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平成18年6月1日

 小泉メルマガレビュー

 小泉内閣メールマガジン 第236号 ========================== 2006/06/01
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● インドネシア大地震と太平洋の島々との協力
 小泉純一郎です。
 27日、インドネシアのジャワ島で大地震が発生しました。犠牲者は既に5700人を超える大惨事です。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
 
 やえです。
 いや、びっくりしました。
 インドネシアといえばつい最近津波で大被害を受けたところですから、またしてもという感じですね。
 もちろん亡くなった方々、被災された方々も大変な思いをされたと思いますが、これによってさらに観光客が減るでしょうし、人的被害と共に経済的被害というのもインドネシアにとって死活問題になってくるでしょう。
 
 日本政府は、インドネシア政府の要請を受けて、直ちに医療関係者25人からなる国際緊急援助隊を現地に派遣し、被災者などの医療活動に当たらせる一方、1000万ドルの資金協力、テントや浄水器、発電機など2千万円相当の緊急支援物資の提供を決めました。これに加えて、自衛隊の医療チームの派遣を中心に支援を行うことを決定し、既に先遣隊を派遣しました。
 世界各国と国連をはじめとする国際機関、民間企業やNGOの方々とも協力して、政府として、今後ともできる限りの支援を行ってまいります。
 
 日本も地震が多い国ですから、震災のつらさというのはとても身につまされますよね。
 しかし逆に言えば日本は地震に対してどう対処したらいいのかそういうノウハウが蓄積されているとも言えます。
 今はまだ震災直後で、人命救助等の活動が主でしょうけど、今後復興という場面になったときには、インドネシアも今後のことをよく考えて、多少お金がかかったとしても、近代的な多少の地震なら簡単に対処できるような復興をした方がよいと思います。
 その際、日本の技術力こそが最も活用できると思いますしね。
 
 大地震発生の一報を受けたとき、私は、沖縄の名護市で開かれた太平洋・島サミットに出席中でした。
 太平洋・島サミットは、パプアニューギニアなど太平洋の島々の14の国と地域、そしてオーストラリア、ニュージーランドと日本が、関係強化と太平洋地域の発展のために3年毎に開いている首脳会議。私が出席するのは、3年前の会議以来2回目です。
 
 へぇ、こういう会議があるとは知りませんでした。
 なんだかとっても、東アジア会議に比べて、色々な意味で楽しそうな会議ですね(笑)
 
 参加国の中には、国全体の海抜が数メートルしかなく、地球温暖化のせいか最近は大潮になると国の一部が海水に沈み、住民がオーストラリアやニュージーランドに避難のために移住し始めている「ツバル」という国があります。
 
 ツバル・・・。
 ごめんなさい、はじめて聞きました。
 オーストラリアやニュージーランドに移住ということは、あっちの方の国なのでしょうか。
 ちょっと調べてみましょう
 
 ふむふむ、色々と面白いコトが書かれていますね。
 立憲君主制の国らしいのですが、その君主はイギリスのエリザベス女王なんですね。
 イギリス系植民地ではこういう国がけっこう残っているのでしょうか。
 人口は一万人ちょっとで、だから国会も議員さんが15人しかいない模様。
 この少人数が「ツバルには政党は存在せず、誰を首相として推すかにより派閥が形成される」という形を実現させているのでしょう。
 ある意味とてもスリリングな政治が展開されてそうです。
 また外交にしてみても「「平和愛好国とのみ国交を持つ」との方針の もと、従来関係の深い豪州やNZ及び周辺の島嶼国のみならず、最近では国際社会へも積極的に参加している」とか、「軍事力 軍隊なし」とか、やっぱりスリリングな国っぽいです(笑)
 軍隊が大嫌いな人たちは、ぜひツバルに移民されたらどうでしょうか。
 というかしてください。
 それから「米国のインターネット関連会社に貸与したドメインコード「tv」の使用権の契約料が99年から入ることとなったが、右使用権に係る収入は毎年変動が大きいことから、今後限られた収入を如何に運用していくかが課題」とのコトですが、うーん、これが国の主な収入になっている、成らざるを得ないというのも、ちょっと寂しいお話ですね。
 あまり豊かな国ではないようです。
 観光とかに力を入れたらそれなりに潤う気もするんですが、そう簡単なモノでもないんでしょうか。
 
 しかしそれにしても「地球温暖化のせいか最近は大潮になると国の一部が海水に沈み」っていつか国が全て水没してしまうというコトなのでしょう、ベネツィアの町のような儚いお話ですね。
 
 先々週訪問した能登半島の西岸はじめ日本の海岸でも同じ悩みを抱えていますが、海洋に不法に投棄されたゴミが海岸に押し寄せ、その処理に苦労している国も多いと聞きました。
 
 ああ・・・、そうでしょうねぇ。
 まぁどこの国とは言いませんが、日本にもハングルが書かれたゴミとか、中国語が書かれたゴミとか押し寄せてきて、大変らしいですからねぇ。
 
 窓から海の見える会議場で、サンゴ礁や森林の破壊、地球温暖化などの環境問題、ゴミ処理の問題、地震や津波などの災害や感染症対策、安定した国づくりなど、太平洋諸国が直面する課題について、率直に話し合うことができました。
 日本は、このような課題への支援や人の交流、文化交流などを一層進めて、太平洋の島々の国々との協力関係をさらに強化していく考えです。
 
 やはりこのサミットでも環境問題が一番の議題になっているようですね。
 これからは環境こそが経済に対しても政治に対しても外交に対しても様々な意味において最も大切な概念になってくるでしょう。
 そして日本という国は、昔公害大国と言わざるを得ないような辛い経験があり、そしてそれをなんとか克服してきたという歴史がありますから、その克服してきた経験やノウハウなどが新たな武器になるのではないかと、やえは思っています。
 
 すでに梅雨入りした沖縄でしたが、会議の間はなんとか晴れ間に恵まれました。晩餐会終了後、さわやかな潮風に誘われて、会場からホテルまで歩いて帰りました。夜空に輝く満天の星。久しぶりにゆっくり星を見たような気がしました。
 
 星を見るのも久しぶりという激務な小泉さんです。
 まぁ小泉さんは、朝は弱くて夜の方が強いという話ですから、夜ゆっくりするコトの方がめずらしいのでしょう。
 
 沖縄から帰って、月曜日夕方に安保会議を開き、火曜日には、在日米軍再編に関する日本政府の方針について閣議決定しました。
 日本の安全を確保し、アジア太平洋地域の平和と安定を維持していくためには、日米安保体制を維持・発展させていくことが重要であることに変わりはありません。抑止力を維持しつつ、地元の負担を軽減するために、今回は、特に米軍が使用する施設・区域が集中する沖縄県における要員の削減や基地の移転、土地の返還をはじめ、岩国、横田、座間などの地域での移転や返還など、総合的な見直しを行うこととしています。
 地元の理解と協力を得られるよう、これからも地元と密接に協議しながら、この方針に基づいて着実に進めていきたいと思っております。
 
 やえはこの手の議論やニュースを聞くたびに、いろいろと不満を感じるコトがあります。
 それは、こういう局地的な話は大きく取り上げられる一方、日本の全体的な総合的な防衛戦略というモノは今後どうやっていくのかというような議論は全く聞かれないからです。
 本来もっとも大切なコトというのはこの部分ではないのでしょうか。
 いくら局地的な基地の問題をどうこういじったとしても、もちろん基地返還は一定の前進だとは思いますが、しかしそれは結局日本の防衛戦略をどのような方向に持っていくかという大局的な見地があってこそはじめて効果を上げると言えるようになるのではないかと思います。
 しかし日本人の多くは反権病の症状から、反政府・反小泉・反米だけでモノを考えているとしか思えないような一部の議論だけで自分の中の世界全てを形成してしまっています。
 これではいつまで経っても根本的な解決には至らないでしょう。
 今後日本はどの程度自前で防衛力を持つコトにするのか、アメリカとはどの程度まで共同歩調を取ろうとするのか、また他国とは軍事同盟は結ばないのか、こういう議論こそ今すべきではないのかとやえは思っています。
 
 今日から6月、昨年に続き、今年も「クールビズ」、ノーネクタイ、ノー上着で仕事することにしました。日本の夏は暑いですが、楽な服装にして、冷房を弱めに設定して、エネルギーを大切にしていきたいですね。
 昨日、沖縄の稲嶺知事から、「かりゆし」ウェアをいただきました。沖縄では、「かりゆし」はフォーマルな服装として、県議会でも、「かりゆし」を着るのだそうです。「かりゆし」は、上着の代わりになるものなので、「かりゆし」の上に上着を着ることはないということも聞きました。
 太平洋・島サミットでも、会議中、「かりゆし」ウェアを着用して、とても快適でした。今年もチャンスを見つけて着てみようと思います。
 
 去年も紹介しましたけど、小泉さん、相変わらず似合ってましたね(笑)
 しかしこれ本当にやえから見てもカッコイイと思いますので、沖縄以外の地域でのビジネスシーンでも定着して欲しいです。
 去年あまおちさんが、カッコイイクールビズの着こなし方法を研究していましたけど、やっぱり元々ネクタイを着けることを前提にしてデザインされたワイシャツでは限界があるでしょうから、こういうネクタイ無しで見せられるシャツっぽい服こそを定着させて欲しいです。
 その方が絶対カッコイイんですから。
 
 夏は必ずノーネクタイ、ノー上着にしなくてはいけないというのではありません。ノーネクタイ、ノー上着でもよいですよ、ということです。みなさんも、その時々にふさわしい服装を各自で考え、自由に夏のファッションを楽しんで、温暖化対策にも役立てていただければよいと思います。
 
 おっと、去年散々抗議していたネクタイ業界に対する配慮でしょうか(笑)
 でもまぁなんて言いましょうか、ネクタイとかスーツとかって所詮西洋の文化なのですから、公式的な場でも日本らしい日本の風土にあった服装こそが望まれるような風潮になってほしいと思います。
 結局服装は他人がどう思うかですからね。
 こういう服装でも相手が失礼に思わなければなんでもいいワケですから、かりゆしでもいいですし、和服を改良したような動きやすい新しい服装でもいいですので、日本らしい伝統的な服装が定着するコトをやえは応援しています。
 
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 抑止力の維持と負担の軽減に取り組んで(防衛庁長官 額賀福志郎)
 日本は、戦後60年、自衛隊だけではなくて、アメリカとの同盟関係を維持して日本とアジア太平洋地域の平和と安定を図ってきました。
 同盟関係というのは、非常に仲のいい友人、何でも話せる、頼りにできる、そういう友人との関係と考えてください。同盟関係の内容は、アメリカの軍隊に基地を提供し、これにより日本の安全とアジア太平洋地域の安定をアメリカとともに守ろうというものです。
 
 二度目の防衛庁長官を務められておられます、ガッツ石松さんに似ている額賀先生です。
 こんにちはー。
 
 今回の米軍再編は、国際テロの脅威、大量破壊兵器の拡散など9・11テロ後の新たな安全保障上の課題にきちんと対応していけるようにしようとする取り組みです。
 また、アメリカとの同盟関係にある日本を攻撃したりしても、逆に不利益になることが明らかとなる、いわゆる抑止力を維持していく(アメリカの軍隊が安定的に駐留できる)とともに、米軍の再配置等を通じて沖縄などの地元の負担を軽減しようとすることが大きな目的です。
 
 先ほども言いましたように、この問題を単に反米だとか、日本が何円出さないといけないだとか、そういう小さい問題だけで済ませてはいけません。
 ますます国際化が強まる中で、日本がどのような立場でどのような防衛戦略を持ち、世界の中でどういう役割を果たしていくか、こういうコトこそを今こそ考えなければならないでしょう。
 
