☆やえニュース☆

人に与えた痛みを北朝鮮強硬論と多国籍軍否定論 / やえ的プロ野球改革案臨時国会です原爆忌これで中国がトンデモナイ国だと知られれば再反論を頂いたぞメールマガジンレビュー

平成16年8月2日

 人に与えた痛みを

 
 なんか知らない間にこのスレが育ってるみたいです。
 なかなか興味深いです。
 しかしですね、実際のところ、中国や韓国に対して具体的にどのような戦略を立てたらいいのか、やえの中ではまだまだ固まっていないんです。
 あんな国は滅ぼした方がいいとか言ってしまうのは簡単ですが、しかし現実的にはそれは全く不可能な論ですし、実際に国交は結んでいるわけですから無視するという手段も現実的ではありませんし、そもそも地理的に隣国なのですからやはり非現実的ですし、かと言ってやたら友好してもそれはそれで危険です。
 最近では「嫌韓厨」という言葉も生まれているみたいですが、あのように過剰反応するのは違うと思いますけど、しかしトンデモナイ国民であることは疑いのないところです。
 このように日本国内ではこの問題に対してはかなり幅の広い意見が無秩序に飛び交っていると言えるでしょう。
 
 それらを踏まえて、日本は中国や韓国や北朝鮮とどう付き合っていくべきなのか、議論すべきだと思いますし、やえも考えていきたいと思っています。
 よろしければみなさん、このスレででも、その辺のお考えをお聞かせ願えればと思います。
 議論すればこそ、さらに違った良い意見が生まれるかもしれませんしね。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 最近いろいろあってなかなか呆ステこと報道ステーションを見ていなかったんですが、先日なんかすごい酷い放送があったそうです。
 

 昨日の「報道ステーション」は、何と言うか、鳥肌が立つような戦慄を憶えた。例の「女子高生コンクリート殺人事件」の主犯格の1人、神作譲の「監禁暴行事件」の初犯がこの日行なわれた事を受け、番組の冒頭でその「特集」を組んでいたのだが、なんと神作(旧姓小倉)の母親の「心境」を10分以上も延々と垂れ流し、挙げ句の果てには古館も加藤(千洋)も、「この問題は国の更正のあり方、周囲の対処の仕方にも問題があったのでは」という“お得意”の「体制批判」で口を揃えただけ、という体たらくだったのである。この神作という人物が15年前、一体どれほど残虐で凄惨極まる行為を行なったのかについては殆ど触れず(「強姦目的で45日も加害者宅に監禁し、殺害、ドラム缶に遺棄した」くらいにしか伝えなかった。実際の事件はそれどころの話ではなかったのに‥‥)、一方的に「加害者の言い分」だけを流すというのは、たとえその報道スタンスがどのようなモノであったにせよ、僕には「加害者擁護」にしか受け取る事が出来なかった。
 (logさんより、「神作譲とその親は自らの命でもって被害者に償いをせよ」)

 
 どこまで腐っているのでしょうか、呆ステ。
 仮に「加害者の人権」というモノを大切にしようとするにしても、それが加害者の犯した事実・罪というものが帳消しになるワケでは決してありません
 加害者が犯した事実を事実として真正面から受け止めさせるコトがまず第一歩で、その上でどう更生させるのか、どう償わさせるのか、そして必要以上に人権が侵されないように配慮するのか、これが人として当然の順番です。
 しかしこの呆ステの報道の仕方では、まずは加害者の人権がありきで、それを守るためには都合の悪いことは全て隠してしまえと言わんばかりの態度であるとしか取れません。
 これでは「加害者擁護」と言われても仕方ないでしょう。
 
 一体呆ステは何がしたいのかやえにはさっぱり分かりません。
 「加害者の人権」っていうものを守りたいのか、それとも政府批判がしたいのか、それとも「全て社会が悪いんだー」と頭の悪い若者ぶりたいのか、どうしたいのでしょうか。
 そして、こんなことで本当に同様の事件が減ると思っているのか、そもそもこの犯罪人がこれで罪を償い、二度と、いや、三度と罪を犯すことはなくなると思っているのでしょうか。
 

 おそらく今回の暴行事件程度では、きっとすぐに神作は釈放され「娑婆」に戻ってくるのだろう。そしてまた何食わぬ顔をして仕事を見つけのうのうと生きていくのだろう。こういう異常犯罪者は、必ずまた同じような事件を起こす。その時、「未成年の事件だから」と加害者の名前、顔を隠し続けたマスコミや、「姓」を変えまで加害者を擁護した「更生保護関連団体」は、自らの責任の重さを感じる事があるのだろうか。そして何より、あの時の事件についてまともに向き合ってこなかった加害者とその親は、この先本当に「反省」する日が来るのだろうか。それを思うと絶望的な気分にならざるをえない。
 (同上)

 
 やえも全く同感です。
 ハッキリ言ってレイプして殺人して、さらに捕まった後にまた暴行するような人間の親が、堂々とテレビに出て顔を晒しているという、その神経がやえには全く分かりません。
 一体この親は何がしたいのでしょうか。
 人権派運動員になりたいのでしょうか。
 
 
 ところで、犯罪を犯した人間は裁判によって一定の罰を与えられることになります。
 日本では罰金と禁固刑と死刑の3種類がありますね。
 このうち、死刑以外に二つの刑は「人生をやり直せるチャンス」のある刑です。
 ある一定の罰を与え、その痛みの分反省をし更生することで罪を償い、その後まっとうな人生をやり直させる、というのが刑罰や刑務所の基本的精神であると言えるでしょう。
 逆に言えば、刑を受ければ償ったと見なされ、更生したと見なすので罪を許し、だからこそ後の人生をやり直させるチャンスを与えるのです。
 死刑判決の時にはその判決文に、ほぼ必ずと言っていいほど「更生の余地はない」という文言が入れられることからも、それが分かると思います。
 
 しかし、実際のところ、これらは所詮一方的に罰を与えるだけで、苦痛に耐えるだけで、現実には反省しようがしまいが、償いをしようがすまいが、それは全く問われることはありません
 同じ禁固10年の犯罪者でも、もの凄く深い反省をして一生償っていく人も、さっきのヤツのようにまた犯罪を繰り返すようなヤツでも、その禁固10年の犯罪に関してはその10年の罰を受ければ、同じように「償った」となってしまうのです。
 これは、言ってしまえば、罰は形だけとも言えるんですね。
 
 もちろん頭の中まで、心の中までを、他人がどうこうするっていうコトは不可能です。
 しかしそれでもこういう現実が実際にあるという事実は、あまりにもむなしいことなのではないでしょうか。
 近年犯罪に対して厳罰化を求める声が日に日に高くなっていますが、その背景には、犯罪の凶悪化という面がある一方、実際に捕まった犯罪者は「本当に罪を償い反省しているのだろうか」という疑問視する声が高くなっているという面もあると思います。
 特に冒頭に紹介したような犯罪者の存在や、それを擁護するような者達が堂々と公に向かって発言する者たちの存在が、さらにますますその傾向を強くしているのではないかと思います。
 
 こういう「反省しない」犯罪者、「反省させない」システムは、これからの課題だと思います。
 
 だけどですね、やえは思うんですが、確かに罪を償い反省している犯罪者もいるのでしょうけど、しかし、いかにもの凄く反省をしたと思われている犯罪者でも、果たして本当に自分が犯した罪を、被害者が受けた痛みを、100%理解出来ているのかと問うと、やはりやえはとても疑問に思うのです。
 というより、所詮他人の心情なのですから、加害者なんてもってのほか、被害者の親だって兄弟だって配偶者だって本人以外の誰だってそれを理解するコトなんて不可能でしょう。
 
 そこで、敢えて現実不可能と分かりつつも、やえは言っておきたいと思います。
 現在ある禁固刑などの刑罰とは別で、被害者の苦痛を少しでも分からせるために、犯罪者に自分が犯した行為と同じ行為を犯罪者にすべきなのではないでしょうか。
 
