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平成16年2月16日

 死刑論

 サ、サンフランシスコ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 では死刑論です。
 
 まず、申し訳ないのですが、dさんにはちょっとキツイ内容になるかもしれません。
 ただ、常に自分の主義主張を一貫して語られておられる姿は素晴らしいと思います。
 特に、少数の立場におかれてると、我慢出来なくなって急にキレちゃう人とかけっこういたりするんですけど、ここまで自分の意見をハッキリと主張出来るという人はそうはいないです。
 残念ながら今回の件に関しては立場は違いますが、しかしその姿勢は素直にスゴイと思います。
 またdさん以外の方々も、みなさん自分を律して論を戦わせようと意識しておられる方々ばかりで、当サイトの管理人の立場から、とても誇らしく思います。
 
 ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡  感動した!!
 
 
 では本文です。
 
 
 亀井静香ちゃん先生の『死刑廃止論』読みました。
 で、正直なところですが、死刑廃止論について一般ではあまり言われていないような説得力のある廃止論があるのかなと期待していたんですが、残念ながら全くなかったです。
 一般で言われているような廃止論と全く変わるところがなかったです。
 
 すなわち。
 
 1,欧州等ではほとんどの国が死刑を廃止している
 2,冤罪がある
 3,人が人を殺すことを制度化するのはけしからん
 
 論拠の主なモノはこの3つでした。
 
 
 まず、「外国もしているし、廃止が世界的な流れだ」という論ですが、これは一言の反論で終わります。
 
 だからなんですか?
 
 「外国は」という意見は論拠としてはかなり弱いので、納得は全然出来ません。
 日本人のやえとしましては、日本でのあるべき姿を模索したいと思いますので、これはこの一言で終わりです。
 
 
 次です。
 多分廃止論者の方々はこれがもっとも重要視されているんだと思います。
 「冤罪の可能性」です。
 議論板のdさんも、ここを強く言われておられます。
 しかし、これもやえは一蹴しちゃいます。
 
 冤罪という問題は、あくまで裁判や法廷また検察・警察の場の問題であって、刑法のシステムの問題ではありません
 死刑制度は刑法に定められる制度的な問題。
 冤罪は裁判の場で起こってしまう人為的な技術的な問題。
 この二つは全く次元が違うお話です。
 だから結びつけて議論すること自体が間違っているとやえは思います。
 
 冤罪は絶対に犯してはならない罪です。
 そして冤罪で死んでしまった人がいるなら、それはとても可哀想に思います。
 しかしそれはあくまで警察・検察と裁判所・裁判官の罪であって、決して死刑制度の罪では全くありません
 冤罪を無くす努力をするのは当然の話ですが、それは裁判官や警察検察官の質を上げることで為される事であって、死刑制度とは全く関係のない話です。
 どんな制度でも結局は運営する人間次第で、悪制度になったり良制度になったりしますように、つまり制度の善し悪しを議論する際において、それを運用する人間の善し悪しまで議論の論拠におくことは、適切では無い、というか無意味ではないかと思います。
 だからやえは、死刑制度の議論の場で冤罪の可能性をお話しすることは、ちょっと違うんじゃないかなって思っています。
 
 
 で、3番目の「人が人を殺すことを制度化するのはけしからん」という論です。
 やえは正直、論としてはこれが一番分かりやすいかなと思っています。
 亀井先生の『死刑廃止論』の中で
 
 「人の命や自然環境を大事にしない社会というのは、健全な社会ではないと私は思います。国家権力が死刑囚を抵抗出来ない状態に為して−言葉は悪いですが−手足を縛って絞め殺すなんてことは、あってはならないと思います。人の命を大事にしない国家というのは、絶対に健全ではないと思います」
 
 という一文があるのですが、おっしゃりたいことはすごく分かります。
 ストレートに伝わってきます。
 ただ、全く賛成は出来ないですけどね。
 
 日本人にはもともと「仇討ち」という精神があります。
 江戸時代には時の幕府が禁止令を出しましたが、しかしその精神はいつまでも「正しいこと」として伝わってきています。
 今でもそうです。
 日本人なら知らない人はいないと言っても過言ではないあの「忠臣蔵」は、仇討ちのお話です。
 当時は江戸時代ですから当然仇討ち禁止令は出ていました。
 しかし赤穂浪士達の行いは立派であるという意見が当時の世論にも大勢をしてめていたといいますし、当時の幕臣達も赤穂浪士達をかばう意見が相当出ていたと伝わっています。
 そして今も「仇討ち」は「美談」として現代にも受け継がれています
 
 dさんは、「刑事裁判って言うのは「遺族の感情、及び国民感情を晴らすため」に行うものではありません」とおっしゃりますが、やえはそうは思いません。
 どうして江戸幕府は仇討ちを禁止したのかと言えば、仇討ちを認めていると誰でもそこかしこでいきなり斬り合いが始まる可能性があり、これでは世を取り締まっている政府としては治安上の問題からとてもよろしくないからです。
 無秩序に仇討ちをされたら、そしてそれを認めていたら取り締まれる犯罪も取り締まれなくなっちゃいますからね。
 だから政府(幕府)は仇討ちを禁止しました。
 そしてその代わり、政府がそれを代行することにしたのです。
 犯罪が起きたら、政府が当事者に変わって犯人を捕まえ、当事者に変わって刑に処すのです。
 つまり、元々報復という感情が内在する仇討ちというを政府が一般人から取り上げたという経緯を考えると、刑事裁判は「遺族の感情を満たすために行われている」という面もあると言えるでしょう。
 他の国では知りません。
 しかし少なくとも日本ではそうです。
 そもそも、「無念」は「晴らす」モノなのです。
 
 だからこそ「忠臣蔵」は「忠臣」として今でも褒め称えられているのです。
 主人の無念を晴らすため報復でもって敵を誅す、という行為は正義なのです。
 亀井先生は健全ではないとおっしゃる死刑制度ですが、しかしこの日本においては仇討ちさえも自然だと言えるのです。
 
 これは仏教用語になるのですが、「因果応報」という言葉があります。
 良いことをしたら自分に良いことが帰ってき、悪いことをすれば悪いことが自分に返ってくる、という「輪廻」が心底にあるんじゃないかと思われる考え方です。
 人を殺せばいつか自分も殺されてしまう、という考え方は、とても自然に日本人には理解出来るモノなのです。
 悪いことをした人にバチが当たると「当然の報いだ」と言いますが、そもそも「バチ」も「報い」も仏教用語で、これも果応報の考え方そのものなのだと思います。
 そしてそれが基となって、仇討ちが「美談」として語り継がれているのでしょう。
 
 つまり日本では、殺人罪は因果応報により死刑が妥当と自然に考えられるし、また仇討ちの精神から現代の刑法にも報復感情を晴らす思想も流れている、と言えるのです。
 
 
 やえは、「だから仇討ちを復活させるべき」とはもちろん思いません。
 また、どっかのキチガイが外務省の官僚さん宅に弾丸を送りつけた事件を、都知事のように「当然の報いだ」と、無秩序な因果応報を評価するのも、違うと思います。
 現代に仇討ちを復活させるとやはり治安上よろしくないですし、無秩序な人為的因果応報なんてテロル以外なにものでもありません。
 しかしだからこそ、治安が乱れないように、そして「無念が晴れる」ように、今の死刑制度は正しいとやえは思っています。
 むしろ、一人でも殺せば死刑にすべきだと思いますし、遺族が望むのであれば死刑執行に立ち会ってもいいと思っています。
 
 その方が日本人としては自然だと思います。
 
 
 今回はこれで以上ですが、多分反論がおありの方もいらっしゃると思いますし、議論板の中身についてはほとんど触れられなかったですし、あまりに広範囲にお話が広がりそうだったので今回は敢えて削って語り足りないこととかもたくさんありますので、また引き続き死刑制度について取り扱っていきたいと思っています。
 終身刑とか償いとかといった部分には全然触れられなかったですからね。
 特にdさんにとっては全面的な否定になってしまったので、是非とも反論をお聞かせ願いたいと思っています。
 引き続き議論板への多くの方からの投稿をお待ちしております
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、死刑制度を応援しています。


平成16年2月17日

 裁判員制度4

 やえが勝手にライバル視しているピズちゃんがついにゲームに登場です。
 本来なら冬コミで発売する予定だったらしいのですが、諸事情で遅れに遅れてやっと完成です(笑)
 とらのあなで独占販売、19日から予約受付開始だそうです。
 ただしえっちでよくないゲームなので18歳未満の方は買えません。
 えっちでよくない18歳以上の方々だけお買い求め下さい。
 

 − STORY −
 
 遙かな未来。そこは戦争も飢餓もない平穏な世界。
 
 主人公は生体アンドロイド製作の若き天才。しかし彼はその名声を捨て、いまや在野のコンピュータ技師としてしがない生活をおくっていた。平穏な毎日。それで良かった。良かったはずだった。しかしある日、彼は思い立って1体の少女型生体アンドロイドを組み上げる。それが、物語の始まり。

 
 ほほう、近未来ですか。
 部隊演劇なんかで題材に出来そうな、ちょっと哲学的な舞台ですね。
 ここから人工生命体と人間との関係、その存在の意義、人工生命体自身の自我に対する不安と悩み、天才に対する周りの羨望と嫉妬、そして苦悩・・・。
 話はどこまでも広がりそうです。
 

 『ピズ』と名付けた少女との明るく楽しく、そしてエッチな生活は…

 
 Σ(゚Д゚)いきなりえっちですかっ
 
 
 
 
 ・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 では、今日は裁判員制度の続きです。
 
 
 【裁判員の年齢】
 
 当初の素案では裁判員の年齢は25歳以上になっていたんですが、裁判員の抽出名簿が「選挙人名簿」ということからでしょうか、与党案では20歳に引き下げられています。
 ただし学生の場合は裁判員になれませんので、社会を知らないような人が人を裁くという事にはならないでしょう。
 まぁ学生でもシッカリしている人はいっぱいいますし、逆に社会人でもダメな人はダメですから、なかなか年齢だけで区切りをつけるというのも難しいんですけどね。
 
 
 【守秘義務】
 
 さて、これについても語ると長くなりそうな予感です。
 似たようなモノなのでついでに【裁判員への接触規制】についても触れていきます。
 政府案にはこのように書いてあります。
 

 6 守秘義務と接触規制
 【裁判員の守秘義務】
 裁判員や裁判経験者は、評議の経過、各裁判官や各裁判員の意見と数、その他の職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
 これらを漏らしたり、事実認定や量刑について自分の意見を他人に述べたりした時は、懲罰経過罰金刑を科す。
 【裁判員利接触規制】
 裁判員に対し裁判中は何人も接触してはならない。裁判終了後も裁判員が職務上知り得た秘密を知る目的で接触してはならない。
 7 裁判員の保護など
 【裁判員の個人情報保護】
 氏名、住所など個人を特定する事実は公表しない。ただし、裁判員経験者の同意を得た場合はこの限りではない。
 【裁判員等の脅迫罪】
 裁判員や裁判員経験者、その親族に対し、担当事件に関して、面談や手紙などを通じて脅す行為をした者には懲役刑を科す。
 【裁判員らへの請託罪】
 裁判員らに対し、職務に関して請託をした者には懲役刑か罰金刑を科す。
 審理に影響を及ぼす目的で、裁判員らの事件に関する意見を述べたり、情話を提供したりした者には懲役刑か罰金刑を科す。

 (1/30読売新聞より)

 
 簡単に言いますと、「裁判で知った情報は一生涯口外してはならない。またそれらを知る目的で(元)裁判員に接触したり、家族等に脅迫等をしてはならない」となります。
 いわゆる守秘義務ですが、これに反すると懲役刑または罰金刑が科されることになります。
 これに関連して朝日新聞にはこんな見出しが載ってました。
 
 「公務員並みの守秘義務」
 
 というワケで、公務員の守秘義務規定を探してみました。
 地方公務員法の34条に定め足られている条文が、いわゆる「公務員の守秘義務」に該当するようです。
 

 (秘密を守る義務)
 第34条 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。
 2 法令による証人、鑑定人等となり、職務上の秘密に属する事項を発表する場合においては、任命権者(退職者については、その退職した職又はこれに相当する職に係る任命権者)の許可を受けなければならない。
 3 前項の許可は、法律に特別の定がある場合を除く外、拒むことができない。