 沖縄に駐留する海兵隊8千人と家族9千人をグアムに移転しようという話がまとまりました。このグアムに移転する米海兵隊は、引き続き我が国及びアジア太平洋地域の平和と安定のために働いてくれます。
 いずれにしても、戦後60年間、日本とアジアの平和と安全を支えた日米同盟の信頼を強くし、今後も抑止力の維持と負担の軽減に努力しながら国民の安全と地域の安定を考えていきたいと思います。
 
 北朝鮮などの弾道ミサイルの例を見るまでもなく、最近の防衛というモノは、ただ単に国土があるところだけに戦力を配置すれば、それだけで安全が守られるというモノではなくなってきています。
 ある程度広い範囲に常に目を向けておかなければ、もしかしたら予期せぬ所からの攻撃というコトも十分考えられるワケです。
 将来的にはこの範囲がいずれ世界全土全海に及ぶコトでしょう。
 
 となれば、一国だけで防衛をするというのはどう考えても限界に来してしまうワケです。
 現在はアメリカがかなり広範囲な防衛戦略を持って実際に行動しているワケですが、しかしこれもいつか、いやもうすでに限界が来ていると言ってもいいでしょう。
 ですので、これは各国がある程度分担をするという形が一番望ましいのではないかとやえは思うのです。
 適切な国が適切な範囲を、ある程度は見張ってやると言ってしまうぐらいの勢いで、戦力を配置するのです。
 そうすると、どう考えても少なし武力の面に関しては中国は信用できないワケでして、日本の地理的な面から考えれば、ある程度の東アジア方面と、そして太平洋側は、日本が役割を担うというのが適切になってくるでしょう
 中央アジアから中東は、どうもまだまだそこまで信用できる国がないので、その辺は外向的なアプローチが必要になってくるでしょう、インドもこと武力に関してはまだ信用していいと断言は出来ないと思います。
 ヨーロッパは比較的信用できそうな国もありますが、とにかく、このような形で、各地域でそれぞれがある程度の範囲をカバーしあい防衛戦略を練るのです。
 そして一番大切なのは、横の連携を密にとり、情報を共有するというコトです。
 情報を隠してしまい独占してしまうと、それは不信感に繋がります。
 それは決して平和への道とはならないでしょう。
 お互いに情報を出し合い共有すれば、それは信頼に繋がり、世界的な安定に繋がっていくコトになるでしょう。
 またこうするコトによって、特にアメリカなどの暴走も防止できるようになるのではないかと思います。
 横の繋がりを密にとり、情報を共有化させるというコトは、つまり「お互い様」という状況を作り出すコトですから、一国だけの暴走は防げるようになるワケです。
 ヨーロッパの国の中には強固に反米を打ち出しているような国もあるみたいですが、ただただ反対するだけでは、見方を変えればその国こそが暴走していたという結果にもなりかねないワケですから、その辺は柔軟に考える必要があるでしょう。
 そして日本がそれだけの戦力を、ソフト・ハード共に持つコトが絶対条件になるワケですから、これを整えていかなければならないと思います。
 反米や反小泉だけでは世界の平和は訪れませんからね。
 
 
 
 [編集後記]
 今日から改正道路交通法が施行になり、違法駐車対策が強化され、民間の駐車監視員が違反の確認等を行うことになります。
 この改正は、駐車違反が交通事故につながっていることに対応するうえで必要なものですが、通常の生活に大きな支障をきたさないようにしなければなりません。このため、規制の場所、時間帯を限定したり、どうしても駐車する必要がある場合は除外車両にするなど工夫をしております。また、民間による取締りのあり方についても配慮をしております。
 
 これについて、あまおちさんより一言あるそうです(^^;
 
 おぉぉぉぉぉぉぉい。
 別に駐車違反なくすのはいいが、その前に阿呆のように二重三重に止めている客待ち馬鹿タクシーをなんとかせんかああああああい。
 あれが一番危なくて渋滞のもとになってるんじゃねぇかっ。
 よくもまぁ黙認しといてこういうことをぬけぬけと言えるよなぁ。
 もうちょっと現実を見んかいっ。
 
 しかし、お医者さんの往診や商品の配送に支障が生じるのではないか、民間による取締りに戸惑いを感じるといった疑問や不安の声も聞こえてきます。私にも問い合わせがありますが、今回の改正に対する誤解もあるようです。疑問や不安がある場合には、最寄の警察署に御相談いただければと思います。皆さんの御理解と御協力をお願いします。(じんえん)
 
 ま、実際にどう動くのかはこれからなんでしょうから、注目していきましょう。
 そもそも道路交通法は理想論ばかりで、現実的なところに法が即していない気がしますので、本当なら抜本的な見直しが必要なんじゃないかと思っています。
 これも国民の意識が低い気がするんですけどね。
 
 というワケで、今日はなんだか長くなりました、小泉メルマガレビューでした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

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平成18年6月5日

 わかりやすいみんしゅとう〜きょーぼーざーい編〜

 ○登場人物
 
 おざわくん・・・民主党の現代表。影のボス、くらっしゃー、自民党を最もよく知る男、などふたつ名は数知れず。ついにまわってきた民主党代表のイスをどう使おうかまだ迷っているんだ。
 かんなおとくん・・・おざわくんと代表の座をめぐり骨肉の争いをした末、代表代行という微妙なポストに据えられた「ミスター民主党」 口癖は「政権交代」 でも最近聞いてくれる人がいないんだ。
 わたなべくん・・・ドタバタ民主党に突如現れた希望の星、黄門さまと呼ばれる国会対策委員長。でも最近ちょっと影が薄いんだ。
 
 こいずみくん・・・言わずとしれた感動する宰相、現内閣そーり大臣。最近の悩みはそーりをやめた後の余生の過ごし方なんだ。
 たけべくん・・・自他共に認める「いだいなるイエスマン」 こちらも悩みは、こいずみくんがそーりをやめた後の身の振り方なんだ。
 いしはらくん・・・国土こーつー大臣もつとめた人気政治家。でも現在法務いいんちょという役を押しつけられ、あっちからもこっちからも文句を言われる毎日。最近当たらない天気予報士の弟の方が人気でちょっと嫉妬なんだ。
 
 
 
 
 いしはらくん。そろそろ共謀罪を可決したいんだが、どうかね。
 
 そーり。まだまだおざわくんたちは反対してますし、マスコミも大反対です。きびしいんじゃないでしょうか。
 
 なにを言うか、いしはらくん。そーりがおっしゃるんだから、きょーこー採決でも通すんだっ
 
 たけべさんは黙っててくださいっ。
 
 (´・ω・`)
 
 
 
 ガハハハハハハ。この前の補欠選挙も勝ったし、マスコミもワシらを大応援してるし、このまま共謀罪もこいずみを困らせておけば、ますますワシの人気があがるわい。
 
 ででででも代表、反対ばかりしていたら、反対しかしない野党とか言われちゃいますよ!?
 
 あー? なんだお前、どっから出てきた。せっかく最近顔を見ずに済んでホッとしとるのに。
 
 えー!?
 
 そもそもそんなコト、お 前 が 言 う な っ
 
 ええー!?
 
 ふぉっふぉっふぉっ。相変わらずじゃの、おざわくん。
 
 お? これはこれは黄門さま。黄門さまもお変わりないようで、背中から後光が差しておりますな。お迎えも近そうでなりよりです
 
 ・・・どーゆー意味じゃ・・・。まぁそれはともかくじゃ。しかしかんなおとくんの言うことも一理あるぞ。やはりここは政権交代できる責任ある野党として対案ぐらいは出しとったらどうじゃ。
 
 そうですか。黄門さまがそうおっしゃるなら致し方ありません。おい、かんなおと。適当に対案つくっとけ。
 
 て、適当ですか!? わたしなら素晴らしい対案を作れますが!?
 
 バカっ。お前なんかが本気で対案作ったらロクなコトが起きないだろっ。今まで何回ブーメラン食らってるんだ。どーせこいずみ達もワシらが対案を出したところで賛成なんてしないんだから、適当でいいんだよっ。格好だけ取り繕っておけ。お前はそれも得意だろっ。
 
 ・・・色々と腑に落ちないところがありますが、まぁパフォーマンスも苦手じゃないですから、それっぽい対案つくっておきますね。
 
 ・・・大丈夫かなこいつら(;´Д`)
 
 
 
 そーり、そーり!!
 
 なんだ騒々しいぞイエスマン・・じゃなくてたけべくん。
 
 そーり、おざわくんたちが共謀罪の対案を出してきました。これどう扱いましょう?
 
 おお? 珍しいコトもあるもんだなぁ。明日は雨かな?
 
 そーり、のんきなコトを言ってる場合じゃ・・・。
 
 ハゲだな・・・、違う、バカだなたけべくん。おざわくんたちも共謀罪がマスコミも国民も注目している大きな問題だからって、パフォーマンスで出してきたんだろう。いまどき反対のための反対なんて国民からもそっぽを向かれるからな。
 
 しかしそーり、対案を出してきたからには、形だけでも審議をしなければならなくなります。また時間をとられちゃいますよ。
 
 それもそうだ・・・・・・・、ん? そうだ。いいコトを思いついたぞたけべくん。
 
 お。そーり得意のミミ彡  ゚̄ ̄'〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡 感動したっですか!?
 
 ・・・意味が分からんな。それはともかく、いいコトを思いついたぞたけべくん。そのおざわくんたちの対案、我々は丸のみしてやろうじゃないか。賛成しようじゃないか。
 
 えーーーーーーーー!? いきなりなにを言い出すんですかそーりっ!?
 
 よく考えてみろたけべくん。おざわくんたちが対案を出したんだから、それに賛成すれば誰も文句を言わなくなり、円満に可決・成立できるじゃないか。これで共謀罪が成立するワケだ。まずは共謀罪を形だけでも作っておく必要があるワケで、その上でそれで問題が生じたら、後で改正すればいいんじゃないか。
 
 ・・・・おお、それは気付きませんでした。さすが変人そーり。常人と考え方が違う。
 
 どういう意味だ。
 
 しかも、もし共謀罪に問題が生じたとしても、その法案を提出したのは民主党だと、おざわたちが作ったから問題が出てきたんだと言えるんですね。
 
 まぁそこまで言うな。おざわくんたちだって真面目に法案作っているんだろうから、問題だって多分起きないさ。そう願おうじゃないか。
 
 そーりがそうおっしゃるなら間違いはないでしょう。イエスです。では早速そのように手配しましょう。いしはらくん、そのようにおざわくんたちに伝えてくれ。
 
 はい、わかりました。正直助かります。これでこの前のきしだくん(厚生労働委員長。この前の強行採決でボロボロにされたんだ)のようにならずに済みます。なんたってわたしはスマートなイメージですからねっ。
 
 よーし。これで後の国会も楽になるぞ
 
 
 
 た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、た、大変でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!! だだだだだだだだだだだだ代表ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
 
 ガー、もー、なんだうるさいな、かんなおと。四国八十八カ所巡りの成果はどうした
 
 そ、そ、そ、そんなことはどうでもいいんですよ、代表。大変なんですよ、ホント、もう、困りましたよ。
 
 ふぉふぉふぉ。かんなおとくんもまだまだ若いのぉ。はやくわしぐらいになって落ち着きを身につけなさいな。
 
 もー、本当に大変なんですよ。黄門さまも聞いて下さいよー。なんとこいずみたちが、われわれの作った共謀罪の対案に賛成するって言ってきたんですーーーーーーーーーーーーー!!!!
 
 ・・・・・・・・!?
 
