☆やえニュース☆

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平成16年3月1日

 国連軍構想


 すみません。
 しばらくおとなしく真面目モードに行こうと思ってます。
 原点回帰でいきます。
 これからもやえをよろしくお願いします。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 国連軍構想というモノがあります。
 具体的にはどうなモノなのか、それは人によって違ってくるのでしょうが、基本的に、国家から独立したまさに国連の指示だけで動く軍隊のことであると定義づけ出来ると思います。
 現在は国連には軍隊は存在しませんので、仮に国連で武力行使が決定されたとしても、基本的には各国国軍が寄り集まったの「連合軍」となり、統帥権もその軍隊の国が持っていることになります。
 逆に言えば「国連連合軍」として出動していたとしても、自国に不利益になるようなことがあったら、自国の有利になるような命令をその国は自国軍隊に指示するでしょうし、また軍隊もそれに従ってそのように行動することになるでしょう。
 だから、国連独自の軍隊を持つことによって、各国の事情を排除した完全に国連独自の指示に従う軍隊を作ろう、というのがこの構想ですね。
 
 具体的にはまだまだ煮詰まっていない話ですので、さっき挙げたようなメリットもあるでしょうけど、例えば軍の最高責任者は誰がなるのか、そしてどのように決めるのか、それによって本当に国連という中立な立場になりうるのか、といった問題もあったりと、まだまだ一概にこの構想が良いのか悪いのか言えない段階ではあると思います。
 しかしそれを考慮したとしても、やえはこの「国連軍構想」には反対です。
 
 それは制度の話ではないからです。
 制度的にはより良い制度を作ろうと議論すれば問題は色々とクリアになってくると思います。
 制度はより良く出来るからこそ制度なのです。
 しかし軍隊というものは、やはり人間が作っているモノです。
 いえ、むしろ人間こそが軍隊の中心であると言えます。
 だから、軍隊というモノを語る場合において、人間の感情を無視して話を進めることは出来ないのです。
 
 つまり、国連軍となった場合、では一体軍人さん達は何に忠誠を誓えば良いのでしょうか
 何を心の拠り所にすればいいのでしょうか。
 軍人とは、自分の命を賭ける仕事です。
 命を賭けて任務にあたります。
 しかし人間は何もないところに命を賭けて仕事に当たれるほど強くは出来ていません
 だから必ず心の拠り所が必要なのです。
 
 それは、「祖国のために戦う」だったり、「故郷(クニ)のために戦う」だったり、「家族のため恋人のために戦う」だったりします。
 愛するモノのために愛する人を守るために自分は戦いにいくんだ、ということを心の拠り所にして、軍人さんは命を賭けて戦いに赴くのです。
 愛するモノがあるからこそ、命を賭けて戦えるのです。
 
 しかし、自分がその愛するモノのために戦うのではないとしたら、その隙間をどう埋めればよいのでしょうか。
 この前も言いましたように、国連というモノは寄せ集めでしかない場です。
 国土もいない、国民もいない、つまり実体がない、「場」というだけの存在です。
 国連には実体がありませんから、そこに心の拠り所を作ることは難しいと思います。
 
 サヨクなんかはもしかしたら「世界のため」とか「地球のために」なんて言いそうですが、これも人間というモノを考えれば無理ではないでしょうか。
 国連というモノは、その地球の中にある国々の紛争を解決する機関ですから、つまり対象は、地球という規模より小さい国という単位です。
 と考えれば、国が対象なのに「地球のために」と考えるのはやっぱり難しいですよね。
 これが「宇宙戦艦ヤマト」なんかだったら、「地球のためにイスカンダルへ」となれるのでしょうが、それは地球の外に目を向けた場合ですから、やはり「外」という概念があってこそ「内」という意識が生まれ、そしてその「内」を守らなければという心の拠り所が生まれるのだと思います。
 
 最近の日本には、「国を愛する心」が希薄になっていますので、そもそも国を守るために命を賭けるという行為が出来ない人がたくさん増えてきているのに、さらにむずかしい「地球のために」なんて、今の日本人にそんな崇高なことが出来るとはとても思えません
 まして普段は「国」というモノに対して敵意剥き出しの人たちこそが「地球のために」なんて言っている姿は、滑稽でなりません。
 
 魂がこもっていない軍隊はハッキリ言って弱いです。
 そして危険です。
 人間は守る人がいるだけで自分の身を犠牲に出来るぐらいの強さを持っている一方、全てを投げ出してまで自己保身に走ってしまう面も持っています。
 そんな人間に対して、全く心の拠り所を見いだせないような国連軍という構想にはやえは賛成出来ません
 
 自分の国を守るため、自分の故郷(クニ)を守るため、自分の家族を守るため、自分の恋人を守るため、という頃の拠り所があって人間ははじめて命を賭けて戦うことが出来るのです。
 それを求めることが出来ない今の国連には軍隊を置くことは難しいのではないでしょうか。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自衛隊を応援しています。


平成16年3月2日

 盧武鉉大統領と多国籍軍


 やえが落ち込んでいるせいか、昨日の更新に対しては今までよりかなり多くのweb拍手メッセージを頂きました。
 ありがとうございます。
 うう、皆様の優しさが目にしみます。
 落ち込んだりもしたけれど、やえは元気です(キキ(そして二回目
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 最近時事的なニュースを扱っていなかったような気がしましたので、今日はこの二つのニュースを取り上げることにします。
 まず1つ目です。
 

 日本指導者に発言自制要求 韓国大統領
 
 韓国の盧武鉉大統領は1日、ソウルで行われた「三・一独立運動」記念式典での演説で「日本に忠告したいこと」として、過去の歴史問題や日本の有事法制について韓国側が言及しないからといって問題が解消したと考えてはならないとし、日本の政治指導者に発言の自制を求めた。
 用意された草稿を無視した異例の対日批判。
 大統領は「韓国の政治指導者が歴史的事実や、日本の法的、制度的な変化、まだ解決されていない問題などについて語らないといって、すべての問題が解消したと考えてはならない」と強調。
 さらに「未来をつくるため国民は、特に韓国政府は自制している」と強調。「国民の心を傷つける発言を、少なくとも日本の国家的指導者レベルではやってはいけない。わが国民が、わが政府が自制できるよう、日本も最善を尽くし努力しなければならない」と批判した。

 
 相変わらずとしか言いようのない記事ですね。
 確か前の大統領の金大中さんは日本に訪問した時に、「これで歴史問題を取り上げるのは最後にする」なんて言っていましたけど、結局この有様です。
 というか、韓国の大統領はみんな「これで最後にする」とか言っておきながら、大統領が変わるとまた「日本は昔韓国を占領してうんたらかんたら・・・そしてこれで最後にする」と、何度も何度も同じ事を繰り返しているんですよね。
 つまりこれは韓国は歴史が続いていないと、大統領が変わると別の国家になると解釈していいということなのでしょうか。
 そもそも韓国の大統領は、新しい大統領が就任すると前の大統領を死刑にするというのが伝統行事ですもんね。
 あながち歴史は続いていないというのも間違いではないのかもしれません。
 
 しかし韓国という国も学習という言葉を知りませんね。
 いつぞや「日本の雑音をどうにかして欲しい」と、日本政府に言論弾圧をするように圧力を掛けたり、韓国人が書いた歴史の本を一般書店から閉め出してみたり、そして今回は直接政治家に対しての言論弾圧の圧力です。
 韓国を民主主義国家と呼ぶのも恥ずかしくなっきますよね。
 自らの主張と違う主張をしているというだけで韓国は言論弾圧が出来ると自ら言っているのですから、こっちが驚きです。
 
 で、多分この発言は、最近の韓国政界のゴタゴタを受けての事なんだと思います。
 最近の韓国政界はかなり揺れていまして、盧武鉉大統領を始め、与党も野党も入り乱れて選挙時の賄賂の疑惑が相当数出ているのです。
 こちらヤフーの盧武鉉大統領のトピックスを見てみると、そのほとんどがお金の問題の記事で埋め尽くされちゃっています。
 そんなこんなで盧武鉉さんの支持率は急低下。
 4月には国会議員の総選挙を控えているというのに、これはヤヴァイというものです。
 そこで支持率回復のために打った手というのが、この日本バッシングなんだと考えられるのです。
 
 韓国でもっとも大衆受けしやすい話題は日本叩きです。
 とりあえずこれをやっとおけば誰問わずに喜ばれるという、なんとも便利な話題なのです。
 盧武鉉さんは、直接的に朝鮮戦争を経験していない「戦後世代」の若い世代の大統領さんです。
 ですから、就任時から日本に対しては、日本文化解放政策(という言い方もどうかと思うんですが)等だいぶ日本に対して友好的な政策を取ってきました。
 もちろんその真意としては、日本と友好的な関係を作っていた方が利益が大きいという現実的な政策を選択としたというのもあったのでしょう。
 それは間違いではありません。
 だから今までの韓国大統領から比べればけっこうマシだとやえは思っていました。
 しかしここにきてついにこれです。
 選挙を目の前にして、ついに日本叩きという安易な人気取り政策を取ってしまったのです。
 結局盧武鉉さんは、現実的な国益を無視してでも、日本との関係を悪くしてでも、自らの政治生命の延長の方を選択したと言えるのです。
 私利私欲のために国益を売ったのです。
 
 というワケで、実に利己的な個人的な理由で盧武鉉さんは民主主義の原則である言論の自由を踏みにじって内政干渉をして、なおかつ日本との関係を悪化させようとしているのです。
 もうこの一文だけでダメダメのスーパーコンボですよね。
 盧武鉉さんにはそれなりに期待をしていたんですが、まぁ所詮こんな程度だったということなのでしょう。
 がっかり。
 
