☆やえニュース☆

  発言に責任を持ちましょうロシアの国境線確定戦略に嵌るな小市民根性障害者番組に価値はあるのかなら民主党議員は総理になってはダメですね小泉メルマガレビュー

平成18年8月18日

 発言に責任を持ちましょう

 ケジメはケジメ、責任は責任です。
 言うまでもないコトですがネットも当然の公の場です。
 だれしも制限無く文章を閲覧できるのですから、ネットは公共の場です。
 ですから、ネットでの発言も当然最後まで責任を持たなければなりません。
 
 小泉さんがはじめて靖国神社に参拝したとき、保守系のサイトではどんなコトが言われていたでしょうか。
 終戦記念日の前である13日に前倒ししての参拝の時です。
 あの時は散々「これで8月15日に参拝するのがさらに遠のいた」なんて言われていました。
 当サイトでは、政治というモノは1か100かという極端な結果が出るモノではなく、100の結果を出そうとしても、それは段階を踏みながら30−60−90と、ゆっくりかもしれないですけど一歩一歩歩み出すのが大切でありそれが政治であると言ってきましたが、しかしあの時は多くの人たちがそれを理解していませんでした。
 人によっては、「これで悪しき前例が出来てしまう。15日はもう参拝できなくなった。これならむしろ参拝しない方がマシだった」とまで言う人も珍しくありませんでした。
 
 しかし結果は言うまでもないですね。
 小泉さんは先日終戦記念日の15日に参内して参拝なされました。
 ついにある意味念願であった現職の内閣総理大臣の終戦の日の参拝です。
 
 しかも小泉さんは、総理に就任してからかなり長期的に戦略を練っていたみたいです。
 最初の参拝は15日の前倒しで8月13日、次は靖国神社公式行事である春の例大祭の日に参拝、その次は1月、さらに正月、最後に普通の日に平服でポケットから賽銭を出しての普通の参拝、と順々に「宗教色」「終戦の日色」を薄めていったワケです。
 つまり、小泉さんはどうすれば中国韓国や国内のいちゃもん付け派達のトーンが下がるか段階を踏んで見極めていたワケで、しかし結局「いつ行っても批判しているじゃないですか」という小泉さんの話の通りどの日参拝してもなんら変わらないワケで、じゃあ最初何のために13日に前倒ししたのか、関係ないじゃないかというコトで、最後に15日に参拝したのでしょう。
 小泉さんはちゃんと中韓に配慮していたワケで、それに対して全く譲歩の立場を見せなかったのが中韓であり、また小泉さんはそれを見極めるために数年もかけて長期的に戦略を練っていたのでしょう。
 
 特に前回の参拝での「ポケットの中からの賽銭」に怒り狂っていた人たちもいましたが、それも結局小泉さんの戦略の中の話でしかなかったのです。
 確かにこの問題は心の問題でもありますし、また先人達の鎮魂という国家として当然の行為ではありますが、しかし今まで参拝できなかった背景があって、それは残念ながら政治の問題にならざるを得ないのですから、問題の前進のためには政治的な手法で解決を図らなければならないワケです。
 本来内閣総理大臣が公式に参拝するなら確かに「ポケットから賽銭」は不適切と言えるかもしれませんが、しかし今の状況下ではそれも致し方なかった、政治的には必要なプロセスだったと言えるでしょう。
 そう言う意味で、小泉さんひとりで靖国神社参拝への「具体的な障害」を明らかにしたという功績は、これはものすごく大きいと言えるワケです。
 小泉さんが身をもって、言い方はアレですが、実験をしてくださったのです。
 ですから、今後の総理は、靖国に参拝する際に15日に参拝しても、他の日に参拝しても、所詮批判する人は変わらず批判するという前提のもとで、参拝をどうするかを考えるコトができるのです。
 そして国民も、その下地の元に今後の総理の行動を評価するコトができるのです。
 この小泉さんの足跡は、今までの「参拝できなかった数十年」から比べ、たった5年でとんでもない前進を果たしたと言えるでしょう。
 
 この結果に対し、今までこの件に関して散々ボロクソに言っていた人は、少なくとも発言の撤回が必要なんじゃないでしょうか。
 15日に必ず参拝しろと言ってた人は、今回のこの功績を大と認める必要があるでしょう。
 もちろん「15日に参拝しなければ駄目だ」という意見は意見として主張するのはいいとは思いますが、それと同じだけ「15にはもう無理だ」と言った人はその発言に責任を持たなければなりません。
 新聞に対して、特に朝日に対して、無責任なコトを言いっ放しでいるその態度を糾弾する人がいますが、そんな態度とこれは全く同じ態度というコトを認識して欲しいと思います。
 

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平成18年8月22日

 ロシアの国境線確定戦略に嵌るな

 数日前の話ですが、日本の北海道の漁民が、ロシアの軍隊に銃撃・捕縛されました。
 結果ひとりが死亡し、残りの人たちも未だに日本に帰ってこれないという状況に陥っています。
 

