☆やえニュース☆

  小泉後小泉メルマガレビューファイナル人事についてちょっとだけ人事決定利権団体マスコミ

平成18年9月19日

 小泉後

 これは本当にもう痛すぎますね・・・(タレコミありがとーございまーす)
 ホント、もう、こういうコトをするから、民主党にはかける言葉もなくなってしまうのです。
 まぁでも批判病にかかってしまった人間っていうのはこういうもんなんでしょうかねぇ。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 明日20日、自民党の両院議員総会があり、そこで新しい自民党の総裁を決める選挙が行われます。
 世間では出来レースだとか面白くないだとか言われている今回の自民党総裁選挙ですが、そもそも党員投票でも7割近くは安倍さんだと言われているワケですから、議員投票があったとしても無かったとしても影響はあまり無いワケで、それは国民(正確には党員・党友ですが)の意思が正しく反映されている結果なのですから、それをもって面白くないと言うのもどうなのかなと思わなくなありません。
 まぁそんなコトで、とにかく明日新しい自民党の総裁が決まります。
 
 ただ、まだ明日は自民党の総裁が決まるだけであって、内閣総理大臣は小泉さんのままです。
 総理大臣は26日に開かれる予定となっている臨時国会で首班指名選挙が行われますので、その時までは小泉さんが総理大臣です。
 なんだかんだ今まで色々とありましたけど、ついに小泉総理大臣もあと一週間というコトになりました。
 
 で、今さら新総裁は誰だとか、自民党新三役はだれになるんだろうとか、そういう話はやめておきましょう。
 おそらく明日からのニュースは人事の話になるでしょうし、人事も正式に決まるまでは結局は分からないのですから、そんなに焦って知る必要もないと思います。
 
 それよりもやえはひとつ楽しみなコト・・・楽しいと言うとアレですが、すごく注目しているポイントがあります。
 それはですね、小泉後の日本の空気です。
 
 例えば、小泉さんが登場する前は、あれだけ日本の世論として「分かりやすい政治を」とか「官僚言葉を無くせ」とか言ってたのに、いざ小泉さんが登場したら「ワンフレーズ政治」だとか「中身がない掛け声だけだ」とか批判が起きたりしました。
 このように、雰囲気・空気というモノは、たった数年で、時にはたった数ヶ月数日で、さも前のモノは無かったかのように形作られてしまうコトが多々あったりするのです
 拉致問題にしても、なにやら数十年前からこの問題は日本の国是としてずっと存在し続けたかのように錯覚しがちですが、ここまで具体的に対北政策を推し進め始めたのは小泉さんが総理になってからなのはちょっと思い出せばすぐ分かるコトですし、またアメリカの大統領がクリントンさんだった時など、クリントンさんの就任直後に日本を通り越して先に中国の主席と会談したために、日本中が大あわてで「いかに日本はアメリカと仲良くするのか」という論調ばかりで外交問題は語られていました。
 どれもこれも今では考えられない空気ですが、しかしあっさりと忘れられている空気です。
 
 小泉さんは総理としてたくさんのコトを成してきましたが、それだけに批判が多かったのも事実です。
 しかし果たしてその批判が本当に正当なモノだったのかどうかは首をかしげざるを得ません。
 ですから、その指針の一つとして、これからの新しい政権への批判によって分かるのではないでしょうか。
 小泉さんによって、一般の国民が政治に関心を持つようになりました。
 同時に、政治をネタにするサイトやブログが、もう本当に、信じられないぐらい増えました。
 それだけに、今までの小泉さんの時代の空気というモノをある程度記録できていますので、それをよーく覚えておけば、いかに的はずれな批判が多いのかも理解しやすいというモノでしょう。
 もちろん当サイトこそしっかりと今までの空気を覚えていますので、さて新政権にはどれだけの理不尽かつ矛盾した批判が飛び出すのか、ちょっと楽しみだったりしています
 
 ま、もちろん、そんな無茶苦茶な批判は無いにこしたコトないのですが、残念ながらそうでないのが今の日本の社会ですので、どうぞ皆さんもよーく小泉さんが総理に起きた批判をよーく覚えておいて下さい。
 それはそれで政治の見方もちょっと変わってくると思いますよ。
 

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平成18年9月21日

 小泉メルマガレビューファイナル

 小泉内閣メールマガジン 第250号 ========================== 2006/09/21
 
 あああああああ、ついにこの日がやってきてしまいました。
 ついについに小泉メルマガの最終回です。
 しかもその最終回がちょうど250回というキリのいい数字なのも、どことなくもの悲しげです。
 では、惜しみつつ、最後の小泉メルマガのレビューにいきましょう。
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 5年間ありがとうございました
 小泉純一郎です。
 5年前の6月から始まったこの小泉内閣メールマガジンも、今週が最後になります。
 
