☆やえニュース☆

政治と金国母美智子様小泉メルマガレビュー自爆攻撃避難命令地震対策ひとつの政策に賛成と反対人質ですか?小泉メルマガレビューバカは死ぬまで直らない!?自己責任論リターンズ

平成16年10月18日

 政治と金

 
 昨日ジュースを買おうと思って120円を自動販売機の中に入れたですよ。
 100円玉、10円玉の順番だったのですが、なぜか自販機の表示は20円だけ。
 え?と思っておつりレバーを引いてお金を戻そうとしたら、出てきたお金は20円だけ・・・。
 むかっ
 でもしょうがないので、予備の100円を入れたですよ。
 ジュース飲みたかったのです。
 ちゃりん・・・・ちゃりん・・・ちゃりん・・・・・・20円
 レバーがこがこがこがこがこがこ・・・・20円
 
 
 
 ウワァァァンヽ(`Д´)ノモウオカネナイデスヨ…(´・ω・`)
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 壊れた自販機も逝ってよし!!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 昨日のサンデープロジェクトで「政治と金」という議題を放送していたモノですから、やえも触発されて、今日はそのお話です。
 
 少し前に、政治にはお金がかかるというお話をしました
 いくら切りつめてもかかるモノはかかりますし、野党なんか、特に社民共産党当たりがもっと少なく出来ると言っていますが、それは社民共産がその程度の仕事しか普段していないからこそ言えるコトで、実際は本当に国政の仕事をしようと思えばそれなりのお金がかかります
 選挙という、お金がいくらあっても足りないような強制必須イベントもありますしね。
 
 しかしそういう現実がありつつも、今の世論というか大衆には、どうしても小市民意識というか、お子ちゃま的平等主義がはびこってしまっています。
 政治に対するお金の理解が少ないので、どうにかして政治家にお金をわたさないようにわたさないようにというコトばかりで物事を進めようとします。
 さらに今国会では、自民党平成研究会(橋本派)の記載ミスによる政治資金法違反事件がきっかけとなって、さらに厳しいモノに改正しようという動きになってきていますね。
 昨日のサンプロはまさにそういう流れでした。
 
 しかしですね、本来「政治資金規制法」というモノの精神は、政治にかかるお金をいかに透明にするか、という部分にあります。
 全ての国民に、政治で使われたお金の行き来がどのように流れているのか、不正はないのか、違法はないのか、ここをハッキリとクリアにするコトが、本来の「政治と金」の問題であり、政治資金規制法が存在している理由です。
 だけど本来はそうであるハズなのに、今の政治資金に対する取り組みというのは、いかに政治家に入るお金を少なくするか、いかに政治家にお金をわたさないか、という方向にばかり行っているような気がします。
 
 自民党の改革でも、政治団体の献金額を上限これぐらいにしましょうとか、そういうコトばかり言っています。
 自民党がこうなんですから、民主党や他の野党なんて言うまでもないです。
 しかし、先ほども言いましたように、本来はいかにお金の流れを透明にするかというのが本来の「政治資金改革」なのですから、ハッキリ言って今のこの流れは間違っているのではないでしょうか。
 
 お金の額なんていくらでもいいんです。
 だいたい額が大きくて何が問題あるというのでしょうか
 そのお金が正しい方法で政治家の資金になっていて、その政治家が正しい用途に使っていれば、そしてその流れがクリアに国民に見えていれば、全然問題ないハズです。
 お金が多い少ないの問題では決してないのです。
 それなのにどうして金額のお話にばかりなってしまうのでしょうか。
 ただでさえ現状では足りていないのに、さらにその額を少なくしようとするから、人によっては無理してでもお金をつくらなければならなくなり、脱法的な行為をせざるを得なくなってしまうのです。
 逆に言えば、お金が十分に足りていれば、脱法的な行為なんてしなくても済む、そもそも脱法的行為をしたくてしている人なんていないのですから、お金が足りていればそのような行為はなくなるでしょう。
 
 国民はもうちょっとこういう構造を知るべきだと思います。
 
 
 さて、「政治と金」について、もう一つ言っておきたいことがあります。
 今まで「政治と金」の問題は、お金の額の問題ではなく、お金の流れをいかに透明にすることが問題である、と言ってきました。
 しかしですね、やえは100%純透明な、全てをガラス張りにするような改革というのも、これも現実的ではないと思っています。
 
 現在政治家の資金収入には、大きく分けて献金と政治資金パーティーという2つの方法があります。
 この中で、特にパーティーの方ですけど、これをさらに透明にしようという動きがあります。
 詳しく言いますと、現在は20万円までのパーティー券購入なら、その購入者の氏名等を公開する必要は無いとされているのですが、この20万円という制限をもっと下げようとしているのです。
 極端なことを言えば、1万円でも買えば全て公開すべきだという意見です。
 確かに、透明性という観点からはそれが正しいように聞こえます。
 
 だけど、実際のところこのようにされて一番困るのは、政治家ではなくてパーティー券を購入する企業の方でしょう。
 企業がなぜ政治家に献金をしたりパーティー券を購入するのかというコトは後日お話しするとしまして、「初対面の人に政治と宗教と野球の話はするな」という格言がありますように、政治の話というのはとても好き嫌いのハッキリする話です。
 ですから、企業名を公開されてしまうと、ある意味その企業からすればお客様を峻別してしまうような自体に陥りかねません
 「ああ、あそこの店は○○党寄りだから、あそこでは買わないわ」というコトが起きてしまうワケです。
 民度がものすごく高くて「お付き合いがあるのは分かるし、それと買い物は別だから」と割り切れる人がほとんどなら、別に全てを公開してもいいとは思うのですが、現実はそうではないですよね。
 線引きをドコにするかという議論は置いておくにしても、「付き合いもあるしお世話にもなっているから出来るだけ購入してあげたいけど、それでお客が減ってしまうと本末転倒だから、それはあまり公にしたくない」という感情は、どの政党かは問わず実際問題多くの企業が抱いているコトですし、そして今の制度はそれを解決している制度と言えるでしょう。
 
 例えばですね、ご迷惑をおかけするわけにはいかないので伏せ字で言うんですが、ある大物議員を役員の身内から出している某有名企業がありますけど、そう言う理由から、その企業は身内の議員の政党寄りだと思われがちらしいのですが、実際のところ、献金とかパーティー券購入額は、その大物議員とは違う政党への方がダントツで多いそうなんです。
 このように、表面だけ見た場合と実際では違うコトというのは大いにありますし、だからこそ、表面だけで断じられないように「政治(や宗教や野球)のお話」というのは、あまりおおっぴらにはしようとしないワケです。
 いつか言っていましたが、天堕さんは野球のコトで読売新聞は取らないって言ってましたよね。
 
 野党とかなんとかは、ヤミ献金を増やすために非公開にしているんだ、とか言ってますけど、これは現実を知らない子供が言っているようなキレイゴト論でしかないのです。
 「政治と金」という問題は、他の政策問題と違い、どこまでもトコトン現実的な問題です。
 ですから理想論とか言うのではなく、現実的にどうしたらより良いシステムが出来るのかというコトを常に頭に置いて議論しなければならないのです。
 そして、そのためには、大衆はかけっこのゴールの前で一列になるまで全員を待たせ一斉にゴールさせるような学級会的平等主義から脱却し、国民は政治をもっと知り理解する必要があるでしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、お仕事のためにお金集めをしている議員さんを応援しています。
 

平成16年10月19日

 国母美智子様

 
 驚愕の新事実!!
 韓国製キムチは新型兵器だった!!
 
 
 
 えーと、一行での情報ありがとうございました(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 明日で皇后美智子様は古稀、70歳を迎えられます。
 日本国民として心よりお慶び申し上げます。
 
 テレビ等では美智子様のこれまでのご生活を振り返っていたりしていますが、やえはひとつ不満があります。
 これは美智子様だけでなく、雅子様に対するコトでも同様で、まえまえから思っていたのですけど、お二方の民間から皇室に入られた色々なプレッシャーのコトを「皇室の伝統に対する重圧」という言葉でマスコミは説明しようとします。
 この「皇室の伝統に対する重圧」という言葉に、やえはとても違和感を覚えるのです。
 
 「皇室の伝統に対する重圧」というような説明をされると、全ての悪は「伝統」にあると言わんばかりに聞こえます。
 やもすれば、皇室だけが変な伝統にしがみついている特殊な世界だと、変な世界だと言っているかのように聞こえます。
 今日の夕方のニュースで、美智子様のご成婚の決意をなされる直前のその心の揺れを告白されていた時のコトを放送していましたが、その放送では、「皇室に入るコト」とか「その伝統の大きさ」とかというような視点でばかり語られていました。
 まさに全ての“壁”は「伝統」であるかのように
 
 皇室がやはり一般の社会と違うのは分かりますし、むしろ当然だと思いますし、またその中でこれから生活していかなければならないという大きなプレッシャーも分かります。
 しかし、そのような言い方では、「皇室の伝統さえ変えれば全てが丸くなる」というような理論になってしまいますし、実際、「美智子様は今まで皇室を改革してきた」というような伝え方をマスコミはしていますし、さらには、この前の皇太子さまの雅子様へのお気遣いのお言葉に対するマスコミの反応も、「カビの生えた古い伝統だけを守ろうとしている宮内庁は悪だ」というような伝え方をしていました。
 
