☆やえニュース☆

代打日記「民主党マニフェストの疑問?」選挙を終えてアルカイダの正義小泉メルマガレビューやかましい選挙

平成15年11月5日

 代打日記「民主党マニフェストの疑問?」

 とある姉妹からのビデオレターです。対話形式の日記でしょうか?
 写っているのは…似たような顔の女の子二人ですねぇ。双子のようです。
 ダイニングで撮影しているのか画面の片隅にはみかんの姿も確認できますね。
 
火乃香:えっと、これでテープは回るのだな? 姉さま、起きてください!
 
ほのか:ん〜…あと…5…じか…
 
 あっと、ここで妹、火乃香が姉、ほのかのほっぺたをつねり始めました。
 
火乃香:やえさんのところにビデオ送ろうって言い出したのは姉さまだろう! とりあえず、ここはカット。むぅ、やり方がわからん…
 
 録画されているということは巻き戻さずにそのまま撮ったようですね。
 機械音痴もここまでくれば素晴らしいでしょう。
 
火乃香:まあ、いいだろう。では改めて自己紹介といこう。
 
ほのか:初めまして、日々ぼ〜っと物事を夢想しているほのかと申します〜
 
火乃香:その妹(たぶん突っ込み担当)の火乃香だ。読みは姉さまと同じでいい。
 
ほのか:…なにを話すんだっけ?
 
 おっと火乃香が椅子から転げ落ちました。余程呆れたのでしょう。
 
火乃香:ね、姉さまぁ〜…
 
ほのか:冗談だよぉ〜。えっと、民主党の『まにふぇすと』について話しますね……これって一体何なの?
 
 せっかく座りなおしたのにまた転げ落ちた火乃香。
 
火乃香:し、知らなかったのか…これの説明も行おうか…。マニフェストとは今、政党が選挙時に掲げている政権公約…すなわち、この党派このようなことをしますよ〜、という約束のことだ。
 
ほのか:あ、思い出した。ドイツ語で『宣言』って意味だったよね
 
火乃香:そう! そして、今回、菅直人率いる民主党が掲げるマニフェストの一つ『高速道路無料化』に大きな疑問を抱いてこのテープを回しているのだ。
 
ほのか:え、タダになるの? ラッキーじゃない
 
 二度あることは三度ある。お察しの通り火乃香がまた転びました。
 
火乃香:(昨日の打ち合わせは一体…)あのですね…高速道路ってよく工事するでしょう?
 
ほのか:そうだね。渋滞になっていつも困っちゃうの
 
火乃香:しかし、道路の整備のためには工事は欠かせない…そして、工事を行う人たちもきっちりと給料をもらっているのです。
 
ほのか:あ、わかった。じゃあ、民主党はその人たちを言葉巧みに丸め込んで給料無しにするんだね。あったまいいなぁ〜
 
 四度目〜。歯を食いしばって机にしがみつく姿が哀愁を誘いますねぇ〜
 
火乃香:はぁ…はぁ…そんなわけないでしょう! 彼らにも生活がかかっています。無論給料は貰います。だから、高速道路がタダだと費用すら捻出されないのです!
 
ほのか:そっかぁ…じゃあ、民主党はどうやってお金出すつもりなの?
 
火乃香:彼らの言い分によれば道路予算が余っているらしいのでそれを使うとのことです、が…
 
ほのか:何かあるの?
 
火乃香:推測でしかありませんが、国はもうこれに手をつけているのではないでしょうか? 国民からの国債も膨れ上がっているみたいですし…
 
ほのか:う〜ん…じゃあ、やっぱり足りないんだよねぇ〜
 
火乃香:例外的に大都市と呼ばれる交通量の多い場所からはきちんと料金を取るみたいですね。
 
ほのか:…結局取るんだねぇ…
 
火乃香:まあ、それだけでは足りないので他にも新たに税金を作るみたいです。その名も『環境税』
 
ほのか:環境税〜? …ありそうで無かった税金だねぇ〜
 
火乃香:確かに…そして、この税金の対象というのが『二酸化炭素の発生源』に対して何です。さて、問題です。身近なもので多数の人が使う二酸化炭素を放出するものは何でしょう?
 
ほのか:肺!
 
 またこけました。もうカウントしないことにしますね(面倒だし)
 
火乃香:ね、姉さまぁ〜…
 
ほのか:え〜、だめ?
 