 *:.。..。.:*・゜(つД`)*:.。..。.:*・゜
 
 就任以来、毎日、総理大臣の職責をいかに果たしていくかを考えながら、
 
 「天の将(まさ)に 大任(たいにん)をこの人にくださんとするや
     必ずまずその心志(しんし)を苦しめ、その筋骨を労せしむ。」
 
 という孟子の言葉を胸に、全力投球してきました。
 話し合ったり、相談したり、専門家の知恵を借りたりすることは必要ですが、重要な決断は一人でしなければなりません。時には、友情や好みを捨てて非情にならなければならないときもあります。
 
 政治家の一番重要な仕事は決断です。
 分析や知識や情報収集ではありません。
 もちろん決断のためにそれらが必要な場合も多々ありますが、一番重要なのは、それらの前提の上で最終的な決断と責任を負うというのが政治家の務めであり、総理大臣の務めです。
 ひとりの人間が全ての分野で専門家になれるはずがありません。
 だから総理大臣というトップにいる人は、いかに有能な部下を見極めるか、その上で最終的な決断と責任をどこまで総理として持てるか、そこに資質が問われるのだと思います。
 古い話ですが、イラクに自衛隊を派兵するときに小泉さんは「どこが戦闘地域でどこが非戦闘地域か、今そんなことが分かるはずがない」とおっしゃられましたが、それは当たり前の話なのです。
 そのような情報を収集するのは官僚の役割であり、総理はその情報を得た後に決断するのが仕事なのです。
 人間はスーパーマンではありませんから、全てのコトをひとりでは出来ないのです。
 小泉さんは、この辺の振り分けが非常に上手だったと思います。
 マスコミや野党は「丸投げ」なんて言ってましたけど、この空気もどうなるか、今後楽しみな部分ではあります。
 
 24時間公人として、何かあったらいつでもすぐに対応できるように、5年間精一杯努力してきました。
 
 正直、5年間でかなり老けちゃいましたよね。
 髪も真っ白になってしまって。
     →    
   ビフォー             アフター
 
 この間、メルマガ読者のみなさんをはじめ多くの国民から、あるときは厳しいご批判を、あるときは暖かい激励をいただきました。みなさんからの声がどんなに励みになったかわかりません。
 
 総理大臣という職にある人の声を直接聞けたこのメルマガはとても有意義なモノだったと思います。
 そしてその逆もしかりで、これこそが小泉さんが大総理として歩んでこれた理由の大きなひとつだったのではないかと思います。
 
 就任直後の所信表明演説で、私は「わたしに課せられた最重要課題は、経済を立て直し、自信と誇りに満ちた日本社会を築くことです。同時に、地球社会の一員として、日本が建設的な責任を果たしていくことです。」と訴えました。
 民間や地域の方々が「痛みに耐えて」改革に取り組んだおかげで、日本経済も回復軌道にのり、人々は自信を取り戻しはじめたと思います。日本政府は、日米同盟と国際協調を外交の基本に、国際社会の責任ある一員として世界の平和と安定のために努力してまいりました。
 
 政治は結果責任です。
 なにはともあれ、小泉さんの任期に間に景気がよくなったのは紛れもない事実ですから、これは評価をしなければなりません。
 小泉さんの就任直後はまだまだ日本も「不景気だから」とか、そういう弱音ばかりで、どこか他人のせいにして自分を慰める風潮がありました。
 でもいまはもう「不景気だから」とは言わなくなってきましたよね。
 また、自衛隊の海外派兵は、特にこれからの日本のとってとてもとても大きな一歩だったと思います。
 いまはまだそこまでこの件に関しては評価も高くありませんが、必ずや後世の日本にとって素晴らしい決断だったと評価される時がくるでしょう。
 
 一人の平凡な人間がここまでやってこられたのは、多くのみなさんのご支援、ご協力があったからこそです。
 徳のある人は才能がない、才能ある者は徳がない、といわれますが、私は自分では気の弱い普通の常識人だと思っています。
 
 あれ?
 変人じゃなかったんですか?(笑)
 それとも、「永田町の変人は世間では一般人」ですかね。
 
 ただ、いつも何かに守られている、運がいいな、と思いながら、何とか頑張ってきました。
 
 おおお、ついに認めちゃいましたよー、運がいいって。
 みなさんよろこんでくださーい(笑)
 もちろん運も実力のうちなんて言いますように、運もついていないと、日本という大国の総理大臣という職責を、しかも歴史に残るぐらいの大総理として名を残すコトなど出来はしないでしょう。
 みなさんも普段何かに守られているって感じるコトはありますか?
 