 
 これにもシッカリ「その職を退いた後も、また、同様とする」とあり、一生涯に守秘義務が課せられていることが読みとれます。
 朝日新聞なんかは「あまりに重い義務を負わせると、制度そのものが市民にそっぽを向かれかねない(1/29付社説より)」と、守秘義務を課すこと自体にかなり反発をしているのですけど、朝日自身が言っているように公務員並だったら、特に重いとは思わないのですが、どうでしょうか。
 それともはじめから公務員には重すぎる義務だと主張するのか、もしくは公務員なんかと“市民”とを比べるな、と言いたいのでしょうか。
 しかし人の一生を左右する裁判というモノに関わるのですから、正直公務員よりももっと重い義務を課してもいいんじゃないかとやえは思っています。
 ただ、裁判員は半強制ですから、その辺を考慮したら「公務員並」が妥当かなとも思います。
 
 ちょっと本筋からは離れるんですが、外国なんかでは裁判員(陪審員・参審員)は、無作為抽出ではなく登録制にしているところがあるそうです。
 つまり、年齢や国会議員でないという条件を満たしている一般人が、自発的に裁判員名簿に登録しておき、該当裁判がある際にはその登録制名簿から無作為に抽出される、という方式です。
 確かにこれだと、病気や葬儀といった突発的な理由がない限り辞退することは少ないでしょうから裁判員を選ぶ際にはスムーズに事が運ぶでしょうし、それなりに裁判に対して意識が高い人が登録しているでしょうからちょっとアレな裁判員というのは出ないでしょうし、また自発的に登録しているという事からもうちょっと重い守秘義務を課すことも出来ると思います。
 なかなか良い制度のようにも思えるんですが、ただ気がかりなのは、もしこの制度が日本で採られたら、けっこう「プロ市民」とか「共産系団体」とかの人たちばかり登録してしまうんじゃないかと思ったりしてます。
 組織的にそうする可能性もありますし、また「社会問題に関心が高い」「自己主張がしたい」「時間が余っている」という条件を考えたら、自然にそうなってしまうような気がするんですよね。
 外国なら、政党の推薦が必要とかいった条件があったりするんですが、日本ではそのような条件を付けると文句を言う人が絶対出てきますので無理でしょう。
 というワケで、「志願名簿制」というのも、ちょっと難しそうです。
 
 さて、やえは、守秘義務よりむしろ接触規制の方が重要なんじゃないかと思っています。
 そもそも裁判員にしてみてもかなり重い事件の裁判が裁判員の対象になりますから、自分からそんなつらい裁判の内容をペラペラしゃべりたいとは思えないような気がしますし、また、しっかりと事前に守秘義務について説明していれば、わざわざ法を犯そうと意図してまでインターネット等において裁判の内容を明かしたりはしないと思います。
 だからそれよりもむしろ内容を聞きに来たがる人の方が問題なんじゃないかと思っています。
 
 聞きに来る人や動機は様々ですが、第一に考えられるのはマスコミですね。
 マスコミには常識が通用しません
 以前どこかの役所のメモを勝手に持っていったとかいう話がありましたが、このようにマスコミは自分たちのメシのタネを得るためにはなんでもやります
 だから少々「接触規制」があったとしても、言葉巧みに「匿名にするから」とかなんとか言って接触を試みようとするかもしれません。
 だからここについてはもっと厳しくしておく必要があるんじゃないでしょうか。
 
 また、マスコミの他にも日常的な事で、例えば上司とかが好奇心で裁判の中身を聞いてくるという可能性もあると思います。
 どっちかと言えば、マスコミよりもこっちの方がよくある話なんじゃないでしょうか。
 上司からそう言われたら、裁判員として仕事を休んでいるという負い目もあって、なかなか断れるモノではないと思います。
 だから「すみませんが、そうお聞きになる時点で実はアナタに懲役5年の刑が科されてしまうんですよ」という言い訳を作ってあげるべきだと思います。
 これが「しゃべってしまうと私が罰金されるんですよ」では、「ばれないばれない」なんて言われてしまそうですが、刑は自分に重く降りかかるということを知らせておけば、冗談半分の軽い気持ちで聞いてくる人も格段に少なくなると思います。
 こういうのは聞く側にとっては「所詮他人だから」という意識が働いているので気持ちが軽くなってしまうようですけど、自分の身に刑が及ぶと分かれば急に慎重になったりするモノですからね。
 
 そもそも接触というのは故意性が強いですから、接触にも罰則が付くということをしっかりと国民に知らせ、もうちょっと罰則を厳しくしても良いんじゃないかと思います。
 
 以上のことから、守秘義務に関しては今のままでよい、もうちょっと厳しくしても良いかとは思うんですが、とりあえずは今のままでよい、しかし接触規制違反に対しては罰則を厳しくすべきだとやえは思います。
 
 
 やっぱり長くなりましたので、今日はここまでです。
 末永くおつきあいください(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、裁判員制度を応援するかどうかは保留です。

平成16年2月18日

 テロルの定義

 ロスタイムのギリギリのギリギリでなんとか久保さんのゴールで勝ちました。
 サッカー日本代表です。
 でもかなり内容的にはしょっぱいものがありました。
 やはりジーコさんでは甘すぎるのでしょうか。
 まだまだ日本は、選手の自由にやらせるのには早すぎるのでしょうか。
 ではどうするか。
 そうです。
 今こそトルシエを呼び戻すべきなのです。
 あのトルシエワールドを再発現させるべきなのです。
 つまりトルシエの本体の通訳さんこそ日本の救世主なのです。
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 テロルについてお話ししましょう。
 今までやえはテロルについてたくさん語ってきましたし、また天堕さんも色々なところでこのことを話したり議論したりしているので、たぶん重なることばかりになると思いますが、ここでもう一度まとめるべきだと思いまして、書いてみようと思います。
 
 その前に、かなり前になるんですが、拍手かメールかで「どうしてテロのことをテロルというのですか?」という質問を頂いておりましたので、ここでお答えしようと思います。
 というか、やえとしましたら、いつの間にかマスコミ等が「テロ」と言っているので、いつの間にそうなったんだろうというのが本音なんですが、つまりまだテロリズムという言葉が日本ではあまり一般的でない頃からやえはテロリズムのことをテロルと言っているだけで、やえは別に特別な言葉を使っているという意識はないんです。
 そもそも「テロル」というのは略語ではなく一つの単語だったりしますので、「テロリズム」と言っているのと全く同じ事なのです。
 もちろんテロと言っても全然問題ないと思いますし、間違いでも全然ありません。
 たまたまやえは昔からテロリズムのことをテロルと言っていただけのことで、だから今でもテロルって言っているだけなんです。
 別にそれ以上の意味はありません。
 はい。
 
 
 さて。
 では、テロリズムの定義を考えてみましょう。
 まずは基本に忠実にということで、辞書を見てみます。
 

 テロリズム [terrorism]
 
 一定の政治目的を実現するために暗殺・暴行などの手段を行使することを認める主義、およびそれに基づく暴力の行使。テロ。

 三省堂提供「大辞林 第二版」より

 
 簡単に言うと、「オレの言うことを聞かないといろんな人が死ぬぞ。イヤだったら言うことを聞け」ということですね。
 テロルの定義で重要な点が二つありまして、一つは「暴力等を行使して恐怖感を与えること
 もう一つは「目的は自らの政治思想を実現させること」です。
 
 つまり、これが重要なのですが「テロルとは暴力そのものが目的ではない」のです。
 暴力はあくまで手段であって、最終的な目的は「政治目的の実現」なのです。
 
 例えば、米国同時多発テロは、それが起きたことによってイスラム社会は米国に対して相当強い疑念や不信感を持っているぞということを全世界に明らかにすることが出来ました。
 あのテロルの最終目的は、米国の文化や米国そのもののイスラム社会からの排除です。
 決して飛行機で突っ込むだけが目的ではないのは明白ですね。
 飛行機が貿易センターに突っ込むことによって、全世界にイスラムの意志を伝え、最終的には政治的目的を果たそうとしているのです。
 だから今でも「アメリカがイラクから手を引かない限り我々はテロルをやめない」と繰り返し主張していますね。
 このテロル、イスラムの意志を伝えるという目的は果たしていますが、最終的な目的は果たされていないので、今のところはだ成功したテロルとはいえないです。
 
 だから最終的に成功したテロルというのはかなり少ないのですが、日本には残念ながらテロルが成功した例があります。
 

 昭和52年(1977年)、日本赤軍がダッカで日航機をハイジャックしたとき、赤軍は拘置中の連続企業爆破グループらの釈放を要求してきた。当時の福田赳夫首相はこの脅しに屈し、「人の命は地球より重い」といってテロリストたちを超法規的措置で釈放した。

 
 ハイジャックという暴力的手段を用い、パイロットや乗員の命でもって恐怖を与え、「連続爆破グループの釈放」という政治目的を日本政府に求めたという典型的なテロルです。
 そして日本政府はこの脅しに屈してしまい、爆破犯を釈放し、さらには日本赤軍を海外に逃がしてやりました。
 ここまでの見事なテロルの成功というのも、ちょっと珍しいのではないでしょうか。
 
 逆に言いますと、いくら暴力を用いても、相手が恐怖を感じなかったら全く意味がない、という事が言えます。
 例えば、人質を殺すぞという恐怖を与えて、「自分を逃がす」あるいは「大金をせしめる」という政治的目的を果たそうとしているという、人質を取るという行為もテロルと言えます。
 しかしこの場合、人質が要求相手に全く価値がないモノだったらどうなるでしょうか。
 例えば、人質が明日捨てようと思っていたクマのぬいぐるみだったらどうでしょうか。
 クマのぬいぐるみを人質に取って「このクマを刺すぞ。刺されたくなかったら金よこせ」と言われても、ほとんどの人は全然「恐怖」を感じないと思います。
 「恐怖」を感じませんから、お金を出す人もいませんね。
 つまりこの時点でテロルの失敗です。
 例えクマのぬいぐるみを刺したとしても、全くテロル犯の目的は達成されないのです。
 つまり暴力が目的でないということも、この例で分かると思います。
 
 これで「暴力は目的ではない」ことと「恐怖を与えること」がテロルの条件だということが分かってもらえたと思います。
 
 
 さて、一般的にはテロルの定義はこの辺りまでなんですが、やえとしましたらもう一点重要なポイントをくわえたいと思っています。
 と言っても、先に挙げた二つの条件を満たせば自然にこの条件も満たすようになってはいるんですが、しかしそれでは具体的にはなかなか条件として理解しにくいところがありますので、ここでハッキリと言葉に表して、明文化しておきたいと思います。
 それは、
 
 テロルによって与えられる暴力の対象は、政治目的の当事者ではない
 
 です。
 
 例えば、連続爆破グループを釈放するために、犯人を拘禁している日本政府そのもの(つまり当事者)に暴力の矛を向け、政府を乗っ取るという手段を用いた場合は、すでにこれは「恐怖を与えて」という状態を越えていますし、日本政府を乗っ取るという目的も出てきていますから、テロルとは呼べません。
 普通こういう場合のことは「クーデター」とか言いますね。
 もし直接刑務所に暴力の矛先を向けたら、これは普通に「襲撃」とか言います。
 
 例えば、人質にしている人(当事者)のお金を取るというのが目的の場合、これはお金が欲しいのではなくて、その人に精神的・肉体的苦痛を与えることの方が目的ですから、人質として取っている時点で目的は半分は達成されているんですよね。
 普通こういう場合のことは「強盗」とか「脅迫」とか言います。
 
 例えば、相手の国をぶっ潰そうとするために、相手の国そのものに暴力の矛先を向けたら、これは戦争と呼びます
 
 米国同時多発テロが起こった時、具体的に貿易センターに飛行機が突っ込んだ映像が流れたあの瞬間、ほとんどの人はこれを「テロル」だと認識しました。
 「戦争が始まった」とは思わず、「テロルされた」と思ったのです。
 その違いは何かという事を考えた場合、では「戦争が始まった」と大勢が思うような場合を想定すると、多分飛行機が米軍基地に空襲を仕掛けていれば「戦争が始まった」と思っていたのではないでしょうか。
 
