昨日は東京事変・ザ・林檎ちゃんのライブに行ってましたー。いやん、盛り上がりましたー。いえいいえい。
　今日もまだまだ頭の中は林檎ちゃんの曲が無限ループしていますー。
　ちゃららっちゃららっちゃららっちゃらららっらっらー♪
　
　
　小泉内閣メールマガジン 第176号 ========================== 2005/02/17
　
　［らいおんはーと　〜　小泉総理のメッセージ］
　●　京都議定書の発効
　小泉純一郎です。
　昨日１６日、地球温暖化を防ぐための京都議定書が発効しました。８年前にこの議定書が採択された京都の国際会議場には、議定書作成に努力した世界各国の関係者や一般市民が集まり、記念行事が行われました。私も、官邸からテレビ会議で参加しました。
　
　やえです。
　おそらく今日のメルマガにはこの話題が来るでしょうと思っていたんですけど、予想通り環境問題の京都議定書のお話ですね。
　
　地球温暖化の原因と考えられるのが、私たちのふだんの生活からも発生する二酸化炭素などの温室効果ガスです。このまま温室効果ガスの排出を続ければ、地球規模で、そして将来の世代にわたって、さまざまな影響が生じます。
　
　ふだんの生活から発生する二酸化炭素などの温室効果ガスっていうモノをパッと思い出そうとしたらですね、まずはエアコンを思い浮かべるでしょうか。
　次に自動車、後は・・なんですか？ええと、うーん、工場とかですか？
　でも工場って「ふだんの生活」ではない気もしますし、もちろんそれはそれで重要なのでしょうけどね。
　正直なところ、なかなか、どうしたら二酸化炭素を減らすコトが出来るのかって、分からないですよね。
　地球に悪影響を与えるっていうのは分かっているんですが。
　
　日本は、議定書の採択以来、一日も早く発効するように、各国に参加を働きかけてきました。地球温暖化防止のために世界が協力していく枠組みがようやく発効したことを心から歓迎します。
　
　で、結局アメリカは脱退したままのようです。
　こちらの表によると、なんと３割以上のガスはアメリカから出ているみたいなんですが、これではちょっとワガママですよね。
　ただ、それはそれとして、アメリカが脱退した時に世論は「アメリカ抜きでも発効すべき」と言っていましたよね。
　そしてそれは実現されたのですから、これは評価すべきでしょう。
　言うだけ言っておいて、いざそれが実現されたら、さらに違う問題、例えば「アメリカを入れるべきだ」とか言って、評価をしないという姿勢は間違いだと思います。
　もちろん「アメリカに加入させるべきだ」という意見はもちろんだと思いますが、それはそれです。
　この辺の、世論やマスコミの一貫しない態度には、やえはいつも疑問に思うのです。
　
　日本は、世界の先頭に立って地球温暖化対策を進めていきます。日本には太陽光発電や燃料電池、低公害車など優れた環境技術があります。こうした技術を各国へ普及し、地球規模での温暖化対策に貢献していきたいと思います。
　
　で、対策です。
　この度の京都議定書というモノは、２０００年の排出量から換算して日本は６％削減しなければならないそうなのです。
　しかし２０００年から数えて、今すでに数パーセント排気量が増加してしまっているらしくて、つまり京都議定書を遵守しようとしたら今の排気量から１５％ぐらい削減しなければならないんだそうです。
　とてもキツイみたいですよ、専門家とかのお話によると。
　まぁ小泉さんはそれを踏まえて努力するとおっしゃっているので、もしかしたら税金面とか、けっこうオイシイ政策とかやってくれるかもしれませんね。
　
　米国など温室効果ガスを多量に排出している国でいまだに京都議定書を批准していない国がありますし、中国やインドなどの国には温室効果ガスの排出削減目標を達成する義務がかかっていません。今後は、より多くの国が共通の仕組みのもとで温暖化防止のために協力していけるように、努力してまいります。
　
　あら、中国とかは義務がないんですか・・。
　勝手なイメージですけど、さっきの表には載っていないですが、中国も、ロシアとかそれ並みに排出量が多いような気もするんですけどね。
　まぁ勝手なイメージですけど。
　
　日本は、温室効果ガスの排出を、２００８年から２０１２年の５年間の平均で、１９９０年レベルから６％削減する義務があります。２００２年は、逆に８％増えましたから、合計で約１４％削減しなければなりません。
　
　おっと、正確な数値を小泉さんが語ってくれてますね。
　しかしホントこれはきつそうですねぇ。
　果たしてこれからどのような具体的な政策を打ち出すのか注目です。
　
　日本の削減目標の達成は決して簡単ではありませんが、政府の公用車を３年間ですべて低公害車に切り替えたように、これからも政府が率先して対策をとるとともに、国民一人ひとりの行動を支援して、温暖化防止に向けた行動の輪を広げていきたいと思います。
　
　えーと、聞いた話によりますと、その自動車、パワーなさ過ぎで評判悪いんだとか・・（笑）
　どうですかね、こういうので本当に１４％削減できるんでしょうか。
　ちょっと不安です。
　
　京都議定書の発効は、地球温暖化防止に向けた大きな一歩です。かけがえのない地球を子や孫の世代に、より美しく保全していくために、世界のみなさんとともに協力していきましょう。
　
　大儀はそうですね。
　しかしそれだけではなかなか人は動かないのが現実ですし、だからアメリカも加盟しようとしないワケで、だから理念以上の動機というか、利益になるような方向にいけばいいんですけどね。
　同じ性能なら環境の優しい方の製品を買おうとか、多くの人がそう思えるようになったら、とてもいい方向に行くんでしょうけど、うーん、なかなか難しいのではないかと思います。
　ともあれ、議長役を務めた以上は必ず京都議定書の目標値をクリアする必要がありますから、頑張らないといけませんね。
　小泉さんもがんばってください。
　
　
　
　［ニッポンの元気］
　●　菜の花は地域と地球を救う（元滋賀県愛東町長　植田茂太郎）
　「えーっ、菜の花が燃料になるのか」と小泉総理が感心された。
　去る１月１３日首相官邸で開かれた「農業・農山漁村の明日を語る会」で、愛東町の菜の花エコプロジェクトを紹介した時のことです。
　
　元気プロジェクトの一環の特別寄稿です。
　で、えーと、菜の花の樹液（？）が燃えるって学校で習いませんでしたっけ？
　まぁ燃料になるかどうかはまた別問題かもしれませんが。
　
　琵琶湖を汚す家庭からの廃食油をなんとかしようということがきっかけでした。すでにドイツでは、軽油に代わる燃料としてナタネが活用されていました。だとしたら、廃食油の燃料化も可能ではと、ひと粒で二度おいしいアイデアを考え出されたのが、せっけん運動以来ずっと愛東町の環境問題にご指導いただいている滋賀県環境生協理事長の藤井絢子さんです。
　
　琵琶湖って汚なすぎらしいですからね。
　しかし今まで捨てていたようなモノを使えるのならいいですね。
　しかもその捨てていたモノっていうのが環境汚染になっていたのなら、さらに一石二鳥ですね。
　
　公用車がてんぷらを揚げるにおいをさせながら動き出した時は、本当に驚きと感激でした。
　
　び、微妙・・・。
　
　転作田に菜の花を栽培し、花を楽しんだ後搾油します。純粋の国産ナタネ油として学校給食や家庭で活用、食用後は廃食油として回収します。この廃食油はせっけんとバイオディーゼル燃料に再生し、公用車、トラクター、菜の花開花時の夜間照明用発電機に活用しています。