 
 さて、もう1つのニュースはこちらです。
 

 国連、ハイチへの米国主導の多国籍軍派遣を承認
 
 国連安全保障理事会は29日、ハイチの治安回復に向けた多国籍軍の派遣を承認した。
 ハイチは反政府勢力の武装蜂起で内戦状態となり、29日にアリスティド氏が大統領を辞任した。
 安保理は、同国内の全ての組織に対して暴力の停止を求めるとともに、安全で安定した治安情勢の実現を支援するため、ハイチ全土への多国籍軍の派遣を理事国15カ国の全会一致で承認。
 軍の派遣期間は最長3カ月で、その後は国連の平和安定化部隊が任務を引き継ぐ。
 米国とフランスはすでに、国際部隊の結成のため、ハイチに部隊の派遣を命令。国連関係者によると、カナダやブラジルなど他国の政府も派遣を予定している。

 
 どうもこのニュースは日本ではあまり大きく取り扱われないようなのですが、やえはけっこう重要だと思うんですよね。
 別にハイチがどうなろうとも関係はないのですが、重要なのは「国連安全保障理事会は多国籍軍の派遣を承認した」という部分と、それを受けてすでにアメリカやフランスが軍隊を派遣していて、他の国も着々と準備をしている、ということです。
 
 いろいろ言いたいことがこの一文に表れているのですが、まず、このように今国際的に「平和への努力」が行われているのに、一体日本は何をしているのでしょうか
 もちろんこの多国籍軍の派兵は治安維持活動ですので、日本は憲法の都合上現実的には派兵できないのは分かっています。
 しかし、だからといって知らんフリして良いというワケでは決してないハズです。
 こういう時日本はどうするべきなのか、法律や憲法改正も視野に入れての幅広い議論をすべきなのではないでしょうか。
 なんだか足の引っ張り合いにしかなっていないような今のイラク議論よりは、今現実にリアルタイムで起こっているハイチの問題、つまり具体的にどうやったら無秩序状態から平和を回復できるのかという方法論と、国連というモノ多国籍軍というモノを具体的に議論する良い機会なのではないのでしょうか。
 
 その点だけを見れば、イラク派兵の時にあれだけ揉めまくっていたのにも関わらず、国連承認されればすぐさま軍隊の派兵を決定したアメリカとフランスの両国の方が、日本よりも遙かに「国際的意識」が高いと言えるのではないでしょうか。
 もちろん活動している中で国益というモノを模索していくのでしょうけど、しかし理屈抜きで「国連決議があった」という事実のみで、アメリカやフランスはすぐさま軍隊を派遣したのです。
 こういう行動こそを「世界に貢献している」と言えるのではないでしょうか
 
 今まで「イラクの人たちのことを第一に考えて活動を」と言っていた人こそが、この問題に対して今こそ声を上げるべきなのではないでしょうか
 現実的に、現地の人たちが望み、国連も望み、軍隊の派遣が必要とされているのです。
 憲法の問題があるのは分かっていますが、国連決議や平和への活動と憲法とどっちが大切かという議論喪も含めて、とにかく今日本が出来ることはないのかという議論をしなければならないのではないでしょうか。
 でないと、「イラクの人たちのために」なんて言ってた説得力が無くなります。
 どうしてこんな声が上がらないのでしょうか。
 結局イラク問題は、誰かを批判するための道具でしかなかったということなのでしょうか
 
 今こそ日本の「国際貢献」が試されているのではと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、盧武鉉さんは応援しませんが、日本の国際貢献は応援しています。




平成16年3月3日

 みんしゅ党さんへ

 

 みんしゅ党のぎいんさん。
 まいにち、国会ぎじどうでのおしごと、おつかれさまです。
 テレビやしんぶんとかでがんばっているすがたを見ると、この日本を正しくしてくれるのはみんしゅ党だとおもいました。
 わるいじみん党にたいして、おかねのもんだいとか、かんりょうのもんだいとかで、正しいことを言っているみんしゅ党はとってもかっこいいと思います。
 
 だからこのニュースも、おかねにたいしていつもかっこいいことをいっているみんしゅ党さんだから、しかたのないことなんだと思います。
 むかし、しゃみん党のつじもとさんの時も、みんしゅ党はいっしょうけんめいつじもとさんをかばっていました
 田中まきこさんの時は、いっぱいじみん党をひはんしていましたけど、今では田中さんとみんしゅ党はなかよしさんですね
 きれいなおかねと言っているみんしゅ党だから、わるいじみん党をはなれたらおかねもきれいになるのかなって思いました。
 
 ところでひとつみんしゅ党にしつもんがあります。
 こっかいぎいんさんってとってもおいそがしいお仕事って聞いていたのですけど、こがじゅんいちろうさんはアメリカにいってもう一回大学生になるっていってましたし、さとうさんもぶかの人は本当ははたらいていなかったとニュースでいっています。
 いつも「クリーン」っていっているみんしゅ党だから、これもいろいろと大人のじじょうっていうものがあるんだと思うんですけど、みんしゅ党ってヒマなんですか?
 テレビでは、わるいじみん党をやっつけるためにいっしょうけんめいがんばっているから、それがしごとだとおもいますけど、テレビに出ていない人はやることがないのかなぁって思いました。
 
 わるいじみん党をやっつけて、いい日本をつくれるのはみんしゅ党だけだと思います。
 じみん党はお金もうけばかりかんがえているから、だめだと思います。
 みんしゅ党はきれいなおかねって言っているから、ちがうと思います
 だからいろいろと大変だと思いますけど、これからもこのちょうしでがんばってください。
 おうえんしています。

 


平成16年3月4日

 小泉メルマガレビュー

 
 拍手メッセージの人へ。
 『沈黙の艦隊』は途中まで読んだことがあります。
 某ブックオフで100円で売ってた巻だけ買って読みました(笑)
 はじめの方はほぼ揃っていたんで話の流れはだいたい分かったのですが、一つ感想を言うならば、ちょっと他民族文化人の考え方の差異を考慮してないんじゃないかなって思いました。
 もし全世界の人々が日本人だったとしたら、あのストーリーも現実可能なのかもしれません。
 しかしそうでないから未だに現実世界はこうなんですね。
 おもしろいお話だとは思いますが、現実的ではないと思いました。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 小泉内閣メールマガジン 第131号 ========================== 2004/03/04
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● タウンミーティング100回突破
 小泉純一郎です。
 2001年の小泉内閣発足以来、メルマガと並んで国民の皆さんとの対話を目指してはじめたタウンミーティングの100回突破を記念して、先週土曜日、官邸と岩手県遠野(とおの)を結んでタウンミーティングを開きました。
 
 えっ、もう100回になるんですか。
 いつの間にそんなにこなしていましたか。
 この事実一つとっても、今までの内閣とはかなり一線を画する内閣ですよね。
 
 第一回のタウンミーティングで「一流の田舎にしたい。」と発言した島さんには、本州の突端、青森県大間(おおま)からきていただきました。
 「東京の築地に出荷している大間のまぐろを地元大間で味わってもらいたい。」
 と、町おこしにチャレンジするお話をうかがいました。私の地元三浦もマグロの水揚港。大きなマグロの頭をじっくりとカブト焼にして、結構うけているんですよ。
 
 100回記念の特別ゲストに普通の一般人がゲストっていうのも、なかなか珍しいですよね。
 でも「一流の田舎にしたい」っていう発想はいいですね。
 日本全国が大都市になる必要など全くなくて、それぞれの地域がその地域独特の文化を持っていることで、それが互いに影響を与え合うことによって、日本は幅の広い豊かな文化を育んできました
 それがいいんです。
 そんな豊かな日本をもう一度、ですね。
 しかしカブト焼きは美味しそうですよね。
 じゅる
 
 大阪の梅田でいやしと健康と美容の塾をひらいている坂本さんは、母子家庭のための仕事づくりにかける情熱を語ってくれました。雇用拡大のために是非お知恵を借りたいものだと思います。
 
 大阪の人ごめんなさい。
 大阪といやしが全然やえの中で結びつきませんっ
 ごめんなさっ(笑)
 
 大学生の佐地さんから「尊敬する日本の総理大臣は?」と問われて、
 「身近に知っているのは福田赳夫元総理、戦前では、濱口雄幸首相。もっとさかのぼると、総理大臣ではありませんが、赤穂浪士の大石内蔵助に心服しています。」
 とお答えしました。
 
 さすがに「自分」とは答えませんでしたか(笑)
 しかし赤穂浪士が好きなんですね。
 討ち入りますか?(どこに?
 