火乃香:わざとボケるのは無しです! さあ、答えは?
 
ほのか:やっぱりガソリンかなぁ
 
火乃香:そうガソリンです! また値段が上がるのです。これによって『一方的に』損する人たちがいます。さて、誰?
 
ほのか:…あぁ〜っ! 私たちだぁ〜
 
火乃香:そう、選挙権を持たず、原動機付き自転車を駆る、我々10代の人間には全く得は無いのです!
 
ほのか:高速道路を毎日使うような人じゃないと得にならないねぇ〜
 
火乃香:そこにも巧妙なトリックがあります。毎日高速道路を利用するような人たちは…
 
ほのか:そっかぁ〜。ガソリン代も馬鹿にならなくなるねぇ〜
 
火乃香:タダより高いものは無いとはこのことですね。高速が無料になる陰でお金が取られるみたいです。
 
 おや、そろそろテープが切れそうですよ。お二人さん気づいてますか?
 
ほのか:…ねえ、ビデオの赤いランプがちかちか光ってるよ?
 
火乃香:げっ、短い対話と思ってたから安いテープ買ってたのに…姉さま、急いで締めますよ
 
ほのか:は〜い。民主党に投票する皆さん、こと高速道路に関してはあまり得にならないと思いますので改めて考えてみてくださいね〜
 
火乃香:他にもマニフェストはいろいろなことが掲げられているのでもう一度確認してみてはどうだろうか?
 
ほのか:それではさよ…ブツリッ
 
 切れちゃったみたいですね。おや、テープの他にも手紙が入ってるみたいですね。読んでみましょう
「我々は選挙権を持たないガキであるし、公民の分野についてはまだまだ勉強中だ。勘違いしている部分も多々あると思われるので突っ込みはよろしく頼む by 火乃香」とのことです。
 あれ? サイトもあるんですねぇ
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Bishop/7781/index.html』ですか
 …できたてほやほやってところですか。寂れてますねぇ〜 なおこの人たちへのメールはこちらへ『y_4545honoka@hotmail.com
 ではでは失礼します〜


平成15年11月17日

 選挙を終えて

 じゃんじゃじゃーん
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえ復帰でーす。
 おひさしぶりです。
 おはろーございます。
 
 というワケで、長らくお待たせしました。
 恥ずかしながら帰ってきました(横井さん)
 結局2ヶ月近く休止していたことになってしまいました。
 ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
 これからバリバリやっていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
 
 とは言っても、やえもずいぶん文章を書いていなかったですから、元の調子に戻るまでしばらく時間がかかると思います。
 その間お見苦しい点もあろうかと思うのですが、どうぞあたたかい目でリハビリやえを見守ってやってください。
 よろしくお願いいたします。
 
 
 さて。
 リハビリ第一回目は、先に行われた衆議院総選挙について、ちょこっと触れたいと思います。
 みなさんは今回の衆院選挙、終わってみてどのような感想を持たれたでしょうか?
 マニフェスト選挙と呼ばれ、政権選択の選挙と言われたこの選挙、いったい今後の政局にどのような影響を与えたのでしょうか。
 
 まず今回の選挙、勝者はどの政党だったと思いますか。
 社民党・共産党・保守新党ではないのは確かですね。
 特に保守新党はすでに解党に追い込まれていますし、社民党も党としての存続の危機に立たされています。
 共産党にしても、300小選挙区全てに立候補者を立てるというその態度は政党としては称賛に値する行為だとは思いますが、しかし小選挙区での当選者0という、落選率100%という脅威の数字を残してしまいました。
 まぁ共産主義という時代の遺物が未だに生き残っている時点で驚愕だと言えなくなもありませんので、ほっといても消え去っていく運命でしょう。
 
 マスコミでは盛んに民主党が勝利したかのように報じています。
 自民は単独では過半数を取れず、民主党は大躍進をしたんだとあおり立てています。
 しかし実際に数字を見てみると、必ずしもそうではないことが分かります。
 