 しかしこれらの理論は、「皇室と普通の日本社会は世界が違う」という前提の元の理屈であり、そして「伝統=悪」という前提の元での理屈に過ぎません
 
 果たして本当に皇室とは日本社会と乖離したような世界なのでしょうか。
 やえはそう思いません。
 美智子様や雅子様が背負っているのは「皇室の伝統」だけでしょうか。
 やえはそういう言い方はむしろ不敬だと思います
 天皇が負っているのは日本そのものであり、皇后も天皇と共に日本を背負っておられるのです。
 日本そのものなのです
 ですから、皇后にならなれるというコトは、日本の全てを背負われることに他ならず、国母になられるというコトなのです。
 そう考えれば、美智子様も雅子様も、日本国民に生まれた身でありながら、日本そのものになられるのですから、その重圧は、とてもじゃないですけど常人では想像出来ないモノなのでしょう
 お二方とも何度もご病気になられてしまったのも、致し方ないことなのかもしれません。
 
 時代と共に世界も変わるのは当然のコトですし、変わっていくモノですから、日本の皇室も時代と共に変化していくのも自然なコトでしょう。
 しかし勘違いして欲しくないのは、伝統とかそういうモノは「壊すモノ」ではなく、「変化させていくモノ」なのです。
 美智子様も雅子様も、「皇室の伝統」なんていう小さなモノに押しつぶされそうになっているのではなく、日本そのものを、日本の全ての歴史を受け継ぎ、国母として次代に継承していく、その遙かなる責任の重さに対して、プレッシャーをお感じになられていたのです。
 
 
 マスコミとか、一部国民とか、皇室とか天皇とかに対して、どうも西洋のそれと対比させたような制度的なような感じでモノを言っているような気がします。
 しかし日本の皇室は天皇は、そんな薄っぺらいモノでは決してないハズです。
 そしてそれは日本国民自身が一番知っておかなければならないコトのハズなのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、雅子様の一日でも早いご回復をお祈りしております。
 

平成16年10月21日

 小泉メルマガレビュー

 
 小泉内閣メールマガジン 第160号 ========================== 2004/10/21
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 郵政民営化は「入口」の改革
 小泉純一郎です。
 先週から始まった臨時国会では、政治とカネの問題、郵政民営化や社会保障改革、三位一体の改革、景気対策、災害対策、治安問題などの内政問題、イラク復興支援、北朝鮮問題などの外交・安全保障問題について連日質疑が続いています。
 
 やえです。
 なにやら某新閣僚さんが野党からの集中攻撃を受けて四苦八苦しているみたいですね。
 野党のやり方を見ると、日本を良くするために質問をしているのではなくて、ただただ自民党を攻撃するためだけの、批判のための批判を集中攻撃しているのように見えてアレなんですけど、ただまぁ正直やえも、どうして南野さんが法務大臣になられたのか分かりませんので、こっちもアレです
 南野さんは、永田町では看護連盟出身というのは有名な話で、というか看護連の方々のパワフルな活動の方が有名ですから、南野さんもそっち方面ではお詳しいのでしょうけど、うーん、小泉さんのサプライズはやえもよく分かりません。
 
 「世論調査では、国民が小泉内閣に一番力を入れてほしいと思っていることは年金などの社会保障改革で、郵政民営化に力を入れてほしいと思っている人はほんの少しだ。」「総理は郵政民営化しかやらないように見える。」というご意見をいただきました。
 
 年金をもっとやってほしいと言うのは分かりますが、総理になる前の小泉さんがずっと主張していた郵政民営化の持論には、多くの国民は拍手喝采していたんですけどね。
 相変わらず世論はコロッと空気を忘れます
 あと「郵政民営化しかやらないように見える」というのは、その人が他を見ようとしていないだけです。
 
 「郵政民営化が改革の本丸だ。」ということは何度かこのメルマガでも書きました。
 
 そしてガンコな小泉さん(笑)
 
 特殊法人については、そのずさんな事業展開について批判があります。特殊法人改革を進めてきていますが、実は、特殊法人改革は「出口」の改革なのです。
 特殊法人の事業資金には、国民の皆さんからあつめた郵便貯金、簡易保険や年金の資金が使われてきました。特殊法人が無駄な事業で赤字をだしたからといって、その負担を郵便貯金に預けた国民に求めるわけにはいきません。ですから、最後は税金で負担せざるを得なくなるんです。
 この構造を改革するためには、資金の「入口」の郵政事業、資金の「出口」の特殊法人、そしてこの間をつないで資金の配分をしている財政投融資制度。これを全体として改革し、資金の流れを「官から民へ」変える、そして、民間で資金を効率的、効果的に活用してもらおう、というのが、資金の「入口」である郵政民営化から「出口」の特殊法人改革までの大掛かりな改革の狙いなのです。
 
 なるほど、なかなか分かりやすいご説明かつ、説得力がありますね。
 ただ、全てを民に変えればうまくいくという保障はないワケで、その辺は個別に検討しなければならないんじゃないかとは思っています。
 また、郵政公社という全国津々浦々どんな過疎地にでも窓口が設置してある超巨大組織が一気に民間になってしまったら、既存民間企業を相当圧迫してしまうコトになります
 民間のメリットというのは競争するコトによって競争力をつける点であり、逆に言えば相手をたたきつぶしてしまえば競争相手すらいなくなってしまいますから、それは本末転倒になりますので、ある意味同業種は自他共栄の関係であるのです。
 本来はそういう意味の健全な競争こそを促進するべきで、それすら無視したような「なんでも民営化すればいい」という議論は違うと思います。
 例えば、やえなんて一番よく使うようにしているいわゆるメインバンクは、やはり窓口設置数No1であり、信用力も政府の後ろ盾があるという強みのある郵便局にしているんですが、こういうコトを考えたら、なんだかんだ言いつつ、郵政公社は何をさせても強いのです。
 ですから、この辺のバランスも考えなければならないと思います。
 
 すでに、財政投融資制度については、郵貯、年金の資金全額を国に預ける仕組みをやめました。そして、道路公団を民営化し、住宅金融公庫を廃止して住宅ローンは民間金融機関に提供してもらうようにするなど特殊法人の廃止・民営化の改革を進めています。
 
 着実に改革は進んでいるようですね。
 こういうのはマスコミは全く伝えないのですよね。
 
 残された一番大きな改革が、資金の「入口」である郵政民営化です。
 郵政三事業は40万人の公務員でなければできないわけではないと思います。全国各地にある郵便局。今は、郵便、貯金、簡保の三つの事業しかできませんが、民営化されればもっと新しいサービスを提供できるようになります。
 郵政民営化は、構造改革を進めるうえで、行財政改革や経済の活性化のための重要な方策なのです。
 
 ある意味コンビニ以上の超巨大窓口ですからね。
 利用者だけ見ればたしかに便利になると言えるでしょう。
 この問題はまた後日詳しく取り扱おうと思っています。
 
 先週からこのメルマガに《シリーズ郵政民営化》の特集コーナーをつくって、先週は郵政民営化担当の竹中大臣、今週は郵政公社の生田総裁に寄稿してもらいました。これから、郵政民営化に賛成の人あるいは反対の人、利用者の意見、郵便局に働く人の意見など幅広く意見を紹介していきたいと思っています。郵政民営化の大切さについて、これからもいろいろな場でわかりやすく説明して、皆さんのご理解を得られるように努めていきます。
 
 あれ?
 竹中さんの連載物かと思っていたら、そういうワケではないのですね。
 ちょっと残念。
 しかし反対の人の意見は是非聞いてみたいですね。
 一体どなたが寄稿されるか楽しみです。
 
 昨日(20日)、来日しているフィンランドのタルヤ・ハロネン大統領と会談しました。
 
 フィンランド・・・と言えば、やえはムーミンとキシリトール配合ガムという印象しかありません(笑)
 
 フィンランドはサンタクロースとムーミンの国として知られていますが、最近は、携帯電話などのIT産業が盛んなことでも有名です。古くからの親日国で、政治、経済、外交面に加え、文化や科学技術、作曲家シベリウスの話など、夕食会での話題はつきませんでした。
 
 ムーミーーン(笑)
 え?親日国なんですか?
 へぇ。
 なんか歴史的に関係がありましたっけ?
 でもこの辺小泉さん、芸術方面のことを語らせたら政治家一というか、さすが外国人さんと話を合わせるのは一流ですね。
 外交向き総理です。
 
 来週はハンガリーのジュルチャーニ・フェレンツ首相、11月にはケニアやナイジェリアの大統領など、外国の首脳があいついで来日します。
 国会の審議状況を見ながら、首脳会談を重ね、二国間の友好、協力関係を深め、国際協調の輪を広げていきたいと思います。
 
 近年の首相の中では、一番国際協調路線をリーダーシップの元で行っている総理なのではないでしょうか。
 今まではお金を出していればいいという風潮がなきにしもあらずでしたから、こういう小泉さんの活動は日本にとって大きなプラスになると思います。
 
 
 [シリーズ郵政民営化]
 ● 真っ向サービスにむけて(日本郵政公社総裁 生田正治)
 皆様、こんにちは。日本郵政公社総裁の生田正治です。
 
 やえです。
 はじめまして。
 
 昨年4月に日本郵政公社が発足して1年半余りたちましたが、郵便局のサービスにご満足頂いておりますでしょうか。常日頃から郵便局をご愛顧頂いている皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
 私は公社発足以来、「真っ向サービス」をキャッチフレーズに、とにかく一番大事なことは「お客様サービスの向上」と考え、郵政職員とともに改革に取り組んで参りました。
 