 遠野市の前川さんからは、民話の宝庫、遠野の観光まちづくりにかける熱意をきかせていただきました。
 タウンミーティングで出席者の皆さんの意見をうかがったり、メルマガ読者の皆さんからの感想を読むたびに、皆さんが真剣に日本のこと、世界のことを考えていることがわかり、心強く、励まされます。
 
 日本という国は政治家だけがつくるのではなくて、任せるのではなくて、一人一人こそが日本という国を形作っているのです。
 最近はそんな意識を忘れてしまっている人が多そうですけどね。
 
 先々週号のらいおんはーとを読んで、読者の方から
 「日本の行事や祭といった地域独特の催しを官邸ホームページ英語版で世界に発信しては。」
 というご意見をいただきました。
 「なるほど、それはすぐに進めよう。」と、早速担当者に指示して、観光立国の「観光宝探しデータベース」の英語版をつくって、英語版官邸ホームページにのせて、世界中の人が知ることができるように準備をはじめます。
 
 けっこう意見メール送っている人多いんですかね。
 でもこうやって本当に意見を聞いてくれるっていうのは、読者からすれば嬉しいモノですよね。
 ところで観光立国のお話ですが、そのデータベースはとても素晴らしいアイディアだと思います。
 しかしそれを官邸が一括で行うというのは、ちょっと非効率なのではないかと思いました。
 つまり、日本にはどんな地域でもしっかりと役場が設けられているんですから、一つ一つの役場が自分の地域の観光地のデータを作ればいいんじゃないでしょうか。
 そうすることにより、官邸の仕事が大幅にカットでき、なおかつその地域に住んでいる人がデータを作るのですからより詳しいデータが出来ると思うのです。
 また、自分たちの地域の活性化につながりますから、力の入れ方も違ってくるでしょう。
 東京の中央で一括してやるよりは、地方が分担してやった方が全然メリットが多いと思います。
 
 これからも、タウンミーティングやメルマガなど、皆さんとの対話を通じて、政治は一部の人のものではないんだ、身近な自分たちが政治を動かしているんだという気持ちで、積極的にご意見を寄せていただき、皆さんと一緒に改革を進めていきたいと思います。
 
 さっきの意見、メールで送ってみようかなと思ってみたり。
 
 鳥インフルエンザが各地で発生しています。
 亀井農林水産大臣に現地の状況を視察してもらいました。事業者の方には疑わしい兆候が出たらすぐに連絡していただき、行政も迅速に対応しなければいけません。食の安全は、BSE以来、皆さんが注目し、我々の食生活にとって一番大事な点ですから、不安が拡がらないように、この病気が拡大しないように、しっかりと対応していきたいと思います。
 
 死んだ鶏を放置していた業者が激しく叩かれてますね。
 まぁ生活がかかっているから気持ちも分からないこともないですけど、ちょっとアレはいただけません。
 食べる分には確かに問題はないんでしょうけど、しかしそれだけではなく、インフルエンザ菌をまき散らしてしまう結果になりますから、その辺の危機意識が希薄でした。
 つまり自分のことしか考えてないということですね。
 なにやらこの業者の社長さんは業界団体の幹部さんだったらしいですが、それならなおのこと全体のことを考えて欲しかったと思います。
 
 多くの養鶏場のにわとりは、小さなかごに入れられて、一生土の上を歩くこともなく、太陽の光を浴びることもなく、卵を産み続けることを余儀なくされています。果たして、このようなにわとりが健康であると言えるでしょうか?
 このような親鳥が産んだ卵も、放し飼いの親鳥が産んだ卵も、同じような完全栄養食品として扱われることに対して、私は常々疑問を持っています。みなさんはどう思われますか?
 
 「美味しんぼ」ちっくですね。
 しかしこういうのは「安さ」の前では仕方がないとしか言いようが無いと思うんですよ。
 一生土の上を歩くことなく育った鶏は安く出回り、太陽の光を浴びて放し飼いで育った鶏は高級品として高値で出回るワケです。
 つまり、不健康な鶏がイヤならお金を出せと、お金を出したくないなら不健康な鶏で我慢しろということです。
 これは資本主義の原則だと思いますので、どっちがいいかは消費者が選択することでしょう。
 最近生産者や生産地を明記する食品が増えてきていますので、つまり消費者の選択の幅が広がるということで、一概に悪いこととは言えないと思います。
 問題なのは、生産地等をごまかすという行為ですから、これを政府はしっかりと取り締まって、ルールづくりをしてもらいたいと思います。
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 「むがす、あったずもな」
  (構造改革特区担当/地域再生担当大臣 金子一義)
 「むがす、あったずもな」とは、「昔々、あったとさ」という意味で、民話のふるさと岩手県遠野で昔話を始めるときの決まり文句です。子供の頃、カッパや座敷わらしが登場する遠野の昔話にワクワクされた方も多いのではないでしょうか。
 
 座敷わらしって岩手県出身なんですか?
 やえは見たこと無いですけど、どこかの旅館に出るとかいう話を今でも聞きますよね。
 ちょっと会ってみたいですv
 
 先週、その遠野まで足を伸ばし、亀井農水大臣とタウンミーティングに参加しました。「クマ汁」や「キジ鍋」などユニークな郷土料理がある土地柄もあって、「食育」に関する意見も多く出されるなど、会場は熱気に包まれていました。地域の皆さんと直接、意見交換することができ、楽しいひと時を過ごすことができました。
 
 なんだかとってもほのぼのしているタウンミーティングな印象ですね。
 しかし「クマ汁」っておいしそうですね。
 クマの右手って、よく蜂蜜をとってなめているから美味しいんだっていう話を聞いたことあるのですが、ホントなんでしょうか。
 じゅる
 
 夜は、かやぶき屋根の曲家(まがりや)に一泊。夕食後には、いろり端で、おばあちゃんに昔話を聞かせてもらいました。味わい深い方言で語られる話に、時の経つのも忘れて聞きほれました。おかげで、心もからだもすっかり癒されました。
 
 SP(特別警護員)さんも一緒でしょうか?(笑)
 しかし金子大臣は東海地区の比例選出で岐阜県が主な活動拠点のようですが、岩手の「味わい深い方言」がちゃんと理解出来たのでしょうか。
 やえは一度青森の「味わい深い方言」の方としゃべったことがあるのですが、25%ぐらいしか理解出来ませんでした
 
 遠野では、まちぐるみで歴史や文化を大切にし、積極的に活用しています。昔話も、かやぶき屋根の曲屋も、そこで出された郷土料理も、すべて遠野の皆さんが大切に守り伝えてきたものです。昨年、全国初で認められた「どぶろく特区」も、地元の食文化を活かしたユニークな試みの一つです
 
 これぞ総理のお話の中での「一流の田舎にしたい」の精神ですよね。
 こういう文化の下支えがあってこその、今の日本なのではないでしょうか。
 文化とは、西洋とかシナのようなところは一部の上流貴族だけの特権でしかありませんが、日本では「どぶろく」のように特権階級だけでない全ての人が文化たりえる風土なのです。
 これって素晴らしいことだと思います。
 
 私の仕事は、遠野のように、地域の「強み」を活かして地域の再生を図ろうとする取組を全力で応援することです。地域の皆さんが知恵を出し、力を合わせて取り組めば、地域は必ず元気になります。
 
 元気ですかーっ!!
 元気があればなんでもできるっ!!
 
 実際、遠野では、「どぶろく特区」が全国的に評判になり、観光客が前年から大幅に増加しています。観光客が増えれば、それが刺激となって、次の新しいアイディアも出てきます。設備投資や雇用の拡大も期待できます。ちょっとした知恵と工夫が、好循環を生み出すのです。
 
 観光だけでなく、通信販売とかできればそれだけでも利益を上げることができるでしょうし、いいことずくしですね。
 新しいビジネスが生まれています。
 
 今回の旅で、カッパや座敷わらしに会うことはできませんでしたが、力を合わせてまちおこしに取り組む遠野の皆さんと直接触れ会うことができ、私自身、地域再生への思いを強くしたところです。
 
 金子大臣はカッパに会いたかったそうです(笑)
 でも国会にはカッパじゃないですけど、宇宙人ならいるじゃないですか(笑)
 
 来週から、地域再生タウンミーティングで全国各地にお邪魔します。各地域での取組については、改めて報告させていただきますが、とりあえず今回のお話はこの辺で…「どんどはれ」(おしまい)。
 
 こういう場で地域の特色を語っていただければ、その地域にはいい宣伝になって、それが再生への起爆剤になるかもしれないですから、日本全国各地のお話を聞かせていただきたいですね。
 日本全国を飛び回るとそれだけでお疲れだと思いますが、地域再生のためにがんばってください(おしまい)。
 
 
 [編集後記]
 ここ数日寒い日が続いていますが、国会前の憲政記念館では寒桜が満開で、一足早い春を感じさせてくれます。
 
 ちょっと前はかなりあったかかったですからね。
 その時に春だと思って咲いちゃったのだと思います。
 でも寒桜も粋ですよね。
 
 先週六者会合が行われました。核問題について相当突っ込んだ議論が行われ、今後さらに継続していくことに合意したことは、一歩前進だと思います。拉致問題についても、日本は全体会合の場で強く訴えたことはもちろん、日朝間でも相当じっくりと議論しました。次回の日朝政府間協議で粘り強く交渉してまいります。
 
 外交というのは相手があることですので、なかなか成果を上げるのもむずかしいですから、こればかりは粘り強くやるしか方法は無いでしょう。
 長引いて困るのは、エネルギーや食料が全く足りいていない北朝鮮の方ですから、むしろ時間を稼ぐというのも有効な手だと思いますので、その辺は冷静に世論も被害者の方々も見てもらいたいなぁと思っています。
 がんばりましょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成16年3月5日

 骨髄バンク

 
 ワシ登場♪
 
 あら、天堕さん、自粛中じゃなかったんですか?
 
 いや、今日は真面目に語ろうと思ってな
 
 出来るんですか?
 
 ぷるぷるぷるぷる
 
 
 でだな、以前脳死した時の臓器提供ドナーカードの話をしたの覚えてるか?
 
 はい。でも、かなり前のお話なんで、ちょっと思い返してみましょうか
 

 これが出た時にはちょっとした話題になってたろ。
 その時にな、オレもこれを持っておこうかと思っていたんだよ。
 理由は2つ。
 
 1.脳死は死だと思っているので、植物状態のまま無意味には生きていたくない
 2.無意味に生きるのであれば、誰かの希望になれるという有意味に死にたい
 
 まぁなにより、オレ自身のためという側面が強いかもな。
 
 天堕さんらしいですね。
 で、今も持っていらっしゃるんですか?
 
 いや、それでな、そのカードを持とうかと思って、当時、数いるウチのある一人の恋人に相談したんだよ。
 
 ああ、そうですね。こういう問題は大切な人と相談してからが大前提ですからね。
 で、なんて言われたんですか?
 
 「アナタがそう思うなら仕方ないけど、でも私は、アナタが死んだ時に、全く知らない人なのにそのためにアナタの体が切り刻まれると思うと、それはイヤだなぁって思う」
 
 あー・・・・・・。
 
 ・・・・・・・・。
 
 それで結局どうされたんですか?
 