 誤解して欲しくないのは、これは虐待とか刑罰ではないということです。
 もちろん結果的にはそうなるかもしれませんが、しかしそれを行う理由は「自分がやったことはどんなことだったのか」ということを分からせるコト、被害者の痛みを知るコトなのです。
 そしてそれを知った上でこそ、心から罪を反省し償いが出来るのではないかと思うのです。
 
 もちろん、被害者が受けた苦痛や犯罪者が犯した罪は、そんなことだけで100%伝わるというモノでも決してないでしょう。
 また、そういうコトをしても理解出来ないヤツは理解出来ないでしょう。
 しかし、何もしないよりはこうした方がより「自分が犯した罪」に近づけるのではないかと思うのです。
 罪を償うというコトは、自分が犯した罪と向き合うことが絶対条件なのですから、よりそれに近づくための方法があるなら、それを選択するコトは間違っていることではないと思います。
 
 反省させなければ「二度目のチャンス」を与える意味も無いと思います。
 
 
 冒頭に紹介したクズのような犯罪者に、どうやったら自分の罪を気付かせることが出来るのかと考えたとき、このような考えが出てきました。
 必要以上の苦痛を与えるような刑罰は国際的にも禁じられていたり、その他諸々の問題点もあるかとは思いますが、今回はそれらをほとんど考慮せず、「罪を償うこと反省すること」とはどういうコトなのかその精神を考えてもらいたいと思って敢えて書きました。
 
 罪を償うためのその罪はどうやったら本当に理解出来るのか。
 果たして既存刑罰を厳罰化するだけで問題は解決するのか。
 安易な人権思想だけで罪や罰から目を背けるような世界的な流れは本当に正しいのか。
 
 やえは疑問に思わざるを得ないのです。
 

平成16年8月3日

 北朝鮮強硬論と多国籍軍否定論

 
 おや、政府レベルでわざわざこのような声明を出すのはなかなか珍しいことなんじゃないでしょうか。
 ま、細田さんがおっしゃっているように、日本人にはちゃんころみたいなおバカさんはいないと思いますから、大丈夫でしょう。
 わざわざ低いレベルにあわせてあげる必要なんてないですからね。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 ところで、日本がイラクへの多国籍軍参加を決めた時、世論は大きく反対の方向に傾きましたね。
 反対の理由は様々で、軍隊や戦争そのものから目を背けている妄想お花畑主義者から、アメリカのやることなすこと全てに反対の反米保守と呼ばれる人たちまで幅広く自衛隊の多国籍軍参加には反対していました。
 お花畑主義者の言っていることにいちいち耳を傾けていたらキリがないですから無視することにしまして、では他の人はどんな理由で多国籍軍参加に反対していたでしょうか。
 
 「小泉首相は国民に対する説明をせずに事を決めた」
 
 特に参議院選挙前だったこともあって、このような批判がとても多く聞かれました。
 
 しかしこの批判は2つの点において、とても無意味な批判なのです。
 一つ目に、政府というモノは、その存在自体がすでに国民の信任を得て成り立っているモノなのですから、一つの政策に対していちいち一つ一つ説明する義務も必要も無い、というコトです。
 むしろ、一つ一つの政策にいちいち国民の同意を得ていたら、ではなんのために選挙を行いその中から代表を選びそして政府を形作っているのか分からなくなってしまいます
 古代の都市国家ポリスとかの時代とは違い、現代は古代より遙かにシステムが複雑化し、そして分業制度が確立しているのですから、いちいち国民の同意を得なければならないという主張は、その現代の社会システムを全て否定するかのような主張でしかないでしょう。
 
 また、政治家という存在は、政策によっては国民世論を無視してでも自らの責任において己の主義主張を通さなければならない時があると思います。
 特に、税金と外交の問題は国民は正しい判断を下せられない問題でもあります。
 例えば、今でこそ消費税は必要な税だと多くの人が認めていますが、導入した数年前は、もう国が揺れんばかりの大騒動でしたし、時の内閣であった宮澤内閣は衆議院を解散までしたぐらいです。
 これからも分かるように、政治家という存在は時には国民世論を無視してでも天下国家のために主張を押し通さなければならないコトもあるのです。
 むしろこの覚悟があるかどうかが政治家としての資質とも言えると思います。
 まぁしかし「国民に説明しなかった」と一番声を大きくして批判したのは他でもない国会議員である民主党からだったということが情けないというか、日本の不幸なんですけどね。
 
 もう一点「国民に説明しなかった」という批判の無意味さを挙げましょう。
 これは特に「反米保守」と言われる主張を持っておられる方に対してなのですが、おかしいですね、そういう人って確か「北朝鮮に宣戦布告して戦争して金体制を滅ぼして拉致被害者を取り返せ」と言ってませんでしたっけ?
 でもその一方、自衛隊の多国籍軍参加に対して「国民に説明していない、同意を得ていない」と主張しているのです。
 これはつまり「国民の同意を得てから北朝鮮に宣戦布告しよう」と主張していたことになるんですよね?
 なんなのでしょうか、もうやえはあきれ返ってそのまま180度ひっくり返って大笑いしちゃいますよ
 
 そもそも反米保守という思想は理想主義から立脚した思想です。
 小林よしりん先生がちょっと前におっしゃっていた言葉で「マナーとしての反米」というモノがありましたが、これはつまり「現実的には色々と難しいけど日本は過去にアメリカに酷いことをされたのだから、マナーのように挨拶のように、まずは反米の意志を明確にしておくべきだ」という主張です。
 これにはやえも大賛成なのですが、その「マナーとしての反米」の基本的思想立場はこの説明でお分かりのように理想主義なのです。
 当時「政治と思想」というテーマで議論がなされていた時もありましたが、その立場や役割から理想こそを主張するのが思想家としての責任だと言っていたのが今の反米保守さん達です。
 
 それなのに、自衛隊の多国籍軍参加に対しては急に現実主義を取るというのでしょうか?
 反米とか親米とかといった立場に分かれる前の「保守」の思想として、自衛隊が軍隊として外国の軍隊と全く同じように機能するという思想は、保守の理想だったハズです。
 そこに国民の同意を得られるかどうかなんてコトは考える必要すらなく、理想論として日本国の在り方として語られていたモノのハズです。
 それなのに、やっと悲願が達成されたとたんに急に現実に逃げるとは、まったくもって矛盾もいいところなのではないでしょうか。
 
 「北朝鮮を攻め滅ぼし、拉致被害者を救出する」
 理想としては素晴らしい思想だと思います。
 やえも反対しません。
 むしろ100%現実を捨てた理想論を語るのであれば、やえは「日本による全地球支配論」を唱えたいぐらいなのですから、理想論的には「滅北朝鮮論」を全面的に支持します。
 しかし、だったら急に「国民に説明しなければならない」なんて腰が砕けたような現実論を持ち出さないでください。
 それでは一体いままで何を基準に思想を語っていたのか分からなくなりますし、そして矛盾だらけの論になってしまいます。
 
 それとも今の日本人が、多国籍軍に参加するだけで反対するような日本人が、本気で対北朝鮮戦争に賛成するとでも本気で思っているのでしょうか。
 
 
 どちらにしても、奥底にあるモノは「小泉批判」「政府批判」なのでしょう。
 いや、「反権力」というイデオロギーなのかもしれません。
 そういう姿勢って、お花畑主義者は元もとですし、民主党も存在自体がそうなんですけど、反米保守も結局そういうイデオロギーによってでないとその主張体勢を説明することが出来なくなってしまっています。
 一部の保守系も先祖帰りというか、なんか、もう、とにかく権力に対して批判したいんだという態度が最近はありありと見えてしまっています。
 
 理想にしても現実にしても、ちゃんと一本筋の通った言論をしてほしいなぁとやえは思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自衛隊が“軍隊”として機能しはじめているこの流れを応援しています。
 
 

平成16年8月4日

 やえ的プロ野球改革案

 
 昨日ひさしぶりに呆ステこと報道ステーションをちらっとだけ見たのですが、相変わらずおバカさんしか出演してませんね、あの番組。
 
 「今社民党も共産党も議席が少ないですから国会で質問が出来ないんです。でも参議院選挙でとった比例票は、社民党と共産党あわせて○○万票。民意はどこにいってしまったんでしょうかねぇ」
 