 昨日、安倍晋三さんが自民党の新しい総裁に選ばれました。安倍さんは、メルマガの初代編集長。小泉内閣の官房副長官、自民党幹事長、幹事長代理、そして官房長官として、ずっと改革を支えてくれた、気心の知れた方です。
 26日に新しい総理大臣が選ばれる予定です。私は、総理を退いた後は一国会議員として、新総理を控えめに支えていこうと思っています。
 
 「控えめに」というのが小泉さんらしいですね(笑)
 これはやえの勝手な想像ですが、小泉さんは上からいろいろと言われるのが好きじゃなかったと思います。
 例えば森さんから色々と言われたようなコトですね。
 むしろ小泉さんは森さんを巧く使ってたフシがありますが、あれこれ言われるのは好きじゃなかったと思います。
 そしてだからこそ小泉さんは院政のように安倍さんに対してあれこれ言うのはしないと決めているのでしょう。
 自分がイヤだったから。
 もちろん国会議員も国政の大切な要職ですから、これからも小泉さんは日本のために尽くしてくださるコトでしょう。
 
 現在の私の心境を短歌に託してみました。
 
 「ありがとう 支えてくれて ありがとう 
             激励 協力 只々感謝」
 
 メルマガ愛読者、そして国民のみなさん、5年間ありがとうございました。
 
 *:.。..。.:*・゜(つД`)*:.。..。.:*・゜
 まずはなにはともあれお疲れ様でした。
 もうあと数日は引き継ぎ等でバタバタされるでしょうけど、一段落ついたらゆっくりと休んでください。
 衆議院議員として国会中は忙しいでしょうけど、合間を縫って観劇などされたり、また国会が終わったら旅行をされたりするのがいいでしょう。
 本当に本当に小泉さん、おつかれさまでした。
 そしてありがとうございました。
 やえは小泉さんのメルマガをレビューできて、本当に楽しかったです。
 
 
 
 ● 経済財政諮問会議は構造改革の司令塔
  (経済財政諮問会議議員 本間正明)
 小泉改革は、政策決定プロセスの改革でもあります。
 従来の積み上げ型・縦割り型ではなく、総理大臣のリーダーシップの下、トップダウン型で一貫性のある政策決定を行うプロセスが強化されました。そうした中、経済財政諮問会議は改革の司令塔としての役割を担ってきました。
 
 小泉メルマガ最後のゲストレビューは、小泉さんが「改革」したモノの中でも象徴的な「リーダーシップ」について説明されている、本間先生です。
 で、「従来の積み上げ型・縦割り型」というのは、役所の官僚システムでもあり、また自民党スタイルでもあります。
 自民党では部会という常設会議があって、そこでは自民党の議員ならだれでも出席が出来て発言が出来ます。
 つまり、一回生議員でも長老議員でも、だいぞーちゃん先生でも海部俊樹元総理でも、等しく発言ができ、採決権を持っています。
 そうやって、できるだけ各地方から選出された議員さんの意見を広く集めて、それをひとつにまとめて、積み上げていくのが従来の自民党方式であったワケです。
 しかし小泉さんは、それを無視して、自身と一部の有識者だけの意見を押し通す方式に変えてしまったんですね。
 今は小泉さんの方式がもてはやされていますが、どちらもやっぱり一長一短で、時間がかからないのはトップダウン方式ですが、みんなの意見を聞くという民主主義的な和を尊ぶ日本古式な方式なら積み上げ型の方が適していると言えます。
 どちらの方が優れていると断言できるモノではありませんから、評価はなかなか難しいワケです。
 
 諮問会議における民間有識者の役割は、様々な政策課題について民間の経営感覚や経済理論・実証分析に基づきつつ国民経済全体の視点から率直な意見を申し上げることでした。
 総理や関係閣僚の前で民間人が毎回毎回、民間議員ペーパーを作成し、侃侃諤諤(かんかんがくがく)と議論して基本方針を作る。また、その模様がリアルタイムで情報開示されることにより、政策決定の透明性や説明責任の点で大きく向上しました。
 
 少人数で行う場合には、こういうコトもやりやすいでしょう。
 また選挙の必要がない民間議員さんですから、ある程度大胆な提案もできるワケです。
 透明性については、人権法の時に当サイトがレビューしたからというワケでもないんでしょうけど、自民党の部会の存在が前よりかは少しだけ知名度が上がってきましたせいか、部会も公開制にすればいいのにと言う人が少なからずいます。
 しかしやえはそうは思いません。
 公開すれば必ずよい結論が得られるというワケではないからです。
 非公開だからこそじっくり具体的に出来る会議というモノもあるでしょう。
 この辺はケースバスケースですからなんとも言えませんが、今までと違った形という点で見れば、小泉さんのなされたコトは大きいと言えるでしょう。
 
 これらのプロセスを踏まえ、最終的には「骨太の方針」といった具体的な政府文書としてとりまとめ、予算編成に反映させます。また、「改革と展望」において中長期的な目標を定め、短期と中長期の政策を「時間整合」的な形で構築する、という手法も定着させました。その際、常に「いつまでに何をやるのか」を明確化するという工程管理の発想も導入されました。
 諮問会議は、このように政策決定システムを大きく変えたのです。
 