 いいキャッチフレーズですよね、真っ向サービス。
 現場にまでそれが実践されているかどうかは別として。
 
 新しい商品サービスとして、全国どこでも500円で詰め放題のプリペイド型Expack500や写真付き切手、今年10月からスピードも料金も品揃えも一新した「Changeゆうパック」(ゆうパックリニューアル)、全国の金融機関と郵貯が提携して便利になったATM相互利用や、新型でご利用しやすくなった終身型保険の「ながいきくん」など皆様もご存じのことと思います。
 
 やえ的には、他の銀行のATMからお金が引き出せるようになったのが一番うれしいですね。
 今ではコンビニとかでも引き出せますし。
 
 でもどんなに商品やサービスメニューを改善しても、やはりサービスは郵便局職員が行うものです。心のこもった暖かいサービスが出来るように、常にお客様の立場に立って考え、行動することが出来るようにするための、職員の「意識と文化の改革」にも積極的に取り組んで参りました。
 
 官営から民営に変える際の一番のメリットはまさにココだと思います。
 国鉄などの例を出すまでもなく、官営の職員の態度の悪さは有名ですからね。
 郵政公社はどう変われるでしょうか
 
 まだまだ郵便局のサービスはだめだ、とお感じになっていらっしゃる方もたくさんおいでのことと思います。是非、そのような思いを私共にぶつけて頂きたいのです。皆様の力で郵便局をもっともっと良いものにしていって頂けますよう、今後とも宜しくお願いいたします。
 
 変な話、官営のままなら、いくら文句を言ってもクビにならないので何も変わらないのですが、今はこうなったからこそ、郵政公社の方からこういうコトを言いはじめたのです。
 もちろん民営化することの是非やメリットデメリットはそれぞれありますが、このようなメリットは素直に評価すべきなのではないでしょうか。
 民営化にはもうちょっと時間がありますから、これからも議論していきましょう。
 
 
 [編集後記]
 郵政民営化シリーズへの期待、激励の声がたくさん届いています。今週は日本郵政公社の生田総裁からご寄稿いただきました。経済財政諮問会議での議論などをお聞きしても「さすが名経営者」という印象で感服しています。
 
 ごめんなさい、正直、今日のご寄稿からはあまりそういう面はうかがえませんでした。
 もうちょっとくだけた文章が読みたかったです。
 という期待の方が難しいかったりするモノですが。
 
 「郵政ばかりでなく年金問題も取り上げて」といった意見もありました。メルマガでは年金問題をはじめ、皆さんの関心の高い問題についてどんどん取り上げていきますのでご期待ください。年金については、有識者や関係閣僚による懇談会で、社会保障全般についての一体的な見直しのための検討が進んでいます。議論の内容はホームページでご覧になれます。(せいけん)
 
 やえはいつも言っているコトですけど、関心があるのであれば、マスコミからの情報だけに、受け身な情報だけに頼るのではなく、自分から情報に近づいていく姿勢が必要だと思います。
 今の政府はとても多く情報を出しています。
 そしてマスコミはマイナスな面しか伝えようとしません。
 まずは自分から情報を得ようとする姿勢が大切だと思います。
 
 今週のメルマガレビューでした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

平成16年10月22日

 自爆攻撃

 
 み、醜い、醜すぎます
 たしか前にも、似たような人が違法なコトやったとかここで取り上げたコトがあるような気がします。
 本当に害悪だけの存在ですね、こいつ。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 臨時国会がいま行われているというのは何度か言ったと思いますが、相変わらずと言えばいいのでしょうか、野党の質問というか攻撃の方法が全く進歩していません
 小泉さんの政策秘書さん、実姉さんなのですけど、政策秘書さんが使っている車が企業の名義になっているとかナントカで、予算委員会で野党の議員がわめき散らしていました。
 多分「政治と金」というテーマが今国会のテーマらしいので、そういうコトで色々とあら探しして見つけてきたネタなのでしょう。
 
 でもですね、誤解を恐れず言えば、こういうの探せば多くの議員さんで似たような事例は出てくる、クダラナイ重箱つつきでしかないのです。
 もちろんそれは自民党だけに限りません。
 野党だって、こんなのたたけばいくらでもホコリは出てくるでしょう。
 
 先ほど「進歩していない」と言いましたが、思いだしてみてください、前回の国会で「未納三兄弟」とか自慢気に何度も繰り返し叫んでいたのに自分も未納だった当時の民主党の党首を。
 さらに思いだしてみてください、関西弁でソーリソーリと叫びながらしかし自分が一番秘書給与をだまし取っていた社民党の辻元女史を。
 彼らは壮絶な自爆攻撃を見せてくれました。
 野党というのは全然進歩していませんね。
 
 昨日も言いましたように、このような「誰々がこんな悪いことをしているぞー」みたいな議論では、個人攻撃にはなっても、何かを生み出す生産性のある議論には全然なりません
 しばらく国政選挙がないので国会でも骨太な議論が期待できるんじゃないかと、やえは何回か言ったと思うのですが、やっぱり民主党は民主党だったというコトなのでしょうか。
 どうして民主党独自の案をもって日本を良くする方策を説き、与党自民党と対等に政策議論をしようとしないのでしょうか。
 それこそ本来の野党のあるべき姿であるハズなのに、いつまでたっても民主党は個人攻撃しかできないのです。
 これでは、民主党は政策論争技能が皆無であると言われても仕方ないような気がします。
 
 またまたまたまた自爆しないウチに、もっと頭を鍛えた方がいいと思います。
 
 「政治と金」を扱うなら扱うでいいですけど、前にも言いましたように、現状では政治資金は足りていないのですから、まずはこの現状をどうするか、現実をどう変えるかという議論をすべきなのです。
 これはキレイゴトだけでは済まない話です。
 現実に政治に多くのお金は必要なのです。
 否定しても何もはじまりません。
 それなのに、キレイゴトを言うのがアイディンティティの野党議員は、だから口だけはキレイゴトを言いますが、しかし現実はそれについていけないですので、結局辻ピー女史みたいなコトになるワケです。
 一見何の仕事もなさそうな社民党の議員でさえああなのですから、社民党の何倍も仕事がある自民党はなおさらです。
 総理大臣だって、派閥の領袖だって、泡沫政党の一議員だって、それぞれの自分の活動に見合うだけの資金は足りていないというのが偽ざる現実なのです。
 
 よって、これをなんとかするために、グレーゾーンの綱渡りをしなければならないハメになってしまっているのです。
 これが現実なのです。
 
 もう一度言いますが、これは自民党だけに限らず、全ての政党の、全ての議員に同じように言えるコトです。
 もう自爆攻撃はいいですから、全ての議員が現実を正面から見据えた骨太な議論をしてほしいと、やえは期待しています、
 
 まぁ結局、「政治と金」の問題は、国民がもっと賢くならないと解決しないと思うんですけどね。
 「政治家は一般の国民と同じ生活をしろ」という主張は、悪しき結果平等主義そのものであり、言ってしまえばただのねたみなんですから、そこから脱却しないとこの問題は解決しないでしょう。
 でも国民を批判する存在っていうのか皆無ですから、もしかしたらけっこう絶望的な望みなのかもしれませんけどね。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、衆愚政治を全く全然これっぽっちも応援していないというか、忌み嫌っています。
 

平成16年10月24日

 避難命令

 
 懲りない元祖自爆王菅直人が、またまたやらせていただきましたァン!しちゃったようで。

 昨日今日と愛媛、高知の台風被災地の視察。高知では堤防が波で破壊され、20トンを超えるコンクリートの塊が住宅に飛び込み、3名が亡くなった現場を見る。9月にお遍路で歩いたところだ。波というより鉄砲水のような力で堤防や家を破壊。
 それに加えて新潟で地震。あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。(「菅直人の今日の一言」より)

 政権交代したら地震はなくなるそうです。
 スゴすぎです。
 なんでもかんでも政権交代と結びつけたがる、この短絡的思考回路はなんなんでしょうか。
 
 さすがにこれにはかなり苦情が行ったようで

 昨日の今日の一言について「不謹慎」との批判のメールを幾つかいただいた。台風の上陸が重なり、四国の被災地を視察して帰京した直後に地震のニュースがあり、これ以上災害が重ならないようにという気持ちで書いたもの。決して茶化したわけではないが、そのように感じられた方には謝りたい。

 なんか謝っているのか逆ギレしているのかよくわからない謝罪を次の日しています。
 しかし、災害が重ならないように願うと政権交代という単語が頭に浮かぶっていうのは、ホントどういう思考回路をしているでしょうか。
 常人にはとてもじゃないですけどおよびもつきません。
 茶化していないと言ってるので真面目にそう思ったのでしょうけど、その方がイッちゃってますよね。
 
