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平成23年5月2日

 ウサマ・ビンラディン死亡

 テロ組織アルカイダの指導者と言われるウサマ・ビンラディンが死亡したとのニュースが入ってきました
 どういう死に方をしたのか、報道では米国に手によるって書いてありますから、これが軍によるモノなのか、それとも諜報機関の手によるモノなのかは分かりませんが、まぁアメリカとしてはやっと手を下すコトが出来たというところなのでしょう。
 
 これについては直接やえは言うコトが特にありません。
 テロルは悪です。
 なぜなら、テロルとはその政治目的を達成するために直接関係のない人や物をターゲットにする行為ですから、これが繰り返されれば迎えるのは人類の滅亡しかなくなるからです。
 
 自分の主張を通すため暴力を使うというのは、おそらく人類が人類になる以前から取られてきた手段であり、そしてその延長線上にある「死人に口なし」状態にして自分の立場を正当化するという行為も、おそらく遥か古代から人間は行ってきたと想像されます。
 そしてそれが大規模になったのが戦争と呼ばれる行為でしょう。
 複数人同士の間に利害関係が生まれた時、その関係者全てを殺せば解決すると判断すれば、そこで戦争が生まれるワケですね。
 しかしある時、それではいつか自分たちも滅ぼされるだけになってしまうのではないか、と気付いたんでしょうね。
 勝っている時はいいですけど、しかし1度の負けが10の勝利をも全て無に帰してしまうワケです。
 ですから、特に戦争に参加する人数が多ければ多いほどそういう傾向になるのでしょうけど、ある程度敗北が見えてきたら、捲土重来を期して撤退しようとします。
 一度撤退して、また体勢を立て直せば、次は勝てるかもしれませんからね。
 ここで、戦闘に直接参加する者と、そうでない者に分かれます。
 そして分かれた時点で、もはや皆殺しというところまで行かなくなります。
 戦闘員だけが戦い、さらにその中で数パーセントが死亡してしまえば、それで態勢は分かりますから、そこで戦闘が終了し、さらに負けた方はある程度の相手の言い分を受けるコトになります。
 逆に言えば、「これ以上殺されたくなければ、皆殺しにされたくなければ、自分の言うコトを聞け」というコトですね。
 負けた方も、全てを失うよりは、一時的に煮え湯を飲まされた方がマシだと判断するワケです。
 こうして「戦争のルール」が出来たのです。
 この図式は、かなり古い時代から確立していましたと言えるでしょう。
 おそらく「国家」というモノが出来た時には、すでにこのようなルールが出来ていたと見るべきかと思います。
 
 しかしテロルは、この人間の長い歴史に裏付けられた人類のための人類共通のルールを、全て無にしてしまう行為なのです。
 
 人類は、問題解決のための方法としての戦争という手段を未だに捨てていません。
 ですから、戦争のために国家は国家としての体を保つ必要があります。
 つまり簡単に言えば、戦争員と非戦闘員の分離です。
 専門の戦闘員がいるからこそ、人を殺し合う戦争が勃発しても、人類の滅亡までには至らないワケです。
 しかしテロルは、それを無視する行為です。
 例えば9.11テロルは完全に非戦闘員を狙った行為であり、さらにアメリカ人以外をもターゲットにした、日本人も殺されているような、絵に描いたようなテロルです。
 これを認めるというコトは、当然このテロルを仕掛けた者はこの行為を認めている者なのですから、例えばその関係者の家族を報復のために殺しても、問題はないと言うしか無くなります。
 よってこれを繰り返せばどうなるコトか容易に想像がつくワケで、こうして関係者皆殺しの構図が出来上がり、人類滅亡への道を突き進むコトになってしまうのです。
 
 人類は、人類が滅亡しないために、国家を形成し、政治において戦争においても役割分担をして、最悪の事態に備えているのです。
 国家を持たない民族が国家に敗れ去って歴史から消えていった事例は、歴史を振り返るまでもなく、下手をすると現在進行形で行われている可能性もあります。
 言ってみればテロルというのは、そういう人類の歴史への挑戦でしかないのです。
 
 だからやえは、テロルという手段を用いた段階で、その全てを否定します。
 アルカイダなどが主張するアメリカの過剰な関与という部分は、もしかすれば同情すべき点があったのかもしれませんが、しかしテロルという手段を用いた時点で全てを否定せざるを得ません。
 アメリカの評価とは関係なく、アルカイダは人類の敵なのです。
 悪なのです。
 
 よって、ビンラディンが死亡したコトによってもしテロルが減るのであれば、やえは歓迎すべきところだと思っています。
 



平成23年5月9日

 原発を今後どうするかの国民的議論をしなければ

 みなさんGWはいかがお過ごしになりましたでしょうか。
 やえは特に旅行とか行かずに、近場でお友達とかと遊んでいました。
 でもやっぱりあれですよね、休みってあっと言う間に過ぎちゃいますよね。
 まだまだ遊び足りません(笑)
 今日は日本中が気だるそうですね。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 今日は、菅総理が静岡の浜岡原発を停止しろと要請したというニュースについてです。
 
 中部電力、政府に支援要請へ 社長、きょうにも首相と面談
 
 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面停止要請に対し、中電の水野明久社長が9日にも菅直人首相と面談し、要請受け入れの前提として政府の支援を求めることが分かった。中電は会談の結果を踏まえて取締役会を開き、全面停止を正式に決める見通し。
 政府は浜岡原発の運転停止期間を、中電が計画する防波壁の建設や高台への非常用ガスタービン設置といった中長期的な津波対策が完了するまでの「おおむね2年」と説明している。
 浜岡原発を全面停止する場合、中電は夏場の需要ピーク時などに電力が不足するリスクを抱えるほか、火力発電で代替するとコストが3基で年間2500億円増え、経営にも大きな打撃となる。水野社長は電力の安定供給や、電気料金値上げを回避するための支援も求める構えだ。
 
 今のところ賛否両論あるこのお話ですが、やえとしては、まず「なぜ浜岡だけなのか?」という部分がひっかかります。
 おそらく静岡辺りは地震が多く発生する地域で、東海地震なんて言われていて、この先高確率で大地震が起こるであろうとされているから原発を止めた、というモノが理由として挙げられているのだろうとは思うのですが、しかし正直これだけが理由であれば、片手落ちにもほどがあるとしか言いようがありません。
 なぜなら、地震の可能性だけで言えば、結局高いか低いかだけで、日本中どこでも大地震発生の可能性はあるワケですから、事故すれば大きな被害が出るからと原発だけが特別視されている中での今回のこの措置の意味を考えれば、可能性が高いというだけではここだけを止める理由にはならないでしょう。
 可能性が0であれば別ですが、ある程度可能性があるのであれば、事故が起こるという意味ではどこも一緒ですから、ここだけを止めるというのは筋になりません。
 またさらに、地震があるから停止するのか、それとも事故の可能性があるから停止するのか、という部分があやふやなのです。
 地震が起きる可能性と、事故が起きる可能性は、イコールで繋がっているのではなく、地震が起きても事故が必ず起きるワケではないですし、小さな地震でも不幸が重なれば事故が起こる可能性もあるのかもしれないですから、「東海地震のような大きな地震が起きるからそこが一番危ない」と言うのは、安易すぎる考え方です。
 女川原発の例を見るまでもなく、しっかりと対策をすれば大きな地震や津波があっても事故が起きるとは限らないのですから、原発をとめるかどうかの基準が「大きな地震が起きる可能性が高い」というとてもあやふやなモノでは決して決められないハズなのです。
 