 ・・・・・・・・!?
 
 えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???
 
 えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!???
 
 な、な、な、な、な、なんでそんなコトになったんだっ。お前どんな対案つくったんだっ。
 
 えーーーー!? 私のせいですかーー!? 私は普通に対案つくっただけですよーーー!!
 
 バ、バカっ。あれだけ適当に作っておけと言ったのに、けっこう真面目に作ってるじゃねーかっ。バカかおめーは、バカ三兄弟かっ。ブーメランバカめっ。やっぱりお前に頼んだのは間違いだったんだっ。
 
 ま、まぁまぁ落ちつきなさい代表。とりあえず、今後の対応を決めんといかんじゃろ。
 
 た、対応もクソもあるかーーーっ。反対だー。今さら共謀罪に賛成してたまるかああああああ。反対だー。反対しろーっっっ。
 
 で、でも、さすがに自分たちで出した法案に反対するのはまずかろう・・・
 
 うるさいこのクソジジイ。てめーが余計なコトを言うからこんなことになったんじゃないか。とりあえず反対しておけー。
 
 ムキョロキョッキョッキョーーーーっ。
 
 ああっ、かんなおとくんまで変になったっ。いや元々かもしれんが
 
 か、かんなおとっ。と、とりあえず拒否だっ。こいずみたちに拒否って伝えておけーーーーーーーー!!
 
 リョ、リョウカイ、ムキョー。
 
 
 
 そ、そーりっ。大変ですっ。おざわくん達がなぜか反対してきましたっ。
 
 ・・・え? よく意味が分からないんだが?
 
 ですから、我々が「おざわくんたちの対案を丸呑みにするよ」と伝えたところ、その返事が「拒否する」だったんです。
 
 ・・・すまんな、たけべくん。最近私も疲れ気味で、もうちょっと分かりやすく言ってくれないか?
 
 そーり。わたしから説明します。

                             おざわたちを追う前に言っておくッ!
                    おれは今やつらの言い分をほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは、奴らが提案した法案に賛成すると言ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ         今度は奴らが自分の法案に反対したんだ』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    強行採決だとか牛歩戦術だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
 
 

 む、むぅ。確かに頭がどうかなりそうだな・・・。
 
 これは困りましたね、そーり。どうしましょうか。
 
 い、一応ねばり強く交渉は続けてくれ。しかし民主党、ここまでひどくなっているとは、さすがの私も想像を超えていたと言わざるを得ないな。
 
 
 (後日)
 
 そーり。やっぱり話し合いは無理でした。奴らは日本語を解しません。もはや時間もありませんから、継続審議にせざるを得ないかと。
 
 そ、そうか・・・。致し方ないな。その方向で手続きを進めておいてくれ
 
 はい。かしこまりました。
 
 
 ・・・ったくもって、おざわくんたちは理解不能だ。自分たちのことしか考えていない、むかしの社会党と変わらないじゃないかっ。
 
 なにおう、お前は幹事長なんだから、そーりの言うことをちゃんと聞いて会期延長しないと言えっ。
 
 (・・・ぜんぜん関係ないぢゃん・・・
 
 
 
 
 ついに自分たちの案に自ら反対するという新技を炸裂させた民主党。
 やはり反対のための反対しかしない体質が露呈してしまった民主党。
 これで本当に責任ある野党と言えるのか!?
 
 次回放送予定『おざわ代表、壮絶なる自爆。自らの案すら否定する自己矛盾をどう繕う。これこそクラッシャーの本領発揮なのか。その身に迫る黒い影』をお送りいたします。
 
 
 
 
 ●わかりやすいシリーズ
  ・わかりやすいみんしゅとう
  ・わかりやすいかんこく
  ・今日のみんしゅとう君  

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平成18年6月7日

 天皇の継承についての問題Q&A 1

 今日は久しぶりに天皇継承問題について取扱いと思います。
 と言っても、だいたいあらかた当サイトではこの問題については語り尽くしたと思っていますので、今日は、ここで一般に存在するよくある質問をまとめ、的確に簡潔に答えを導き出せるよう、Q&A方式にて問題をまとめてみようと思いました。
 なぜ天皇は天皇であるのか、日本にとって天皇はどういう存在なのか、どうして日本には天皇が必要なのか、そしてなぜ男系でなければならないのか。
 少しでも多くの人の疑問に答え、そしてこれからの日本にとってどうすればより良い方向に進むことが出来るのか、考えるキッカケになれればと思います。
 もし扱って欲しい質問とかあれば、どしどし言ってください。
 
 
 
 【男系基本知識編】
 
 
 Q.なぜ男系にこだわるの?
 
 A.過去全ての天皇は男系の天皇であり、男系こそが天皇継承の最も基本かつ唯一のルールだからです。

 
 初代天皇であられる神武天皇から数えて今上天皇(現在の天皇陛下)は125代になりますが、その125人方全ての天皇は男系の天皇でいらっしゃいます。
 125人の中には女性の天皇も8人(お二方は重祚(二度目の即位)されているので10代8人となります)いらっしゃいますが、この8天皇も全て男系です。
 男系女子天皇とお呼びすればいいでしょうか。
 このように過去の歴史から見て、天皇家の継承には「男系男女が天皇の地位に就く」という不文律のルールが存在しているワケで、このルールをこれからも守ろうと言うのが男系維持のほぼ唯一の主張なのです。
 
 
 
 Q.日本社会は女性蔑視だから女性の天皇を認めないだけじゃないの?
 
 A.日本社会の風潮と天皇継承の問題は関係ありません。もともと天皇家には「男系というルール」があるからこそ、それを忠実に守ろうと、ただそれだけを主張しているのです。

 
 また、女性の天皇も過去に存在しています。
 よって、現皇室典範では女性の天皇も認められないコトになっていますが、歴史的観点からすれば、一定の条件下で認めても良いとすべきだと思っています。
 ただしこの場合でも「男系」という基本的かつ唯一のルールは守る必要があります。
 つまり「男系女子」の方のみに天皇に即位できるような形にすべきです。
 「男系」とは決して男子だけを指している言葉ではありません。
 そして過去の8人の女性天皇も全て「男系女子」の天皇なのです。
 
 変な話ですが、神武天皇から続く今の天皇家の継承がもし「女系」でずっと続いていたのであれば、「女系を堅持すべき」と主張していたでしょう。
 つまり日本の社会風土と、この天皇継承のルールの間にはなんら因果関係は無いというコトです。
 いま男系堅持だと主張しているのは、それは現代まで天皇家がずっと“男系で続いてた”というこの事実一点のみをもって、男系を維持すべきと主張しているワケなのです。
 それ以上も以下も、男性重視も女性蔑視も、そういう考えは全く入る余地のないお話なのです。
 
 ちなみに、皇太子殿下のお子様でいらっしゃいます、敬宮愛子様は男系女子でいらっしゃいますので、愛子様が即位されるコトは、いまの天皇家の継承ルールに則っても適切だと思っています。
 
 
 
 Q.そもそも「男系」ってなに?
 
 A.「お父さんのお父さんのお父さんの・・・お父さんが神武天皇」と繋がる系譜を、天皇家における男系と呼んでいます。

 
 つまり敬宮愛子様のお父さんは皇太子さまで、皇太子さまのお父さんは今上天皇でいらっしゃいますから、もちろん今上天皇は男系でいらっしゃるので、ずっとお父さんをさかのぼれば神武天皇にたどり着きます、よって愛子様も「男系」の系譜を引き継いでいらっしゃるコトになるワケです。
 同じく、秋篠宮殿下のお子様でいらっしゃいます、眞子様・佳子様も、お父さんか秋篠宮殿下であり、そのお父さんが今上天皇でいらっしゃいますから、眞子様・佳子様も男系女子になります。
 ここで重要なのが、天皇の継承ルールは「お父さんのお父さんの…お父さんが神武天皇」というコトであって、決して「お父さんが天皇」である必要はないというコトです。
 つまり、眞子様のお父様は秋篠宮殿下ですが、仮に秋篠宮殿下が天皇にご即位なされなくとも、眞子様は天皇に即位されるコトにはなんら問題はないと言えるのです。
 
 
 
 Q.男系で続いてきたのはたまたまじゃないの?
 
 A.過去何度か男系維持に危機が訪れたコトもありましたが、不断の努力によってなんとか回避されてきた、という歴史があります。

 
 こちらに天皇家の家系図があるのでご覧下さい
 例えば、47代淳仁天皇から見て46代天皇孝謙天皇というのは、これは一言で言い表す単語が無いぐらいの「ただの親戚」です。
 しかしこの時は、それでもその間によって天皇を継承してきています。
 さらに49代の光仁天皇など、48代称徳天皇から見ればこれは一般感覚からすればほとんど「他人」と言って差し支えないぐらい離れている間柄と言えるでしょう。
 けどそれでも天皇は継承されているワケです。
 これは当然46代孝謙天皇には直系にあたる男系後継者が存在しなかったコトを意味しているワケであり、同時にそのような危機を迎えたとしても、当時の天皇家と日本人は「男系」にこだわったという証拠でもあるワケです。
 天皇とその後継者の間柄よりも、「男系」というルールこそを選択しているコトがこの例だけでも読み取れるのです。
 この事実を前にしては決して男系継承を「たまたま」とは言えないでしょう。
 
 天皇家とはこのような努力によって神武天皇から脈々と受け継がれている血脈・家系こそが大切なのです。
 これを当サイトでは「神武天皇家」と呼んでいます。
 過去の日本人達、我々の先輩達は「神武天皇家」を継承させるために大変な努力をしてきました。
 そしてそれが今の繋がっているワケです。
 だからこそ、いまそれを受け継いでいる我々も「神武天皇家」を守り、そして次代に繋いでいかなければならないのではないでしょうか。
 これらは不断の努力によってなされたのであり、これからも努力して守っていくのです。
 決してたまたまではないのです。
 
 
 
 Q.愛子様が即位されても問題はないの?
 