 そう言えば昔、東京選出の民主党の議員さんが、キチガイに刺されて殺されたという事件がありましたけど、与野党問わず他の議員さんがお悔やみを言っている中、菅直人だけが「彼の意志を継いで政権交代を現実させたい」とかなんとか言ったのを思い出しました。
 人が何人死んでも菅直人の中には政争のコトしか頭に無いんですね。
 民主党とかなんとかは別にしても、こんな人を応援している人がいるというのが、やえは不思議でたまりません。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日は、今は懐かしい3バカの時のお話なのです。
 あの当時、「日本政府は撤退“命令”を出していなかったのだから、民間人に責任はない」と言っていた人がけっこういました。
 もう忘れてしまった方も多いかもしれませんが、ホント多かったです。
 西部邁先生も『本日の対談』でそんなようなコトをおっしゃっていました。
 

 怖いところに行くことを選んでいるNGO、あるいはフリージャーナリストには、平均において、撤退勧告というのは適用されないんです。
 かりにそういう連中に適用しようとしたら、もっと強い勧告や命令を下さなければならない。一番強いのは出国禁止です。邦人が行けば、ほぼ必ず酷い目に遭って、それを助けに行くのは国家の負担になるから、そんなところに邦人を出すわけにいかない、だから出国不許可だと。
 けれども、今度はそういうことをしなかったわけだから、撤退勧告は、怖いところに行くことを避けたい普通の人に発せられたものであって、そうじゃない人は例外だと考えるほかない。そう押さえるべきなのに、結局は変な自己責任論が展開されてしまったんですね。危ないところには日本人は絶対に行くな、と言うことそれ自体が安全ボケというもんです(笑)(『本日の対談2』飛鳥新社より)

 
 この文面からすると、「禁止命令が出ていれば、3バカやNGO、ジャーナリストにも責任がある」と言っているととれるでしょう。
 では実際のところ、どうなんでしょうか。
 
 つい昨日や数日前のコトなので思いだしてみて欲しいんですが、この度の台風や地震の災害に対して、テレビやラジオなんかで一回でも「避難命令」という単語を聞いたことがあるでしょうか?
 よーく思いだしてみてください。
 「避難勧告」という単語はテレビなどで何度も聞いたことあると思いますが、「命令」という単語は絶対に聞いたことがないハズです。
 どんなに大波が襲いかかろうとも、どんなら土砂崩れが起きようとも、絶対に政府が「命令」という言葉を国民に使ったコトは無いハズです。
 
 そうです、日本政府は国民に対して「命令」というモノは出せないんですね。
 
 外国によっては出せるみたいですが、どうも日本では、憲法で「渡航の自由」とか「居住の自由」とかが明記されているので、それを妨げるような「命令」というモノを出してしまうと、憲法に反してしまうコトになりますので、国家権力としては絶対に国民に「命令」するコトは出来ないようなのです。
 だから、「撤退勧告」とか「避難勧告」とか、最終的には国民自身の責任が問われるような「勧告」という単語でしか強い警告を政府は国民に与えることが出来ないのです。
 言わば、事実上「勧告」が「命令」に近い、同義と言っていいぐらいの一番強い警告なんですね。
 憲法の下での政府である以上、政府は最大限の努力はしているのです。
 
 さすがに台風や地震の時の災害の被害に対して、「命令を出さなかった政府が全て悪い」なんて、ちょっと逝っちゃっているようなコトを言う人はいないですが、つまり3バカの時に「政府は撤退命令を出さなかったんだから政府の責任だ」と言ってしまうのは、これと同じように逝っちゃっている世迷い言でしかないのです。
 
 しかし西部先生ともあろうお方がどうしてこんな簡単なコトが分からないのでしょうか。
 政府が命令を出さないのは、本当に何らかの裏の陰謀があるとでも本気で思っていたのでしょうか
 西部先生ほどのお方がちょっと冷静に考えれば、「どうして命令が出されないのか?」→「そう言えば災害の時も命令は出ないな」→「そうか憲法に自由が保障されているからか」と正しい答えが導き出されると思うのですが、うーん、どうしたのでしょうか。
 
 もちろんこれは西部先生だけに限らず、当時は本当に多くの人が、こんなコトを言っていました。
 以前「陰謀論はもううんざり」とやえは言いましたが、まずは自分が分からないような問題に当たった時は、似たような事例を持ってきて考えてみればいいと思います。
 分からないから、わからないままで納得できるような陰謀論で片づけてしまうと、このようにトンデモ意見になってしまいますから、注意が必要だと思います。
 もしイラクの時に命令が出なかったのを疑問に思った人というのは、今までや今回の災害の時にも、同じように「命令」という単語が出なかったコトに対して疑問に思うハズですから、意外と簡単に正しい答えは出ていたと思いますしね。
 
 
 まとめますと、日本国憲法の精神には、はじめから「自己責任」の精神が盛り込まれていたんですね、というお話でした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自分の頭で考え行動する人を応援しています。
 

平成16年10月25日

 地震対策

 

 路上口論、1人のウソが発端…重慶で数万人が大騒乱
 中国中部の重慶市で今月18日、「市民が政府当局者に殴られた」とのうわさが広まり、市民数万人が政府庁舎前を包囲して抗議したうえ、警察車両を焼くなどする騒乱が起きた。
 庁舎前を包囲した市民と鎮圧に当たった警官隊の双方に負傷者が出たうえ、少なくとも数十人が警察当局に拘束されたという。汚職のまん延など政府に対する市民の不信感が騒乱の根底にあると見られている。

 
 相変わらずというか、スゴイ民族ですねぇ、シナ人は。
 北京五輪は本当に開催できるのでしょうか。
 開催されても見に行きたくないですが。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 一行でなんか議論が白熱していますけど、一言言わせて頂きます。
 
 総理大臣というお仕事はとても重いお仕事ですし、スケジュールも分刻みで相当先まで決まっているモノですから、それを変えるというのはとても重い決断になります。
 一つスケジュールを変えると、かなり先までのスケジュールに影響が出て、それだけ多くの人に迷惑などがかかってしまいます。
 
 で、地震という災害は、地震が起きたというコトは多くの人がすぐその場で理解するコトは出来ても、建物が壊れたとか人が亡くなったとか、そういう具体的な災害が起きたというコトを知るには、少し時間をおかなければ分かりません
 いつでしたか、一ヶ月ぐらい前でしたっけ、関東辺りに震度5ぐらいの地震が二回連続して起きたコトがありましたけど、あの時はほとんど被害らしき被害はありませんでしたよね。
 地震というモノは、マグニチュードや震度だけでは、災害として大きいのか小さいのか、判断がつかないモノなのです。
 
 そういうコトを念頭に置いた場合、例えばその関東の2回の震度5の時の地震でもって総理大臣のスケジュールを壊してしまったら、それはそれで一大事でしょう。
 今回の小泉さんは、地震の第一報を聞いた後から、断続して情報収集に当たり、3回目の揺れの後にすぐに官邸に向かったのですから、判断としてはこれがベストだったとやえは思います。
 さっきも言いましたように、なんでもないのにスケジュールを壊すのは、それはそれで大変ですからね、情報収集しながらその場で対応するというのが、ベストだったのではないでしょうか。
 
 思いだしてほしいのですが、阪神大震災の時、関東に住んでいる人では、本当の“災害”を知ったのは、夜が明けてからだったという人も多かったと思います。
 逆に震度5が2回も来たので心配して注意深く情報を収集したのに、幸いにも何にもなかったというコトもあるワケです。
 一部では「地震発生から一時間もたったのに映画祭の会場にいた」とか、かなり悪意のあるような書き方をしているメディアもあるようですが、地震とは、揺れるコト自体が災害なのではなく、揺れた結果建物などがどうなるかによって災害が起きたかどうかというコトが決まるような性質の災害なのですから、こういう批判をするのであれば、地震が起きた時から時間を数えるというのは、ちょっと適切ではないと言えるでしょう。
 
 これも「当時の空気をコロッと忘れる」というコトなのかもしれませんが、ひどい被害があると分かった後になってから、「地震発生直後からスゴイ災害だったのに直後に駆けつけなかったのはケシカラン」と言うのは、それは違うと思います
 
 阪神大震災を教訓に、当時に比べれば様々な意味で災害対策が今回は上手く機能したと思います。
 また、建物の耐震設備等、改善されつつあるというのも大きかったと思います。
 しかし今回は、「台風で地盤がゆるんでいた後の地震」という、特殊な、考えもつかなかったような不幸な偶然が重なってしまいました。
 ですから、これはもう起きた後から言っても仕方ないですから、今後またこのような“見落とし”がないか、教訓にしていくしかないでしょう。
 
 日本という地に住んでいる以上、台風や地震とは「共存」していくしかないのですから。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、被災された方の復旧を応援しています。
 

平成16年10月26日

 ひとつの政策に賛成と反対

 
 web拍手で情報を頂きました。
 ありがとうございます。
 で、災害対策基本法には、「勧告」以上命令以下の「指示」というのがあるんだそうです。
 「指示」・・・確かに「勧告」よりは強そうですね。
 でもまぁ強制力はどうしても持たすコトはできないんでしょう。
 また、「撤退指示」が出たっていうのも聞いたコトがあまりありませんよね。
 どうも役所からすれば「勧告」というのも、そうとう重い決断らしくて、それを出すのもけっこう大変なんだそうです。
 ですから「指示」というのは、どうなんでしょう、出したことがある事例があるのかどうか、うーん、今度調べてみましょうか。
 今回の災害でも指示という強い警告があるのにも関わらずやはり勧告止まりですから、もしかしたら出したコト無いのかもしれませんね。
 また、今回の地震で「陸の孤島」となった地域が出まして、今はすでにほとんどの方が救出されたそうなのですが、それでも数人はその場にとどまったそうなのです。
 命令は出来ないので、その人がどうしても残ると言えば、もはや行政ではどうしようもないんですね。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 
 どんな政策にだって、賛成する人もいれば反対する人もいます。
 ある法律を作ったとしたら、それで利益を得る人もいる一方、損をしてしまう人もいたりします。
 もちろん政治というのはできるだけ多くの人の幸福を追求するモノではありますが、しかし全ての人の幸せを100%満たすというのは現実的には不可能なワケで、どうやってもその法律や政策に反対する人損をする人というのは出てしまいます。
 
