☆やえニュース☆

靖国参拝と北朝鮮拉致問題極東軍事裁判プチ保守小泉メルマガレビュー攘夷論と護憲論とプチ保守フリートークです陰謀陰謀また陰謀

平成16年8月17日

 靖国参拝と北朝鮮拉致問題

 
 しばらく開けてしまいました。
 ちょっと今充電中ですー。
 と言っても、間をあけすぎるのも良くないので、ちょくちょく更新出来ればと思っています。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 今年もやってきました8月15日終戦記念日。
 日本が約60年前、アメリカを中心とした連合軍に負けた日です。
 なのでやえ的には「終戦記念日」よりは「敗戦日」と呼ぶべきなんじゃないかと思っているんですが、まぁ、それはまた別の機会にお話しすることにしましょう。
 今日は別のお話です。
 
 8月15日終戦記念日と言えばもちろん命を賭けて日本のために戦ってくださった英霊達に感謝する日なのですが、それに関連して、おつむの弱いマスコミさん達が、大臣など閣僚さんに「参拝するのか、それは公人としてか私人としてか」と珍走団の与露死苦ごとく頭の悪さをアピールする日になっちゃっています。
 もしやえなら恥ずかしくて表を歩くコトなんて出来ないと思うのですが、珍マスコミ団は誇らしげに胸を張って質問しているのですから救いようがありません
 珍走団にはそれを取り巻くお馬鹿さん達がいるのと同じように、珍マスコミ団にもそれを歓迎するお馬鹿さんな読者がいるというのも問題の一つなんでしょうけどね。
 
 それはともかく、靖国参拝と言えばやはり小泉さんですよね。
 毎年毎年小泉さんがいつ靖国神社に参拝するかということが注目され、一部売国マスコミが外交問題にまで発展させようとしているこの問題ですが、今年の小泉さんはすでにお正月に参拝されているので、夏には参拝しないということらしいのです。
 そういえばお正月に紋付き袴姿で参拝なされていましたね。
 
 それに対して猛烈に怒っている人たちがいます。
 参拝自体に、というか靖国神社自体に否定的なサヨクな人たちではありません。
 それとは真逆の保守系の人たちが大激怒です。
 
 その主張は「8月15日に参拝せよ」というモノです。
 終戦の日であるこの日に参拝してこそ本当の参拝なのだそうです。
 日本を文字通り命を賭けて守った英霊達に対して、日本の総理大臣がその日に参拝し感謝することは当然の義務だと、保守系は主張しています。
 
 やえもこの主張は間違っていないと思います。
 ですから、やえもできるなら小泉さんに15日に参拝してもらいたい気持ちはあります。
 可能ならそうしてほしいです。
 
 しかしですね、激怒している保守系の言っているコトも、ちょっとどうなのかなと思う部分もあります。
 15日に参拝しない小泉さんに対して、「中国に屈している」とか「腰抜け」とか「チキン」とか「売国奴」とか、もうアカ・サヨクにでも言っているのかと思うぐらいの罵詈雑言を投げかけてしまっている人が、これが非常に多いんです。
 
 この辺やっぱり「プチ保守」現象と言えるのでしょうか。
 小泉さんに対して、もちろん参拝すべきだと主張するのは間違っていないと思いますが、しかし罵倒に近いような言葉を投げつけるのはいかがなモノかと思います。
 だって、靖国神社参拝を再開させたのは、だれでもない小泉さんだからです
 今の総理が小泉さんでなければ、多分今でも総理大臣による靖国神社参拝は実現されていなかったでしょう。
 
 やえの記憶が正しければ、確か小泉さん以前に参拝していた最後の総理大臣は、大勲位中曽根先生だったと思います。
 中曽根先生が総理大臣だった最後の年は昭和の62年ですから、17年も前のお話です。
 それぐらいの間、日本の総理大臣は靖国神社参拝をしなかったのです。
 
 ココまでくるともはや「既成事実」です
 日本の総理は靖国神社参拝なんて以ての外、というのが“常識”になってしまいます
 まして当時の空気というモノは、今考えればとても強ばったモノがありました。
 ある閣僚が「核兵器保持可能性」ということを言うだけでクビになってしまうような空気です。
 国民の安全を守るべく使命を帯びた人が、その安全のための可能性を述べるという、責務として当然のことをしただけにもかかわらず、なぜかクビになるのです。
 総理を押しのけて核保有を決定したのであればそれはまだクビも納得出来ますが、そうではなく、「どうしたら日本を守れるのだろうか」という可能性を議論することはむしろドンドンやるべきコトのハズですし、閣僚として義務と言ってもいいハズのコトです。
 しかし当時の日本人というモノは、「可能性」とかなんとかではなく、とにかく言葉の上だけでも「カクヘイキノホユウ」という言葉を続けてしゃべるだけで責任を問われるという、ハッキリ言って異常な空気を持っていたのです。
 
 小泉さんが登場した時は幾分そんな異常な空気も和らいではいました。
 しかし「既成事実」はそんな簡単に壊れるモノではありません。
 大衆は一昔前の空気をコロッと忘れてしまいますが、小泉さんが初めて靖国に参拝した時のその周りの騒ぎようはスゴイものがありました。
 テレビも、靖国神社に向かう小泉さんの移動する車をヘリコプターから生中継するというぐらいの異常さです。
 そんな異常な雰囲気の中、靖国神社参拝を実現した小泉さんに対しては、やえはとても高く評価しています。
 
 それなのに必要以上の批判をしてしまうとどうなるでしょうか。
 「じゃあ行かない方が良かった」となってしまいます
 だって今まで靖国に参拝しなくても批判はされなかった、むしろそれが普通だったのですから、波風を立てないのであれば、“今まで通り”参拝しなければよかったのです。
 中国にも韓国にも余計な干渉などされず、国内からも批判されない、最も「適当」な判断は、参拝しないというコトなのですから。
 そんな中、せっかく小泉さんが「波風を立てて」良い方向に道筋を作ったのに、しかしそれでも批判されるんだったら、「やっぱりやらなければよかった」と思ってしまうのは、これは人間として当然のコトだと思います。
 今一生懸命プチ保守達は勇ましく小泉さんを批判していますが、しかしその批判も小泉さんが参拝を決定していなかったら、批判をしようという気持ちも生まれないまま「普段通り」の8.15になっていたコトでしょう。
 今勇ましく批判出来ているのも、批判の矛先である小泉さんがいたからこそなのです。
 その辺をもっとよく考えてもらいたいとやえは思います。
 
 
 これは北朝鮮の拉致問題にも全く同じコトが言えます。
 「日本政府が日本人の生命を守るのは当然」と今批判している人がいますが、しかしそんな人も、小泉さんが拉致問題を取り上げるまで、その拉致問題そのものの存在を知らなかった人の方が多いのではないでしょうか
 小泉さんが訪朝しなければ、やはり「普段通り」批判されることもなく、普通に過ぎ去っていったコトでしょう。
 
 ハッキリ言って拉致問題というモノは、その問題から目を晒していた日本人世全員の責任です。
 もちろん諸悪の根元は北朝鮮でありジョンイルですが、国内において「日本人の生命を危機にさらした」という責任は、日本人全員にあります。
 もちろん政府にもありますが、特に小泉さんは、この問題を白日の下に晒し、その責任を明確にしたという点で、確実に他の日本人よりは功績があります。
 今ぎゃーぎゃー騒いでいるプチ保守も、数年前までは拉致被害者が北朝鮮で虐げられているのにも関わらずのうのうと日本で生活していたワケですから、その罪から目をそらして、批判しやすい政治家にだけ罵詈雑言に近い言葉を浴びせかけるのは、どう考えてもおかしいのです。
 小泉さんが訪朝するまで、声も挙げず、問題すら知らなかった人が、何を今になって急に勇ましく言えるのでしょうか、とやえは思ってしまうのです。
 