 この問題は、まずは原発をどうするのか、その方向性を考えるための国民的な議論をしてからでないと決められない問題ではないかと思います。
 
 ドイツのように、もう国内では原子力を使わないとし、そのために徐々に原発を止めていくという結論が国民の中で得られるのであれば、今回の菅総理の要請は評価できます。
 それでも浜岡原発だけというのは意味を成しませんが、確率の高いところから順番にというのであれば、一定の理解は出来ます。
 ただし、まだまだ日本の中で「原発は停止すべき」という結論は得られていませんから、どういう意味と根拠を持って菅総理がこんなコトを言い出したのか、ここが全然分からないんですね。
 
 何度も言っていますように、原発を全て止めたドイツは、その結果として電力が足りなくなってしまい、外国から輸入するというハメになってしまいました。
 そしてその輸入元がフランスという、80〜90%を原発で発電を賄っている国からである本末転倒にもほどがある結果になってしまっています
 そもそも日本の場合は周りが海ですから外国から電力を輸入するというコトは事実上不可能なワケで、フランスから輸入しているという本末転倒に目をふさいだとしても、日本がドイツを参考にするコトは出来ません。
 ですから、そんな日本としては、原発を止めるにしても、まずは安定的な電力を供給するための別の手段を確保してからでないと止めるコトは出来ないハズなのです。
 果たして菅総理は、こういう見通しをしてから、今回の要請に至ったのかどうか、そこも大いに疑問です。
 
 結局日本はどこにいても地震が起こる可能性はあるのです。
 というか多分、地球規模の数千年という単位で見れば、地球のどこでも地震が絶対に起きない地域なんていう場所は無いでしょう。
 常に大陸は動いているんですからね。
 今回の3.11大地震にしても、1000年に一度の大地震なんて言われたモノが発生したのですから、少なくとも日本の中では、いくら今の科学技術で解析した中での確率が比較的低いと言われている地域だったとしても、それでも明日大地震が起こる可能性を0だと言える人はいないでしょう。
 数年の内に地震が起こる可能性が90%だとしても10%だとしても、明日地震が起こる可能性を0にするコトは、どちらにしても出来ないのです。
 そして明日大地震が起きれば、地震発生率90%の地域でも地震発生率10%の地域でも、原発事故が起きる可能性というのは地震発生率とは全然関係が無くなるのです。
 事故が起こる可能性は、耐震対策や津波対策がどれだけシッカリしているか、ここだけなんですからね。
 
 であるなら、日本の取るべき選択肢は、原発を全て無くすか、それとも地震に耐える耐震・免震技術を上げ、原発には常にその最新技術を投入していくか、この2つしかないのではないでしょうか。
 
 この視点に立てば、菅総理の今回の要請決定は、あまりにも中途半端という感が否めません。
 何のための停止要請なのか、全然分からないんですね。
 記事では、『中長期的な津波対策が完了するまでの「おおむね2年」』とありますので、これは対策をするまでの間は停止しておくという意味なのだろうと推察されるのですが、しかし原子力発電って、止めてもすぐに危険性が0になるモノではないですよね。
 福島第一原発の4号機は水素爆発を起こしましたが、しかしこの4号機は、津波発生時は定期点検中で稼働していませんでした。
 それでも核燃料というのは完全に温度が下がって完全に安全になるまで(と言っても「完全に安全」とはどうやってもできないようですが)には数年間は冷却し続ける必要があるそうで、だから冷却用の電源が何よりも大切なモノなんだそうですが、結局4号機はこういう理由で停止中にもかかわらず水素爆発を起こしたワケです。
 よって、浜岡原発もいま止めたとしても、その瞬間からすぐに安全になるワケではないハズですから、もしこの先その原発を使い続けるつもりであるのでしたら、停止させる意味というのは無いハズなんですね。
 結局、動かしながら地震津波対策を取るのと、停止させて地震津波対策を取るのと、まったく変わらないのですから、それならやっぱり動かしながらの方がまだメリットは大きいと言えるでしょう。
 この辺やえはあまり専門知識がないので、もし詳しい方がいらっしゃったら訂正や補足していただければ助かるのですが、「停止させても数年間は冷却し続ける必要がある」というのは、事故当時多く報道されたコトですから、ここから考えれば、こう疑問に思わざるを得ないんですね。
 
 そしてなにより、ここからしても、浜岡だけを対象にする意味が分かりません。
 これは全国の原発に等しく同じコトが言えるのではないでしょうか。
 もし、やえが知らない事情があって、停止させて対策をとった方が安全だと言うのでしたら、それは今すぐ全国の原発全ての同じ措置を執るべきなのではないでしょうか。
 なぜそうしないのでしょうか。
 電力は、原発に限らず、新たに増やそうとするコトは大変難しいコトです。
 火力にしても水力にしても、その発電所を建設するにはやっぱり時間がかかりますからね。
 ですから、国民が電力不足を享受するというのであれば、安全性が担保されるまで原発を止めるというのも、分からなくもありません。
 しかし、であるなら、当然として全ての原発に同じコトが言えるハズです。
 まして浜岡を止めても止めなくても、中部地方以外の地域には関係がないのですから、全国の原発を1つ1つ順番にというのも筋が通りません。
 各地域1つずつ止めるというのでしたら分かりますが、こうですらないのですから、全然整合性がとれないのです。
 本当になぜ浜岡だけなのか、ここが全然理解できません。
 
 よって今の段階では、今回のこの措置を評価するかどうかは判断が出来ません。
 もしこの辺の理由がなく、ただ単に「東海地震の可能性がある」という「目立つだけの理由」が理由であれば、それはもはやパフォーマンスでしかないと断じるしかないでしょう。
 今の世の中電気がなければ何も出来ないのは皆もう理解していますし、ある程度覚悟もしています。
 だからこそ、電力を犠牲にしてまで無意味なパフォーマンスに終始するというのであれば、それは大いに断罪されるべきでしょう。
 まずは「なぜ浜岡だけなのか」という整合性の取れるキチッとした理由が聞きたいと思います。
 



平成23年5月10日

 内閣総理大臣と内閣

 今日はちょっと時間がありませんので、簡単に。
 
 国家戦略相「事前に相談がなかった。遺憾だ」
 
 玄葉国家戦略相(民主党政策調査会長)は10日の閣議後記者会見で、菅首相による浜岡原子力発電所の全面停止要請について、「私や(民主党)政調会に事前に相談がなかった。遺憾だ」と不快感を示した。
 その上で、「時としてそういう首相のリーダーシップがあってもよい。決断は適切だった」と決定には理解を示した。
 