 決定が早い、議論が公開される、というのは、もちろん大きなメリットでもあります。
 しかし、選挙を経ていない、国民の意思を付託されていない民間人が国政に大きく関わってよいのかという民主主義の基本事項を考え直す問題点もあります。
 やえは、こうした小泉さんの改革は、むしろ国民への投げかけだと思っています。
 つまり、こういう方法もあるんだと提唱し、それぞれの方法を具体的に知ってもらって、その上でどちらがよいのか国民が選択してほしいと、そういうコトなんじゃないかと思います。
 実際、諮問会議は最近はあまり最初よりは活躍していないようですし、安倍政権でどうなるか分かりませんが、その辺国民の意識が問われているのではないでしょうか。
 
 小泉内閣では、「官から民へ」、「国から地方へ」という基本理念の下、歳出改革、税制改革、社会保障制度改革、郵政改革、金融制度改革、規制改革など、とても幅広い分野において構造改革が断行されました。
 その成果は、企業収益の改善やバランスシートの改善をもたらし、民需主導の景気回復へとつながっています。財政収支も着実に改善しつつあります。政策効果が同じ総理の間に現れるのは稀ですが、小泉改革はその稀有な事例ではないでしょうか。
 
 任期が長かったというのが一番の理由なんでしょうけどね。
 でもこの前も言いましたように、もうちょっと長い期間を担保してもいいと思うんですけどね。
 まぁもともと日本のシステムというのは、全体としての力の方を重点に置きますので、頭が変わってもそこまで基本的には変わらないシステムではあります。
 アメリカなんかは、民主党と共和党で、違う国のように方針がガラッと変わりますからね。
 しかしさすがの小泉さんでも、あの村山談話ですらちゃんと継承をしているように、日本では個の力ではなく全体の力が大切にされるワケなのです。
 
 公共経済学の理論を勉強し、実証研究を続けてきた学者として、経済財政政策の決定プロセスにここまで深くコミットできたことは、本当に学者冥利に尽きます。次期内閣においても、経済財政諮問会議が構造改革の司令塔としてますます重要な役割を果たされることを祈念しております。
 
 やえは従来通りが悪いとは思いませんので、それは時の総理のやり方によるんだと思います。
 さっきも言いましたように、これらは一長一短でどっちが良いか悪いかという話ではないですからね。
 時代背景というモノもあるでしょう、そして小泉さんはそれにマッチした総理だったと言えると思います。
 さて安倍政権ではどうなるでしょうか。
 
 
 
 [編集後記]
 小泉内閣が発足して約2カ月後の平成13年6月、小泉内閣メールマガジンが始まりました。それから早、5年余。当初、新鮮な驚きをもって迎えられた総理からのメッセージも今ではすっかり定着し、読者の皆さまからは「政治をお茶の間に呼び込んだ」「発言などが親しみをもて、今までの政治家にはない人間味を感じた」「次期総理にもメルマガを続けてほしい」といったご意見を多数いただいております。メルマガという内閣初の試みは、皆さま方のおかげで大きな成果を収めることができ、ありがたく思っております。
 編集長を務めた11カ月間は、毎週毎週、編集後記に何を書くのか悩み続けた苦行の日々でしたが、小泉構造改革総仕上げの舞台裏、官邸や国会の緊迫感を多少なりともお伝えすべく努力したつもりです。ご支援ありがとうございました。
 
 おかげさまで、一部の方達から当サイトのレビューもご好評を頂きました。
 マスコミの歪んだ報道よりも真実を語るコトができたこのメルマガが果たした役割はとても大きいと言えるでしょう。
 アクティブに読んでいる人がもっと増えれば、さらに政治に対する国民の目も変わってくるのではないでしょうか。
 
 たくさんの読者の皆さまに愛され、多くの人の手がかけられて育ってきた小泉内閣メールマガジンも今回が最終号だと思うと感慨もひとしおです。最後までご愛読いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。(じんえん)
 
 じんえん先生もおそらくこれで最後のご登場だと思います。
 本当にお疲れ様でした。
 これで小泉メルマガも終わりだと思うととてもさみしい思いでいっぱいですが、また次の安倍政権がメルマガを引き継いでくれるコトを願って、ひとまずレビューを終えさせていただきたいと思います。
 もちろん、安倍メールマガジンが発行されるのであれば、またやえはレビューをします。
 小泉さんと、歴代の編集責任者の先生方、そしてメルマガに携わった官全ての方達に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。
 そしてお疲れ様でした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、・・・このフレーズもこれで最後ですね・・・らいおんはーとを応援しています!!
 