 いつの間に社民党と共産党は同じ党になったのでしょうか。
 違う意見を持っているからこそ違う党なワケでして、そしてそれぞれの党の主張がどちらとも国民にほとんど受け入れられなかった、どっちの意見・政党も質疑出来ない程度の評価しか与えられなかった、というのが選挙の結果なワケであって、それが民意なのです。
 それなのに両党をいっしょくたにして、それが民意だと言ってしまうのは、これはかなり滅茶苦茶で乱暴で理論破綻したバカらしい意見でしかないと言えるでしょう。
 こんなのでよく小泉さんの言葉を中身がないとか批判出来ますよね。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 今日は、まだまだ明確な先が見えないまま時間だけが過ぎていく日本プロ野球のお話です。
 相変わらず陰の支配者ナベツネさんは我が儘し放題、他の球団オーナーはナベツネさんの顔色をうかがうだけ、選手会は会長の古田さんが頑張っているけどオーナーからは無視され続け、ファンの意見もいまいち一つに収縮されず盛り上がりに欠けている、という、はじめからほとんど何も進展していないというのが現状だと思います。
 こんなことで果たして来年に間に合うのかちょっと心配です。
 もしかしたら日本シリーズが終わってシーズンオフになったら急に議論が盛り上がるのかもしれませんが。
 
 ところで、こんなサイトさんを見つけたので紹介します。
 
 日本一わかりやすい「プロ野球1リーグ案がダメな理由」
 
 本当にかわりやすいですし、おっしゃっているコトにやえはほぼ全て同意です。
 特に「飽きがくる」というのは真理でしょうね。
 ファンの中には一リーグを期待している人もけっこういるとは思うのですが、それはやっぱり目新しさがあってこそで、どうしても数年経てば興味も薄れるでしょう。
 と、同時に、オールスターと日本シリーズの価値が一気になくなりますしね。
 
 ではどうしたら日本プロ野球は再生することが出来るのでしょうか。
 基本的な、そして抜本的なコトは、さきほどのサイトさんのおっしゃる通りだと思います。
 そしてやえも前回のプロ野球の文章でも言いましたように、球団が商売というものを考えていないことが一番の問題です。
 プロ野球球団とはオーナー企業の広告塔ぐらいにしか経営者は認知していないので、球団だけで独立した採算を取ろうという意識がとても希薄なんですね。
 だからズルズルと赤字だけが増えていくのです。
 確かやえの記憶が正しければ、黒字を保っているのは、反則技巨人を除けばダイエーとカープだけだったと思います。
 カープはですね、球場使用料金が“市民”球場という公共施設を使っているコトで格安なのと、年俸をかなり削っているんです。
 お金がないのには変わりないのです・・ううっ・・・(笑)
 
 で、まずはこの意識を変えることが大前提です。
 これを変えないことには何も進展しないでしょう。
 何かのテレビ番組でプロ野球評論家の人が「ライブドアの現在の収益では絶対にまかなえない」とか言ってましたが、これはあくまで今のような「広告塔」としてしか球団を見ていない場合の話でしかないんですね。
 Jリーグなんて、もっと観客動員数が少ない球団があるのに、Jリーグのチーム数はまだまだ拡大傾向であるというコトを考えれば、ハッキリ言ってプロ野球の悩みなんて贅沢な悩みなのです。
 ライブドアの社長さんがどこまで構想を持っていらっしゃるのか分かりませんが、やえはしっかりした意識と構想さえあれば十分やっていけると思っています。
 
 
 さて、それらの前提を踏まえた上で、やえが一つ大胆な提案をしたいと思います。
 プロ野球はじまって以来の危機なのですから、少々過激で無茶のある提案でも、一考の余地はあると思いますので、非現実的かもしれませんが提案だけはしておきたいと思います。
 
 現状として、近鉄はもうほとんど球団を放棄していると言ってもいいでしょう。
 だから12ある球団のうち一つが空白になるのは避けられません。
 で、やえのプランはですね、その一つの空白の中に、ある球団を創設したらどうかと思うのです。
 
 その球団とは、外国人枠を全て撤廃した、むしろ外国人主体のチームです。
 名付けて「ガイジンパワーズ」(安直
 
 これをパ・リーグに新設するのです。
 元バッファローズの選手達は、まぁオリックスかパリーグ全体かに再分配してもらうとしてですね、空いたもう一球団をこのガイジンパワーズが占めるのです。
 これは盛り上がりますよ。
 大味でありながらパワーと迫力のあるガイジン達の新しい野球が、日本のプロ野球とぶつかるのです。
 くっちゃくっちゃガム噛みながら投げる投手の力のあるボールをいかに日本人打者は向かっていくのか、また大振りながらも一度当たれば場外まで飛んでいく一撃必殺の打者相手に日本人投手はどう攻略するのか、想像するだけでワクワクしませんか? 
 イチローさんや両松井さんなどの日本人選手の大リーグ行きを受けての大リーグブームがある今なら、外国人だけのチームも問題なく受け入れられると思うのです。
 
 こうなると問題なのは、高額な年俸や、果たして有名選手を招致できるのかという点だと思いますが、しかし年俸が高すぎるようなトッププレイヤーを招致する必要はないとやえは思います。
 今までの日本でプレイした外国人選手だって、日本でなら活躍出来たのにアメリカでは活躍出来なかったという選手もいますし、アメリカで活躍したハズなのに日本に来ると全然ダメだったとっていう選手はいっぱいいまして、これはもうやってみないと分からないというのが正直なところのようですから、優秀なスカウトマンが大リーグのトップ下の選手をうまく目利きすれば全然問題ないと思います。
 もちろん一人二人ぐらいは目玉選手を連れてきてもいいとは思いますけどね。
 また、アメリカだけでなく、韓国や台湾、キューバやドミニカなど、野球が盛んな外国はいっぱいありますから、その辺りの国々の選手なら年俸も低く抑えられると思いますし、隠れた名プレイヤーもこれで発掘出来ると思います。
 ちょうどオリンピックもあることですし、それら以外の国の選手でもスカウトマンはスカウトするいいチャンスでしょうしね。
 
 また、ガイジンパワーズという特性を考えれば、一応の本拠地は作りつつも、出来るだけ試合は全国行脚してもらいたいとも思います。
 プロ野球球団はないけど球場はある、という都道府県は意外にけっこうありますから、そういうところを「無国籍球団」であるガイジンパワーズに“どさ回り”してもららえれば、さらに新たなプロ野球ファンの獲得につなげられれば、さらにプロ野球全体の発展につながるでしょう。
 
 さらに、ガイジンに負けてなるモノかと、日本野球のプレイのレベルも上がるでしょうし、ひいてはオリンピックや野球ワールドカップへの弾み、そして日本優勝へのさらなる足かがりにもなるでしょう。
 ファンとしても、やはり「ガイジン部隊」となると、プロレスで言うヒール的な要素から「ガイジンパワーズだけには負けるな」という新たな応援要素も加わって、今まで以上に応援の熱も帯びると思います。
 特に日本シリーズでガイジンパワーズが上がってきた日なんて、これはもうもの凄く盛り上がるでしょうねぇ。
 なかなかプロレスを見ない人は理解しづらいところがあるかもしれませんが、「愛されるヒール」という存在は、対決するスポーツなどではとても盛り上がる存在なんですよ。
 サッカーのW杯なんか見ていたら、ナショナリズムがそのままでて殺気立っててちょっとアレな感じがするのですが、しかし今の成熟した日本人なら、ガイジンパワーズを愛されるヒールとして認知し受け入れるぐらいの気概はあるとやえは思っています。
 当然ガイジンパワーズそのものへのファンもとても多くつくと思いますしね。
 
 
 どうでしょうか「ガイジンパワーズ構想」
 やえは個人的にこのチームのキャプテンには新庄選手になってもらいたいと思うのですが、彼はいま北海道日本ハムの救世主ですから無理ですね(笑)
 それはともかく、これぐらい大胆な案があってもいいと思います。
 いつまでも旧時代の思考を引きずっているようでは、この先待っているのはプロ野球の滅亡でしょうから。
 
 これからもこの問題には注目していきたいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、ガイジンパワーズ構想を応援しています。
 