 A.問題ありません。ただし愛子様の次の天皇が問題になってきます。

 
 愛子様は「男系女子」の方ですから、愛子様が天皇を継承されても神武天皇家は守られます。
 ですから、愛子様の即位までをも反対するつもりは全くありません。
 
 ただし、愛子様の次の天皇を考えたときに、問題が発生してしまいます。
 愛子様がご結婚されお子様をもうけられた場合、そのお子様は男系でありませんので天皇には即位できないコトになります。
 男系とは「お父さんのお父さんの…お父さんが神武天皇」ですから、愛子様のお子様は「お母さんのお父さんの…お父さんが神武天皇」となりますので、これは神武天皇家の血脈ではなくなるのです。
 よって、愛子様が天皇に即位されるコトには反対しませんが、しかしそのお子様が天皇に即位されるコトには反対せざるを得なくなってしまいます。
 
 ただ、この場合でもひとつだけ愛子様のお子様も神武天皇家として即位できる方法があります。
 それは、愛子様の旦那様が「神武天皇家の方」である場合です。
 この場合だと「お父さんのお父さんの…お父さんが神武天皇」ですから神武天皇家の血脈が守られるコトになるんですね。
 また、「Q.そもそも「男系」ってなに?」でも答えましたように、「お父さんが必ず天皇である必要は無い」ですから、愛子様のお子様が天皇として即位されコトに何ら問題はないのです。
 
 方法と言ってはなんですが、この方法がいまのところ一番スマートな方法だと思っています。
 実際問題、この場合の愛子様のお相手というのは、皇室ではないけど男系の方という、簡単に言えば民間の方(戦前までは皇室だった家の方、いわゆる旧宮家です)になるコトになりますけど、この場合のこの愛子様のお相手ご自身も一応は神武天皇家ですので天皇に即位される可能性は無いコトも無いですが、しかしやはり民間人になられていたという事実を鑑みるのであれば、天皇として即位されるというのは現実的ではありません。
 しかしそのお子様であれば、生まれたときから皇室の一員であり、帝王学も学ぶコトの出来る環境でしょうので、色々な意味に置いて前例から大きく外れる要素はほぼ無くなると言え、ある意味理想的な形だになると言えるのではないかと思っています。
 

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平成18年6月8日

 小泉メルマガレビュー

 小泉内閣メールマガジン 第237号 ========================== 2006/06/08
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 野口英世博士のふるさと
 小泉純一郎です。
 先週末、野口英世博士のふるさと、会津を訪問しました。北陸、沖縄と続いて、3週連続しての国内出張になりました。
 金曜日の夜7時に東京を出発し、会津の奥座敷と呼ばれる東山温泉の伝統ある日本旅館に夜遅く到着。翌朝、会津西街道の宿場町として栄えた大内宿を訪ねました。
 
 やえです。
 おや、また野口博士のお話ですか。
 だいぶ野口賞に力を入れてらっしゃるんですね。
 
 ここは、伝統的な建物の保存地区に選定されたのをきっかけに、かやぶき屋根をきれいにふき替え、電柱をとりはらい、舗装をけずって砂利道にして、かつての景観をとりもどしたとのこと。
 昔の景観を復元し、外国人をはじめ観光客が急増している。会津の人は知恵があると思います。
 
 おー。
 それはそれは素晴らしい試みですね。
 電柱はおそらく地下に電線を通すとかなんとかしたんだと思いますが、その他にもかやぶき屋根にするとか、実際問題それでそこに住んだら色々と不便になってしまうコトもあるでしょう、その中でよくぞ決断をされ、そしてよくぞ成功を収めたと思います。
 もちろんその風景というのは外国人だけでなく、日本人も琴線に触れるような素晴らしい景色になっているんでしょうね。
 
 会津若松に戻って、室町時代から続く庭園でたくさんの薬草を栽培している御薬園で昼食。白虎隊の隊士たちが自刃した飯盛山に登った後、猪苗代町にある野口英世記念館を訪れました。
 
 やはり会津といった幕末です。
 白虎隊もそうですし、京の治安を守った新選組も会津のお預かりとして活躍しましたし、そして新政府軍と真っ向から戦ったのも会津でしたね。
 当時の新政府とは今の日本の政府に直接繋がるモノではありますが、しかし幕末の日本というはただの内乱状態だったのではなく、日本全体としての国難、外国からの驚異をどのようにして払拭するかという全ての日本人の問題であったワケで、幕末の対立とはその方法論が違って対立していただけなのです。
 ですから、白虎隊も新選組も会津藩も、全ていまの日本に繋がる礎となられた、尊い存在だとやえは思っています。
 新政府軍だから偉いとか、旧幕府軍だからダメだとか、そういう単純なモノではないハズなんですね。
 
 先月ガーナで会談したクフォー大統領も、日本に来たときに、ここを訪れたことがあるそうです。私は行ったことがなかったので、それ以来、是非一度訪ねてみたいと思っていました。
 記念館には、博士の生家が多くの遺品とともに保存されており、子供の頃にやけどを負ったという囲炉裏や読んでいた書や机、お母様の手紙などを拝見し、改めて野口英世博士の偉大さに感銘を受けました。
 
 野口博士の他にも、よく○○の生家とか記念館になっていますけど、冷静になって考えればただの普通の古い家なんですけどね。でもそれでもやっぱり何かを感じるモノってあるんですよね。
 もはや野口博士も歴史上の人物という書物などでしか存在しない存在になっていますが、しかしこういう生前に触れた建物とかが残っていると、ああやっぱり野口博士はただの物語の上での存在なのではなく、同じ日本人として、日本の先輩として存在しておられた方なんだなぁと、感じるコトができます。
 こういう偉人が日本におられたというコトは、同じ日本人として誇りに思いますね。
 
 博士の没後、福島県の方々や野口英世博士の関係者の方々は、記念館を建て、永年にわたって野口英世記念医学賞を続けています。これは非常に貴重なことだと思います。
 アフリカの医学、医療に貢献した方々を表彰するため野口英世博士にちなんだ賞を創設することは、既にこのメールマガジンでもお話ししましたが、ノーベル賞を超えることは僭越と思いますので、ノーベル賞に匹敵するような賞にしたいと思います。
 
 おや?
 いつも強気な小泉さん、なぜかトークダウンです。
 ノーベル賞関係者に何か言われたのでしょうか(笑)
 でも、確かにノーベル賞は世界的な権威ですが、しかしやっぱりそれは他国がやっているコトですからね、日本人として日本の総理が日本発の世界的権威を、世界トップの賞を作ろうとする、そう発言するコトには何ら問題のないコト、むしろそれぐらいの気概を持ってやって欲しいと思うので、小泉さんには頑張ってほしいです。
 いつか、「他の賞はノーベル賞だけど、医学賞だけは野口賞だ」と言われるぐらいにしてほしいですよね。
 
 今から2年後の2008年は、博士が亡くなってから80周年に当たります。ちょうどこの年には、5年に1回のアフリカ開発会議(TICAD)が東京で開かれ、アフリカ各国の首脳のみなさんが集まりますので、このときに第1回の授賞式ができるようにしたいと考えています。
 野口英世博士の志を継いで、アフリカ・世界の医療の向上と保健の増進のために、日本としてもできる限り努力していく考えです。
 
 というコトは、小泉さんはすでに総理ではなくなっているんですね、授賞式の時は。
 是非その大舞台でも「ミミ彡  ゚̄ ̄'〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡 感動したっ」と言ってほしかったんですが、叶わぬ夢のようです(笑)
 どうぞこの賞が発展し、アフリカと世界の医療がこの賞によって発達しますよう心から祈念いたしまして、ご挨拶と代えさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました(挨拶風
 
 
 
 [編集後記]
 政府インターネットテレビでは、大規模災害等の発生時に、官邸対策室が把握している情報や、閣僚の臨時会見など、災害情報を迅速かつ的確に提供する防災チャンネルを、本日、新設しました。
 また普段は、日頃の災害に対する備えの知識やこれまでの災害の記録など防災に関する情報を、このチャンネルを通じてお知らせしていきます。
 備えあれば憂いなし、皆さんも風水害に対する認識をしっかりともって、的確・十分な備えをお願いいたします。(じんえん)
 
 ※ 政府インターネットテレビ12CH(防災チャンネル)
  http://nettv.gov-online.go.jp/
 
 おー、政府インターネットテレビ、フル活用していますね。
 これいいですよね、既存マスコミの変なベクトルがかかってない、日本政府が今何を伝えたいのかがダイレクトに発信されますから、もっともっと活用してもらいたいと思います。
 こう言うと、政府の都合の良いコトしか言わないメディアはダメだ、とか言う人が必ず出てくるのですが、しかし既存マスコミだって必ず公正中立とか言えば決してそうではないですからね。
 ようは受け取る側がどう判断するかです。
 受け取る側が自らの頭を使って情報を判断して、活用していけばいいのです。
 
 やえは思うんですが、こういう政府系のテレビを1チャンネル作ってしまって、ニュースも、本当にただただ事実だけをキャスターが無表情で流すだけのようなモノにして、これを公共放送にしてしまえばいいんじゃないかと思います。
 そしてNHKは民営化ですね。
 視聴者の選択の幅を広げ、テレビから洗脳されるだけの時代はもう終わらせて、受け取る側が能動的に考える、そういうテレビ時代になれればいいのではないかと思います。
 いまはむしろ政府の良いコトを伝えなさすぎなんですからね。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

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平成18年6月9日

 サビは身から出てしまいます

 最近民主党が調子に乗っているみたいです。

 通常国会の会期も残り1週間あまりとなりました。衆議院で3分の2を占める巨大与党に対して、特に後半国会においては「野党ペースで進めることができた」と渡部恒三国会対策委員長もたびたび発言しています。ハイライトにもあった、共謀罪での与党の「丸飲み偽装」問題が典型ですが、緊張感のない与党に対してわれわれ民主党は厳しく対峙してまいります。(6/8付け民主党メルマガより)

 しかしそもそも「衆議院で3分の2を占める巨大与党」というのは、これは選挙の結果、国民の意思の結果です
 別に無理矢理法律でこのように決めたとか、お金で買ったとか、そういうモノではなく、単純に民主主義の最も基本である選挙というモノを経て出てきた結果に過ぎません。
 国民の意思です
 ですから、1/3程度しか議席が得られなかった民主党も、それぐらいの期待しか国民から得られなかったというのが正式な正当な評価であるワケで、それを「巨大与党」とか「緊張感のない与党」とか、自分たちの不甲斐なさを与党に責任転嫁するような態度はいかがなものなのか、というか、それを通り越して情けないと思わないのかと疑問に感じざるを得ません。
 さらにその上で「特に後半国会においては「野党ペースで進めることができた」と渡部恒三国会対策委員長もたびたび発言しています」というのも、これはどういうコトなのでしょうか。
 先ほども言いましたように、国会での議席数というのは、これはダイレクトに国民の意思です。
 衆議院では現在2/3が与党であり、1/3が野党です。
 これが国民の選択の結果です。
 となれば、国会運営においても2/3ぐらいの配分で与党がペースを握らなければならないハズで、もし民主党が言うように本当に「特に後半国会においては野党ペースで進めることができた」のであれば、これは国民の意思をまるっきり無視した行動、暴走としか言いようのない暴挙なのではないでしょうか。
 
 この前の共謀罪の『おれは、奴らが提案した法案に賛成すると言ったら今度は奴らが自分の法案に反対したんだ』(byポルナレフ)をなにやら「丸飲み偽装」とか言ってまたもや責任転嫁しようとする無責任な態度もそうです。
 そもそも2/3の議席を持つ与党が丸飲みをするというコト自体があまりにもあり得ない話であるのに、本来なら1/3ぐらいの主張で後は譲歩しなければならない立場であるハズなのに、相変わらず民主党は全くもって無茶苦茶な話です。
 他にも当サイトでも取り扱いました、自分たちの意見が通らないからといって暴力行為に出るという強行採決とか、民主党は国民の意思を全く無視して国会の中を傍若無人に荒らし回っているワケなのです。
 そして勝利宣言「野党ペースで進めることができた」です。
 
 自民党も引き腰過ぎるとは思います。
 当初は共謀罪も強行採決されると思われていたのですが、厚生労働委員会での強行採決に対する予想以上の反応に焦ったのか、結局引っ込めた形になってしまいましたよね。
 だけどこういう態度が民主党のテングな調子乗りになってしまうワケで、さらに強行採決という名の暴力行為を「強行採決」とさも与党が悪だと言わんばかりにマスコミが伝え、またそれは国民が「強行採決」という暴力行為を是認しているコトになるワケで、これでますます民主党は調子に乗るワケです。
 
 そしてこれは国益をも損なってしまうコトになりかねないのです。

 対北朝鮮 人権法案を一本化 自、民が基本合意 今国会で成立の公算
 
 自民党拉致問題対策本部の逢沢一郎本部長(幹事長代理)、民主党拉致問題対策本部の中井洽本部長らが8日午後、国会内で会談し、与党と民主党がそれぞれ提出していた「北朝鮮人権法案」を一本化することで基本合意した。拉致など人権問題が改善しない場合、政府に対し北朝鮮への経済制裁発動を促す与党案をベースに、民主党案の「脱北者」支援などの条項を加える。これにより18日閉幕の今国会で成立する見通しが強まった。
 両党は、政府の脱北者支援を「努力規定」にとどめるか否かをめぐり、9日も詰めの調整を続ける。
 北朝鮮人権法案は、拉致問題の解決を国の責任と明記。政府が拉致など北朝鮮の重大な人権侵害状況に「改善が図られていない」と認定したときは、国際的動向も「総合的に勘案」して制裁措置を講ずるとしている。
 また脱北者を支援する非政府組織(NGO)など民間団体に対する政府からの情報提供、財政上の支援も盛り込んだ。