 ロシア銃撃で日本人船員死亡、根室半島沖で50年ぶりの悲劇
 
 北海道根室半島沖の北方領土・貝殻島付近で16日午前4時すぎ、根室湾中部漁協所属のカニかご漁船、第31吉進丸=4.9トン、坂下登船長(59)=が、ロシアのサハリン沿岸国境警備局の警備艇から銃撃を受け拿捕(だほ)された。乗組員の盛田光広さん(35)=根室市、写真=が頭部に銃弾を受け死亡。ほかの3人は無事だった。漁船は国後島に連行された。
 麻生太郎外相はロシアのガルージン駐日臨時代理大使に抗議したが、同大使は領海侵犯したのが原因とした上で「停止せず逃げようと危険な行動を取った」と説明した。
 北海道によると、現場付近のロシアが主張する領海内ではカニ漁は禁止されている。第1管区海上保安本部(小樽)によると、北海道周辺で日本船がロシアの警備艇に銃撃されて死者が出たのは昭和31年10月以来。

 小泉さんが靖国神社に参拝した後に、電撃的にこのニュースが入ってきたのでほとんどの人は知っていると思いますが、しかしその一方、それから最近は全然続報が入ってきていません。
 麻生大臣をはじめ外務省はあの手この手を使って漁民の解放を求めているのでしょうけど、ロシアはほぼ相手にしないという状況なのかと思われます。
 
 この事件に関して国内でも色々と言われているところですが、やえはとても気になる点が1つあります。
 それは、例えば今紹介しました記事にも書いてあるのですが、この漁民さんが「違法操業」していたと伝えられるように、あたかも日本の漁民が法に触れるようなコトをしたかのように国内でも報道しているコトです。
 
 しかし大原則として、いわゆる北方領土はあくまでこれはロシアが暴力を使って一方的に占領しているだけの話であって、あそこは法的にも日本領です
 日本とロシアとの間には1855年に結ばれた「樺太・千島交換条約」というモノがありまして、この条約によって日本は樺太(サハリン)の権益を放棄するかわりに北方領土は正式に日本の領土になりますよと念押しをした条約です。
 古い条約ですが、もちろん条約が古いと無効になるなんて話はありませんので、当然これは生きている条約です。
 よって、国際法的にも北方領土は明確に日本領なんですね。
 
 ある意味、韓国との竹島、中国との尖閣諸島より、この二国間での条約が存在するという意味において、北方領土の方が問題は明確であるのです。
 ですから、一昔前などの中国や韓国に遠慮するコトが正義だと言われていた空気の中ではなかなか竹島等の問題が表に出なかった当時でも、北方領土だけはこの法の明確さが相まって日本政府としてもいつも毅然たる態度でソ連とロシアに対しては常に返還要求をしてきたという経緯があります。
 正直やえも、昔から領土問題やまた北の拉致問題の存在は知ってましたが、解決するなら拉致より北方領土の方が先だろうと思っていたぐらいです。
 
 それだけ結局、ロシアが北方領土をいま支配しているのは、それは暴力だけを盾にした占領でしかないというコトに他なりません。
 ですから、そもそもあの辺の海でロシアの軍艦が航行しているコトが違法であり、そこに国境も境界線も存在しないのです
 日本の海に日本の船が走り漁をするコトになんら問題はありません。
 
 それなのにそんな中でロシアは銃を放ち民間人を殺してしまいました。
 これは何十年以来の大事件です。
 しかし、ではなぜロシアはこの時期に、特に日ロ関係がそんなに悪いとは言えない時期に、わざわざ日ロ関係が悪くなるようなこのような暴挙に出たのでしょうか。
 一部報道によると、日ロの間で民間人には銃は使わないと密約があったと伝えられていますが、それすらをも破ってなぜロシアは強硬手段に出たのでしょうか。
 
 それは、やはり暴力による支配占領を確実なモノとするためでしょう。
 北方領土辺りの日ロの間には、現在の妥協案としての境界ラインというモノは存在するワケですが、ロシアはそのラインを実質的に国境にしてしまおうと画策して、このような暴挙に出たのだと思われます。
 「こっち側に入れば攻撃するぞ、殺しもするぞ、だから入ってくるな、ここは国境だ」という、暴力的な事実上の力づくな国境です。
 事実、日本の中でも「日本人の方がラインを超えたんだから悪いじゃないか」という声が存在するワケで、また最初にも言いましたように日本の新聞でさえ「違法操業」なんて言葉を使っているワケで、これが日本の方でも公然の事実として定着してしまえば、まさにロシアの占領支配の思うツボになってしまうワケなのです。
 そもそも日本人はあまり国境意識というモノが希薄であり、北方領土問題すらあまりよく知らない人も多いワケで、その上で「日本人の方が違法操業していた」と言われると、そこが国境であるかのように思い込んでしまう人が出てきかねないと言わざるを得ないでしょう。
 ただ、近年日本は国内での意識というモノが格段に変わってきており、数年前までは話題に出るコトすらなかった竹島や尖閣諸島の話が最近は普通にされるようになってきていて、つまり日本人の中でやっと領土問題国境問題が意識されるようになってきたので、ロシアはそういう近年の日本人の意識の変化に対して釘を刺すという意味合いでこのような暴挙に出たのでしょう
 