 

平成16年8月5日

 臨時国会です

 
 えーと、今日はですね、ちょっと他の人に文章を頼まれたモノでして、空いている時間は全てそっちに行ってしまったので、今日は簡単な文章で許してください。
 木曜ですからメルマガレビューの日なのですが、今週はお休みです。
 数少ない愛読者の方ごめんなさい(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 先月の30日から明日6日まで永田町では臨時国会が召集されているワケですが、どうも野党はこれの会期が短いと憤慨されているようです。
 また、昨日行われた厚生労働委員会も、この日だけの開会で、野党が提出した年金修正法案も一日だけの議論の末、否決されました。
 これにも野党は憤慨しているようで、なんと今日の本会議にして厚生労働大臣の不信任決議案を提出してしまいました。
 もちろんあっさり否決されたワケですが、もう時間の無駄というか、出せばいいっていうもんじゃないことを早く気づくべきだと思います。
 
 当然、野党大好きのマスコミもこの野党民主党の行動に大喝采です。
 どうしてこんなに会期が短いのか、たった数時間の質疑だけで採決するとは何事か、と息巻いています。
 
 しかしですね、マスコミも野党も分かっているハズなんですが、今国会は元々長い期間やるような国会じゃないんです。
 
 国会には3種類あります。
 通常国会と臨時国会と特別国会ですね。
 このうち通常国会は1月から夏あたりまでかける、必ず一年に一回行われる国会です。
 特別国会とは、衆議院の「解散」を受けての選挙後に行われる国会です。
 今行われているのは臨時国会ですが、臨時国会と一言で言っても、実は臨時国会にもいろいろと種類があったりするのです。
 
 多分この秋にも国会が召集されると思うのですが、これも臨時国会でして、内閣が必要する時か、もしくは議員の1/4が要求した時に開かれます。
 この時の臨時国会は、通常国会のような、わりと長期に開催され、普通に議論とかなされて法律が出来たりします。
 まぁほとんど「秋の通常国会」と言ってもいいのかもしれません。
 
 臨時国会にはもう一つ性格が違うモノがありまして、それは「任期満了」による衆議院もしくは参議院選挙の後に行われる国会も臨時国会なのです。
 一般的に衆議院の選挙後は特別国会と思われている方が多いと思うのですが、それは戦後から衆議院が任期満了したのはたった一回しかなく、ほぼ全て衆議院は任期前に解散してしまうからで、だから「衆議院選挙後→特別国会」と思われてしまっているのでしょう。
 その一回だけを除けば確かに全て「衆議院選挙後→特別国会」ですからね。
 しかし正確には解散選挙後には特別国会で、任期満了選挙は臨時国会なのです。
 
 では特別国会や、任期満了によって行われた選挙後の臨時国会とは、一体どういうモノなのでしょうか。
 これはですね、衆議院なら衆議院議長・副議長そして内閣総理大臣を選出するため、参議院なら参議院議長と副議長を選出するためのモノなのです。
 議会には議長がいなくては進行できませんから、何より先に議長と副議長を選出しなければならないのです。
 つまり、選挙後の臨時国会や特別国会は本来これだけのために開会される国会なのです。
 
 今行われている国会はどうでしょうか。
 これはもう考えるまでもなく「任期満了に伴う選挙後に行われる臨時国会」ですね。
 つまり本来なら参議院議長と副議長を選出するために行われる国会なのです。
 一応国会とは衆議院と参議院で構成されていますので、参議院だけ開くということは出来ませんから、今回の国会でも衆議院もちゃんと開会しているんですけど、本来なら法案とかを審議する必要はないのです。
 近年民主党がイヤに騒ぐので選挙後の国会も昔よりは長期間になってきていますが、もともとだいたい3日間ぐらいが常だったのです。
 
 というワケで、今回の国会について「なんでこんなに短いんだ」という批判はちょっと当てはまらないのです。
 
 野党やマスコミはこんなことぐらい分かっているハズなのに、慣習までをも自民党批判の材料に使おうとするんですから、もうなんて言えばいいんでしょうかね。
 すでに国会後の予定を立てていらっしゃる野党議員さんもいるのにもっと長くやれって言っているんですから、まぁパフォーマンスなんでしょう
 やれやれです。
 
 
 えーと、今回はやっぱり応援する人がいないですから、最後にこの写真をご紹介して終わりたいと思います。
 題して「こうして反日ちゃんころは出来ていく
 
 
 
 
 やれやれです。
 

平成16年8月9日

 原爆忌

 
 100万ヒットおめでとうございまーす。
 バーチャル格闘ゲーマーアイドル(長い!!)のかすみおねーちゃんです。
 だいぶ先を越されてしまいました。
 なんだかくやしいですが、お祝いしておきますっ。
 
 それを記念いたしまして、イラストコンテストを開催されるそうなんですが
 
 >・その他、審査員特別賞として、天堕特別賞・NATSUMIKAN特別賞・ねぎ特別賞・さやさや特別賞・レイホウ特別賞の5つを予定しています。
 
 Σ(゚Д゚) いつの間に・・・。
 やえは?
 やえ特別賞はないのでしょうか?
 ええと、とりあえず当日選考会場に乗り込むことにします(笑)
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 まずはですね、週末更新出来なくてごめんなさい。
 本当は、8.6原爆忌の文章は書いたのですが、どうも独りよがりな文章になってしまったので、公開するのは取りやめにしたのです。
 今日は長崎の原爆の日ですね。
 遅くなりましたが、原爆で亡くなられた方に哀悼を捧げたいと思います。
 
 とりあえず8.6から少し時間をおいて、ちょっと冷静になった今、もう一度はじめから文章を書いてみたいと思います。
 
 
 平和祈念式典は朝に行われます。
 原爆が落とされた時間は8時15分ですから、その時間に合わせて黙祷をします。
 だからその前から式典を始めるんですね。
 しかし、やっぱりというか、原爆について何か言及しているサイトとかなんてほとんどないですし、テレビも冒頭だけちょろっと平和祈念式典を紹介するだけでした、NHKも30分ぐらいで終えていましたし、まぁそんな程度なんだなぁと思ったのです。
 あれだけ9.11の時はさわいでいたのですね。
 
 もしくは、サヨクをあざ笑う論調で、平和祈念式典にも同様な批判をする人かです。
 確かに広島の教育とか平和関係の運動は、ちょっとアレなことは否定しません
 また祈念式典の方向性もサヨク独特というか、間違った方向に傾いていることも否定はしません。
 「祈るだけでは何も変わりません」というのはやえのキメ台詞の一つというか、重要な思想信条の一つですが、ですから、式典をするだけで平和が訪れるとは思いませんし、そう思って式典をしているのであれば全く無意味ですし、そして広島にはそう思っている人が少なからずいるコトも否定はしません。
 
 しかしですね、祈念式典自体を全否定するのはどうかと思うのです
 最近の日本は保守ブームと言えると思いますが、そんな安易なブームに乗って中身が伴っていない保守的主張をしてしまっている人がとても増えてしまっています。
 やえはそんな人たちのことをプチ保守と呼んでいるのですが、プチ保守達は「サヨク色に染まっている平和祈念式典なんて無意味だ」と、とても勇ましく主張されます。
 もしかしたらプチだけでなく、昔から保守思想を唱えている人たちもそう考えている人はいるかもしれません。
 だけど安易に平和祈念式典を否定し、そして原爆というモノが皆の記憶から消えていく、そんなことを許していいのでしょうか。
 
 やえはこの件に関しては反米保守という立場にいる人に対しても、ちょっと懐疑的です。
 反米の人たちも、「原爆や東京大空襲や沖縄での怨みを忘れてはいけない」と声高らかに主張していますが、やっぱりそれはなんか文字の上だけの、実感というモノがこもっていないようなモノの言い方にやえには聞こえるのです。
 実際のところ8.6でも8.9でも、その日になにか自分の意見や哀悼の意とかをシッカリと表明している人なんていうのは、ほとんどいなかったりしますし。
 これではいくら「アメリカに対する怨みを」と言ったところで、実感がこもっていないのですから、なかなか共感もされないんです。
 