　
　うう、てんぷら臭のするトラクターまで・・（笑）
　もういっそのコト、民間にも義務づけたらどうですか。
　てんぷら臭のするタクシーとか、てんぷら臭のするバイクとか、みんなてんぷら臭がするので、誰も気にならなくなりますよ。
　で、「てんぷらの町」とか売り出せばいいんじゃないでしょうか（笑）
　
　現在、菜の花の栽培面積は、１０ｈａと少ないですが、大きな波及効果を生んでいます。
　（１）子供たちの環境体験学習の場となり、（２）春の風物誌として多くの観光客を集め、菜の花畑の真中にある「道の駅あいとうマーガレットステーション」では年間４０万人の人々が訪れ、環境こだわり農産物など約６億円を売上げ、（３）何よりも生産者の皆さんがやりがいを持って元気に働いており、健康で、特に女性は県下一の長生きの町となっています。
　
　なんかほのぼのしてますね。
　でも、てんぷら臭のする車が普及すれば、菜の花栽培も増えるコトになるでしょうし、さらなる波及効果が期待できますね。
　ただし、その代償として、日本全体がてんぷら臭にまみれます。
　
　バイオディーゼル燃料は、石油と異なり、発生する二酸化炭素の量は菜の花が大気中から吸収した量と同じとみなされ、地球温暖化防止に役立つということです。今では愛東町のこの小さな取組みが、全国に発信され、多くの自治体や団体で取り組まれています。本当にすばらしいことです。
　
　素晴らしい。
　環境対策にもなるてんぷら臭。
　日本はてんぷら臭で救われますっ！！
　
　しかし、菜の花栽培の採算性の問題、バイオディーゼル燃料の課税や規格の問題など課題もあります。国として、この菜の花エコプロジェクトに、ぜひ力を入れていただきたいと思います。
　
　ここで衝撃の発言。
　なんと採算性が悪いみたいです。
　かなりこれはダメなんじゃないでしょうか。
　まぁそれはそれとしまして、課税とかの問題は、これはもう小泉さんに頑張ってもらいましょう。
　今環境税というモノを作ろうとしていて、けっこう反対が大きいワケですが、その一方、こういうモノに対しては課税を低くするという、アメとムチじゃないですけど、その使い分けをすれば、効果もよりあがると思います。。
　自動車ですと、軽自動車はもっと税金を軽くするとかですね。
　さらにはてんぷら臭のする車になら、もっともっと税金が安くなると。
　名付けて「てんぷら臭大作戦」
　微妙です。
　
　
　
　［編集後記］
　今日１７日、愛知県常滑（とこなめ）市沖に成田・関空とならぶ空の拠点として中部国際空港（愛称：セントレア）が供用を開始します。
　
　はい。
　その愛称、ホントどうにかなりません？（苦笑
　
　１３日に行われた開港記念式典には私も出席しましたが、来月開幕する「愛・地球博」の名誉総裁でもある皇太子殿下が「「愛・地球博」の空の玄関ともなります。国内はもとより、世界の各国から多くの人々をお迎えできることを、大変うれしく感じております。」とのすばらしいお祝いの言葉を述べられました。
　
　愛・・・、愛ですよ、愛。
　今年も卓球の愛ちゃんとか、ゴルフの藍ちゃんとか、活躍が期待できそうですね。
　
　地球規模での交流がすすむ今日、国際拠点空港は我が国の国際競争力向上の核となるものです。小泉内閣が掲げる２０１０年までに日本を訪れる外国人旅行者数を１０００万人に、２００６年までに海外からの対日投資を倍増するといった目標に向けて、中部国際空港が多くの人・物を迎えてくれることと期待しています。（せいけん）
　
　はい。
　それは分かるんですが、でもやっぱり首都である東京の近くに国際空港があった方が効果が高いと思うんですけどね。
　なんだかんだ言って、羽田にはそれなりに土地が余っているんですから、もう羽田を完全国際化すべきだと思います。
　過去にいろいろなコトがあったのは分かりますが、過去に縛られたままでは何もなりません。
　観光客倍増計画を達成するためにも、その辺をもっと考えてもらいたいと思います。
　そういえば、せいけん先生、最近野党にいじめられてますけど、大丈夫ですか？（笑）
　まだまだ粘着は続きそうですけど、がんばってくださいね。
　
　今週の小泉メルマガレビューでした。
　
　
　バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
　

　
　なんという事だ。
　明らかに今月は金の使いすぎだ。
　というか、今年に入ってからかなり使い込んでしまった気がする。
　先週の週末だけでも、これやら、これやら、これのマンガやら、これのＤＶＤＢＯＸやら、このサウンドボードやら、さらにはえっちでよくないＤＶＤやら、買いまくってしまった。
　またその日は某友人と行動していて、夜はほどほどのメシを食い、さらに夜にはほどほどのお店に行って、ほどほどにハッスルして、最後にほどほどに帰ってきた。
　
　なんぼつかったねん。
　
　もちろんその友人とは、えっちでよくないＤＶＤが家にありすぎて、部屋にはもう置けなくなってしまったから、それを中古屋に売り、さらにそのお金でえっちでよくないＤＶＤを買うという、例の強者である。
　こいつといるといろいろとよからぬ買い物もしたり、またその日はかなり久しぶりなアキバ探索だったため、いつもよりリミッターが外れていた、というか外したのだが、そのせいもあっていつもより余計に買ってしまったのだ。
　ヲタクのヲタクによるヲタクのためのマンガである『げんしけん』の一節に、「買わずに後悔するぐらいなら買って後悔する」というのがあったようななかったような気がするが、まさにオレはそれを体現してしまっている。
　さっきのこれであるが、このサイトでは両方あわせて３５００円程度で買えるのに、オレはアキバで５０００円つぎ込んで買ってしまったのだ。
　正直、今これを書きつつショックである。
　
　だいたいにして、今年買った大きな物を逐一思い出すだけでおそろしい。
　
　ドラクエ８を買い、いたすとスペシャルを買い、ＰＳＰを買い、ニンテンドウＤＳを買い、風雲幕末伝を買い、ランブルローズを買い、世界の中心で愛をさけぶの映画ＤＶＤを買い、ドラマＤＶＤを買い、高級ヘッドホンを買い、劇団四季のオペラ座の怪人を見に行き、ゴルフにも行って、マンガやフィギュアやＣＤなんかはもう数えたくないぐらい買ってしまっている。
　この後も予約していたりする物が、新選組のＤＶＤＢＯＸ２巻セットやらガンスリンガーガールのＤＶＤＢＯＸやらローゼンメイデンのＤＶＤも欲しいし映画オペラ座の怪人のＤＶＤは早くでないかなと体育座りでパンチラしながら待っている状況でありおいＤＶＤばかりかよと言わんばかりのラインナップである。
　ブルマからのパンチラよりも男子の短パンからの方がパンチラする確立が高いというのは早急になんとかすべきである。
　それよりもブルマ復活を願うところである。
　ＤＶＤは高すぎる。
　そもそもどうしてＮＨＫのＤＶＤはあんなに高いのか。
　えびちゃんの件で受信料が減ってしまった穴埋めかと思ってみたが、不祥事が起きる前から高かったので、そうでもないらしい。
　一度、地元広島の復興物語でもあるマツダロータリーエンジンを取り扱ったプロジェクトＸのＤＶＤを物色したことがあるのだが、なんとたった一話で３８００円もするという驚愕の事実にぶち当たってしまった。
　一話で３８００円である。