 そうなれば、誰だって自分が得をするような政策をしてくれる政治家を応援しますよね
 特に企業からすれば、法律や政策によっては会社の業績にダイレクトに反映されてしまうこともありますから、ある意味必死になります。
 
 そうした場合、企業は政治家に直接的に応援をしたいと自然に思いはじめるワケですが、現実的に政治家を応援するという行為はどういう行為でなされるでしょうか。
 ひとつは「票」です。
 民主主義における政治家とは、選挙があってこその政治家なワケですから、どんなに優れた政治家であると言えども選挙に落ちてしまえば何もなりません
 ですから、選挙対策を考えない政治家なんていないでしょう。
 となれば、選挙の時にお手伝い出来れば、もっと直接的に言えば、票を増やすことが出来れば、その政治家にとってはとても助かるというコトになりますから、つまりその政治家を「応援」しているというコトになります。
 
 もう一つは「金」ですね。
 政治をするにはお金が必要と最近よく言っていますように、なにはともあれお金がないと政治活動は出来ませんから、どうしても、どこからかお金を集めなければなりません。
 ですから、お金を渡すというのも、政治家にとってかなり大きな「応援」になります。
 
 ここで順番を間違えないで欲しいのですが、企業からすれば政治家がその政策を進めているからそれを応援するために献金をしたりパーティー券を買ったりするのであって、献金を渡すことによって政治家にその政策をさせているのでは決して無いというコトです。
 最近はマスコミや野党や大衆は、「利権政治」とかいう言葉を使ってレッテルで批判をしますが、もし「利権政治」という批判が「金で政治を動かしている」という意味であるならば、これはかなり的はずれです。
 
 冒頭で「どんな政策にも反対の人もいれば賛成の人もいる」と書きましたが、特に大衆なんて、自分に都合のいいような政策にはこういうレッテルは使わず、自分の都合の悪い政策にはレッテルで批判します。
 例えば、道路公団が国民的議論になった時、やはり大衆は「無駄な道路は作るな」と、自分が普段は使わないような、住んでいるところと全然遠いところの道路のコトまでを、自分の税金が投入されるのが損だと感じて、批判していました。
 そして「建設会社から賄賂をもらっているから作るんだろう」という、利権レッテル批判をしていましたね。
 この批判というのは、その道路が必要か不必要かという議論ではなく、政治家がお金をもらうのはケシカランという批判です。
 
 しかしその一方、例えば今まだ徐々に話題になってきた、お酒に関する課税問題というのがありますけど、これにはそのような批判はマスコミや大衆はしません。
 最近ビールに似た味の発泡酒や雑酒類が多く売られるようになって、それらはビールに比べて税率が低いから安く売れるワケですが、それらにもビール並みの課税をしようという動きが政府の一部にはあります。
 これに対しては、自民党の中にも賛否両論があって、税収を増やすためには致し方ないという立場と、安いからこそ価値があるのだから課税には反対という立場と、党内でも議員さんによって意見が分かれています。
 となれば、当然ビール会社からすれば課税割合が少ない方が多く売れるワケですから、企業が課税に反対している議員さん達を応援するのは当然の成り行きになるワケです。
 よって企業は、課税反対議員と多く会合を持ったり、パーティー券を買ったりするようになります。
 つまりですね、「利権政治だ」「お金によって政治を動かすな」という批判が本当に正しいのであらば、この問題に対してもマスコミや大衆は、道路の問題と同じように「ビール会社の思惑通りに動くな」と言わなければならないハズなのです。
 でも、大衆はビール風味飲料の価格が高くならない方がいいですから、こういうモノには批判しないんですね。
 
 最初の方に言いましたが、何も企業側も、金の力を持ってその政治家の政策を変えようとはしませんし、というか、そもそもそんなことは、我の強い議員さんには、特に高い志を持っている自民党の議員に対しては無理ですから、そこまでしようとはしません。
 どんな政策でも賛成がいれば反対もいるワケですから、賛成議員を金の力で反対にするよりは、始めから反対議員さんの方に言った方が楽ですしね。
 まぁ選挙のためにコロコロ政策を変える民主党なら別ですが。
 
 もう一度言いますが、どんな政策にも賛成意見も反対意見もあるワケで、その意見に合致する議員さんを企業は応援しているだけですから、もしそれすらダメって言ってしまうと、もはや政治は政治として成り立たなくなるでしょう
 企業だって献金をする以上は何かメリットがないとしないのは当然であって、なんのメリットもないのに献金する人なんているワケないですから、献金が必要な以上、このようなシステムになるのは当然と言えば当然なのです。
 
 決して、お金をもらっているからその人に有利な政策をしようとしているのではなく、議員が進めている政策を応援しようとしている企業がいて、その直接的な応援の仕方が献金であるというコトなのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、結果平等主義を応援しません。
 

平成16年10月27日

 人質ですか?

 
 え?
 イラクで日本人がまた拉致されたんですか
 はぁ、なにやってんでしょうか。
 これでいらない手間と仕事が政府にひとつ増えたワケです。
 ただでさえ新潟で今大変なのに、このバカは不謹慎ですよ
 なんて不謹慎なバカでしょうか。
 やえはなんでもかんでも不謹慎不謹慎言うのはあまり好きじゃないんですが、こいつは不謹慎です。
 担当者の方々ご苦労様です。
 
 こういう事件が起こると、当サイトの性質上なんかコメントした方がよい気もしますし、また例えば選挙の後とかこの前の3バカの時とか、大きな事件が起きた後には当サイトはいつもより多くの方が訪れてくれる傾向にありますから、やえのコメントを期待してくださっている方がいらっしゃると思うんですが、ごめんなさい、正直なんの感想もありません
 というか、どうコメントしていいのか、誰かオシエテクダサイ(笑)
 
 そうそう、こういう場合はコメントの大先生、菅直人代議士にご教授を願いまして、コメントを倣ってみたいと思います。
 
 それに加えてイラクで拉致。あい続くテロルをストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。
 
  (゚∀゚)アヒャ
 元号さえ変えれば、災害もテロルも戦争もなるなるハズです。
 はやく政権交代しましょう。
 菅直人が神となり、すべての人間を救済します
 まずはお遍路姿となり、菅直人神が通った道をたどってお参りしましょう。
 (゚∀゚)アヒャ(゚∀゚)アヒャ(゚∀゚)アヒャヒャ
 
 
 ところで、一行に面白い情報がリンクされていますね。

 香田さんのビデオは日本のサーバにアップされている!
 衛星テレビ局アルジャジーラが放映し、イスラム過激派「アルカイダ聖戦団」のウェブサイトで公開している香田さんの映像データ、あれって日本のサーバにアップロードされてる!AFPによると、使用されていたのは無料アップロードサーバの「ぬるぽ」だと!
 検証したところ、映像データは27日午前3時55分に転送され、確かに映像データが存在している(10/27/2004 10:10現在)。
 http://nullpo.mydns.jp/up/updir/278.wmv
 
 なぜ日本のローダなんだろ????(DynamiteTVさんより)

 ええええええ、まさかじ・・・いや、ダメですよ、そんなコト言ったら。
 また小林よしりん先生にポチ保守って怒られますよー(笑)
 そんなー、自作自演だったら、そんな簡単に日本のサーバー使うワケないじゃないですかー。
 多分すーぱーはかーさんに頼んで、国籍不明のサーバーを見つけてそこにアップしてくれるハズですよー。
 いやですよぁもおー。
 
 ぬるぽ(・∀・)
 
 ちんぽ(・∀・)
 

   ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__∧
  _/し' //. V`Д´)/ ←>>あまおち
 (_フ彡        /

 
 
 なんか今日はこんな更新で申し訳ないんですが、最後に人質の先輩達のコメントをご紹介して終わりにしたいと思います。
 このバカはどんな動機でイラクに行ったのかまだ分かりませんし、まぁどうせロクでもない理由なんでしょうけど、それらが分かったらまたマシなコメントもできるかもしれません。
 また、以前3バカを必死に擁護していた、まさに右も左も、今度はどんな言い訳をみせてくれるのか、そっちの方がむしろ楽しみですしね
 今度はどんな大義が待っているのでしょうか。
 
 ま、それはともかく、では、大先輩達のコメントをどうぞ
 
 
 今井紀明は今月8日、語学留学のため英国へ渡った
 
 渡辺修孝「小泉首相が自衛隊は撤退しないと話したことは、人質は殺されてもよいと受け止められても仕方がない発言で、もっと配慮がほしかった
 
 安田純平「現地で活動する以上、こうしたリスクを伴うことは本人も当然覚悟していたとは思うが、日本でも自衛隊の派遣継続を再検討してもいいのではないか
 
 郡山総一郎「今回の男性も多少覚悟はしていたはずだが、原因を作っているのは自衛隊。自分は運よく解放されただけ。命を救うためすぐに撤退すべきだ
 
 高遠菜穂子の母「大変なことになったと思うが、今は何も言えない」「菜穂子は講演会などの要請を調整している状態
 
 
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、調整しなければならなくなるぐらい講演会の要請を受けてみたいです。