 平和祈念式典という名はともかく、原爆忌という日は大切にすべきです。
 一番コワイのが、安易な保守ブームに乗り、式典自体が批判され否定され、また核兵器保有容認論に飲み込まれて、広島や長崎に原子爆弾が落とされたという事実を忘れてしまうことです。
 もし本当にアメリカに対する怨みを忘れてはいけないというのであれば、そう主張する人こそが最も「原爆の日」を大切にしなければならないと思うのです。
 
 8.6も8.9も、人類が体験した最も悲惨な悪魔の日です。
 そしてそれを引き起こしたのがアメリカであり、その被害を受けたのが日本です。
 この記憶をいつまでも伝えていくためにその日は大切にしなければなりません。
 そして未だに謝罪も後悔もしていないアメリカに対して、この日のセレモニーを盛大にすることで、日本人一人一人が大きく声を出すことによって、アメリカに原爆の罪を突きつけるのです。
 
 少し前に小林よしりん先生が紹介していましたが、江戸時代、関ヶ原の合戦で負けた西軍毛利輝元が封じられた長州藩では、年始に必ず「合戦の準備が出来ました。今年徳川を攻めますか?」「いやまだ早い」といった儀式的なコトをしていたらしいのです。
 自分たちは徳川の敵だと、いつか徳川を撃ち果てるのだと気概を持ち続けるための儀式なんだそうで。
 これをよしりん先生は「マナーとしての反米」になぞらえて、とても評価していました。
 そしてこれと同じように、実は広島市長は、毎年必ずアメリカ大統領に平和祈念式典に出席するよう要請の手紙を送り続けているのです。
 もちろん一回も米大統領は出たこと無いのですが、それでも送り続けています、送り続けます。
 こういうところは素直に評価すべきなのではないでしょうか。
 
 祈念式典を日本人が否定してどうなるというのでしょうか。
 そんなことをして一番喜ぶのはアメリカです
 広島と長崎、日本が受けたあの悪魔の日は、決して忘れてはならないのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、米大統領の原爆の日の出席を応援しています。
 
 

平成16年8月10日

 これで中国がトンデモナイ国だと知られれば

 
 いやーん、高山さーん
 ええと、もともと歪んでいる顔が、さらに歪んじゃうんでしょうか?
 高山さんはいまマット界で無くてはならない存在ですから、なるべく早く帰ってきてくださいね。
 まってまーす。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 サッカーアジアカップでは見事日本が優勝しましたね。
 胸がすくような思いがしたのはやえだけではないかと思います。
 もはや日本にとってアジアなんていう舞台は小さすぎて相応しくないとは思うのですが、今回の「アウェー中のアウェー」での勝利は、これからの日本にとって素晴らしい経験になると思いますので、これはこれでとても有意義な大会になったと思います。
 今度のW杯は欧州ですから、中国のような酷いアウェー状態で試合をすることもないと思いますので、W杯でも日本は堂々と萎縮することなく試合が出来るのではないかと期待しています。
 
 ところで今回のサッカーアジアカップでは、この日本の精神力の強化と共に、一般の日本人にまで「中国とはトンデモナイ国」と認知されたという点も良かったのではないかとやえは思っていたりします。
 思い返せば前回の日韓共催W杯では韓国がトンデモナイ国だと広く認知されましたよね。
 ちょっと前まで日本では、中国の市場を獲得するためにいかに中国共産党に取り入れられるか、なんてコトを本気で議論していたのですから、この流れはやえとしては望むところです。
 
 で、今回のアジア杯でちゃんころ共がどんなキチガイじみた行為をしていたかなんてことは、今更言うまでもないことだと思います。
 しかしそれらの行為に対して、一部の日本人や中国共産党から「あれは“一部の中国人”の行為でしかなく、それを必要以上に騒ぎ立てるのはけしからん」といった感じの反論(?)が最近出てきています。
 また「スポーツの問題なのに政治の問題にすべきではない。日本政府は過剰反応しすぎ」という声も聞かれます。
 
 しかし、中国共産党はともかく、そんなことを言っている日本人は、かなり現実に対する認識が甘いのではないでしょうか。
 コトはすでに日本大使館の公用車への暴行まで発展してしまっています
 これ、時代が時代なら戦争モノです。
 もちろん今はこのような時代ですし、また一民間人が勝手に取った行動なので宣戦布告とまでは言いませんが、しかし少なくとも中国政府は、即刻犯人を捕まえ法に照らして処罰しなければならないハズです。
 日本大使館や大使、職員、それに類するモノは外国における日本の象徴であり、日本そのものだと言えるのですから、適切な処置をしなければ、それは日本を侮辱しているコト、さらに言えばそのような暴動を容認しているとも言っても過言ではなくなります。
 もし中国政府側にこの犯人を処罰する意志がないのであれば、これはもう国交を断絶するぐらいしても、不思議ではないでしょう
 
 そもそも昔から日本人は外交が苦手と言われています。
 それにはいろいろ要因はあるでしょうけど、その一つには、争いが起これば中身に関わらず一歩引いてしまう日本人独特の性格があると思います。
 確かにこの性格は美点です。
 将来にわたっても伝えていかなければならない日本人の美徳だと思います。
 しかしコト外交に関してだけは、これは例外にしなければなりません
 外交の世界では「一歩引いてしまうこと=負け」となってしまいますから、例え自分が悪いと自覚していても引いてはならないのです。
 自分が悪いと感じたら素直にそれを認めるコトが美しいというのも日本人の美意識ですが、これも外交の場では通用しません。
 とにかく前へ前へガンガン出ていかなければ外交には勝てないのです。
 
 そう考えると、例えスポーツのコトとは言え、政府レベルで中国に毅然たる態度でもって抗議したという日本の姿勢は、やえは評価します
 なんでもかんでもクレーマーのようになれとは言いませんが、しかし普段からこのような毅然たる態度を取っておけば、相手も構えるようになります。
 今までの日本というのはあまりにも弱腰過ぎましたけど、そのために日本が失ってしまったモノというのはとても多いのではないでしょうか。
 例えば今大問題になっている、日本海峡付近での中国の強引な天然資源の調査も、日本がナメられているために起こったことだとも言えるでしょう。
 しかし普段から強気な気構えを見せておけば、このようなことにはならなかったのではと思うのです。
 「日本にはちゃんと言っておかないと色々うるさいからな」
 これぐらい相手が思うぐらいに、日本は普段から些細なことでもガンガン言うべきなのです。
 
 今回のちゃんころ共のキチガイ行為は、日本人を集団で暴行しようとしていた可能性のが非常に高かった事件です。
 それに対し「わざわざ日本政府が出張るな」とか言っている人は、では日韓共催W杯の時のフーリガン対策も行う必要はなかったとでも言うのでしょうか
 日韓共催W杯では、たかがスポーツのコトのために、日本政府がわざわざ動き、しかも巨額の税金も投入されて警備に当たったのです。
 しかし当時は「政府がそんなことする必要はない」なんて声はどこからも聞こえてきませんでした。
 それなのに今回のコトだけ政府の対策は必要ないと言うのは、それはもの凄いダブルスタンダードですし矛盾でしかありません
 もしくは中国共産党大好き人間かですね
 
 日本の法律では外国の旗を破ったり燃やしたりすることは刑法に触れる犯罪行為になっています。
 中国の場合はどうか知りませんが、韓国でもこれは犯罪のようです。
 今回のアジア杯の場合は、ここまで騒ぎが大きくなったので政府が動いたのでしょうけど、本来ならこのようなイベントの時以外でも、日本の国旗が燃やされたというコトがあれば、その都度毅然たる態度で抗議すべきなのではないでしようか
 日本の外交の弱さを指摘し批判する日本人はたくさんいますが、もしそう思うのであれば、先程も言いましたように普段からそういう小さなコト(自国国旗が燃やされるのが小さなコトと思ってしまっている今の日本人もどうかと思いますが)でもシッカリと、毅然たる態度を示さなければならないと思います。
 
 日本人はもっと怒っていいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、もっと強腰の日本政府を応援しています。
 