 昨日もお話ししました菅総理が中部電力の浜岡原発を止めろと要請した件ですが、どうも他の大臣にも説明しないまま、本当に菅総理の独断で要請を決めたようです。
 
 この問題いろいろと考えるコトがありまして、まずこの事実から分かるコトが1つあります。
 それは、この要請は「内閣」が行ったモノではなく、ただ単に菅直人の個人的な要請に過ぎなかったという点です。
 と言うと「内閣総理大臣は個人ではないだろう」と言う人もいるかもしれませんが、しかしそもそも論として、内閣総理大臣に民間企業である中部電力の原子力発電所の操業を停止される法的根拠は全く無いという点はまず考えなければなりません。
 それは「要請」という言葉からも分かると思うのですが、これはあくまで「お願い」の域を出ません。
 例えば食品安全法等に基づく営業停止などの行政処分は、これは法律に明記されたモノであり法的根拠があるワケですから、それを所管する役所や消費者担当大臣、また総理大臣には、その処分を出す権限が存在し、他の大臣と相談するコト無く独断で決めるコトは出来ます。
 しかし今回はそうではありません。
 総理大臣にも経済産業大臣にも、原発の操業を止める法的根拠も権限も無いワケですから、これは「行政行為」ではないワケです。
 
 そしてこれを踏まえた上で、この要請が行政行為でない、総理大臣としての職権として行っていないのであれば、今回のこの要請は、「行政府としての正式なモノではない」のです。
 なぜなら、内閣総理大臣はあくまで「内閣の一員」であって、内閣そのものではないからです。
 つまり総理大臣ひとりだけの独断では内閣の決定とはならず、行政府としての正式な要請には成り得ないのです。
 大統領は一人で行政府ですが、議院内閣制の中の総理大臣とは、内閣のトップではありますが、あくまで一人だけで内閣を構成するモノではありません。
 日本の「行政府」は、総理大臣を含めた全ての大臣を指して言うモノであり、それが「内閣」であって、総理だけの決定が「日本政府」とか「行政府」とか「内閣」の決定にはならないのです。
 「閣議決定」こそが日本の行政府の決定なのです。
 
 ですから、内閣総理大臣の職権としての要請でもなければ、日本国の行政府たる内閣としての要請でもないワケで、これはつまり「内閣総理大臣という肩書きを持っている菅直人という一個人の要請」としか言いようのない行為としか言いようがないワケです。
 
 まぁどっちにしても法的根拠がない要請ですから、受ける受けないは中部電力の判断次第、どうも受けるコトにしたようですが、しかしこういうのは、民主党がいかに政治の仕組みを分かっていないかというコトが露呈する件と言えるでしょう。
 「政治主導」とは、仕組みや法律を好き勝手にねじ曲げていいという理屈ではありません。
 本来は、自らが持っている権限をいかに早い段階で決定するかの決断の部分を指して使う言葉です。
 決して「思いつきだけで結果を求める行為」ではないのです。
 ですから結局今回のコトだって、静岡辺りは地震が多いというコトだけしか理由として存在しないようで、それは昨日言いましたように「なぜ浜岡だけなのか」という部分の整合性が全く取れず、そんなのは結局思いつきとしか言いようのない行為になってしまっています。
 それが与える影響ですとか、整合性ですとか、そういうのが一切無いんですね。
 で、そうなれば、結局はそれは「パフォーマンスだ」と言うしかなくなるワケです。
 
 実際、やっぱりこのように影響が出てきてしまっているようですし、思いつきなんですよね。
 なんのために、どのような効果を狙って今回の操業停止に至ったのか、未だ一向に理由が聞こえてきません。
 果たして日本国民はいつまで民主党政権の思いつきに振り回されてしまうのでしょうか。
 



平成23年5月11日

 原子力そのものが罪なのか、それとも事故が起きたコトが罪なのか

 これ前にも簡単に言いましたけど、改めてもう一度言っておこうと思います。
 というのも、我らが最低最悪総理菅直人が、相も変わらず何も考えてないカラ菅ぶりを十二分に発揮していますから、その突っ込みもかねてです。  総理大臣という最も責任ある職に付いている人が今の段階でこのような適当なコトをするのは最も避けなければならないコトなのですが、まぁもうこの人にもはや何を言っても無駄なのかもしれません。
 本当にいまの日本は不幸です。
 
 菅首相、給与返上を表明=原発事故の責任明確化
 
 菅直人首相は10日夕の記者会見で、福島第1原発事故に関し「事故を防ぎ得なかった責任は東京電力と共に、原子力政策を国策として進めてきた政府にもある。政府の責任者として申し訳ない」と陳謝した。その上で、議員歳費に上乗せする形で支給されている「首相給与」を6月から返上すると表明した。
 
 このタイトルを含めたたった数行の中で、思いっきり矛盾しているコトがお分かりでしょうか。
 菅直人の給与返上の理由です。
 タイトルでは「事故」の責任に対して返上と書いているですが、しかし菅自身は「原子力政策を国策として進めてきた」コトに対する責任での返上と言っているのです。
 これは全然意味合いが違います。
 菅直人もそうですが、この記事を書いた記者も、ここの違いが分かっていないのか気付かなかったのかは分かりませんが、しかしここを一緒にしてしまうのは大きな間違いであるコトは気付かなければなりません。
 
 事故が起きたコトに対する責任であれば、まぁある程度のいまの政府や歴代の内閣に対する責任というのは存在するでしょうね。
 もっと早めに安全対策をしていれば、40年前に作られた古い原発施設じゃなければと考えれば、もっと事前に出来たコトは多かったと思います。
 それは見通しが甘かったと言われれば、甘んじて受けるべきでしょう。
 ただ、どうしても1000年の一度の大震災大津波というコトを考えれば、全ての責任を政府に押しつけるというのもどうかなとは思います。
 これはもはや今後の教訓にするしかないというぐらいの、それほどの規模の震災だったのですから、ある程度は政府にも政治にも責任を感じてもらわなければ困りますが、その全てがあるとまでは言いづらいと思います。
 
 原子力政策を国策として進めてきたコトに対する責任でしたら、これももちろん政府やこれまでの内閣や政治にも責任はありますが、しかし同時に国民にも責任があると言わなければウソになります。
 だって、原子力を使って発電していたなんて、今日日小学生だって知っていた事実なのですから、この事実を知った上でさらに電力を享受していたのであれば、今さら「原子力政策を国策として進めてきたのは罪だ」と言ってしまうのは都合が良すぎます。
 もし国民が原子力を使っていた事実を知らずに、いつの間にか原子力が組み込まれていたというのであれば「政府はなんてコトをしてくれたんだ」と言えるのでしょうが、昔から知っていたのであれば、しかももう何度も選挙が行われてきた中でずっと原子力が使われてきたのですから、当然として国民はそれを認めた上で電気を使っていたと取るのが当然で、いまになって政府にだけ責任を押しつけるのは、主権者としての適切な姿では決してないでしょう。
 事故が起きた責任というのであれば、それはかなり技術的な問題ですから政治家や専門家に責任が大きいと言えますが、「原子力を使うかどうか」というのは極めて政策のお話であって方向性のお話であって政治的なお話ですから、これは国民全員が考えるべき問題だったのです。
 この視点に立てば、今さら国民だけが被害者面するコトは不可能でしょう。
 「国民と共に原子力政策を国策として進めてきた」と表現するのが適切なのです。
 