 いや、さすがにやめたよ。今はドナーカードは持ってない。
 
 そうですね。やっぱり他人よりは自分のことが一番大切なのは人間の普通の感情ですからね。

 
 うむ。というわけでな、オレは「持たないという意志を持って」ドナーカードは持っていないんだ
 
 ドナー登録っていうものを知らずに持っていないんじゃなくて、持つか持たないか検討した上「持たない」という選択をした、ということですね
 
 そう。しかしだな、最近のマスコミとかを見ていたら、なんだか「持たない人はダメ」といっているような風潮があるんじゃないかと思うんだよ
 
 どういうことですか?
 
 臓器移植ドナーカードとはまた別なんだがな、ちょっとこのCMを見た時に、それはちがうんじゃないかって思ったんだよ。
 
 公共広告機構の骨髄バンクのテレビCMですね
 
 動画も見れるんだが、このサイトにも載せているナレーションに注目してくれ
 

 あの頃、もし日本に骨髄バンクがあり、あなたのドナー登録があったなら、きっと僕らは、46歳の夏目雅子さんに会えたにちがいない。

 
 これってさー、極端な言い方してしまえば、「ドナー登録が無かったから夏目雅子は死んだんだ」と取れなくもないし、つまり「ドナー登録しないヤツは夏目雅子を見殺しにしたことと同じだ」と言ってるように聞こえるんだよね
 
 ・・・うーん、ちょっとそれは極端じゃないですか?
 
 だから極端な言い方をすればって言ってるだろ。でもだな、「登録が無かったから夏目雅子は死んだ」というのはアレにしても、やっぱり風潮的に「ドナー登録していない人は、病気で苦しんでいる人を見殺しにしている」って言ってるような感じになってるような気がしてな
 
 まぁ確かにこのCMだけでなく、患者さんの家族なんかが、「ドナーさえ見つかれば助かったかもしれない。もっと早く法整備をして多くの人に登録者になってもらいたい」という感じのことはよくおっしゃってはいますよね
 
 そう、あたかも「登録は義務だ」と言わんばかりじゃないか?
 
 まぁ、ご家族の気持ちからすれば仕方ないことなんじゃないんですかね
 
 それはそうだろうけど、ではなぜオレは登録をしないと言っているのかと言えば、それはやはり家族(愛する人)の気持ちを考えた上でやらないと言っているわけで、どっちが尊いのかというのは比べられないモノだと思うんだよ
 
 はい。おっしゃることはよく分かります
 
 ドナー登録者が増えることは確かにいいことではあるんだろうけど、でもだからといって安易にドナー登録者を増やそうとして、こういうCMを放送するのはちょっといただけないんじゃないのか。もう亡くなった人を持ち出して「会えたに違いない」すなわち「死ななかったに違いない」と言うのは、それは人の罪悪感を湧き起こさせ、そこにつけ込む方法と言わざるを得ない。ちょっと卑怯なんじゃないかな
 
 そうですね。ドナー登録はこれはあくまで完全なる善意で行うべきであって、何か後ろめたい気持ちとか後押しされるような登録の仕方は良くないですね
 
 うむ。少なくともオレは本気でこの問題を考えて、そして出した結果として「登録しない」という選択をした、ということだ
 
 はい。でも、問題を考えることは大切ですから、少しでも多くの人にこの問題を考えてほしいとは思いますね
 
 そう、考えようとするきっかけを作ることはいいことだと思うから、そこをCMなりで啓蒙すればいいと思う。ただし結論を押しつけたり誘導したりするような活動は間違っているんじゃないのかと思ったのだ。だから公共広告機構には「考えるきっかけ」を作るCMにしてもらいたいと思う
 
 みなさんはどうお考えですか?


平成16年3月7日

 お詫びと訂正

 
 えーと、すんません。確かに混同してました。
 天堕 輪です。
 ドナーカードという言葉が一緒だったんで、深く考えずに一緒にしてしまいました。
 が、脳死になってからの臓器を提供するドナーカードと、 骨髄バンクのドナーとは全く別ものでありました。
 ので、本文では一緒にしてしまっているところを訂正させてもらいました。
 
 ただ、生きているウチにやろうがやるまいが、その結論を強制もしくは誘導させるようなCMに疑問を感じることにおいてはどちらも変わらないので、先日の更新の大もとの部分では問題ないと判断させてもらいました。
 特にこのCMの「夏目雅子に会えたに違いない」という言い方は、ちょっと卑怯すぎるんじゃないかなと思いました。
 
 話はちょっと変わるんですが、先日「ブラックジャックによろしく」の8巻が出ました。
 長かった「癌編」が終わりました。
 この手の問題は話を最後まで聞いてからでないと意見を言うべきではないと思っているので、終わるまで待ってました。
 次回以降からまたこの話も更新のネタの一つにしていきたいと思っています。
 とてもとても重い話題です。
 「命の尊厳」というものを考えていきたい。
 
 オレのミスの指摘を差し引いても前回の更新に対する反応というモノはいつもより多かったです。
 とても皆の関心が高い話題なのでしょう。
 脳死のことドナー登録のこと癌のこと・・・、命の尊厳についてみなさんの思いをこの機会にお聞かせ願えれば幸いかと思います。
 掲示板でもメールでも結構ですので、よろしくお願いします。
 
 最後に、このようなミスをしてしまったことに対して深くお詫び申し上げます。
 と同時に、いろいろな形でのみなさんのご意見やご声援に感謝しております。

平成16年3月8日

 祝50万ヒット&ねとらんトレカ化

 
 ぱんぱかぱーん
 
 どんどんどん
 
 50万ヒットありがとうございまーす
 
 おおいえ。いつの間にか50万ヒーッツ!!
 
 いやー、よかったですねー天堕さん。3年やって2万ヒット、一日計算18ヒットしかしなかった頃に比べて、もう夢のようですねー
 
 ・・・おめーがゆーなよ。まぁ確かによくやったなぁ。オレ自身ももうこのサイトでは4年半だもんなぁ。よくやったっ。ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡  感動した!
 
 では、さらに次を目指して頑張りましょうね。
 みなさんありがとうございますっ!!これからもよろしくお願いしますv
 
 
 
 さて、ところで、実はもう一つ重大ニュースがあるんです
 
 実は
 
 やえが脱ぎます
 


                _                           ∧_∧
               ̄   ̄                         (´Д`>>あまおち;)
        . '            ヽ
       /                                    //
      /                                  //
           ,-( ヽ         i               /
    /       メ、ヽ ヽ          |               /
          /  ヽl  |        |            /
        /    // /        !          ,
       /∧_∧// /
     / ( ´Д/ /
    /   γ    /         /
  θ     ヘ    |        /
         )   |       ,
         /     |
         /  ヘ   |   /
        i  / |  |  /  /   , '    _/  |l
       /  /   |  |    し'   /      / ̄/
      /  /.  /  |       (   _   /  /   〃,
     (  /   /  l  と と )  て ̄          /
     し'   /__) (_(_,J

 
 はぁはぁ、脱ぎません。
 
 で、ですね、実は
 
 むしろオレが脱がす
 


───────────────────────────−──────―
────────‐───────────−────────────―─‐
─‐────────────‐────────‐∧_∧ ───‐──―──‐
─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(; ´Д`) ────―─‐──‐
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ /    /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\  \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| |  /‐─‐/ | | ─────―
―‐――──‐ /∠_,ノ    _/_───‐―──―─‐| |  /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
──/──‐──────────────―−───‐(_)_)─────―─
─/────────−────────────‐──────────―‐
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 はぁはぁはぁはぁ、ホモ星に帰れ
 
 それでですね、実は「ネットランナー」っていう雑誌のですね、来月号になんとトレカとして載ることになりましたーっ!!
 
 ーーー・・・・、あれ?なんかツッコミ入れてくださいよ?
 あ、そういえば天堕さんはさっきやえが切り刻んだんでしたっけ。それなら仕方ないですね。
 
 
 というワケで、そういうご連絡を編集の方から頂きまして、どうやら載るようなのです。
 どうやら、というのはですね、今日発売のネトランにそのトレカの予告が出るというお話だったので早速買ったのですが
 

こんだけ

 
 えーと、やえのやの字も見あたりませんでした。
 だから本当にやえがカードになれるかのちょっと不安だったりします。
 一応ちゃんとメールはいただいているので大丈夫だとは思うんですけどね。
 
 今回もトレカのイラストレーターさんはビックリマンチョコの方だそうです。
 やえがどんなになるか今からワクワクしています。
 特にやえがいつも着ている和服がどのように表現してくださるのか、またやえの決めゼリフである「右も左も逝ってよし!!」も載せてくださるのか、とても期待しています。
 ここで「おはろーございます」がきたらすごいなぁとか思っているんですけどね(笑)
 
 ところで、やえの他にどんな方々が一緒にトレカ化するのか、実際やえもよく分からないんですよ。
 なのでもし「私トレカになるよ」とか「あの人トレカになるらしいよ」という情報があれば教えてください。
 よろしくお願いします。
 文通からはじめましょう(違
 
 
 というワケで、今日はWお祝い更新でした。
 ホントはネトランにどのようにやえが載っているのかいろいろといじり倒そうと思っていたんですが、全然載っていなかったというオチでしたので、ごめんなさい、今日はあまり内容のない更新でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ぬ、ぬげ〜
 
 
 
 
 
 
 
 
 


        ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
                  i|          .|i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ

 

平成16年3月9日

 ドナーカードとブラックジャックによろしく

 
 あー、昨日はエライ目にあったなぁ。
 修復するのに「兵器になるしか手はありません」って言われた時にはどうしようかと思ったよ。
 これじゃ「最終兵器彼氏」になっちゃうよ。
 全然萌えないよ。
 萌えたよ、萌え尽きたよ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 ごほん。
 あー、ところで、ドナーカードについてはいろいろと反応を頂いたのだが、なんかますますオレの無知さにツッコミいれられまくってるみたいで恥ずかしい限りである。
 まきなちゃん
 

