小泉内閣メールマガジン 第249号 ==========================
2006/09/14
★☆ ご愛読感謝特別号! ☆★
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● フィンランド訪問
小泉純一郎です。
先週後半から今週火曜日(12日)までフィンランドを訪れ、首都ヘルシンキで開かれたアジア欧州会合(ASEM)に出席しました。
アジアとヨーロッパの対話と協力を目指して始まったこの会議は、今年で10年目。アジアからは日中韓とASEANの13カ国、ヨーロッパからはEU加盟25カ国と欧州委員会、合計38カ国と1つの国際機関のリーダーたちが一堂に顔をそろえました。
やえです。
2日ぶりのメルマガレビューでーす。
日曜日(10日)の昼過ぎから始まった会議の冒頭、私から、テロや核の不拡散、海賊などの国際的な広がりをもつ非人道的な問題に対して、国際社会が一致して取り組むことが必要であると訴えました。
北朝鮮による拉致の問題についても、国際社会が協力して取り組まなければならない重大な問題であることを強く主張しました。
中国や韓国の首脳が苦虫を噛んだような顔をしているのが見て取れそうです。
しかし小泉さんはいつでもこの問題を国際会議の場で訴え続けていますよね。
こういう、小さいかもしれませんが継続する努力こそが解決への確かな道だと思います。
その日の夕食と翌日の昼食の時間を含め、月曜日(11日)の夕方まで、異なる文化・宗教間の対話、エネルギーと環境問題、経済問題と科学技術政策など幅広い話題について、二日間、熱心な議論が続きました。
会議の合間をぬって、スペインのサパテロ首相、ベトナムのズン首相と個別に会談。会議前日の土曜日(9日)には、フィリピンのアロヨ大統領と、貿易の自由化や外国人労働者の受け入れなどを内容とする日本とフィリピンとの間の経済連携協定(EPA)に署名しました。
確かフィリピンとは、看護師の受け入れを決めたとかなんとかでしたっけ?
なにかで読んだか聞いたかしたんですが、確かフィリピンでは、看護師になる人が多いわりに、いや多いからと言った方がいいのかもしれませんが、本国ではあまり労働条件がよくないらしくて、だから多くの看護師さん達は外国に出て働きたいと望んでいるんだとか。
日本は世界一賃金の高い国ですからね、来たいと望む人も多いでしょう。
もちろん質の水準の保持や、日本語能力の有無の確認などは絶対条件ですが、それさえクリアすれば、いいんじゃないかとやえは思います。
まぁいつかあまおちさんが言ってましたけど、看護師さんはやっぱり女の人がいいなぁというのはあるとは思うんですけどね。
会議の参加者は、これまで何度もお会いしたことがある首脳がほとんどでしたから、フランスのシラク大統領、タイのタクシン首相、マレーシアのアブドゥラ首相始めたくさんの方々と、立ち話ではありましたが、たのしい会話をすることができました。
5年というとけっこう長いですからねぇ。
顔なじみと言ったところでしょうか(笑)
でもやえは思うんですが、例えばアメリカの大統領は任期が4年ですから、最低でもこれだけは大統領を務めるワケで、任期は二期までですがから二期になると8年もの間だ大統領を務めるワケで、そして再選するというのは珍しい話でもないですからね、それに比べれば日本では5年は長いなぁと言ってしまうのは、ちょっとどうなのかなと思わなくもないのです。
日本は、というか日本の総理には任期がないので実際のところは日本人の感覚と言うべきでしょう、もう少し着実な仕事をしてもらうためにも、もうちょっと長い期間総理大臣は仕事をさせるべきないのではないでしょうか。
ちなみにフランス大統領は1期5年で2期まで。
イギリス首相は調べたのですが分かりませんでしたので、おそらく日本と同じように規定された任期はないのでしょう、しかし今の首相のブレアさんはすでに9年ですから、やっぱり長いですよね。
内政はともかく、外交はやはり個人的な繋がりというモノは大きなファクターを占めますから、ある程度の長い期間は最低でも保障するようにした方がいいのではないかと思います。
EU議長国で本会合のホスト役を務めたフィンランドのヴァンハネン首相とハロネン大統領には、ヘルシンキに到着して最初にお会いしました。
フィンランドは、サンタクロースとムーミンの国、最近では携帯電話などのハイテク産業が盛んなことで有名ですが、私にとっては、大好きな作曲家シベリウスの母国として格別な感慨があります。
ねぇムーミン、こっちむいてー。
確か携帯電話の雄ノキア社があるところでしたっけ。