 このように責任の観点から見てもこの両者は全然違うのですが、この責任をとった結果はどうなっていくのかという点を見ればますます違います。
 
 事故が起きた責任というコトでしたら、その先何をすべきかは当然、「事故が起こらないような対策」です。
 具体的には堤防を高く強くしたり、施設そのものの免震性をあげたり、予備電源が何があっても切れないように対策したり予備を別の場所につけたりと、そういうコトでしょう。
 この辺専門性が高いですので詳しくはアレですが、ともかく「事故が起きた責任」でしたら、「事故が起こらなければ良い」という意味ですから、今後の課題としてはこういうコトになりますよね。
 
 しかし、「原子力政策を国策として進めてきた」というコトに対する責任をとるというのでしたら、その先どうするのかと言えば、「もはや原子力は使わない」「国策として進めない」というコトになります。
 簡単に言えば、原子力を利用した発電はしない、国内全ての原発は廃止する、というコトですね。
 ……もうそんな話になっていましたっけ?
 もちろん賛否両論あります。
 そうすべきだという意見もいまありますが、しかしこれはまだまだこれはもっと国民的議論をすべき問題であって、今の段階というのはそれはまだまだ出来ていない段階です。
 それなのに菅直人は、個人の勝手な思いで「原子力政策を国策として進めてきた」コトを過ちだと言うのです。
 独断ではないですよこんなの、これ独裁ですよ。
 果たして菅直人はこの先の展望を持っているのか、どうするために「責任を取る」と言ったのでしょうか。
 
 結局なぜ菅直人が「原子力政策を国策として進めてきた」コトに対して責任を負い、歳費を返上するという行為を取ったのか、キチンとした理由が見あたりません。
 責任は、罰を追えば全て終わるというコトではありません。
 その職から退かない限りは、罰を受けるコトと同時に、二度と同じ過ちを繰り返さないための方策をとるというのが当たり前です。
 というかそのためにその職にいる、それがイヤなら辞めるべきなのですから、では菅直人は未だ総理の職にあるのですから、これからこの反省を生かしてどのようにしていくのかを示さなければなりません。
 でもそれが全然見えてこない上で、やっているコトは矛盾だらけなのです。
 
 まぁどうせ何も考えてないんでしょうけどね。
 
 浜岡原発の停止要請にしても、結局あれは安全対策を取るための2年間の期間だけ停止するというコトでしたから、つまり原子力による発電は今後も続けていくというコトに他ならないですよね。
 もう完全に矛盾しています。
 菅直人自身が今後も原子力を続けていくと決めているのに、なぜいまになって「原子力政策を国策として進めてきた」というコトに対する責任を取ると言うのでしょうか。
 その方策が悪いと思ったから責任をとるのです。
 悪いと思っていないのであれば責任をとってはなりません。
 その方がますます責任があやふやになるからです。
 国策として進めてきたコトが間違いであるなら、もう原子力は使わないという方向に向かなければウソになるでしょう。
 浜岡原発だけを停止させた整合性はどこにあるのかというお話をこの前したばかりですが、さらにここでも菅直人には整合性がありません。
 相変わらず思いつきだけで言ったんでしょうね。
 
 菅直人に期待するのはもはやバカバカしいので、ただ国民としてはここをキッチリ考えなければならいでしょう。
 責任を取るにしても取らせるにしても、対策をするにしても、今後どのような方向に進めるのかは決めておかなければ、また適当なコトになって取り返しの付かないコトになってしまいかねませんから。
 



平成23年5月12日

 コメントレス

 はいはーい、今日は木曜日ですので、コメントレスの日でーす。
 GWがありましたので、1回分間があいちゃいました。
 ので、今日はバシバシレスしていきますよー。
 
 や、やえたんの母乳…( ̄▽ ̄)
 
 やえたんの母乳飲みたいお
 
    ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
    / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l:::
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l:::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l::
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     |      /,、-'´/ し      /  ヽ、   u    し ,' ,'  l
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     |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
 
 
 
 ×核技術○書く技術
 
 X 核技術
 ○ 書く技術
 
 ここのところ、核関連の記事が多かったからなぁ。
 
 いやー、ごめんなさい。
 まさに核のせいでした。
 一応いつも書いた後に読み返しているんですけどね、どうしてもチェックミスは起きちゃうんですよね。
 書いた日とは別の日にチェックした方が、文章的にも洗練されるんでしょうけど、でもその日のウチにアップしたいですから、なかなかそれも難しいんですよね。
 鮮度が命なネタもある、というか、時事ニュースがネタの時が多いですから、ほとんどがそうですしね。
 なので、これからもバシバシ指摘してください。
 多分バシバシ誤字ってしまいますので(笑)
 
 
 
 ご意見スレの長文をそのまま埋めるの勿体無いですねw
 
 あまおちさんのアレですね。
 でも多分あまおちさん、更新で書く時よりもかなりラフな感じで書いてますから、あれ余計に長くなっているんだと思います。
 内容的にも、さんざんここで書いた内容ですし、まぁそう言っていただけるのはうれしいコトだと思いますけど、あのまま載せるのはやえもちょっとイヤなんで、お気持ちだけというコトで(笑)
 あと、一人でひとつの文章を書き上げるのと、誰か他の人と議論する中での文章って、やっぱりちょっと違いますしね。
 詳しくは議論板で!(続きはwebでみたいな感じで)
 
 
 
 でもビンラディンと家族が死んでも問題解決にはならないでしょうね・・・もっと言えば、理屈ではなくて感情ですから、死んだことによって神格化されてしまう事もあり、そうなると更に危険な状況になっているかも知れません。
 
 そうですね。
 やえもこれでテロルが収まるとは思えません。
 ただ、やえはアルカイダの組織とかあまりよく知りませんが、仮にビンラディンがそれなりの人物で、資金面とか彼でないと出来ない部分が大きいのであれば、9.11では株でかなりもうけたとかいう話ですし、そういう個人の能力に負うところが大きいのであれば、彼の死によってテロルが減ればいいなぁと、そんなぐらいの感想です。
 それよりもやえが言いたいのは、彼の立ち位置を正しく理解していない人への批判ですね。
 例えば社民党の福島代表なんて「逮捕すべきだった」と言っていましたが、認識が全然違います。
 アメリカにとっては、ビンラディンとは戦争をしていたのです。
 まして相手は自らの死をおそれず自爆攻撃を平気で仕掛けてくるテロ組織の親分的存在なのですから、一見丸腰に見えても、隠し持っている爆弾で自爆攻撃を仕掛けてくる可能性だって十分考えられたでしょう。
 そんな中で、普通の犯罪人のように逮捕すべきと言ってしまうのは、あまりにも認識が甘すぎるとしか言いようがありません。
 米軍も戦争をしていた、ビンラディンも戦争をしていた、今もしている、そんな中で米軍とビンラディンが出会った瞬間とは、すでにそこは誇張でも何でもなく戦場そのものだったのです。
 アメリカは国家をあげて本気でビンラディンとアルカイダとは戦争をしていたのであり、いまでもしているのであって、この覚悟と本気さが分からないというのは、やっぱり平和ボケしていると表現するしかないでしょう。
 あと考えられる問題は、アメリカと、その戦闘をした国との法律的な問題ですが、こんなのは日本は関係ないので当事者国同士で話し合いをすればいいだけです。
 いちいち日本が口を挟むコトではないですね。
 