 
 批判するだけなら楽ですし、気持ちもいいでしょう。
 しかしそんな行き過ぎた批判ばかりしていると、高支持率の小泉さん(下がったとは言え50%はかなりの高支持率です)ならまだしも、その次の総理になった人が今まで通りのような人であれば、何事にも「波風たてないようにしよう」と思ってしまい、このような問題がもう表面化することが無くなってしまうかもしれません。
 特に今の日本はだんだん保守傾向にあるのですから、その流れに賛成のやえとしては、むしろ極右やプチ保守の過激な批判によって流れが断ち切られてしまうかもしれないと危惧します。
 批判するのはいいんですが、批判のための批判に終わらず、現実的にどうすれば良くなるかという批判をしてほしいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、問題に対して真面目に取り組み実績を上げた人を応援しています。
 
 

平成16年8月24日

 極東軍事裁判

 
 リフレッシュしてきました♪
 と思ったら、昨日はずいぶん涼しくなっちゃいましたね。
 ま、お盆も過ぎたことですし、これから徐々に秋らしくなっていくのでしょう。
 秋と言えば、やはり食欲の秋。
 おいしいものがいっぱいになりますから、ふ、ふ、ふとらないように気を付けない蹴ればなりませんねぇぇぇええ!?
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日はだいぶ日が開いちゃいましたので、リハビリもかねて、基本的なコトをお話ししたいと思います。
 
 
 日本国内における靖国神社参拝問題というモノは、多分ほとんどの方がご存じだと思います。
 総理大臣が参拝する是非。
 閣僚が参拝する是非。
 各議員、公務員が参拝する是非。
 それらに強い抵抗感を示している中国・韓国両国。
 そして靖国神社そのものに対する是非。
 靖国神社問題とは、これらが複雑に絡まり合って出来ていると言えるでしょう。
 
 では、どうして総理大臣が靖国神社に参拝することが問題なのでしょうか。
 どうして日本の総理が靖国に参拝したら中韓国は抗議をするのでしょうか。
 なぜ靖国神社を無くして、新墓地を作るという構想が上がっているのでしょうか。
 
 多くのマスコミや一部の識者は、「A級戦犯」と呼ばれる人も靖国神社に合祀されている、という理由から、参拝を禁止し、新たな墓地を作ろうと言っているのです。
 A級戦犯も合祀されているところに参拝するというのは、そのA級戦犯の罪を肯定していることになるのだから、それはけしからん、という理屈です。
 ちょっと前までは「靖国は戦争の象徴だから」という毒にも薬にもならないような世迷い言を言っていましたが、最近はマスコミもちょっとだけ賢くなってのか、こんな論調を使い、喧伝しはじめていますので、こんな感じの論調を聞いたことある人も結構多いのではないでしょうか。
 
 ではそもそも「A級戦犯」とは一体なんなのでしょうか。
 
 昔日本は第二次世界大戦という戦争に負けましたが、その後、連合軍は「極東軍事裁判」というモノを開催しました。
 同裁判のことを「東京裁判」と呼んでいるコトもありますが、指している会議は同じです。
 で、その「極東軍事裁判」は勝者である連合軍(アメリカやイギリス等)が敗者である日本の軍や政府の首脳達を裁くことを目的として開催されたモノなのですが、「A級戦犯」とはその中で裁かれた最も罪が重いとされた人たちのコトなのです。
 A級というからにはもちろんB級・C級戦犯もいます。
 
 A級戦犯とされたのは、武官文官合わせて28人、その内死刑とされ執行されたのが、東条英機元首相・板垣征四郎陸軍大将・松井石根陸軍大将・木村兵太郎陸軍大将・土井原賢二陸軍大将・武藤章陸軍中将・広田弘毅元首相の7名です。
 靖国神社にはこの方々も合祀されていまして、だから反対だと言っている人がいるんです。
 
 しかしマスコミとかは一言で「A級戦犯」と言い、さも「A級戦犯=極悪人」という等号で結んで語っていますが、では実際のところ「A級戦犯」とは具体的にどのような罪に問われたのかご存じでしょうか。
 
 A級戦犯の罪は大きく分けて3つに分類されています。
 「平和に対する罪」「殺人と通例の戦争犯罪」「人道に対する罪」
 この3つです。
 正直な感想、やえとしましたらこの3つの項目のこの単語達を見るだけで、サヨク臭くて、本当にこんな罪で裁判が行われたのかと、呆れを通り越して、嘘くさくて笑ってしまいそうなのですが、しかしこれ、本当に起訴状に書かれた正式な罪名なのです。
 
 「平和に対する罪」ってなんでしょうか?
 第二次世界大戦が終わるまでの世界というモノは、侵略と略奪と戦争の時代でした。
 産業革命に成功した欧米列強が、まだ近代兵器で固めていない後進国に侵略し、植民地化させるというのが、近代の正しい歴史です。
 300年もの間平和に暮らしていた=産業革命などの進化の必要がなかった日本に対して、黒船という近代兵器でもって脅し無理矢理不平等条約を結んだペリーやアメリカは、平和に対する罪には問われないのでしょうか
 まだ日本はマシですが、同じように武力でもって脅され植民地化された国は、アジアアフリカ南米と、数に限りがありません。
 パワーフォージャスティスという戦争を最初にやりはじめたのは一体誰だったかの聞いてみたいです。
 
 「殺人と通例の戦争犯罪」ってなんでしょうか?
 戦争というモノそれ自体は今でも罪ではありません
 だから戦争によって人(敵)を殺しても、殺人罪には当たりません。
 もしそうであるなら、アメリカは大変なことになりますよね
 「通例の戦争犯罪」っていうのも意味が分かりません。
 当時「戦争犯罪」ってモノが規定されいましたっけ?
 そういえば、中国は便衣兵(民間人の格好をした武装兵)っていう今では完全に犯罪行為になっている戦法を取っていましたし、ソ連なんて不戦条約を破棄して日本に攻めてきていますよね
 これらは当時は戦争犯罪ではなかったんでしょうかねぇ。
 
 「人道に対する罪」ってなんでしょうか?
 ってゆぅかぁー、人道ですよ人道。
 戦前から欧米列強が人道に配慮していたなんて初耳ですよ
 アフリカからバンバン奴隷を狩って、お金で売買して、酷使しまくっていた欧米列強がどんな顔して「人道に対する罪」なんて言っていたのでしょうか。
 これこそお笑いです。
 
 だいたいですね、全てに言えることなのですが、これらはどのような根拠を持って「違法」としているのでしょうか。
 「平和に対する罪」「殺人と通例の戦争犯罪」「人道に対する罪」というのは、どの法律に記載されていたモノなのでしょうか。
 当時は国際連盟というモノがありましたが、日本自体は戦争を始める前に脱退しましたから、これに従う必要は全くありません。
 今でも国連とか国際機関の条約みたいなものがありますけど、それらに加盟していない国は、その条約を守らなければならない義務はありません。
 例えば現在捕鯨に関する国際条約がありますけど、これ日本がご丁寧に入ってあげているから日本は条約を守らなければならないワケでして、実は脱退しちゃえば好きに捕鯨しても問題ないんですね。
 実際、条約に加盟していない国の中には、今でも自由に捕鯨している国があったりします。
 このように、そもそも日本を裁く国際的な法など、当時は存在していなかったのです
 
