わーい。
見れましたよ「サンデープロジェクト」
ないす朝日ニューススターです。
これがアサヒじゃなければほぼ絶望的だったところですが、今回ばかりはアサヒに助けられました(笑)
しかし昨日のよしりん先生が出演なされていた時のその場の空気は、とてもアサヒとは思えないモノがありましたね。
みんな保守宣言(笑)
さらに岡崎久彦先生は冒頭で「私の敵は左翼勢力だから小林さんは敵じゃないんです」と言ってしまっていて、最後までやりにくそうにしていました。
一方“敵じゃない”よしりん先生はずーっと原則論でしたしね。
とりあえず録画してますので、もう一回見直してから、何か触れられるコトがあれば後日触れたいと思います。
右も左も逝ってよし!!
バーチャルネット思想アイドルのやえです。
おはろーございます。
さて。
先週の小泉メルマガレビューでもちょっと触れましたが、先週、イラクの主権委譲の後に対する国連決議が採択されました。
理事国全てが賛成した全会一致の採択です。
6月中には主権が委譲される予定ですから、あともう少しでイラク問題は新しい局面を迎えるというコトになりますね。
というワケで、めでたく(?)国連決議が出たのですから、今まで「国連中心に」と言っておられた方は、これで満足されるコトでしょう。
なんの憂いもなく自衛隊を派遣できるというモノです。
国際法違反だとおっしゃっていた方は、これでもう反対しませんよね?
まして、戦争をしてまで北朝鮮に拉致された人々を取り返せと主張されていた方なんかは、それは今日本国内においては戦争できない状態を知った上での主張なのですから、つまりイラクに対しても国連決議が出た以上は、ドンドン自衛隊を出して、ジャンジャン復興支援もして、バンバン治安維持活動をしても問題ないと考えているハズですよね。
そうでなければ矛盾しますからね。
サヨク系の人たちはワリと論外なので別にいいんですが、反米にしても親米にしても保守と呼ばれる人自称する人というのは、軍隊というモノに対しては前向きに考える人たちでありますし、日本が軍事力を持つというコトにどっちかと言えば賛成する人たちがいわゆる保守なのですから、国連決議が出た以上、今こそ日本は他国と同等の活動をすべきだと主張し、そして今こそ「自立」すべきと主張すべきだと思います。
特に「反米保守」と呼ばれている方は「自立せよ」というコトが一番の主張をされていた部分なのですから、この国連決議とそれに対する日本の自衛隊派兵には「積極的に参加せよ」と言うべきなのではないでしょうか。
今こそ日本の自立のチャンスのハズなのですから。
ところで、やえは小沢さんにこの件を聞いてみたいです。
もちろん民主党の小沢さんです。
――政権を任されていたらこの戦争にどう臨んだか。
私だったら米国に『(国連での合意がない)戦争は絶対やめろ。開戦する前にドイツやフランスを説得しろ』と言う。二、三ヶ月遅れても大したことない。その費用は日本が出す、国連決議が出たら一緒にやろうと言えれば説得力がある。国連中心というのは、国連のやることならあらゆる手段を使って義務を果たすことだ。(■小沢一郎ウェブサイト■より)
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確かやえの記憶が正しければ、小沢さんは自由党の時から「国連中心で」「国連軍を」というのが政治信条の一つだったと覚えています。
だから、今回はちゃんと全会一致で決議されたのですから、小沢さんはこれには賛成しなければならないと思うのです。
でも民主党は反対しちゃってますよね。
多国籍軍参加に改めて反対=岡田民主代表
民主党の岡田克也代表は12日午後、新潟市内で記者会見し、小泉純一郎首相が表明したイラク多国籍軍への自衛隊参加について「イラクの(治安)状況が改善しないと、憲法が禁じる武力行使との一体化につながる」と述べ、現状での参加に反対する考えを重ねて表明した。
また、現在サマワに駐留している自衛隊部隊に関しては、イラク復興支援特別措置法が派遣条件としている「非戦闘地域」を満たしていないと指摘した上で、「状況が劇的に改善する見通しは立たず、自衛隊を置いておくのは反対だ」として、今月末のイラクの主権移譲までに撤退するよう求めた。
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この件についての小沢さんのコメントをまだやえは見てませんので気になるところですが、少なくとも民主党としては反対という立場のようです。
もしこの前の民主党のゴタゴタで小沢さんが党首になっていたらどういうコメントを発表するのかとても興味津々だったところですが、ちょっと残念です。
もしかしたら骨太な民主党が見れたのかもしれませんが、それは露と消えてしまいました。
そもそもこの問題、法律解釈や憲法問題もはらんでいるコトははらんでいるのですが、ハッキリ言って、そんな問題は小さい問題でしかありません。
もちろんそれは大切ではあるんですが、しかしそれ以上に大切な問題をこのイラク国連決議問題はらんでいると思うのです。
すなわち、今こそこの問題を考えるコトによって、日本のこれからの行く末をどう考えているのかというコトが見えてくるのです。
例えば、小泉さんは、日米同盟こそが重要だとおっしっております。
そしてこれからも日米同盟を柱に国家戦略をたてる、というワケです。
そのためにも、日本が出来る事の中から最大限の事をやっていこうというのが小泉さんのスタンスですね。
冒頭触れました岡崎久彦先生も、ほとんど同じ考えのようです。
例えば、よしりん先生は、日本の自立、精神的独立が重要だと主張されています。
北朝鮮の問題を見るに、米国なんかに頼らず日本独自で、戦争をしてでも「日本人としての誇り」を保つべきだと説いていらっしゃいます。
これからも日本独自の国防・外交をしていくべき、ということでしょう。
例えば、小沢一郎先生なんかは、国連軍、国連待機軍を作れと主張されています。
世界はこれから全て国連を中心にまわしていくべきだ、ということですね。
主義主張こそ違えど、どの意見も全て将来の国家ビジョンを明確に語っておられます。
だからこそ説得力を持ちますし、これからどうすればよいのかという道筋も見えてきます。
しかし民主党にはそれが全くありません。
小沢さんにはあっても、民主党にはそれが全く無いんです。
民主党がやっといるコトと言えば、反対のための反対、その場だけで反対できる材料を見つけて大声で叫ぶコトだけです。
これでは何の説得力もありません。
一体社会党と何が違うというのでしょうか。
仮にも政権を取ろうという政党であるのなら、将来の国家ビジョンをハッキリしてもらいたいものです。
これからの日本はどう国を守り、そしてどう世界という大海原を泳いでいくのか、イラクの問題はまさに試金石になるのではないでしょうか。
では、次回以降でやえの思い描いているビジョンを書いてみたいと思います。
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、国家ビジョン論を応援しています。
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