　本来受信料で放送も制作費も賄っているＮＨＫからすれば、ＤＶＤも原材料費と流通代だけで十分のハズではないのか。
　自慢じゃないが、オレはちゃんとＮＨＫの受信料は払っとる。
　過去ＮＴＴの未払い期間が発覚した事のあるオレだが、ＮＨＫは引き落としになってしまっとるので、拒否すらできないのである。
　これは陰謀だ。
　サヨク風に言えば搾取されているのである。
　搾取だ、サクシュ。
　革命を起こすしかオレには手はないようだが、数千円で革命を起こしていてはオレの身が持たんので、勘弁してやっているのだ。
　貧乏人は自分で買った２／１５に特売で売っているチョコを食べれば良い。
　あれは泣ける。
　カスミンというオレの大好きな幼女が出てくるアニメがあるんだが、あれもＮＨＫだからＤＶＤが高い。
　かすみんという名前もどこかひっかかるところがいかん。
　というわけで、今年はすでに相当金を使ってしまっているのだ。
　
　一応オレにも冬のボーナスというものが出たんだが、ボーナスに備えて何か大きな買い物をしたとか、ローン払いがあるとか、そういうのは一切なかったのにも関わらず、すでにボーナス分も遙かに超えた金額の買い物をちょくちょくしてしまっている希ガス。
　環境問題。
　それでいて、さらに問題なのが、この日曜日はかのワンダーフェスティバルが控えているという事なのである。
　
　上で紹介したえっちでよくないＤＶＤ大好き人間とえっちでよくない感じのするフィギュアちゃん達を買いあさりに行くことが決定しているこのイベントだが、つまりさらに金を使ってしまう可能性があるわけだ。
　なんとオレも用意周到なもので、すでに３万円分ぐらいは千円札にしてある。
　コミケットなどのイベントでは千円札を用意しておくのが礼儀だ。
　ということはまてよ、おいお前、３万円分買うのは決定なのか。
　ということなので、今から１９９９年恐怖の大王が降ってくるのではと思うぐらいの恐怖に全身をふるわせているところであるのだが、あなおそろしや、どうなるかは神のみぞ知るところである。
　
　そんなわけで、急に節約モードに突入するハメになった。
　こんなに給料日が待ち遠しい月もないんじゃないかと思うぐらいだ。
　雀の涙しかもらえない給料をアテにしても焼け石に水の気がするんだが、もっとよこせガッデム。
　やはり革命しかないのか、サクシュサクシュ。
　しかしそんな折、本屋にふと寄ったのだが、ここでまた本を買ってしまった。
　本屋に行くと、ついつい５０００円ぐらい買ってしまう悲しい習性があるんだがオレは、やはりかなりの金額分本を買ってしまったのだ。
　つい数時間前に節約宣言をしたのに、この有様である。
　さだまさしの「関白宣言」よりむなしい宣言だ。
　なんと資本主義のこわいことか。
　やはり、共産主義とは資本主義がある程度進んだ後に移行するのが正しいと未だに信じているアカの連中に倣って、ここは革命しかないのか。
　出来れば無血革命を望みたいが、おそらく血は流れるだろう。
　オレのケツから。
　オレはぢではない。
　あな（穴）おそろしや（下品
　
　そんな恐怖におののきながら、オレは明日もアキバに行くのでしたo
　

　
　２００５年２月×日。
　我々はある一つの情報をキャッチした！！
　今月２０日、都内某所において、日本全国から犯罪予備軍が一斉に集結するというのだ。
　詳しく話を聞くと、どうやら年に二回、その大集会が開催されているとの事。
　２０日は、その一回なのだそうだ。
　
　しかし分かったことはそれだけであり、それ以上の情報を得られないまま当日を迎える事となってしまった。
　こうなれば、我々が危険を承知の上、覚悟を決めて直接その集会に潜入し、そして一人でも多くの人にこの事実を伝えなければならないのではないか、それがジャーナリストとしてのつとめだと信じ、決死のレポートを試みることとなった。
　
　これはその勇敢な二人の男達の潜入劇である。
　
　
　
　
　
　潜入！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　犯罪予備軍が全国から集結！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　その全貌を二人の男達が
　
　
　決死のレポート！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　〜君、死にたもうことなかれ〜
　
　
　
　
　
　
　
　
　情報提供者によると、前々からマークしていた犯罪予備軍全国集会の開催日をついにキャッチしたという事だったのだが、しかしここまで踏み込んだ以上、自分の手ではその集会を明らかにすることが不可能になってしまったそうで、それで我々にタレコミしてきたという。
　よって、今日彼には同行願えなかった。
　正直言えば、身震いする部分もあるのだが、しかしこれは誰かがやらなければならない事であり、それを知った我々の義務だと今は思っている。
　責任を持って我々が最後までレポートしよう。
　
　
　場所は空かせないが、都内の某有名イベントホールが会場であった。
　まず我々が驚いたのが、まだ朝の７〜８時だというのに、すでに人、いや犯罪予備軍が列をなして集会場が開くのを待っていた光景である。
　
　
　これがその写真である。
　情報によると、この建物で集会が開かれるハズであるのだが、そこよりかなり遠いこんな場所にまで列が出来ていたのである。
　犯罪を犯そうとする人間なんかが、なぜここまでして、捕まる可能性を押してまで、この集会に出ようとしているのか。
　我々には彼らの考えている事がよく分からない。
　
　しかし、ここで我々が不審そうな顔をしていては、我々自身の身が危ない。
　ここは、常連のような顔をするよう演技に努める。
　
　
　黙々と集会所に流れ込む列。
　幹部であろうか、列の誘導をしていた。
　
　
　列に並ぶこと約２時間半。
　ついに我々は犯罪書予備軍の集会場に潜入する事に成功した。
　ここで一体何が行われていると言うのだろうか。
　
　そこで我々は驚くべき光景を目にした！！
　
　なんと、ここに入るまでに散々列をなしていた犯罪予備軍は、さらに会場内においても列を作っているのである。
　しかもほとんどの人間が一言もしゃべらず、ただひたすら列が進むのを待っているのだ。
　時折、仲間との連絡を取っているのであろうか、携帯電話で一言二言言葉を交わす者もいるのだが、ほとんどが黙々と行列の一部に徹しているのである。
　この行列に先に一体何があるというのか。
　
　ここまでくれば、虎穴に入らずんば虎児を得ずである。
　我々は、正体がばれぬよう、細心の注意を払いながら、我々も仲間であるというような演技をしつつ、その列に並ぶことにした。
　
　
　
　「１ダース３５００円。２ダース７０００円。３ダース１０５００円。お一人様最大３ダースまで。おつりが出ないようご協力をお願いします」
　
　！？
　列が先に進むにつれて、幹部であると思われる列整理を行っていた人間が、このように叫んでいるのを耳にするようになった。
　なんとこの集会は何かを売買する集会だったのか。
　もしや麻薬や武器などの非合法品であろうか。
　我々は、少しでも多くの証拠品を集めるため、３ダースほど品物を買ってみることにした。
　
　注意しておくが、これは本来違法行為であり、今回はジャーナリズムの正義のために行った行為なので、一般の方は絶対に真似をしないようにしてほしい。