 ハッキリ言ってしまえば、これは日本が負けてから急に作った、その場しのぎの法律であり裁判でしかないのです。
 だいたいさっきも言いましたけど、こんな法律が昔からあったら罰せられるのは欧米列強自身ですしね。
 しかし日本をどうしても罰したいと。
 そのために、日本を罰するためだけに、「平和に対する罪」「殺人と通例の戦争犯罪」「人道に対する罪」なんていう見たことも聞いたこともない法律を連合軍は作ったのです。
 その法律の根拠も無いままに
 
 今まで罪じゃなかったのに、後から出来た法律を過去の出来事にさかのぼって当てはめて裁く法律のことを事後法と言いますが、これは法律の世界では最もやってはならない大罪の一つです。
 しかし当時の連合軍はその大罪を犯したのです。
 
 分かりやすく言いますと、例えば今「空気使用税」という法律を作ったとしましょう。
 空気を使う、つまり呼吸をするだけで税金を取られるという法律です。
 よって全ての人間に当てはまるワケですね。
 まぁ法律が出来たのなら仕方ないので、では今年から払いましょうと思うのが普通ですが、なんと政府は、この法律を過去にもさかのぼって、今まで政府が出来てからこの税金を支払っていない者には全て追徴税を取る、言い出したのです。
 とりあえず過去の期限を戦後と考え、過去にさかのぼっておよそ60年間“滞納”していた全ての人は、滞納分を払うだけでなく、違反金として2.5倍分払わなくてはならなくなってしまったのです。
 
 これが事後法です。
 いかに滅茶苦茶で理不尽なコトかお分かりでしょうか。
 過去の常識を現在の常識に無理矢理当てはめて全てを罰していくという行為はとても恐ろしい行為なのです。
 この最もやってはならない大罪を犯したのが連合軍で、A級戦犯というのもこの事後法が生み出した、「虚構の戦犯」なのです
 今マスコミは虚構の戦犯であるA級戦犯というモノをありがたいモノかのように靖国神社反対への理由にしていますが、つまりこの行為は事後法という大罪を容認している行為に他ならないのです。
 
 ちなみに戦後しばらくはまだ日本人には日本人としての誇りと気概を持っていました。
 冒頭に述べたA級戦犯達も、国内においては「刑死」という扱いではなく、「公務死」という扱いになっています。
 もちろん戦犯でも犯罪者でもなんでもありません。
 これは当時の国会もちゃんと承認をしています。
 よって日本人が「A級戦犯」と言ってしまうのは、もう全ての面において間違っているのです。
 当時日本人が承認したコトを、今の時代の常識で裁こうとしているのですから、極東軍事裁判に続いて二重の事後法をしているコトになります
 もうなんて形容したらいいのか分かりませんね。
 
 
 このように「日本を裁く法的根拠が全く無い」「日本を裁いた根拠となった法は事後法を適用している」という2点において、A級戦犯は犯罪者でもなんでもないのです。
 だから靖国神社に合祀されていても全然問題ないですし、それをもって靖国神社参拝を反対する理由にもなりません。
 もちろん中国や韓国が口を出す問題でもないですね。
 まぁ法律というモノをあまり守ろうとしないような両国ですから、それはそれで一貫しているのかもしれませんが、どっちにしても低レベルな話です。
 しかし少なくとも日本人はこのような低レベルの国ではないのですから、まったく理にかなっていない極東軍事裁判は頭から否定しなければならないハズなのです
 
 日本人は、今の日本を守ってくれた英霊達に、誇りを持って感謝しなければなりません。
 日本人は決して悪いことをしたワケではありません。
 日本を守るために、誇りを取り戻すために、堂々と戦って、残念ながら負けてしまいましたが、その精神は永久に受け継いでいかなければならないのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、全ての英霊達に感謝しています。
 

平成16年8月25日

 プチ保守

 
 まず、ネ申であられる“宇宙人”鳩山由紀夫先生のサイトのフラッシュがひさびさに更新されています。
 いやあ、いつ見てもキてます(笑)
 どうぞご覧下さい
 
 もう一つ、こちらのニュースをご覧下さい
 きましたよきましたよきたーですよ。
 具体的にはまだまだの段階ですが、もし国連総会の場で正式に表明するのであれば、これはとても期待出来る結果が得られるのではないでしょうか。
 すごいです。
 ついに日本もここまできたんですね。
 小泉さん、がんばってください。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 やえは最近「プチ保守」という言葉をよく使っているような気がしますので、ここで一度プチ保守について詳しく述べておいた方がいいと思いまして、今日はプチ保守のお話です。
 
 近年、日本は保守化してきています。
 と書くと、後退しているような印象があるのですが、そうではなくて、右傾化と書いた方が分かりやすいかもしれません。
 でも右傾化と書くと、日本においては右翼という言葉があまり良いイメージではないので、またネガティブになっちゃって困ったコトなのですが、とにかく近年日本は右に傾きつつあります。
 理由は色々あるでしょう。
 世界的に見ても、一時期のグローバリズムの流れの反動からか、今特にヨーロッパ各国はナショナリズムの流れになっていますし、特にフランスなど保守色が強い国などは、日本の極右真っ青なぐらいの超極右が普通に存在していたりしますように、全体的に世界も右傾化の傾向にあると言えると思います。
 日本も数十年左翼の流れのまま流されていましたので、そろそろ右傾化も自然なコトと言えるのかもしれません。
 サヨクの言葉も限界にきていますしね
 
 近年保守化してきていると言いましたけど、それでも本当にこの流れは最近の話です。
 天堕さんがサイトをはじめた頃は、まだまだ日本はサヨク空気が大勢を占めていましたし、中国韓国に対してもタブー視するような空気が流れていました
 当サイトはこの前5周年を迎えましたので、つい5年前のお話ですね。
 今でも語られることの多い、当時の防衛庁次官だった西村真悟先生が「核武装の是非」の発言をしただけで更迭されたという事件がありましたが、これも1999年の出来事ですからちょうど当サイト発足と同じ年、つまり5年前の出来事です。
 このように、今のように保守化してきたのは、つい2,3年ぐらいの出来事なのです。
 
 プチ保守とはそんな流れから生まれた、言わば流行に乗った形であらわれたと言える存在です。
 
 昔は左翼が流行であり、ファッションでした
 反体制がカッコ良くて、権力に向かって闘うことが正義だったのです。
 昔流行った言葉で「右手に朝日ジャーナル、左手にマガジン」というのもありましたけど、一昔前までは自分が知識人であるかのように、インテリであるかのように見せるためには、サヨク思想にかぶれる必要があったのです。
 ちょっと前まではサヨクが最先端だったのです
 
 この現象が今、革新の方向ではなく保守の方向に向いているというコトだとやえは思います。
 今保守することはカッコイイと感じた人が保守思想化してきているのです。
 つまりやっぱりプチ保守もファッションなんですね
 言ってみれば、世論が保守化に進むのであればこの現象は必然的なことだと言えるのかもしれませんが、しかしそれでもやえはプチ保守を手放しに喜ぶ気には全くなれません。
 
 それは、文字通りプチ保守が「サヨク」の手法そのままに踏襲してしまっているからです。
 「政策には理想論ばかり」
 「現実には反論ばかり」
 これらはサヨクの得意技でしたが、プチ保守は、だいたいこんな感じなのです。
 
 やえはプチ保守のコトを言う時に、枕詞としてよく「勇ましい」とか「勇ましく」とか使います。
 プチ保守は「○○なんて攻め滅ぼせ」とか「○○出来ない○○はやめてしまえ、いや責任を取って腹を切れ」とか、とても勇ましいことをよく言うからです。
 つまり、非現実的な理想論ばかり言っているんです
 方向性は真逆ですが、「国境を無くした地球市民の星にしよう」と言っているサヨクと精神性は全く変わりませんよね。
 多分サヨクの人から見れば「地球市民になろう」というのはとてもイイコト言ってるなぁ、素晴らしいなぁ、と思っているのでしょう。
 でも理想論です。
 非現実的です。
 やえは価値を全く見いだせないんですね。
 そしてそれはプチ保守も同じなのです。
 