 
 
 石井氏は、東日本大震災後、ゴルフをするのは初めてで「国外であれば目につかないと思った」と説明。
 http://hypernews.2chblog.jp/archives/51359363.html
 なんでこのバカは余計なこというかね、素直に謝ってだけおけばいいものを
 
 これ、まぁ、なんて言いましょうか、何が一番ひどいって、石井議員が確信犯なところですよね。
 国内であれば批判されそうだから国外でゴルフをしたと、悪びれもなく言えてしまうその神経の図太さにはあきれ果てるしかありません。
 つまりこの人は、悪いコトでもバレなければやっていいと思うようなタイプの人間なんですよね。
 確信犯としての犯罪者のタイプです。
 よくこんな人が政治家になっているモノだと逆に感心しますし、またこういう確信犯をマスコミがほとんどスルーするっていうところが、ますます不条理なワケです。
 民主党やりたい放題ですよね。
 
 
 
 【伝統芸】民主党「復興が遅いのは自民のせい、断言できる」 何かキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
 http://bit.ly/lFpemt
 なにかあったらジミンガーですむとおもってんでしょうね
 
 これ、あまおちさんがツイッターで色々と言っていますから、明日ぐらいにでも、こっちでもまとめてもらおうと思っています。
 しかしそれにしても「政府や民主党が頼んでいるわけではない」って、政府の復興会議のその議長が頼めば、どう考えても政府が頼んでいるんじゃないですか。
 この人バカですか?
 だいたいなんで民主党はコトある事に自民党にこういう要請をするんですかね。
 この度の震災は確かに未曾有の震災ですが、しかし政府与党とはそれも込みで対応に当たる責任を負っていて、そんなのは与党になった瞬間から分かっているコトなのですから、基本的には対策するのは与党だけでするのが筋なんですよね。
 というか、まぁあまり詳しく言うとあまおちさんの出番がなくなってしまいますが、こういう対策をするのは行政府の仕事でして、それは与党民主党が担当しているワケですが、しかし自民党は立法府のみに所属しているワケです。
 ですから、そもそも立法府の自民党に要請するというコトが、はじめからかなり筋違いな行為なんですね。
 行政府はどこまでいっても与党である民主党と国民新党しか存在しないのですから。
 よって、もし民主党だけで対応できないって言うなら、さっさと政権を返上すべきです。
 多分自民党なら、自民党だけで対応出来ますよ。
 それだけの案を自民党はもうすでに出しているワケですしね。
 そう考えれば、やっぱり民主党は、自民党に責任を押しつけようとしている意図しかないと思うしかないのです。
 
 
 
 私は、菅総理が給与を返上したのは財務省の振り付けだと思います。増税するために少しでも政治家が身を切っているところを見せたかったのではないのでしょうか。
 
 んー、でも、枝野官房長官は返上を拒否したんですよね。
 そもそも増税のために公職にある人が正当な報酬まで削るっていうのは理屈としてはおかしいと思います。
 だって、公務員だって消費税が上がれば、当然お買い物をする際には消費税を他の人と全く変わらず払うワケですからね。
 みんなが等しく払いましょうというのが消費税の趣旨ですから、提唱する者が身銭までを切らなければならないというのは理屈としてはおかしいでしょう。
 また消費税というのは、お金をいっぱいもっている人は基本的にはいっぱいお金を使う人ですから、お金持ちほど多く税金を納めるという形になるという、この視点でも平等が担保されている税です。
 ですから、我らが市民運動から総理にまでなったスーパー庶民派総理大臣菅直人は毎日超高級料理をはしごしていらっしゃいますから、庶民よりも多く消費税を払っていただいてもらっているワケです。
 ありがたいコトです。
 この調子で菅総理にはバシバシお金を使ってもらいたいワケですが、ですから、消費税を上げる理由に歳費返上はあり得ないんですけどね、本来は。
 
 まぁどうせ何も考えてないのでしょうけど。
 
 
 
 (´・ω・`)ごめんよ、2号機からも4700兆ベクレルくらい垂れ流してたお
 http://white0wine.blog10.fc2.com/blog-entry-2821.html
 そういえば、最近原発のニュースとか18時からひっそりやってる会見ってまったくニュースで取り上げなくなりましたね。後ろの方でその他のニュースと一まとめでとか。神奈川でも放射能でてるとかいうのに、風評被害だからといって放射能を避けることを悪であるかのように吹聴する報道もどうかと思います
 
 そうですね、最近この手のニュースは見なくなりましたね。
 これ前に散々言ったと思うんですが、やえもやっぱり資料を持ち出して、電卓を持ち出して、計算してみないと「4700兆ベクレル」なんて言われてもどれぐらいのモノなのか全然分からないぐらいですから、こここそをマスコミが補足すべきなんですよね。
 専門性を持った人がマスメディアを通じて、この数値にはどのような意味があるのかをキチッと説明すべきのハズなのです。
 もしくは政府がですね。
 ただこれだけの数字が流れて出たというコトだけを報道して、それにいったい何の意味があるというのでしょうか。
 そしてもちろん、それが危険であれば危険と言うべきです。
 そうしてこそ、安全と言われた時の説得力があるというモノですからね。
 安全か危険か風評被害かというのは、その時の是々非々で考えていかなければ全然意味がないのです。
 ここはもうちょっと国民全体で考えていかなければならないコトなのかもしれません。
 
 
 
 今日中に400万アクセス達成確実ですね!
 
 ありがとーございまーす。
 正直、言われなければ全然気付きませんでした(笑)
 どれぐらい時間がかかるか分かりませんがいつか1000万いきたいですね。
 次は節目の500万です!
 