　
　
　
　
　
　！？
　こ、これが、犯罪者予備軍が数時間もかけて手に入れようとしたブツなのか！？
　我々にはちょっと理解できないところがある。
　確かに一般では手に入らないようなブツではあるが、これがなぜ犯罪に結びつくのだろうか。
　
　ここで改めて情報提供者である大谷昭宏（仮名）氏から送られてきた手紙に目を通してみた。
　そこで大谷昭宏（仮名）氏はこのような事を書いていた。
　

　
　なるほど。
　とても説得力のある話である。
　そう言われれば、今我々が１０５００円で買ったこのフィギュアも、凶悪な凶器に思えてくるから不思議である。
　
　大谷昭宏（仮名）氏のタレコミは非常に重要な物であることが確認されたので、我々はさらにフィギュア萌え族（仮）を観察する事にした。
　
　
　それにしても大人数である。
　これほどの「人間の対話と感情をまったく拒絶し、例えば少女に無垢であってほしいのなら「キスしたい」という呼びかけに「ワタシ、男の人とキスしたことがないから、どうしていいのかわからない」と答えさせ、その答えに満足するといったような恋愛観を持っている未成熟なオトナ」が集まっている事を考えると、今にでも何らかの暴動や犯罪が起きても不思議ではない。
　我々はさらに身の危険を感じながら、周りに刺激を与えないよう細心の注意を計りながら、我々もフィギュア萌え族（仮）であるかのような演技をしつつ、レポートを続けた。
　
　証拠を集めるため、また彼らの生態を少しでも知るために、我々はいくつかの列に並んでみた。
　
　
　そしてこのような危険な凶器をいくつか採取することに成功した。
　　
　確かにこのような凶器が、金を払うだけで手に入ってしまうこの集会は、危険きわまりない物と言わざるを得ないだろう。
　日本の警察はこの事実をどこまで把握しているのだろうか。
　もし、欧米でこのような劇画や動画を流したとしたら、厳しい懲役が待っているというのに。
　つくづく日本の治安が悪くなっている事を感じる。
　
　
　おおよそ３時間ぐらいであろうか、フィギュア萌え族（仮）の巣窟に潜入していた時間は。
　決死の覚悟で潜入したものであったが、なんとか無事生きて帰ることが出来た。
　「人間の対話と感情をまったく拒絶し、例えば少女に無垢であってほしいのなら「キスしたい」という呼びかけに「ワタシ、男の人とキスしたことがないから、どうしていいのかわからない」と答えさせ、その答えに満足するといったような恋愛観を持っている未成熟なオトナ」が数万人集まっている集会において、無事に帰れたことも幸運だったが、さらに大きな暴動や犯罪が起こらなかったのも奇跡と言えるのではないだろうか。
　あれだけの数の犯罪予備軍、大谷昭宏（仮）氏の言うフィギュア萌え族が集まっていたのだから、日本中を騒がすほどの犯罪が起きてもおかしくなかったと思うのだが、我々は運が良かったのだろうか。
　
　
　
　
　ともあれ、このような集会が、この日本で起こっているという事を、少しでも多くの善良なる日本人に知ってもらいたいと思い、ここにレポートする。
　我々は、一刻も早くフィギュア萌え族なる犯罪者予備軍が法によって規制される事を願い、ここに筆を置くことにする。
　これで少しは大谷昭宏（仮名）氏提唱フィギュア萌え族（仮）の危険性が世に知られれば幸いである。
　
　
　レポート：天堕　輪
　

　
　衝撃の事実！！
　「はじめてのまかいぞう」等で有名なにゃーこちゃんのご主人様と、手にはフィギュアを握りながら熱く思想と政治とおにゃのこを語るネット思想家の天堕　輪が夢のコラボ！？
　

　
　
　
　うはっ
　どれだ！？
　
　それは大変失礼した（笑）
　早急に訂正を施したので安心してくれ珠恵。
　
　
　えーと、偶然ってこわいなぁ。
　
　
　
　
　ところで、もうひとつ皆の衆に知らせる事がある。
　ちょいと聞いてくれ。
　なんでもな、この雑誌『裏モノＪＡＰＡＮ』に、オレの文章が載るらしい。
　一部では有名になってくれとる「天堕　輪の敷金を返せ!!」を編集した者なんだそうだ。
　オレの見事な暴れっぷりがジャストミートしたらしいぞ。
　というワケで、ちょっとこの雑誌は猥雑なアングラ系だからおにゃのことかは買いづらいかもしれないが、何かの機会で見かけたら買ってみてくれたまえ。
　２４日発売だ。
　
　
　
　
　はいはーい。
　あまおちさんのコーナーはここまでー。
　最近出過ぎですー。
　しくしく。
　
　右も左も逝ってよし！！
　バーチャルネット思想アイドルのやえです。
　おはろーございます。
　
　
　いつもお世話になっているおふらいんさん経由で拝見した記事なので、このようなモノがありました。

　
　もちろんいろいろとイスラム社会の中においても意見があるとは思いますが、どちらにしても、日本に比べれば遙かに制限的であり、非発展的、抑制的と言えるでしょう。
　
　ところで、宗教とはなんのためにあるのでしょうか。
　と言うと、なかなか難しいややこしい論争になりそうですが、簡単に客観的に言えば、人間のためにあると言う部分は否定できない事実だと思います。
　人間が正しく生きるための規律として、生活の上での最も基本的かつ重要な基盤を定めたモノが宗教だと言えます。
　けっこうハチャメチャな話も多い日本神話でも、ベースにはそんな考え方がありますね。
　
　だからイスラム教も、人が生きるための規範を定めていると言えます。
　というか、むしろイスラム教ほどそれが顕著な宗教もないんじゃないかと言えるぐらい、細かい規定がなされていますよね。
　一日５回の拝礼とか、一生に一度はメッカに巡礼しなければならないとか、一年の内の一ヶ月は断食月があり日が昇っている時は食べ物を口にしてはならないとか、ユダヤ教やキリスト教ともともと同じ旧約聖書から派生している宗教とは思えないぐらい、厳しい戒律がイスラム教には定められています。
　
　アニメの例だけでなく、イスラム教は、とても変化を嫌う宗教です。
　日本では考えられない話ですが、少し前までイスラム社会では、テレビは善か悪かという議論が普通に行われていたりしていました。
　また、イスラム教の聖典であるコーランも、長らくアラビア語から他国語に翻訳されるコトもありませんでした。
　とにかく、数千年前に書かれたコーランを、一字一句そのまま忠実に守ることが至上だとされているのです。
　これも、「コーランに書かれてあるコトを一字一句忠実に守ることが人間として正しく生きる道だ」という、宗教のそのものの、人が生きるための道を説いている基本的な意味であるのです。
　
　しかし、ここでやえは疑問を感じるのです。
　果たして本当に厳しい戒律こそが人間を清く正しくするのでしょうか。
　
　先ほどの記事によりますと、もちろん人によって解釈は様々のようですが、女性が着飾ったりするコトも好ましいとはイスラムでは言えないようですし、そうなれば言うまでもなく裸の映像とか、ポルノなんて以ての外でしょう。
　規制で言えば、おそらく暴力ですとか反社会的なコトを映像で流すのも御法度だと思われます。
　イスラムではお酒やたばこも禁止ですから、また豚食も禁止ですから、これらを口にする映像等も完全にＮＧでしょう。
　
　当サイトなんて、イスラムからは間違いなく閲覧禁止ですね。
　
　しかしそれは、日本では全く問題がないというコトに他なりません。