 比例代表での民主党の選挙前の議席は47議席、自由党は18議席でした。
 合わせて65議席ですね。
 今回獲得した民主党の比例議席は72ですから、確かに7議席ほど増えています。
 でも所詮7議席ですから、「大躍進」とは普通言いませんよね。
 自由党の持っていた議席を除いた47議席から比べるのであれば大躍進と言えるかもしれませんが、ちょっと+7議席程度では「躍進」という言葉もオーバーではないでしょうか。
 マスコミは相変わらず野党贔屓ですよね。
 またさらに言えば「反自民」で考えるなら、社民党が15→5、共産党が20→9と激減した分が民主党に流れていったとすれば、その場合なら民主党は+21にならなければおかしい計算になるのですが、実際はたった+7という結果ですから、はたして本当に民主党は「躍進」したのかどうかすら疑問がかなり残るところだったりします。
 「反自民票」が全て民主党に行っていたとしたら、実は純粋な民主党票というのは前回より減っているのではないかという仮定も成り立つワケです。
 
 自民党の比例を見てみましょう。
 前回は56議席で、今回の選挙では69議席獲得しています。
 あれ?
 なんと13議席も増やしいてるんですね。
 二桁も議席を増やしているのですから、こちらは「躍進」したと言ってもいいのではないでしょうか。
 結果的に、公明党は+1ですので、比例代表では反自民は−14、与党は+14という結果になっています。
 つまり単純な政党選択では、実は自民党の方が支持を増やしていると判断できると思います。
 
 小選挙区では民主党が「躍進」しているように見えます。
 と言うとまたからくりがあるように見えてしまいますが、小選挙区では確かに民主党は増えています。
 前回の自由党と合わせた数は84議席でしたから、実に21議席増やした計算になります。
 一方自民党の方は177→168議席と一見9議席減ったように見えますが、しかしこれも、例えば加藤紘一さんが今回は無所属になっていたりしているように、単純に前回の選挙結果の数字だけを見て比べると現実的な結果が見えてこなかったりするので、実際の結果は自民党の場合はそんなに変化があったとは言えないのではないかと思います。
 事実、加藤紘一さんをはじめとして選挙後に自民党に入党した方もいらっしゃって、そんな方々をふくめると自民党の単独過半数を確保できたようなので、今回の選挙での自民党の小選挙区は「微減」と表現するのがいいのかもしれません。
 
 比例代表の場合は党名を選ぶわけですから、単純に党が伸びたのか減ったのか分かりやすいというメリットがあります。
 つまり小選挙区では、その結果に政党以外のベクトルがかかるので、単純に小選挙区の増減が党の評価に直接つながるということにはならないと思います。
 例えば簡単な話、地元ではとても評判の悪い候補者がいたとしたら、それは政党に関係なく落選することでしょう。
 「自民党は好きだけど、こいつだけは嫌いだから、比例は自民でも小選挙区ではこいつには入れない」
 こんな会話は、ちょっと選挙区をまわればよく聞く話だと思います。
 また逆に、「自民党は嫌いだけど、この候補者はよくお世話になっているしとても好きだから、比例は民主でも小選挙区は自民の公認候補と書いた」というパターンもよくある話だと思います。
 当然と言えば当然の話ですが、小選挙区選挙においてもっとも大切なのはその候補者の資質ですから、単純に政党の印象や政策だけが結果に反映してこないでしょう。
 
 長くなりそうですが、ひさしぶりなので少し長めにお話しします。
 
 それでは「小選挙区においては単純に党の政策が反映されない」のであれば、では「マニフェスト選挙」とはいったい何だったのでしょうか。
 マニフェストだけを読んで投票するのであれば、これは比例代表選挙だけで十分だと言えるのではないでしょうか。
 ではこれからの選挙は比例だけで決するということにすればいいのか、果たしてそれでいいのでしょうか。
 
 そもそも近年は「地方分権」の時代だと言われています。
 各地方には地方特有の事情があるのだから、事細かな地方に密着した行政が必要だ、というのが最近の風潮のはずです。
 しかし、この「マニフェスト選挙」はそういった「地方分権」の風潮とはまったく正反対の性格の選挙だったと言えるはずです。
 マニフェストとは、東京にある各政党の党本部によって中央が一元的につくったモノでしかなく、そんなものが北海道から沖縄まで一律で配られているに過ぎないからです。
 これはまさに「中央集権」の性格そのものなのではないでしょうか。
 