 言うなれば、今回捕まった船は、ヤクザの縄張りに足を踏み入れてしまったという言い方は出来るかもしれません。
 しかしそれが違法行為では全くないワケで、結果的に命を落としてしまったのはそれはヤクザが100%悪いというコトは言うまでもないコトです。
 つまり今回の件はロシアがヤクザなワケで、いくら日本に言いがかりをつけようとも、ロシアがヤクザ的手法によって不法占領している限り、ヤクザロシアが100%悪いのです。
 麻生大臣をはじめ日本政府にはもっと頑張ってもらいたいと思いますが、それ以上に日本人の意識の更なる高まりや、また事実を事実として伝えようとしない一部マスコミこそが、今回は一番日本の国益を損なうような行動をしているのではないでしょうか。
 
 そして、世界にはまだまだ、しかも身近に、さらにいっぱい、こういう暴力的な、理論も理屈も法律も無視するような国がいっぱいあるという現実を、日本人は知る必要があるでしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、法の支配を応援しています。
 

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平成18年8月24日

 小市民根性

 これ、前にも言ったコトあると思うんですけどね、いつもこのようなニュースを見るたびに、どんどん日本人は小市民化してしまっているんじゃないかと情けなくなってしまいます。
 

 超豪華議員宿舎 本当に必要なの?
 
 不動産会社の広告風に書けば、こんな具合である。「夢の赤坂、駅から数分、ファミリータイプ3LDK、国会議事堂など眺望抜群、完全セキュリティー、トレーニングルーム完備、無料駐車場有り」。現在建築中で来春に完成予定の衆議院赤坂宿舎の話だ。民間なら家賃50万円はくだらない物件が、センセイに限り5万円ほどで借りられる。まさに議員の特権。こんなもの必要か−。

 今日の朝のどこかの局のテレビ番組でも取り上げていたんですが、このお話、すでに前提からして筋違いも甚だしいのです。
 
 というのも、確かに赤坂というのは東京、いえ日本の中でも超一等地ではありますが、しかし別に議員さんの宿舎は「赤坂だから」という理由でそこに建てられるのではありません。
 ではどうして赤坂に宿舎が作られるのかと言えば、答えは単純明快、近いからです
 国会の近いところに宿舎を建てようとしたら、赤坂でなくてもだいたい高いところしかありません。
 つまり、はじめから「高いところ」という理由で赤坂を選んでいるワケではないのです。
 
 こうなると必ず「遠くても安いところにしろ」と言う人が出てきますが、それが一般の人ならまだしも、このお話の相手は国会議員さんです。
 さっきの記事に出てくる野党でテレビに出るぐらいしか仕事のない河村たかしさん程度なら別に遠いところに住んでいただいても問題はないのでしょうけど、そうでない忙しい人、国政の中枢に関わっている人、緊急時にすぐに国会に駆け付けなければならないような人は、そうはいきません。
 例えば大災害が起きて、すぐに国会周辺に駆け付けなければならないとなった時に、もし八王子あたりに宿舎があったとして、その間の道路が大渋滞してしまったとか、そもそも道路が陥没して通れないとかなっていたらどうしようもなくなってしまいます。
 しかし赤坂ぐらいであれば、最悪国会まで歩いていける距離です。
 このように、テレビに出るぐらいしか仕事のない河村たかしさんは赤坂と言えば贅沢としか考えられないのでしょうけど、実際はそういう単純なモノではないのです。
 
 さらに話をもっと整理しますと、なぜ赤坂という土地が高いのかというコトを考えた場合、それは日本の中枢機関が永田町に作られたからなワケですから、そもそも話の順番が違うのです。
 永田町はもちろんのコト、その周辺の土地というのはとんでもなく高い値がついていますが、それもこれも永田町に国会議事堂や首相官邸があるから、建てられたからこそです。
 ですから、赤坂宿舎も、ただ国会に近いところに建てようとしただけで、別に高いところに宿舎を建てようとしたのではなく、後から付いてきた結果として赤坂の土地が高くなっているだけの話でしかないのです。
 変な話、首都機能移転の話がありますけど、それが実現されて国会機能が田舎の方に移ったとしたら、当然そこから近いところに宿舎は建てられるでしょう。
 そこに土地が高い低いは関係ありません。
 もちろんこの場合で赤坂とかに建てられるワケはありませんね。
 