　最近はなかなかきびしい面も出てきましたが、ポルノに関してはアメリカに負けるとも劣らない、むしろプレイ内容にかけては日本は世界一のモノがありますし、暴力に関しては、正義の味方と称する原色タイツを着た変態チックな５人組が集団で一人をボコボコにするシーンが子供向け番組として放送されていたりと、とても規制とはかけ離れた番組が作られていますし、さらには、マンガでは自分の顔を食べさせると言うカニバリズムなモノまである始末。
　多種多様さで言えば、世界的に見ても日本はダントツトップをひた走っています。
　
　となれば、イスラム的に見れば日本は堕落しているというコトになるのではないでしょうか。
　
　だけど、日本は平和です。
　経済的に発展しつつ、人々は平和に暮らし、とても裕福な毎日を満喫しています。
　一方イスラムの方に目を向ければ、全然ダメとは言いませんが、日本より豊かではありませんし、所によってはテロルや犯罪が日常茶飯事になっています。
　さらには、その人が幸せに生きていくために存在している宗教の、その解釈が原因で戦争や紛争が起きてしまっているワケで。
　禁欲的な生活をすれば幸せになれると信じているイスラムの実情と、世界一開放的とも言える日本の実情と、なにか見事に反比例しているように思えるのです。
　これではなんのために禁欲的、抑制的、非発展的な生活を送らなければならないのか、分からなくなってしまっているのではないでしょうか。
　
　もちろん民族の気質や、歴史や、土地の風土などが全然違うので一概には言えません。
　おそらくイスラム教が誕生した当時は、あのような厳しい戒律が必要だったのだと思われます。
　またこれはユダヤ教やキリスト教にも言えるのですが、それらの人々は、厳しい戒律がなければ自省が出来ない気質なんだと言えると思います。
　とても厳しい戒律を持つイスラム教の人口が９０％近い割合を占めるインドネシアでは、あの大津波の混乱に紛れて、子供が誘拐されて売買されてしまっていたり、レイプなどが横行してしまっていたりと、悲惨な一面が問題になっています。
　しかし日本で大きな災害があっても、例えば阪神大震災の時など、日本人はつとめて冷静に行動し、みんなでたき火を囲んで静かに救援を待ち、物資が届いても混乱することなく整然と列を作って順番に待っていました。
　このような光景は外国ではまず見られないと言っていいぐらいの冷静な態度です。
　この気質の違いはいかんともしがたいモノ、日本人からすれば誇りに思うべきモノです。
　
　しかしこんな日本でも、イスラムから見れば堕落している国なのです。
　
　こうなると、なんのためにイスラムはテレビなどに猜疑心を持ち、映画やアニメなどを疑問視するのか、分からなくなってしまいます。
　イスラムで禁止したり規制をかけてたりしたところで、それが実際に役に立っているかどうかは、かなり疑問に思わざるを得ませんからね。
　まぁイスラムに生きる人々は、イスラムの教えに忠実に従って生きるコトが幸せなのでしょうから、それについてはとやかく言いませんが、やはり外から見れば、うーんと首をひねりたくなるのです。
　
　人類を歴史という足跡を残しながら変化していく。
　それが人類の生きている証だとやえは思うのです。
　
　
　バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、どのような状況に対してもすぐ対応できる日本の独自宗教観を応援しています。
　

　
　あまおちさん出演『裏モノＪＡＰＡＮ』本日発売ですので、もし宝くじがあたってお金が余っているという方がいらっしゃいましたら、ご購入してみてください。
　今回の表紙は、いつもとくらべて、多少買いやすいんじゃないかと思わないでもない感じですので、ＩＴバブルでうっはうっはという方がいらっしゃいましたら、ご購入してみてください。
　まぁまぁ面白いですよ。
　
　右も左も逝ってよし！！
　バーチャルネット思想アイドルのやえです。
　おはろーございます。
　
　
　えーと。
　ご無礼を承知の上で、また、いつも現実とネタとの間で絶妙なバランスをとりながら、その上で素晴らしいネタ文章を紡ぎ出されていらっしゃるというコトも重々承知の上で、敢えてマジレスされていただきます。
　というのも、閣下はネタとして書かれていらっしゃいますが、実際のところ、本気でそう思われる方も多いんじゃないかと思いまして、ここはいい題材として取り上げさせていただきたいと思うのです。
　閣下のように、こういう問題をネタに昇華できるお力に憧れを抱きながら、それができないやえの未熟さをお許し下さい。
　
　ではまず、総統閣下の２２日の更新をお読み下さい。
　総統閣下は、日本の有権者、特に若者層の政治の無関心さに危惧を持たれ、それを改善させるために、３つの改革案を提案なされました。
　
　１．選挙区制度の廃止
　地域密着型の小選挙区制は利益誘導の温床となっているので、選挙区制を廃止し、全国統一一区比例代表制にすべし、という案です。
　
　総統閣下は、政党は議員定数と同数の候補者を出せ、とおっしゃっていますが、もしこの方法で選挙をするのであれば、別に数百人の議員は必要ないと思います。
　だって、比例代表のみというのであれば、投票用紙にはつまり政党の名前しか書かないワケですから、訴える政策はただの１つだけしか存在しないというコトですからね。
　政策が１種類しかないのであれば、別に議員がたくさんいても、全然意味はありません。
　だから、言うなれば大統領を決める選挙となんら変わらないワケでして、この選挙方法で出来る政治体制とは、議会無き大統領制です。
　アメリカ以上にリーダーシップが発揮できる、言い換えれば、独裁者を簡単に作り出せる制度と言えるでしょう。
　
　しかし、これは明らかに日本の風土に合いません。
　日本の政治とは、話し合いによって導き出される結果を最優先させるというのが、古来から続いているルールです。
　かの聖徳太子の十七条憲法でも、第一条には「和を以て貴しと為す」つまり「話し合いが最も大切である」と書いてあるのです。
　現在の日本でも、リーダー一人の権限が強い大統領制ではなく、直接トップを国民選挙で選ばない議院内閣制を採用したというのも、あながち偶然ではないと言えるでしょう。
　
　中選挙区や小選挙区で議員を選ぶという意味は、総統閣下もおっしゃっていますように、地方の意見を吸い上げるという目的があります。
　今の日本の政治制度では、色々な考え方を持っている数多くの議員が、絶妙な数のバランスでもって存在するコトによって、日本国民全体としての意見を中間地点に上手く導いているのです。
　これらによって、例え反対のための反対するコトが存在意義だった社会党から総理大臣を出したとしても、アメリカのような政権交代が起きたら極端に政策転換がなされるような事態には、日本は起こらないのです。
　
　強いリーダーシップを発揮できる大統領制は確かに魅力ではあります。
　しかし一人の才能によって、良い方向にも悪い方向にもコロコロ変わってしまうような政治体制というのは、日本人はもともと好まない性質であり、むしろ「全体の力」が強い日本人には、全国統一選挙区比例代表制は合わないと思います。
　
　それから、これは後の２や３にも関わってくるコトなのですが、比例代表制ではなく、全国統一区でも候補者の名前を書く方式にすればいいじゃないかという意見もあるかと思います。
　しかしこれはですね、ちょっと無理でしょう。