平成16年8月11日

 再反論を頂いたぞ

 
 よっ、ワシだ。
 今度オレが出る時はやえとの対話型にしようとおもっとったんだが、ちょっと前やえが倒れとった時に、ウチに反論を書いてオレが言及したサイトが、ご丁寧にもさらに反論してくれたので、今日はそれについて書こうかなと思ったんだよ。
 一度触れたからには出来るだけ責任を持ちたいしの。
 
 とりあえずリンクね。
 
 はてなダイアリー−駄文
 ウチへの再反論
 
 と、その前に、ここのサイトの管理人さんじゃねぇんだが、このサイトのコメント欄に面白いコメントがのっとるぞ。
 
 >バーチャル極右思想アイドルやえ十四歳、まだ存続していたことが何より驚きです。
 
 おおう、今度は極右になっちまった(笑)
 まぁ今回はやえに対してなんだろうけど、オレ、なんかアレだなぁ、売国奴って言われたことあるし、右な人からはサヨクっぽいとか言われたことあるし、今度は極右だもんなぁ。
 でもウチのサイトって、一応保守になるんだろうけど、保守の中でもわりとリベラルっぽいと思うんだけどなぁ。
 ガチガチの愛国とか憂国とか言っているサイトとかに怒られちゃうよ、そんなもんで極右とはおこがましいって(笑)
 
 ま、評価は人それぞれだから別にいいんだけど、それと同じように新聞に対する評価も人それぞれなんだろう。
 読売と産経に対して「彼らは競って政府or与党への忠誠心を競っているだけなのでしょう」と思ってるんなら、それでもいいんじゃねぇのかとは思うよ。うん。
 最近のマスコミに対する評価ってこうなの?
 おじちゃんの時代はこんなこと言う人いなかったからちょっとショック受けちゃったよ。
 まぁそれならそれでもいいんだけどね。別に。
 なんか選挙の時だけは擁護しないっていうのも、違和感を感じるんだが、まぁいいや。
 政治家って選挙の時が一番擁護して欲しいと思っとるんじゃないかとは思うんだが。
 まぁいいや別に。
 本文とは関係ないし。
 
 とりあえず何が議題だったかまとめようか。
 
 議題は2つ。
 ・自作自演説は政府発だったか
 ・マスコミがあれだけ「イラクは危険」と言っておいたのに、自分たちはひょこひょこイラクに出かけていた事に対する意見
 
 まず、下の方、マスコミの「言っていることとやっていることの違い」について書いておこう。
 というか、書くことないぞーこれ。
 オレ、前の時にも言ったよなぁ。
 

 主張したのは、「マスコミがイラクは危険だと言いまくっていた」という事だ。
 そして一番主張したいことは「マスコミの言っていることとやっていることが全く違う」という事である。
 ここに政府の思惑とか、あとなんだ、読売の信者とかわけのわからんことは全く関係ない。
 従軍記者だって、別に義務じゃねぇしなぁ。
 そんなことは週末更新では何ら全くスッパリキッパリどかーんと関係ない。
 言いたいことは、あれだけ自衛隊に「危険だから行くな」って言ってたんだったら、頼まれても「危険だから行きません」ってマスコミは言わないと、言ってるこことやっとること違うだろって、そういうことだ。
 オレはこの一点だけを言っているのであって、また出た世論誘導なんて話は全くしてない。関係ない。(7/25

 
 それなのにさー
 

 もしそうだとしたら、ジャーナリズムの使命である「報道の平等性」つまり 「爆弾を落とす側・テロリストを弾圧する側」の主張だけでなく、「爆弾を落とされる側・レジスタンスとして活動する側」の主張を伝えるいうこと をマスコミに対して破棄しろといっているようなものです。
 ジャーナリズムという思想からすれば、イラクにある真実を、政府の発表からだけではなく、脚で取材することの重要性は分かるはず、と思います。自衛隊員がサマワの住民と交流するところ、とか、アメリカ軍の後方支援業務に携わる自衛隊員とか、自衛隊が献身的に活動したり、米軍のために働いたりする、あるいは、イラク人が日本政府に自衛隊の派遣ではなく民間企業の進出=雇用創出を期待していたり、どうして暫定政府の統治方針に反対してテロ活動(本人達に直接そういうと取材ができなくなるので「レジスタンス」と読み替えること(笑))をするのか、とか。そういった情報を収集した上で、最終的な判断は視聴者=国民にお任せする。それがジャーナリストの使命であると、私は思っています。

 
 こんな事言われてもねぇ、だから言ったジャン、「そんなことは週末更新では何ら全くスッパリキッパリどかーんと関係ない」って。
 
 オレが7/23に言った文章の、「マスコミの言ってることとやっていることが違う」という文章は、「世論はそんなマスコミのダブルスタンダードに辟易している」という主張につながり、そして「そのマスコミへの不信感が自作自演説や自己責任論の爆発への下地となり爆発した」という、どうして世論は爆発したのかという結論の文章につながる。
 つまり「言っていることとやっていることが違う」→「世論は不信感を持つ」→「自己責任論の爆発の下地となる」という一連の流れにおいて、マスコミの使命とか義務とか、なんか安っぽいヒーローみたいなそんな理由なんて関係ないのよ。
 このサイトさんは、ウチ読むとむかむかするらしいので読んでないかもしれんけど(笑)、最初はそっちから日付入りで反論してたんだから、それぐらいは読んでくれとると信じとるんだがなぁ。
 読んどらんのかのぉ。
 ここだよ、ここ
 23日の文章をもう一度全部読んでくれよ。
 そっちから反論してきたんだから。
 うんこばかりでむかむかするかもしれんが(笑)
 この日の文章の特に後半は、なぜあれだけ世論が自己責任論で沸騰してしまったのか、原因は何か、という事を分析した文章である。
 結論は「世論の既存マスコミへの不信感」というものが大きく関わっているということを書いとるんだが、そこにはマスコミの崇高な使命なんて何ら全くスッパリキッパリどかーんと関係ないんだよ。
 
 だいたい崇高な使命があればダブルスタンダードが許されるっつーもんでもねぇべ?
 それだったらアメリカは正義だよ。うん。絶対正義になっちまう。
 もしそれが正しいと言うなら、もし「崇高な使命の前にはダブルスタンダードも許されるんだ」って言うんなら、なんかもう反論する気も起きなくなるから、それならそうとハッキリ言って欲しいんだけど、だからマスコミの崇高な使命とか説かれても、おりゃーそんなこと聞いてないし言ってないから困るよ。
 
 
 じゃ次。
 自作自演説は政府発だったか。
 
 ちょい引用させてもらうか。
 

 自作自演=政府発(総理官邸発)の説は、週刊文春・週刊新潮・FRIDAY・週刊現代で報道されていると伺っております(出典・・・ゲンダイだけ伝聞ですが)。参考:ミュージックマガジンの記事。
 私が重要視しておりますのは、週刊誌の信憑性ではなく、毛色の異なる4誌が同一趣旨の情報を報道したことです。無論、「ゴシップ週刊誌が何を叫ぼうと信ずるには値しない」と一蹴するのは簡単ですが、偶然にしてはできすぎです。

 
 困ったなぁ。
 引用が長くなるとアレなんだけどさー
 

 2ちゃんねるのせいにしているのはオレじゃなくて小林さんなんだけどね。
 それはいいとして、自作自演説の根元は政府っていうのは、これは確実に違うと全否定しておこう。
 少なくとも当サイトではね。
 だって、あの事件が起きてから当日オレもやえも色々と独自で調べたけど、調べるウチに自然に「自作自演」という言葉が頭に出てきちまった。
 事件当日からね。
 「そう考えると全て納得できてしまう」からだ。
 まぁ、自作自演説に対する扱い方や、その考え方は当時の更新でも読んでくれ。
 しかし政府発だとして、ではどうやってそれを全国民にまで流布させたんだろうか。
 事件当日からネットに対して働きかけるほど政府のフットワークは軽くないし、そもそも小さな個人サイトから政府がこまめにそんな諜報活動するとはとうてい思えない。
 非現実的だ。