 これらの理由からして、「なぜ赤坂なんていう一等地なんだ。贅沢だ」という批判は、全くの静違い、小市民根性もいいところなのです。
 
 場所以外にもいろいろと小市民根性丸出しな批判が色々と書かれていますが、言うまでもないコトとして、セキュリティー完備なんて当然すぎる話です。
 ついこの前加藤紘一先生のご自宅が放火された事件は記憶に新しいと思いますが、今の時代でも、いえ今の時代だからこそ国会議員はテロルの標的になりうるのです。
 そういう意味から、国会議員さんには極力自動車で移動してもらうのがセキュリティーの上からも安全ですし、となれば当然駐車場も必要です。
 また、移動時間の長い短いもセキュリティーの上では大変重要であり、もちろん移動距離が短い方が安全なワケですから、この辺も宿舎の場所というのは重要になってきます。
 トレーニングルームというのは、どのぐらいの規模なのかがこの記事だけでは分かりませんが、あまり自由に出歩けない議員さんのために多少の施設はあってもいいのではないでしょうか。
 まぁ議員会館の方にもあるらしいので、これはいらないと言えるかもしれませんけどね。
 とにかく、テレビで何を言っても「ああまた言ってるよ」程度にしか思われないぐらいの価値しかない河村たけしさんならまだしも、そうでない重要な議員さんには、この新しい宿舎は場所も設備も必要なモノであり、そして当然のモノでもあるのです。
 
 世の中には一般とは違う世界があって、その世界にはそれだけの理由が存在するのですから、あまり一般的な理由だけで、自分がどうだからという小さい世界で物事を考えて騒ぐのはやめた方がいいと思います。
 小市民根性はみっともないですし、同じ日本人としてとても情けないですから。
 

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平成18年8月28日

 障害者番組に価値はあるのか

 先週末、日本テレビによる毎年恒例の24時間テレビが放送されました。
 「愛は地球を救う」というキャッチフレーズと、芸能人が24時間かけて100km走るマラソンと、番組の最後に「サライ」を全員で大合唱するコトで有名な番組ですね。
 
 ハッキリ言って、やえはこの番組あまり好きではありませんので、今年も特に見ようともせず、あらいつの間にか終わりましたねで終わってました。
 目玉企画の100kmマラソンも、あの虚弱体質の代表タレントとも言えるアンガールズさんが走るというのは知ってましたが、特にやえはそれが面白いとも思えませんでしたので、完全スルーでした。
 
 しかし、特に今年はいつにも増してこの番組を見たいと思わなかった理由があります。
 それは、24時間テレビの番組CMで見て感じたのですが、今年はいつもよりさらに障害者を全面に立てたコーナーが多かったからです。
 公式サイトに書いてある、タイトルでそれと分かるモノだけでも
 
 ・ウリナリ社交ダンス部と視覚障害者が踊る!世界初ブラインドダンス大会!
 ・脊髄損傷した元高校水泳チャンピオンが20歳の挑戦! 車いすトライアスロン
 ・もうひとつのWBC〜ハンディキャップに負けず野球をやりたい!障害者野球チームの挑戦
 ・もうひとつのダンス甲子園!ダウン症の少年少女とKAT-TUNの熱き友情ダンス
 
 ですし、さらに内容をよく見ると障害者が出てくるモノまでを挙げると
 
 ・絆のチカラ
 ・24時間テレビ ドラマスペシャル「ユウキ」
 
 と15コーナー中6コーナーもその手の番組で構成されています。
 最後のドラマはドラマなのでそれを除外したとしても、それでも今年の24時間テレビの1/3は障害者コーナーでしめられているコトになります。
 やえは番組宣伝だけでうんざりしてしまいました。
 
 別にやえは障害者はテレビに出るなと言っているワケではありません。
 そうではなくて、むしろ逆に聞きたいのですが、障害者が“がんばっている姿”を見てどうしろと言いたいのか、やえには疑問でしかないのです。
 どうして障害者が頑張っている姿だけを放送してそれが番組として成り立ってしまうのか、疑問でしかないのです。
 
 そもそもテレビを見るという行為はどういう時に起こすのかと考えたとき、それは非日常を求めてのコトだと言えると思うのです。
 お笑い番組を見るときは自分だけでは楽しめない面白いと思えないそれ以上の笑いを他者に求めるために見るのであって、スポーツも自分ではなし得ない超人的な能力を他者に求めるために見るのであって、報道でも自分だけでは得られない情報などを他者に求めるために見るワケです。
 これはテレビ等に限らず、全ての興行や、広く言えば「お金を払う」という行為においては全てそれが言えるハズです。
 野菜を買うという行為にしても、自分だけではその野菜を生み出すコトはできないので、他者にそれをお金を払ってまで求めているワケです。
 歩くという行動は普通は誰でも出来るのでお金は払いませんね、しかし車の運転となれば必ずしもそうはいきませんからタクシーという商売が成り立つワケです。
 つまり、その行為に価値があるかどうかというポイントは、自分が簡単にできるかどうか、自分と比べて超人的であるかどうかというところにあるのです。
 
 そしてお金以上の価値を人が見いだした時に、感動という感情が生まれます。
 特にスポーツなんかが顕著ですね。
 超人の中の超人が希な力を発揮して結果を出すときに、他人は感動をするのです。
 芸術も同じく、誰でも出来るようなモノを見せられたとしても誰も感動はしないワケで、感動する場合というのは他者の超人的な力を見せつけられた時に起こる感動なのです。
 