 

平成16年10月28日

 小泉メルマガレビュー

 
 小泉内閣メールマガジン 第161号 ========================== 2004/10/28
 
 ● 新潟県中越地震と日本人人質事件
 小泉純一郎です。
 23日に新潟県中越地方で発生した地震は、たいへん大きな被害をもたらしました。26日、現地を視察し、突然家をうしなった方、家族をうしなった方、その後も余震が続くなかで、いまだに家にもどることができずに途方にくれている状況がよくわかりました。
 犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。
 
 昨日テレビで、車ごと土砂崩れに巻き込まれた親子三人の救出をずっと見ていたのですが、最初男の子が救出された時、正直、生きているとは思っていませんでしたので、その奇跡には目頭が熱くました。
 しかしその数時間後、お母さんは残念な結果になってしまいました。
 はじめの情報では生存確認が出来たと報道されていたので、本当にこんな奇跡があるのかと思っていたのですが、それだけに、とても残念です。
 まだ女の子は救出されていないようです。
 今は奇跡を信じるしかありません。
 そしてレスキュー隊員の方々、多くの困難があるでしょうけど、がんばってください。
 
 大きく地割れして陥没した道路や木が根こそぎなぎ倒された土砂崩れの跡。そして、体育館やテント、車の中で避難生活を余儀なくされている被災者の方々にお会いし、いろいろな要望をお聞きしました。食料が十分に届かない、寒さが厳しくなる中で毛布が足りない、心のケアの問題、トイレの問題など、切実な要望ばかりでした。
 いろいろな要望にどうやって応えていくのか。地元の地方団体、政府関係者などが力をあわせて、被災者の支援にあたりたいと思います。
 
 災害復興支援というのはやはり難しいモノで、小泉さんも現地に行かれていろいろと感じたところはあると思いますが、被災者はやっぱりどうしてもあまり気持ちに余裕が無くて、とにかくなんとかしてほしいと、なりふりかまわず時には怒りすらを込めて言ってしまいますし、だからといって早さだけを目的としたような、例えば食料も全員分には足りないのに渡そうとしてしまったら、絶対に混乱が起きてしまうので、それは防がなければなりませんから、その分時間がかかったりします。
 支援活動というのは、そういう全体のバランスを考えながら支援していかなければならないんですね。
 そして現実にはこういう問題もあるワケで、しかし岡田民主党代表とか田中マキコ女史は無責任にはやくはやくなにやってんだと言うだけ言いっぱなしで放言しますから困ったモノです
 
 同時に、被災地では、たくさんのボランティアの方々が被災者支援に汗を流していました。大人だけではなく、学生のボランティアも頑張っていました。「自分たちの子供のようなボランティアに助けられて、自分たちも頑張らなくてはと勇気づけられた。」という被災者もいました。
 
 ボランティアに対しては色々と言いたいコトもあるんですが、まぁ自分の探しの旅にイラクに行かれるよりは数億倍マシですし、ボランティア全てを否定するつもりはありませんから、それで復興が少しでも早くなるならいいコトだと思いますし、勇気づけられるのなら素晴らしいコトだと思います。
 
 被災者だけでなく、現地の役場の防災担当者のみなさんは、連日被災者のお世話や支援にあたっていて、相当疲れがたまっていると思います。なかには、過労で倒れる担当者も出てきました。日本全国の自治体に防災担当の職員がいますので、そういう人たちの間でお互いに協力ができないかということも検討していきたいと思います。
 いろいろな声を率直にうかがって、何ができるか、よく考え、きめ細かな対応ができるように全力を挙げてまいります。
 
 復旧のために体をこわしては本末転倒ですから、十分お気をつけ下さい。
 みんなが元気になるコトこそが復興なのですから。
 
 先週日本を襲った台風23号も各地に大きな傷跡をのこしました。昨日(27日)午前中、兵庫県豊岡市の被災現場に飛んで、一階の天井近くまで浸水し、泥だらけになってしまった家々やカバン工場などを視察しました。一週間たってもこれだけひどい状況で、いったん水につかってしまった物は使い物になりませんし、工場の機械も処分するしかありません。台風と地震。どちらも一体的に考えて、しっかり対策をとってまいります。
 
 やえの地元広島も、今年の台風では大きな被害にさらされてしまいました。
 宮島が半壊してしまったのはご存じの方も多いかと思いますし、広島市内でも、中心街の大通りの街路樹が倒れて自動車がつぶされてしまったり、海岸沿いの町では広範囲で浸水してしまったりと、大変なコトになってしまったようです。
 地震や台風がよく来る日本は、世界的に見ても災害に強いと言えるでしょうけど、やはり被害を0にするのは難しいですね。
 
 昨日(27日)早朝、イラクで日本人が武装勢力の人質になりました。メルマガでも何度も説明しましたが、自衛隊は、イラクでイラク人のために人道復興支援活動に従事しているのです。この活動を中止する考えはありません。
 
 小泉さんカッコイイ〜。
 こんなの当然ですよね。
 
 全く何の関係もない日本人を捉え、拘束する犯人たちの行為は、まさにテロ行為であって、決して許されないことだと思います。直ちに人質を解放することを求め、世界各国や日本のことをよく理解しているイラクの人々等にも働きかけて、人質救出のため全力を挙げてまいります。
 
 未だにテロリスト共をレジスタンスとか言っている輩がいますが、いい加減メヲサマシタラどうでしょうか
 あと、相も変わらずデモをしていた連中もいますけど、それはテロリストに荷担しているコトにどうして気付かないのでしょうか。
 それともテロル支援者なのでしょうか。
 
 昨日(27日)の夕方、アテネ・パラリンピックで大活躍した日本選手団の皆さんを官邸に招き、その活躍をねぎらいました。日本選手団は過去最高の52個のメダルを獲得。メダルを取った人も取れなかった人も、厳しい練習に耐えて実力を出し切った充実感からでしょう、皆さん実にさわやかな笑顔でした。
 選手たちの笑顔を胸に、いかなる困難があっても、くじけることなく、改革に邁進してまいります。
 
 おお、パラリンピックでも過去最高のメダル獲得ですか。
 すごいですねー。
 アテネって相性がいいんですかね。
 よく頑張った。感動したっ。
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● イラク復興の主役は(外務大臣 町村信孝)
 外交に小休止なし。外務大臣を拝命してちょうど1カ月たった今、そのことを実感しています。就任10日目に2泊5日でワシントンとハノイを訪れて、アメリカ政府の要人やアジアとヨーロッパ8カ国の外相と会談し、東京でも3週間に38人の外国の方々とお目にかかりました。
 イラクの情勢は依然厳しいものがありますが、日本は自衛隊をはじめとする人的貢献と2007年までに最大50億ドルのODAによる支援を車の両輪として、力強い支援活動を行っています。その日本が呼びかけたこともあって、今回の会議には、フランス、ドイツ、ロシアを含む53カ国、4国際機関の代表が出席し、イラク支援の輪を広げることができました。
 
 ほらほらほら、ちゃんと日本はやってますよ。
 フランスもドイツもロシアも参加していますよ
 どうしてマスコミは伝えようとしないんですか?
 リーダーシップを発揮してますよ?
 ポチポチとしか言えない人も、ちゃんと現実を見てくださいね。
 
 中でも印象的だったのはイラク暫定政府の代表団です。副首相のサーレハさん。計画大臣のハーフェズさん。いずれも、とてもしっかりした方々で、自分たちの復興戦略を力強く表明するとともに、日本の支援に心からの感謝の気持ちを述べられました。私が嬉しかったのは、イラク代表の皆さんがサマーワでの自衛隊の活動を高く評価し、「サマーワはイラク復興支援のモデルであり、日本はこれを誇りに思うべきだ」と話しておられたことです。
 
 日本は今までPKO活動によって様々なところで復興支援をし、感謝されてきたのですが、それを日本人自身が知ろうとしないのですから、どうしようもないですよね。
 これだけででも、日本はとても損をしていると思うのです。
 日本が人やお金を出すのは、お人好しにも感謝されるためだけでは決してなく、友好国になってもらったりするための見返りを期待してのモノなのですから、まずはその現実を日本人自身が理解して、どう効率的に他国を助けるか考える必要があるのではないでしょうか。
 
 イラクで今一番大切なことは、来年1月に予定されている国民議会選挙を成功裡に行って、民主国家としての新しいスタートを切ることです。私は今回の国際会議の冒頭で、日本がこの選挙のために4000万ドルの支援を行うことを発表しましたが、実施に向けてさらにどのような手助けができるか色々考えて行きたいと思っています。
 