そして音楽好きの小泉さんの本領発揮。
なんとヴァンハネン首相に「小泉首相は多くのフィンランド人よりシベリウスをよく知っている」と言わしめさせたほどです。
さすがです。
ヴァンハネン首相は、私との会談の後、ヘルシンキ郊外にある、シベリウスが過ごし、数々の名曲を作曲した邸宅「アイノラ」を、自ら案内してくださいました。
「アイノラ」では、地元の若い弦楽四重奏団の演奏がありました。シベリウスといえば、フィンランディアがフィンランドの第2の国歌として有名ですが、シンフォニーも1番から7番まであり、全部持っています。バイオリン協奏曲もよく聴きます。
ヴァンハネン首相から、「あなたはフィンランドの人よりもシベリウスに詳しい。」と言われましたが、この弦楽四重奏曲は初めて耳にする曲。思いがけず好きな作曲家の新しい曲を聴くことができて、とてもうれしいひとときでした。
静かな森の中にたたずむシベリウスの家の前に立って、「こういう雰囲気の中で、数々の名曲が生まれたのか。」と、しばしゆったりとした気持ちになりました。
おっと、失礼しました(笑)
しかし、いつもいつもメルマガレビューでは言ってますけど、フィンランドでもこのように格別の配慮を小泉さんは受けているワケで、日本のマスコミはアメリカ大統領の私邸に行ったとかばかりをとりあげるのではなく、このように様々な国で特別な関係を築いているというのを、日本国民もちゃんと知るべきでしょう。
そしてリラックスする小泉さん。
国内だと気の休まるときがないでしょうからねぇ。
ヘルシンキには、市内に多数の核シェルターがあることを知り、お願いして見せてもらいました。地下50メートルにある司令室では、24時間体制で危機管理に備え、56カ所のシェルターや民間の施設を含め80万人分の避難施設があるそうです。道路からトンネルにもぐるとそこには巨大な空間がひろがり、普段は、スポーツ施設などに使われていました。
「備えあれば憂いなし」と言いますが、これほどの「備え」にはさすがに驚きました。危機管理に向けて見習うべきことはたくさんあるものだとの思いを強くしました。
へー、それはすごいですね。
確かにこれはお願いしてでも見てみる価値はあるでしょう。
日本では「核」シェルターなんて言うとパブロフの犬のようにかんしゃくを起こす人がいますけど、でもこれ、核以外でも、大災害とかで役立ちそうですね。
台風でも火事でも、おそらく地震がきても、ここに入れば安全でしょう。
検討する価値はあるかもしれません。
土曜日(9日)の朝には、冷たい小雨がふるなか、フィンランド湾の入り江に浮かぶスオメンリンナ島を視察しました。18世紀に建てられた城塞は、世界遺産になっています。
風雪に耐えてきた城塞の中に、裏千家の茶室がしつらえてあり、和服を着たフィンランドの男性がたてたお茶を楽しむことができました。
えええええええ、なんでですかー?
その辺の理由を詳しく語って欲しかったですが、これ以上の記述はありません。
どうしてでしょうか、とっても気になります。
ので調べてみました。
千 玄室大宗匠は、6月14日から19日までフィンランドを訪問。
大宗匠が会長を務められる関西日本・フィンランド協会では創立20周年記念事業として茶室建築を決定。このほど、茶室「徳有庵」が完成し、その茶室披きのため、大宗匠の訪問となりました。
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という事情らしいです。
特に古い歴史的な事情があったワケじゃないんですね。
でも小泉さんも、なんでこんなところにとびっくりされたコトでしょう。
城壁からこぼれ落ちたのでしょうか、小石を1つひろいました。お許しをえて、お土産にもち帰りました。普通の人にはただの石コロかもしれませんが、私の最後の外遊の地フィンランドの世界遺産でひろったこの石は、私にとって思い出深い「宝石」になりました。
風流人は違いますね。
そして「最後の外遊」というのも、ちょっとどこかさみしげな感じです。
もうカウントダウンになっちゃいましたね。
[ご愛読感謝特別寄稿]
(編集部注)先週号に引き続き、小泉内閣5年間の出来事や小泉総理との思い出について、各界の方々からお寄せいただいた"ご愛読感謝特別寄稿"を掲載いたします。
● 薬物乱用はダメ。ゼッタイ。
(薬物乱用防止キャンペーン・キャラクター 松浦亜弥)
皆さんこんにちは、松浦亜弥です。
あややーーーーーーーーーーーーーーーー。
うわっ、なんですか、メルマガレビューまで出てこないでく・・
うるさいっ、これでもくらってろっ
ーーーーーーっっっ!?