 まず注意しておいてもらった方がいいこととして、骨髄移植のドナー登録は臓器移植カードとは全くの別物だということがあります。臓器移植カードは脳死者の臓器を患者さんに移植するというために使われているのに対して、骨髄移植の方は別に脳死とかではなく生きている方の骨髄液を患者さんへ移植するというものです。ついでにいいますと骨髄ドナーでもカードはもらえますけど別に所持しておく必要があるものとかではなくて、実際の移植の際には、患者さんの白血球の型が一致するドナーの方に直接連絡が来て、それから色々と手続きをして移植の段階にうつっていきます。

 
 冷静に突っ込まれたり。
 うん。ごめん。オレが悪かった。
 まきなちゃんってばカワイイ顔してきついんだからぁ〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 ごほん。
 で、もう一つツッコミ頂いた。
 

 ○骨髄パンクとドナーカードに付いて天堕さんは語る
 天堕さんの、公共広告機構に対する考えはまったくもってその通りだと思います。
 でも、ドナーカードには「3.私は、臓器を提供しません。」という選択もあります。
 ACの広告はどちらかというと「臓器を提供しないことが見殺しにしている」というかもしれませんが。
 家族の方等が「提供します」と言うことを防ぐため、「提供しない」という意思表示のために
 ドナーカードを持ってみてはいかがでしょうか?私は提供しない意思表示のために持っています。

 
 ごめん。おっさん全然知らなかったよ。
 というかオレのせいでいたっちゃん(なれなれしい)も混同しちゃってるっぽいけど、臓器移植のドナーカードね。
 で、臓器ドナーカードには「提供しません」っていう項目があったのかー。
 しらなんだー。
 あー。
 あー。
 あー。
 おじさん反省します。
 世間の「登録しなければならない」という風潮には反対するけど、ドナーカードを作った人たちは一応ちゃんとこの問題は考えてくれていたのかな。
 と、これを知ったからにはこのままでは言いっぱなしの口だけの行動力のない民主党になっちゃうから、できるだけ早くこのドナーカードを手に入れて、「提供しない」という項目にチェックを入れてサイフの中にでも忍ばせることにしよう。
 どこに行けばあるのかな?
 区役所かな?
 時間がある時にもらってくるよ〜。
 
 
 というわけで、無知なおじちゃんから、やえたんにバトンタッチ。
 
 
 
 
 あら、今日はずいぶんおとなしいじゃないですか?
 あれでも一応かなり反省しているみたいです。
 と、やえにも責任はありますから、やえからもお詫び申し上げます。
 いろいろと難しいモノですね。
 でも、おかげで多くの方にいろいろと考えていただけているし、やえも色々と考えることが出来ているので、それはすごく良かったなぁと思っています。
 天堕さんも、草葉の陰で喜んでいると思います・・・。
 
 
 
 こ、ころすな〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 ん?
 
 
 
 さて。
 では「ブラックジャックによろしく」いきましょうか。
 多分一度には書ききれないので数回に分けられると思うのですが、当サイトは分けると長続きしない法則がありますので、気持ちを楽にしてお読みいただければと思います。
 ごめんなさい(笑)
 でも、お話もかなり重くなるので、気持ちだけはリラックスしていきましょう。
 
 ちなみに以下「よろしく」のネタばれ満載ですので、もし内容を知りたくないという方は、漫画を先に読んでから以下をお読み下さい。
 ちなみに雑誌の方は買っておりませんので、情報は単行本(今日までで8巻)だけの情報となります。
 
 
 ところで、いきなりでアレなんですけど、実はやえはちょっと「よろしく」には不満を持っています。
 と書くと語弊があるんですが、当然一つの話してしては良く出来ていると思いますし、なにより「命の尊厳」という普段はタブーに近いような話を、必要以上に構えることもなく考えるきっかけになるので、その辺はかなり評価しています。
 そして、すごくリアリティあふれるお話に仕上がっているところも、とても良い部分だと思います。
 
 ではどこが気にくわないのか。
 主人公の斉藤さんの青臭さの部分も気にかかるんですが、それはまぁ成長物語ということで、またこの話の基本的な設定になるので、それはおいておくことにします。
 しかしこの点がどうしてもやえは気になるのです。
 それは、「最後は必ず“救い”が用意されている」ということなんです。
 
 ちょっとここで「よろしく」の大まかな内容を整理しておきましょう。
 「よろしく」は今のところ大きく分けて4つのパートに分かれています。
 これは主人公の斉藤さんが研修先として行っている課ごとで区切られています。
 
 1.外科編(単行本1巻)
 2.循環器内科編(1〜2巻)
 3.新生児編(小児科編)(3〜5巻)
 4.がん病棟編(5〜8巻)
 
 全てのパートにはそれぞれ一人(新生児編は双子の子供二人一組)の患者が斉藤さんの担当となり、その人の病気を中心にストーリーが進みます。
 どれもかなり重い症状だったり事情だったりして、本人や周りの人間はとても苦しく悩み葛藤し闘っていきます。
 しかしこれらのお話の最後には必ず「救い」が用意されているのです
 
 内科編では、担当患者さんの病気の手術は斉藤さんが勤める病院ではほとんど失敗すると言われていて、本当ならどうしようもない状況だったのですが、しかし本家ブラックジャック張りの「一匹狼外科医」に出会い、頼み込んで手術をしてもらい、最終的には成功しています。
 しかし現実世界を考えてみると、果たして本当に一匹狼外科医にそう簡単に会うことが出来るのか、その辺は疑問に思わざるを得ません。
 実際に「一匹狼外科医」さんにはモデルとなった人がいるらしいのですが、それだって実際に会える可能性というモノを考えたら、一般モデルとして考えるのは適切でない確率だと思います。
 もちろん「一般モデルで描け」と言っているワケではないのですが、しかしこれは全てのパートに言えることなのですけど、逆にこういう「希有な救い」が最後には必ず出てくるという確率を考えた時に、このマンガで起きている問題がかなりリアリティがある分、「希な救い」が逆にウソっぽく見えちゃうんです。
 
 もちろんこれはやえが感じた感想なので、それをみなさんに押しつけるつもりは毛頭無いですし、やえが穿った見方をしすぎなんだとは思うのですが、しかしどうしてもそう感じてしまうので仕方ないとしか言いようがありません。
 新生児編でも、最後には「母親が離婚してダウン症の子供を引き取る」という救い、さらには最後の最後にはまた夫婦復縁して子供と三人で暮らすという救いを用意していましたし、だからがん編で別の救いを用意していた時には、正直「またか」と思ってしまいました。
 新生児編の双子のお兄ちゃんの方は死んでしまうという結論になってしまいますし、がん編の患者さんも最後は死んでしまうのですが、それでも皆が揃ってパッピーエンドになっているという点は、ちょっとどうなのかなって思うんです。
 それは主人公である斉藤さんの存在によって皆が幸せになれるというのがこの物語の基本構成ですからそれは当然と言えば当然なのかもしれませんが、それでもさっき言ったようにリアリティから考えれば、この「皆パッピーエンド」という救いの用意は、そのリアリティを削いでいる結果になっていると思います。
 
 がん編ではそれが顕著に表れているような気がして成りません。
 途中まではどこをどうやっても救いの光明が見あたらないようなストーリー展開だったのに、最後は「緩和ケア科」を設立するという結論になっていて、これが「救い」となって、全ての人がハッピーエンドのように描かれているのですが、正直ちょっと無理があるんじゃないかなって思いました。
 なんだか今までの苦悩がなんだったのかと、白けてしまったような感覚です。
 まぁ、この辺もまた後ほど個別に具体的に扱っていきたいと思います。
 
 
 なんだか今回は「よろしく」を題材に「命の尊厳」を考えるのではなくて、ただ「よろしく」に対して意見を言っただけになってしまいました。
 すみません、ついでにもう一点述べさせてもらいます。
 
 この漫画は主人公である斉藤さんの「青さ」がキーポイントになっています。
 つまり既存の“大人の世界”に迎合することなく、斉藤さんが本能で感じ取ったことをそのままストレートに表に出すことで様々な問題を見直していっている、というのがこの漫画の基本構成です。
 だから、「大人側の言い訳」はかなり否定的に描かれることが多くなっています。
 しかしやえはそんな「大人の言い訳」もあながち間違いではないんじゃないかと思っています。
 具体的に挙げますと
 
 「医局制度にどんな不満があるのか知らんが、不満があるなら自分が権力を握って変えるしかないんじゃないのか?」(1巻斉藤先生の指導医白鳥先生)
 「教授の使命は教室の研究業績を重ねることだ。臨床能力が特別に優れている必要はない。君が救えるのは君が出会った患者だけだ。私はすでに私の研究成果で数百万人の患者を救ったよ」(3巻外科教授藤井先生)
 「音楽の才能がある子を欲しがる親がいても…手のない子供を欲しがる親は絶対にいない…。障害はどこまでいっても傷害だ…。断じて個性などではない…!!」(4巻双子の新生児の父親)
 など。
 
 でもこれ、やえは正論だと思います
 特に藤井教授の言葉はマキャベリズムのような考え方で、簡単に否定出来るようなモノでもないと思います。
 目の前の、まさに目先の事だけにとらわれていると、見えないところでは大勢の人が損害を被っているということもあるというのも現実です。
 斉藤さんがどのような態度を取るか立場を取るかは本人が決めることですが、しかしその裏の現実にも正視する必要があるのではないでしょうか。
 これは藤井教授にも言えますけどね。
 
 
 というワケで、かなり長くなりましたが、「ブラックジャックによろしく」を触れるにあたっての全体的なやえの感想でした。
 次回以降でもっと深く「命の尊厳」というものを考えていきたいと思います。
 