 国に要求をするために国そのもの(=軍隊)に暴力を振るうと、それは戦争・クーデターです。
 人に要求をするためにその人そのものに暴力を振るうと、多くの場合は強盗とか脅迫とか呼びます。
 別に明確な定義書があって、これこれこうなったから「テロル」、こうなったから「脅迫」と決めているわけではないですが、しかしいつのまにか自然とこの二つを明確に分けているのです。
 この二つの差はどこにあるのかを考えれば、やはり「暴力の対象が当事者であるかどうか」にあると言えるでしょう。
 
 テロルがテロルたる由縁は、直接的に達成しようとすれば困難な目的を、要求しいている目的の当事者でない弱者に矛を向けることによって、安易に達成しようとする卑怯で卑劣な精神そのものなのです。
 
 
 以上のことから、テロルの条件としては「暴力等を行使して恐怖感を与えること」、「目的は自らの政治思想を実現させること」、そして「暴力を与える対象は当事者ではない」という3があるということが分かって貰えたと思います。
 もしかしたら、こんな定義づけに意味はないと思われる方がおられるかもしれません。
 しかしやえは、最近の日本は「テロ」という言葉を安易に使いすぎなんじゃないかと、それはどうなのかなと思っているんです。
 「テロ」っていうのは、イコール悪という“悪魔のレッテル”ですから、そう簡単に使っていい言葉ではないと思うんです。
 一昔前の「右翼」みたいに、似たようなモノ全てにこのレッテルを貼っておけば、中身の議論をしなくても悪だと断定出来てしまうという、とても危険なモノなのです。
 
 仇討ちはテロルでしょうか?
 多分ここまで読んでいただけたのなら、そうでない事を分かっていただけると思います。
 仇討ちは、当事者を暴力の対象にしている、つまり相手を殺すことが目的となっていますのでテロルではないのです。
 死刑制度の更新の時にやえは、「日本人には仇討ちを美談とする精神が流れている」と言いました。
 日本人の中では仇討ちは正義です。
 しかしテロルという言葉には悪という意味があります。
 だから、単に似ているという理由だけで、テロルとそうでないものとを混合し、テロルでないモノに対してもテロルと決めつけてしまうと、正と悪とを正しく判別することが出来なくなってしまいます
 一行ボードで「仇討ちもテロ」とおっしゃった方がレッテルを貼っているとは思いませんが、しかしテロルとテロルでないモノを混合してしまっているので、正と悪との区別が正しく出来ていないというのは否めないと思います。
 
 言葉を間違えて使ってしまうと、その中身まで歪んで伝わってしまう可能性があります。
 特に最近はテロという言葉が一人歩きしてしまって、あたかも「全ての凶悪犯罪=テロル」と言わんばかりの雰囲気になってしまっています。
 
 小林よしりん先生もちょっと前に、「北朝鮮の拉致はテロではない」とおっしゃっていましたが、やえもこれには賛成です。
 北朝鮮の拉致は、拉致そのものが目的であって、拉致した後何らかの政治目的を日本政府に要求はしてないですから、テロルではないんです。
 もしろ北朝鮮はついこの前まで拉致を隠していましたからね。
 恐怖を与える、のではなく、恐怖を隠していたんですから、明らかにテロルではないのです。
 
 テロルと言ってしまえばなんでも悪魔化でき、議論せずに相手を断罪出来てしまえますから、どうしても相手を攻撃する際にはこのレッテル法に頼ってしまいがちになります。
 しかし先程も言いましたように、レッテルだけで済ませてしまうと本質が見えなくなってしまう可能性があります
 拉致をテロと言っている人たちは、北朝鮮の拉致とアルカイダの多発テロとを一緒にしてレッテルを貼って悪魔化させようとしているのでしょうけど、この両者は全然違うモノです。
 アルカイダのテロルは、そもそもは価値観や宗教観の違いからきた意見対立の末起きてしまった、しかし人類滅亡への道につながっている卑怯な手段です。
 一方北朝鮮の拉致は、意見対立といった背景は全くなく、単なる国家ぐるみの犯罪です。
 アルカイダのテロルは、動機は意見対立ですが、手段が悪です。
 北朝鮮の拉致は、動機も手段も悪です。
 ここが決定的に違います。
 上で挙げた例ですが、もしアルカイダが民間航空機をハイジャックという手段ではなく軍機で堂々とアメリカ軍を狙って攻撃をしていたのであれば、やえはそれをテロルとは呼ばなかったですし、悪とも言わなかったでしょう。
 むしろ打倒アメリカとか言ってたかもしれません(笑)
 それは冗談としても、しかし北朝鮮の拉致は、手段を正当なモノにしたところで拉致は拉致ですから、と言うか拉致の正当な手段というのも意味不明ですけど、北朝鮮は犯罪国家そのものですが、一方アルカイダは手段を間違えただけで動機は理解出来るモノですから、両者は大きく違うのです。
 ここを混同してはいけないのです。
 
 
 ずいぶん長くなりました。
 テロルというのは忌むべき「手段」です
 しかしだからといってテロルという言葉を悪魔の代名詞にして、テロルでもないモノにテロルとレッテルを貼ってしまうのは、それは問題の本質から遠ざかることになり、その問題の解決からも遠ざかる結果になってしまうでしょう。
 特に今は世界的にテロルをいかに防ぐかが注目されている時期ですから、安易になんでもかんでもテロルとレッテルを貼ってしまうとそのまま流されてしまいがちになりますので、しっかりと本質を見て考えて欲しいと思います。
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、クマのぬいぐるみを刺すテロル犯を応援しています。


平成16年2月19日

 小泉メルマガレビュー

 小泉内閣メールマガジン 第129号 ========================== 2004/02/19
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 住んでよし、訪れてよしの国づくり
 小泉純一郎です。
 昨日、欧米やアジアの大使の方々に官邸に来ていただいて、外国人がもっと日本を訪れるようにするにはどうしたらよいか、お話をうかがいました。
 日本から外国へは毎年1600万人が訪問しているのに、外国から日本を訪れるのは毎年500万人程度にとどまっています。
 
 「住んでよし、訪れてよし」って、いつぞやの高校野球の開会式の「勝ってよし、負けてよし、笑ってよし、泣いてよし」のフレーズですか?
 右も左も逝ってよし!!(対抗
 
 もっとたくさんの人が外国から日本を訪問するようになって欲しい。もっと多くの外国人が訪れたくなるような国に日本をしていきたい。こういう思いで、昨年1月、「2010年までに日本を訪れる外国人を倍増させる」という目標を打ち出しました。以来、「住んでよし、訪れてよしの国づくり」を進めているところです。
 
 結構前にも「観光立国日本」についてメルマガで書かれておられましたよね。
 正直、外人がまわりにゴロゴロおられるとちょっと戸惑ってしまうことが多くなるとは思うのですが、経済的効果を考えればとても大きいモノがあるでしょうし、さらに日本を理解してもらう、親日家を増やすという意味を考えれば、経済効果よりもさらに大きな財産になると思いますので、このプロジェクトは大変意義のあるモノだと思います。
 「不良外国人」対策と合わせて進めていってもらいたいですね。
 
 このメルマガでも紹介したのでみなさんご存知の「観光カリスマ」の方々に頑張ってもらって「一地域一観光」を進めてもらっていますし、外国テレビのCMに私自身が出演して海外に日本のよさをアピールしています。
 
 実はテレビ出演好きなんでしょ?(笑)
 そしてバックミュージックはX−Japanの「FOREVER LOVE」ですか?(笑)
 
 各国の大使の方々からは、「日本はどこを訪れても、文化も、自然も、人々も、ワクワクするような観光資源でいっぱいだ。」と心強い言葉をいただきました。
 
 そりゃー、欧米なんかよりも比べものにならいほど素晴らしい国ですからね、日本は。
 
 しかし、「日本の鉄道は速くて正確ですばらしいけれども、外国人にはどうやって乗ったらよいのかわかりにくい。」、「外国語のパンフレットや案内表示が少なすぎる。」という厳しい声もきかれました。
 
 あ、これは素直にそう思います。
 だって日本人でも難しいですもん。
 やえがはじめて広島から東京に出てきた時なんか、JRは山手線しか知らなくて、東京駅から新宿に行くのに中央線にJRの切符で乗っていいことが分からなくて、わざわざ山手線で行きましたからね(笑)
 
 外国で使っていた携帯電話が日本では使えないとか、外国の銀行のキャッシュカードでは日本の銀行のATMからお金を引き出せないなど、まだまだ改善すべき点があります。
 
 え?
 外国って携帯電話とかキャッシュカード使えるんですか?
 韓国では使えませんでしたよ?
 それってEU内のことじゃないですか?
 それはちょっと一緒にされても困ると思うんですが。
 まぁ使えるようになれば確かに便利だとは思いますけどね。
 
 そうかといって、何でも外国流が良いというわけではありません。日本式の旅館で温泉につかって、日本間に布団を敷いて寝たいという外国の観光客もたくさんいるそうです。
 
 それは当然ですね。
 日本に来てまで、わざわざ欧米式のリゾート地に行っても、やえでもつまらないと思います。
 もちろんリゾート地はあってもいいんでしょうけど、日本人は自らの文化にもっと誇りを持って、日本そのものをアピールすべきだと思います。
 
 地域再生と観光振興、この二つはお互いに関連していて、一緒に進めていくことが大切です。もうすぐ愛知で「愛・地球博」が開かれますから、こういう大きな行事も活用して、観光立国を進めていきたいと思っています。
 
 例えば過疎化が進んでいるようなところで、日本人にはあまり魅力を感じられないようなところでも、逆に外国人からすればとても新鮮に映るんじゃないかと思うんです。
 交通の便が悪くてとても険しい山の中だとしても、いえだからこそ感動も大きくなるモノじゃないでしょうか。
 
 先週、平壌(ピョンヤン)で日朝の政府間協議がおこなわれました。拉致問題などについて大きな進展はありませんでしたが、拉致問題と核、ミサイルの問題を包括的に解決して日朝の国交正常化を進めるという日本の立場に変わりありません。
 
 先日のアンケートでは、北朝鮮が崩壊しないと納得しないという意見が大勢を占めましたが、果たして政治レベルではどこまでを考えているのでしょうか。
 もし、本当に解決を考えてるのなら良心的な政府でしょう。
 もし、北朝鮮に対して強気に出られるように、拉致問題をカードとして考えているのなら優秀な政府でしょう。
 アナタならどちらの政府を望みますか?
 
