押し付け相対差別心

 
 今回は「関西興銀」と「東京商銀」の韓国系金融機関の事だ。
 いきなり結論なのだが、やはり韓国・朝鮮系団体は差別だと連呼し、実体のないプライドばかりを肥大化させているし、マスコミもこの手に関しては批判しない(できない)という体質になっている。
 結局今回のことで一番良識な判断をしたのは国と金融再生委員会である。
 
 事のあらましを簡単に書くと、両信組は金融再生委員会から債務超過と認定され、金融再生法に基づき金融整理管財人を派遣し、破綻処理されることになった。
 先も言ったとおり、両信組は韓国系金融機関である。
 東京商銀の方は自ら破綻申告したらしいので置いておくにして、関西興銀の方の李正林理事長は「経営の健全性については少しの問題もない」と真っ向から反論しており、行政訴訟も視野に入れていると言うことらしい。
 また、在日本大韓民国民団はこれを「差別だ」と言っている。
 
 はっきり言ってもういい加減にしろよ、韓国朝鮮人。
 一応アホなツッコミが来るのもめんどくさいから言っておくが、何も韓国朝鮮人全員がこうとは言わない。
 しかし公的団体である民団が公式に言ってるのだから、大部分の人間が公式に認めていると判断せざるを得ない。
 だから言う。
 いい加減にしろ。お前ら。
 差別と言えば何でも片づくと思っているのが韓国朝鮮人。
 この二信組以外にもかなり危ない韓国朝鮮系金融機関があるらしく、それを救済するためには一兆円の資金が投入されるとも報じられている。
 関西興銀がもうやっていけないのは明らかで、そう思っていない(フリ?)のは同興銀と民団だけ。
 当然であるが、法的に見ても破綻処理をしなければならない数字も出ている。
 もし今興銀側の主張を受け、このままほっとくようなことがあればさらに経営が悪化し、結果的にどんどん資金注入しなければならない額が増えてしまうだろう。
 だから被害が最小限に押さえるために今行動を起こしたのだろう。
 しかし、韓国朝鮮人の言うことが簡単に予想できそうである。
 もし今回行動を起こさず、もうどうしようもないところまできて倒産してしまったとした場合、その際公的資金も預金保護もしなかったら、さらに差別だと言い出すのだろう。
 結局どうやってもヤツらは差別だとしか言わない。
 今回ほおっておいて結果的に倒産しても、資金も保護もしなくていい、と約束できるのならほおっておけばいい。むしろそうしてほしい。
 そんな覚悟もないくせに結局差別だと繰り替えするのだろう、ヤツらは。
 
 マスコミも相変わらずバカばかりだ。
 山一や長銀やそごうが破綻したときに国が公的資金を投入、という話になったときあれだけ大反対キャンペーンを張ったくせに、今回は何も無しだ。
 反対しろよ、マスコミ。
 国民の血税が使われるんだぞ。
 全くこいつらもいい加減にしろ。
 上記とそれ以外の企業が倒産したときは国民の関心がものすごく高かったのに、今回はあまり世論が盛り上がっていないように感じる。
 やはりそれはマスコミがあまり取り扱わないせいだろう。
 分かってはいることだが、マスコミは自分の都合のいいことだけを取り上げ、理が通って無くても自分の都合の悪いことはほったらかしである。
 致し方なかった旧日本帝国時の検閲とどっちがタチが悪いのだろうかね。
 
 そう考えていくと、国が取った行動は良い判断だったと言える。
 山一、長銀、そごうと繰り返していくウチに国民は「またか」ぐらいにしか思わなくなったところで今回の行動である。
 時期を見誤って救済額が異様に増え、それに対する批判を受け、さらに差別だ攻撃のダブルを食らうよりは、毎度の差別だ攻撃だけを適当に受け流していた方がよっぽど良いだろう。
 うまく時期を読んだと言える。
 