 やえは今回の選挙はちょっと残念に思っています。
 投票率が低かったということもあるんですが、これはこれでまた別の機会にお話しするとして、やっぱりこのマニフェスト選挙というもの自体が本当に良かったのかどうか、やえは首を傾げてしまいます。
 本当にこのマニフェストというものを隅々まで読んだのか、全ての政党のマニフェストを熟読し精査してから投票した人が果たして日本全国でどれぐらいおられたのか、とても疑問です。
 今回の選挙は、民主党がこのマニフェストという聞き慣れない言葉を持ちだして、「二大政党制」というものを押しつけて、「自民か民主か」と二者択一を迫ったモノだったとやえは思います。
 そこに地方の事情を加味した政策・公約はなく、全国的な国民的議論も行われることなく、ただイメージとしての自民と民主という二つの政党をなんとなく選ばせたのが今回の選挙だったのではないでしょうか。
 そして「官僚支配・金権汚職の自民」と「クリーンな民主」というレッテルをうまく貼った民主党の戦略がハマッた選挙だったようにも思えます。
 やえには、中身があった選挙とは思えないのです
 
 今、選挙が終わって、ちょっと冷静に考え直してみてください。
 いったい選挙が行われたことによって何が残ったのでしょうか?
 本来なら、選挙というものは国民的議論をする最大のきっかけのハズです。
 今回だって、国民的議論が必要な事案はたくさんあったハズです。
 イラク問題について、消費税について、憲法改正について、教育基本法について・・・挙げればいくらでも出てきそうです。
 では今回の選挙ではいったい何が議論されたというのでしょうか
 今回の選挙で残ったモノは、「民主党が勝った(気がする)」「連立与党が絶対安定多数を守った」という、勝った負けたという数の背比べしか残っていないのような気がしてなりません。
 
 やえは残念です。
 今回の選挙で、例えば憲法改正についての国民的議論が行われていれば、憲法改正に大きな一歩となっていたかもしれません。
 教育基本法も改正することがもっと容易になっていたでしょう。
 事実、「護憲政党社民党」は大敗を喫したのですから。
 イラク問題だって、全国で大規模なデモが起きたり議論が起こったのですから、その総括として選挙という目に見える結果を出すことが出来たハズです。
 しかし現実は、憲法改正なんて言葉は全く聞こえても来ませんし、いまだにイラク問題について「国会で議論をこれからはじめるために特別国会を長期開催しろ」と民主党が主張しているような有様です。
 いったい今までの雰囲気や議論はなんだったのでしょうか。
 それらを踏まえた上で総括的に国民的議論が行われ、そして結果としての選挙があったとしたら、もっともっと迅速に事が運んでいたのではないでしょうか
 またこれから一から議論をはじめろと言わんばかりの雰囲気だけが残ってしまいました。
 今回の選挙ではいったい何を得られたのでしょうか。
 
 やえは今回の選挙はちょっと残念に思いました。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、マニフェスト選挙を応援していません。


平成15年11月19日

 アルカイダの正義

 復帰のお祝いのお言葉をたくさん頂きまして皆様どうもありがとうございました。
 また、久しぶりに久しぶりにweb拍手もたくさん頂きまして、やえは感謝に堪えません。
 さらには、厳しいお言葉をかけていただいた方もおられて、さすが当サイトは一般のサイトとは雰囲気が違うなと再認識したのですが、これもやえに期待をしていただいているんだと思いますので、より一層頑張っていきたいと思います。
 どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 イラク・アルカイダ問題についてちょこっと触れたいと思います。
 記事はこちらです。
 
 トルコのユダヤ教礼拝所で同時爆弾テロ、20人死亡
 
 今までやえは、「イラク人は自分の民族の誇りを守るために闘っているんだ。立派なんだ。日本人も見習え」といった感じの風潮に警鐘を鳴らしてきたつもりですが、この事件でさらにその「民族の誇りを守る闘い」に疑問を感じました。
 
 《この日は、ユダヤ教の安息日「シャバト」にあたり、2つのシナゴーグには普段より多くのユダヤ人が礼拝に参集していたほか、通行人も多く犠牲となった。》
 
 あのアメリカですらイスラム教の「断食の月」に攻撃するのは避けようと配慮したぐらいで、やはり異教であろうと“宗教の意志”というものは最大限尊重すべきなのが“人間”というものなんだと思うのですが、しかしアルカイダは、「人が多く集まり」「無防備であるから成功しやすい」という理由で敢えて狙って安息日の教会を攻撃したのです。
 この行為のどこに、誇りや哲学や正義があるというのでしょうか
 
