☆やえニュース速報版☆

長崎少年殺人事件1

 速報版−長崎少年殺人事件−

 何か重大な事件等が起こった時の速報版というものを作ってみました。
 最近いろいろやりすぎカナとも思いつつ、実験的にやってみます。
 基本的に太字とかも使わず、校正もせずに軽く早くをモットーにやってみます。
 ので、みなさん誤字には寛大にお願いします(笑)
 もちろん指摘はお願いします。すぐ直しますから。
 
 というワケで、長崎の殺人事件です。
 容疑者は12歳の少年ということで、すでに各地に波紋を呼んでいるようです。
 速報版なので詳しい説明は無しでいきます。
 
 ある報道によると、この少年は自分より弱いモノをいじめることで性的な興奮を覚える性格だったとかという話です。
 これは神戸のサカキバラセイト事件の犯人と同じです。
 
 あまり知られていないことですが、サカキバラ少年も、動物などを殺すことで性的な興奮を覚えていたのです。
 分かりやすく言えば、動物を殺すと同時に射精してたとのことなのです。
 
 この手の事件が起これば「動機が知りたい」とよく言われるんですが、しかしサカキバラ少年の事件の動機をはっきりと覚えている方はどれぐらいおられるでしょうか?
 もちろんこれはマスコミがはっきりと報道しなかったせいもあります。
 まぁ、「“少年”が“子供を殺し”て“射精”していた」なんて、いくつものショッキングなワードが出てくるような事は言いにくいでしょうから。
 
 ただ、人間というモノを正面から見る必要があります。
 人を殺す前には動物も殺していた、なんて情報が流れると、必ず「まだ幼い少年がそんな残虐な面持っていたとは信じられません」なんて言う人が出てきますが、これははっきりいって的はずれもいいところです。
 子供というモノは基本的に残虐なモノです。
 特に男の子は、子供の頃は動物や虫を殺すモノです。
 夏休みの宿題で、昆虫の標本とか作っていた子は必ず周りにいたと思います。
 天堕さんに聞いたところ、天堕さんも標本を作っていたそうですし、面白いという理由だけでアリをつぶしてみたり巣に水を流してみたり、セミをモデルガンで撃ってみたりしたそうです。
 また、まだまだ自然が残っていた頃に子供だった方は、カエルとかにストロー指してお腹を爆発させてみたりとやったこともある人がいると思います。
 
 もちろんそれで性的な興奮を覚えていたわけではないそうですが、やはり破壊衝動というか、なんらかの快感を覚えていたのは確かで、だからなんらかのきっかけで性的な興奮を覚えてしまう可能性はあると思います。
 
 だからこの手の問題を考える時に、この少年が例外だという考えを持つことが一番問題だと思います。
 もちろん誰しもおこる可能性がある事件だ、なんて煽る言い方もしたくはありません。
 だけど、子供は残虐な面も持っていて、環境によっては徐々にその面ばかりが増幅していってしまう事もあるうるということです。
 
 それを認めた上で、この事件を考えなければならないでしょう。

 速報版−長崎少年殺人事件−

 少年法について少し。
 
 被害者の子供と遠いながらも縁があった方からメールをいただきました。
 自分の地元で事件があっただけでもかなりぞっとするのに、縁まであると、文字通り他人事ではないですよね…。
 
 少年法により、この犯人は罪にも問われないことになります。
 変な話、成人してもこの犯人の人生には「この事件など無かった」ことになるのです。
 メールでも「何の罪もない一人の命を奪っておいて、そういう結末は正直やりきれません」と感想をいただきましたが、まさにその通りだと思います。
 
 少年法の精神は「更生」の一言です。
 まだ子供でよく分かってないし、まだ未来も長いのだから、これから更生して立派な大人になればいい、という精神の元の少年法です。
 この精神は分からなくもないです。
 
 しかし決して「犯罪を起こしたことを忘れてもいい」としているワケではないはずです。
 どうもここを勘違いしている人が多いようです。
 違う事件ですが、少年が殺人を犯してその裁判が行われた時、遺族は遺影を裁判に持ち込もうとしたところ、「少年に悪影響を与える」という理由で裁判所が認めなかったということがありました。
 いったい何を持って「悪影響」としているのでしょうか。
 
 少年法は「犯罪を忘れさせる」法律ではありません。
 更生とは「犯罪を無かったことにさせる」ことではありません。
 
 幼いからこそ犯罪という罪とそして罰を自覚させることが本当の意味での少年法であり、その罪から逃げることなく一生背負って生きていかせることが本当の意味での更生のはずです。
 罪とはいつ犯したとしても一生負い続ける十字架なのです。
 
 メールありがとうございました。

 速報版−長崎少年殺人事件− 最新の本更新はこの下にあります

 またまたメールいただきました。
 弁護士を目指しておられる方からのご指摘のメールです。
 やえは少年法によって未成年者を保護しているモノと思っていたのですが、そもそも現行法での14歳未満には、少年法以外のそもそもの刑法(刑法41条)からして責任能力が無いということで不処罰にするとされているそうです。
 つまり少年法があろうがなかろうが、この12歳の犯罪者は不処罰なんですね。
 やえ、ずっと勘違いしてました。
 ここに訂正してお詫び申し上げます。
 ご指摘ありがとうございました。
 
 さて。
 こちらの記事を見た時にはちょっと複雑な思いがしました。
 やはりというかなんというか、ちょっと親に問題がありそうですね。
 特に、「生徒の親の知人によると、生徒は幼稚園に入って間もないころ、よくかんしゃくを起こした。遊びでも、おもちゃでも思い通りにならないと、ハサミを振り回したり、声を荒らげたりした。たしなめる保育士に親は不満をあらわにした。「子どものわがままを優先させてほしい」。当時四歳の生徒は、入園から約八十日で別の幼稚園に移った」
 というのは、なんとも言い難い現代病が見え隠れしているように映ります。
 
 ただ、これも特別珍しい例というわけでもないとは思います。
 もう耳にすっかりなじんでしまった「学級崩壊」を起こす子供も、多分親の躾はこんな感じなのではないでしょうか。
 
 最近「キレる」子供、とかいって、その突然豹変する子供の態度を病気か何かのように扱っている空気がありますが、キレる行為というのは決して身体的精神的医学的な病気ではなく、ただの躾です。
 テレビなんかで、「キレる子供は脳内物質のナントカというのがこれぐらいいっぱい出てるからキレやすいんだ」とかなんとか、さも病気のように煽っていますが、それは躾が出来なくなった結果そういう脳内物質が出ているにすぎないだけで、ちゃんと躾をしていれば、その脳内物質を押さえたり、我慢をする事が出来る脳内物質が出たりするんです。
 事故か何かで脳が異常になっているのではないんですから、なんでもかんでも病気のせいにして原因から逃げる最近の空気はどうかと思います。
 
 で、結局この犯人の少年が、何かを虐待することで性的興奮を覚える性格で、それが事件の動機だとしたら、その性格とプラスこの躾がなっていないキレやすい性格とが偶然重なり合ったことがもたらした事件なのかもしれません。
 だから、もし事件を防ぐ方法があったとしたら、それは親の躾だったのでしょう。
 
 急にかんしゃくを起こしたりするのは、それは決して病気ではなく、躾次第で直るということを親がしっかりと認識する必要があると思います。
 もしかしたら一番の問題は「親の幼児化」なのかもしれません。

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