 いわゆる「北朝鮮人権法案」ですが、どうもこれも「与野党合意の上」で可決される見込みです。
 これで北に対してますます圧力をかけられるコトになるワケですが、しかし問題なのが「脱北者支援」を法的に規定してしまうコトです。
 ハッキリ言って、これは危険です。
 
 場合によっては脱北者を支援しなければならないコトもあるでしょう。
 ですから、支援をしてはならないと言っているワケではありません。
 しかし、これを一括で法律化するというのはどうでしょうか。
 変な話、別に脱北者を日本が保護してあげる義務というはありませんし、義理もありませんし、いわれもありません
 南朝鮮である韓国であればそうも言っていられないのでしょうけど、しかし日本は違います。
 もちろん拉致被害者とか、日本人妻とかであれば話は違いますが、そうではないただの単純な北朝鮮人が脱北、これは正式には亡命ですよね、これを日本政府が公的に助けてあげる必要性というのは、やえには全く感じないのです。
 
 脱北者を支援する場合というのは、これは日本の国益・政策の観点から、日本が有利になるような人や場合において支援するべきで、それは情報を持っているとかそういう場合ですね、しかしただ単に「北の生活が苦しいから日本に来たい」と言うような、ある意味我が儘な言い分だけで日本が受け入れてあげる必要などないハズです。
 ハッキリ言えばメリットがないのであれば受け入れるべきではないのです。
 メリットがないなら、なぜ日本が支援をしなければならないのか、正当な理由は存在しないのです。
 ですから、法律化して一括で全ての脱北者の支援をしなければならないというのは、あまりにも短絡的すぎるのではないかと思うワケです。
 
 またこれはよく言われていますように、この制度を悪用してスパイなどを送り込まれる危険性もあります。
 そもそも過去の日本において朝鮮総連を通じて日本国内にスパイが送り込み、そして拉致の手引きをしたというのは、これはハッキリと事実として存在しているのですから、この前例を無視するかのような法制化はあまりにも稚拙なのではないでしょうか。
 さらに言えば、民主党案では脱北者に対して永住権を、普通より安易に取得できるよう規定しているのです。

 (脱北者に関する永住許可の特則等)
 
 第十三条 脱北者の認定を受けている外国人から入管法第二十二条第一項の永住許可の申請があった場合には、法務大臣は、同条第二項本文の規定にかかわらず、その者が同項第二号に適合しないときであっても、これを許可することができる。

 

 出入国管理及び難民認定法
 
 第二十二条 在留資格を変更しようとする外国人で永住者の在留資格への変更を希望するものは、法務省令で定める手続により、法務大臣に対し永住許可を申請しなければならない。
 2  前項の申請があつた場合には、法務大臣は、その者が次の各号に適合し、かつ、その者の永住が日本国の利益に合すると認めたときに限り、これを許可することができる。ただし、その者が日本人、永住許可を受けている者又は日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(平成三年法律第七十一号)に定める特別永住者(以下「特別永住者」という。)の配偶者又は子である場合においては、次の各号に適合することを要しない。
  一  素行が善良であること。
  二  独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること。

 スパイ云々は抜きにしても、それでもなぜ日本が脱北者を永住させてあげなければならないのでしょうか。
 しかも「その者が同項第二号に適合しないときであっても」、つまり「独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること」は問わない、つまりお金が無くても政府が生活費を出してあげますよと言っているワケで、わざわざ日本がお金を払って永住者にしてあげましょうと言っているワケです。
 どうぞ脱北者は永住者になってくださいと、北朝鮮の人は永住者になってくださいと言っているワケです。
 こんな夢のような法律、例え北で生活に困っていない人でなくても飛びついてしまうような、悪徳商法の勧誘じゃないかと疑ってしまう勧誘のような法律にしか見えません。
 あまりにもあり得ない法律なのではないでしょうか。
 こんな法律、繰り返しますがスパイ云々は抜きにしたとしても、それでも無用に国民に不安を煽るだけにしかならないと思います。
 
 この法案、最終的にどうなるかはまだ分かりません。
 最初の記事にありましたように、与党ががんばって脱北者支援は努力規定程度にとどまる可能性もあります。
 しかし元々自民党の案ではこのような条項は無かったワケで、それならば何も憂いもなく北に対して圧力をかけられていたのに、そう思うと非常に残念です。
 これも民主党が調子に乗った結果、自民党が強気に出れなかった結果、そしてそれは暴力を被害者のせいにするようなマスコミの悪意ある報道とそれに乗っかる国民の身から出たサビだと言えるでしょう。
 
 政治に興味を持つコトはいいコトですが、しかしどの政党がある程度どのような方向を向いているのか、最低限それぐらいは理解してから政治を見て欲しいと思います。
 

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平成18年6月11日

 わかりやすい6かこくきょーぎ

 ○登場人物
 
 小泉くん・・・言わずとしれた日本の総理大臣。拉致問題が進展しなくてちょっとイライラしているけど、アジアに対して強気に出れる珍しい総理なんだ。
 ブッシュくん・・・世界大国アメリカの大統領。生まれは良いのに育ちが悪いのか、ちょっと言葉遣いが悪い。それもアメリカを象徴しているかもしれない世界No1ヒールなんだ。
 胡錦涛くん・・・世界の覇権を虎視眈々と狙っている中国の国家主席。北京オリンピックまではおとなしくしてようと思ってたんだけど、今回ある人物のあるセリフによって大ピンチに陥ってしまうんだ。
 盧武鉉くん・・・物議を醸すことに関しては世界一の韓国の大統領。ウリナラマンセーと叫ぶもやることなすこと全て裏目に出てしまい国内支持率もそろそろ限界なんだ。
 プーチンくん・・・北の最終兵器イゴール・ボブチャンチン大国ロシアの大統領。いまいち何考えているか分からない。ぬいぐるみをこよなく愛しているんだ。
 金正日くん・・・ご存じ世界のお荷物北朝鮮の将軍様。相手を怒らせるコトに関しては天下一品。今回もとんでもない発言で世界を驚愕させてしまうんだ
 
 
 
 では6かこくきょーぎを始めるアル。議長をつとめるのは、世界の中心でアルを叫ぶ、ちゅーかじんみんきょーわこくの国家主席こきんとーアルよ。
 
 (・・・アルアルうるせーな、こいつ)
 
 よ、よろしくブヒッ(頼みますよこんきとーさん)
 
 (なにが世界の中心ニダか。ウリナラマンセー)よろしくニダ。
 
 (ぼくちゃん興味ないもんねー)
 
 ・・・大丈夫かな、こいつら・・・。
 
 
 さて、今日の議題はアルな、北朝鮮に対する経済支援アル。北朝鮮はもう苦しいアル。あまり北朝鮮をいじめてもかわいそうアル。しかも暴発して核をぶっぱなしてしまうかもしれないアル。もう中国では押さえきれないアルよ。
 
 ちょっとまったー。聞き捨てならねぇなぁ。北朝鮮はニセ札をつくってんだよぉ。ニセ札だよニセ札。銃殺刑もんじゃねぇかぁ? あまりふざけたコトぬかしてんと、てめーのその汚いケツの穴を2つにしてやんぜぇ。
 
 (・・ブ、ブヒッッッ)
 
 そうだ。日本人を拉致するだけなく、ニセ札までつくってばらまいている。我が国でもあやしいニセ札が発見されている。このような国際ルールに違反する行為ばかりしている国に対して支援をするというのはいかがなものだろうかっ。
 
 (・・うぐぐぐ、小泉のくせにブヒ)
 
 まぁまぁ小泉さん。同胞がこういうコトするのも、経済的に苦しいからですよ。だからみんなで助けてあげればいいじゃないですか。
 
 (うへへへ、さすが傀儡同胞ののむひょんブヒ)
 
 何を言ってるんですかのむひょんさん。だったらさっさと同胞であるアナタの国が合併するなり統一するなりすればいいじゃないですか。そもそも日本より遙かに多い数百人単位と言われている拉致被害者が韓国にはいるハズなのに、よくもまぁそんな悠長なコト言えますね。
 
 え・・・そ、それは・・・
 
 人権の観点からもヨクナイデース
 
 (・・ぐぐぐぐ、このキャッチボールお気楽コンビめブヒ)
 
 ぷーちんさんは何か意見あるアルか?
 
 (どうでもいいんだけどな。そもそもなんでオレが6かこくきょーぎに入っちゃっているんだろう)んーまーでもぉ、ニセ札はよくないよねぇー。
 
 え!?
 
 え!?
 
 え!?
 
 あ、あのぷーちんがまともなコトしゃべったーーーー。
 
 そ、そーですよ、ぷーちんさん。やっぱりニセ札はくよないですよね。
 
 (ま、まさかぷーちんがこんなまともなコトを言うとはアル、困ったアルね)
 
 (はやく帰りたいナー)
 
 そ、そうアルね、やっぱりニセ札はよくないアルね。
 
 のむひょんさんだってそう思うでしょ。そもそも一番多くニセ札作られてるのはアナタの国ですよ。韓国経済が破綻してもいいんですか? 数年前のアジア通貨危機でボロボロになった韓国に対して日本はIMFを通じて百億ドル以上は支援してあげたんですよ? だいたい日本はいままでいくら支援してきたと思ってるんですか。韓国にそんな余裕ないでしょ?
 
 てめーはよぉ、文句しか言わねぇくせに、うぜぇんだよ。鼻の穴に指突っ込んで奥歯ガタガタ言われたろか、あ〜?
 
 (・・・小泉のくせに〜)そ、そうニダね。ニセ札はやっぱりよくないニダね・・・。
 
 ほらジョンイルさん、みんな良くないと言ってますよ? どうなんですか、やめますか?
 
 さっさとやめんかボケが!! 海外資産差し押さえるぞ!! タコが!!
 
 日本もそろそろ北朝鮮人権法案通しますからね。これで経済制裁しちゃいますからねっ!!
 
 てめぇいいかげんにしねぇと核爆弾突っ込ませるぞ、ゴラァ!!!
 
 ・・・・・・・・ブヒッ
 
 ん?
 
 あ?
 
 ウリは被害者ブヒッ・・・。
 
 ・・・あんだってぇ〜?
 
 ウ・・・ウリは被害者ブヒっ。ウリは悪くないブヒィィ。なんでウリばかり責めるブヒィィィ。中国の方がもっと大量にニセ札を製造しているのにブヒィィィィィィィ!!!!!!!!!!
 
 
   ・・・・・
 
   ・・・・なっ

     、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
    _)                                                (_
    _)  ナ ゝ        ナ ゝ  /   ナ_``  -─;ァ              l7 l7   (_
    _)   ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o    (_
    )                                                (
    ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

 
 (や、やべぇぇぇぇぇぇぇ!!)
 
