☆やえニュース☆

 またブレる民主党口だけ政党民主党バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳が、民主党を応援できない6コの理由

平成21年8月4日

 またブレる民主党

 えーと、これはいったいなんなんでしょうか。

民主、公約の「日米FTA締結」から農畜産物除外
 
 民主党は4日、衆院選の政権公約(マニフェスト)に明記した米国との自由貿易協定(FTA)締結について、農畜産物を除外するよう修正することを決めた。
 今週中に具体的な修正内容を発表する方針だ。
 菅代表代行は札幌市で開いたマニフェスト説明会で、「食料自給率の向上、地産地消などと矛盾するようなFTA交渉をするつもりは一切ない」と述べた。菅氏はこの後、記者団に「日本の酪農産品の関税率は世界で最も低い水準だ。これ以上の関税引き下げは主要作物等についてはやるべきではない」と語り、国内生産者保護のため、農畜産物は対象外とする方向で米国などと交渉する考えを示した。

 民主党はどこまでブレ続ければ気が済むのでしょうか。
 とりあえず最初に大きな耳障りのいいコトを何も考えずにぶち上げて、その後反発が起きればこわくなってひっこめる。
 民主党はいつもこの繰り返しです。
 
 そういえば民主党の農業政策と言えば、農家であれば仕事をしてもしなくても一律で収入を保障するという、ある種の特権を作る政策を掲げていますが、今回のこの政策と合わせれば、果たして日本の農業がどうなるのか、考えるだけでもこわいです。
 つまり完全自由な貿易を進め、安くて悪い農作物が国内で氾濫する一方、しかし日本の農家はどうであろうと収入が保障されるので、日本国内の農業は努力をせず向上が見られず荒廃する一方になると、こういう将来図しか見えないワケです。
 しかもある意味働く方からすればバラ色のばらまき政策なのに、JAからは大反発されているのですからどうしようもありません。
 
 民主党という政党の政策というのは、基本的に大味というか大局的すぎるんですよね。
 確かに大勢の人にとって耳障りのいいコトを言いますが、しかしこれを言い換えると、自分には関係ないコトだから無責任にそうだそうだと言える政策だと言えます。
 ですから今回の農業の問題ですとか、外交の問題にしても、当事者から大反発が起きるワケです。
 これはある意味民主党の体質です。
 民主党は上で政策を決めて問答無用で下におろしていくトップダウンで政策を決める政党です。
 よって「事件は現場で起きているんだ」という反発が起きるワケです。
 
 一方自民党はボトムアップ型の政策の作り方をします。
 組織としてはかなりしっかりしていますし、自民党の議員さんもそれぞれ得意分野を持っていますから、そういう人たちがそれぞれその分野の具体的かつ詳細な政策をマニフェストに載せようと、議論をしていたワケです。
 ですからというのもなんですが、それだけに調整に時間がかかるという面はあります。
 さらに、出来上がった全体としては、まとまりがないように見えたり、大きな目玉がないように見えたりしてしまいます。
 
 どちらが良いかというのは、一長一短あると思います。
 支持を得やすいのはトップダウンでしょう。
 小泉さんはそれで成功したと言えますし。
 しかしその分、大きなひずみが生まれてしまう可能性も起きてしまいます。
 そしてそのひずみが、いま民主党の中で生まれようとしています。
 反発されるたびに修正して修正してブレまくって、民主党の政策の核の部分がいつの間にか無くなってしまいかねません。
 いえ、無くなるだけならマシですが、もし政権を取って実行してしまえば、本当に取り返しの付かないコトになってしまうでしょう。
 
 いつも言っていますが、民主党の政策がまともで素晴らしいモノであれば、やえも応援したいと思います。
 特に小選挙区の二大政党制であるのであれば、第一に政党の政策を比べるべきで、次に今までの実績を考慮すべきです。
 ただただ雰囲気だけで決めるのではなく、単純に純粋にどちらの政党の政策がこれからの日本にとって望ましいのか、そこを冷静に判断するのが主権者たる国民の責務でしょう。
 そう考えた時、やっぱりやえは、ブレ続けるこんな民主党は支持できないのです。
 

平成21年8月9日

 口だけ政党民主党

 民主党の政策、正式なマニフェストなのかどうなのかよくわからないマニフェストの中でも、最も無責任で見耳障りのいい口だけな政策は、やはり防衛政策と言えるでしょう。
 民主党がサイトなどですでに発表している「民主党の政権政策Manifesto2009」には、次のように書かれています。

 主体的な外交戦略を構築し、緊密で対等な日米同盟関係をつくります
 
 日本外交の基盤として緊密で対等な日米同盟関係をつくるため、主体的な外交戦略を構築した上で、米国と役割を分担しながら日本の責任を積極的に果たす。

 おそらくこの一文だけをパッと見たら、誰でもどんな立場でもその通りだと言うでしょう。
 それぐらいこの文言は耳障りのいい言葉です。
 しかしよく考えて見てください。
 では「対等な日米同盟関係」と言ってますが、果たしてその「対等」とは、どういう状態を指し示しているのでしょうか。
 
 アメリカと対等になるためには、アメリカと文字通り同じぐらいの軍事力を持たなければ、それを対等と呼ぶコトは出来ないでしょう。
 例えば日本はアメリカと日米安保条約という軍事同盟を結んでいるワケですが、その内容は、「日本が他国に攻められたらアメリカはそれを助けるが、アメリカが他国に攻撃されても日本は軍隊を出す義務を負わない」というかなり歪んだモノであり、これは果たして本当に対等と言えるのかどうかはとても疑問なところでしょう。
 ですからつまり、本当に対等な日米関係を構築するのであれば、日本はまずアメリカ並みの軍事力を整え、また核兵器の保持も含めた議論が必要になろうと思います。
 