 いつものことですが、こう書くとアメリカがとても立派な行為をしているとやえが言っているととる方がいらっしゃるんですが、決してそう言っているわけではありません。
 アメリカだってこのようにくだらないことをよくしています。
 しかし、どう考えてもイラクの方が、人間の行為としては許しがたい事をしてしまっているので、そちらの方を強く非難すべきだとやえは思っているのです。
 特に最近の風潮はイラク贔屓・反アメリカ的なところがかなりあります。
 
 例えば、自衛隊派兵でもめている日本ですが、どうしてイラク国内がここまで混乱しているかと言えば、それはイラク軍が卑怯な戦法をとっているからです。
 いったんアメリカ軍にイラク国内を占領をさせておいてから戦闘終了と見せかけてアメリカ軍を無防備にさせ、それを狙って不意打ちゲリラ、しかも一般のイラク国民を「命の盾」にしているからアメリカ軍は占領前のような大規模な攻撃は出来ないという計算ずくめです。
 本当ならこれは大非難されて然るべきのハズなんですが、しかし世間の論調はこの視点ではイラクを見ていません。
 多分日本以外の国もそうだと思います。
 そして危険だとか戦争はまだ終わっていないだとか、そういう一面的な表面的な物事でしかこの問題を語らず、自衛隊の派兵問題にしても小泉さんをバッシングする材料ぐらいにしか扱っていないというのが今の日本の現状ではないのでしょうか。
 
 今までも何度もやえは似たようなことを書いてきたと思います。
 しかし今回まさかアルカイダが「安息日」に攻撃するとは思っていなかったので、また内容が繰り返しになったとしても敢えて更新で取り扱いました。
 もう一度言います。
 アルカイダには誇りも哲学も正義もありません
 あるのはただ、殺戮をするための手段と口実だけでしょう。
 そんなものに日本は同情する必要などありはしないでしょう。
 
 もちろん昔の日本とリンクさせることなどもってのほかです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、秩序と正義に満ちた自衛隊の活躍を応援しています。


平成15年11月21日

 小泉メルマガレビュー

 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 第二次小泉内閣の発足
 小泉純一郎です。
 
 やえでーす。
 おひさしぶりですー。
 総選挙は本当にお疲れさまでした。
 なにはともあれ大臣さんはみなさん無事当選されて良かったですねー。
 
 昨日(19日)の国会の指名を受けて、再度、総理大臣の重責を担うことになりました。
二年半前に総理大臣に就任したとき、私は、「天の将(まさ)に大任(たいにん)をこの人にくださんとするや、必ずまずその心志(しんし)を苦しめ、その筋骨(きんこつ)を労せしむ。」という孟子の言葉を引用して、大任に取り組む決意を語りました。
 天が大任をこの人に与えようとする時には、必ずその人の心や志を苦しませ、その筋骨を疲れさせる。発奮させ、忍耐づよくさせて、これまでにできなかったことをなし得るようにさせる、という孟子の言葉です。
 
 言葉の意味はよく分からんがとにかくスゴイ気合いだ(キン肉マン)
 ・・・ごめんなさい(笑)
 
 総理として毎日が重圧と緊張の連続ですが、国民の皆様からいただいた信任を厳粛に受け止めて、「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」という方針に沿って、改革をさらに進めてまいります。
 
 相変わらず支持率は50%を越えていて、確かに小泉さんのピーク時よりは下がっていますが、しかし歴代総理と比べればまだまだ高い水準。
 これからも小泉さんに期待している人が多いということだと思いますので、これからもがんばってくださいね。
 
 改革の成果は徐々に現れてきています。金融改革の面では、不良債権処理は着実に進んでいます。税制面でも、いままでのように単年度で増減税を均衡させるのではなく、数年かけて均衡させるという考え方を採用して、相続税など住宅取得のための減税や研究開発を促進する減税など大規模な先行減税を実施し、経済活性化のための税制改革を実施しました。
 
 ごめんなさい、よく分かりません、むずかしいです、どなたかやえに簡単に説明してくださいー(笑)
 
 規制改革では、地方や民間の意欲を活かす構造改革特区が全国に広がり、厳しい財政状況の中で一般歳出を実質的に前年度以下に押さえて、不要な歳出を削りながら、未来を拓く技術や環境などの分野には重点的に予算を配分してきました。
 
 前にもいったことがあると思うのですが、この「特区」というのはもっと騒がれていいハズなんです。
 かなり画期的なことのハズなんですが、あまりマスコミとかは取り扱わないですよね。
 もしかしたら実質的に動き出したら騒がれるようになるのかもしれませんけど、やえは今からとても期待しています。
 実はみなさんが暮らしている地区がある特区の地域になっているかもしれません。
 みんなで注目してみましょー。
 