　だって、全国的に有名な人間というのは、所詮一握りしかいません。
　そしてその一握りの大部分はタレントです。
　政治家なんて、よほど大物になるか、酷い不祥事を起こすかでもしないと、知名度が全国区にはなりません。
　現役大臣の伊藤達也先生って、何の大臣かスパッと言えますでしょうか？
　結局、全国統一区で名前を書いてもらおうとするのであれば、タレントになるしかないのです。
　現状でも、参議院の非拘束名簿式比例代表制という、候補者の名前も書ける制度がありますが、結局候補者はタレントか全国組織のある団体の幹部かのだいたいどちらかになってしまっています。
　ですから、よほど国民が選挙に高い関心を持ち、無名の候補者の経歴や政策でも、他人に教えてあげられるぐらい熟知するぐらいまでにならなければ、全国統一区選挙制は無理だと思います。
　
　
　２．物理的手段での選挙活動禁止
　人を使えば多くのお金がかかりますし、選挙カーでの街宣行為はうるさかったりしますので、選挙活動はテレビやインターネットなどのみで行うべき、という案です。
　
　では、どうして現状では街宣車という迷惑極まりない行為を選挙活動として行われているのでしょうか。
　これは、そうでもしないと有権者が候補者の名前を覚えようとしないからです。
　なぜ街宣車が迷惑だと感じるのかと言えば、聞きたくないと思うからです。
　つまりは、街宣行為というのは、無理矢理聞かせているというコトに他ならないんですね。
　一方テレビやインターネットというのは、自分から見に行くという、自発的行為です。
　しかしですね、結局、こんな有権者の自発的行為、候補者側からすれば受け身的行為だけを期待していたのでは、自分の名前は覚えてもらえないというのが現状なんですね。
　だから、選挙カーでもって“無理矢理名前を覚えさせている”のです。
　
　インターネットでいくら詳しい政策を書いたところで、やっぱりほとんどの有権者は見ようとしませんし、テレビでも、政策ではなくイメージで政党名を覚えてもらおう書いてもらおうとするＣＭしか作っていません。
　詳しい、言い換えれば小難しい政策などを主張するようなテレビ番組を作ったところで、ほとんどの有権者は見ないでしょう。
　テレビイメージ作戦でいけば、洗脳のごとくＣＭを流し続けるコトが一番効果的であり、これはむしろ、お金を多く持っている方が勝てるというコトになります。
　もしくは、政策や政治批判を、おもしろおかしく茶化しながら上手に、文字通りテレビ的に言える人が勝つコトになるでしょう。
　これはタレント候補ですね。
　
　逆に言えば、今の選挙制度においても、有権者がもっと賢く候補者を選ぼうと自発的に動くようになれば、選挙カーなど使わなくなるのです。
　有権者がもっと賢くなれば、具体的な政策を書いたパンフレットを配ったり、サイトで訴えたりするような選挙戦に今すぐにでもなるコトでしょう。
　
　
　３．実在の人間の立候補禁止
　小汚い老人の顔なんかみてもほとんどの人（ｎｏｔ総統閣下）は面白くないモノですし、適当な夢見事を言ってみたり、収賄するような輩がいるので、ここは現実世界には実在しないキャラクターを候補者に仕立てるべきだ、という案です。
　
　では、仮にどんなキャラクター達が立候補するのか、有名どころのキャラクターを適当に並べてみましょう。
　
　ドラえもん！？鉄腕アトム！？ウルトラマン！？ナウシカ！？孫悟空！？仮面ライダー！？ガンダム！？サザエさん！？
　
　確かに、魅力あふれる、そして知名度も抜群なキャラクター達です。
　これで若者層にも選挙への関心が高くなりそうですね。
　
　しかし、政治と宗教と野球の話をしないのがオトナの会話です。
　これらのキャラクターが立候補するコトによって、キャラクターに余計な「色」が付いてしまうのは、キャラクターの制作者としてはあまり望むところではないでしょう。
　むしろ基本的には子供向けであるアニメや特撮モノのキャラクターには、政治から出来るだけ遠ざけたいと思うのが親心だと思います。
　
　となれば、はじめから政治色バリバリのキャラクターが必要になります。
　そうです。
　やえの登場です！！
　やえならば、いまさら選挙に立候補したところで、むしろ自然です。
　硬軟交えた中身の濃い政治政策を主張してみませす。
　どうですか、どこかやえを立候補させてくれる政党はありませんか！？
　
　というワケで、この案には大賛成です。
　是非是非早期実現してほしいです。
　
　しかし、問題が一つありました。
　すでになちちゃんが立候補する意向を固めているようで。
　これは困ります。
　なちちゃんのバックには総統閣下が控えておられます。
　当サイトには変態総統のあまおちさんが控えていますが、読者の絶対数、熱狂度、ネタに消化させる腕、どれをとってもあまおちさんでは相手になりません。
　ただでさえ、なちちゃん本人も、やえに勝るとも劣らないほど可愛いのです。じゅる
　
　さらに、もしちゆちゃんまで立候補されてしまうと、とてもじゃないですけど、やえには勝ち目はありません。
　しかもタイムリーに、更新頻度を上げてきやがりましたおられて、やえをはじめ、多くの人がちゆちゃんの復活に喜んでいるところです。
　これではどう転んでもやえでは勝てません。
　
　しかし、せっかく立候補させてくれた政党にやえは報いなければなりません。
　なんとしてでも勝つ方法を考えなくては。
　
　というワケで、ご両人には立候補をあきらめてもらうために、黄金色のおまんじゅうを持っていくことにします。
　これで万事おっけー、やえの当選が確実になるというモノです。
　
　
　というコトで、１、２はともかく、３を実現すれば、明るい選挙が実現するようになるでしょう。
　これが実現しましたら、どうぞやえに一票を、皆様の清き一票をよろしくお願いします。
　
　
　バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、実在の人間の立候補禁止を応援しています。

　

　
　多くのサイトさんで取り上げられているので、もはや多くを語ろうとは思いませんが、ホントめちゃくちゃですね。
　
　クレヨンしんちゃんグッズ、コピー商品登録で本物撤去　中国
　
　さすが、人のモノを奪い取ることがＤＮＡに埋め込まれているような人種は違います。
　こんな有様で、よく１０年後には日本経済を追い越すとか、今後の世界経済は中国が中心となる、とか言えますよね。
　確かにコピー商品の分野に関しては、はるかに日本を追い越していますし、世界の中心になっていますけどね。
　
　
　右も左も逝ってよし！！
　バーチャルネット思想アイドルのやえです。
　おはろーございます。
　
　
　先日２４日、自由民主党の党本部において、朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチームの第２回会議が行われました。
　言わずとしれた、朝日新聞が中川・安倍両先生に対して番組の内容を変えるようＮＨＫを呼びつけて圧力をかけたと報道した件です。
　ただ、会議と言っても、今回は、政治評論家の俵孝太郎さん、ジャーナリストの西村幸祐さんを会議にお招きしての講演という形で行われたそうで、何か議決をしたり、論議があったというワケではないみたいです。
　
　で、その場では資料が配られたそうなんですが、その資料の中には、今までの朝日が行ってきた捏造報道の関連記事が入っていました。