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平成18年9月25日

 人事についてちょっとだけ

  ちょっとだけ期待されている気がしないコトも無いので、人事についてちょっとだけお話してみようと思います。
 自民党と閣僚人事についてです。
 
 今のところ明らかになっている人事は
 
 ・幹事長−中川秀直先生
 ・総務会長−丹羽雄哉先生
 ・政調会長−中川昭一先生
 ・幹事長代理−石原伸晃先生
 ・国会対策委員長−二階俊博先生
 ・議院運営委員長−逢沢一郎先生
 
 です。
 一番驚いたのは政調会長の中川昭一先生です。
 中川先生個人は、安倍さんをそこまで力を入れて応援していたという感じでもなかったので、まさか三役に入ってくるとはかなりビックリです。
 中川秀直先生はある意味予想通り(総裁と幹事長は原則別派閥からというのがあったのでやえは麻生先生かと思ってはいましたが)、丹羽先生も予想の範囲内ではありましたが、中川昭一先生はかなり予想外でした。
 ただ、派閥的に考えれば、森派・丹羽古賀派・伊吹派と、安倍支持を明確に打ち出した大派閥からひとりずつですから、その面からすれば不思議ではないとは言えるかもしれません。
 丹羽先生は前々から今回がラストチャンスというぐらいの勢いで三役を希望していましたし、中川昭一先生は伊吹派の中では3番目に当選回数が多く政策通で、かつ安倍さんとは個人的にも近しいと言われているので、党の政策決定のトップである政調会長というのはなかなかベストな人事だと、結果的に見れば言えると思います。
 それから、やえの地元広島選出中川秀直先生は、過去に色々ありましたから総理総裁は絶望的ですし、大臣ポストも受けられない受けたくないぐらいだと言われていますから、個人的なポストとしては最高位についについたというところなのでしょう。
 そう考えると、前任の武部幹事長は小泉さんのイエスマンでしかありませんでしたが、中川新幹事長はそれなりの力を持つモノだと思われます。
 
 これだけ見れば党内融和体制、悪く言えば派閥人事だと言えるかもしれません。
 そもそも、総裁選立候補者出身派閥以外はほとんど安倍支持だったので、それも致し方ないのでしょう。
 しかし今回の人事も決め方は小泉さんの一本釣り形式で、小泉前だとこの時期にはすでにほとんど誰か大臣になるか判明していたぐらいですから、そうでない今の現状を考えると、安倍さんが派閥の推薦にこだわらない人事をしているとも言えます。
 まぁしかしですね、どの派閥だって当選回数の比率構成はほとんど同じになるんですから、適材適所にしても自然に派閥バランスがとれてしまうんですよね
 そして人数が多い分だけその派閥から選ばれる人数が多くなるのも、確率論的に言えば当然の話ではあるのですから、結果だけ見て「派閥横断人事だ」と批判するのはどうかと思います。
 それを言えば今は民主党の方が完全に派閥人事ですしね。
 
 さてでは大臣人事はどうなるでしょうか。
 例えば個人的に言えば、安倍さんの同期あたりや個人的に親しい先生方をズラッと並べればものすごく面白い閣僚名簿が出来上がると思います。
 安倍さんは歴代総理の中では抜群に若い部類に入りますから、もし「安倍カラー」を出したいのであれば、「若さ」をウリにするのが国民に対しても最も分かりやすいでしょう。
 ですから、安倍同期の人たちを閣僚に据えると、それはそれは面白いコトになりそうです。
 
 安倍同期というのは面白い人たちで、連続当選していたら5期の人たちにあたるのですが、実はここの人たちというのは初当選が自民党が初めて下野したときに当選した人たちなんです。
 細川政権の時です。
 あの時代というのは新党ブームでしたから、とにかく新党から出馬したいと思う人が多く、まして今まで議員でなかった人は選挙基盤も脆弱ですから、なおさら「風」に乗りたいと願うモノですが、しかしそんな超逆風の中にも関わらずはじめから自民党で出馬した方たちもいたワケです。
 そして途中一度も自民党から抜けず今でも自民党だという自民党一筋でやってきた方達もいらっしゃって、ここの人たちというのは、けっこう派閥を超えて仲がよかったりしています。
 「初当選時は大変だったよなー」という思い出話に花が咲くのでしょう。
 そもそもあの時の新党ブームの時に当選するためには地盤や看板だけでなく、まして自民党という当時のイメージとしては「古い」と言われる時代でしたから、それだけでない政策にも明るいと人と言われている人こそ敢えて自民党から出たワケで、知名度はまだまだですが実力は十分という方達が、安倍さんをはじめとする「5期自民党一筋組」なんですね。
 ですから、ここの人たちがずらずらって閣僚名簿に載れば、将来の日本をにらんでという意味合いからも、とても面白い人事になると思っています。
 