 日朝平壌宣言を重視していこうという基本的な認識はお互いに一致していますから、できるだけ早く正常化につながるように努力していきたいと思います。
 
 すでに平壌宣言など形骸化しているような気がしないこともないんですけどね。
 お互いに都合のいいときしか持ち出さないですし(笑)
 
 まもなく六カ国会合も始まります。ねばり強く解決に向けて努力していきます。
 
 この問題、政府がどのように考えているのか、どこまで考えているのか、それは発表できないと思いますが、日本の国益のためにがんばってもらいたいと思います。
 そして世論も、それを批判のネタだけにするのではなく、諸悪は北朝鮮だということをしっかりと思い出して、この問題を見てもらいたいと思います。
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 輸出管理の強化について(経済産業大臣 中川昭一)
 皆さんは、核兵器等の大量破壊兵器に日本製の部品が使われていたとすれば、どう思いますか。日本の安全を確保するとともに、世界の平和に貢献することはとても大切なことです。今日は、大量破壊兵器の拡散を防ぐ手段の一つ、「輸出管理」についてお話します。
 
 への字の眉毛がチャームポイント(枕詞)の中川大臣です。
 こんにちは。
 しかし、輸出管理とかって経済産業省が管轄なんですね。
 
 世界各地でのテロや核開発の進展など、このところ、大量破壊兵器が使われる危険性が高まっています。実は、大量破壊兵器の開発には、本来軍事用に製造されたものではない部品が使われることがあります。日本から輸出される工作機械などが大量破壊兵器の開発者やテロ集団などの手に渡り、大量破壊兵器の開発などに転用されては大変です。皆さんの普段の生活とは縁遠い話かもしれませんが、輸出管理は世界の平和のためには絶対に欠かせない取組なのです。
 
 最近たまにニュースで報道されますアレですね。
 この前も何かの家電のモーターか何かを北朝鮮に輸出しようとして捕まった売国奴のニュースがありました。
 
 私たちも効果的な「輸出管理」を目指し、一昨年の「キャッチオール規制」の導入など、制度面と運用面から様々な工夫をしています。しかし、特に最近では、北朝鮮など懸念国による調達活動が活発化し、また第三国を経由した迂回輸出を行うなど、手口が巧妙化しています。それを防ぐためには、日本だけの取組では限界があり、国際的協力体制が欠かせません。
 
 金のためなら何でもやる、国まで売る売国奴はどこにでもいるんですね。
 もちろん「不良三国人」とかの活動もかなり多いんだとは思いますが。
 
 私たちは、何よりもまず、アジア地域で問題意識の共有が必要だと考えています。そのために、昨年12月の日ASEAN特別首脳会合では、私から、各国がきちんと輸出管理を実施するよう提案し、「行動計画」に盛り込まれました。また、今年1月にベトナムとカンボジアを訪問した際にも、輸出管理分野での協力をお願いしたところです。
 
 結局この問題を放置していれば自分の身に降りかかってくることになりますから、各国もしっかりと問題意識を持ってもらいたいですね。
 北朝鮮が核兵器や大量破壊兵器を持ってしまったら、もちろん日本も大変になりますが、韓国を始めとして、ASEAN諸国はほとんど危険な地域になりますからね。
 
 とはいうものの、アジアの国々の問題意識はまだまだばらつきがあり、日本が先頭に立ってアジアの輸出管理レベルを引き上げていかなければなりません。アジア各国へ訴える力をもっと強くするためにも、皆さんにも少しでも関心を持っていただければ幸いです。
 
 正直それどころじゃないと思っている国もあるんでしょうけどね。
 でも、こういうところで日本はリーダーシップをとって、アジアのリーダーだと思われるように行動すればいいと思います。
 どうせ中国なんかはむしろ外貨獲得のために輸出しまくってそうですしね。
 
 
 [編集後記]
 
 小泉改革の柱の一つ、司法制度改革の総仕上げ法案が国会に提出されます。中でも、皆様のご関心の高い裁判員制度については、原則として、3人の裁判官と6人の裁判員の双方の意見を含む全体の多数決で有罪・無罪の判断や刑の重さの判断が行われます。複雑なので表にすると次のとおりです。たとえば、裁判官が全員有罪としても裁判員の意見によっては被告人が無罪になることもあります。今まで裁判官だけで行われていた裁判内容の決定に一般の方々の判断を反映させ、また迅速化が実現できる画期的な制度です。裁判員に指名された方々にはご迷惑ですが、なるべく回数を抑えますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。(博)
 
 おっと裁判員制度ですよ。
 しかし官房副長官が「ご迷惑ですが」と言うのはどうなんでしょうか。
 国民が望んだ制度でもあるんですから、そこまで卑屈になるのは違うんじゃないかと思います。
 これはちょっとまた小泉さんに渇を入れてもらわないといけませんね(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。

平成16年2月20日

 権威

 うう、さっきから頭痛が治らないんです。
 たまに偏頭痛が出ることがあるんですけど、今日はちょっといつもより痛いです。
 今日の更新はいつもより短めにさせていただきたいと思っています。
 そしてちょっと突っ走り気味かなとも思ったのですが、そんな事情です(^^;
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おろはーございます。
 
 
 5時からのフジテレビのニュースでのことです。
 
 あの有栖川宮の詐欺事件についての報道に関連して、フジテレビの木村太郎氏が次のような発言をしました。
 
 
 「話は変わるんですが、幕末の時代、アメリカに行った福沢諭吉が現地の人にこう聞いたそうです。
 『初代アメリカ大統領のワシントンの子孫は今どうなされているんですか?』
 しかしこの問いにはアメリカ人は誰も知らなくて、諭吉には答えられなかったそうなんですが、それに対して諭吉は、『さすが市民の国だな』と思ったんだそうです。
 それに対し今の日本人は、数十年も前に途絶えた宮家の名前が未だに詐欺として通用するという辺り、権威主義が根強いというか、徳川時代から変わってないんだなぁと思いますね」
 
 
 ちょっこれにはやえはカチーンと来ました。
 「さすが市民の国」という言葉もちょっとアレではあるんですが、これは諭吉が言ったらしいので、それはまだいいとしても、それにしても木村太郎氏の歴史に対する認識の程度の低さと言ったらありません。
 
 そもそも2,3百年程度しかないアメリカのような国と、世界で唯一と言っていい立国以来2千年以上も国の歴史が続いている日本とを一緒にしている時点で間違っているのです。
 数千年続く日本の象徴のお家柄と、強奪と殺戮で建国した国のそこらから出てきた一大統領なんかと、その重みを一緒に考えられるハズもありません。
 歴史を受け継ぎ、伝統を重んじればこその宮家に対する権威と敬愛の気持ちを、言葉が一緒だからという理由だけで「権威主義」というレッテルを貼って批判して、一体何が言いたいのでしょうか。
 
 木村太郎氏は、歴史がいらないと言いたいのでしょうか。
 木村太郎氏は、皇室なんかに権威は無いのだと言いたいのでしょうか。
 木村太郎氏は、日本人はアメリカ人に比べて愚かだと言いたいのでしょうか
 
 そんなに「市民」とやらが立派で、そんなに歴史が続かないことが素晴らしいことだと思っているんでしょうか。
 そんなに「結果平等」を素晴らしいことだと思っているんでしょうか。
 それってゆがんだ共産主義どどう違いがあるのでしょうか
 
 歴史や伝統がこんなにも続いているからこそ、日本はいつでも誇り高く立派にそして美しくあり続けたんです。
 確かに多くの日本人は、自分たちがなまじ悠久の歴史を持っているから空気のように当たり前だと思っているので、ここまで歴史が続いている国家は特殊だということに気づいていない人が多いですが、これは何よりも代え難いぐらい素晴らしいことですし、誇るべき事なのです。
 
 例えば、シナなどは、今まで一体何回歴史が断絶してきたのでしょうか。
 厚顔無恥にも「元」というモンゴル民族の国家をも「中国」として歴史としてしまっていますが、あんなの今の北京政府と全然別国家なのは考えるまでもないことです。
 他の国を見ても、欧州を見たとしても、数千年も国が絶えず続いている国などありはしないでしょう。
 
 しかし日本は違います。
 日本は立国以来一度も国家が滅亡することなく歴史をはぐくんできました。
 だからこそこんなに豊かな文化を生み出してきましたし、何より平和を愛し、そしてそれを実践できてきました。
 徳川300年の平和な時代なんて、外国では考えられない奇跡なのです。
 
 外人は、悪いモノは全て壊すことしかできません。
 しかし日本人は、悪いモノは悪いところだけを壊し、良いところはしっかりと守り受け継ぐことが出来る民族です。
 それこそが「伝統」であり「権威」なのです。
 歴史を当然のように受け継ぐことが伝統と権威を感じることなのです。
 そんな日本人の美徳を、どうして同じ日本人が卑下できるのでしょうか。
 
 
 ちょっと・・・かなり熱くなってしまいましたが、やえはそれほど木村太郎氏の言葉には憤りを感じました。
 歴史も伝統も否定した「市民」なんていう実体の無いようなモノを賞賛するなんていう態度は、サヨクと一体何が違うというのでしょうか
 空気のように自然に宮家に対して敬愛の気持ちを持っていた人たちに対して、それを「権威主義」だなんてよく言えたモノです。
 木村太郎氏はさっさと「敬愛するアメリカ」にでもさっさと行ってください。
 そして帰ってこないでください。
 
 やはりフジ産経グループは、日本の保守系なのではなく、アメリカありきのポチでしかないのでしょうか。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自分はサヨクではないよという顔をしているサヨクが一番腹が立ちます。


平成16年2月21日

 今一番関心があるニュースは?アンケート

 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 アンケートまた設置してみました。
 週末だから「国民の選択」かと思いきや、今回は「○○に望むモノ」系のアンケートです。
 お題はこちら。
 じゃん。
 
 「今一番関心のあるニュースは?
 
 当サイトは思想系と銘打っていますが、特にどのジャンルに絞ってというワケではないので、ありとあらゆるニュースを取り扱っています。
 全体的には政治系のお話が多いですが、社会的ニュースから吉野家から皇室のお話とかガチャピンのお話まで、特に制限をおくことなくあらゆるお話をしてきました。
 そんな中で、最近は文章もだいぶん安定してきて一定の水準で皆様に楽しんで頂けているんじゃないかと勝手に思っているのですが、では逆に、皆様はどのようなニュースに最も関心を持っているのかちょっと聞いてみたくなったんです。
 さらには「こんなニュースも取り扱ってみてくれ」という要望でもイイですので、ちょっと皆さんのご意見をお聞かせください。
 
 初期設定の項目はこれらを作りました。
 
 小泉メルマガレビュー
 イラク・テロリズム問題
 死刑制度
 北朝鮮問題
 命の尊厳、障害者問題
 裁判員制度
 知的財産問題
 皇室のお話
 マスコミ・アサヒ
 民主党
 永田町の問題全般
 新選組日記in日野
 
 こう並べると、ニュースの人気投票みたいで、小泉メルマガが最下位になりそうでこわいんですが(笑)、最近のやえが取り扱ってきたニュースを簡単に書き出してみました。
 「皇室のお話」は一度女性天皇で書きましたが、さらにもっと突っ込んで皇室のお話をこれからしていこうと思っています。
 「命の尊厳、障害者問題」は、最近は取り扱っていませんでしたね。
 主に「ブラックジャックによろしく」というマンガのお話を例にとって、命というものを深く考えてみる文章です。
 「新選組日記in日野」は全然進んでいませんね(笑)
 
 項目はどなたでも新規で作られますから、お気軽に作ってください。
 むしろ、今までやえが気づかなかったようなニュースに注目できるチャンスになれるので、どんどん新規項目を作ってください。
 また、メッセージも送れるようにしていますので、こちらもお気軽にどうぞ。
 もちろんメッセージ無しでの投稿でも全然構いません。
 
 それでは、どうぞご協力をよろしくお願い致します。
 
 
 「今一番関心のあるニュースは?


平成16年2月22日

 はじめてのさつえいかい

 移転のお知らせデース。
 いつもラブレターをくれるDAYさんの「Root For Minami」が急に移転となったみたいです。
 理由は深く聞いてあげない方がいいと思います。
 とても切実な理由で急移転のようです。
 旧アドレスには移転先は書かれていませんのでご注意ください。
 
 もう一つ私信です。
 えーと、「Nest of Developer 2」さんが「当サイトは3月になる前には終わります」っておっしゃっているんです。
 そんなぁ、せっかくお友達になれたと思ったのに、もうお別れですかぁ・・・。
 (´・ω・`)ショボーン。
 もう一回踏んだら考え直してくれますか?(笑)
 もちろん無理強いなんて出来ませんが、やっぱりちょっとさみしい春明けの夕暮れ。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 
 
 ぬはーっはっはっはっはー
 今からこのサイトはオレが乗っ取ったあああああああ。

 
 うわっ、なんですか、天堕さん、出てこないでください。
 
 ってゆーか、このサイトは元々オレのだっ
 
 もはや誰もそのように思っていないで・・・むぐっ
 
 うるさい。とにかく今日はオレが乗っ取ったのだあああああああ。
 
 全国の6億4023万1367人の同志よ。ごきげんよう。
 ワシが総帥天堕 輪である。
 
 まぁまぁ、いきなりブラウザの×ボタンを押そうとするでない。
 まずは同志達をを納得させるためにこちらを見せねばならんか。
 さぁ見よ!!同志よ!!
 