 しかし残念ながら障害者番組にはこれがありません
 番組の作りからして視聴者に感動をさせようという内容になっているのだと安易に推測されるワケですが、「ウリナリ社交ダンス部と視覚障害者が踊る!世界初ブラインドダンス大会!」にしてみても、視覚障害者が健常者以上のパフォーマンスを発揮するとはとても思えません。
 仮にもし健常者以上のパフォーマンスを発揮したとしても、そこに障害者であるという価値は無意味なワケで、それを番組タイトルとしてつける必要はないでしょう。
 
 やえが一番イヤだなと思うところは、まさにここなのです。
 例えば今のようなコトを言うと、「じゃあウリナリとかの芸能人だって、その手のプロからしたら能力は格段に下なのに、それでも感動する。これはどうなんだ」と言う人がいるかと思うのですが、しかしまさにここが障害者に対する偏見の一端なのではないかと思わざるを得ないのです。
 つまりですね、ウリナリさんたちの芸能人は、まさに芸能人という一般人とは違うテレビのプロ、異能者・超人であるからこそ価値が生まれているワケでありますが、しかしこの番組に出ていた障害者はそうではなかったでしょう。
 しかしそれにも関わらず障害者をこういう番組として出してそれが成り立ってしまうというのは、まさに「障害」を「異能・超能」として見てしまっているからに他ならないのです。
 つまり、障害そのものをウリにしてしまっているのは否めないワケです。
 
 やえはここがイヤなのです。
 障害者の障害は決して誰もがほしがるプラスの異能ではありません。
 しかしそれにも関わらず、その障害こそが、集客力のある、スポンサー的に商売が成り立つ、つまり金になる、価値のあるモノだとするその考え方は、障害者を自分の下と見てそれを頑張る姿を上から見下ろしているコトに他ならなくなってしまうと言わざるを得ません。
 決してプラスの異能とはならないのに価値があるとするのは、これはかなり矛盾のある考え方であり、障害者を無理に特別視しているコトであり、歪んだ価値観だと言うしかないのです。
 例えば「脊髄損傷した元高校水泳チャンピオンが20歳の挑戦! 車いすトライアスロン」というコーナーがあったみたいですが、そもそも一般的にはトライアスロン自体がテレビで中継されるコトのない「商品価値」のないコンテンツであるのにも関わらず、今回それが日テレの看板番組で放送されるのですから、つまりこれはテレビとしてマイナスにしかならない「商品価値」がプラスに転じるだけの価値をどこかに見いだしているワケで、その価値はどこにあるのかと言うと、やはり障害であり障害者であるワケですね。
 トライアスロンにおいて、そのトップ選手の超能力よりも、障害者の障害の方が高い価値があると暗に言ってしまっているワケなんですね。
 そして、一般的に言えば、トライアスロンのトップ選手の超能力はそれなりに人からあこがれるプラスのベクトルを持つ魅力に対して、では障害はどうかと言うと、とてもプラスのベクトルを向いた価値があるとは言えないでしょう。
 しかしそれが、テレビ番組としては放送できない価値しかないトライアスロンというコンテンツを、一大プロジェクトとして成功し得る価値にまで高めてしまっているのです。
 やえは、色々なところから感じる、障害を価値のあるモノとしてしてまっている「その力の源」がとてもイヤなのです。
 
 障害者は普通の人より能力が劣っているコトは否めないコトです。
 車いすの人は普通の人が普通に行っている歩くというコトが出来ません。
 ですからそれを人が自発的に手助けするコトは良いコトですし、社会として必要なコトだと思います。
 やさしさとはそういうコトを指し示す言葉だとも思います。
 しかしそれは、老人に席を譲るとか、背が低い人のために高いところにある物をとってあげるとか、そういうレベルの話であって、その障害者の姿に「価値があるか」という点に関しては全く別の問題です。
 障害を異能としてことさら持ち上げるという行為は、それは本当にやさしさでしょうか
 むしろ哀れみになってしまっていないでしょうか。
 可哀想な人が努力をして結果を出すという、普通よりは下のスタートラインに立っている人を可哀想と思い、上に上がる努力というモノを相対的な感動にしまっている、そういう高い位置からの作られた感動というものを売り出してしまっているのではないでしょうか。
 
 今年の24時間のこれらの番組は、「障害があるからこそ」感動するモノ価値があるモノとして成り立ちます。
 しかしその「価値」とは一体なんなのかと考えた場合、やえはこの番組を見る気が全く起きません。
 この番組に出演する障害者の人はどのような思いで出ているのかやえには分かりませんが、すくなくともやえは障害者だからという理由だけで成り立つ番組を見ようとは思いません
 やえは障害そのものだけに、少なくともテレビ番組として成り立つだけの価値があるとは全く思えないのです。
 

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平成18年8月29日

 なら民主党議員は総理になってはダメですね

 すでに自民党総裁選挙は安倍さんに決まりそうな勢いですが、それが気に入らないのか、反体制に命をかける人たちはこんな調子で安倍叩きに精を出しています。
 
 安倍晋三は実績がない。
 
 これを裏付ける理屈として、いままで安倍さんは自民党幹事長や政府の官房長官などには就いたコトがあるが、それは組織をまとめる仕事であり、各専門分野である中央省庁のトップである大臣にはなっていないし、具体的な政策などの実績もあげてない、だから総理としてやっていけるのか疑問だ、とそういうコトが言われています。
 また良く言ったとしても、安倍晋三は拉致問題しかしてない、拉致問題だけで総理はつとまらない、そう批判しているワケです。
 