 しかし元々安倍さんは「老・壮・青」と言っていますから、ある程度バランスの取れた人事になると思われます。
 どうも塩崎恭久先生が官房長官になるという話のようで、これはけっこうサプライズなのですが(官房長官は基本的に同派閥から選ばれます)、それ以外の話はまったく見えてきません。
 ただ、安倍選対の柳沢伯夫本部長や甘利明先生、尾身幸次先生、また事実上の安倍応援隊だった再チャレンジ議連の山本有二会長など、大臣になるであろうと思われる議員さん達はそれなりに多いですから、聞いてみればなるほどと思うぐらいの人事になるのではないかと思います。
 どちらにしても安倍内閣で一番大切なのは来年の夏の参議院選挙ですから、まずは選挙に勝てる人事を作るのが先決になってくると思います。
 参議院選挙というのは、立候補者個人の資質が大きく関わってくる衆議院選挙とは違って、政党の総力戦という側面が大きいだけに、挙党態勢はより一層必要です。
 よって、内閣の顔である官房長官には知名度が高く政策通で若いと三拍子そろっている塩崎先生に国民に対してのアピールを任せ、党の顔である幹事長には重厚かつ小泉路線の継承者というイメージの強い中川秀直先生にしっかりと締めてもらうと、そういう人事なのでしょう。
 参議院選挙に勝てれば、衆議院では与党で2/3も取っているのですから、その後から安倍カラーを出しても遅くはありません。
 安倍さんの掲げる政策の中心は、憲法改正や拉致問題など長期的に出はないと難しいモノが多いですから、まずは足場を固める必要がありますので、なにはともあれ参議院選挙次第の人事になるでしょう。
 
 前回の更新でも言いましたように、やえは、総理大臣にはそれなりに長い期間を務めて欲しいと思っています。
 そうでないと結果なんて出せるハズがないですからね。
 そもそも小泉さんが総理大臣になった直後など、野党やマスコミから「掛け声ばかりで何もやっていない」と今では考えられないような批判が出ていたというのも、忘れ去られている空気のひとつだったりしますが、総理大臣になっていきなり数ヶ月だけで結果が出せるハズもありませんよね。
 しかし日本の今の制度では5年も続けば超長期政権と呼ばれるぐらいなのですから、ここは是非ともやえは安倍さんに、結果はいいからまずは選挙に勝って欲しいと思っています
 前も言いましたように、日本の力は全体として効力を発揮する力ですから、まして自民党政権のままなのですから、安倍政権になっていきなり大きくこけるというコトはあり得ません。
 ですから、明日から始まる臨時国会と、来年の通常国会は、とりあえず種まき期間だと思って、小泉さんの後であろうともそれぐらい長期になってほしいと、やえは思っています。
 

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平成18年9月26日

 人事決定

 一応、今日で人事も決定しましたので、まとめとしてまとめておきましょう。
 
 と言っても、昨日書いたコトがあまりにも当たりすぎて、これ以上書くことがありません(笑)

 しかし元々安倍さんは「老・壮・青」と言っていますから、ある程度バランスの取れた人事になると思われます。
 どうも塩崎恭久先生が官房長官になるという話のようで、これはけっこうサプライズなのですが(官房長官は基本的に同派閥から選ばれます)、それ以外の話はまったく見えてきません。
 ただ、安倍選対の柳沢伯夫本部長や甘利明先生、尾身幸次先生、また事実上の安倍応援隊だった再チャレンジ議連の山本有二会長など、大臣になるであろうと思われる議員さん達はそれなりに多いですから、聞いてみればなるほどと思うぐらいの人事になるのではないかと思います。

 昨日お名前を出した方全て閣僚になられましたね。
 しかし別にこれはやえがよく頑張った感動したっというモノではなくて、安倍さんの身になればこうするしか他ないという感じでしたから、こんなモンでしょう。
 論功行賞人事なんて言われていますが、しかし自分を応援してくれたのにそれに報いないという選択肢は、これは政治家に限らず誰だって出来るモノではありません。
 そもそも第一次小泉内閣の田中真紀子さんだって、あそこまで無能だったのに外務大臣という最も重要なポストにつけたワケで、こんなの頭の先からつま先まで100%論功行賞人事です。
 でも大臣というのは、各省庁のトップであると同時に、総理大臣の一番の理解者であり補佐する役目もあるのですから、総理を元々応援して政策にも共感している人が付くのは、それは当然の話でしかないでしょう
 いつものコトですが、なんでも批判すればいいってモノではないと思います。
 
 そもそも、多くの大臣さんたちは、曲がりなりにも自民党で長年議員を務めてきた方達です。
 無能であるハズは基本的には無いのです。
 田中真紀子さんは例外中の例外だっただけの話で、いつもやえがここでよく言っていますように、自民党の議員さんはヒラ議員でも部会などで議論を交わし政策決定に関わってきているのですから、無能な議員さんを探す方が普通は難しいのです。
 最近どうも、表面に出てくるモノだけで、自分と合うか合わないか自分が気持ちいいかどうかで議員さんを人格攻撃までするような人が増えているようで、今回の総裁選では、やえはそれが一番気になりました。
 特に谷垣さんに対する批判など、それは批判ではなく、単なる誹謗中傷でしかない罵倒を投げかける浅ましい人が多かったように思います。
 よくよく中身を見て理路整然と反論をするなら全然かまいませんが、しかしそんな一部だけを取って誹謗中傷するのは、一昔前の、軍隊と言えば右翼とレッテルを貼っていたサヨクな人たちと全く精神的には変わらないワケで、かなり前にここで書きましたように、こういう安易な空気というモノには強い危機感を感じずにはいられません。
 大臣でも総理でも、批判するのはかまいません。
 しかしそれは、まずは中身を見てからにすべきなのではないでしょうか。
 そして今の段階では、今日発足したばかりなのに、それで何を批判できると言うのでしょうか。
 自分たちが選んだ国会議員さん達なのですから、まずは信頼と期待を寄せて日本を良くしていただけるよう応援をするのが筋なのではないかとやえは思います。
 
