞいてみたら以外と面白かったじゃねーか。今ちょっと小銭が重いから投げてやるか。( ・∀・)つミ?ホレ」
 でも全然問題ないんです。
 全く持って大道芸人の法則と同じ感覚でサイト管理者に対して「投げ銭」できるようになるのです。
 重要なのが、「見る側主体の意志で、今まで見たモノに対して評価の金を投げ入れる」ということです。
 ワタナベさんもおっしゃっていますが、将来の投資で投げ銭してはいけないということです。
 つまり個人サイトは、いつ閉鎖されてもおかしくないのです。
 それに対して「投げ銭したのに閉鎖するんじゃねーよ」と言ってはいけないのです。
 あくまで今までの出し物に対して投げ銭するのです。
 また、しないのも自由です。0円投げ銭するわけです。
 それ以下なら素通りできます。
 
 技術的には近々できるようになるそうです。
 特にネット専用銀行「イーバンク」だとかなり理想的なweb投げ銭が実現できるらしいのです。
 その辺も詳しく「ろじぱら」に載っているのでご参考ください。
 オレはやりますよ、これ。
 参加表明です。
 だってお金欲しいんだもん(笑)
 というのは半分冗談ですが、だって「ネット思想家」だなんて言ってこんな小難しいアクセスも回らないようなサイトが、金儲けになるわけがないじゃないですか。
 でもね、やっぱりモチベーションが上がりますよ。
 特に、逆に専門的小難しい内容ですので、アクセス数以上に濃い評価を与えていただけるのではないかと妄想しているんです。
 大見得を切ると、「侍魂の一アクセスより、堕天使の槍の一アクセスの方が重い」と言いたいわけです。
 もちろん妄想です。
 でも、そういう夢を見てモチベーション上げるのも手だと思うんですよ。
 なんだかんだ言って「ろじぱら」の投げ銭のページ読んだら3秒後にこの文章書いてるんですから(笑)
 
 ネット思想家・天堕 輪は、個人サイト管理者に夢と希望を持たせる「web投げ銭」に参加表明します。
 
 
 
 

 
【楽屋トーク】
 

 
 
 
ここまで読んで、「日本版PAYPALって面白そうだな」と思った貴方!先を読む力のある貴方!どうせ後から口座を作るなら、今作りませんか?


イーバンク銀行株式会社(紹介ページ)
(リンク先は「
ろじぱら」のイーバンク紹介ページです。下までスクロールしてください)

こんな素晴らしい理論を提唱したワタナベさんに、少しでも感謝の気持ちを表してもいいと思います。
どーせ作るんなら、少しでも恩返しを。
 もちろん私はもう申し込みましたよ。
 元々ネットバンクを持ってた方が便利だなと思っていましたし。
 
 
 

 
【楽屋トーク2】
 

 
 
 
 だって、こう書いてリンクしておけば、もしかしたらワタナベさんが我がサイトを見てくれて、宣伝していることに感動してくれて、あまよくば相互リンクなんてものをしてくれるかもしれないじゃないですか。
 そしたらもうアクセスアップうひょひょひょひょひょですよ。
 
 
 
 
 ・・・・・・と、そんな下心なんて全くないですよ、そんなこと全然思ってないですよ。。。。。。。(笑)
 
 もう一回言っとこうかな。
 
 もちろん私はもう申し込みましたよ。
 
 
 
 
 願わくばこの考えが、個人サイトに福音をもたらすことを。



2002/02/02