 できれば、漫画を読んでいないと分からないようなことも出てくると思いますので、出来るだけそうならないようには努力しますが、どちらにしても読んだ上での方がよく分かると思いますので、是非「よろしく」を読んでみてください。
 損はさせないと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、「ブラックジャックによろしく」を応援しています。


平成16年3月10日

 最近のよしりん先生

 
 わーい。
 たくさんのご祝辞ありがとうございましたー。
 トレカの方も「買います」って言って頂いて、とってもうれしいです。
 しかし、他にトレカになる方の情報が全くありませんので、是非知っておられる方はご一報ください。
 なんか壮絶な罠だったらどうしよう、とか思っていたりしています(笑)
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日はちょっと、小林よしりん先生について語ってみたいと思います。
 
 最近のよしりん先生は突っ走っておられます。
 もう「東大一直線」バリに「反米一直線」です(笑うところ)。
 アメリカがやることなすこと全部否定しているような勢いで最近の論調は飛ばし続けておられます。
 
 また、最近は保守系論壇が真っ二つに割れてしまっていて、そんな反反米派に対してもよしりん先生は「ポチホシュ」と名付けて攻撃の手をゆるめず突っ走っています。
 最近の『SAPIO』の連載でも、そのほとんどが、「アメリカ叩き」か「追随外交叩き(主に小泉叩き)」か「ポチホシュ叩き」で占められています。
 
 やえは安易な反米論調については何度か言及をしてきました。
 「北朝鮮マンセー政策や親米政策は、それは国民がそれを認めて支持していたからこそこうなったワケで、政治家だけに責任を転嫁するのは違うのではないか」
 「大儀大儀と言うが、日本は今までアメリカや世界に甘えて生きてきたのに、それなのに今さら大儀だけを主張する資格が日本にはあるのか」
 「親米外交をやめろと主張するのであれば、日本の軍事化を同時に主張しなければ、それは駄々っ子論でしかない
 しかしよしりん先生は、理屈を抜きにして、「とにかく何が何でも反米」路線で突っ走りまくります。
 
 しかしこの路線について行けないっていう人も最近よく見かけられます。
 正直に言ってしまえば、やえもちょっとうんざり消化不良気味です。
 
 そんな状況だと当然、「よしりんは変わってしまった」という意見も出てきます。
 慰安婦問題や南京問題ではあれだけ理論的にチクチク攻めていっていたのに、どうして今は「反米」というモノだけに囚われているのだろうか
 やえもそう思わなくもありません。
 
 ただ、やえは信じている部分もあります。
 これは更新でもよく言っていることなんですが、よしりん先生は敢えて過激なことを言って、それを原動力に世論を変えようという手法をとられているんだと思っているんです。
 やえとしましたら、政治家というのは世論の代表者ですから、世論を責めずに政治家だけを批判するという手法はあまり好きではないのですが、しかし世論をくすぐるには常套手段ですから、まぁそれもアリだとは思っています。
 
 しかしそれにしても最近のよしりん先生は飛ばしすぎだなぁと思わざるを得ないというのが最近の状況です。
 
 そう思いながら最近の『SAPIO』とよしりん先生を見ていたのですが、ふと「旧ゴーマニズム宣言」を読んでいたら、あることに気がついたのです。
 もしかしたら今の突っ走っているよしりん先生の方が普通で、以前の慰安婦問題とかのよしりん先生の方がよしりん先生的には普通でないやり方だったのかもしれない、と。
 
 つまりですね、元々よしりん先生は、現実的にそれが可能かどうかという部分はあまり顧みずに、理想論に近いようなことを言い放っていくっていうのが本来のスタンスなんだと気づいたのです。
 例えば「旧ゴー宣」では、現実不能の提言に「部落解放フェスティバル」というモノがあります。
 これは、アイヌやインディアン(というのも差別語らしいのですが)は自らの文化等を主張することによって差別を克服(完全ではないでしょうけど)したように、部落民も自らを誇ることによって差別を克服しよう、という運動の提言なんです。
 この説明はちょっと語弊があるかもしれませんが、しかしどっちにしても無理な話です。
 
 このようによしりん先生は「現実的に可能か不可能か」ということをあまり考えずに突っ走って書くのがご自身のスタイルなんだと思うんです。
 だから、もしかしたら今の反米に突っ走っている姿も、前が異常で今は正常なのかなぁって思ったんです。
 とにかく日本が「精神的自立」しなければならないというのはやえも全く同意見ですから、アメリカべったりの今の日本の状況は好ましくありません。
 また先の大戦も、今こそ正しく再評価しなければならないのも同意見です。
 最終的には反米という結論になるというのは、正しい意見だと思っています。
 だからよしりん先生は、この最終結論に至るためのみちすじを、最短距離で突っ走っておられるのでしょう。
 それがよしりん先生の元々のスタンスなんですね。
 
 それは、今でもどんな場合でも肩書きはかたくなに「漫画家」としていることからも、それがかいま見えているのかもしれません。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、よしりん先生を応援しています。



平成16年3月11日

 小泉メルマガレビュー

 
 小泉内閣メールマガジン 第132号 ========================== 2004/03/11
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● タマゴのはなし
 小泉純一郎です。
 鳥インフルエンザについては、地元と協力して、政府をあげて対策を進めています。みなさんの不安を少しでも早く解消できるようにしていきたいと思います。
 
 なんか大変なことになってきましたね。
 問題を起こした養鶏場の経営者の会長さんが自殺して、なんだかその会社に対するバッシングが出来ない雰囲気が生まれてきてしまい、そのバッシングが適切だったかは分かりませんが、真相解明に水を差す結果にならなければいいのですけど。
 
 先週、小さなかごに入れられて、一生土の上を歩くこともなく、太陽の光を浴びることもなく、タマゴを産み続けるにわとりのタマゴと、放し飼いのにわとりのタマゴが同じように扱われていることに対する私の疑問について、たくさんの読者からメールをいただきました。
 
 これに対しては、やえもちょっと苦言に近い事をお話しさせていただきました。
 
 「『卵を産む機械』のような養鶏のあり方の話に同感です。」、「ちょっと値段が高いですが地鶏のタマゴを使っています。」などの意見がたくさん寄せられました。
 「低コストで高品質の鶏卵を生産する方法がすべて間違いとは考えていません。」、「物凄いリスクを抱えて国民の台所を預かっている養鶏業者に失礼な話です。」という意見も寄せられました。
 
 
はい。
 このように消費者が選択出来るということが良いのではないでしょうか。
 別に誰にも強制されるワケではなく、消費者が自分で選べることが出来るのですから、これでいいのだと思います。
 
 私が小さかったころ、タマゴは病気になったときでなければ食べることができないくらいの貴重品でした。
 
 あー、なるほど。
 小泉さんはそういう原体験から前回お話ししたようなお話が出てきたのですね。
 ちょっと分かる気がします。
 
 あれから何十年も経ちましたが、この50年間、タマゴの値段は、昔も今も10個200円ぐらいで変わりません。いわば物価の優等生です。
 
 え、それはまた珍しいですね。
 それって優等生という言うべきなのかどうかちょっとよく分かりませんけど、とにかくスゴイ自信だ(?)
 しかし50年前はもの凄く高かったということだけはよく分かりますね。
 
 いまや、世の中は豊かになって、なんでも安ければよいという時代ではなくなりました。コンビニのおにぎりも、少しぐらい高くてもおいしいおにぎりの方がよく売れるという話を耳にします。
 タマゴも、スーパーではひとつ500円もするタマゴが売られているという話をきいて、びっくりします。
 
 んー、その風潮は、やっと不況から脱出できそうになったごくごく最近のお話だと思うんですけど。
 ちょっと前までは、100円ショップとか、69円ハンバーガーとかが時代の寵児でしたよね。
 
 手間がかかって少し高いけれども、太陽の下で育った健康なニワトリのタマゴが欲しいという消費者もいれば、安全で安価なタマゴが欲しいという消費者もいます。養鶏業者の方々には、こういうさまざまな消費者の要望をみたすように、いろいろな種類のタマゴを提供する工夫をしていただければと思っています。
 
 あれ?
 そう言われると、やえの言うことがなくなっちゃうんですけど・・・(笑)
 
 このメルマガも、今週で132号。「今週は何を書こうか」と苦心しながらここまでこれたのも、毎週たくさんの皆さんが読んでくださっているおかげです。読者のみなさんから寄せられるご意見を拝見するのも楽しみです。
 
 いや、これはもうやえも全く同じ気持ちです。
 どんな意見でも、例え反対意見だったとしても、それはとてもうれしいですし、ありがたく読ませていただいております。
 そしてここまで続けられている原動力になっています。
 
 今週は、サマーワで活躍している陸上自衛隊の佐藤一佐にイラク便りを書いてもらいました。
 
 おお、例のおひげの隊員さんでしたっけ?
 それは早速レビューしないといけませんね。
 
 来月からは、読者のみなさんから寄せられた質問に答える「らいおんインタビュー」も始めます。
 
 それはなんだか楽しみですね。
 質問は募集しているのでしょうか?
 