 
  クリックしたらでかくなるぞ
 
 
 ふっふっふ。
 存分にあがめてよいぞ。
 どうだ同志よ。これぞ今日ビックサイトで行われた「ワンダーフェスティバル」で発売された「リセヴィネ」であるっ!!
 いやー、わざわざ行ってきたんだよね。
 これだけのためにっ!!
 しかしまいったよ。ワシはワンフェスをなめていたよ。
 西館だけでやるって言うからさー、すぐに入館できるだろうと思ってて、10時開館のところ10時30分ぐらいに現地に到着したんだよ。
 そしたら人、人、人の海。
 列、列、列の森。
 なんと入館まで1時間もかかってしまったわ。
 天堕くん、だいしっぱい☆(てへっ)
 
 しーかーもーだなー、入館してからさらにリセヴィネ列がすんごいの。
 外に並んでるの。
 オレは焦ったね。もう急げと。セリヌンティウスが待ってるぞと。はやく右の方を殴ってもらうぞと。このネタ昔も使ったような気がするぞと。
 やっとの思いで列の最後尾に行ったらさー、スタッフがこんなこと言ってるの。
 
 「リセヴィネは在庫の都合上いま並ばれてもお買い求め出来ない可能性がありますー」
 
 もうね、アホかと、バカかと。
 今日日「お買い求めなれない可能性があります」って言われて、ハイそうですかとすっこむバカはいねーぞと。女子供はすっこんどれと。
 で40分以上してからかな、やっと館内に戻れたんだが、そこでみた光景とはっ。
 なんと「もうそろそろ完売です」っていうのが、コーラを飲んだらゲップが出るのと同じぐらいあたりまえように整然としている販売スペースだった。
 「これはヤヴァイ」
 ワシは瞬時に思った。
 ここまで来て何も買わずに変えられるだろうか、いやない。ワシには泣くしか手はないのかと、走馬燈のように今までの思い出が駆けめぐったものだ。
 列の進み具合が遅くなる。客の入り具合を調節して在庫の数を数えているのだっ。
 そして、ついに売り場に客が全て追い出されたっ!!
 売り場で在庫を数えるスタッフ!!
 そして非情なる命令!!
 
 
「まずは一列にお並びください。そして前から5人ほど中にお入りください」
 
 ドックンッ!!ドックンッ!!
 1人・・・
 2人・・・
 ドックンッ!!
 3人・・・
 4人・・・
 ドックンッ!!ドックンッ!!ドックンッ!!
 5人・・・
 
 
「はい、ここまで。しばらくお待ちください」
 
 ぎゃあああああああああああああ、ワシ6人目かっ
 なんでワシの前で切るんだ。
 それはワシが6人目だから。
 ぬおおおおおのおおおおおおお、ワシは6人目かっ。「私何も知らないの6人目だから」かっ!?(錯乱中
 
 「(ちょっと怪訝そうに)あ、あの、何ダースお買い求めですか?」
 
 はっ、ワシか?ワシに聞いてるのか?
 「私何も知らないの6人目だから」
 
 
「え????」
 
 「あ、すまん、なんでもない。忘れてくれ。ショックで綾波化してたよ
 
 
「(不審そうに)・・・・で、何ダースお買い求めですか?」
 
 「・・・えっと、5ダース」
 
 
「5ダースでーす。はい。どうぞお入りください」
 
 「へ?ワシ買えるの?赤城博士にバラバラにされるんじゃないの?ワシ買えるの?」
 
 
「はーい、5ダースですねー。○○円になりまーす。ありがとうございましたー」
 
 「おお、八百万の神よ。靖国で眠る英霊よ。ワシを救ってくれてありがとう。ありがとう」
 
 つーわけで、買えましたよ。
 ビックリしましたよ、いやホント。
 せっかくだから、後何人買えるのかなーって数えてみたら、なんとあと13人買ってた。
 ぬおおおおおおお、ホントギリギリだ。数千人中の13番目だよ。
 いやー、日頃の行いがいいからなーワシ。
 ギリギリで買えなかった14人目の人なんて、見るも哀れにガッカリしてたよ。そしてその後にまだまだ並ぶ数百人。
 
 はーっはっはっはー、見たまえ。人間がゴミのようだ(最低
 
 
 そんなこんなで買ってきたよ。
 ワシすごい。
 ムスカごっこしてる場合じゃないよね。
 というわけで、ちょっくら自慢もかねて、皆々様方に、今日ワシが買ってきた妹達を公開だ。
 しかしデジカメで撮ったんだがな、こういう撮影は初めてだから、画像がチト荒いのは勘弁してくれ。
 では、ドーゾっ!!
 
 

12個入ってる外箱
その箱を開けたところ
一つ入ってる中箱
中箱の裏

 
 これだけでもうワクワクすんべ?ワクワクすんべ?
 もうウキウキさっ
 
 では早速娘達本体の写真だっ!!
 
 まずは、オーソドックスに、カラオケ娘。
 
  クリックしたらでかくなるぞ(以下同じ)
 
 なんつっても、このミニスカとルーズっぽいソックスが(・∀・)イイ!!ね。
 ざっピース!!
 
 では、次、おねんね娘。
 
 
 
 ワニに噛まれてるよっ!!
 しかし、今回はランドセルが黄色くなっているんだが、これはやっぱり赤のままの方が良かった、つーか萌えるんだがなー。
 なぁ同志よ
 
 次、ブルマー娘。
 
 
 
 ワニが飛ぶのかよっ!!
 つーか、ワニが襲ってきたんだから、守るべきは弁当ではなく、自分の身だと思うんだが、如何か?
 弁当より娘の方がうまそうじゃか(検閲削除
 
 次、お食事娘。
 
 
 
 しかし、高いイスだの。
 足が届いておらんではないか。
 そこが萌えるという、よくわかっとるの(笑)
 
 そしてラスト、お待ちかねの入浴娘。だ
 
 
 
 ディモールト!!素晴らしい!!
 これぞ芸術だ!!
 風呂の中までシャンプーハット
 もう何も言うことはないな、同志よ。
 
 
 
 どうじゃ、皆のモノ満足したか?
 いやー、素晴らしい買い物をしたぞ。
 
 え?
 これだけでは満足できぬと?
 ぬほほほほほ、おぬしもエロよのぉ
 分かっておる分かっておる。
 ヴィネの魅力はこれだけではないのだな。
 仕方がないのー、そこまで言うなら見せようではないか。
 
 真・リセヴィネの魅力!!
 
 以下、今までの当サイトからすれば、すこぶる品位が下がるから、気になる者は見ぬ方が良いぞ。
 ああ、いまさらというツッコミは不可じゃ(笑)
 そして出来れば「えっちで良くないお兄ちゃん」以外は見ぬように(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぶ、ぶるまからはみ出してる・・・・!?
 
 
 お約束、湯船から出ましょう。
 
 
 盗撮風、三角地帯!?
 
 
 非道!!後ろから・・・!?
 
 
 罰ゲーム?そのままで歌いましょう。
 
 
 これはキく!!ちっちゃい女の子に踏まれたい人用。
 
 最後のはでべろさんが喜びそうだなぁ(笑)
 これあげるから閉鎖やめない?(笑)
 
 
 
 
 バーチャルネット思想家天堕 輪14ちゃいは、リセヴィネを応援してる全国のお兄ちゃん達を応援しておるぞっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 追記
 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 来ましたよ。
 なんとシークレットが入ってたあああああああ!!
 つまり、「リカヴィネ」になかった型が、この「リセヴィネ」にはあるんだよおおおおお!!
 ぬおおおおおおおおお。
 これだけで、今日苦労した甲斐があったというもんだぁぁ。
 おっとうはうれしいっ!!
 
 ではとくとご覧になられよ!!
 これが「シークレットリセヴィネだぁ」
 
 
 
 おおグレート、スペシャル、ファンタスティック!!
 もうお父さんは何も言うことはない。
 うう。
 
 ちょっと、いつものやえを見に来てくれた人の冷たい視線を感じながらフェードアウトしていくワシであった・・・・。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ・・・・・・正直スマンカッタ(笑)
 
 

平成16年2月23日

 米国大統領選挙

 えー、昨日は大変お見苦しいところを、申し訳ございませんでした。
 また、色々なサイトで当サイトを紹介していただいてありがとうございます。
 しかし、当サイトはその手のサイトじゃないんです。
 期待して来られた方々、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
 
 じゃあ、その手のサイトにリニューアルするかー?
 
 また出たっ。ひっこんでてください。
 
 わたおにあるぞー、リカヴィネもあるぞー、はじるすABCもあるぞー。
 
 きゃー、そんなの出さないでくださいっ
 
 
 ばぎっどすっぐちゃっ
 
 
 はぁはぁ・・・・・はっ、取り乱しました。
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 当サイトは思想サイトです。
 
 
 ここはー、オレのサイト・・・
 
 ぼがっがこっぼぎっ
 
 
 
 えーっと、今行われている「今一番関心のあるニュースは?」アンケートですが、なんかいつもより投票が進んでいません。。
 もうこの手のアンケートはみなさん飽きちゃったのでしょうか。
 
 ところで、この項目の中に「アメリカ合衆国大統領選」というのがあります。
 正直、やえはここでこの項目を見るまで、すっかりサッパリきっちりコレの存在を忘れていました
 そういえばテレビとかのニュースで、ブッシュの対立候補である民主党候補者選びの予備選挙がどうだこうだと報道していましたね。
 まぁまだ対立候補の予備選挙ですから、日本での感心もまだまだこれからになるとは思うんですが、せっかくの機会ですからここで触れておきたいと思います。
 当サイトは思想サイトであるということを思い出すためにもっ・・・・。
 
 
 米国大統領選については2点言いたいことがあります。
 まず1点目。
 
 日本では、米国の大統領選挙に対してはものすごい良い印象を持っている人が多いのではないかと思います。
 「民主主義の本場」とか「とても派手でフランクで国民的行事になっている」とか「だからアメリカ国民はみんな選挙に関心を持っている」とかですね。
 やえも少し前まで、「あー、アメリカってそうなのかなー」って思っていたんです。
 だから、本当にそうなのか確認する意味でも、前の大統領選挙の時、つまりブッシュと民主党のゴアさんが戦った数年前の選挙の、投票率をじっくりと観察したんです。
 あの、選挙人の数はブッシュが勝っていたけど総得票数はゴアが勝っていたとか、投票用紙の不備が見つかりまくって大混乱したとかいった、話題が尽きなかった前回の大統領選挙です。
 でですね、今でも投票率を見た時の衝撃は忘れないんですが、簡潔に言いますと、「えーーっ!!50%いかないんですか・・・」でした。
 あれだけ日本のマスコミはアメリカの選挙をヨイショしていたのに、実際にはアメリカ国民の半分は選挙に行ってなかったんですね。
 
 最近の日本は反米感情が強まってますから、アメリカのそんな事情を知っている方も多いでしょうし、また向こうの選挙は「ネガティブ宣伝合戦」で、日本人の感覚からすれば、汚すぎて嫌気が差すような選挙であるということも、最近日本ではよく知られるようになっています。
 投票率の低さについてはやえはまた別の意見があるのですが、結局のところは、アメリカに対して「民主主義の本場」というような幻想は持たない方が吉だ、ということは言えると思います。
 今時そんな人もいないような気がしないこともないんですが、しかしこの前木村太郎氏へ苦言したように、「アメリカポチ」がやっぱりいるのかなぁと思ったりもしていますので、敢えて主張してみました。
 
 
 次に、2点目です。
 
 イラク戦争関係ですこぶる印象が悪くなってしまったブッシュさんですが、だからこの度の選挙でも「落ちるかも」とか「むしろ落ちろ」とかいう声をよく聞きます。
 また、「小泉−ブッシュ」ラインを揶揄して「日本はポチ外交しか出来なくなった」という理由で、ポチ脱却のためにもブッシュ落ちろ、という声もよく聞きます。
 
 おさらいになるのですが、アメリカの政治は二大政党制と言われています。
 現大統領のブッシュは共和党、それに対する政党は民主党ですね。
 歴代のアメリカ大統領は、この二党以外からは出たことはありません。
 この二党の間には政策の違いがけっこうあるのですが、今回は簡単に、対日政策だけに焦点を当ててみます。
 
 前大統領のクリントンさんは、民主党の人でした。
 クリントンの対日政策はどうだったでしょうか?
 ハッキリ言ってしまえば「反日政策」、いえ「日本無視政策」に近いモノがありました。
 その象徴として、クリントンのアジア訪問の際に日本を通り越してまず中国に行ったという事件がありましたね。
 アメリカと中国の二つの大国が手を結ぶことによる世界戦略の第一歩だと思われる、アメリカのクリントンの親中政策です。
 
