チカン冤罪

オレはやってもない事をやったといわれるのがものすごい嫌いだ。
まぁ好きな人もいないだろうが。
しかしもしオレにそのようなことをしてきたら、オレは嵐のように怒り狂い、周りのことなど目にもくれず、ふっかけてきた相手を叩きつぶすまで暴れ続けるだろう。
普通の多くの人なら、少々誤解を受けても丸く収まればいいだろう、とするのだろうが、オレはそうはしない。 オレのこんな性格が、異様な警察嫌いにつながっているのだと思う。
また、以前書いた「警察に対する態度」でもそれが現れている。

さて最近身近な冤罪というものが出てきた。
「チカン疑惑」である。
幸いなことにオレはまだチカンに間違われたことがない。
しかし最近チカンをしていないのにチカン扱いされ、無罪を主張しても受け入れられず有罪にされることが増えている(?)らしい。
本当にその人が加害者なのかどうかは分からないから増えているかどうかは本当は分からないのだが、裁判で争って最高裁まで行っている事件もあり、そんなめんどくさい事になるのならいっそうのことウソでも認めて解放されてしまおう、という人が多いのだという。
現状的にも、チカンは被害者が言ってしまえばその証言のみで裁判に勝ってしまう事がほとんどらしい。 なんて恐ろしいことなのだろうか。
どうしてこのような事になっているのだろうか。
オレが思うに、マスコミをはじめとする歪んだフェミニズムのせいだと思う。
サヨクマスコミはおかしい。
サヨクは冤罪こそを最も嫌い、少しでも冤罪がおきそうな法律や事柄があると、それがかなり遠い関連事項でも強引に関連づけて大反対キャンペーンを貼るはずである。
そんなサヨクマスコミが女性に遠慮しているのが、自分たちの掲げている正義を主張しないのだ。
マスコミがそんな調子だから、チカンされた被害女性は絶対弱者、絶対正義となり、主張さえすれば犯罪者を作り上げることが出来てしまうのである。
マスコミよ、よく考えろ。
罪なき多くの人間が、一方的に犯罪者にさせられているのだぞ。

証拠もないのに証言だけで犯罪と認定するな。
そんなのは初歩中の初歩だろうが。
犯罪者とされてしまうと、最悪職場から解雇され、家族全員路頭に迷うかもしれない。
それでなくても裁判沙汰になるだけであまりいい目で見られないのが日本の社会だ。
チカン行為には証拠が残りにくいとかなんとかいとう意見もあるが、だからと言って確固たる証拠もなく証言だけで犯罪者としていいということにはならない。
チカンされたぐらいで家族が路頭に迷うか?
自意識過剰な女が増えてるだけなんじゃないのか?(ちと暴言か)
ただオレはこんな冤罪がおきやすい現状だと、シリさわられるのと家族が路頭に迷うのと、どっちが悲惨なのかを比べると、だんぜん家族が路頭に迷う方が悲惨だし、危険を感じずにはいられない。

もちろんチカンしろとは言ってないし、本当のチカンはどんどん捕まえればいいだろう。しかし、結局裁判は勝った負けたの世界である。
チカンなんて訴えられたという事実だけでも被告者としてはかなりのものだ。
それを踏まえれば、チカンされるということと、被告にされるということ、あまりにも結果が違いすぎるのだから、100%やったという証拠が無い限り犯罪とするべきではない。
チカンされたのに泣き寝入りしなきゃいけないのか、と言われても、やってないのに犯罪者にされて泣き寝入りしなきゃいけない方がはるかに悲惨な結果になるのだから。
結果的に泣き寝入りする女が増えても構わない。
家族が路頭に迷うより、冤罪が増えるよりははるかにマシなのだから。
なぜか変な空気が初歩的なことを忘れさせ、冤罪という大犯罪を生んでいるのである。
2000/08/05

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