 
 前回書いたオレのこの文章で全ての説明が終わる、っつーか、議論がかみあっとらんなぁ。
 オレややえって、どういう経緯で政府に踊らせられたんかのぉ
 事件初日から自作自演説を唱えていたサイトも、全部政府の手先だったんかのぉ。
 最近政府も“匿名掲示板”に対する扱い方についてずいぶん困っているような感じがするんじゃが、個人サイトには情報統制がすでに完成されちゃっとるんかのぉ。
 それなら逆にすごいとオレは評価したいけどね(笑)
 
 まぁ、前回も「確かに政府側が「自作自演」の可能性を示唆したという事実は、無いとは言えない」と書いたように、政府側がそのようなことを示唆した可能性はあると思う。
 政府と言うよりは、「政府職にある政治家個人」の発言というのが正確なんだろうけどね。
 だからそのような動きがあったかもしれないってことは否定しない。
 
 でも、決して政府「発」じゃねぇんだよ。
 政府発、すなわち、政府が情報発信元というのは、これは違うよっていうこと。
 んなもん不可能だって、事件当日から流布されるのは。
 もう一回言うけど、少なくともウチのサイトは違うよ。
 
 誤解されたくないから、一応丁寧に書いておくけど、政府(職についている政治家個人)が、自作自演説っていう言葉を言ったかもしれないことは否定しない。
 だからいくつか挙げられている雑誌なんかは「政府が自作自演説を流布した」と書いてしまうのは、あながち間違いな表現ではないのだろう。
 でも間違いじゃないけど、決して「発」ではないんだよね。
 もちろん、政府(職についている政治家個人)が発言した言葉を信じる人はいるわけだから、それをもって世論誘導だって言われると、まぁ全否定はできないだろう、この辺にマスコミの常套手段があるわけなんだけど、でも少なくとも「一番最初に情報源になった」という意味での「政府発」ではないってこと。
 当サイトは「一番最初に情報源になった」という意味での「政府発」という部分に対してはじめから否定しとるから、それらの雑誌がどのような文章だったのかオレは読んでないからわかんないんだけど、もし「政治家の言葉を信じた人が存在するから世論誘導した」っていう意味での「政府発」なら、それは「その可能性もあるんじゃないの?」ぐらいの感想であるけど、「一番最初の情報源」としての「政府発」なら否定。
 事件当日からそれをするのは不可能だからね。
 
 なんか一生懸命読売は政府に媚び売っているとか、そういうところばかりに文章費やしているけど、うーん、オレの文章の書き方がまだまだ甘いのかな、一番大切なところスルーされてとるんだよね。
 

 結局きっかけはいろいろあるにしても、「自己責任論」も「自作自演説」も、どこか多くの人がその下地の部分を共通認識として感じていたのだろう。
 そしてそれが色々な要因から一気に火を噴いたにすぎないのである。(7/25

 
 これ、さっきのマスコミの自己矛盾のところにもかかるよな。
 それは「世論が爆発したのはこのような下地があったからだ」というのがオレやウチのサイトで一番伝えたかった主題だからだ。
 ここをちゃんと読んでもらって読みとってもらわんと、反論してくれても全く無意味になってしまうじゃないのかな。
 結局政府関係者も政治家も「結局きっかけはいろいろあるにしても、「自己責任論」も「自作自演説」も、どこか多くの人がその下地の部分を共通認識として感じていたのだろう」ってことさね。
 
 政治家が発言したぐらいでは日本の世論は爆発しない。
 あれぐらいの世論の爆発は、やはり世論にもなんらかの燃料がないと無理だ。
 前も言ったけど、政府がそんな簡単に世論操作できるんならそれはそれで評価したいと思うんだが、残念ながら日本はそんなことできないワケでね、やっぱり自己責任論とかが大爆発したのにはそれなりに理由がある。
 その理由は何かと考えたら、世論レベルでも燃料が積み重なっていた、マスコミがマッチを(無意識に)撒いていた、そしてそれが一気に火を噴いたと、こういうことをオレややえは主張しているの。
 どうも右も左も「自作自演説」や「自己責任論」に抗いたい人っていうのは、なんかマスコミとか2chとか政府のせいにしたい、そうして安心したいという当否の心が見え隠れしとるけど、この前の小林さんもそうだし、でも今の日本では誰かの思惑だけでは世論は動きゃーしねぇよ。
 逆にそれだけで動くと思っとるヤツは、ちょっと日本人バカにしすぎだろー
 「権力の陰謀」という理由は古今東西ずーっと使われ続けとる由緒正しき理由付けだが、こんな簡単に理論に逃げとるようでは、結局何も見えなくなりますぞ。
 
 
 
 あとなんだ、言っておくべき事あるっけ?
 ええと、ああ、読売の信者?
 だからとってねぇっての(笑)
 オレはカープファンだっての(笑)
 
 だいたい主張するところが同じという理由だけで全部信者って言われても困るよなぁ。
 いつも大新聞とか既存マスコミが書いてしまえばそっちの方が先だとか強いとか言われるんだから、もうウチみたいな個人サイトは太刀打ちできないよ。
 ウチの主張は読売がなくても変わらないって言っても信じてくれないんでしょ?
 8/9の更新でやえが「平和記念式典は大切」って言っとったけど、今度は広島の中国新聞の信者になっちゃうのかな?ウチ。
 うーん、なんつーか、そういう視点でしか見れないんだったら、もう、それでもいいよ。
 なぜイラクに行く人たちには自己責任があるのか、なぜ平和記念式典は大切なのか、その理由もちゃんとウチは詳しく書いてあるハズなんだけど、表面のタイトルみたいな結論だけを見て、「どこどこと一緒だから信者だ」って言われたら、もうどうしようもないもん
 
 読売だって、それは独自の視点があって主張があるんだから、その主張と政府の行動が一致したら、それは評価しないとウソでしょ?
 それとも何がなんでも批判しなきゃならない病にかかっているアサヒになれっていうのかな?
 アサヒ新聞こそが一番正しいマスコミだと言いたいのかな?
 昨日主張していたことが次の日コロッと逆転する、お上批判こそが、批判することだけに命を賭けているアサヒこそが一番マスコミとして正しいと言っちゃうのか。
 マスコミ全部アサヒになっちゃうのかぁ。
 イヤだのぉ。
 
 自己責任も平和記念式典も、ウチのサイトが主張しているその理由は、多分他の新聞とかと違う面もあると思うんだけど、もちろん同じ部分もあるかもしれないけど、同じならオレは新聞でも政府でも朝日新聞でも評価するし、違うなら違うと批判する。
 今までそうしてきたしね。
 小泉さんに対しても、やえもオレもは何度も批判はしてきとるしの。
 まぁオレはあまり新聞読まないから(一番読む新聞は朝日(笑))、イラクの件に関してウチの主張とどれぐらい一致していて一致していないのかそれは分からんのだけれども、どっちにしても、批判する人の方が中身を読まずに適当に包装紙だけ見て信者って言ってきてもだなぁ、それじゃーオレにはどうしようもないからなぁ。
 例えばウチのサイトを指して「アサヒの信者だ」って言うだけなら誰にでも言えるからね。
 中身読まなくても「信者だ」って言ってしまうのは誰だって出来る。
 だから、そうしてしまうんなら、もう何も言わないよ。
 スキニシテクダサイ。
 
 
 
 
 
 まぁ、一言だけ言っておこうか。
 むかむかするかもしれないけど、反論するんならちゃんと中身読んでからにしてね。
 

平成16年8月12日

 メールマガジンレビュー

 
 ええとですね、更新の文章書こうと思ったんですよ。
 今日はですね、木曜日ですから恒例の小泉メルマガレビューの日ですよ。
 だからまずメールチェックするのですよ。
 だいたい朝9時に配信されますから、その辺りでいつもメールチェックするですよ。
 
 未読メール0
 
 あれ?
 今日はちょっと遅れてるのかなぁ、と思いつつ、じゃあ10時ぐらいにまたメールチェックすることにしたですよ。
 
 未読メール2
 
 きたきたー。
 ええと
 
 Subject: ご融資のご案内
 セントラル信販です。
 全国即日スピード融資致します。
 過去に事故のある方もご相談に応じます。
 お申込みにあたり秘密厳守致しますので
 お気軽にお申込み下さい。
 