 しかし、こういうコトを総理になる条件に挙げるのであれば、では民主党の議員は誰も総理にはなれませんね。
 だって、例えば次の衆議院の選挙で仮に民主党が第一党になったとしても、民主党には大臣を務めた人はほとんどいません。
 元自民党の小沢さんとか、失われた10年を作った“野党連合”の時に大臣となった菅直人さんとかは例外的に大臣になっていますが、菅さんは言わずもがな、小沢さんの自治大臣だってたった半年しか務めていなかったりと、実績というコトを考えればかなり疑問です
 そもそも前の民主党代表だった前原さんとか、その前の岡田さんとかを見れば、大臣はおろか、副大臣や政務官すら就いたコトがない、政府としての経験は0の人達です。
 そんな人が代表、つまり政権交代がなったあかつきには総理大臣になるという民主党は、はじめから政権交代すらする資格など無かったというコトになるのではないでしょうか。
 
 どうしてそんな民主党に対しては「実績がないからダメだ」と言わなかったのでしょうか。
 結局は深くは何も考えていない、反体制の言葉があればそれだけで成り立ってしまう虚無な批判でしかないのでしょう。
 

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平成18年8月31日

 小泉メルマガレビュー

 小泉内閣メールマガジン 第247号 ========================== 2006/08/31
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 中央アジア訪問
 小泉純一郎です。
 今週は、月曜日から中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンを訪問し、今朝(31日)早く東京に戻りました。外国出張は、総理に就任以来今回が50回目。両国の訪問は、日本の総理大臣としては初めての訪問でした。
 
 こんにちはー。
 なんだかお久しぶりですねー。
 ついに今日で8月も終わり、小泉さんの任期もカウントダウンとなってきました。
 このメルマガもいつまで続けられるのか、そして最後はいつになるのか、そして次の総理はメルマガを続けてくださるのか、いろいろと気になる点が多く、そしてほんのりさみしい今日この頃のメルマガレビューです。
 
 カザフスタンは、カスピ海の東側に位置し、隣国のウズベキスタンと同じく、1991年の旧ソビエト連邦の崩壊にともなって独立した国。世界第9位の面積がある広大な国で、天然資源にも恵まれ、なかでもウランは、オーストラリアに次ぐ世界第2位の埋蔵量があります。
 カザフスタンのナザルバーエフ大統領とは、日本とカザフスタンの友好、協力関係を一層発展させることに合意したことに加えて、国連改革と北朝鮮問題を含む国際問題についても建設的な意見交換を行い、アジア地域情勢に関して両国外務省間で随時協議することで合意しました。
 
 やっぱり小泉さんが外交している時が一番生き生きしてますよね。
 小泉外交のコトを、アジア軽視とか、アメリカ追随一辺倒だとか言う人は多いですが、それはその面しか見ようとしないだけでしょう。
 実際小泉さんは、このメルマガレビューでもお伝えしてきましたように、実に多くの国を訪問し、とてもたくさんの人に会ってきました。
 今回のカザフスタンやウズベキスタンなど、今までの総理が訪問されていなかった国にも訪問され、首脳と会って、友好関係を築いています。
 マスコミがこういう面を伝えないというのもあるのでしょうけど、しかし小泉外交を評論するのであれば、こういう面もしっかりと見てから全体として評価しなければならないのではいでしょうか。
 
 特に、ウラン鉱山開発など原子力分野の協力について覚書にサインしました。
 
 そしてなんだかストレートな小泉さん(笑)
 
 9年前に移転した新しい首都アスタナは、日本の建築家黒川紀章さんが設計したマスタープランによって建設された近代都市で、まだあちらこちらで巨大な建物が建設中でした。大統領官邸の窓からも巨大なガラス張りのピラミッド形の建物が見えたので、会談終了後、大統領みずからの案内で、その建設現場を視察しました。活気にあふれる魅力的な街でした。
 
 もしかしたら今が一番活気のある時期かもしれません。
 そしてやっぱり建築の分野では世界一と言えるかもしれません、日本の技術がこうやって役立っているというのは、やっぱり日本人としてうれしいですね。
 
 次の訪問地タシケントは、アスタナから空路で2時間。シルクロードの中継地として古くから栄えた、緑あふれる中央アジア最大の都市です。ウズベキスタンのカリモフ大統領とは、4年前に日本の首相官邸でお会いし、両国が戦略的パートナーシップを発展させていくことで合意しましたが、そのときに招待を受けて以来、4年目にして、今回ようやくウズベキスタンを訪問することができました。
 
 やっぱり生き生きしている気がします(笑)
 小泉さんもやっと約束を果たせたとほっと胸をなで下ろしているところでしょうか。
 
 ウズベキスタンは大変親日的な国で、カリモフ大統領も大の親日家。再会を懐かしみつつ、両国関係の発展を確認しあいました。今回の私の訪問が、日本とウズベキスタンの関係強化の大きな「はずみ」となることを期待しつつ、日本のウズベキスタンに対する協力が、民主的なウズベキスタンの発展のために少しでも役立つことができればと思っています。
 