 そもそも保守思想というのは「現実的」という側面がありました。
 左翼思想の理想論に対しているのかもしれませんが、しかし現実論こそ保守思想は大切にしてきたハズです。
 もちろん現実論の程度は人によりますし、「保守しそうとは何だ」とか「保守思想じゃないとダメだ」と言うつもりも全くないですし、むしろそういう考え方もダメと思うのですが、つまりやえはですね、様々な問題に対してシッカリと現実に目を向けて色々考えていたら、自然的に保守系に分類されるような考え方をするようになったというコトなのです。
 この辺、小林よしりん先生なんかを見るととても分かりやすいと思います。
 『(旧)ゴーマニズム宣言』では左翼的な立場でモノを語ることが多かったよしりん先生は、従軍慰安婦という問題をきっかけに現実を見るコトによって、徐々に保守思想に転向していきました。
 もともとよしりん先生は『旧』の時からも現実的な論を分かりやすくズバッと言うことで人気を博していたので、旧が全てサヨクの理想論とは言いませんし、サヨクしようと思って『ゴー宣』をはじめたワケではないのでしょうけど、やはり現実を目にした時に、自然に保守しそうに傾いていったという点においてとても分かりやすい例なんですね。
 今では理想論にまた傾きつつあるんですが(^^;
 
 理想論をいくら勇ましく語ったところで、問題は何一つ解決しません。
 むしろプチ保守は、現実論を語る人に対して批判のための批判を繰り返します。
 これは前に言いましたように、例えばやっと靖国神社参拝の実現を果たした小泉さんに対して全てを否定するかのような罵倒を投げかけても、それでは結局「首相の恒久的な靖国神社参拝」という最終的大目標を達成できないですし、むしろそのような現実を見ない批判のための批判というのは阻害にしかなっていないのです。
 プチ保守とは言え保守ですから、最終的な目標を同じくする場合は多々あるのですが、しかしプチ保守はそれを実現するために言葉を発するのではなく、批判のためにしか言葉を発していないとしか思えないようなコトばかり言うのです。
 これでは何もなりません。
 むしろ害悪です。
 
 プチ保守は、その立場を取ることは簡単ですし、また気持ちのいいモノです。
 今の日本は保守ブームですから、保守・右翼という立場を取っても、もはや理不尽かつ激しい批判をされることは無くなりました
 また、ブームもまだまだ始まったばかりですから、今その立場を取っておけば、最先端というファッション的なカッコよさまで手に入れることが出来てしまいます。
 なおかつ、理想論を唱えることで、とても分かりやすく且つ簡単に大衆に意見を発することが出来ますし、理想論なので結果的な責任を取る必要も無くなります。
 さらには“敵”であるサヨクや“弱腰”な保守達を大声で罵倒することによって、内外に対して快感を得ることも出来てしまいます。
 そしてこれら全てはとても簡単に出来てしまうんですね。
 
 だからプチ保守はドンドン増えてしまいます。
 それは一方では日本が保守化している証とも言えるので歓迎出来ることなのかもしれませんが、しかしやっぱりやえは手放しには喜ぶ気になりません。
 具体性のない、中身のない、見た目だけのファッションだけのプチ保守が増えることは、長期的に見れば決して日本にとってプラスになるとは思えないからです。
 
 なぜ日本において左翼思想が失敗してしまったのかと言えば、それは先鋭化した理想主義にばかり目を向けた目的ではなく手段に走ってしまったサヨクの勢いに、本質的な左翼思想が抗えられなくなってしまったという理由が大きかったからだと思います。
 こうした理想主義だけの思想を無理に現実に当てはめると、結果的には左翼やサヨクすら望んでいなかった歪んだモノが生まれてしまいます
 今の日本はそういうモノが大きくあらわれてしまっているのではないでしょうか。
 例えば日教組とか、彼らだって我が儘し放題のキレる子供を作りたかったワケでは決してないと思うのですが、しかし歪んだサヨク思想がそういう結果を作ってしまっているのです。
 
 だからやえは保守ブームに乗った安易なプチ保守化に強く警鐘を鳴らしておきたいと思います。
 結局、勇ましくサヨクを攻撃するプチ保守は、しかしやっていることはサヨクと全く同じだと言えるのです
 サヨクの手法をそのまま踏襲したようなプチ保守ブームでは、サヨクと同じような結果が待っているのではないかと危惧しているのです。
 日本が保守化しているトコは、もちろんやえは歓迎します。
 しかし軍国にかぶれたような勇ましいことを言っているだけでは、誰かをただ罵倒するだけでは、決して日本は良くならないというコトをしっかりと理解してもらいたいなぁと思っています。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、具体的現実的な論を持っている保守を応援しています。
 

平成16年8月26日

 小泉メルマガレビュー

 
 小泉内閣メールマガジン 第152号 ========================== 2004/08/26
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 夏休みを終えて
 小泉純一郎です。
 今週の月曜日、23日まで、都内で、たまの休みですからあれこれしようと思わないで、あらかじめ何の予定もたてずに、ゴロ寝しながら頭をからっぽにするつもりで夏休みをとりました。
 
 なんだかお久しぶりですね。
 小泉さん、お忙しい時には色々と仕事も趣味も詰め詰めで予定をこなすのに、お休みになったらゴロゴロですか(笑)
 まぁ、本当に休みでないとゴロゴロも出来ないですからね。
 またその方が周りの役人さんとか秘書さんもお休み出来るでしょうし(笑)
 
 ちょうど高校野球とオリンピックの時期でしたので、休み中は、連日、時には夜遅くまで、テレビを見ながら応援していました。
 高校野球の決勝戦は打撃戦で、手に汗にぎるいい試合でした。
 オリンピックの日本選手団の活躍も、素晴らしいの一語に尽きます。何度も感動しました。あの姿を見て何度も涙しました。
 柔道、水泳、体操、レスリング、そして陸上・マラソンなど、皆さんも感動したんではないでしょうか。あと4日間、これからも日本選手の活躍に期待し、応援したいと思います。
 
 広島の出場校は初日で早々と負けちゃったのでつまんなかったです(笑)
 オリンピックはすごいですね。
 連日連夜、メダル獲得のニュースが流れない日はないぐらいの大活躍です。
 あまり注目されなかった方が金メダルを取ってシンデレラになったりする一方、選手団主将井上康生選手、旗手浜口京子選手、病床に倒れた長嶋さんの分もと頑張った野球代表など、番狂わせも多く見られました。
 しかしこれも一発勝負のオリンピックならではと言えるでしょう。
 これらも含めてオリンピックの楽しさですね。
 
 日本選手団の旗手をつとめた、女子レスリングの浜口京子選手。京子さんもよく頑張ったと思いますが、お父さんの応援ぶりも力が入っていました。
 試合後、「銅メダルでしたけど、私の人生の中では金メダル以上のものを経験させていただきました。父の教えはすべて受け継いだと思います。今後も命ある限り、家族みんなで仲良く過ごしていきたい。」と、はれ上がった右まぶたにもかかわらず、晴れやかな表情で語った浜口選手の言葉。
 そして、「銅メダルでもいいんです。うちの家族は幸せだから、いいじゃない。」というお母さんの言葉。
 素晴らしい家族だと感動しました。
 
 感動しましたね〜。
 こういうとアレなんですけど、お父さんのアニマル浜口さん、プロレスラーですが、なんて言いましょうか、とてもプロレスらしい、プロに撤した親子の物語だったと思います。
 頑張る時には頑張る、怒る時には怒る、しかしすぐに気持ちを切り替え、結果に誇りを持つ、そして次の目標に向かう。
 素晴らしいです。
 