 そういう中で、政府の予算や税制優遇がなくとも地方や民間のやる気が出はじめてきていると思います。だからこそ、厳しい中でも政府の見通しを上回って経済成長率がプラスになってきたのだと思います。
 
 バブルの時が異常だったのです。
 これからは、お金だけじゃない違う価値観を見いだしてやる気を出すきっかけを作ることが必要になっていくのではないでしょうか。
 そのきっかけを政府さんが作ることが出来ればいいですね。
 
 外交面では、北朝鮮問題、イラク復興・人道支援、テロ対策など、日米同盟と国際協調を重視して、積極的な外交・安全保障政策を進めていきます。
 イラクについては、イラクの安定は日本のみならず全世界にとってきわめて大事な問題です。世界が協力して復興支援、人道支援を進めて、できるだけ早くイラク人の、イラク人による、イラク人のための政府をつくらなければなりません。
 
 外交だけは建前ばかりを言わざるを得ないという感じでしょうか。
 日本への利益が出来るだけ大きくなるようにがんばってくださいね。
 
 これからも総理大臣としての責任を全うするために、あらゆる困難にめげず、いかなる批判にも耐えて、改革の「芽」を大きな木に育てていきたいと思います。
 
 最近よく「改革の芽」という言葉をよく使っていますよね。
 これからその芽がどのような大樹になるのか期待していますので、「抵抗勢力」に負けずにがんばってくださいね。
 やえもがんばりますーv
 
 
 まだリハビリやえなので、大臣さん達の本音とーくは省略気味で行きます。
 特に竹中大臣は全省略(笑)
 
 ● 「食育」をご存じですか?(文部科学大臣 河村建夫)
 わが国では、昔から「知育・徳育・体育」が教育の基本と言われてきましたが、今それらに加えて注目されているのが「食育」です。このたびの大臣就任にあたっても、小泉総理から、食育を含めた「人間力向上」のための教育改革をさらに進めてほしいとのご指示を受けました。
 
 河村大臣こんにちは。
 やえです。
 副大臣から大臣へ昇格という珍しい就任の仕方でしたが、河村先生にとっては念願の文部科学大臣就任だったと思います。
 おめでとうございます。
 
 食育とは、ひとことで言えば食に関する教育ですが、単に望ましい食習慣のための知識を身につけるだけでなく、食卓での一家団らんを通じて社会性を育んだり、わが国の食文化を理解したりすることも含む幅広い教育です。
 
 そうですね。
 最近は一家揃って食事というのもめずらしくなってきましたが、昔は一家の長である父親が食卓に座るまでは食事をしないという習慣みたいなモノがあったりしました。
 それによって父親の威厳というモノを肌で感じられ、家族としての有り様が学べたのですが、つまり最近はそういう機会がどんどんなくなってきたので家族崩壊の危機とか出てきているのだと思います。
 
 また最近では、BSE問題に端を発した食品安全への意識の高まり、子どもが一人で食事をする「孤食」や若者の拒食症の問題、低下しつつある子どもの体力向上への対応など様々な課題が出てきていますが、こうした中で、学校や家庭において食育を充実していくことがますます重要になっています。
 
 安全意識の高まりはいいんですが、やえは最近の「潔癖ブーム」の方が問題なんじゃないかと思っています。
 周りを綺麗なモノばかりで囲ってしまうと、抵抗力というモノを付けられなくなってしまいます。
 今20代後半から30代以上の親の世代の方々、もう一度自分の子供だった時代を思い出してみてください。
 今思い起こせばとても今では考えられないような“きたない遊び”をいっぱいしていたと思います。
 しかしだからこそ今健康な自分があるんです。
 身の回りを綺麗にすることだけが健康への道ではないとやえは思います。
 
 
 [特別寄稿]
 ● 非行少年と自尊心
(東京家政学院大学教授、少年非行対策のための検討会委員 原口幹雄)
若者たちには三つの道しかないと言われます。第一の道は、一生懸命に勉学に励んで一流大学を目指す道で、シンボリックに「東大への道」です。第二の道は、スポーツなど一芸に秀でた者たちが特技を活かそうと目指す道で、シンボリックに「甲子園への道」です。第三の道は、どこに通じているのか、何を目指しているのか分からないままに歩いている道で、シンボリックに「道なき道」です。
 