 民主党は本当にその覚悟があるのでしょうか。
 
 やえには全くその様には思えません。
 だって民主党は、フランスやドイツすら賛成し、国連決議も出た上で制定されたテロ特措法にすら反対している有様なのですから、それでどの口が「アメリカと対等外交」と言うのか、理解に苦しむとしか言いようがありません。
 アメリカという国家は、自国の国益のためなら軍隊を外国に派遣し、他国をつぶすという行為すら厭わない、ある意味覚悟を決めている国家です。
 これは基本的にはどんな国だって、それぐらいの気概を持っていて当然と言えるでしょう。
 日本だけが変なだけで。
 そんな国家と比べて、いまの日本というのは、軍隊というよりも、憲法というしばりが存在しているのですから、いくら口だけで「対等対等」と言っても、そんなのは夢想でしかないとしか言いようがないワケです。
 
 先日広島の原爆忌である8月6日を迎え、今日は長崎の原爆忌の8月9日です。
 やえはいつも言っていますように、まだ今の日本では核兵器を持つ段階では無いと考えています。
 それは、日本はまともな軍隊すらもっていないのに、なぜ核兵器だけ持ってしまうのか、それは無責任にも拳銃にあこがれるガキの考え方と同じではないかと考えているからです。
 刀で人を斬れば最悪死に至ります。
 銃で人を撃てば高確率で死んでしまいます。
 核兵器を落とせば人が死ぬだけでなく、生きながらにして人を人でないものに変えてしまいます。
 どれも場合によっては必要な道具でありますが、しかしそれを使うためには、その責任と覚悟は絶対に必要です。
 それを使えばどのような結果が待っているのか、それを踏まえた上で、責任をと覚悟を持って使用しなければなりません。
 そして今の日本には、核兵器を使う責任も覚悟もまだまだ持ち得ていません。
 日本の主権者は国民であるのですから、それは国民全ての責任であり覚悟であるのです。
 
 民主党はその覚悟があるのでしょうか。
 民主党はその覚悟を国民に持たすよう説得する覚悟があるのでしょうか。
 民主党の今までの主張や言動を見ていれば、やえには全くそのつもりがあるようには思えません。
 民主党は憲法改正のために国民投票法にすら難色を示し、本気で憲法改正する気があるのかないのか、その程度の政党が、どうして「アメリカと対等」と言えてしまうのか、やえにはまったく理解できないのです。
 

平成21年8月16日

 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳が、民主党を応援できない6コの理由

1.外国人参政権付与法を推し進めている
 
 民主党は結党時の「基本政策」に「定住外国人の地方参政権などを早期に実現する」と掲げています。
 この問題は、成立後に何らかの問題が起きる起きないの話ではなく、国家としての原理原則の問題ですから、成立そのものに反対です。
 詳しくはこらちをご覧下さい
 
2.憲法を改正する態度が本気とは全く思えない
 
 口だけでは憲法改正すると言ってますが、社民党に遠慮し、また元社会党系議員をまとめきれていない民主党には、実際に憲法改正を民主党政権で実現できる可能性は限りなく0と言えるでしょう。
 少なくとも軍事の問題、九条の部分に関しては、間違いなく無理です。
 
3.軍事・防衛政策が存在しない
 
 これはもう指摘するまでもありませんが、民主党は今までもこれからも、軍事関係については一切見ない聞かない言わないという態度しかしていません。
 しかし軍事防衛とは、国家というモノの最も大切な部分であり、この政策がない政治などありえません。
 民主党は自民党政策をアメリカ追随とか言ってますが、少なくとも、防衛政策が0よりはどんな追随であったとしてもマシでしょう。
 と思ってたら、さらに斜め上の発想をしてきました。
 「国連警察隊」構想です。
 もう完全に民主党は軍事防衛政策を投げ捨てて、国連様という幻想に丸投げするようです。
 ダメダメにも程があります。
 
4.農業政策がデタラメ
 
 民主党の農業政策とは、全ての農家に一定一律で所得保障するというモノです。
 つまりそれは、働いても働かなくてもお金が入ってくるという制度です。
 これはいわゆる共産主義社会です。
 しかも民主党は、同時に外国と完全自由貿易を押し進めるコトによって、質の悪い農作物を国内に蔓延させ、かつ国内農家も努力しなくなるという、負の連鎖を画策しているとしか思えない政策を打ち出しています。
 民主党の農業政策は危険としか言いようがありません。
 
5.主張の内容に一貫性がない。昨日言っていたコトが明日になれば180度変わってしまう。
 
 共謀罪のときに、自分で出した対案に自分で反対していた民主党の雄姿が忘れられません。
 
6.国家観が革命的
 
 結局民主党という政党の思想は、革新系左翼系の思想で占められているとしか言いようがありません。
 それはまぁ支持団体が労働組合や日教組であり、元々保守系の政治家であったとしても連合の組織票がなければ民主党としては戦えないというのが本音ですから、確信左翼系になるのもある意味当然です。
 ですからやっぱり体制としては、自民党vs社会党の時と全く何も変わらないのです。
 ドサまわりを得意とする自民党と、労組という数頼みの組織選挙の民主党です。
 やえはやっぱり革新系の政党を支持するのは、かなりためらわれるとしか言いようがないのです。