 あら、それは知りませんでした。
 もともとはソ連の一部だったので、そういう印象があまり無かったんですが、そうなんですね。
 もちろんウズベキスタンもアジアの一部。
 日本の報道でアジアというとなぜか中国と韓国だけをさして全体を呼ぶようなよくワケの分からない風潮がありますが、このようにアジアの中には友好国もたくさんありますので、アジア軽視と批判する前に、こういう現実をまず見た方がいいでしょう。
 
 翌朝は、「日本人死亡者慰霊碑・日本人抑留者記念碑」に献花しました。
 第二次世界大戦後シベリアや中央アジアなどに多くの日本人抑留者が強制移送されました。ウズベキスタンにも約2万5000人が移送され、強制労働に従事させられましたが、この地で死亡した日本人抑留者は約800人。この方々を慰霊するために2003年に建設されたのが、「日本人死亡者慰霊碑」です。
 彼らの強制労働によって建てられた建築物は各地に残っています。タシケント市内に建つナヴォイ劇場もその一つ。40年前に起きた大地震で、市内の多くの建造物が崩壊したときも、この劇場は立派に残り、「日本人の建てた建物は堅牢だ。」と評価を高めたといいます。
 
 ソ連時代には、日本をだまし討ちにし、大量の日本人を拉致し、強制的に労働させたという歴史があります。
 これは日本にとっても旧ソ連の国々にとっても知っておかなければならない歴史という事実でしょう。
 いつも国内で話題に上がる問題は特定のモノしか語られなかったりしていますが、この事件も歴然たる事実なのですから、目を背けずに正面から見据えていかなければならない問題です。
 
 彼らの強制労働によって建てられた建築物は各地に残っています。タシケント市内に建つナヴォイ劇場もその一つ。40年前に起きた大地震で、市内の多くの建造物が崩壊したときも、この劇場は立派に残り、「日本人の建てた建物は堅牢だ。」と評価を高めたといいます。
 お盆前に訪問したモンゴルのウランバートル。そこの国立オペラ劇場も日本人抑留者の強制労働によるものでした。モンゴルには約1万4000人が抑留され、約1600人が亡くなりました。
 
 そして、強制労働だったハズなのに、手を抜かずに今も立派に地元の人たちに愛される建物を作っていたんですね・・・。
 日本人の、もしかしたらもう忘れ去られてしまっているかもしれない、勤勉さ真面目さがここに残っていました。
 なんだかちょっぴりさみしいお話です。
 
 過酷な強制労働の毎日の中で、故郷を思いながら遠く異国の地で亡くなられた方々のことを思うと、胸が痛みます。敬意と感謝の気持ちを込めて献花いたしました。
 
 日本人を代表して小泉さんに想いを託したいと思います。
 
 タシケントから飛行機で約1時間。シルクロードの要衝の地サマルカンドが今回の外国出張最後の訪問地でした。ティムール帝国時代のモスクや今から約580年も前に建てられた天文台の跡などの史跡を視察しました。この天文台では、当時、1年を365日6時間10分8秒と計算していたそうで、近年の計算結果とわずか1分しか違わないそうです。ティムール帝国の天文学のレベルは驚異的な高さだったと、感銘を受けました。
 
 やっぱり星の話になるとどうしても冥王星の話を思い出されてしまいます。
 可哀想な冥王星(笑)
 
 今日で8月も終わり。学校では明日から新学期のところが多いのではないでしょうか。「よく学び、よく遊べ。」元気に勉学に励んでほしいと思います。
 小泉内閣もあと1月。任期いっぱい、最後まで、内閣総理大臣の職責を果たすべく全力を尽くします。
 
 あと1ヶ月、永田町ではどんなドラマが待っているのでしょうか。
 永田町の夏はこれからです。
 
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 妻を二重に「だました」話(外務大臣 麻生太郎)
 今月3日、イラクのバグダッドを「電撃訪問」し、先方の首相と外相にお会いしました。イラクで活躍した陸上自衛隊は、役目を終えて帰国しました。それでも日本は、航空自衛隊の働きとODAを両輪として支援を続けますということを、直接伝えにいく必要があると思ったからです。
 
 一部で熱狂的な人気のある麻生大臣です。
 こんにちはー。
 しかし、自分で「電撃訪問」と言うなんて、さすが麻生さん、かっ飛ばしてます(笑)
 
 計画、日程は最高機密でした。私の身辺警護をするSP氏は警察官です。命令なしに行動できません。しかしこの時ばかりは、彼にも警察の上司に黙ってついて来てもらいました。
 総勢は私を入れて4人。もちろん皆、家族にも一切伏せたままでの隠密行動でした。
 
 なんだか超法規的な感じですね。
 しかしそれも麻生さんなら普通な感じがしてしまうのが不思議です。
 SPさんの家族も上司も「え?え?え?」って感じだったのでしょう。
 
