最近周りの動きが慌ただしく追いついていくのがやっとの、バーチャルネット思想アイドルのやえです。
おはろーございます。
この挨拶しつこくいきます(笑)
さて、北朝鮮に拉致されていた一部の方々が帰国され、いろいろな情報が出てきています。
ニュースも拉致一色です。
家族の方々も政府の方も、そしてそれらを見ていた国民も様々な複雑な思いをしていると思います。
飛行機から降りてきたときに力強く手を振っておられた姿を見るとホッとした気持ちになりましたが、記者会見ではこわばった表情で一言しかしゃべらなかったりするのを見ると、やえも色々なことを思い感じてしまいます。
しかしまだもう少し情報や状況が出そろってからでないと不確実で間違った事を書いてしまいかねませんので、一時帰国された方々についての事を色々書くのはまだ時期尚早と思い、もうしばらく見守っていきたいと思います。
食い付きだけは求めるけど責任は取らないというバカな突っ走った報道はマスコミだけで十分でしょう。
しかし小泉首相が訪朝するときから盛り上がったこの世論ですが、やはり少々ヒートアップしすぎのようで、やえは少し心配です。
いえ、盛り上がっているのがダメだと言っているのではありません。
あまりにも北朝鮮全体のことをロボット悪辣国家と言い過ぎているのが気になるのです。
一昔前に言われていたような戦前の日本のような扱いです。
一昔前までは戦前の日本のことを、軍部に騙されてた、政府に騙されてた、国民はマインドコントロールによって操られていた、とこんな風に言われていました。
しかしこんなことはあり得ません。
いくら当時に生きていなくて情報が少ないからと言って、情報発信者の自分の都合のいいような情報に、事実を曲げて伝えると言うことはあってはならないことです。
例えば一昔前の北朝鮮に対する評価です。
ちょっと前まで北朝鮮のことを「この世の楽園」だと流布していたマスコミはたくさんありました。
北朝鮮の情報が少ないことをいいことに、共産主義の国だという自分の都合のいい勝手によって北朝鮮のことを事実を曲げて報道してきました。
その結果どうなったでしょうか。
全体主義、飢餓、核疑惑、不審船、拉致・・・。
挙げればキリがありません。
朝鮮戦争から数十年。
これらの事実を全て共産主義だからという勝手な理由だけで隠匿し、さらに美化までして北朝鮮のことを紹介されつづけてきた結果、このような現状になってしまいました。
こんな過ちを繰り返してはいけません。
今後北朝鮮はどのような態度を取り、どう進展していくのかまだまだ変わりませんが、しかし日本側も空気だけに載って突っ走ってしまえば取り返しの付かないことになりかねません。
冷徹になれ、とは言いませんが、しかし事実を事実として受け止める勇気も時には必要なのです。
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、もちろん北朝鮮は我が国から見れば悪の国家です。
悪の国家ですが、「交渉なんて必要ないぃぃ。今すぐ宣戦布告しろぉぉぉ。あんな国は滅ぼして早く拉致被害者を解放しろぉぉぉ」なんて言っているだけでは何にも解決しないと思います。