あっやっやー、あっやっやー
今年4月より、薬物乱用防止キャンペーン・キャラクターとしてお手伝いをさせて頂いています。
現在では乱用される薬物の種類も増え、特に小学校高学年から中高生の間で、薬物乱用に対する警戒心や抵抗感、さらに罪悪感が希薄化し、薬物乱用の低年齢化が深刻化していると知りショックを受けました。
そんな悲しい現状を少しでも変えていくためにも、私が呼びかけることで多くの若い人たちに伝わるのなら、これからも訴え続けていきたいと思っています。
そうだっ。
駄目だぞ薬物はっ。
あんなものは己に自信を持てない阿呆がやるものだ。
自分の脳みそは自分で使うものなんだぞ。
本年6月16日、薬物乱用防止キャンペーン・キャラクターとして小泉首相のもとに訪問させて頂きました。
颯爽と現れた時の首相の印象は、スマートで品格を感じましたが、かといって非常に親しみやすい笑顔で優しい雰囲気が漂っていました。
テレビで見ているより小柄でビックリです。
オレもあややに会いてぇぇぇぇぇぇ。
会いに来てー
さすがに少し緊張しましたが、首相は気さくな一面も持ち合わせていて、短い時間でしたが楽しく過ごさせて頂きました。私の体の心配をしてくださったのか「食事は健康のもとなのに、最近の女性はやせ過ぎだ。身長160センチなら体重は60キロが最適サイズなんだ」とアドバイスを頂きました。
「え〜」なんて返事をしましたが、そんな楽しいおしゃべりの中、首相から「薬物は自分が駄目になるだけでなく、人にも迷惑を掛ける。しっかりキャンペーンしてください」と真剣なお顔で言われ時には、私も日本の若者を代表して多くの人たちに、薬物乱用は一度でもしてはダメ。ゼッタイ。ということを広く伝えていこうと改めて誓いました。
あやや可愛いよあやや。
健康に気をつけるんだぞー。
160センチで60キロというのはどうかと思うが(笑)
そして、直接私から若い方に「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」というメッセージを伝えられればと思い、6月24日と25日に新宿厚生年金ホールで行ったコンサートでは、キャンペーン・ポスターを会場に貼らせて頂き、また会場に募金箱も設置しました。
ファンの皆様に「薬物乱用は一度でもダメ。ゼッタイ。」ということを伝え、国連支援募金へのご協力をお願いしたところ、多くのファンの皆様が快く募金に協力して頂けました。
ぬ?
薬物禁止と募金とはどういう関係があるのだろうか。
って確か祐実ちゃんもキャンペーンガールになってたよなー。
三代目だったかな?
これからも今まで以上に、薬物乱用防止を推進するために間違った知識や興味本位で薬物に手を出そうとしている若い人たちに『ダメ。ゼッタイ。』とメッセージを発信し続けていこうと思っています。
今回、小泉首相とお会いできたことは私の一生の自慢と思い出です!!
ぜぜぜぜぜぜひ、オレと会って一生の思い出として忘れられない夜を
ボガッ
はぁ、はぁ、はぁ。
た、大変申し訳ございません。
害虫はただいま駆除しましたので、放送上失礼な発言があったことをお許し下さい。
ま、まさか、メルマガレビューにまで侵入してくるとは、油断しました。
ええと、松浦亜弥さんの小泉総理表敬の様子は、政府インターネットテレビでご覧になれますので、興味ある方はこちらからどうぞ。
[編集後記]
7日から12日まで総理に同行してフィンランドで開催されたアジア欧州会合に行って参りました。会議場では外国首脳が近く退任する総理に駆け寄って敬意と慰労を述べておられました。また、内外記者会見で、質問に立った外国人記者が、総理に対し称賛の辞を述べたのも印象的でした。小泉総理の最後の外国訪問にふさわしい情景でした。
へー。
小泉さんが退任されるのはもう外国でも知れ渡っているんですねぇ。
しかし記者が褒める内容を言うなんて、日本では考えられませんね。
日本のマスコミは政府などにはなんでもいいから、いちゃもんでもいいから文句をつけるコトが中立だと勘違いしていますからねぇ。
お陰で自然に恵まれたフィンランドを見聞することができましたが、フィンランドのカラスは黒くないというのは驚きでした。日本語名では「ハイイロガラス」というそうですが、白と黒がまざった鳥がフィンランドのカラスなのです。
また、今年話題になったフィンランドを舞台にした日本の映画「かもめ食堂」の撮影に使われたカフェとレストランにも行くことができました。フィンランドは親日的な国であり、さらに友好が深まることを期待したいものです。
世界にはいっぱい親日国があるのです。
ちょっと頭がアレな人は、日本は世界で一番嫌われている国だと信じ切ってそれを喧伝する有様ですが、事実は事実としてこういう国もあるんだと知るべきでしょうね。
小泉政権も残り2週間弱。小泉総理のメッセージは次週が最後となります。先週から特集号を組んでおり、小泉内閣5年間についてのご意見をたくさんいただいております。引き続き皆さまからのご意見をお待ちしております。私も最後まで気を引き締めて仕事に取り組みたいと思います(じんえん)
ああああああ、ついに次回で最終回ですか。
途中からとはいえ、それなりの長年レビューし続けてきたやえとしてはさみしくもあり感慨深いモノがあります。
来週は、いろいろなコトを思い出しながらのレビューとなりそうです。
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
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(憧れの疑似トラックバック機能を期間限定お試しで付けてみました〜)
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