 先週、国会内のおそばやさんで昼食をとった後、いい天気にさそわれて議事堂の前を歩いてみました。梅と桃、それに早咲きの桜の三種類の花が同時に咲いていました。もうすぐ春だなと実感しました。小泉内閣のすすめる改革も、花を咲かせて、大きな木に育つように、これからも頑張ってまいります。
 
 この前、赤坂の「じゃんがららあめん」に食べにいってましたよね?(笑)
 やえも赤坂店には何度か行ったことあります。
 また、向かい側には「赤坂ラーメン」があったりするので、そっちの方もどうぞ(笑)
 やっと東京もあったかくなりました。
 潔く散る桜にはならないようにがんばってくださいね。
 
 
 ● 「力の空白論」を超えて(防衛庁長官 石破茂)
 私が高校生の頃だからもうかれこれ30年ほど昔のことになるが、先般逝去された山中貞則先生が防衛庁長官ご在任中、何かの折に「わが自衛艦隊はプラモデルだ」と発言されたことがあった。当時私はこの言葉の意味が理解できず、非常に不思議な思いがしたことを今でも良く覚えている。その真意をお伺いする機会もないまま先生は逝去されてしまったが、小泉総理が先生御逝去の折に出された談話の中に「先生は物事の本質をズバリと言い当てる方であった」とあったように、ある意味で当時の防衛力の本質的な一面を言い当てた表現ではなかったかと、今にして私は思うのである。
 
 アイドル茂キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 そして一文がながーい(笑)
 しかし石破さんがプラモデルって言うと、どうしても某チャリティーオークションの時に出展しておられた、中川大臣の北海道詰め合わせより高くなってしまった、戦闘機のプラモデルを思い出してしまいます(笑)
 
 えーと、ちょっと真面目に。
 中山先生の言葉は、つまり見た目だけは立派でも実際に使えるモノではない、という意味なんだと思います。
 自衛隊、特に少し前までの自衛隊にはピッタリの形容詞かも知れません。
 
 最近「存在する自衛隊から機能する自衛隊へ」というフレーズが多用され、「それでは今まで機能していなかったのか」と問われそうであるけれども、現在の防衛力整備構想の背景をなす「力の空白論」と、この山中発言とは、その根底においてつながっていたのではあるまいか。
 
 ふむふむ。
 いつもですが、石破さんの文章には、とても読みたくなる迫力がありますね。
 
 いわゆる「力の空白論」とは、冷戦期において東西両陣営の力が均衡する中にあって、日本のみが「力の空白」となって不安定要因となることがないように、との構想であった。従って具体的な「脅威」を想定することなく「独立国として備えておくべき一通りの防衛力を整備する」という極めてユニークな防衛構想だったのである。
 
 つまり平たく言うと、「私は誰の敵にもなりません。というか出来ません。だからだれも敵にもならないでね」という防衛構想ですね。
 これは冷戦期の日本ではほとんどの人が支持していた考え方です。
 
 もちろんそこにはそれなりの合理性が存在し、さればこそ今日までわが国の独立と平和は保たれてきたのであるけれども、ポスト冷戦、さらにはポスト9.11という、冷戦期とは全く異なる安全保障環境が現出した今日、新しい防衛構想を構築することは、国の独立と平和に責任を有する政府として国民に対する当然の義務である。
 
 確かに戦後から60年、かたち上での戦争はありませんでしたから、かたち上では平和と言えたのかもしれません。
 しかしその裏では、北朝鮮による拉致問題とか、アメリカにベッタリ頼らざるを得なくなってしまっている日本国家のあり方とか、取り返しがつかないような鬼っ子を生んでしまったのも事実です。
 それを払拭する意味でも、今までの考え方を改めることは大切なことなのではないでしょうか。
 
 このような考えの下、昨年12月には平成16年中に新たな防衛計画の大綱および中期防衛力整備計画を策定することが閣議決定されたのである。その具体的な議論については次回以降ご紹介したいと考えているが、決して侵略国家とならないわが国の姿勢をさらに鮮明にしつつ、日本国ならびに国際社会に対する責任を果たしていきたいと願うものである。
 
 まぁ普通に考えて、現在の世界情勢では今のアメリカ以上の侵略国家にどの国もなり得るはずもないというのは考えるまでもないことで、サヨクが大日本帝国のような国家になると叫んでいるというのは、もう滑稽の極みとしか言いようがないでしょう。
 そろそろこんな議論も終わりにしなければならない時期に来ていると思います。
 石破さん、相変わらず(・∀・)イイ!!ですね。
 
 
 [特別寄稿]
 ● 「ウェルカム、ヤバーニ」
  (イラク復興業務支援隊長、1等陸佐 佐藤正久)
 サマーワの地に来て1カ月を過ぎました。私以下、隊員はみんな元気に活動しております。
 
 こんにちはー。
 お元気ですかー?
 我らが誇るべき日本自衛隊の皆様、遠い地でのお仕事ご苦労様ですv
 
 1カ月前、クウェートから車両隊列を組み、ラクダや羊の群を時折見かけるだけの一面の砂漠をサマーワに向かいました。
 
 シュールでしたよね。
 砂漠を突き抜ける自衛隊の周りを囲んでいる日本のマスコミの群れ・・・。
 
 イラクの子供たちは、日の丸をつけた自衛隊の車両に気づくと、遠くから一斉に走って来て手を振ります。「ヤバーニ、ヤバーニ」と、明るい笑顔で精一杯手を振ります。大人もそうです。すれ違う車や、歩道から大きな声を出して、「ウェルカム、ヤバーニ。ウェルカム、ヤバーニ」と言っています。人前で自己表現しないと思っていた黒装束のアラブの女性にも、手を振ってくれる人がいるのには驚きました。
 
 日本では有象無象のうわさ話が垂れ流されまくってますからね。
 やはり現地に行けばかなり想像と違う部分もあると思います。
 
  サマーワでは、県知事主催のセレモニー、部族長との夕食会等、数々の歓迎行事で、自衛隊の到着を喜んでくれました。
このように、精一杯の歓迎の意を示してくれるサマーワの人々ですが、その生活は必ずしも豊かなものではありません。駆け足で来て手を振る子供たちの大半は、靴を履いていません。校舎や机はガタガタで、鉛筆やノートも満足にありません。浄水場の老朽化が激しいために、断水している家庭が多数あります。河の水や、瓶に貯めた水の上澄みを飲んでいます。一部に復興の鎚音は感じられますが、失業者が多数いる状況です。
 
 基本的に素朴な人が多いんでしょうけど、しかしその陰に隠れてる、そうとう姑息な部分も持っていることを忘れてはいけません。
 自衛隊の宿営地の地代に2億円もふっかけるという一面も持っていたりするのです。
 やえは正直この辺の人たちを好きにはなれません。
 
 反体制的であるということで前政権に破壊された村も見に行きました。村は廃墟となっていました。そうした中でも、人々はたくましく生きていました。そのうちの一軒でお茶をご馳走になりました。女の子が寄ってきて造花をくれました。砂漠であるイラクでは造花は貴重な贈り物です。埃まみれでしたが、美しい花でした。
 
 なんか絵に描いたような美談ですね。
 この辺のギャップがなかなかアレなんですが、まぁ本心から自衛隊を歓迎している人も多いんでしょう。
 
 私は隊長として、この子供達の未来のために精一杯人道復興支援業務に取り組まなければいけないのだと感じています。私は、日本国民の善意の代理者、実行者として、イラクの地にいることを改めて肝に銘じているところです。
 
 一生懸命になる姿、言ってみればバカ正直な姿というのは、日本人の美徳なんでしょう。
 現場の人たちにはそういう気持ちは大切なのかもしれません。
 命を張っているわけですからね。
 それに見合うやり甲斐がなければつとまる仕事ではないでしょう。
 だから、日本に残っている指揮官や政治家さんたちには、是非現地の人たちの気持ちを踏みにじらないように、方向付けをしてもらいたいと思います。
 そして国民もそれをバックアップしなければならないでしょう。
 
 ガンバレ自衛隊っ!!
 
 
 [編集後記]
 復興支援活動が進むサマーワから、佐藤隊長に寄稿してもらいました。習慣も文化も気候も全く異なる土地での活動は想像以上に困難なものでしょう。イラク国民のために、イラクの人々と一緒になって復興に貢献している隊員の皆さんを誇りに思います。これからも、現地からの便りが届き次第、随時掲載していきますのでご期待ください。
 
 生の声は貴重ですしね。
 また、普段は聞かれない自衛隊の人たちの考え方を聞けるいいチャンスだと思います。
 
 鳥インフルエンザについて、不安のご意見を多数いただきました。今、懸命にまん延防止に取り組んでいます。9日、政府としてこの問題への国民のご理解とご協力を呼びかけました。詳細は下記ページをご覧ください。
 
 よほど多くの意見が寄せられたんですね。
 暖かくなってきたとは言え、まだまだ予断を許さない状況だと思いますので、インフルエンザ撲滅ぐらいの意気込みでがんばってもらいたいと思います。
 よろしくお願いします。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。



平成16年3月12日

 韓国大統領弾劾訴追

 
 緊急緊急緊急ニースです。
 
 韓国が荒れています。
 韓国史上一度も提出されたことが無いという大統領の弾劾訴追案が、野党のハンナラ党を中心に出されそうというということらしいのです。
 これは、前にも紹介しましたが、前の韓国の選挙で某企業からの巨額な不正献金が大統領にあったとされている問題を受けての事なんだそうで、事実何人かの国会議員さんがすでに逮捕されています。
 だから野党は大統領を批判して、辞めさせようとしているのです。
 まぁここまでの話なら分からなくもないですね。
 
 しかしもう一つこの問題にはポイントがありまして、これも前に言ったんですけど、この不正献金、実は野党にもかなり巨額な額が流れ込んでいたということなのです。
 その額は推計ですが、大統領側に流れた額のおよそ10倍以上というのですからおどろきです。
 当然野党の議員さんもすでにこの問題で逮捕されています。
 
 つまり、与党も野党も一緒になってヤミ金をもらいまくっていたということなんです。
 
 さて、そんな事情を踏まえると、野党ハンナラ党の大統領弾劾訴追案を、みなさんはどうお考えになるでしょうか。
 やえなら、「何言ってるの?」と思っちゃいます。
 だって、自分も一緒になってヤミ金をもらっていたクセに、しかもその額が批判している人の10倍だったクセに、どういう顔をして大統領を批判しているのか、その皮の厚さを測ってみたいものだと思っちゃいます。
 例えるなら、古賀ジュンさんが佐藤観樹さんに向かって「アナタは議員をやめるべきだ」って言っているようなモノです。
 日本人なら「アンタに言う資格無し」と100人中99人は思うでしょう。
 しかも額が10倍ですから、この例も適切でないところがスゴイです。
 
 やえは韓国人が分からなくなってきました。
 やえはこういうサイトをやっていますから、よく韓国のニュースも読むようにしていますし、韓国の色々な問題も考えるようにしていますし、韓国人の気質というモノに対しても昔からずっと考えてきました。
 またヒェミちゃんやスカロさんといったお友達とよくお話もしていますので、普通の人よりは韓国のことが分かっていると、やえなりに思っていたのです。
 でも、これでさっぱり分からなくなってしまいました
 というか、やはり永遠に分からないものでしかないのかなぁと、半ばあきらめのような感情さえ生まれてきちゃっています。
 
 韓国人ってどんな思考回路をしているのでしょうか?
 