 つまりアメリカの民主党は、対日政策に関しては冷たい政策を取る党のようなのです。
 まして今回の民主党候補の本命であるケリーさんっていうのがかなりの嫌日家らしいという話もありまして、もしこれでケリーさんが民主党の正式な候補になって、さらにブッシュが大統領選で負けてしまったら、「日本史上もっとも日米同盟が強固な時代」が終わってしまうことになるでしょう。
 
 もちろんそれを歓迎する人はいっぱいいると思います。
 確かに「日本史上もっとも日米同盟が強固な時代」の終焉、という部分だけ見れば喜ばしい面もあると思います。
 しかしその裏では「米中関係の強化」という面があるということを忘れてはいけないと思います。
 正直、これはこわいです。
 オレ様ナンバー1、スーパージャイアニズムの二大国が手を結んでしまうと、それに挟まれている日本は、それだけでかなりの脅威になるでしょう。
 
 しかしさすがにこのジャイアニズムの二国がいつまでも仲良く出来るとは思っていません。
 なにしろジャイアニズムですから、自分より上や対等がいたら面白くないですからね。
 しかし、米中蜜月時代に中国が力を伸ばせばそれだけで日本には脅威になりますし、さらには、そんな力を増した中国がアメリカの敵となって対立してしまうような時が来れば、それこそ地理的に挟まれた日本は有無を言わさず大危機になるでしょう。
 これを考えると、安易に日本とアメリカの蜜月時代が終わるからという理由だけで反ブッシュの立場を取るのはどうなのかなと思います。
 
 「日本の精神的独立」のためには多少なりと米中関係良好がいい薬になる、という意見もあるかと思います。
 しかしやえはそれにはちょっと懐疑的です。
 というのも、そもそも「精神的独立」とは言いますが、しかし物理的、というか軍事的には日本は全然まだまだ独立出来ていないというのが現実です。
 今でこそ、というか最近になってやっと、直接の脅威である北朝鮮に対して外為法改正とか外国籍船舶の上陸禁止命令とかで強気に出ることが出来ていますが、しかしこれは、日本政府が親米政策をとり、イラク戦争も支持し、自衛隊まで派遣したからこその、アメリカの圧力があってこそのモノです。
 もし今でもアメリカの民主党政権が続いていて、米中親密関係が続いていたとしたら、多分日本の拉致問題、北朝鮮関係は相当厳しいモノになっていたことでしょう。
 元々中国は北朝鮮に対して親的な存在ですから、厳しさは考えるまでもなく相当なモノだったと想像出来ます。
 そうなれば、少なくとも北朝鮮に対しては今でも拉致問題を問題にすらあげられないような状態が続いていたと思います。
 
 そう考えれば、まずは軍事的独立が必要ですし、そのためには今は誰かに守ってもらわなければならない、つまりアメリカに守ってもらう必要があると言えます。
 現実問題、いくらアメリカが日本にそっぽを向いて中国と仲良くし、それに対し日本国内で脅威論が上がってきたとしても、すぐさま“この日本”が軍事的に独立出来るとは、やえは到底思えません
 だから、「米中親密関係」が「日本の独立」の良い刺激になる、というのは、ハッキリ言って机上の空論でしかないように思えます。
 語るだけなら、「アメリカも中国もそして北朝鮮をも敵に回して、日本は軍事的に独立し、世界の覇権を狙う」と言うのは、とても気持ちのいいものではありますが、しかしこれでは子供の空想ごとと何ら変わりがありませんからね。
 そもそも軍事的にすら全然独立できていないのに、どうして精神的独立なんていうことまで出来るというのでしょうか
 
 
 結局のところ、所詮外国の選挙ですから、選択肢が「親日か、反日か」ぐらいしか無いと言えば無いです。
 というか、選択出来るモノでもないですしね。
 
 しかし、以上のことを考えれば、民主党の候補が当選するよりはブッシュ再選の方が日本のためにはなるんじゃないかとは思います。
 色々と書いてみましたが、最近の日本の流れ、すなわち自衛隊海外派兵、軍隊のあり方議論、憲法改正議論、そして9条問題と、この流れは動機はともかく結果だけ見れば、反米派も親米派も保守系であれば望むべく方向に向かっていると言えますし、そしてこの流れを押した原因の一端は、北朝鮮問題やイラク問題にあったことは確かです。
 だから、アメリカ大統領問題だけを見るのであれば、いまブッシュが変わるよりも、ブッシュが続投する方が日本に利があるのではないでしょうか。
 今の時代、アメリカを敵に回して生き残れる国があるとは思えませんから、これからはアメリカとの距離をどの程度作るか、というのが国際問題を考える上で重要なポイントになると思います。
 
 「失われた50年」ではないですが、戦後民主主義が完成してしまった停滞しきっていた日本に比べれば、今の方が格段に「いい状態」だとは、やえは思っています。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、民主党候補よりはブッシュさんを応援しています。


平成16年2月24日

 世界最強は誰だ!?

 当サイトは、仕掛けが多くて重いと一部では評判ですが、その重い原因の一端として、フレームを使わずに柱と本文のスペースを区切っているというのがあります。
 それだけなら他のサイトさんにもよく見られると思うんですが、当サイトの場合は、柱が右に行ったり左に行ったりと、まさに右も左も逝ってよし!!・・・じゃなくて、そうしているせいで、さらにテーブルを多用しなければならない構造になっているからだと思うんです。
 だから、この際スタイルシートにしてしまえばかなり軽くなるとは思うんですが、やっぱりなんかちょっとためらいがあるんですよね。
 だってものすごい難しそうなんですもん。
 最近移転されたシャトレーゼさんの@JOJOさんですが、日誌の方ではもうものすごい奮闘記が書かれておられて、うわーこんなのやえには理解できないですよー、というのが正直な感想でした。
 うーん、でも軽いといいですよね・・・。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 一行ボードの方ですごいサイトを紹介してくださってます。
 まずはこちらをご覧ください。
 
 「驚愕の事実!!米国国防長官ラムズフェルトは拳法の達人だった!!
 
 すごい!!すごいです。
 超一流の眼光と、超一流の構えです。
 一分のスキもありません
 世界唯一の超大国アメリカは、この武人によって支えられていたんですね!!
 
 しかし、実は我が日本にも、世界に誇る武人がいるんです。
 その名は、石破 茂
 そう、現在は日本の軍隊の長、防衛庁長官を務められています。
 最近の日本はどんどん逞しくなっている、サヨクから言えば「軍靴の音が聞こえてくる」、韓国中国から言えば「右傾化」している国になりつつあるんですが、実はその傾向は彼に寄るところが大きいんですね。
 今の世界でラムズフェルトに対抗できるのは石破さんしかいないというのが、専門家の間での統一見解になっているほどです。
 
 そんな両者ですが、実は当サイトでは、その噂を裏付けるある映像を独占入手したのです!!
 これを見れば全てが納得できます
 有無を言わさぬ説得力があります。
 これを見れば、ラムズフェルトの凄さ、石破さんの怖さ、そしてアメリカの驚異とそれを防ぐのは日本しかいないというのが瞬時に理解できると思います。
 我々は、石破さんのような武人が我が日本にいることを誇りに思いながら、ラムズフェルトとアメリカの驚異をしっかりと認識しなければならないと思います。
 
 いろいろ言いましたが、一見は百聞にしかずです。
 とにかくご覧ください!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

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 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
 

平成16年2月25日

 国連

 「次の更新で最後にします」とおっしゃっているので、とてもさみしいですが、こうやって反応させて頂くのもこれで最後になると思います。
 
 「参考:「シュッシュッポッポ ちゆ12歳公式ファンブック」103ページ3コマ目
 
 Σ(゚Д゚)持ってましたかっ(笑)
 やえの部屋には無駄に数冊おいてある某書ですが、やえも載ってますので見てくださいねー。
 そして持ってない方はいますぐ買ってくださいねー。
 まだまだ出版元にはいっぱいあまってるんじゃないでしょうかねー(笑)
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 先日、国連のアナン事務総長が来日され、日本の参議院本会議場で演説をされました。
 最近どうも永田町周辺の警備がイヤに厳しいなあと思っていたら、アナンさんのせいだったんですね。
 それはともかく、思想系として(重要)この話題に触れないわけにはいかないでしょう。
 というワケで、今日は国連について語りたいと思います。
 
 アナンさん関連のニュースについては、こちらのサイトさんで膨大な量をまとめていらっしゃいますのでご参考下さい。
 
 さて、みなさんは国連についてどのような印象があるでしょうか。
 正直やえは、前々からたいして国連には期待とかそういったモノは寄せていませんでした
 基本的には国連という場は、各国の寄せ集まりの場でしかありません
 その意志も、様々な思惑が複雑に絡み合った、もっともハイレベルな裏表のある政治の結果でしかないのです。
 
 例えば、事務総長という立場もこれは選挙で決められるモノなんですが、この場合の選挙においては、国連加入国全てに等しく一票が割り振れられての選挙になります。
 しかし加入国と一口で言っても、その内容はかなり様々です。
 日本やアメリカのように超裕福な国がある一方、明日の食料を心配しなければならないような地域が存在する国もあります。
 そんな国々が集まるとどうしても裕福な国と貧しい国が対立する、つまり「南北問題」が起きてしまうワケですが、つまり全ての国が等しく一票を持っていると、絶対数だけでは多い「南側」の方がどうしても勝つんですね。
 だから、国連の今までの事務総長というのは、全て先進国以外の国から出ています
 ちなみにアナンさんはガーナ出身です。
 
 しかし、数では勝る「南側」ですが、現実的な政策の場においては、具体的に国際政治をどうこう出来るという力はほとんど無いと言っても過言ではありません
 日本とアメリカのたった二国だけで世界のGDPの半分を占めるぐらいですから、まだ発展途上国ならイラクに派兵出来るぐらいの力はありますが、後進国なんかでは、自分のところで手一杯で他国なんかにかまっている場合ではない、そんなことよりも自分の国に援助が欲しい、と他国どころではない国はいっぱいあります。
 そもそも国連の“活動費”も先進国だけでそのほとんどを支出しているワケで、これだけを見ても「貢献度」には「北」と「南」と相当の差があるのです、
 しかしそんな国でも国連に加盟していれば一票はあるワケで、キツイ言い方をするならば、具体的な実行力は皆無なのに票だけは口だけは一人前に言える、と言えてしまうのです。
  
 そんな“現実的矛盾”を埋めるために「常任理事国」があるとも言えるんでしょうけどね。
 
 さらに言えば、ここが政治の政治たる所以なんでしょうけど、国連の選挙の場で、ある先進国の立場が良くなるように後進国に援助とかの約束をして自国に有利になるような投票を促す、というようなこともよくあります。
 いわゆる後進国なんかは、世界の正義や大儀なんかよりも自国発展の方が遙かに大切ですから、その話に乗るワケです。
 それが悪いとは一概には言いません。
 しかし、そんな様々な要因が複雑に絡みあって存在しているのが、国連という場なのです。
 
 
 民主党なんかは「イラク復興は国連中心に」とか言ってますが、ではどういう状態が国連中心なのか具体的に教えてもらいたいモノです。
 国連加盟国の全ての国から軍隊等を派遣するのは不可能だということは言うまでもないことです。
 だからイラク復興支援の中心は「余裕がある国」、つまり先進国や裕福な発展途上国がその中心となるのでしょうけど、やえは現在すでにそのようになっていると思うのです。
 民主党は「国連中心でないから自衛隊は撤退すべき」とか言ってますが、日本が撤退した方がアメリカ中心になると思うのですが、違うのでしょうか?
 国連には軍隊がないのは周知の事実ですが、だからこそ多くの国がそろって派遣することが、アメリカ一国支配にさせない事だと思います。
 それ以外に一国集中主義を打破出来る方策があるのでしょうか?
 菅さんは何を持って「国連中心」と言っているのか教えてもらいたいものです。
 
 
 ちょっと話はズレるかもしれないのですが、先程も言いましたように、国連での決議は多数決という民主主義のルールで行われます。
 しかも加入しているだけで一票が与えられるという「普通選挙」です。
 一応「常任理事国」の拒否権があるのですが、建前としては加入するだけで後の条件は何もなく一票の権利が発生するというごく基本的な民主主義のルールです。
 