 
 
 新しいRSSにも記事の内容が表示されるようになるとうれしいです。書く場所間違えていたらごめんなさい。
 
 あ、ごめんなさい、というかやえ、RSSって全然使ったコトないので、全然分からないんですよね。
 とりあえずあまおちさんに対応させて、いまこちらで対応していたと思っていたんですが、これではダメですかね?
 ちょっと技術的な部分が詳しくないモノですから、適切なようになるよう教えていただければうれしいです。
 よろしくお願いします。
 
 
 
 旧全日系の試合ほぼ3分以内に打撃合戦始めるよね。新日オタとしてそれが苦手なんよね
 
 団体によって性格がありますから、結局ひいき団体があるってコトは、その団体の性格が自分に合っているというコトですからね、それはひいき団体以外のイヤな部分を挙げればそれなりに出てくるとは思います。
 だからやえはNOAHが一番好きなワケですから、新日に対するNOAH的でない部分は大なり小なり嫌いな部分はもちろんあります。
 ただ、だからといって全否定するのはもったいないですからね。
 それはそれとして、それよりも自分が楽しいと思える部分に注目して、それで楽しめればと思っています。
 新日の大会もたまに見に行きますよ。
 棚橋選手のあのナルシストぶりはちょっと引きますが(笑)、でもいい試合しますもんね。
 
 こういうのって、自分のひいき団体でもあるじゃないですか。
 やえも、NOAHのストーリーの無さは、なんとかならないかとよく思います。
 全日の四天王時代だって、あの時は四天王の中でのストーリーってあったワケで、決してリングの上だけの激しい試合だけにファンは声援を送っていたワケじゃないんですよね。
 三沢さんの鶴田越えから始まり、川田さんの三沢さんへの異常な愛(笑)とか、田上さんの時たま見せるすごい強さ、三沢さんですら為し得なかった年間グランドスラムを成し遂げた時とか、それらの人に囲まれてそれでも四天王と呼ばれた中での小橋さんの成長物語とか、新日ほどドラマチックではありませんが、リアルな人間ドラマからくる全日四天王時代のそういうストーリーって昔はあったワケです。
 ただリングの上で激しい試合をしたから支持された、というワケでは無いのです。
 それを今のNOAHのフロントは分かってない気がしてなりません。
 
 さらに言えば、一部のNOAHの懐古的保守的なファンも、その辺をさらに上塗りしている気がします。
 いまKENTA選手がNOAHらしからぬ動きを見せていますが、拒否反応もすごいんですよね。
 でもああいうのって、多分新日だともっと受け入れられていたと思うんです。
 蝶野さんなんて、そうやって天下を取っていったワケですし。
 だからこの辺ちょっとNOAHファンもどうなのかなって思うんです。
 
 あ、ごめんなさい、また熱くなって、プロレスファン以外を置いてけぼりにしてしまいましたが、ま、というワケで、どんなプロレスも素晴らしい部分って必ずありますから、そこを大切にして、プロレス界をもっと盛り上げていきたいと思いませんか。
 やえはインディでもデスマッチでも見に行ったコトありますよ。
 というワケで、仲良くしてください(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、全国のプロレスファンを応援しています。
 



平成23年5月13日

 野党は何が出るのか→結論、何も出来ない、そういう制度だから

 昨日やえが言っていたように、今日はオレの出番だひゃっはー。
 事の発端は、まぁツイッターなんだけど、さらに最初のきっかけはこの記事かな。
 
 復興、自民が遅らせている=民主・平田氏
 
 民主党の平田健二参院幹事長は10日の記者会見で、政府の復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大学校長)への参加要請を自民党が拒む方針を決めたことに関し、「議長が意見を要請したら断った」と指摘した上で、「政府や民主党が頼んでいるわけではない。色眼鏡で見ること自体が問題で、復興を遅らせていると断言できる」と批判した。
 
 まぁこの平田とかいうわけのわからない議員が言うまでもなく、この問題っていうのは前から色々と言われていたよな。
 野党である自民党は、この大震災を前にして何が出るのか、何をすべきなのかという問題。
 以前自民党はこれだけの事をやっているんだとやえが説明していたが、それでも自民党は何もしていないんじゃないかと思っている奴が世の中にはたくさんいる。
 確かにマスコミは全然自民党の行動を報道しないから無理はないのかもしれないが、しかしそれよりもオレとしては、まず先にそもそも「自民党が何かをしなければならない」と思っている方が間違いではないのかと言いたいのだ。
 それについて、オレのツイートを参照しながら、説明していこうと思う。
 
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 http://bit.ly/mHosoP 自民党が対案も何も出して無いと思ってる情弱ってやっぱり結構いるのな。まずはこれ全部読んでから言えや。http://bit.ly/e7psD0
 
 自民党が下野する前までは「野党は対案を出せ」という批判ならあったが「行動してない」という批判は聞いた事がない。それは当然で野党には権限が無いのだから行動なんて出来ない。消防署員に警察の代わりに強盗を逮捕しろと言うぐらいあり得ない。だから野党はいままでそんな批判は誰もしていなかった
 
 そして今自民党は対案を出しているのかと言えば、十分すぎるぐらいのを出している。 http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/054.html
 
 政治家同士の議論は場所を選ばない。例えば大学教授なら教壇の上と政府が招聘した会議とでは話す内容も意味も重みも全然違う。しかし政治家同士なら場所がどこでも政治的な話だ。ましてそれが両党合意の上で設置された会議の場であれば、それはとても政治的に重い場だ。後は与党が実行するかどうか。
 
 権限の問題を甘く見てはならない。一般国民はあまり分からない問題かもしれないが、自分が所属する会社や組織で考えてみるといい。自分に無い権限の部分を勝手にいじったらどうなってしまうことか。特に文明社会であればあるほど権限の壁は大きい。そして権限を持っている人間の責任も大きい。
 
 簡単な話だ。自民党はイヤになるぐらい事細かな対案・提言を出している。民主党が自民党の力を借りたければ、これを参考にすればよい。もしそこに書かれていない部分について意見を聞きたいなら、すでに設置されてある「各党・政府震災対策合同会議」で協議すればいい。
 
 議長が民間人で決定権もない「復興会議」よりも、各党が合意して設置されている「各党・政府震災対策合同会議」の方が「重い」。

 
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 訂正。
 「復興構想会議」の議長は防衛大学長なので、純粋な民間人とは言えない。
 防衛大学校は防衛省の機関だから、一応は行政府に所属するのだろう。
 よってその学長は役人と呼べなくもないので、完全な民間人ではないな。
 
 で、ここで、1つの反論というか、あるフォロワーからコメントが出る。
 オレもそれに対して返事を出したのだが、このフォロワーは数回のやり取りだけで返事をくれなくなってしまった。
 その全てをまず見て欲しい。
 
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 その政策を実現しようともしない自民党は単にマスターベーションしてるに過ぎない。@amaochi そして今自民党は対案を出しているのかと言えば、十分すぎるぐらいのを出している。
 
 具体的にどうやったら野党が実現できるの?
 
 プライドすてて、復興に助力じゃないのかな。
 
 ??? 具体的に言ってくれ。復興に助力とは具体的にどういう行為を示すのか?
 