 なんか面白いことを言う方がいらっしゃってますね。
 
 「東大への道」と「甲子園への道」を目指す若者たちは自負心もあり、親や先生たちにも期待されて高い自尊心をもって自分の道をまい進することができます。ところが「道なき道」を行く若者たちは、周囲からあまり期待されることもなく、自尊感情も低いままに自分の道を探してさ迷います。中には疲れ果てて歩くのをやめたり、大人の定めた道をことごとく無視して暴走したりする者も出てきます。
 
 うーん、10年前ぐらいにこれを言えばまだ説得力があったかもしれませんけどね。
 
 家庭裁判所では、非行少年を本人の意思で特別養護老人ホームでの奉仕活動に参加させていますが、参加した少年たちが一様に感じるのは、人間のクズみたいに言われていた自分が、お年寄りからありがとうと言われたり手を合わせて拝まれたりして、自分でも人の役に立つことができたという喜びです。
低下していた自尊心が回復する瞬間です。自尊心が回復すると少年たちは立ち直れます。特に秀でたものがなくても自尊心をもてる第四の道があったのです。それは人の役に立ったと実感できる「ボランティアへの道」なのです。
 
 ごめんなさい。
 何がおっしゃりたいのかやえにはよく分かりません。
 社会のクズも老人ホームで働けば必ず更生するんだ、ボランティアは素晴らしいんだ、ということがおっしゃりたいのでしょうか。
 社会福祉の仕事に携わる人と、社会のクズの更生とはまた別次元の問題です。
 本気で真面目に社会福祉の道を目指している人に失礼ですから、このような言い方はやめてもらいたいと思います。
 社会のクズは、まず自分の今までの行いを悔い改めさせ償わさせることが第一歩です。
 それから目を背けて自尊心だけを回復させても、問題の根本的な解決にはならないでしょう。
 
 
 [編集後記]
 第二次小泉内閣が発足しました。小泉構造改革は2010年代初頭にプライマリーバランスを黒字化することを目指しています。その年の国民生活に必要な財政支出を、その年の国民の税負担でまかなうことができ、そのための新たな借金(国債発行)をする必要がない状態を実現することです。
 日本ではこれまで10年以上プライマリーバランスの赤字状態が続いていて、今年度は約19兆6千億円の赤字を見込んでいます。1万円札で積み重ねると約2百キロメートル、東海道新幹線なら東京から出発して静岡を通り過ぎてしまう長さです。これほどの借金が、毎年積み重なってしまうのです。総選挙の際、この話をしたところ、有権者の皆さんからわかりやすいと好評でしたので、読者の皆さんにもご紹介しました。子や孫の世代に負担を先送りしないためには、まず、来年度の予算編成でムダなものを徹底的に削る歳
出改革が必要です。(博)
 
 あうあうあう。
 この人話が長いですし、ちょっと難しいです。
 編集後記なのですから、安倍前編集長さんのようにもうちょっと政治から離れたソフトな話をしてほしいなぁと、やえからのお願いです。
 
 ともあれ、みなさん選挙お疲れさまでした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成15年11月25日

 やかましい選挙

 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのリハビリやえです。
 おはろーございます。
 
 突然ですが、みなさんどうして選挙というモノは「やかましい」モノだと思われるでしょうか?
 大音量で所かまわず候補者の名前を連呼する選挙カー、人だかりが邪魔でうるさい街頭演説、町の美観を損ねる選挙ポスター、いきなり知らない人がよろしくお願いしますと言ってくる迷惑な電話、どこから送ってきたのかポストや新聞広告に入ってくる選挙チラシや選挙ハガキ。
 これらは全て有権者側は望みもしないのに一方的に送りつけられたり耳に入れさせられたり押しつけられるモノです。
 自分たちのリーダーを決める大切な選挙というモノがこのようなモノでいいのでしょうか。
 