 この世界には民主主義でない国もたくさんあります。
 国連に加盟している国の中にも非民主国家がありまして、こちらに加入国の一覧があるのですが、なんと一番最初にアフガニスタンが載っていたり、北朝鮮も入っていたりするように、非民主主義の国家でも国連に加盟していたりします
 ところで、アメリカなんかは戦争をする時に「民主主義によって自由を開放する」なんて言いますが、この理論は押しつけがましい理屈だと批判する人がいます。
 その国の政治体制はその国の人たちが決めるべきで、例え民主主義の国でなくても、それを外国が非難する権利はない、という意見です。
 その意見には、やえは基本的に賛成です。
 しかしこのような意見を言う人は、たいてい「イラクの復興支援は国連中心にすべきだ」なんて言っている人が多いような気がします。
 でもですね、先程から言ってますようにその国連っていうのは民主主義が基本なんですよね。
 
 なんか矛盾を感じるのですが、どうでしょうか。
 国連は民主主義の組織ですから、それに属する国が民主主義を押しつけられても、あながち間違えではないような気がするんです。
 やえは「民主主義の押しつけ論」にはちょっと抵抗があるのですが、しかし国連が民主主義を採っていますから、その恩恵にあずかろうと思うのであれば、自国も民主主義にするのが筋というモノではないかとも思うのです。
 それがイヤなら国連から脱退するか、もしくは力のあるモノからの服従を押しつけられる、つまり大国の言うことを聞かなければならないのではないか、それが北朝鮮のような王朝体制であるならなおさらだと思うんですね。
 「国連中心に」という主張は、つまり「民主主義になれ」と同じ事を言っているんじゃないのかと思ってみたりするんです。
 
 先程も言いましたように、国連はこのような矛盾をたくさんはらんでいます。
 所詮は烏合の衆ですからそんなもんなんだと思います。
 だからこそやえは冒頭にも言いましたように、国連にはたいした期待は持っていないのです。
 自分で書いててけっこう重箱の隅つつきなような気がしないこともないんですが、でも国連ってその程度だということが言いたいのです。
 
 
 アナン事務総長さんはよく頑張っていると思います。
 またそれぐらいの立場になられたら、やはりいろんな所に気配りしなければならなくなると思いますし、だからこそ日本に来てもわざわざ民主党にも気を配ってあげていたりしていました。
 でもやえは、アナンさんの言葉に対しては、マスコミや他の人がアナンさんの言葉を引用しまくってるようなほど、重く受け止めるようなことでもないと思うんですね。
 こう言うのは悪いんですが、所詮決定権がない事務方のトップでしかないですからね。
 役所の事務次官のようなもので、最終決定権は大臣や政治家にあるのと同じの立場ですから。
 アナンさんご自身個人は素晴らしい方なんだとは思いますが、しかし「国連事務総長」という役職は、その程度でしかないんじゃないかと思うのです。
 
 
 「国連の改革を」という議論がこれから活発になりそうな雰囲気ですが、そして「国際世論」という言葉もよく聞かれるようになった昨今ですが、でも本当に「国際世論」なんてあるのかなとやえは思っています。
 日本人はお人好しですから「自国のためより世界のため」なんて言うと一生懸命やりそうですが、普通の国は「自国の国益の方が大切」なんですね。
 まして後進国とかは、他国のことなんか考えている余裕はなく、さらには「他人の事なんてかまってられない、我が身の明日のことで必死だ」という人も世界中にはかなりいるワケで、そんな中で「国際世論」っていうのは何なのかと考えさせられるところです。
 「国際世論」というのは、全世界の国の総合の世論なのか、国連加盟国での世論なのか、それとも国連という場に参加している人たちの世論なのか、それとも先進国だけの世論なのか、よく分からないですね。
 
 国連の改革も、日本人のやえとしましたら、お金払っている分だけ発言権を持たせるような改革をして欲しいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、国連をあまり応援していません。



平成16年2月26日

 暴れる餓鬼を甘やかすな

 

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

 →http://homepage2.nifty.com/owf/sensyu_mukku.html (オモ城っ!さんにて)
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 
 今日は木曜日ですので本来なら小泉メルマガのレビュー日なんですが、実はそのメルマガの内容がアナン国連事務総長さんのお話だったので、昨日の更新とかぶりまくりですので、今週はお休みさせて頂きます。
 少なからずレビューを楽しみにしてくださっている方ごめんなさい。
 落ち込んだりもしたけれど、やえは元気です(キキ
 
 
 
 
 さて。
 「テレビタックル」なんていう、討論番組に見せかけたワイドショーのような番組に対して本気で反論するのもどうかとは思うのですが、しかしそれでもテレビの影響力を考えれば無視してよいものでもないと思いましたので、ちょっと言及しておこうかと思います。
 先日の「テレビタックル」は教育の問題を扱っていまして、中でもやえが気になったのは、例の新成人が成人式で暴れまくっていたことに関しての大竹まことさんのコメントでした。
 
 「彼らは分かってないから暴れているんじゃない。我慢出来ないから暴れているんじゃない。彼らも社会に出ればそれが許されない事ということはちゃんと分かっている。バイトしたり会社に勤めている場ではあんなバカなことはしない。ちゃんと彼らはそういう選別をしている。成人式なんて場は暴れてもいい場なんだ」
 
 ある人が、「社会では我慢しなければならない時はある。会社の社長のつまらない話を我慢して聞かなければならない時もある」という発言に対しても、「そういう場では当然暴れない。それぐらい分かってる。成人式はそういう場ではないからやっただけ。社会に出たら彼らにも、この場ではどうしなければならないのかぐらい分かってる」と反論していました。
 このような大竹さんの発言に対して、その場の人たちは明確な反論は出来ず、結局そのまま終わってしまっていました。
 その場にはいつものハマコーさんとか、よくテレビに出ていらっしゃる学者の方とかいらっしゃったのに、誰も反論出来ていませんでした。
 
 確かに大竹論は説得力があるようには見えます。
 言ってることもあながち間違えではないでしょう。
 あのバカ共も、自分が就職した先の入社式でまさか暴れたりはしないでしょう。
 しかしこの大竹さんの発言には2つ大きな問題があります。
 
 
 まず一点。
 「暴れていい場か悪い場か」という選別は、それは公が判断することであって、個人の都合で決められるモノではない、ということです。
 彼らの選別の基準は、自分に直接不利益があるかどうか程度でしかない利己的な理由なワケですが、そんなのを認めていたら公共性というモノがどんどん無くなってしまうでしょう。
 
 例えば、電車の中で化粧をするのは大竹理論では認められるべき事になります。
 例えば、コンビニの前で地べたに座ってたむろするのは大竹理論では認められるべき事になります。
 例えば、覚醒剤を打ちまくってラリまくったりするのは大竹理論では認められるべき事になります。
 社会人になって社会の場に出ればそんなことはやめるからいいんだそうです。
 彼らはそれをやっていい場か悪い場かちゃんと選別しているんだそうです。
 
 もうバカらしくてこれ以上言う必要はないですね。
 その行為がやっていいことなのか悪いことなのかということは公が決めることです。
 成人式という場は、公がするべきと判断して行われている公共的な行事ですし、そしてあの「体は大人、頭脳は子供」の逆コナン君バカ共の愚行は公的に許されるモノではないと多くの人に判断されたこらこそここまで大きく取り扱われていて、ほとんどの人からバッシングされているワケです。
 公は成人式を暴れていい場だとは認めていないのです。
 それなのに、それを暴れていい場だと言ってしまうのは、自分勝手な自己中心的な利己的なクダラナイ理論でしかないのです。
 
 
 2点目です。
 大竹まことさんは、「我慢が出来なくて暴れているのではなくて、ちゃんと暴れたらダメな場所は理解している」という趣旨のことをおっしゃって、「入社式で暴れたというニュースは聞いたことない」とかいう理由で、その理屈を正当化していました。
 これも一見正しそうに見えるんですが、しかしこれは「全員がまっとうに就職している」という前提があってこそ正当性が成り立つ理屈です。
 
 近年、若者が就職しなくなり、フリーターという“職業”が増え、さらには“家事手伝い”なんていう職業が成立してしまうという、もはや若者層の低収職率は社会問題となっています。
 それはなぜかと言えば、社会の厳しさに耐えられない若者が、働かなくても生きていける実家に逃げているからに他なりません。
 「ひきこもり」という言葉もすでに定着してしまっているほどの社会問題を、どうして大竹さんは無視して話を進めてしまっているのでしょうか。
 
 つまり、結局「我慢出来ない」からこそ社会から逃げている若者が増えているワケで、「社会に入ったら我慢出来るようになる」のではなくて、「元々我慢出来る人だけが社会に入っている」だけで、「我慢出来ないヤツは社会に入らない」というのが、今の日本の困った現状です。
 この困った現状を打破するためには、若者に我慢させることを覚えさせ、才能だけで生きていられる人間なんてごくわずかな特殊な人種だけだということを理解させ、自分はそんな特別な人間ではないということに気付かせて、平凡でも働くことは大切だということを教えることこそが大切なのではいなのでしょうか。
 
 それなのに大竹さんの大竹理論では、「家事手伝い」の現状を認めるだけでなく、ひきこもりを甘やかし、さらにはその傾向の拡大を助長していると言っても過言ではないでしょう。
 大竹さんが、国民総ヒッキー化を望んでいるのでしたら主張に一貫性はあると思うのですが、しかし前後の議論からしてそう思っていないと思われます、だったらしっかりと現状を把握して発言してもらいたいと思います。
 
 
 このように、一見正しく聞こえてしまう大竹理論ですが、実は百害あって一理無しの理論でしかないのです。
 所詮声の大きい人を集めておもしろ可笑しく議論を混ぜっ返すのが売りの「テレビタックル」ですから、真正面から批判してもアレといえばアレなのかもしれないのですが、一応批判してみました。
 でもけっこうこういうタレントの何気ない一言の方が影響力があったりするんですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、ムックを応援しています・・・。

平成16年2月27日

 月光仮面のおじさんは〜

 またまたやらせていただきましたァン(ジョセフ
 
 タイトル「日米同盟崩壊の日」
 
 かすみおねーちゃんが「政治家格闘ゲームとか出たら面白いなーとか思ってみたり」とか言うからこんなことになるんですよ(責任転嫁
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 
 
 ごめんなさい(笑)
 
 
 
 今日もこれだけだとさすがにアレなんで、ちゃんと文章も書かせていただきます。
 まずはこちらをご覧ください。
 
 
 
 
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 ♪ どこの誰かは 知らないけれど
 誰もがみんな 知っている
 
 月光仮面の おじさんは
 正義の味方よ よい人よ
 
 疾風(はやて)のように 現れて
 疾風のように 去ってゆく
 
 月光仮面は 誰でしょう
 月光仮面は 誰でしょう
 
 
 
 産経新聞が今日オウムの麻原の死刑判決に対して出した号外なのですが、ちゃっかり月光仮面さんが登場し、ちゃっかり写真にまで写っています。
 しかし冷静な産経新聞は、「38の一般傍聴席を求め、早朝から長い列が出来た。希望者は歴代3位の4658人に」と、完全に月光仮面さんをスルーしてます
 どうみてもこの写真で一番目立ってるのは月光仮面さんと掲げているプラカードですが、全く無視してます。
 ここまで見事にスルーしているのに、どうして産経新聞はこの写真を使ったのでしょうか。
 謎です
 
 
 ♪ どこかで不幸に 泣く人あれば
 かならずともに やって来て

 
 真心(まごころ)こもる 愛の歌
 しっかりしろよと なぐさめる
 
 誰でも好きに なれる人
 夢をいだいた 月の人
 
 月光仮面は 誰でしょう
 月光仮面は 誰でしょう
 
 
 月光仮面さんはこう訴えています。
 
 「麻原彰晃は潔く罪を認め謝罪せよ! 正義の味方月光仮面」
 
 いまさらコイツが潔く謝るハズもないんですけどね。
 むしろ国民は月光仮面さんにボコボコにされる方を期待していると思います。
 
 
 ♪ どこで生まれて 育ってきたか
 誰もが知らない なぞの人
 
 電光石火(でんこうせっか)の 早わざで
 今日も走らす オートバイ
 
 この世の悪に かんぜんと
 戦いいどんで 去ってゆく
 
 月光仮面は 誰でしょう
 月光仮面は 誰でしょう

 
 
 ところで、月光仮面さんは傍聴券をゲット出来たのでしょうか?
 それとも、戦いを挑んだけど、ゲットできずに去っていったのでしょうか?
 