 メダルをとれなかった選手も恥じることはありません。自らの目標に向かって、これからも頑張ってもらいたいと思います。
 
 はい。
 メダルは取れなくても、オリンピックに出場するということは、日本では一番ということです。
 日本一です。
 誇りを持ってこれからも頑張って欲しいと思います。
 
 昨日、沖縄県の稲嶺知事にお会いして、13日に米軍の輸送用ヘリコプターが沖縄国際大学構内に墜落した事故について、意見交換しました。
 幸い死傷者は出ませんでしたが、大惨事になってもおかしくなかった事故でした。沖縄県の皆さんの憤り、心配は当然のことであり、政府はアメリカに対して、事故原因の調査と再発防止に全力を尽くすよう求めていきたいと思います。
 
 この件に関してはとてもヒステリックな意見が多く聞こえてきています。
 中には、「小泉さんがお休みしていたから事故は起きたんだ」と言わんばかりの勢いのヒステリックな意見もありました。
 語れば長くなりますが、この問題、決してこの事故だけを“点”として見ても、それでは何もならないと思います。
 広く語れば、これはもう日本の軍事防衛論にまでかかるでしょう。
 また沖縄の人々の想いも様々で、マスコミなんかは沖縄人はみな反基地派と言わんばかりですが、実際のところ沖縄の人の半分ぐらいは、家族や親戚が基地に勤めていたりしていて、簡単に基地が無くなれとは言えないといった感情持っている人なのです。
 今の沖縄県知事は稲嶺さんですが、前任は太田さんという方で、実は太田さんの方が強い反基地派だったのですが、知事選の結果は半基地容認派の稲嶺さんが勝っているんです。
 こういう事情もありますので、単にこの事故だけをもってどうこう言うのは、やえは適切ではないと思っています。
 
 夏休みを終え、今週から、「官から民へ」の改革の本丸、郵政三事業の民営化、そして「国から地方へ」の三位一体の改革を本格的に進めます。経済財政諮問会議での民営化の具体案とりまとめの作業もいよいよ大詰めです。
 これからが小泉内閣の構造改革の正念場。気合を入れて、難問に立ち向かっていきたいと思います。
 
 さて、その郵政三事業ですが、うーん、小泉さんが総理になる前は、国民はこれにかなり賛成していたような気がするのですが、最近はそうではない感じですよね。
 やえはもともと懐疑的だったのですが、今のところ郵便料金の全国一律は保たれていますし、田舎の方も不都合が出てきたという話も聞いていませんので、民営化しても大丈夫なのかなぁと思ってきています。
 というか、郵政公社ご本人から、コンビニでのゆうパックの委託受付を開始してみたりと、自ら民営化に向かっているような雰囲気を出していますので、まぁそれはそれでいいのかなと思っていたりします。
 反対しているのは、末端の公務員という座にいたいという人だけなかもしれません。
 あとは「小泉にはなんでもかんでも反対」という人かですね。
 ま、どっちにしても、変えるのであれば、より良くしてもらいたいですね。
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 反捕鯨は鯨を、そして人類を救うか?!(農林水産大臣 亀井善之)
 産業としての捕鯨の一時停止が合意されてから、早くも22年が過ぎました。この間、捕鯨に反対する人たちは、「鯨は絶滅の危機に瀕しているから守らなければならない」とか、「豊かな日本人はもはや鯨を食べなくても生活できる」などの理由で捕鯨の禁止を主張してきました。
 
 亀井先生こんにちはー♪
 さて、クジラの問題です。
 たまたま前の更新でクジラについてちょこっとだけ触れたのですが、今回は大臣が理論的に捕鯨を語られていらっしゃいますので、ご覧下さい。
 
 鯨は、本当に絶滅の危機に瀕しているのでしょうか。答はノーです。それどころか、国際捕鯨委員会(IWC)が管理する大型の鯨13種類はすべて増加しており、特に、我が国が捕鯨再開を求めているミンククジラは、世界中に100万頭以上も生息することが科学的に明らかになっています(1948年のIWCの発足時から55年間で生息数は約4倍)。
 
 実際の話、これでもうお話は終わりなんですよね
 絶滅の危機に瀕していないのですから、捕鯨しても問題ないワケです。
 しかしそれでも捕鯨に反対するということは、もはや中身のないヒステリーな意見でしか無いのです。
 そしてそのヒステリーが、さらに深刻な問題を生んでいます。
 
 そして、こうした鯨の生息数の増加により、鯨がエサとして食べる魚介類の量は、人間の食料として捕獲する量(年間1億トン弱)の3〜5倍にも達することが推定されているのです。
 
 クジラって体が大きいですよね。
 よって当然、クジラが食べるお食事も、それに見合っただけの量が必要になります。
 すなわち「人間の食料として捕獲する量(年間1億トン弱)の3〜5倍にも達」しているのですね。
 近年、急激にイワシが高くなりました。
 昔は猫のエサ程度にしか価値が無かったイワシも、最近では高級料理の様相を呈しています。
 実はこれはですね、クジラがイワシを食べまくっているので、イワシの量が減っているためなのです。
 過剰に保護し無駄に増えてしまったクジラのせいで、今度は別の生態系の危機を生んでしまっているのです。
 
 日本人は、5000年以上前から鯨を利用しており、鯨食が我が国の伝統的な食文化の一つになっていることも忘れてはなりません。それぞれの国には長い歴史を通じて築きあげてきた食習慣や食文化があり、このような伝統・文化については、お互いに尊重しあう必要があると思います。
 
 冒頭の大臣の言葉で「捕鯨に反対する人たちは「豊かな日本人はもはや鯨を食べなくても生活できる」などの理由で捕鯨の禁止を主張してきました」というのがありましたが、ではですね、「魚なんて食べなくても生活できる」と言ったらどう思いますか?
 と言うと、なんて突拍子のないことを言うんだと反発する人もいるかもしれませんが、実はこれが全く突拍子のない話ではないのです。
 さっき、無駄に増えたクジラのせいでイワシが減っている、と言いましたけど、これ、いくら国際の場で日本がそう主張しても、魚自体を食べない欧米人にとっては、全く関係ない話として取り扱おうとしないのです。
 まさに「魚を食べなくても生活できるじゃないか」と言っているのです。
 日本人の中にも「もはや鯨を食べなくても…」とか「食べ物が文化なわけないだろ」なんて言う人がいるというのは悲しいコトですが、それがいかに乱暴な意見がこれで分かるのではないでしょうか。
 
 イタリアのソレントで開催された今年のIWC年次総会でも、捕鯨支持国と反捕鯨国の議論が平行線をたどり、捕鯨再開は先送りになりました。世界の人口が急速に増え、近い将来の食料不足が懸念される中、鯨も海洋生物資源のひとつとして、「適切な管理の下で持続的な利用を行っていくこと」が必要であると考えます。
 人間は、他のいきものの生命をもらって生きているのです。捕鯨問題を考えるに当たっても、そのことを忘れてはいけないと思います。
 
 捕鯨とかに反対する人には、では生物から得られる全てのモノを放棄して生きてみてください、と言いたいですね。
 人間が生物であり人間である以上、生きていくために他の生物から様々な形で生命をもらって人間は生きているのです。
 人間が他の生き物の生死を決めるのはおこがましい、と言う人がいますけど、やえは逆に、生命としての自然な営みを否定する方がおこがましいと思います。
 カミや自然に対する冒涜だと思います
 