 
 
 日本とアメリカの攻撃に思わず本音を言ってしまった北朝鮮金正日。
 衝撃の事実にただ叫ぶしかない小泉・ブッシュ・盧武鉉と、何も考えてないプーチン。
 この逆転絶体絶命のピンチに中国胡錦涛はどうごまかすのかっ。
 
 次回、『胡錦涛の憂鬱〜バカバカ金正日のばかぁん〜』をお送りいたします。
 
 (ネタ元:大八州ニ日ハ又昇ル〜御崎の憂国日記さん)
 
 
 
 
 ●わかりやすいシリーズ
  ・わかりやすいみんしゅとう
  ・わかりやすいかんこく
  ・今日のみんしゅとう君
  ・わかりやすいみんしゅとう〜きょーぼーざーい編〜

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平成18年6月13日

 朝日新聞社会面連載「萎縮の構図」について(下)

 あ〜〜負けたぁぁぁぁ〜
 
 ・・・(^^;
 
 あ〜〜あ〜〜、なんであそこで取られちゃうかなぁ〜
 
 ・・・(^^;
 
 完全に日本の方が激しくバテてるよなぁ〜〜
 
 ・・・ま、まぁあまおちさん、仕方ないですよ。次頑張ってもらいましょう。
 
 あ〜〜、一番大切な一戦だったのになぁ〜〜
 
 ・・・ほ、ほら、野球のWBCのように、最後まであきらめず頑張れば、また拾う神もあらわれてくれますよ。
 
 あ〜〜、FWちゃんと点取ろうよ〜〜
 
 ・・・もう泣き言はやめて、本題にうつりますよ。
 
 あ〜〜〜〜
 
 ・・・・・・・・・えいっ

                  ____
              ____ノ´,;   ̄`'ー-、_
    代理→   /´ ̄=  、 .i  ,;    ´`i   シャイニングウィザード!!
           i、  ; ,.,.,.);` ';;ー‐-(   |
           `'ー;'=-''" i,. ,. .,   :ヽ   !
            /  ノi:;ヾ;.:,: .;. ,.  `i,-':、
           / '''ソ `ヽヾ、;;_;_;ノ´ `< ^ー、
         /、,.,-‐';:;.,、  `i´       `i^ヾ'
       _,-‐'_ヽ;:;:;:;:;:;:;;;ヾ _,--`、,,,,,,,, ---;::''i'
.      /;-‐'´  ;;:;:;:;c;' .~i´;:;:;::;:;:;:;:;;:;:;:; ,.,.:;:;:!
           ;;:;:;:;: :;、_);:;:;:;:;:;:;/:;:;: '';:;:''';;ノ
.          ,-‐''''''. `ー-、''''''ソ;:;:,.,;:;,.,:;:/
   あまおち /  .      `i./;;;;,.;,.;;.;;/
         i  :    i´  __|i´I::?::::i'
         |  :.   ヽ、/:::::`i'ー-、ノ_,-ヘ
.         | .:      ヾ、;;;i______i__i____ノ
          ! :      .i:;:;:;:;:;ノ
         i´ ,;       i;:;:;:;/
         i'ー--‐‐‐‐---,!;:;:;:;i _,,、‐--.、
          |:::::::::::::::::::::::::/ソ;:;:;/'´ `i:::::::::i
          |::::::::::::::::::::::::!<;;:;:;ノ   !;;:::::::!
.         i::::::::::::::::::::::!. `´ ,,,,-i'´::::::::|
.         `;''ー---;ー`'''''''''''´  |ー---i
         /⌒i`i::ノ     .   i    |
         i   iノ'´     .    |   |

 
 ぎゃあああああああああああああああ
 
 
 
 では、伸び伸びになっちゃいました、plummet宗匠さんの朝日新聞の記事「萎縮の構図」についてのまとめをしていきましょう。
 
 くーびーがー・・・、えーとだな、まとめというか、最後に、記事とはあまり関係ないんだがな、匿名でものを書くこと、そして他人のサイトにコメントをするという行為、これらについてちょっと言及しておこうと思う。
 
 連載記事の宗匠さんの回では、主にその辺のコトをこの記事では一番問題にしていましたよね。弁護士の小倉秀夫さんへのブログに、いわゆるネット右翼が大量書き込みをしたと、そしてそれに対して『「たかだか200や300の批判で黙られても困りますねえ。あれじゃあ、議論にならない」 男性はそう冷やかす。』なんてコメントを載せて、他人に迷惑をかけているクセにネット右翼はそれを正統的な行為だと言い張っているんだと、そう印象操作しようとしている記事でしたね。
 
 うむ。でまぁ、前回までで言ったように、この連載記事そのものが恣意的なものであり、印象操作そのものの記事だったということは前回までで言ったのだが、それとはまた別に、この記事だけを読んだ場合、おそらくその匿名の書き込みや一個人ブログに対する大量書き込みをどう見なすのかという点において議論になるのではないかと思うわけだ。
 
 これ、アサヒ的にはNGで、宗匠さん的にはOKというコトになると思いますけど
 
 記事ではそう読めるな。本人に聞いたわけじゃないので断定は出来んが、少なくとも記事ではそう取れると。ま、この一連の更新では、記事を読んでどう感じるかを論じるので、ここはこう取らせてもらおう。
 
 あまおちさんはどうお考えですか?
 
 これ前々から取り上げようとは思っていたんだが、オレ的には匿名書き込みというのは好かんのだよな。別にシャレや冗談で2chとかに書いて馬鹿騒ぎする分には、もう文字通り勝手にしてくれとしか言いようが無いとは思うが、少なくとも真面目な意見を書く場合には、匿名というのはハッキリ言ってオレは意見として認めない。いくら中身がしっかりしていても、それは意見とはオレは認めない。
 
 それはまた言い切りましたね。しかしおそらく「匿名だからこそ言いやすいコトもある」という意見もあると思いますが。
 
 場合によると思うがな。ただ少なし「自分の意見」だとか「議論」だとかいった場合には、匿名じゃないと言えないと言ってしまうような意見は、意見として認めちゃいけないだろって思う。例えば分かりやすいことに差別問題があると思うんだが、例えば「X国民は差別されて当然だ」という意見があって、これは匿名だから言えるんだと主張する奴もいるとは思う。しかしだな、それが本当に信念があって心からそう思い議論する気があるんなら、匿名で無くても言えと、それぐらい覚悟を持って言えと、これは差別問題だけでなく公の場で意見を言う場合全てにおいてだがな、オレは思うわけだ。
 
 しかしそれだと「X国から攻撃される恐れが出てきてしまう」と言われるかもしれません。
 
 そこでだな、「匿名」というものの定義を考える必要があるんだよ。「匿名の意見は駄目だ」とオレが今言ったが、おそらく「お前も匿名じゃないか」と思っている奴もいるだろう。ただオレがここで言ってる「匿名」というのは、「本名を隠す」という意味じゃないんだよ。
 
 あら、あまおちさんは、実は別に本名があったんですか?
 
 オレはオレダー(笑) とか言ったら話が進まないが、しかしだな、まぁオレの名前が天堕 輪だったとすると、この場合にしても結局は言説の重みというのは変わらないだろ。天堕 輪がペンネームだったとしても変わらない。オレは「本名を明かす」というこれこの行為それ自体には大して意味があるとは思わないんだよ。
 
 まぁ他のサイトさんやブログさんにしてみても、職業としていない限り学校とか職場でサイトがバレると色々とやりづらくなる面というのもあるでしょうしね。
 
 そうそう。だからね、そう言う意味で「匿名だからこそ言いやすい」という意味であるならその通りだとは思う。命の危険性からも逃れられるという意味なら、そういう意味であるなら確かに匿名だからこそ言いやすいというのは当たっていると言えるだろう。
 
 職業プロとして活動されている作家さんでもペンネームの人っていうのはゴマンといらっしゃるワケですしね。「ペンネーム=説得力がない」と定義してしまうと、確かにこの辺の整合性が取れなくなってしまいますでしょうし。
 
 ただしかし、差別問題の例で出したような意味ではこれは無責任だと思うわけだ。オレが「匿名」のなにを嫌っているのかと言えば、それは「責任の所在をうやむやにする行為」だからだ。小倉弁護士のブログに書き込まれたコメントというのは、その大半が記事にもあるように「Unknown」という、いわゆる「名無しさん」だった。これだと一体このコメントの内容はどこのどいつに責任があるのか、もし反論があればどのように返事をすればいいのか、仮にコメントナンバーでそれを行ったとしても果たしてそれは本当に本人が返事を書いているのか、その辺の確認が出来ない、責任の所在がハッキリしないわけで、このような状態で意見を言うというのは適切かどうか、これは議論と呼べるシロモノなのか、疑問なわけだ。
 
 なるほど、それはそうかもしれませんね。で結局自分への言及が返せなくなると、そのまま逃げ出してしまったり、また荒らしに化けてしまうような輩、いますもんね。
 
 そう。ここが一番の問題なわけだ。ちょっと前にも当サイトにあらわれたよなそんな馬鹿が。結局だな、こうような議論で答えに困って逃げ出したような奴、また荒らしに転身した奴がいたとしても、その本人が匿名のままなら、そのまま他人になりすまして同じ所やまた別のところでその議論が無かったかのように話をし始めることが出来てしまう。そもそも荒らしなんて行為はネットの上では大顰蹙、特に思想言論を主とするサイトでは完全にレッドカード即退場ものの行為であるんだが、そのような大馬鹿行為をしたとしても匿名であれば何事もなかったかのように一から始めることができてしまう。これはあまりにも無責任すぎるわけだ。この無責任が駄目なんだとオレは思うんだよ。
 
 確かに小倉弁護士に対するコメントにしてみても、全てが真面目な意見だったとは言い難いモノがあったと記憶しています。
 
 でも、そういう書き込みに対しても何らお咎めは出来ないわけだ。責任をハッキリさせられないと。でも、オレややえの場合、それ出来ないわな。
 
 まぁやりたくもないですけどね。
 
 それはそうなんだが、ただ、しっかりとしたサイトを作って、それなりの歴史も築いていると、バックボーンとして当サイトがあるんだから、オレややえなんかはここに責任が帰せられるんだよ。オレは匿名とそうでない境界線というのは、この責任が帰ってくる場所があるかどうかだと思っているわけだ。
 
 ただそれでも、これは当サイトにも言えると思いますが、所詮個人サイトなんだから消してしまえば消えられるだろ、ハンドルネームも変えられるだろ、という意見も出てくるのではないでしょうか。
 
 そりゃまぁそうだ。それはその通りだ。やろうと思えばサイト消すことも難しくはない。そろそろ7周年にもなろうかというサイトをたたむのはしのびないが、それでも出来ないことはない。ただな、それは別にネットに限ったことではなくて、リアルな世界でも言ってしまえば逃げることは出来なくもない。殺されるわけじゃねぇんだから、確かにリアルの方が失うものは大きいとは思うが、だからその分リアルの方が説得力は出るわけでな、それでもそれ以外には基本的には変わりはない。だから結局一番問題なのは、その責任を追及できる場所が差し当たってあるかどうかということが大切ではないかと思うんだよ。
 
 確かに著作権違法だとか、差別的なことを書いたりした場合の犯罪の場合も、これはいくらネットで行われても最終的にはキチンと本人にたどり着いて、刑事罰等はおこなわれますしね。
 
 責任が帰せられる場所がある奴はそれだけ意見を公の場に主張する場合には覚悟が必要になるわけで、覚悟を必要とするということはそれだけ自分の意見に責任を持ち、結果的に考えや文章を推敲しなければならなくなると。それが良質な議論を産むわけだ。しかし匿名だと、その覚悟が無くてもいくらでも適当にものを言えるようになってしまう。この差が決定的に違うんだよ。
 
 固定ハンドルがあって、後ろに自分のサイトを背負ってると、こう書いたら反論がくるんじゃないだろうかとか、だから反論されにくい意見を言おうとか、そういうような努力する作業が入るワケで、その過程というのが自分の意見・文章に責任を持つようになってくるというコトですね。
 