　あの有名な「珊瑚事件」ですとか、『アエラ』での少年達にお金を渡してコンビニの前で地べたに座ってものを食べてさせて写真を撮って載せたというヤラセ事件ですとか、曽我ひとみさんの住所を役所から盗み見て公開した事件ですとか、「声」欄に「兵士の墓標」という兵士が死んだ後のようなイメージを連想させるイラストを載せた問題ですとかです。
　そして、朝日はこのようなコトを過去から行ってきた新聞社なんだと、朝日は結論から入りその理由を事実を捏造してまで作り出すような体質なんだと、断罪されたそうです。
　このように、もはや自民党は本気で朝日と徹底的に戦う覚悟を決めているみたいで、このＮＨＫの問題だけでなく、朝日の体質そのものを問いただすつもりでいるみたいです。
　この際徹底的にやってほしいですね。
　
　ところで、会議は俵さんがずいぶん話し込まれたそうで、１時間半以上ぐらい続いたそうなのですが、その中で、あるひとつの事実が発覚しました。
　それは、なんと朝日新聞が、この問題のそもそもの発端となった記事を自社のサイト上において改変してしまっている、というコトなのです。
　１月１２日付けの朝刊にこの問題の記事が載ったのですが、しかし今朝日のサイトで同じ記事を検索して見てみると、なんとタイトルが変わってしまっているんです。
　
　
　こちらが１月１２日付けの朝刊での記事です。
　見出しには
　
　ＮＨＫ「慰安婦」番組改編　中川昭・安倍氏「内容偏り」
　前日、幹部呼び指摘
　
　とありますね。
　またキャプションとして「２氏公正求めただけ」という文字も踊っています。
　
　しかし、今確認している２月２５日の９時現在、朝日のサイトによる同記事の見出しはこうなっています。（記事リンク）（スクリーンショット）
　
　
　中川昭・安倍氏「内容偏り」指摘　ＮＨＫ「慰安婦」番組改変
　
　そもそもこの問題の発端というか、論点はどこでしょうか。
　それは、中川先生・安倍先生がＮＨＫを呼びつけたかどうか、という点です。
　これは、実際に起こった事実かどうかという大変重要な点です。
　新聞や報道というモノは事実を伝えるからこそ報道であって、もし事実でないモノを書くのであればそれはフィクションです。
　また、圧力に関しても、呼びつけたのと、別件で向こうから会いに来てたまたま話題になったのでは、全く意味合いが変わってきます。
　すなわち、中川先生・安倍先生がＮＨＫの人を「呼びつけたかどうか」というコトが、この問題の本質であり、全てであると言えるのです。
　
　となれば、この見出しで削除されている部分、「前日、幹部呼び指摘」という点は、まさに争点そのものであり、現在のような論争が起こっている現在、そこを削除するというのは普通では考えられません。
　朝日が正当性を訴えるのであれば、まさにこの部分が正しいと言わなければならないワケですから、削除するというのは全く逆の行為のハズです。
　
　そもそも、中川先生などは、番組放送後にＮＨＫの人に会ったのですから、どう考えても「前日、幹部呼び」というのは間違っています。
　しかし、未だに謝罪もせず、訂正記事も出さず、こっそりとサイトの方では削っているというのは、一体どういうコトなのでしょうか。
　
　うがった見方をしなくても、ここまで材料がそろっていれば、これは「なかったコトにしようとしている」としか思いようがありません。
　というコトは、つまり朝日は「呼び出した」という事実が間違いだったと、暗に認めていると言えるのではないでしょうか。
　朝日は、間違ってはいても謝りたくはないと、だからこっそりと消しておこうと、そんな意図を持っているんじゃないかと思ってしまいます。
　
　まぁ本文には未だに「ＮＨＫ幹部が、中川、安倍両氏に呼ばれ、議員会館などでそれぞれ面会した」と書いてありますので、完全に捏造をしているというワケではないでしょう。
　しかし世の中には、新聞も見だししか読まないという人がけっこう多くいて、見出しの重要性や影響度はとても大きなモノがあります。
　それはもちろん新聞側も知っていて、紙面作りにおいて最も力を入れる部分のひとつです。
　そんな見だしを改編するというコトは、必ずなんらかの意図があったと言わざるを得ないでしょう。
　
　未だに朝日はなんら説明をしようとしません。
　あるのは、ただ「信頼できる記事である」という主観だけを繰り返しているだけです。
　しかし主観だけで持論が通るのであれば、裁判所など必要ありません。
　警察もいりません。
　客観的証拠を出さない以上、朝日はウソツキ新聞であり、もはや新聞という名前を関する資格などありはしません。
　そして朝日の言葉に対する説得力は、すでに地に落ちていると言えるでしょう。
　
　
　バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自民党朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチームを応援しています。
　

　
　去年放送された大河ドラマ「新選組！」は、近年の大河ドラマには無かった迫力がありましたよね。
　事実、去年は新選組関連の書籍やゲームなどがかなり多く出されましたし、武士道という言葉やその中身の考察などがいろいろなところでなされていました。
　ここ数年大河ドラマはかなり不調だったように思うのですが、新選組はひさびさに「大河ドラマここにあり」と言わんばかりでした。
　主役のだれかさんの大根をのぞいて・・・。
　
　右も左も逝ってよし！！
　バーチャルネット思想アイドルのやえです。
　おはろーございます。
　
　で、先ほども言いましたように、新選組のおかげで、日本史における第二の改革期の歴史がクローズアップされました。
　貴族社会だった平安時代から源頼朝が武士の世に変えたのが第一の改革期で、武士の世から平民の時代に変えたのが新選組の時代、幕末の、第二の改革期です。
　幕末のキーワードは「尊皇攘夷」
　天皇を尊び、外国を廃しての、新しい政治を目指した言葉です。
　
　１８５３年、アメリカのペリーが黒船で来航し、日本は大混乱に陥りました。
　「泰平の眠りを覚ます上喜撰（蒸気船） たった４杯で夜も眠れず」
　当時の混乱ぶりを読みあらわした歌です。
　黒船とは砲弾を積んだまま移動できるという「動く要塞」であり、海があればどこにでも要塞を構えるコトができるという、当時では全く常識外れなシロモノです。
　それまでの常識では、大量の兵士や兵器の移送を不可能にしている海こそが、日本にとって外敵から身を守る唯一最強の盾になっていたワケで、それがあったからこそ、長い歴史の中でも近代まで日本は一度も外敵から侵略されなかった希有な国だと言えるのですが、しかし黒船の出現というのは、その「常識」を一気に覆したのです。
　日本を囲む海が、逆にどこからでも進入可能な舗装道になってしまったのです。
　この危機を目の当たりにした武士達が、新しい世の中を作るために立ち上がったのが幕末の世でした。
　
　その頃の争乱の構図を最も簡単に言いあらわすのであれば、「倒幕派vs佐幕派」です。
　徳川幕府を倒そうとするか、それとも徳川幕府と共に新しい世を作るか、という違いです。
　そもそもこの両者、先ほど言いました尊皇攘夷思想は共に同じように持っていまして、大筋では思想の違いはありませんでした。
　外国を廃し、天皇を敬って、新しい世を作る。
　当時の日本人の中にはこれに反対する人はほとんどいなかったのです。