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 これ以降、このフォロワーは返事をくれなかった。
 残念。
 よって、ここからオレの一人語りになる。
 
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 なんか勘違いしている奴が結構いるのかな。野党の役割とは何だ。それは与党の交代要員だ。本来的にはそれ以上も以下もない。それ以上が出来る政党や議員もいるが、それはあくまでイレギュラーな話で、本来の役割ではない。
 
 野党は与党の交代要員。だから本来の仕事は自らの理念を語る事。政党にはある程度の色がある。大きく言えば民主は左翼系だし、自民は保守系。社民は極左で、共産は共産主義。まず国民はこれらの選択肢からチョイスする。したくないなら自分で立候補しな。
 
 で、政党はさらに自分達をアピールするためにもっと詳しい理念を語る事がある。それが対案とかマニフェストとか呼ばれる物。自分達が与党になる=実行能力(行政府を得る)を持てばこういう政策を実現しますよと設計図を示すわけだ。国民はそれも判断材料とする。
 
 では民主党が与党になる前、果たして民主党が実際に行動して実現した政策なんていうものがどれだけあるのかと。国民もそんなところで民主党を選んだ基準にはしていない。あくまで「民主が与党になったらどうなるのか」という設計図=マニフェストを見て選んだのだ。
 
 野党は実行しない? そんなの当たり前だ。野党が実行できるなら与党を目指す必要はない。というか「野党」という言葉も必要なくなる。
 
 民主党は実行ではなく対案という案で与党に選ばれた。別にこれは普通、というか、当然の事だ。民主主義としては正しい事だ。ただし、民主党がマニフェストを破ったり、そもそもマニフェストが成立しなかったりするのは問題で、それを見抜けなかった多くの国民も愚かだったという話でしかない。
 
 間違えるな。選び方は間違っていない。間違っているのは選ぶ最中に中身がボロボロだった事を国民が見抜けなかった事だ。民主党はマニフェストという「案」で選ばれた。但し案が欠陥だからダメなだけだ。案で選ぶ行為は当たり前の行為だ。
 
 自民党は案を出している。後は国民がその中身を見て、民主の二の舞にならないよう実現可能かどうかをシッカリと検証する事だ。その結果自民が優れていればまた自民を与党にすべき。そうでないなら民主で我慢する。ただそれだけ。
 
 野党の立場で実現出来ないからダメと言うなら、野党は存在し得ない。実行力や権限が無いから野党なのだ。実行能力や権限があるのが行政府で、そこに絡めないと定義されているのが野党。この辺が分からないなら、三権分立や立法府と行政府の違いを勉強し直せ。
 
 そもそもなんちゃら会議は全部行政府の管轄であって、立法府だけに所属する野党には関係ない話。なぜ民主が行政府の会議に自民に参加して欲しいのか分からないが、本来は行政府に携わる与党だけで話を進めるのが筋。民主だけで出来ないのであればさっさと退陣すべし。
 
 だいたいそんな難しい事考えなくても、ちょっと前まではマニフェストマニフェストと騒いでいた事を思い出せば簡単だろうに。実現しているかどうかではなく、与党には案で選んでいるんだよ、国民は。たった数年前の出来事すら忘れたのだろうか。

 
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 ちょっと訂正。
 「実行力」ではなく「実行能力」やね。
 で、昨日やえも言ってたけど、野党は行政府じゃないからね、復興と言ってもそれを実行する手足が無い。
 実行するための予算も無い。
 例えば「裁判所は何もしていない。オナニーだ」とか言って、その批判に聞く耳を持つ人がいるだろうか。
 普通なら「何筋違いな事言ってやがんだ?」となるだろう。
 野党に対してもそれは実は同じ事を実は言っている事になるのだ。
 手足のない立法府の人間に向かって、「何かしろ」と言うのは、というかこの場合の「何か」とはだいたいにおいて行政行為に他ならなのだから、んなもん無理だ。
 じゃあ石原軍団に「炊き出し以外に何かできねーのか」とか言えるか?
 復興計画を立てて、役人を配置しろなんて言えるか?
 言えねーだろ。
 そして自民党は行政行為は不可能だが、それ以外に出来る事はやっている。
 例えば救援物資を集めて送るというのは、とんでもないぐらいの規模でやっていた。
 果たして行政ではない自民党にこれ以上何を望むというのか。
 
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 ただちゃんと考えて欲しいんだよね。2chまとめブログとか読んでても論拠無き自民批判論が多すぎる。オレは自民擁護論を唱えているんじゃなくて、批判評価するならその基準は当然同じ基準で考えるべきじゃん。
 
 民主党が野党の時は、実現不可能が解りきっていた中身だったのにも関わらず、案でしかないマニフェストが評価されて与党になった。一方自民党が野党の時は、現実に即した実行可能且つ具体的で効果的な対案を出しているのに、案を言うだけで実現しようとしないからダメだと批判される。おかしいよね。
 
 自民党がどうだ民主党がどうだって話じゃないんだよ。こんなデタラメな政治の見方してたら、結局わりを食うのは国民自身なんだよ。ただの衆愚政治がはびこるだけ。ダメな民主主義。だから国民がそんな選び方をするならオレは国民を批判すると。

 
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 さてここまで書いても、結局オレに長文を書かせた張本人のフォロワーは返事をくれなかったので、オレは次の日にさらに長文を書く事にした。
 結局「自民党は何かしろ」と言うのであれば、では「何か」とは具体的にどのような行為を言うのかという部分を突き詰めてみるべきだと考えたからだ。
 仮に自民党がやるべき事があってやっていないのが判明すれば、その批判は正当な物になるからな。
 
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 昨日の話をもうちょっと続ける。そもそもこの話をはじめたきっかけは、オレのあるフォロワーが「その政策を実現しようともしない自民党は単にマスターベーションしてるに過ぎない」と言ってきた事から始まる。
 
 この後オレは「具体的にどうやったら野党が実現できるの?」と返し、その返事として「プライドすてて、復興に助力じゃないのかな」、オレ「???具体的に言ってくれ。復興に助力とは具体的にどういう行為を示すのか?」とやりとりをしたのだが、その後はもうオレに返事を返してくれなくなってしまった
 
 実はこの後オレはこれを利用して、野党はいかに権限がないかを説明しようと思ったのだが、残念ながらこの後が続かなかったので、今からオレ一人で書くことにしよう。
 
 野党が主張する政策を実行しようとするのであれば具体的に何が出来るのか。「復興会議」に参加すれば良いのか? しかしこの復興会議にはなんら決定権は無い。仮に「復興会議で決定された物は必ず履行される」と決まっていれば別だが、実際は政府に意見が上奏されるだけだ。
 
 政府与党に意見を伝えるという意味は無い事はないが、しかし自民党が民主党に意見を伝える場というのは、実はもう出来ている。「各党・政府震災対策合同会議」と言う。よって自民党に案があり、それを政府与党に伝えるという行為なら、この場でもう十分出来るし、既にやっている。
 
 復興会議で意見を言っても、各党会議で意見を言っても、伝えるだけは出来る。逆に言えば伝える事しか出来ない。その意見が実行されるかどうかは、どちらの会議から出された意見でも、最終的には政府与党の胸先三寸でしかない。つまり与党にその気があればすでに自民党の案は実行されている事だろう。
 
 よって復興会議に参加しなくても、自民党は自らの案を実行してもらうような努力は既にしているし、同時に、仮に復興会議に参加したとしても、それをもって実行したとはならない。復興会議に参加しても自民党案が実行されるかどうかは、結局与党民主党のやる気次第なのだから。
 
 繰り返すが、民主党にやる気があれば、今の段階でも、自民党が復興会議に参加していなくても、自民党案を実行する事は可能だ。最終的な「実行能力」は政府与党にあり、野党には無く、政府与党にしかないのだから。
 