 月光仮面さんの中の人も大変ですね。
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、やっぱりネタ更新でごめんなさい。





平成16年2月28日

 麻原彰晃死刑判決を受けて

 当サイトのことをネタ系サイトと勘違いしたのか、ヒェミちゃんがこんなものをくれました。
 まずはご覧ください
 
 ものすごい綺麗な見事な巴投げです。
 これでご想像がつく方も多いと思いますが、その通り、投げている方は韓国の国会議員さんです。
 韓国の国会では殴り合い日常茶飯事で、話し合いで決着がつかなければ、番長宛に決闘状を送りつけて夕焼けの河原の土手で決闘をするんだそうです。
 
 「オメーいいパンチもってるな」
 「番長こそな」
 「「ハハハハハハハハ」」
 「これからは仲良くしよう」
 「ああ」
 ひしっ
 殴り合いで生まれた友情を確かめ合うかのように、男達は夕暮れの中、熱く熱く熱く抱擁をし、日も暮れあたりが闇で覆われる頃にまで男達は抱擁をやめなかった。
 「ああ、おまえのココ熱いな」
 「もう、せっかちなんだからぁ」
 「そんなこといったってよー、もう×××が△※■(以下検閲削除」
 
 きゃああああああああああああああ(ミ▽ミ)
 
 
 
 
 はっ、取り乱しました。
 
 というのは冗談でして、ええと、なんでしたっけ?
 ああ、韓国のバカが国会で乱闘しているんでしたっけ。
 なんか詳しく聞くと、投げられている人はハンナラ党の私設警備員さんらしくて、混乱した委員会の収集にあたろうとしたいたところ、あのように議員さんに見事に投げられたんだそうです。
 弱すぎます、韓国私設警備員
 守らなければならない議員に逆に投げられていたようでは、なんのためにいるのか分かりません。
 弾よけぐらいにしかなりません。
 というか、はじめからそれ用なんでしょうか。
 でも、さっきの映像をよく見たら、まわりは整然と座っているような感じで、むしろこの二人の各党を見物しているような雰囲気を受けるのですが、なんとも韓国の国会はよく分かりません。
 そもそもなんで巴投げなのかも謎ですね。
 多分この議員さんは親日家なのでしょう。
 乱闘に興奮して、隠していた親日家の血が騒ぎ(韓国で「親日家」といったら日本での「右翼」に匹敵するぐらいの悪魔のレッテルです)ついつい柔道の神髄巴投げを放ってしまったのだと思われます。
 この後、この議員は韓国から永久追放されたそうです(ウソ
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 前書きが長すぎました(笑)
 
 
 昨日の更新では茶化しましたが、麻原彰晃こと松本智津夫被告に死刑判決が下りました。
 「麻原彰晃こと松本智津夫被告」っていうのはもはや一つの慣用句になってしまっていて、単に本名で呼ばれたくない麻原への嫌がらせのように見えてしまうんですが、多分嫌がらせなんだと思います
 で、そんな嫌がらせも、現信者に対する麻原像を壊そうという意図があるんだとは思うのですが、しかしそんなものモノともせず、未だ多数の信者はオウム真理教にすがり続けています
 特に一部の信者などは、「原点に返る」という意味で、カエルのマスコットを持って自らを「ケロヨンクラブ」と呼ぶ、ダジャレな過激集団を形成させていたりします。
 「原点に返る」ですから、当然麻原を神そのものとして崇め、麻原が自ら語ったポアの思想もそのまま受け継ぎ、果てには「麻原尊師奪還計画」なるものまでたてていたということです。
 
 
 突然だが、ここからはオレに語らせてくれ
 
 うわっ、なんか最近出没率が高いですよ
 
 オレは熊かっ
 そうじゃなくてだな、ちょっと最近このままではただのちっちゃい女の子が好きなお兄ちゃんと思われてしまうから、ネット思想家としての威厳をたまには見せないといかんだろ
 
 仮に威厳とやらを見せることができたとしても、ちっちゃい女の子が好きなおぢちゃんには変わりないじゃないですか
 
 ぷるぷるぷるぷる
 
 ダっーーーーー(逃亡
 
 
 ・・・・・ええと、ごほん。
 ん?そこのチミ、オレが出てきたモンだから、これ以後フィギュアネタが出てくると思っただろー。
 違うんだ。ヴァー。まぁ聞いてくれ。
 今日は真面目な話だ。
 
 でだな、原理主義というか原点回帰を目指す過激集団まで出してしまったオウム真理教だが、諸君は覚えているだろうか、麻原が捕まった後、オウム真理教に「破防法」を適用しようかどうしようかという議論を。
 
 そう、あの時は「有識者」やら「進歩的知識人」やらが、破防法適用に大反対をして、結局オウムには適用されなかった。
 オレのあの時はすでにネットで思想的文章を公開していて、破防法適用には賛成の立場だったんだが、ある掲示板で議論をしたことがあった。
 議論相手は、まぁ議論の相手になるぐらいだから破防法適用反対論者。
 しかも典型的な進歩的知識論系タイプだった。
 
 「オウムがこの先危険なことをするという証拠はない」
 「破防法は基本的人権を踏みにじるモノだ」
 「麻原を崇めても、それは信教の自由だ」
 「オウムによって救われた人も多くいる」
 「“オウムの犯罪”ではなくて、麻原等の達の個人の犯罪だから、オウム真理教としては関係ない」
 
 こんな感じで論を展開していたワケだ。
 
 ヤツらにはヤツらの言い分があるのだろうし、今でもヤツらは言いたいことがあるのだとは思う。
 しかし現実を見てみろ。
 餓鬼のように現実逃避しかできなくなっている教祖がいて、アーレフなどと改名したところでやっぱり事件を真正面から受け止められないヤツらがいっぱいいて、さらにそれらすら否定して原理主義者に走る輩が現れる始末。
 未だポア思想を捨てず、教祖奪還計画を立てていたことも明らかになった。
 また、裁判所は明確に「宗教団体を隠れ蓑にした」と集団としての犯罪であったと判決理由で語っている。
 これが現実である。
 
 さっきも言ったが、オウムにはオウムの、信者には信者の、そして進歩的知識人には知識人の言い分があるのだろう。
 いちいちそれ全てに反論する気も起こらないが、これらの連中に一つ言うとするならば、「現実を見ろ」と言いたい。
 この後死刑が確定するまでは単純計算この一審の3倍の時間がかかることになるだろうし、その間の長い時間またまだ遺族は辛い日々を送らなければならないだろうし、そもそも麻原が死刑になったところで遺族の心の傷は癒えぬだろう
 また社会に与えたダメージも癒されることはあるまいし、その影響も計り知れないものがあるだろう。
 これが現実である。
 
 これ以上もうどうこう言ってもはじまることでもないからこれぐらいにするが、しかし少なくともオレは、こういう事件があって、それに対する世論はどうだったのか、マスコミの反応はどうだったのか、それに対する議論はどんな議論がされたのか、ずっと覚えていることだろう。
 この現実を。
 
 
 そんなことを思いながら、オレが実際にした昔の議論を思い出して麻原の死刑判決のニュースを聞いたいたら、なんだかむなしい感情がわき起こってきた。

平成16年3月1日

 国連軍構想


 すみません。
 しばらくおとなしく真面目モードに行こうと思ってます。
 原点回帰でいきます。
 これからもやえをよろしくお願いします。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 国連軍構想というモノがあります。
 具体的にはどうなモノなのか、それは人によって違ってくるのでしょうが、基本的に、国家から独立したまさに国連の指示だけで動く軍隊のことであると定義づけ出来ると思います。
 現在は国連には軍隊は存在しませんので、仮に国連で武力行使が決定されたとしても、基本的には各国国軍が寄り集まったの「連合軍」となり、統帥権もその軍隊の国が持っていることになります。
 逆に言えば「国連連合軍」として出動していたとしても、自国に不利益になるようなことがあったら、自国の有利になるような命令をその国は自国軍隊に指示するでしょうし、また軍隊もそれに従ってそのように行動することになるでしょう。
 だから、国連独自の軍隊を持つことによって、各国の事情を排除した完全に国連独自の指示に従う軍隊を作ろう、というのがこの構想ですね。
 
 具体的にはまだまだ煮詰まっていない話ですので、さっき挙げたようなメリットもあるでしょうけど、例えば軍の最高責任者は誰がなるのか、そしてどのように決めるのか、それによって本当に国連という中立な立場になりうるのか、といった問題もあったりと、まだまだ一概にこの構想が良いのか悪いのか言えない段階ではあると思います。
 しかしそれを考慮したとしても、やえはこの「国連軍構想」には反対です。
 
 それは制度の話ではないからです。
 制度的にはより良い制度を作ろうと議論すれば問題は色々とクリアになってくると思います。
 制度はより良く出来るからこそ制度なのです。
 しかし軍隊というものは、やはり人間が作っているモノです。
 いえ、むしろ人間こそが軍隊の中心であると言えます。
 だから、軍隊というモノを語る場合において、人間の感情を無視して話を進めることは出来ないのです。
 
 つまり、国連軍となった場合、では一体軍人さん達は何に忠誠を誓えば良いのでしょうか
 何を心の拠り所にすればいいのでしょうか。
 軍人とは、自分の命を賭ける仕事です。
 命を賭けて任務にあたります。
 しかし人間は何もないところに命を賭けて仕事に当たれるほど強くは出来ていません
 だから必ず心の拠り所が必要なのです。
 
 それは、「祖国のために戦う」だったり、「故郷(クニ)のために戦う」だったり、「家族のため恋人のために戦う」だったりします。
 愛するモノのために愛する人を守るために自分は戦いにいくんだ、ということを心の拠り所にして、軍人さんは命を賭けて戦いに赴くのです。
 愛するモノがあるからこそ、命を賭けて戦えるのです。
 
 しかし、自分がその愛するモノのために戦うのではないとしたら、その隙間をどう埋めればよいのでしょうか。
 この前も言いましたように、国連というモノは寄せ集めでしかない場です。
 国土もいない、国民もいない、つまり実体がない、「場」というだけの存在です。
 国連には実体がありませんから、そこに心の拠り所を作ることは難しいと思います。
 
 サヨクなんかはもしかしたら「世界のため」とか「地球のために」なんて言いそうですが、これも人間というモノを考えれば無理ではないでしょうか。
 国連というモノは、その地球の中にある国々の紛争を解決する機関ですから、つまり対象は、地球という規模より小さい国という単位です。
 と考えれば、国が対象なのに「地球のために」と考えるのはやっぱり難しいですよね。
 これが「宇宙戦艦ヤマト」なんかだったら、「地球のためにイスカンダルへ」となれるのでしょうが、それは地球の外に目を向けた場合ですから、やはり「外」という概念があってこそ「内」という意識が生まれ、そしてその「内」を守らなければという心の拠り所が生まれるのだと思います。
 
 最近の日本には、「国を愛する心」が希薄になっていますので、そもそも国を守るために命を賭けるという行為が出来ない人がたくさん増えてきているのに、さらにむずかしい「地球のために」なんて、今の日本人にそんな崇高なことが出来るとはとても思えません
 まして普段は「国」というモノに対して敵意剥き出しの人たちこそが「地球のために」なんて言っている姿は、滑稽でなりません。
 
 魂がこもっていない軍隊はハッキリ言って弱いです。
 そして危険です。
 人間は守る人がいるだけで自分の身を犠牲に出来るぐらいの強さを持っている一方、全てを投げ出してまで自己保身に走ってしまう面も持っています。
 そんな人間に対して、全く心の拠り所を見いだせないような国連軍という構想にはやえは賛成出来ません
 
 自分の国を守るため、自分の故郷(クニ)を守るため、自分の家族を守るため、自分の恋人を守るため、という頃の拠り所があって人間ははじめて命を賭けて戦うことが出来るのです。
 それを求めることが出来ない今の国連には軍隊を置くことは難しいのではないでしょうか。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自衛隊を応援しています。


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