 ちがーう。
 もう一通ですね。
 
 Subject: ★出会えっちゃった!★
 一人ぼっちっじゃつまらない!
 今すぐ出会いを探しに行こう!!
 http://www.
 毎日がつまらない貴方・・・ 
 寂しがりの人と秘密の関係・・・
 http://www.
 ご用命のある方はこちらまで
 
 ご用命なーーーーーーーい
 あれー?
 おかしいですねぇ。
 もしかして今日お休みですか?
 ちょっと先週のメルマガ見てみましょうか。
 
 小泉内閣メールマガジン 第151号 ======================= 2004/08/05-19
 ★☆ 夏の合併号 次回配信は8月26日 ☆★
 
 がびーん。
 もしかして今日はお盆休みですかー。
 なんてことでしょう、木曜日はほとんどメルマガにネタを依存していましたから、今日は何も考えてなかったんですよー。
 うわー、どうしましょうかー。
 
 未読メール1
 
 おや、またメールですね。
 
 Subject: 民主党メールマガジンDP-MAIL 第158号 2004年8月12日
 民主党メールマガジン
 DP-MAIL 第158号 2004年8月12日
 編集・発行/民主党国民運動委員会
 
 あら、いつぞやネタのためにとってみたけど全然使えなかったという民主党のメールマガジンじゃないですか。
 本来小泉さんのメルマガは政府として出しているわけでして、それに対しての私的団体である民主党という一政党のメルマガっていうのは適切ではないのですが、まぁ今日はネタが無いですし、どんなことが書いてあるかということを含めて、せっかくですので取り上げてみましょうか。
 
 
 
 民主党メールマガジンDP-MAIL 第158号 2004年8月12日
 
 ■目次
 【代表に聞く】国民と思いを共有し、政権交代を果たす(下)
 【トピックス】全国で“青空年金国会”開催へ
 【談話・声明】関西電力美浜原子力発電所3号機の事故について
 【お知らせ!】2004年9月代表選挙を公告
 
 ほほう、民主党のメルマガは4項目あるのですね。
 
 ■代表に聞く
 <岡田克也代表インタビュー>
 国民と思いを共有し、政権交代を果たす (下)
 
 ――民主党は目指す社会像や政治を明らかにすべきとの指摘もありますが。
 
 あら、民主党支持者からも「民主党が目指している社会像や政治」が分からないということですよね、これ。
 えーと、そんなんでいいんですか?
 
 理想とする社会像としては「自由で公正な社会を」と申し上げています。無駄な規制は撤廃し、市場のメカニズムを通じた強い経済の確立が必要です。そして政治の役割は市場が機能しないところにこそ存在し、そこでは“公正”をキーワードに政治がより重要な役割を果たさなければなりません。
 
 申し上げていましたか(笑)
 しかしこれでは結局何がいいたいのか分かりませんね。
 こんなキレイゴトというか当たり前すぎるコト、小泉さんや自民党はおろか、共産党の主張と言っても普通に通用しちゃいますよ。
 
 具体的には、中間層が厚みをもつ安定した社会、あるいは多様性を尊重する社会、次の世代に責任を果たす、努力した人が報われる社会、努力しても報われない人にもキチンと手を差し伸べる社会を目指すべきと考えます。
 
 はいはーい。
 以下同文でーす
 
 ――次の選挙での政権交代に向けて。
 
 次の総選挙、3年後の参議院選挙で民主党がそれぞれ過半数を制して政権交代を成し遂げるために、まず候補の擁立を急がなければなりません。意欲ある人、若手、女性を発掘し、擁立していきます。
 また、先ほど申し上げた党改革をさらに進めて、国民から信頼される政党づくりを推し進めることも不可欠です。
 3年後には必ず政権交代するとの前提でロードマップをつくり、実現していきます。
 
 先ほどっていうのは、多分先週に書かれていたであろう(上)の部分ですね。
 ええと、民主党って結党して5〜6年だと思うのですが、もう改革が必要なんですか。
 大変なんですね。
 まぁあと3年で民主党が本当の意味で責任政党になれるよう改革されるのでしたら、やえとしましても応援することもやぶさかではないんですけどね。
 
 ――国民と直に触れ合い、国民の声を聞くことも必要では。
 
 現場に出るのは非常に大切なことです。7月には、集中豪雨による大きな被害のあった福井県を訪れ、県知事をはじめ自治体関係者、また実際に被害に遭われた方からも直接要望などをお伺いしました。これからも現場に足を運んで国民との直接対話を重視し、国民と思いを共有する姿勢が欠かせないと思っています。
 
 んー。
 もし要望などを聞くというコトが国民の声を聞くというコトでしたら、自民党の方がものすごく声を聞いていると思いますよ。
 毎日のように陳情が上がってきているのですから。
 ま、「国民の声を聞く」ということは具体的にどのようなことを指すのかっていうのは難しい問題ですけどね。
 たまたま現場であった一人の人の意見が国民全体の声を反映しているとは、とてもじゃないですけど言えませんしね。
 
 また、韓国に続きこの度アメリカを訪問し、要人と会談してきました。政権政党となる民主党の代表として、外国首脳との交流も引き続き積極的に進めていきたいと考えています。
 
 これってアレですよね、先週まで行われていた臨時国会をすっぽかして行っていたアメリカ外遊のコトですよね。
 会期が短すぎると主張していたのにも関わらずですね(笑)
 しかし、内政より外交の方が大切と言うのであれば、それはそれで間違ってはないと思いますよ。
 その辺はハッキリさせてくださいね。
 いつもいつも岡田さんはどっちつかずのところがありますから。
 
 
 ■トピックス
 年金改革や多国籍軍参加問題など重要課題について徹底議論することを避ける与党は、わずか8日間で臨時国会を閉会してしまいました。民主党はこれに抗議し、ただちに街頭に出て、全国で“青空年金国会”を開催しています。
 
 Σ(゚Д゚)あら、もう終わりですか、岡田さん。
 けっこう短いんですね。
 
 ええと、なんですか、臨時国会短いって、だから選挙後の臨時国会は短いモノなのですってば。
 例えば法的というか暦的にはお正月休みは1月1日だけですけど、だから仕事は1月2日からはじめるって言ったら納得します?
 お正月は3日までお休みっていうのは慣例ですよね。
 それと同じです。
 選挙後の臨時国会は短いっていうのが慣例なんです。
 そうやって「法の網の目」をかいくぐって揚げ足取りするのはやめましょう
 しかし「青空年金国会」って・・・。
 
 
 ■談話・声明
 関西電力美浜原子力発電所3号機の事故について(談話、8/10)
 http://www.dpj.or.jp/news/200408/20040810_05danwa.html
 
 え?
 もしかして、リンク先を見ろってことですか?
 なんて不親切な・・・。
 ごめんなさい、パスです。
 
 
 ■お知らせ
 民主党は、本年9月の代表選挙の実施について公告しました。告示は8月30日、選挙は9月13日に行われます。
  民主党代表選挙の実施について(公告)
  http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040806_koukoku.html
  中央代表選挙管理委員会規定
  http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/20040806_kitei.html
 
 あ、そうですか。
 ま、まぁ、岡田さんがんばってください。
 誰か他に立候補しないんでしょうか?
 
 
 ■民主党は、お年寄りや身体に障害のある皆様がアクセスしやすい情報発信をめざします。
 
 えーと、メルマガこれで終わりですー!!
 なんかあっさりとした終わり方ですね。
 小泉メルマガのように編集後記とかほしいところです。
 
 ごめんなさい、正直言いまして、つまんないです(笑)
 小泉メルマガも週によってはけっこうつまんなかったりしますから、もしかしたらたまたま今週が運が悪かっただけなのかもしれませんが、しかしちょっと情報量が少なすぎです。
 出てこられた議員さんも岡田さんだけですし、物足りないですね。
 せっかくこういう媒体があるのですから、民主党にはどんな議員さんがいらっしゃるのか紹介とか連載とかされればいいですのに。
 弁は立つ方は、むしろ民主党の方が多いと思いますし。
 
 というワケで、「がんばりましょう」というハンコを押して終わりたいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、宇宙人神を応援しています。
 

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