 しかしオレは言いたい。
 どちらにしても公的資金、つまり日本国民の税金が使われるのである。
 しかも韓国朝鮮系金融機関を全て合計すると約一兆円である。
 マスコミなんかは破綻した企業を潰せ、なんて言うが、ではなぜ国がそのような企業を救うかと言えば、その企業だけでなくそれらの関連企業等に対してもかなりの影響が出るからである。
 関連企業も倒産してしまう恐れがあるし、そうなれば職を失ってしまう人間の数はかなりの数になってしまう。
 広島なんて、デパートといえばそごう、と言っていいぐらいなのだが、もしそごうがつぶれようモノなら広島は結構な混乱が起きてしまうのではないだろうか。
 だから国は税金で救う。
 もちろんその企業の社員や関連企業の社員、また関連する人間、そごうなら広島の人間のかなりの数は「ああ、良かった」と思っているはずであり、感謝している。
 しかし韓国朝鮮人はなんだ。
 マスコミがバカの一つ覚えで「国家いびり」をするのはいつものことだが、しかし救済される側の人間(つまり興銀)が率先して反抗するとはなんたることか。
 しかも助けてやろうと言っているのに、それが差別だとぬかしやがる。
 もちろん在日韓国朝鮮人も税金は払っているが、当然日本人だって払っている。
 恩を仇で返す、とはまさにこのことである。
 感謝もせず逆に文句ばかり言う人間にどうして救済してやらなければならないのかと思うのは、人間として当然である。
 オレはこんなヤツらのためなんかにオレが払った税金を使って欲しくない。
 いつもいつも韓国朝鮮人は何かある度に差別だと繰り返し、それさえ言えば金がもらえると思っているのだろう。
 そう思わざるを得ない。
 国は救済するな。それで最悪の結果になってしまっても助ける必要はない。
 そうなったときにいくら興銀や民団が騒いだところで、自分でまいた種だ。マスコミにも語る資格はないだろう。
 国家に対しても日本と言うモノに対しても、感謝も愛情も何もない、ただ憎しみだけしか持たない韓国朝鮮人に対して、日本側が何かしてやることはない。
 
 韓国は北朝鮮に対して「太陽政策」とか、朝鮮半島統一だとか、いかにも人類皆兄弟的なことを言っているように聞こえるが、なんのことは無い、韓国朝鮮人は異様に日本が嫌いなのだ。
 日本人が韓国人に対してこのようなことを言うと、日本人の中にも「それは日本人が勝手に敵対心を持っているだけだ。差別心があるからだ」とか言うヤツがいるのだが、それは全く逆で、韓国人が先にこのような過剰な反日体制をとるのだから、日本人がそれに対して「なんだアイツらわ」みたいに思うのは当然である。
 「このうすらトンチキバカ野郎」と言われて「言い返してはダメだ。相手に何を言われても服従し言われるがままにすることこそ仲良くなる秘訣だ」みたいな事を言うのは、ただの精神的マゾで自虐趣味人間だけだろう。
 人間としてのプライドがあるのであれば怒るのは当然だ。
 未だに日本には、韓国朝鮮人から「差別だ」と言われたら、何も反論できないような空気が存在している。
 それなのに元々差別心があるのは日本人だ、と言うのは的外れでしかない。
 大体、差別心があるのは日本人だ、みたいに一概に一括りに差別心があるだなんて言えるはずがない。日本人は生まれる前からDNAに韓国朝鮮差別心が書き込まれているのとでも言いたいのだろうか。
 戦前戦中を歴史的に検証しても、日本人が韓国朝鮮人に差別があったとは言いにくいものがあるし、逆に戦後、準戦勝国となった韓国朝鮮が急に目に見えるように高圧的になったのは歴史の事実としてある。
 中華思想での冊封体制のせいで、韓国朝鮮人が日本人を蔑視している傾向がある。
 だからこそ同等になっても韓国朝鮮人は良い気はしないのである。
 戦中、日本人と韓国朝鮮人は同等とされていたために、戦後反動で高圧的になったのだろうし、戦中時代は差別があったなどと、いわば妄想していたと言える。
 つまり韓国朝鮮が上で日本が下が「通常」であり、同等だと韓国朝鮮の位置が相対的に下がっていることになるので差別と感じるのである。
 それを現代にまで引きずっているのが韓国朝鮮人で、それを見抜けないのが日本人で、だから特に戦後左翼民主主義に染まった日本人が「(相対的)差別だ」と言われると何も言えない状況に陥っているのだ。
 両国人が対等な関係こそを正常な状態と位置づけるのであれば、明らかに先に敵対的な行為をしたのは韓国朝鮮人で、だからこそ日本人もイヤな思いをし、時々露骨な差別的行為を取る人間がいるのだろうし、後天的な対韓国朝鮮敵対心を持っている日本人がいるのだろう。
 露骨な差別行為はともかく、このような日本人の敵対心は人間として当然である。
 
 今回の関西興銀騒動でこれがハッキリと表れたのではないだろうか。
 ごく普通の、まともな、言ってしまえば温情的な対応を見せた日本政府に対して、全く筋違いな言動しかしない関西興銀と民団。
 差別とかそのようなものが入り込む余地のない対応だったのに、結局対等な位置で、今回は金融機関と国家という当然のことだが位置的には日本(国家)が上に位置しているためなのか、差別だと喚き散らし敵対心を剥き出しにして、そして煽ったのは韓国側であった。
 理性的に判断行動し誠意を持って相手に対応しようとしているのはどっちなのだろうか、敵対心を持っており剥き出しに相手に喰いかかろうとしているのはどっちなのだろうか。
 日本と韓国・朝鮮が「対等な位置での友好関係」になるためにはどうしたらいいか。
 よく考えて欲しい。


2000/12/18