 視点を選挙する側に移してみます。
 いわゆる「選挙活動」とは何をしたらいいのでしょうか、何が出来るのでしょうか。
 法律的には「選挙期間」というものは投票日までの二週間になります。
 出来ることもかなり法律で制限されていて、配ったり張ったり出来るモノというのは「選挙用ポスター」「法定ビラ」「選挙ハガキ」の3つに限られています。
 そしてこれらは「証紙」と呼ばれる、選挙用であるという認め章みたいなモノを必ず張らなければ、掲示したり配布したりしてはいけないことになっています。
 さらにはこれらは配布出来る枚数も決まっていて、例えば「選挙ハガキ」は衆議院選挙においては5万5千枚と決まっています。
 ただし今回の選挙からは「マニフェスト」が配布できるものの中に加わりました。
 マニフェストには証紙を張る必要はありませんし、枚数も制限されていません。
 また、これらは配布出来る場所というのも決まっていて、「街頭演説している所」「個人演説会をしている所」「選挙事務所」と、この三カ所のみです。
 今回特にマニフェストがはじめてということもあり、さらにはマニフェストを欲しいという方が多かったということもあって、無制限にマニフェストを配っていた事務所があったみたいですが、それらは厳密には選挙違反になります。
 
 で、基本的に選挙活動とは、これら以外は行ってはいけないことになっています。
 選挙活動なんかでよく目につくものとして「戸別訪問」というのがあって、特に公明党つまり創価学会員が家に急に来たりして候補者のビラをばらまいていたりしていますが、あれは厳密には選挙違反です。
 ただし、無制限にランダムに戸別訪問するのが選挙違反であって、何かのきっかけがあってそのお宅を訪ね、“そのついで”に選挙の話題をするというのであったらギリギリセーフというのが今の解釈になっています。
 お友達の家にお茶会をしに行ってその時に選挙の話題になる、というのと同じ事という解釈になっているワケです。
 これは電話の場合も同じような解釈の元で行われていたりします。
 
 このように、選挙法とは「やってはいけない」ことばかりで、実質的には「やかましい」事しかせざるを得ない、出来ないというのが現状です。
 では一体どういった選挙をすればやかましくない選挙になるのでしょうか。
 どうやったら無制限にランダムに当たり散らさないように選挙への関心を高め、候補者の名前を覚えてもらい、政策も精査して、投票出来るようになるのでしょうか。
 
 逆に言えば、なぜ名前を連呼しなければならなくなってしまっているのでしょうか。
 それは、そうしないと候補者の名前を有権者が覚えようとしないからです。
 仮に「やかましくない」選挙というモノを想定するのであれば、選挙カーもダメ、ポスターもダメ、電話もダメ、戸別訪問もダメ、街頭演説もダメ、出来ることは室内での個人演説会を開くことぐらいで、個人演説会の案内の文章の配布もダメで電話もダメで連呼もダメ、これぐらいになるでしょう。
 後考えられるのは、インターネットを使った政策のアピールぐらいでしょうか。
 これぐらいすると確かに選挙活動も静かなモノになるでしょう。
 しかしこれぐらいになると投票率がもの凄く低くなると思います。
 こんな選挙運動で投票に行く人っていうのは、かなり自分から動いて、候補者を調べて、政策を聞いて、それを自分で勉強して、投票する人でしょう。
 
 つまり、これぐらい自分で行動して選挙投票する人が大勢を占めれば、やかましい選挙にはならないということなんです。
 現在は多くの人がそこまで考えずに選挙投票しているからこそ、候補者の名前などを垂れ流しにせざるを得ないのです。
 今の選挙というモノは、自分の耳で「聞きに行く」選挙ではなく、自分の耳に勝手に「入ってくる」選挙なのです。
 今の有権者は常に受け身でしかないのです。
 有権者が受け身だからこそ、候補者は必要以上に耳に入れようと名前を連呼するワケです。
 
 静かな選挙を望むのであれば、有権者こそが変わる必要があるのです。
 今回の選挙でどれだけの有権者の方が候補者の個人演説会に出向いて政策を聞いたでしょうか。
 個人演説会は、約一時間は話をしますし、質問の時間も儲けてくれます。
 いつどこで演説会をやっているのかというのも、選挙事務所に行けば教えてくれます。
 これだけのことを一体どれだけの人が今回やったでしょうか
 「選挙の時だけ主張しやがって」とか「どうせ選挙に行かないのにうるさいだけ」とか、果ては「うるさい選挙カーで聞かなかった名前の候補に投票する」とか言いはじめる輩とか、結局そのような人たちがそのような態度だから、余計にうるさい選挙をせざるを得なくなっているのです。
 
 もし「静かな選挙」を望むのであれば、有権者が自ら有権者のことを調べ考え勉強し行動するこそこそがその第一歩となるのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、うるさくない選挙の実現を応援しています。


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