 ところで今回の人事でやえが一番注目したいのは、法務大臣の長勢甚遠先生です。
 当サイトではおなじみですね。
 そうです、最後の小泉メルマガの編集長さんです。
 どうもメルマガ編集長を務められた方というのは出世するというジンクスがあるようで、初代の安倍さんは次に自民党の幹事長に大抜擢されましたし、2代目の細田先生は次は官房長官に、3代目の杉浦先生は法務大臣、そして4代目のじんえん先生も法務大臣になられました。
 レビューしてきた身としましては、なんだかうれしいです(笑)
 正直やえの本音としましては、杉浦せいけん先生は法務大臣としては色々と思うところもあるんですが、まぁ今度はじんえん先生に期待したいと思っています。
 
 やえは、小泉さんを応援してきましたが、だからといって全ての政策について賛成したワケではありません。
 高速道路の問題や天下りの問題などはここでも異論を何度か書きましたし、皇室典範の問題などは抵抗勢力になる覚悟で大キャンペーンを張るつもりでいました
 幸いなコトに皇室典範の問題は性急な改正にならずに済みましたが、このように政策によっては応援できないコトも多々ありました。
 これは当たり前と言えば当たり前で、1から10まで全く同じ意見を持っている人など世の中にはいないでしょうから、ところどころによっては意見を異にする場面があるのも当然なのです。
 しかしだからこそ、1つの問題だけで全否定をするのも愚かしい話でしかないのです
 今の段階では安倍さんと安倍内閣に対しては、今まで聞いてきた安倍さんの思想心情的にやえとしては頼もしいと思う部分が多いので期待も大きいですが、政治はやっぱり結果責任なのですから、とりあえずはある程度の期間を置いてから、良くも悪くも評価すべきだと思っています。
 
 とりあえず今のやえの希望としましては、安倍メルマガを発行して欲しいといったところでしょうか。
 そして編集長さんが誰になるのかが一番気になっているところです(笑)
 

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平成18年9月28日

 利権団体マスコミ

  今日は木曜日なのですが、メルマガの発行はありませんでした。
 まぁ安倍内閣が発足してからまだ数日ですから、メルマガを発行するにしてももう少し時間が必要であるというのは分かっているのですが、それでもどこかさみしい秋の夜空です。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日はこのニュースです。
 タレコミありがとーございまーす。

 首相への直接取材「1日1回夕方に」=世耕補佐官提案、内閣記者会は抗議
 
 世耕弘成首相補佐官は27日午後、新聞、通信、テレビ局各社で構成する内閣記者会に対し、安倍晋三首相が立ちながら記者の質問に答える「ぶら下がり取材」について(1)原則、1日1回夕方に行う(2)首相官邸ホームページ掲載のため政府のテレビカメラも撮影する−と提案した。しかし記者会側は、小泉前政権時代に合意した1日2回の取材機会を減らすのは認められないと反論した。政府のテレビ撮影も「取材の場であり広報ではない」と拒否。継続協議することになった。

 広報のプロフェッショナルでいらっしゃいます、参議院議員でこの度首相補佐官広報担当に就任されました世耕先生が早速改革に取り組んでおられます。
 改革の内容は記事にありますように、「ぶら下がり取材は一日一回」と「その模様を官邸ホームページで掲載する」というモノです。
 やえはこれ大賛成なのですが、しかしマスコミ側はこれを拒否したみたいで、最後であり最も根深い聖域・利益団体であるマスコミの体質というモノは相変わらずのようです。
 
 そもそも「ぶら下がり取材」というのは、ちゃんと会場などでセッティングされた記者会見ではなく、首相などと一緒に記者も歩きながら質疑応答をするというモノでして、どっちかと言えばイレギュラーなモノです。
 総理の場合は所定の位置で一応立ち止まって質疑に応じているようですが、「ぶら下がり」と名前が付いているコトからも分かるように、本来こんなモノをマスコミ側が強制的に求めるというコト自体が間違っていると言えます。
 内閣としての広報は官房長官が一日2回正式に会見をしているのですから、多忙な総理の時間をわざわざ空けなければならないと求めるコトは、言ってしまえば公務妨害とも言えてしまうのではないでしょうか。
 