 結論として、自民党が「復興会議」に参加してもしなくても、それは「実行しようとしている」かどうかは、全く関係ない話でしかない。では、「プライドすてて、復興に助力」とは、どういう行為を指し示すのだろうか。自民党は何をすれば「行動した」と言えるようになるのだろうか。
 
 当然野党だから、行政府の一員である中央省庁や役人を使う事は出来ない。結局のところ「権力を使う」「権限を使う」とは「法などを担保した強制力によって人を動かす行為」なので、使われる側の人間に権限の正しい認識能力が備わっていれば、越権行為は不可能となる。
 
 簡単な話だ。野党の国会議員が自衛隊に向かって出動命令を出しても、それがいくら大震災を前にしたところで自衛隊は絶対に動かない。自衛隊は行政府の一員であり、野党国会議員は立法府の人間なので、そもそも立場が違うのだから、野党に自衛隊を命令する権限などありはしない。
 
 そして自衛隊もそれが解っているから、野党が「命令」を出しても出動しない。つまりいくら自民党が案を提案しても、それが素晴らしい案だとしても、手足となる役人は動かないし、お金も動かせない。政府与党が決定しなければ自民党案は実行されない。自民党は何も出来ない。提案しかできない。
 
 さらに考えられる事として、立法行為があるかもしれない。立法府なんだから立法しろと。しかしこれもやはり野党であれば「提案する」という事が精々だ。だって野党は人数が少ないから野党なのであり、いくら案を出しても可決する事が野党だけでは出来ない。
 
 そして自民党は、立法行為の面に置いてもすでに提案はしている。法案こそ提出していないが、その一歩手前の素案は公表している。それを見れば何が達成されるか分かる内容なので、後は与党がやる気を出せば、すぐにでも成立させることは可能である。
 
 むしろ法案化なんてめんどくさい作業は与野党合意の後でいい、いや後の方が官僚の手間が省けて合理的だ。
 
 このように立法行為も今まで説明してきた物と全く構図は同じ。自民党はすでに提案をしているが、実行する手だてが無い。実行するためには与党民主党がやる気を出すかどうかにかかっている。そして今のところ民主党は全てやる気を出さず、自民党案を黙殺しているだけ。
 
 さて以上から、「自民党は実行する気がない」とか「マスターベーションしてるに過ぎない」とか言うのであれば、では具体的に自民党は何をすればいいのか是非とも教えて欲しい。もし他に実行が可能な手だてがあり、自民党がそれを行っていないのであればオナニーと言い放っても良いだろう。しかし無い。
 
 実行不可能な壁を作り上げて、それを超えないからお前は駄目なんだと言ってしまう論法は卑怯ではないのか? 「やろうとしない」と表現するには、「出来るのにやらない」という証明があってこそだ。しかし自民党の場合は「やれない事をやれ」と言ってしまっているのだ。無茶ぶりにも程がある。
 
 以前plummet宗匠と議論した際、自民には会議に参加して入閣もして欲しいと主張していたが、これは自民に能力があり民主にそれが無いのを認めた上で、無理は承知で足掻いて欲しいという趣旨だと理解している。裏を返せば、可能であれば今すぐに自民党に与党になってもらいたいという事だろう。
 
 しかしこの主張と「自民党は実行しようとしない」「オナニーしかしていない」という主張は、天地ほどの違いがある。後者は「案が実行されるための手段がある」という事と、その手段を自民党がわざと行わないという事を証明しなければ成り立たない。前者はそんなものは無い事を理解した上で言ってる。
 
 つまり、前者は自民に結果を求めていないが、後者は結果が出なければ評価しないと言っている。全然視点が違う。そしてそれなのに後者は結果を出すための手段が存在するかどうかを問わない。手段がないのに結果を出さなければ批判するという「悪魔の証明」的な卑怯な立ち位置を取っていると言える。
 
 以上、具体的に「自民党に出来る事」を指摘しない限り、「自民党は実行しようとしない」という批判は、批判のための批判であり、自民党を貶めるだけの目的で、相対的に民主党を擁護する主張にしかならないと指摘しておこう。とても卑怯な主張でしかないのだ。ただのレッテル張りだ。

 
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 これでもまだ「自民党は何もしていない」「批判ばかりでオナニーばかりだ」「政府民主党の足を引っ張る事しかやってない」と言うのであれば、では具体的に自民党は何が出来るのか示してもらいたい。
 政府与党である民主党なら、予算を付ける事も、自衛隊や公務員を派遣する事も、法律を作る事も出来る。
 しかしこれらは野党というか立法府には出来ない事だ。
 もしこの他以外に立法府の人間が出来る事というのがあれば、是非とも教えてもらいたい。
 
 あ、オレのアカウントはこれだから、気が向いた人はじゃんじゃんフォローどうぞ。
 
 
 
【おまけ】
 
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 うわ、ちょっと目を話したら矢継ぎ早にツイートが( ゚Д゚) うん、俺の趣旨はそうだったと言っていいです。
 
 正直オレには無い視点だったので、あの議論とその後はだいぶ考えさせられた。もちろんいい意味でね。 自分に無い視点の意見を目の当たりにすると、ハッとさせられて、いい刺激になる。
 
 俺が自民党支持者ではないってとこで、違いが生まれるのかな( ゚Д゚) 民主支持するくらいなら自民推すけども。そういう視座の違い? あと、ちとズレるけど、個人的には「どぶ板生活人視線」と、「天下国家の視線」の間に遊弋して、両方を眺められるところにいたいと思う。
 
 自民党支持者って言われるともにょるなぁ。全ての政党を公平な天秤に吊して比べたら自民党が一番良い政治をしていると判断しているというだけで、他にもっと良い政党が出ればそちらを支持するし、仮にその天秤が公平でないと証明されれば考え直す。結局今回の話もその天秤の話じゃん
 で、視点の違いは、なんだろうな。オレが政治側というか、政治家側に立ちすぎなのかもしれない。罠と分かってても突っ込めとはオレには言えない。政治家にだって生活はあるし、政局だって権力を持たなければ今の自民のように何も出来ないから、政局のための行為も理解してしまう。

 
 その辺は俺も見えるし理解する( ゚Д゚) ちょうどあの件では、俺はどぶ板レベルへ降りて感傷的になり、総統は常のまま、というところだったのかね。
 
 いやぁ人命のために必死になる姿っていうのは共感されるし、そういう視点も必要だと思うよ。自民を貶すだけの目的で騒いでいるような輩とは一線を画しているし。宗匠ってオレよりもリベラルだと思ってるし。オレもあまり政治側に視点を置きすぎるのもどうかなと思った部分でもあるし
 
  ( ゚Д゚) バランスだろうとは思うよね。どぶ板の、生活者の視線。それはある意味「理想論」だったり「都合の良い言い分」だったりする。それを政治的に「翻訳」して、現実的な落としどころを探り、多数の幸福に結びつける施策を実現する。それが政治家の仕事だろうかなと。
 
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