 これはヒェミちゃんに聞いたことで、まだやえもしっかりと調べていないのでアレなんですが、その大統領を批判しているというハンナラ党っていうのは、20年前に韓国を支配していた軍事政権を支えていた人たちの党なんだそうです。
 さっき「しっかりと調べていないから」と言ったのですが、しかし現地人のヒェミちゃんが言っているのですから間違いではないのでしょうけど、正直この事実もやえにはどう理解していいのか分からないぐらい意味不明な事実だったもので、現地の人に聞いた話でも不確定情報とさせていただいているのです。
 にわかに信じられないんですもの。
 だって、まぁ昔の軍事政権を支持していた人たちの政党があっても、それは日本の共産党のような例もあったりしますから、懐古主義の時代についていけない昔にしがみつかなければアイディンティティが保てないっていう人がこの世の中にいるというのは仕方のないことで、それはそこまで不思議ではないとは思いますが、しかし、韓国の場合、そのハンナラ党が野党第一党なのです。
 野党というと日本では数が少ないと思われがちなのですが、しかし韓国は大統領制なので、議席が一番多い党から大統領が選ばれというワケではなく、国民の直接選挙ですから、野党の方が議会では多数を占めているという例もよくあるんです。
 ちょっとややこしいかもしれませんが、例えば長野県議会と田中知事の関係を見ていただければ理解しやすいと思います。
 で、おどろくことに、ハンナラ党は韓国国会の中でもっとも議席を獲得している党なのです。
 
 多分、日本人の、特に若い人たちには、韓国がたった20年前には軍事独裁政権だったことすら知らない人も多いと思います。
 しかし少し前まで韓国は、北朝鮮やイラクもビックリの軍事による恐怖政治が続いていたのです。
 当然民主主義国家ではありませんでした。
 正直、この事実だけ見ても、戦前の日本を批判する資格があるのか疑問なのですが、それはおいておくにしても、その軍事政権を支えていたというハンナラ党が最も議席を獲得しているという事実、つまり多くの韓国国民がそれを支持しているという事実には驚くしか他ありません。
 韓国の国民は20年前の軍事独裁政権をどう考えているのでしょうか。
 日本人のやえには理解出来ません。
 
 ヒェミちゃんは、恥ずかしくて恥ずかしくて、憤りしか感じない、と言っていましたが・・・。
 
 
 
 
 
 と、ここまで書いて、夜の更新に備えようと思っていたのですが、緊急ニュースが入ってきました。
 ので、この時間に緊急アップしています。
 なんと、弾劾訴追案が韓国国会で承認されてしまったというのです。
 11時30分ごろのお話ということです。
 
 昨日から弾劾訴追案の審議が出来ないように与党のウリ党の議員さんたちが議長席を陣取っていたのですが、野党ハンナラ党が隙をついて奇襲したそうなんです。
 で、見事に大統領弾劾訴追案を可決したとのこと。
 
 手続き的にはこの後、憲法裁判所にて審議が行われるらしいのですが、聞いたところ憲法裁判所の裁判官は議員さんではなく普通の裁判官らしいので、多分議員が出した結論を覆すような採決を、選挙というモノを行っていない裁判官がするとは思えません。
 ので、これで盧武鉉大統領も終わりということですね。
 韓国史上一度も提出すらされなかったという大統領弾劾訴追案ですが、はじめての提出であっさり可決されていまいました。
 
 この後韓国はどうなってしまうのか、ハンナラ党が政権を握って、また軍事政権が出来てしまうのか、それともまた盧武鉉さんが復権するのか。
 日本人のやえにはサッパリ分かりませんが、とにかく極東にまた一つ不安定要素が出来てしまったというのは事実でしょう。
 
 これからどうなってしまうのでしょうか、韓国。
 北朝鮮より先に潰れるってのだけは無しにしてもらいたいですね。
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、韓国を全然応援しません。


平成16年3月15日

 今更日本ナッシング論

 
 土日連続で更新を休んでしまいまして、ごめんなさい。
 これについて天堕さんから事情説明があるそうです。
 
 3連続池ポチャ、カンベンしてください_| ̄|○
 
 おじちゃんの休日の過ごし方はどこも一緒ですね
 
 ・・・・・。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 ちょっと古い話になっちゃったんですが、先週の木曜日にひさしぶりに「ニュース23」を見ました。
 相変わらずバカな番組でした。
 
 ツクシさんが信じ切っていた国連にみごとに裏切られたせいかどうかは分かりませんが、なんかアメリカの「日本叩き」でならした官僚さんをわざわざ招いて、いつものごとく公衆の面前でグチグチ愚痴を言っていました
 
 「このままでは日本は、『日本バッシング』から『日本パッシング(無視)』になり、最後は『日本ナッシング』になるだろう」
 
 ・・・(゚Д゚)ハァ?
 一体いつの時代の議論をしているのでしょうか
 それって、クリントン政権の米国親中政策に対して、「どうすればアメリカに取り入れられることが出来るのだろう」っていう日本国内議論の時に、耳タコなぐらい聞かされたお話です。
 すでに一昔前のお話です。
 かなり久しぶりにこのフレーズを聞きました。
 懐かしいぐらいです。
 一体ツクシさんは何を今更言っているのでしょうか?
 
 確かにバブル崩壊期からクリントン政権の時までの日本なら「日本ナッシング論」も分からなくもありません。
 それ時期の日本がどうして国際的表舞台から遠のいていたかのかというのは、先週のメルマガレビューで石破さんが触れていた「力の空白論」によるところが大きかったのでしょう。
 つまり敵を作らないために出来るだけ国際社会の表舞台に立たずに、ひっそりと目立たず平和に生きてきたというのが日本の国是だったタメです。
 バブルがはじけて「経済」という武器すらなくなってしまった日本に対しては、いくら戦争に資金的な国際貢献したといっても、日本の意見が聞き受けられないのは当然のこと、感謝の名簿に入れられることもなく、存在すらしていなかったかのような扱いを受けていました。
 確かに「日本ナッシング」と言われても仕方のないことだったかもしれません。
 
 しかし現在の日本は、戦後以来最も国際的に表舞台に出ている時期だと言えるのではないでしょうか。
 極東問題に対しては、「世界三大ならず者国家」の北朝鮮に対して相当の強気な政策を押しつけることに今のところ成功していますし、中国韓国に対してもなかなかいい感じでモノを言えています。
 また世界が今最も注目しているイラク問題に対しても、日本がアメリカの一番のパーテナー国になり、イラク問題の表舞台から反故されたフランスやドイツは今や日本に頼らざるを得なくなっています
 そして国連すらもアメリカ一国主義を阻止するために、日本を手放しで褒めるしか手が無いという有様です。
 このように日本は世界から注目されまくっています。
 皮肉ですが、今や日本はテロリスト共に名指しで狙われるようにまでなっているのです
 
 一体これのどこが「日本ナッシング」なのでしょうか。
 
 この日本の状態が良いのか悪いのかは、また別の議論があるでしょう。
 しかし、少なくとも「日本ナッシング」でないのは確かです。
 ま、日本嫌いのツクシさんからしてみれば、今の日本の状況を正視したくないのでしょう。
 逆に言えば、今の日本が良い状況にあるということを無意識に思っているからこそ、現実から逃避しているのかもしれません。
 実はツクシさんはこの状況を評価しているんですね。
 皮肉なことに。
 
 さっきも言いましたように、今の日本が良いのか悪いのかというのは別の議論ですから、今回は言及しません。
 しかし少なくとも「日本ナッシング」を批判するのであれば、もっともっと日本は国際的に表舞台に立たなくてはなりませんから、当然積極的な外交、特に軍事的な貢献が必要になってくるでしょう。
 以前やえが厳しく批判した、日本は何もしなかったハイチへの多国籍軍派遣にしても、日本が真っ先に自衛隊を派遣しなければならなかったハズです。
 そして国連の常任理事国にもなって、これからの世界の軍事と平和という問題を率先して議論していかなければならないのではないでしょうか。
 それこそが本当の「“反”日本ナッシング」です。
 
 しかしツクシさんの今までの言動を見るに、そのように主張するはずが無いというのは言うまでもないことです。
 相変わらずですが、矛盾の固まりです。
 しかし、逆説的にはいい議論材料なのかもしれません。
 「国際的に表舞台に立つ」ということは、それだけ義務の負担も増えるということ、またそれなりのリスクを負うということです。
 すなわち、軍事的に自衛隊を様々なところに派兵して戦闘行為を行わなければならなくなりますし、またテロリストに狙われる可能性もあるということです。
 つまり、これからの日本は“アメリカ”になるのか、“日本ナッシング”になるのか、その線引きを何処に引くのかという議論をしなければならないのです。
 「日本ナッシングはイヤだけど、国際貢献はしたい」というような矛盾した駄々っ子理論ではなく、しっかりとした責任ある大人としての議論を、これからの日本はしていかなければならないハズなのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、一流国としての日本を応援しています。



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