 こう言うとおそらくマスコミ側は「国民の知る権利」などというよくわけの分からない権利を持ち出すのでしょうけど、しかしどういう理屈を持って「一日2回」と「知る権利」が結びつくのかやえには理解できません。
 さっきも言いましたように、内閣としての広報は官房長官の役割であり、それはしっかりと確保しているのですから、「一日1回」とするコトが「知る権利」を阻害するコトになると言うのはちょっと飛躍しすぎな理屈でしょう。
 そういう理屈というのは、結局は総理の個人的な話を聞きたいだけでしかなく、こんなのだったら一週間に1回ぐらいでも十分なのではないでしょうか。
 そんな時間があるなら政務にあたって欲しいとやえは思います
 
 さらにマスコミが利権団体であるというコトを如実に表しているのが「官邸ホームページの公開の拒否」です。
 マスコミはどういう理屈でもってこれを拒否するつもりなのでしょうか。
 国民の立場からすれば、断片的なマスコミの情報だけでなく、編集されていない全ての質疑応答を見る方が、よっぽど利に適います
 いま政府はどのような考え方を持っているのかを何のフィルターも通さずに知るコトこそが本当の意味での「知る権利」なのではないでしょうか。
 そして国民は、その上でそれぞれがひとりひとり判断すればいいのです。
 決して、マスコミが判断したモノを国民に押しつけるような形が「知る権利」と呼ぶべきモノではないハズです。
 
 そもそも、マスコミという一私企業程度が、普通は入れない近づけない官邸の中や総理のすぐ側まで近づいて、さらに記者個人が考えた質問や意見まで言う権利を与えられているというコト自体がとても大きな特権なのです。
 例えば国会の中での本会議や委員会で総理に質問するというのは、これは国会議員が選挙を経て国民の負託を得ているからこそであり、国民を代表しているからこそ質問をし答弁を得られるワケであるのですが、しかしマスコミの場合はそのような国民を代表している等といったモノは一切担保されていません。
 マスコミは所詮は私企業、利益を出すために物を売るために存在している利益追求の会社でしかないのです。
 それなのに、そんな私企業でしかないのにも関わらず、マスコミだからという理由だけで、総理や大臣に対して、精査もされず一会社の一記者だけの意見をぶつけるコトが出来てしまっているのです。
 これは本来ものすごく大きな特権なのです。
 
 なぜこんな大きな特権を一私企業に与えてしまっているのでしょうか。
 それは「国民の知る権利」を日本政府が認めているからです。
 つまり、一私企業であっても、それを一応は「国民の代理」としてマスコミを認めているからなんですね。
 本来マスコミだけに「知る権利」が与えられているワケではないのですが、一応はマスコミが自助努力をするという前提と信頼を元に、マスコミは国民の代理であると政府が認めているだけなのです。
 総理は、マスコミを通じて国民のために取材に応じているワケであって、基本的にはマスコミの利益のためだけに取材に応じているワケでは決してありません。
 
 例えば政府発表というと、大本営発表だとか政府の都合のいい情報しか流さないとかいう批判がいつも起きますが、しかし今回の場合にはこれは全く当てはまりません。
 記者の質問はあらかじめ検閲しようとしているワケではありませんから、都合のいい情報しか流さないという理屈は全く当てはまりません。
 もちろん官邸ホームページでは取材内容をノーカットで全て公開するのが原則であるのは言うまでもありませんが、そうすれば、記者は今まで通り質問をぶつけさえすれば都合の悪いコトだって、それこそノーカットで国民に公開されるワケですから、より一層透明性が増すと言えるでしょう
 繰り返しますが、国民の知る権利を考えれば、こうする方がさらに国民の利に適っていると言えるハズなのです。
 
 これを逆に考えれば、マスコミは今まで自分たちが行ってきた「言葉の切り貼り」つまり「揚げ足取り」が出来なくなってしまうと恐れているのでしょう。
 マスコミは取材の様子を全て公開されてしまうと、自分たちの質問の内容や総理の返答の全文を国民に知られてしまい、いかに今までマスコミは理不尽な質問をしていたのか、そして今までいかに総理の返答を歪めて記事にしていたか、それが国民にバレるのを恐れているのです
 最近ネットの発達によってマスコミのそういうミスリードが明らかになるケースがとても増えてきましたが、官邸が取材模様を全て公開するコトによって、さらにその傾向が加速するでしょう。
 マスコミはそれが一番イヤなのです。
 
 これは、利権団体マスコミは自分たちが世論をリードできる、リードしている世論捜査機関としての自負を持ってしまっているというコトの裏返しでしょう。
 自分たち以外が世論を形成する要因になるコトを、利権団体たるマスコミは一番恐れているのです。
 今まで守ってきた利権を放したくないのです。
 しかし、国民のためにはどうすればいいのかを考えれば、これは明らかに全てを公開するコトが利に適うというのは言うまでもないコトです。
 どういう理屈でマスコミはこれを拒否しているのか知りませんが、そもそもマスコミは国民に代わって質問をする権利を与えられていただけなのですから、それ以上に国民の利益になるのであれば否定するコトなどできはしないのです。
 批判もされず、特権に乗っかって、最後の最深の聖域である利権団体マスコミも、そろそろ改革の時期に来ているのではないでしょうか。
 
 
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