 もはや日本では捕鯨に反対する人、というかこれらに反論出来る意見は無いと思います。
 後は外人のヒステリックな、非科学的な空論だけです。
 少なくとも、クジラを食べたくないという人も、どうかこういう問題があるということを知っておいてください。
 いくら科学的に、論理的に意見を言っても、それが通じない人間はいっぱいいるのです。
 北朝鮮みたいな国だけではない、アメリカや多くの人間も、時にはヒステリックに、アレな人間になってしまうのです。
 どうかこういう問題があるということを知っておいてください。
 
 
 アテネでの日本選手の大活躍で、すっかり寝不足という方も多いのではないでしょうか。水泳、柔道、体操など、日本のお家芸の復活には、「やればできるんだ」と勇気づけられます。元野球少年の私としては、甲子園で、北海道代表の駒大苫小牧が接戦の末優勝し、深紅の優勝旗が初めて津軽海峡を渡ったことも心躍る出来事でした。済美との大激戦は、球史に残る決勝戦となるでしょう。日本の若者たちのすばらしい顔、大きな舞台で堂々と競い合い、精神的にも肉体的にも逞しい姿をみると、こちらまで元気になります。日本の未来をつくるのはこの若者たちです。
 
 熱いです、せいけん先生(笑)
 なんか、こういう日本という枠で応援するというコトに関して、妙にニヒってけしからんなんて言う人がいますけど、なぜかそういう人に限って高校野球とか県別市別のことには一生懸命になっていたりするんですよね。
 校歌は素晴らしい、とか。
 その違いをオシエテクダサイ。
 
 充電期間を終えた小泉総理はとても元気です。
 
 内閣のペットのような物言いですね(笑)
 
 郵政民営化、三位一体の改革、北朝鮮問題、イラク復興支援など、内外に山積する課題に立ち向かう準備は出来ています。メルマガは、これからも小泉改革の動きをしっかりとお伝えしていきます。(せいけん)
 
 はーい、やえもしっかりとレビューしていきまーす。
 おひさしぶりの小泉メルマガレビューでした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

平成16年8月27日

 攘夷論と護憲論とプチ保守

 
 。・゚・(つД`)・゚・。 うえええええん。
 『世界の中心で愛を叫ぶ』感動します。
 テレビドラマもあとわずか。
 やえはホント偶然ですが、騒がれるかなり前にこの本を買いました。
 いわゆるジャケ買いでした。
 しかし結局読まずにおいてたのですが(やえにはよくあるコトだったりします)なんだか人気がドンドン出てきて、じゃあ読んでみようかと読んでみたら、もう涙が止まりませんでした。
 。・゚・(つД`)・゚・。 うえええええん。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 最近文章がまた長くなっている気がしますので、今日は短めに。
 
 ある本を読んでいたら、その一節がおどろくほどやえの主張と一致していたので、みなさんにご紹介したいと思います。
 その本とはこちら、井沢元彦先生の『攘夷と護憲「歴史比較の日本原論」
 言霊理論で有名な、あの井沢先生の著書です。
 ちょっと長くなりますが引用させていただきます。
 

 攘夷というのは何度も言ったように、欧米列強の干渉を排除して、日本国あるいは日本民族の独立を維持するということです。もっと具体的に言えば、アヘン戦争でイギリスに散々な目にあわされた中国の二の舞はしないぞという決意でもあります。
 しかし欧米列強は圧倒的な科学力、生産力を背景にした武力を持っていますからそれに対抗し攘夷を実現するためには、結局一から学んでいくしかないのです。
 それはとても遠い道のりです。
 なぜなら溶鉱炉ひとつ作るにしても、数学の基礎から学ばなければならないし、昔は専門書などひとつもありませんでしたから、洋書が読めるように外国語もそれこそABCから勉強はなければなりません。
 しかし地道な努力を積み重ね、数学をマスターし、科学をマスターし、技術をマスターし、そして工場を建設し、鉄を作っていくというプロセスを経なければ、理想は絶対に実現しないのです。
 攘夷論者はそうした努力もせずに、ただ「攘夷、攘夷」と叫ぶだけです。それで物事が達成すると思っているのです。私はそういうところが「子供っぽい」と言っているのです。
 
 攘夷論者のもっといけないところは、他人の邪魔をするということです。
 もしも、理想の現実には膨大なプロセスを要するという現実を認識しているのなら、自分たちはただ叫んでいるだけだとしても、一から努力している人の邪魔はしないはずです。
 つまり、我々は我々の道があり、あなた方はあなた方の道があるというかたちで勝海舟や島津斉彬のやっていることを容認してくれれば、まだ良かったのです。
 ところがそうではありませんでした。子供っぽい攘夷論者達は、彼らの努力を自分たちに対する敵対、ないしは反対として捉えたのです。
 これは非常に重要です。
 いわゆる狭義の攘夷論者も、勝海舟や島津斉彬のような大攘夷論者も、広い意味では同士なのですから、本来はお互いを同志として尊重しなければいけないのです。
 ところが彼らは、アイツは外国かぶれだから斬り殺すべきだ、というふうに考えました。最初に坂本龍馬が勝海舟に斬りに行ったのが、その典型的な例です。
 つまり、相手を自分たちの発想を否定するものと捉え、否定するがゆえに敵だと短絡的に捉えてしまうのです。
 その結果明治維新は、本来起こるべき年、つまり黒船来航の年から一五年も経った後にようやく現実するというバカなことになるのです。

 
 井沢先生は、こういう空論である攘夷論が無ければ、もっと早く維新が達成され、欧米列強から不平等条約なども結ばれることなく、日本の近代化ももっと早まっていただろうと論じておられます。
 よって黒船来航から維新まで十五年かかったというこの長さを「バカなこと」とおっしゃっているんですね。
 
 ところでこの本は、タイトルに『攘夷と護憲』とありますように、内容は「攘夷論の空論さが、今の護憲論とソックリだ」という主題になっています。
 よって今長々と引用した「攘夷論は空論ばかりで具体的には何もない」、というコトを、今の護憲論者に当てはめて「護憲論は中身がない」と批判されておられます。
 しかしですね、やえは思ったのですが、これ、全くプチ保守にも当てはまっちゃうことに気が付いたのです
 
 
 保守愛国というのは何度も言ったように、欧米列強や中国韓国などの必要異常な干渉を排除して、日本国あるいは日本民族の独立を維持するということです。もっと具体的に言えば、北朝鮮に日本国民が拉致されたり、アメリカに正義のない戦争を支持しなければならなかったりという不本意な行動はもうしないぞという決意でもあります。
 
 しかし諸外国はいつでも戦争が出来るぞというハード・ソフト共に整備された武力を持っていますからそれに対抗し保守愛国を実現するためには、結局一から変えていかなければならないのです。
 
 それはとても遠い道のりです。
 なぜなら北朝鮮に本気で攻め込むにしても、憲法の基礎から変えてなければならないし、今は戦争を何が何でも忌避したいという世論が出来上がってしまっていますから、世論を変えるためにそれこそ軍事と平和というコトをイロハから勉強させなければなりません。
 しかし地道な実績を積み重ね、憲法改正論議の気運を高め、自衛隊を海外に派遣させ、多国籍軍にも参加させ、そして常任理事国にもなって、憲法を改正し正式に自衛隊を武力行動出来る軍隊として認めさせていくというプロセスを経なければ、ここまで強固に出来上がった世論は簡単に変わらないですから、理想は絶対に実現しないのです
 
 プチ保守はそうした努力もせずに、ただ「愛国、愛国」と叫ぶだけです。それで物事が達成すると思っているのです。私はそういうところが「子供っぽい」と言っているのです
 
 プチ保守のもっといけないところは、他人の邪魔をするということです。
 もしも、理想の現実には膨大なプロセスを要するという現実を認識しているのなら、自分たちはただ叫んでいるだけだとしても、一から努力している人の邪魔はしないはずです。
 つまり、我々は我々の道があり、あなた方はあなた方の道があるというかたちで小泉首相や安倍幹事長のやっていることを容認してくれれば、まだ良かったのです。
 ところがそうではありませんでした。子供っぽいプチ保守達は、彼らの努力を自分たちに対する敵対、ないしは反対として捉えたのです
 