 そう。だから結局さ、本名を出そうが出すまいが、リアルの世界だろうがネットの世界だろうが、その「個人」が一個人の人格として認識を確認できる背景があるかどうかなんだよ。あまおちという人格ややえという人格は存在するが、「Unknown」という人格は存在しないわな。そしてその人格の背景の信頼性も大切で、いくら本名を出そうがリアルの世界だろうが、それだけではいくらものを言っても説得力を持つことはできないだろ。でもその世界で積み重ねてきたものが背景として存在するのであれば、この個人はどういう人でどう評価できるのかということを考えられるわけで、ここに信頼とか責任とかを感じることができるようになると。ネットでもリアルでも、意見というものは人間が言うわけで、その人格が見える形でないと、それは信用できないだろって話なんだよ。
 
 そうですね。その上でネットというのは、肩書きが無くても内容がしっかりしていればそれなりに評価されるという土壌があるんですから、せめて責任ぐらいは自ら持とうとしましょうよと言いたいですよね。当サイトはそういう過去の積み重ねによって信頼を得てきていると、ただの十四歳の小娘でも中身ある文章を積み重ねてここまで信頼を勝ち得てきたと、まぁ自画自賛になっちゃいますけど、それだけの自信は持てるぐらいは活動してきているつもりですしね。
 
 話はもどって小倉弁護士のブログの書き込みもね、大量になってしまうのはそりゃ仕方ないんだろうよ。別にどっかでネット右翼達が結託して集団として書き込みしたわけじゃねぇんだから。でも、今のネットの雰囲気やブログっていう形態がなまじ責任を持たない形での匿名を許してしまっているので、おそらく同じ人間が二回も三回も書き込みをしたり、またその場の雰囲気だけで書き殴ったりしている奴いるんだろうが、そういうことが出来てしまっているわけなんだよ。それは本当に「意見」と呼べるのかと。もし小倉弁護士に意見が言いたかったら、サイト作って固定ハンドルつけて、とりあえずは責任の所在を明確に出来る場所を作ってから言えと。それぐらいのこともせずしてあえて「Unknown」で書き込む必要性が分からない。それは逃げにしかなってないのではないのかと。
 
 学校や職場に影響を与えたくないという人でもサイトつくるだけなら問題ないですしね。今ならブログとかすごく簡単に作れますし。
 
 だからオレ的にはね、他人のサイトでどうこうするっていうのはあんまり好きじゃない。やるんだったらサイト同士でやれと。ちゃんと人の目がある責任が持てる場でやった方が、意見としても文章としても推敲されたよりよい文章、よりよい議論ができるだろうしな。政治の場とかでのすり合わせなら非公開でもいいだろうけど、知らない者同士の議論ならオープンな場の方がいいだろうよ。
 
 まぁサイトでリンクしたりトラックバックしたりしても無視されたら終わってしまうというコトもあるのかもしれませんが。
 
 でもそれも結局ネットだからってことじゃないだろ。リアルで活躍する人でも、例えば馬鹿の大谷昭宏なんて、無茶苦茶な馬鹿論理振りかざして、振りかざしっぱなしじゃないか。ま、ネットはその辺を踏まえて直接やりとりできるっていうのがメリットだから、それはいいとしても、それでもコメント欄にコメント書いて自サイトのアドレスひとつ置いておけば済む話じゃないかとオレは思うわけだ。
 
 ある意味「Unknown」で自らへの反論の責任所在をうやむやにし、意見を一方通行化させるというのは、大谷昭宏氏の「意見を言うだけ言ってほったらかし」と同じだと言わざるを得ませんよね。まだ大谷昭宏氏の方が、ひとつの個人としての人格がハッキリしている分だけマシだとも言えるワケですし。
 
 弁護士小倉秀夫という人格のあるサイトにおいて、「Unknown」といううやむやな存在が、「貴方には返事をする義務がある」と突きつけるのは、それはどうなんだと、違和感しか感じないんだよな。
 
 この辺勘違いしている人が多いと思うんですが、「思うコト」と「言うコト」は、これは全く別の事象なんですよね。確かにどんなコトでも思うコトは自由ですが、いざそれを口に出す、文字にして書き出すというのは、この時点で思うコトからさらに一歩踏み出した行為なワケで、そして外に一歩踏み出すのですから、この時点で外に対して責任が発生するワケです。この責任を考えない人が多い気がするんですよね。
 
 話を小倉弁護士に戻せば、結局氏のブログに書き込んだ奴らはそもそもはじめは何がしたかったのかっていうのがある。ただ小倉を困らせたいだけだったのかと。もし自分の主張を小倉にどうどうと伝えたいのであれば、また小倉の主張が間違っていると伝えたいのであれば、それは自分でサイト作ってやれるだろう。しかしそれをしなかったのはただ単に小倉を困らせたかっただけじゃないのかと。しかしそれは手段と目的がごっちゃになってるんだよ。はじめは小倉の主張が滅茶苦茶だったから反論を書き込んだんだろうから、そこで匿名のまま書き続ける必要性はないわな。手段と目的をごっちゃにしちゃいかんよねとな。
 
 ネットって誰でも意見が言える場としては最適なんですから、だからこそ責任というものを自分で考えて背負っていかなければいけないのではないでしょうか。自由と野放しは違うんだと、ひとりひとりが自覚を持ってもらいたいですね。
 
 責任っつーもんは問題が起こってから取るというもんじゃないんだよ。本当に責任を持つってことは、事前に責任の所在を明確にしておく、問題が起こる前からきちんとそれを自覚するってことだ。果たしてそれをちゃんと出来ている人間がネットにはどれだけいるのか、またこの小倉弁護士の問題だけで見ても、それを実践できていた人間はどれぐらいいたのか、その辺をもう一度間が直してみる必要があるのではないだろうか。
 

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平成18年6月15日

 小泉メルマガレビュー

 小泉内閣メールマガジン 第238号 ========================== 2006/06/15
 ★☆ 5周年記念号 ☆★
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 
 小泉内閣メルマガは、6月14日で創刊5周年を迎えました。これを記念して編集部が行った小泉総理へのインタビューの模様をお伝えします。
 
 ● 「らいおんインタビュー」(前編)
 【創刊5周年を迎えて】
 
 (インタビュアー)
 ―――  よろしくお願いいたします。メルマガも、もう5周年ですね。
 
 よく続いていますね。依然として160万部以上出ているのですから大したものです。ありがたいことですね。100万部出ている週刊誌、月刊誌というのは、そんなにないでしょう。みなさんのおかげです。
 
 創刊5周年おめでとーございまーす\( ^▽^)/♪
 あらためて5周年って、やっぱり長いですねぇ。
 毎週毎週ほぼかかさず新しい記事を書き続けるっていうのも大変・・・身にしみて大変だと思いますが(笑)、ただ単に記者会見をテープ起こししたとかではなく、ちゃんと書き下ろしていらっしゃるんですから、これは本当に大変な労力だと思いますし、そしてそれがこのメルマガの魅力なんでしょうもね。
 既存メディアによらない、生の声を国民に直接届けるという、今までに比べればすごく画期的な素晴らしいメディアになっていると思います。
 
 【サッカーW杯】
 ―――  12日のサッカーW杯、日本とオーストラリア戦はごらんになりましたか。
 
 見ましたよ。最初から緊張して見ていて、自分でわかるんですね。いすに座っていながら力が入ったり、手を握りしめたり、それで最後にこれは勝ったかなと思った途端でしょう。3点ダッと入れられてしまって。残念でした。本当に、残念でした。
 サッカーの勝ち負けは紙一重。強いシュートが入らない場合もあるし、軽いシュートが入る場合もある。最後まで気を抜けないと実感しました。
 
 いや、ホント、これ真っ白になっちゃいましたよね。
 魔の6分間。
 でも、前にも言いましたように、まだまだ望みはあります。
 小泉さんご自身もおっしゃっていましたように、野球のWBCの時のあきらめない気持ちを持ち続ければ報われるコトもあるワケですから、最後まで全力でがんばってもらいたいです。
 
 ゴールキーパーの川口選手もよくしのいでいたし、10番の中村選手がゴールを入れたから、よかったなと思っていたんですけれども。最後のところでちょっとあけてしまったところを、うまく突かれましたね。
 
 川口選手、何かが乗り移ったかのようにスーパーセーブを連発してましたね。
 でも、最後の6分間、川口選手に限らずプレイヤー全員がなにかふっと緊張の糸が途切れたかのような状態で点を取られてしまって、うーん、本当に残念です。
 
 ―――  ジーコ監督とお会いになってユニフォームをもらわれましたね。もしかして、あれを着て応援なさったんですか。
 
 いや、いや、着てはいませんでした。でも、そばに置くというか、かけてありますよ。
 
 次は是非ユニフォームを着て応援してください(笑)
 
 ―――  きっと日本中が12日の試合を残念に思っていると思いますが、総理の視点で次回なり今回の試合を総括していただけますか。
 
 気分を切り換えて、勝負は勝つときもあれば負けるときもあるんですから、くよくよしないでやることです。WBCの野球だってそうでした。1、2戦は負けて3戦目に勝ったんですから。開き直ってやればいいんですよ。勝敗は時の運。持てる力を全部出して頑張ればいいんです。
 
 はい。
 冷静になってヨーロッパの国や南米の国のサッカーを見たら、やっぱり日本はまだまだと感じ入りますけど、それでも期待してしまうのが人情と言いましょうか、だからというコトもないですけど、最後まで全力プレーで楽しませて欲しいと思います。
 がんばってください。
 
 ―――  サッカーはよくごらんになるんですか。
 
 最近はよく見ていますよ。日本戦以外の試合も見ています。たくさん見ていると、いい試合かどうかわかります。日本チーム以外もみんな強豪でしょう。いい試合は日本の選手が出なくても面白いですよ。
 野球にしても、ゴルフにしても、格闘技にしても、スポーツは面白いですね。WBCのときも熱が入りましたね。イチロー選手を始め、韓国の選手、またキューバの選手、最後までハラハラどきどき見ていました。
 
 か、格闘技!?
 あら、小泉さん、格闘技もご覧になるんですね。
 まぁ相撲も格闘技ではありますけど、プロレスとかプライドとかK−1とかもご覧になるんでしょうか。
 今度、格闘技談義してください。
 
 【国内視察】
 ―――  最近は、3週連続、休み返上で福島、沖縄、北陸といらっしゃいましたが、何か印象的な思い出はありますか。
 
 どこも印象的でしたよ。「わたしの旅百選」といって、ここに行けば日本の歴史とか文化とか伝統に触れながら旅を楽しめますよというところ、国民に知ってもらいたい日本のいいところ約100件を選びました。旅行関係者、旅に関する有識者、旅行好きの皆さん、そういう方々から1,000件近くいただいた応募の中から選んだものです。
 最初に行ったのが、百選のベストワンに選ばれた能登や、金沢、高岡。温泉もいいし、九谷焼とか輪島塗、更には名園と言われる兼六園、みんないいところでした。
 百選に選ばれたものだけでなく、応募してくれたものはみんな文化庁に照会すればすぐ出してもらえます。1日で日帰りできるところ、あるいは2、3日旅行できる人、何回も繰り返して2、3年がかりで回ってもいいという人、いろんな旅のスタイルに合うように選んでいます。
 
 観光立国計画は主に外国人向けの計画なんでしょうけど、やえはむしろ日本人こそが日本の伝統や文化に触れる機会になるような国内旅行も同時に推進してもらいたいと思っています。
 外国の文化に触れるというのもいい刺激にはなりますが、日本の文化をしみじみと感じるのも趣があるのではないでしょうか。
 新しい感動があると思いますよ。
 