　しかし、細かい方法論で両者は対立していました。
　その新しい世に、徳川家が必要と主張する佐幕派と、徳川家をつぶして今までとは全く新しい世を作るべきだと主張する倒幕派。
　この違いが両者の反目しあう理由になっていたのです。
　
　さて、尊皇攘夷という思想は倒幕派も佐幕派もどちらも持っていたと言いましたが、この尊皇攘夷思想、もっと言えば攘夷思想も、大きく分けて２つの種類に分けるコトができます。
　攘夷とは、外国を追い払うという意味ですが、その方法として、「とにかく今戦うんだ外人を追い払うんだ」と息巻く人と、「まずは外国から技術を学び自らの力を蓄えるのが先決で、それが成った後、十分準備が出来てから外国と戦うんだ」という人と、この２種類に分けられます。
　前者を「小攘夷」、後者を「大攘夷」と呼びます。
　
　今考えれば、小攘夷と大攘夷、どちらが現実的に言って正しいか、言うまでもないコトなのですが、しかし当時の人たちからすれば、なかなか一時的にでも外国と手を結ぶという大攘夷をすんなりと受け入れるコトが出来ませんでした。
　大攘夷論を最も早く提言したのは、勝海舟・吉田松陰・坂本龍馬らを教育した幕末の思想家佐久間象山ですが、しかし当時の人々には象山の大攘夷論が全く受け入れられず、結局象山は暗殺されてしまう運命をたどります。
　また、幕末初期の長州や薩摩も、小攘夷論に凝り固まっていた藩内の急進派に押される形で、外国と戦争するという無謀な行動に出てしまいます。
　
　しかしそんな小攘夷論は、すぐに愚かな行為であったと悟るコトになります。
　薩長とも、外国との戦争にはいとも簡単に大敗してしまい、小攘夷論の愚かさを眼前に突きつけられる結果となったのです。
　この現実を突きつけられた薩摩長州藩は、その後自藩を打ち負かした相手の国と交友関係を結び、技術や武器を購入するという、大攘夷論に転換していきました。
　そしてその流れが、薩長を中心とした明治維新につながっていき、最終的には象山が唱えていた「外国に学び自らの力と為す」を実践していくコトになるのです。
　
　
　時代は変わり、現代のお話です。
　今も幕末と同じような問題に対面しています。
　唯一の超大国アメリカといかに付き合っていくか、です。
　
　大東亜戦争に負けてから、日本は世界の政争から目を背け、自らの経済力をつけるコトに専念しました。
　そしてそれは見事に大成功し、今では世界第二位の経済力を日本は得ています。
　しかし、そんな「鎖国」政策も、今の世界状況では許されなくなってきました。
　日本は、望む望まないに関わらず、これから世界の中で日本の立場を主張していく必要が出てきたのです。
　そして、その中で最も重要なのが、唯一の超大国アメリカとの距離ですね。
　
　反米論が今盛んです。
　日本にはアメリカへの恨みがある。東京を焼かれ、沖縄を蹂躙され、広島と長崎に原爆を落とされた、忘れてはならない恨みがある。そんなアメリカと仲良くするなんてとんでもない。アメリカとは縁を切って日本は独自の立場を明らかにすべきだ。
　こんな論調ですね。
　反米派と呼ばれる人たちは一様に勇ましい論説を掲げておられます。
　自分たちだけが本当に日本のことを想っているんだと、日本のあるべき姿を主張しているのは自分たちしかいないんだと言わんばかりです。
　
　でもですね、そんな勇ましいコトを言われても、所詮それは「小攘夷論」でしかないとやえは思います。
　今すぐ外国を討てと、外人を一人残らず国内から追い出せと、半ばヒステリックに叫んでいた小攘夷論は、結果的には日本にとってなんらプラスにはなりませんでした。
　そんな勇ましい小攘夷論のセリフは、その場で聞く人にとっては耳障りのいいモノだったでしょうが、やれ討てそれ討てと言ったところでそれは現実的には全然不可能の話だったのですから、そんな小攘夷論にとらわれていたのでは、日本は全く前に進むコトは出来なかったでしょう。
　現代の反米論も同じなのです。
　やれ討てそれ討てアメリカから独立しろ日本は独自路線を突き進めと言ったところで、今の日本にはそんな力は全くありません。
　せめて軍事力をソフト・ハード共に大国並に引き上げなければ、それら大国と肩を並べるコトなんて出来るハズがないのです。
　反米論は確かに耳障りのいいモノなのでしょうけど、それが日本のためになるとは、やえは全く思えないのです。
　
　日本はアメリカと戦わなければならないんだ、マナーとして最低限アメリカに抗する気概をっておかなければならないんだ、という主張は理解できます。
　そして否定もしませんし、その通りだと思います。
　やえは今まで一言もアメリカのコトが好きだと言ったコトはありません。
　いつか再びアメリカに借りを返さなければならないのはその通りでしょう。
　
　だからこそ、今日本は力を蓄える時期なんだと思うんです。
　幕末の薩摩藩長州藩は、自らを打ち負かした外国と手を結ぶコトによって力を蓄え、明治維新を遂げ、その志士たちが作り上げた新生日本は、激動の世界史の中で欧米列強と対等に戦うようになったのです。
　今の日本も、アメリカとむやみやたらに戦おうと気勢を上げるだけではなく、どうすれば日本が世界と戦えるだけの力を蓄えるコトができるのか、いかにすれば日本の軍事力を世界と対等にするコトが出来るのか、それを考える必要があるのではないでしょうか。
　そしてれは、アメリカを利用するコトで、ある程度前進していると言えます。
　
　日本はイラクに自衛隊を派遣しました。
　これには反米論から大きな批判が巻き起こりました。
　「大儀無きアメリカの戦争の片棒を担ぐのか」
　人によっては、日本が戦争を起こしたかのような言いぶりもありました。
　しかしどう考えてもあれはアメリカが暴走して起こした戦争です。
　日本に主体はありません。
　だから利用するコトを考えればいいのです。
　自衛隊を海外に派兵し活動させるという前例は、日本にとってはとても大きな前進となります。
　この度の日本の行動は、これを成すために、アメリカの暴走を利用したと解釈できるのではないでしょうか。
　
　と言っても、「アメリカの悪に手を貸すのはいかがなモノか」「アメリカが嫌いと言っているくせにアメリカの暴走を肯定するのか」と言うような批判はあります。
　しかしそれは所詮「小攘夷」でしかないのです。
　「外国を倒すために外国と手を結ぶ」
　一見不条理に見えますが、それがもっとも現実的であり合理的である道だったのです。
　何度も言いますが、「外人を追い払え」や「アメリカと手を切れ」という主張は耳障りのいいモノではあるでしょう。
　しかし、そんな小攘夷論は、結果的に日本に悪害しかもたらさないのです。
　もたらさなかったのです。
　「アメリカと真の対等になるために、アメリカの力を利用する」
　これこそが現代の大攘夷論なのです。
　
　
　歴史は、そこから学んでこそ価値があるのです。
　去年新選組が流行り幕末がブームになったのは、なにかの因縁かもしれません。
　それは、何もアメリカに対するコトだけではないハズです。
　耳障りのいい言葉だけに耳を傾けて、目先のコトだけにとらわれて、先のコトが、全体のコトが見えなくなってしまっている人が今とても多いのではないかと思います。
　歴史を知り、学び、教訓にすれば、今日本は何を成すべきか、答えが見えてくるのではないでしょうか。
　
　
　バーチャルネット思想アイドルは、大攘夷論を応援しています。