 これは非常に重要です。
 いわゆる狭義のプチ保守者も、小泉総理のような親米保守者も、広い意味では同士なのですから、本来はお互いを同志として尊重しなければいけないのです。
 ところが彼らは、アイツはアメリカに媚びを売るだけだから斬り殺すべきだ、というふうに考えました。北朝鮮の拉致問題を国是にまでした小泉さんに対し、今まで拉致の存在を知らなかった知ろうともしなかったクセに急に偉そうに批判ばかり繰り返す一部マスコミや世論が、その典型的な例です。
 つまり、相手を自分たちの発想を否定するものと捉え、否定するがゆえに敵だと短絡的に捉えてしまうのです。
 
 その結果日本の精神的独立は、未だに現実していないというバカなことになるのです。
 
 
 見事にバッチリ一致しちゃいます
 さっきも言いましたように、井沢先生はこの攘夷論の無意味さを今の護憲論者に当てはめて批判されておられるのですが、しかしこのようにプチ保守にも当てはまるというコトは、つまり、プチ保守の精神性も護憲論者と全く一緒というコトにもなるでしょう。
 
 前にプチ保守については語ったので、これ以上は言いませんが、ま、こういうコトです。
 自分のコトはよく見えなかったりしますが、このように攘夷論者や護憲論者を見て、我が身をふり直してみるのが良いと思いますよ。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、具体的現実的な論を持っている保守を応援しています。
 

平成16年8月30日

 フリートークです

 
 久しぶりに長文を書いて分けてアップしようと思っていたのですが、書いててやえ自身でなんかこんがらがって来てしまったので、もうちょっと時間をおいて書き直すことにしました。
 ので、いきなりネタがなくなってしまいましたー。
 こまったー。
 えーと、どうしましょうかね。
 
 とりあえず、今日はちょっとごめんなさいというコトで、とりとめのないことをダラダラと書いてみることにします。
 いつもと違うやえをご覧下さい(モノは言いよう
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございますっ。
 
 
 ほっといても話題になって耳に届いてくるんですが、なんか西尾幹二さんがわやくちゃらしいですね。
 あまり全てを読む気にならないのでアレなんですけど、情報元がハッキリしないようなウラが取れないような情報に依存するような言説は避けるっていうのは、一般的な言論人として当然、というか、いい大人なら当たり前のことだと思うのですが、この辺がまさに「ネット社会化」と言えばいいんでしょうか。
 もちろん一個人で得られるような情報というモノは限られていますし、やえだってモノを書く時に色々と調べたりするワケですが、それでも得た情報というのは全ての面から360度見わたせられたとは断言出来ないですから、どうしても一方の方向からの情報になります。
 しかしその上で、自分の知識や見識・思想などの責任の元で、その情報をどう処理しどう考えていくかという点において、知識人とかインテリとか言われる言論人の存在意義があるワケですから、そのバランス感覚を大切にして欲しいなぁと思うワケです。
 ゴシップが売りの新聞や雑誌とは違って、自分の見識こそを大切にするのが言論人なのですから、いくらその情報が自分の考えと一致するような情報だったとしても、推論だけで論拠の全てとしてしまってはいけませんよね。
 
 ま、やえも含めて、責任ある言説を語る立場を取っている人全てに関わってくる問題だと思いますので、やえもこの件は肝に銘じておきましょう、というコトですね。
 
 
 ところでなんでしょうか、最近はマスコミは陰謀論の中心なんですね。
 ある人からは産経は政府御用達とか、ある人からは読売は政府のポチだとか、ある人からはマスコミは全て政府に情報統制されているとか、ある人はマスコミは権力批判に必死とか、朝日逝ってよしとか、これはやえですね、もう何がなんだか分かりません。
 もうアレですよ、正しい新聞は赤旗か聖教新聞だけ!!
 自分の信じる正義をただひたすらに突っ走るだけ!!
 自分の母団体が大きくなるために記事を書くだけ!!
 明朗です。
 これほど分かりやすい新聞もありません。
 どっちにしろ読売も朝日も自分の意見というモノを持っていて、それ以上に部数を売らなければならないという大前提があるワケですから、絶対中立なんて出来ないのです。
 それだけに読み手のバランス感覚が問われるワケで、それは近年良く言われることなのですが、でも未だに大新聞は中立だと思っている人は多いですからね。
 だって複数の新聞を読み比べしている人なんてごく僅かですから、未だに権威が残っている五大紙や地方紙の中から自分が決めている宅配される新聞を読めば、それが真実だとどうしても思っちゃうワケです。
 ですから、もう、新聞なんてやめましょう。
 どこにも真実なんてないのです。
 いや、あります。
 真実はここにだけあります。
 やえの言うコトが真実です。
 
 
 
 
 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・・・
 
 
 
 こういうフリートーク的な機会ってのはメッタにないので、ここで一応ハッキリさせておきますね。
 このままだと天堕さんが泣いて出てこないですから。
 もしかしたら http://www.amaochi.com/yae_top02.html のアドレスでご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、一応正式には http://www.amaochi.com/ が公式のアドレスです。
 で、よくアドレスを読んでみてください、「あまおちドットこむ」なんです。
 当サイトは、やえが出てくる前からずーっと天堕さん一人でこのアドレス・サイト名でやっていたんですね。
 だから、美しくて頭が良くてきゅーとなやえちゃんだけが見たいんだーって言ってくださるのはとってもうれしいんですけど
 
 
 ごめんなさい
 
 
 ま、まぁ、今でも当サイトの名前は「HP平成徒然解体新書【堕天使の槍】」のままですし、htmlのタイトルにつけている「VNSI堕天使の槍」っていうのは、やえもいますよっていう意味の略語ですから、今でもこのページを含めて天堕さんのサイトなのです。
 ので、たまには天堕さんが出てきても我慢してやってくださいね
 
 
 さてさて、最後にこのサイトをご紹介します。
 チャンネル桜
 うーん、こんなサイトまで・・・と思ったのですが、そう言えばやえはこれ、いつかどこかで見た記憶があります。
 で、その時はスカパーのところで「都合により開局延期します」なんて書いてあったモンですから、まぁこのまま消えるんだろうなぁなんて思っていたんですが、ごめんなさい、見事に開局してました。
 なんだかちょっと反動右翼的なモノを感じるのですが、見てみたら面白いかもしれませんね。
 やえもスカパーとってますんで、機会があったら見てみます。
 
 ネタになるかもしれませんし。
 
 
 というワケで、今日の更新でした。
 ええと、なんかあやまってばかりだったような気がするんですが、こういうフリートークも面白かったと思った方は、下のweb拍手に「フリートークおもしろ(・∀・)イイ!!」なんてことを書いてくださればうれしいです。
 多ければフリートーク増やすかもしれません。
 思ったより簡単に書けましたので(笑)
 よろしくお願いします。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は・・・、このラストの決めゼリフもオリジナルのが欲しいですね。
 こういう時困ります。
 あ、右も左も…はオリジナルじゃないだろーっていうツッコミは不可ぁぁ不可の方向でぇぇぇぇ
 