 お金いっぱいありますね・・・。
 まぁ、これでイラクが親日国になって、石油とか優遇してくれれば文句ないワケで、それまでいっぱい「先行投資」しておきましょう。
 
 
 [編集後記]
 23日に発生した新潟県中越地震は、避難者が10万人を超え、現在も余震が続いています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。甚大な被害やうち続く余震に不安にさいなまれている被災者の方々や、現地で昼夜を問わず災害支援に当たられている皆さんの献身的に努力されている姿をみて、子どもの頃に起きた東南海大地震と三河大地震の時、たいへんな思いをしたことを想い出しました。今回の地震では、阪神大震災の経験が生かされ、自治体、自衛隊、消防など、関係各方面で災害発生時の対応が見直されていたため、地震発生後の初動対応は政府も含め概ねスムーズに進められたと思います。もちろん、政府として、出来ることはすべてやる、という姿勢で今後も被災者支援、災害復旧に全力を尽くしてまいります。
 
 ええと、冒頭を書いている時点ではまだ分からなかったのですが、今ここを書いている時点で、崖崩れに巻き込まれてしまった親子三人の女の子、亡くなっていたそうですね・・・。
 なんとも言い難い残念な気持ちでいっぱいです。
 
 イラクで日本人が人質となる事件が起きました。ご家族の方にとってはいてもたってもいられない時間が続いていることと思います。政府は、各国政府とも協力し、情報収集に努め、人質解放に全力をあげているところです。(せいけん)
 
 このバカ、自分探しの旅のためにイラクに行っていたそうです
 なんと救いようのない話でしょうか。
 まぁなんですか、自分を捜した結果、人質という自分を見つけられたんじゃないんですか?
 しかもどうも密入国っぽいようで、外務省や大使館にも届け出をしていなかったとか。
 はぁ、こんなのに本気で取り組まなければならない関係者は本当に大変ですね。
 もう本当にどうでもいいです。
 今楽しみなのは、3バカ共をかばっていた人たちが、今度はどんな擁護論を見せてくれるかだけです。
 そもそもあの目がいっちゃってる、今はイギリスに優雅に留学している今井も、フラフラした確立していない自分に自信が持てなくて、何かやりたい大きなコトをしたいという漠然とした妄想に近い夢しか持てず、イラクという「困っている人がたくさんいる」、見た目だけの、格好の「自分探しの場」を見つけて、行っただけなのでしょう。
 劣化ウラン弾とかいうのは、その行動理由を補完するためだけの理由程度で、困っている人を助ける自分に酔えれば、それでよかったんでしょう
 この辺、今回の香田とかいうバカと似たようなモンなのですから、3バカを擁護していた人は、是非、香ばしい香田を擁護してもらいたいと思います。
 
 おっと、くだらないことで長くなっちゃいましたね。
 というワケで、今週の小泉メルマガでした。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

平成16年10月29日

 バカは死ぬまで直らない!?

 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 前もって言っておきましょう。
 例えあのバカの香田何某がテロリストに殺されたところで、香田のバカさが打ち消されるワケでもありません。
 バカはバカです。
 言葉が悪いと言われるかもしれませんが、これ以上的確に香田を表す言葉が見つかりませんので、バカと言わせてもらいます。
 最近「バカ」は流行りみたいですしね。
 
 もちろん一番の悪はテロリストです。
 これは当サイトはずーーっと一貫して主張しているコトです。
 一部ではテロリスト共を「レジスタンス」と呼んで、妙に肩入れして擁護している輩がいますが、人質としての価値も見いだせないような自分という存在が虚無の、社会の底辺中の底辺なんかを人質に取る行為を、どうして正義のためのレジスタンスと言えるのか、やえにはさっぱり理解できません。
 レジスタンスと言うのであれば、せめてストッキングか靴下か知りませんけど、頭にかぶった変なのをとって、顔を堂々と見せてから、救国の行動をすべきでしょう。
 顔を隠してコソコソしているコト自体が、後ろめたいと、悪いことをしていると、自ら認めているようなモノです
 
 テロリズムを「外国にこういう事情があって、こんなに苦しめられている人がいるんだと、宣伝するための行為である」と位置づけ、肯定する人もいます。
 つまり、「9.11の飛行機テロとか、少女が爆弾を抱えて爆発したとか、そういうコトをすると、世界的にニュースになり、結果的に、その問題の全体像も多くの人に認知させるコトが出来るので、これをテロリストは狙っており、強大な力を持っている国家に対抗するためには致し方ない行為である」、という感じです。
 ある意味これはその通りだと思います。
 テロルを行動することによって注目はされるというのは事実ですから、あながち間違いではないとは思います。
 
 しかしだからといって肯定できる行為では決してありません。
 例えば、どうせ自爆するなら、堂々と軍隊にすればいいじゃないですか
 9.11も、米軍基地にでも突っ込めば良かったのです。
 それだと失敗する可能性が高いじゃないか、と言う人もいるかもしれませんが、実際の話、別に必ず成功させる必要などないのです。
 なぜかと言うと、自爆攻撃する目的というのは、相手にダメージを与えるコトが目的なのではなく、ニュースになるコトが目的なハズだからです。
 ですから、堂々と軍隊に向かっていけばいいのです。
 今の世の中、米軍に自爆攻撃するだけでもの凄いニュースになるのですから、それだけで十分目的は果たせるのです
 
 もちろん9.11のやり方では、アレは民間機をハイジャックしているワケですから、すでにテロルとなっていて、肯定できない大犯罪です。
 しかしそうでなければ、堂々と米軍に自爆攻撃すれば、むしろそれは戦争行為であり、テロルという犯罪でないですから、やえなんかは「その手があったか〜〜〜っ(C)小林よしりん先生」と喜んでいたかもしれません
 
 しかし実際には、テロリスト共は、戦闘手段を持たない民間人、まさに女子供を標的として攻撃をしているワケです。
 しかも自分は顔を隠し、一般人に紛れながら、一時的にといえども平和な時をメチャクチャに破壊するのです。
 こんな行為をどうして肯定できるのか、やえには疑問しかわきません。
 
 今からでも遅くはありません。
 いや、今こそ、大きなニュースになるチャンスです。
 堂々と、顔を出して軍服を着て、アメリカ軍に特攻してみなさい。
 そうしたなら、今までの愚行はいつまでも批判しますが、その場面だけは、やえは肯定し礼賛の言葉を贈るでしょう。
 
 反撃の手段を持たない、弱者しか標的に出来ないような卑怯者しか現れないから、やえはイスラムの人々に共感できないのです
 
 
 おっと、香田のバカから話がそれてしまいましたね。
 
 香田も失敗したんですよ。
 もしイラクに行く前に「今のイラクの惨状を、アメリカがどんなに酷い行いをしているのか、カメラに納めてくる」とかなんとかウソでも言っておけば、まだ反米に凝り固まっている人たちが擁護してくれていたのでしょうに、全く持って失敗したモノです。
 もう香田を擁護する材料というのは「人の命は地球より重い」という、使い古された全く現実味のないヒューマニズムだけになってしまっています。
 3バカとかがイラクに行った時は「自己責任」という言葉を巡って賛否両論されたモノですが、さすがに「自分探し」とかいう理由では「自己責任」という言葉すら使われなくなってしまいました。
 多分おこがましいのでしょう。
 だって「自己」が無いから「自分探し」をしていたワケで、さらに「責任」なんて持っていないのは言うまでもないコトで、始めからお話になっていないんですからね。
 
 せっかくですので、言い残していた自己責任論も、この機会にいろいろとまたお話ししていきたいと思いますが、今日はとりあえずおいておくことにしましょう。
 とりあえず、今日は、死んだ人間に対する批判というモノについてです。
 
 日本人って、死者に対しては寛大な心を持つのが文化でして、むしろ寛大な心を持たない人を攻撃する非寛容な心を持っている文化ですので、もし香田が死んでしまったら、表だっては責任を問うような言説は影を薄めるんだと思います。
 確かに「死者にむち打つ」ような行為は気持ちのいいモノではありません。
 しかし、死んだからといって、生前香田が行った行為が肯定できるようになるのかと言えば、絶対にそんなことはありません
 というか、もう死んでしまったかのようなモノいいでアレなんですが、それはともかく、もし生前の行為が肯定できないのであれば、否定すべき行為なのであれば、また同じようなコトを繰り返してしまう輩が出てしまうかもしれないですから、香田が生きていようが死んでいようがその行為に対しては否定し批判しておかなければならないハズです。
 
 言霊信仰のせいでどうしても混同してしまいがちなのですが、やえは香田という人間性だけをもってバカとか言っているワケではありません。
 というか、香田何某なんて輩、今まで知らなかったのですから、人間性だけで批判とかできるハズもないんですね。
 つまりヤツは、ヤツがそういう行動を起こしたからこそ批判されているのであって、行動によってもたらされた結果の上での批判なのですから、例え本人が死んでも、その行為と結果が消滅するコトはないので、やっぱり批判も消滅するコトはないのです。
 
 古代日本での「死んだらみな仏」という信仰は、死者はもの凄いパワーを持っていて、さらに怨念の深い死者はさらにすごいパワーを持っていて、時には災害すら起こしてしまうから、これを沈めるために祭ってしまえ、というところからきています。
 かの太宰府天満宮に奉されている菅原道真は、当時は罪人として島流しの刑で太宰府に送られた人物です。
 そしてその地で死んだ菅原道真は、その無念から、厄神として都に飢饉などの大きな災いを与えました。
 これを沈めるために、日本人は厄神菅原道真を退治するのではなく、敢えて神として祭ることによって封じたのです。
 「日本は死者の国である」と言ったのは誰だったか忘れましたが、日本人は死者を恐れ、畏れる文化を持っています。
 