 あとで聞いたところ、大臣外遊の一行が4名というのは前代未聞だとか。それでできるなら、普段の出張も、大名行列よろしく大人数を連れて行くなとお叱りを受けそうです。
 
 うわ・・・。
 麻生大臣、秘書官さん、SPさん二人でしょうか・・・、いや、通訳さんが必要でしょうから、SPさん一人と通訳さんでしょうか。
 どっちにしても、かなり危険なコトされたんですね。
 でもそれでも麻生さんならなんとかなりそうな感じがしてしまうのが不思議です。
 麻生さんは射撃でオリンピック出ていますし、世界大会でも優勝している腕前ですし、日本クレー射撃協会の会長も務めていらっしゃいますし、『ゴルゴ13』が大好きで大臣室には「オレの後ろに立つな」というポスターを貼ってらっしゃるぐらいなので、自分の身は自分で守れるのかもしれません。
 後ろに立った人間がばったばったと倒れていくのです(笑)
 
 「大臣、現地では自衛隊機と米軍ヘリコプターに乗るので、荷物は機内持ち込み用だけにまとめて下さい」と秘書官が言います。雑作もないことですが、我が家にはキャスター(車輪)がついた小振りのカバンがありません。
 
 ・・・麻生さんって、地元では経済界を牛耳るぐらいの家を持ち、さらには直接大久保利通に繋がるぐらいのお大尽のハズなんですが、荷物を少なくするコトなんて「雑作もないこと」なんですね。
 やっぱり大物は違います(笑)
 
 さて困ったと思ったのが、7月末、ASEANの会議でクアラルンプールにいた時です。
 議事の合間、自由時間はたったの40分です。これを逃すとイラク訪問まで買い物などできませんが、表を探し歩く余裕はありません。何かないかとホテルの売店に行くと、あるにはありました。
 女性用のが。でもこれでは帰宅した時怪しまれるし・・・。思いついたのが、妻をこの際二重に「だまして」しまおうという作戦です。
 「ホラ、おみやげ」。そう言って渡すと、妻は素直に喜びました。でその数日後、「オイちょっと、アレ貸してくれないかな」・・・。
 と、ここまでは作戦通りでしたが、敵もさるもの。即座にお見通しで、「どこ行くの」と来ました。「危ないところ?」
 
 ごめんなさい、ちょっと分かりづらい文章になっている気がするんですが、解説しますと、
 
 キャスター付きのカバンが無いコトに気付いた麻生さん、40分時間が取れた7月31日のクアラルンプールで何とかカバンを見つけたのですが、しかしそれは女性物だった。
 そこで一計案じた麻生さん、奥様のお土産だと称して、3日後に出発するイラクに行くときに「貸してくれて」と心を痛めながら(?)、イラクに行くコトと、このカバンが本当はお土産ではなく自分のためだというコトと、二重にだましてしまおうと思ったのです。
 しかし奥様も麻生さんほどの大物と添い遂げようとする人であり、さらにもともとは鈴木善幸総理のご息女です。
 政治家の家に生まれ肝も据わっていらっしゃるのでしょう、すぐにそれだけで麻生さんが危険なところに行かれるのを察しられてしまいました。
 やっぱり敵(奥様)は手強いなぁ
 
 というお話です。
 なんだか緊張感がある中ほほえましいんですが、でねさすがに女性物のカバンを貸してほしいなんて言われたら、普通はとても怪しみますよね(笑)
 
 いろいろ芝居を打って出た割に、現地から届いた写真の私は普段通り寛いでいたらしく、帰国後小泉総理に「緊張感が感じられなかったゾ(笑)」と言われるオマケがつきました。
 
 そして綺麗なオチがつくところもさすがです。
 まぁ、麻生さんならどこに行ったってくつろげそうな気がしますが(笑)
 しかしそれにしても「感じられなかったゾ(笑)」なんて、それなんて萌語尾変換なんのでしょうか。
 もうさすがとしか言いようがありません。
 違和感がありません。
 大物は違います。
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、こっそりと総裁選挙、麻生さんを応援しています(笑)
 
 
 
 [編集後記]
 秋めいてきましたが、まだ暑い日が続いています。このメールマガジンも2週間夏休みをいただきました。この間、東京大停電、ロシアによる日本漁船の銃撃拿捕事件、また、甲子園での高校球史に残る名勝負などさまざまな出来事がありました。皆さんはいかがお過ごしでしたか。
 
 高校野球は、やえは沖縄の八重山商工を応援していたんですが、残念でした。
 でも今年の高校野球はいつにも増してとても面白かったですね。
 しかしそれにしても「ハンカチ王子」のネーミングはどうかと。
 『テニスの王子様』より恥ずかしい気がします。
 
 小泉内閣もあとしばらくになりました。このメールマガジンでは来週から、この5年間の実績や主な出来事などについて各界の方々に語ってもらう企画をお届けします。どうぞお楽しみに。
 
 ああ、なんかもうまとめに入っちゃうんですね。
 なんだか哀愁が感じられてしまいます。
 でもなんだか面白そうな企画ではありますので、やえも気合いを入れてレビューしていきたいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

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