平成16年8月31日

 陰謀陰謀また陰謀

 
 ハッス〜ル、ハッス〜ル、あ〜まお〜ちりん♪
 
 オレだー。
 泣いてなんかいないぞーぐすんっ
 
 ネット思想家の天堕 輪である。
 ごきげんよう。
 
 なんつーか、「月に変わっておしおきよ」とか「東京から日本を変える」とか、ズバっと脳に響くキャッチコピーを考えられる人はスゴイと思う。
 「東京から〜」なんて、今やどの地方に行っても「東京」の部分を変えて使いまわしされている有様だ。
 オレもこんなキャッチコピーが欲しい。
 やえも欲しがっとったな。
 
 それはともかく、まずはだ、はてなダイアリーのkanyroさんからちょっと引用。
 

 ■ [政治][役所][読書]政府の陰謀!
 なんでもかんでも「政府の陰謀」とか主張したがる人は、グレアム・アリソン『決定の本質―キューバ・ミサイル危機の分析』(宮里 政玄訳、中央公論社、ASIN:4120007340)を読むべきだと思った。
 ……いや、読んで論理的に説得されるような人は最初から陰謀論なんか唱えないか。

 
 私もうんざりでございます。
 もうなんかね、右も左も陰謀論だらけで、一昔前までは「日本は政府がダメでもやっていける。民間で持っている国だからだ」なんて言われてたんだけどね、イヤになってくるよね。
 ま、これはバブルの頃の話なんだが。
 オレがこの今の時代を風刺してるよー。
 
 「一億総マインドコントロール時代」
 
 ・・・下手ですまん_| ̄|○
 
 
 さてだな、今日オレがわざわざ泣きながら出てきたのはだな、アレだ、例のはてなのブログに反応するためだ。
 
 ま、待て、待つんだジョー、多くの人がすでに飽きていることは分かっているんだが、ほったらかしにするわけにもいかんだろ。
 つまらんかもしれんが、長くならん予定、というか長くしようのない内容になると思うので、付き合ってくれ。
 オレの守備範囲は8歳〜35歳ぐらいの女だ
 付き合ってください。
 
 
 
 
 
 ご、ごほん。
 
 まずはだな、非常にガッカリきたんだが、おっと、まずはサイトリンクだ。
 
 はてなダイアリー−駄文
 ウチへの反論3回目(ちょっと下の方)
 
 で、何が非常にガッカリきたかと言うと、オレ最初にこのブログ読んだ時には気付かなかったんだけど、この人アカだったんだな…。
 どうも「マスコミに自主独立の精神があるなんて初耳だ」なんて言ったりとか、誰もが嫌がるであろうと思われる「朝日になればいいのか」という言葉に対してなんの反応してくれなかったりとか、ちょっと首が鳴るぐらいポキッと捻ってる部分があったのだが、そういうことだったのね。
 あー、ふー、タバコうまー。
 

 選挙のときに自民党を擁護しないのには戦略的理由があってのことです。日本国内にあるとある何かの勢力が、「共産党のいない二大政党制の世界になってほしい」としてもろもろを動かしたならば、今回の選挙の結果はその組織の狙い通りです。
 二大政党制の裏には、社公合意から続く「共産党はずし」の意図があるからで、二大政党といっても共産党が自民党の対抗馬としてあがってきては困るため、それよりも制御しやすい民主党をもちあげることで共産党の存在意義を打ち消す作戦をとり、それに成功した、といえます。マスコミのほかに民主党を評価したり激励したりした組織がありましたが、連合系労組もその組織も民主党を支持するわけですから、たいした影響力です。

 
 いつかの選挙で共産党の志井さんか誰かが、選挙ステーションの田原総一郎さんに、「こんなに中傷ビラが撒かれたんですよ。こんなので勝てるわけないじゃないですか」とみっともなくわめき散らしていたのを思い出したよ。
 もうね、今更共産党や共産主義が支持される時代じゃないっていう現実を見た方がいいんじゃねぇかぁ。
 拉致問題で共産党(と社会党)の欺瞞が露呈したわけだしさー。
 それなのに陰謀が無ければ共産党は勝てると思っているのはスゴイよー。
 そいやーどっかのエセ宗教団代の被告のヒゲのおっさんも、「選挙で負けたのは陰謀があったからだ」なんて言ってたなー。
 
 宗教弾圧者のように「いつの世も我々は権力に弾圧される運命なんだ」って悦には入られても困るから一応言っとくがなー、こういう考え方するからアカはダメなんだよ。
 アカだから白い目で見られるんじゃなくて、こういう考え方するからダメなんだよ。
 そしてアカはほとんどの人がこんな考え方する。
 だからアカはダメって言われる。
 順番間違えちゃダメよ
 オレだって、最初はあんたのことアカとは知らなかったし、違和感はあったけど、ちゃんと誠意を持って言及してきたつもりだ。
 でも、こんな陰謀論唱えられるとなぁ、「やっぱりアカは」って思っちゃう。
 
 あと、いくら読売はとってないって言っても信じてくれないしね。
 こんなの証明しようが無いじゃない
 もうね、結果ありきで入っちゃってるからどうしよーもねーなーって。
 
 ま、これらは今回の本文じゃないからスルーしてもらってもいいんだが、正直この一文でオレのやる気は下降気流。
 さっぱり妖精が出てきたよんってことで。
 はぁぁぁぁさっぱりさっぱり
 
 
 では本文。
 多分短い。
 
 つーのも、だから、マスコミの大儀とか使命とか関係ないってゆーの。
 あのね、軍隊に向かって危険って言ってるのに、どうして民間人は危険じゃないのって。
 いくらマスコミの崇高な使命を語られてもだな、軍人だけ危険で民間人は安全っていう摩訶不思議なアウターゾーンがない限り、その主張は矛盾しているの。
 少なくとも多くの国民はそう見た。
 いくら“自衛隊”って言っても、自衛隊が武装した軍隊という事実は、今や平和ボケしている日本人だって常識になっているからね。
 もしマスコミが自衛隊以上に軍事武装して訓練されている部隊だったら矛盾してないけどね、そうでないのは明らかだから、そのギャップに国民は反感を抱いたってこと。
 
 オレは政治家じゃないから法解釈について細かい解釈はしたくないから一言で済ますけど、民間人と軍隊との危険のレベルは違うでしょ
 なんのために自衛隊は武装して、なんのために軍事訓練受けてるのって。
 政府が絶対の自信を持って「民間人でもイラクは安全に行動出来る」と胸を張って主張できるんだったら、はじめから予算を使わなくてすむ民間人にOKサインだすっしょ。
 それにテロリスト共だって、3バカよりは自衛隊の方が先にイラクに行ってたんだから、自衛隊と民間人の危険に対する対応力が同じであるなら、自衛隊の方に先に手を出してるんじゃねぇのかな
 だってテロリストの主張は「自衛隊は出ていけ」なんだから。
 
 「マスコミは民間人、自衛隊は軍隊」
 両者の間には越えられない壁があるってこと。
 それは国民みんな当然分かっていて、だからマスコミが武装集団である自衛隊に向かって危険だって言っているその言には、当たり前以上に「民間人も(軍人以上に)危険」ということが含まれているわけだ。
 それなのに民間人であるマスコミはほいほいイラク入りしたわけだから、それは矛盾しているし、だから反感を買ったわけだ。
 そーゆーこと。
 
 マスコミに崇高な使命があったところで、それはテロリストには全く関係ない話で、危険度は崇高な使命があろうともなかろうとも変わんない。
 だからマスコミの崇高の使命は、この話においては何ら全くスッパリキッパリどかーんと関係ないし、だから矛盾しているという話である、と。
 
 
 もう何度も同じ事言うのもアレだから、またマスコミの崇高な使命を言われても、オレはもう反応しないよ。
 
 以上。
 
 
 
 
 
 
 おっと、駄文氏のコメント欄に今度はちゃんとオレの意を汲んでくれている人がいるじゃないか。
 よかったよかった、極右と思われたままじゃなくて(笑)
 
 

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