 実は、これは、フランスのシラク大統領から示唆を受けました。シラク大統領が日本を訪問されたときに、その話が出たんです。
 日本人は、今、年間約1,600万人外国へ出かけていきますが、外国の皆さんは、日本に600万人ぐらいしか来てくれない。パリだけで年間5,000万人の人々が世界から来ているそうです。日本の10倍ですよ。
 だから、日本にももっと多くの外国人に来てもらいたいのですけれども、私が、「海外からの、観光客受入数が世界トップのフランスの大統領として何かいい知恵はないか」と聞いたら、「日本にはいっぱいいいところがあるじゃないか」と言われました。「第一に、食事がおいしい、寿司だけじゃない。食事がおいしいことは、旅の一番の楽しみなんだ」と。
 
 シラク大統領は親日家として有名ですからね。
 この辺、あまり自分のコトを自慢するというのははしたないと感じてしまう、それが転じてあまり自分のコトを知ろうとしないという気質に日本人はなってしまうので、小泉さんもシラク大統領の「日本にはいっぱいいいところがあるじゃないか」という言葉には目から鱗だったのではないでしょうか。
 逆にフランス人というのは自国の文化を心から愛して、むしろ過剰なほど自信を持っているぐらいですからね、この会話はちょうどその歯車がかみ合ったといったところだったのかもしれません。
 でもフランスはそんな気質が観光立国として成功しているワケですから、見習うところはいっぱいあるでしょう。
 
 シラク大統領は、日本に50回も来ているそうです。世界の首脳で日本に50回も来ている首脳はいないですよ。シラク大統領は相撲が好きだけれども、相撲だけではなくて縄文文化、弥生文化から江戸時代から、何しろ私よりも日本の歴史をよく知っているんです。
 そんなシラク大統領のアドバイスは、「日本だって歴史、伝統、外国とは違ったいいものがたくさんある。だから、そういう外国にない日本の良さを発信すべきだ」と。「その発信が足りない。だから、日本人も知らないのではないか」ということでした。
 
 「日本人も知らないのではないか」
 いやあ、真理をついてますねぇ。
 でも親日家のシラク大統領としては、むしろいつも日本に対してそう感じていたのかもしれませんね。
 自分が好きな日本は、しかしその良さを知っている人があまりにも少なすぎる、と。
 
 そうかと思って、早速、河合文化庁長官にシラク大統領の話を紹介して、「みんな旅好きなんだから、外国人に来てもらうためだけではなくて、日本人だって楽しめるような、旅をしながら日本の歴史、文化、伝統に触れるような、どういういい地域があるか公募してみて下さい」と、それで選んでもらったのが「わたしの旅百選」です。
 全部は行けないけれども、月1回ぐらいは時間を見つけて、旅を楽しみがてら、地域振興に役立てばと思って行ったんです。
 
 ひらめいたら実行力のある小泉さんです。
 そしてこの観光立国に関しては着実に成果を上げているようです。
 さらに総理ご自身がその広告塔になって、どんどん内外にアピールしていけばもっともっと成果が上がっていくでしょう。
 是非次の総理になられる方も、これを続けていってほしいですね。
 
 2回目は福島の会津、野口英世記念館。先日アフリカのガーナを訪ねたとき、野口英世賞を考えたでしょう。今、野口英世賞という賞が日本にはありますが、これは日本の医学者に与える賞なんです。
 アフリカで病気に悩んでいる人はたくさんいる。世界の中でもね、一番病気や困難を抱えている地域ですね。野口英世博士もノーベル賞の候補になりましたが、ノーベル賞を受賞するまでには至らなかった。
 
 ホント、野口英世賞は力を入れていらっしゃいますね(笑)
 しかし、ごめんなさい、日本にはすでに野口英世賞があるとは知りませんでした。
 
 日本は、ノーベル賞を取ることばかり考えないで、少しは世界に与えるような賞を考えてもいいのではないか、アフリカの病気と闘っている人たち、医療研究者、医療従事者、この人たちにノーベル賞に匹敵するような賞を考えてみようということで、ガーナのクフォー大統領に相談したら、これは大賛成だと。
 アフリカの医療に貢献している人を対象にして、ただし、受賞者はアフリカの人には限らない。アメリカ人でも、ヨーロッパ人でも、アジア人でも、日本人でもいいと。アフリカの医療に尽力している人たちを対象にノーベル賞級の賞を考えようと。
 
 そして力強く「打倒ノーベル賞」
 と言ったら怒られるのでしょうか(笑)
 しかしこれも世界へのアピール一環とも言えます。
 
 ガーナでは野口記念研究室もちゃんと保存してくれて、当時使っていた顕微鏡や胸像までありました。クフォー大統領から、「私は日本の野口記念館に行ったんだけれども、あなたは行ったことはあるのか」と言われましたが、日本の記念館には行ったことがなかったんです。これはまずいと思って、それで記念館を訪問がてら、会津のいいところを回ってきたんです。
 
 「これはまずいと思って」って・・・(笑)
 そしてクフォー大統領への返答はどうお答えになったのかもとても気になるところです(笑)
 
 アフリカ53カ国が集まったアフリカ連合(AU)、その委員長のコナレさんが近く日本を訪問します。コナレさんもこの話は大賛成です。まず日本が原案をつくって、そして、AUのコナレ委員長、クフォー大統領の賛同を得て、2008年に第1回の授賞式をやろうと。というのは、2008年というのは野口英世博士がガーナで亡くなってから、ちょうど死後80周年に当たります。しかも2008年は第4回のTICADが東京で開かれる。
 TICADは、アフリカ開発会議のことで、5年に1回開催しています。アフリカの首脳が日本に集まる。そのときにこの授賞式をやると。5年に1回でいいと。
 
 おー、なんで東京でやるコトになってるのか疑問ですが、しかしいい会議ですね。
 そしてそこでド派手に野口英世賞をぶちあげるのですね。
 
 ノーベル賞は、複数あっても受賞者に対して大体1億から2億円なんです。ノーベル賞を超える額を考えるとちょっと僭越だし、金額だけの問題ではないから、敬意を表して、ノーベル賞を超えない程度に、ノーベル賞に匹敵する賞を考えています。今、たたき台をつくっていますが、私は寄附が集まると思います。
 
 これ、日本政府が全額出しちゃってもいいんじゃないかと思うんですけどね。
 だって下手なODAよりよっぽど効果的ですよ。
 しかもODAという単位で見れば1億円なんて少ない方じゃないですか。
 とっても小泉さんが力をいれていらっしゃる野口英世賞、是非いい形で成功してほしいと思います。
 
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 初代編集長としてメルマガを振り返る(内閣官房長官 安倍晋三)
 2001年に小泉政権が発足しました。私たちは国民への情報発信を重視しなければならない、そしてそれは双方向のものでなければならないと考え、その手段として、メルマガの配信、タウンミーティングの開催を決定しました。
 
 おや、安倍官房長官さん、こんにちは。
 総裁選頑張ってますか?(笑)
 
 どちらも初めての試みで恐らく試行錯誤になるだろうと覚悟していました。果たしてどれぐらいの人たちがメルマガを読んでくれるか、あるいは反応を示してくれるか、私はメルマガ編集長として大きな不安の中で創刊準備号、創刊号を配信しました。幸いにして、マスコミでも大きく扱われ、多くの人が定期購読してくれることになりました。
 目玉は総理の「らいおんはーと」と「大臣のほんねとーく」。特に「らいおんはーと」は仕事を離れた総理の人物像を知ってもらおうという企画でしたが、総理も見事にその意図に応え、生の総理の言葉が伝わったのではないかと思います。
 
 大臣さんのトークは、やっぱり人によっては文体が変に硬くなっちゃったり、結局何が伝えたいのかよく分からなかったりされる方もいらっしゃったんですが、しかし小泉さんは違います。
 いつもテレビとかで見るしゃべっている生の小泉さんと全く変わらない、迫力そのままの小泉さんがメルマガでも感じるコトが出来ています。
 これはけっこう難しいコトですが、それを毎週小泉さんは激務の中で続けているワケで、素直に凄いと素晴らしいと思います。
 それが小泉さんの魅力でもあるでしょう。
 
 また他の雑誌と同様に読者の方々が興味を持つようなコーナーを作っていこうということで取り上げた観光カリスマ百選。特別寄稿においてはノーベル賞を受賞された田中耕一さんや小柴昌俊さん、作家の林真理子さん、石原東京都知事などその時々の話題の人たちに登場をお願いしました。
 
 レビューしている身としては、こういう方のお話ももちろん貴重で興味深いんですが、でもやえはむしろ自衛隊の隊員さんや、ある町の町長さんなど、こういう「普通の人たち」の寄稿もとても面白いと感じました。
 実際おそらくこういう人たちの方がこのレビューでも結果的に取り上げる回数は、有名人より多かったのではないかと思います。
 もちろん有名な方達のお話もとてもおもしろいですから、是非バックナンバーで読んでいただきたいとやえも思います。
 
 編集後記は私の担当でした。短いコラムでしたが、毎週書くということはそれなりにプレッシャーでもありました。読者の反応は正直で、さしさわりのない定型的な文章を書いたときは反応がほとんどなく、外交や拉致問題などで思い切って自分の意見をにじませたときには賛否両論含めて大きな反響がありました。
 編集長であると同時に政治家・安倍晋三としての意見も随分言わせていただきお叱りもいただきましたが、私にとっては極めて貴重な経験になったと思います。
 
 とってもよく分かります(笑)
 特に安倍さんにとって官房副長官の時が様々な意味でのブレイクのきっかけだったですしね。
 やっぱり自分の気持ちをストレートに書いていただいた方が読んでいる方としても絶対おもしろいです。
 
 その後、編集長は細田副長官、杉浦副長官と引き継がれ、現在は長勢副長官が担当されています。振り返ってみれば創刊から5周年。途切れることなく国民の皆さんに対して情報発信を続けてきた重みを感じています。スタッフの皆さんには創刊当時のチャレンジ精神と熱気を持ち続けてもらいたいと思っています。
 
 はい。
 安倍さんが次の総理になっても是非このメルマガは続けてくださいね(笑)
 
 
 
 [編集後記]
 2001年の6月、小泉内閣メールマガジンを創刊してから今週号で5周年を迎えます。この間、小泉総編集長のもと、私を含めて4代の官房副長官が編集長をつとめ、発行を積み重ねました。この間配信したメールの総数は4億3千万通、一方読者の皆さまからいただいたご意見、ご感想は48万件にも上ります。
 
 おおおお、そう数字にされると、すごい数になりますねぇ。
 いやホントに4億ってすごいですよ。
 これ郵便とかだととんでもないお金がかかっちゃうんでしょうけど、なんだから改めてインターネットの便利さを感じさせられちゃいますね。
 
 内閣の情報を直接国民にお届けする。そして、読者の生の反応を直に感じることができる。これがこのメールマガジンの特長です。より親しみやすいメールマガジンにするための読者アンケートを実施したときには2週間で4万1千件、また、少子化に関する政策アンケートを行ったときは、2万3千件を超える回答をいただきました。
 こうした反響の大きさに励まされ、また一つ一つの声を重く受け止めながら、読者の皆さまと一緒にメールマガジンを作り上げてきた5年間です。改めて感謝申し上げます。
 今週号と来週号は久しぶりの「らいおんインタビュー」を中心に5周年記念特別企画でお届けします。来週もお楽しみに。(じんえん)
 
 はい。
 反応があるのも内容が充実している証拠です。
 これからも読み応えのある、日本にとって元気になれるメールマガジンを期待しています。
 では、来週も楽しみにしています〜。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

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