 しかしこの菅原道真の例えでも、よく見てみると、問題から目を背けていると言えてしまうでしょう。
 菅原道真が本当に罪人だったのかどうなのか、後からでも検証するのではなく、とりあえず祭っておけと、災害さえ防げればいいや、としていただけともとれてしまうでしょう。
 同じような例で、A級戦犯の問題があると思います。
 これも一部の人からは「日本の文化は死んだらみな仏の文化だから戦犯でも祭られる」とか言ってしまっているようですが、これでは本来の問題からむしろ遠ざかってしまっていると言えるでしょう。
 戦犯は戦犯ではないという問題からですね。
 
 長くなりましたが、「死者を畏れる」という文化も、それは日本固有の文化として大切にすべき場面もあると思いますが、しかしどうも今の日本人の中には、それが形骸化してしまい、なんでもかんでも死んだ後には何も言うなという空気が出来てしまっているような気がします。
 似たようなモノに、なんでもかんでも不謹慎だと言ってポケモンすら自主規制してしまうような、ちょっと行き過ぎなんじゃないかと思うようなコトも出てきてしまっています。
 さっきも言いましたように、幸田何某は、自らが起こした行動によって批判されているのであって、だから死んだ後もその行動の愚かしさは何ら変わるモノでもありませんから、批判されるのは当たり前のコトなのです。
 
 本来、死んだ人に対して悪く言うなという考え方と、この行為に対する批判は別物であるハズなのですが、なんでもかんでもそれらを混同してしまう最近の空気は、やえは違うと思います。
 
 むしろ、昨日紹介しましたように、未だに3バカらが反省していないところを見ると、バカは死んでも直らないという言葉は本当なんじゃないかと、悲しくなってしまうのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、正々堂々と戦う軍人を応援しています。
 

平成16年10月30日

 自己責任論リターンズ

 
 まず旅券法について補足しておきましょう。
 こちらのニュースですが、ポイントは2つあります。
 まず一つ。
 確かにこれは運用の問題ではありますが、運用の問題と言えども、この手の運用というモノは、法と変わらない力を持っていると言えます。
 例えば、今の日本国憲法でも、集団的自衛権は存在していると解釈されています
 これは政府見解で公式的なモノです。
 しかし、集団的自衛権があったとしても運用的にはこれを使わない、というのが昔から今に続いている日本政府の一貫した見解なのです。
 非核三原則も似たようなモノですね。
 このように、前例にならっている運用や解釈も、法と同等の扱いをされるコトがよくあるのです。
 
 もう一つの点は、憲法で「渡航の自由」が明記されているというのも、やはり事実であるというコトです。

 第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
 2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

 公共の福祉がポイントになるんでしょうけど、憲法でこう定められている以上、運用の転換をする際の議論では、必ずこの憲法問題が持ち上がるのではないかと思います。
 
 ただし、この辺がまさに憲法や法律の「解釈」と言える部分ですが、この渡航法の改正というのは、あくまで「パスポートを出すか出さないか、返還させるか」という点であり、決して直接的に渡航を禁止したり、撤退を命令したりするというモノではないのです。
 実質的には渡航の禁止につながるのですが、しかし直接撤退などの命令をするというワケではないんですね。
 憲法を厳密に解釈するのであれば、かなり違憲っぽいんですが、まさにこの辺は解釈であり運用という問題なのでしょう。
 
 ただ、やえは渡航を禁止してもいいとは思っています。
 言っても分からないバカがいる以上、強制するしか手がないですからね
 ただし、この渡航法の運用の改正がなされる前までは、撤退の命令という警告を出すことは出来なかったというのは事実です。
 逆に言えば、こういう動きがあるコト自体が、それを裏付けているとも言えるでしょう。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 一時は「自己責任論なんて3バカを攻撃するためだけに作られた言葉でしかない」と言い出してしまう人も出てきてしまって、やえは脱力感にさいなまれたコトもあったのですが、これはやっぱり非常に重要な問題ですので、ちゃんと考えておく必要があると思います。
 なにも、自己責任という問題は、こういう人質問題だけの特殊な場面だけの言葉でもないですしね。
 
 で、まずは小林よしりん先生の言葉を借りてお話ししようと思います。
 よしりん先生は「自己責任という言葉は日本語にはない言葉でアメリカニズムの言葉だ。いつもサヨクは個を確立しろと言っているのに今回は国家に頼り、いつも保守は個より国家の方が大切だと言うのに今回は自己で何とかしろと言う。どちらも自己矛盾している」とおっしゃっていました。
 しかしこれは、中身を見ていない、表面だけの中身のない批判のための批判でしかないのです。
 
 自己をしっかり保って己の責任において行動する、という態度は、なんかアメリカとかヨーロッパとか、キリスト教的一神教的な態度に見えるかもしれませんが、実は全然逆なのです。
 日本は「公」の考え方、つまり「世間様が見ている」「お天道様が見ている」という、不確定且つ不特定多数の目というモノを気にすることによって自らを規するという文化です。
 言い換えれば、例え誰も見ていなくても、自分が恥ずかしいと、恥と思うような行為はしない、という「恥の文化」とも言われますよね。
 つまりですね、前の一文をよく読んで頂ければ分かるのですが、結局は日本の「公の文化」というのは、最終的には自分が自分で規するコトに結果的にはなっているのです。
 その行為が恥かどうかというのはもちろん公共心という多くの人間の共通認識として規定されているモノですが、それを自分に当てはめるかどうかという問題は、結局最終的は自分が決めるコトに他ならないのです。
 
 一神教の文化はそうではありません。
 一神教の公共心は、神との契約によって作られています。
 つまり、キリスト教でもイスラム教でもユダヤ教でも、偉大なる絶対唯一神が「○○はするな」と言っているので、それをしないだけなのです。
 強制されているワケですね
 つまり、判断しているのは神であって、個人では無いのです。
 
 裏を返せば、神がしてはいけないと言っていないモノはやってもよい、という考え方が成立してしまうコトになります。
 よく言われる話ですが、ビジネスで欧米の国の会社と契約を結ぶとき、向こうの契約書はものすごく膨大な量があると言います。
 日本人からすれば、こんなコトまで書くのかと思うぐらい、細かく細かくいろいろと規定が書いてあるんですね。
 これなんていうのは、まさに契約文こそが全ての規定であり、そこに書かれていないコトは全て範囲外であるというコトの裏返しなのです。
 
 ほとんど笑い話ですが、アメリカで、電子レンジの中に猫を入れて動かして猫が死んでしまったのを、「説明書には猫を入れてはいけないとは書いてないからメーカーの責任だ」と訴えた人がいました。
 また、「自分が太ったのはマクドナルドがハンバーガーを売るからだ」と、自分で食べておいて裁判所に訴えた人もいます。
 こういう人が存在するという時点で日本人の感覚では不思議でならないのですが、このように、唯一神教圏の考え方では、規定外のコトは全て自分の責任の範囲外のコトとして解釈してしまうきらいがあるのです。
 いったいこれのどこに自己責任があると言えるのでしょうか。
 
 日本人の契約の場合は、だいたい「誠意条項」というモノがあって、「不測の事態が起きた場合は双方の誠意によって解決される」と書いてあります。
 これはお互いにお互いの責任の上で解決するべきという、契約書という他者に依らない、自己責任にゆだねられている条項(文化)と言えるでしょう
 まぁ最近は日本も欧米並みになってきているという、悲しい現実があるんですけどね。
 
 このように、一神教国圏の人間の方が個が確立していると言われがちですが、まぁある一面では神と自分との2者だけの契約なのでそういう面もあるのですけど、他人と関わるという面において、日本の公の、他者との関わり合いの中のルール、つまり恥を知るという行為のラインを引くという部分は、自分の責任においてのみ成り立つモノであり、より自己の責任を自覚しないと成り立たない文化なのです。
 
 このことをよく念頭に置いておけば、3バカの時の各国の政府の行動の違いが理解できるのではないでしょうか。
 欧米の国では、政府と国民の間は契約にて成り立っていると考えられています。
 だから憲法や法律などで「国は国民の生命を守らなければならない」と書いてあれば、何が何でも国民がどんな行動を起こそうとも、政府は責任を持って生命を守る義務があるというコトになります。
 
 しかし日本はそうではありません。
 以前やえは日本の政府と国民の関係を、御恩と奉公の関係だと説明しましたが、つまり日本の政府はあくまで国民の代表でしかなく、一人の人間と人間との関係となんら変わらず、対等なモノであるのです。
 だから、政府と国民の関係はお互いに誠意を持っての自己の責任の上で対等な関係が結ばれており、もし日本の倫理観において一方が誠意を超えるような行動をしてしまった場合には、その関係は壊れてしまうのです。
 そして今回の香田も、前回のバカレンジャーどもも、自分から誠意条項を破ったのですから、その倫理観を形作っている公=世論からバッシングされるのも当然なコトだと言えるのです。
 
 つまり、自己責任という言葉は、この場面では欧米よりも日本の方が強くそれを意識すべきと考えられるのです。
 まさに、日本の公、日本の文化において、自己責任という言葉が問われていた、問われているのです。
 
 まぁ、自分の頭で判断できる人が日本でも少なくなってきてしまっているのは悲しいコトですし、そしてそれが悪いコトだと気づかなくなってしまっている人も増えているのも問題なのでしょうね。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自己の責任において行動できる人を応援しています。
 

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