まず最初に、さすがに、これは、ちょっと、あまりにもあまりにだと思います。
“追加経済対策は遅すぎる”
民主党の菅代表代行は、横浜市であいさつし、麻生総理大臣が追加の経済対策の検討を与党側に指示したことについて、「どれだけ遅れれば、ほんとうに今の経済状況に追いつくのか。こんな内閣は全世界を見てもありえない」と批判しました。
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えーと、散々審議拒否しておいて、しかもそれは民主党が第一党の参議院においてすら審議拒否して、思いっきり時間稼ぎしたのは、どこのだれでしたっけ。
政府は第二次補正を1月の初旬に早々に提出しましたよね?
例年なら国会は1月15日以降ぐらいに開会するのに、今年は5日にすぐに開会して補正予算案を提出して審議に入りましたよね?
まだ審議の内容が濃すぎで長引いたというのならまだしも、審議そのものを拒否しておいて、この人は一体何を言っているのでしょうか……。
一番何が「ありえない」のか、菅代表代行には座禅でもして考え直してもらいたいと思います。
右も左も逝ってよし!!
バーチャルネット思想アイドルのやえです。
おはろーございます。
今回の小沢一郎事件をキッカケに、ちょっとだけでもマスコミがマシになるキッカケになれば、それはそれで良いコトだとは思うんですけどね。
あまりにも今までと言うコト成すコトが違うので、どこからどうツッコミしたらいいのか分からなくなってしまいます。
まず御意見板でいただきました記事をご覧下さい。
「小沢辞めろ」コールはマスコミの怠慢
知っている人にはまったく釈迦に説法だが、まず、「逮捕された人=犯人」ではない。(中略)
さらに言えば、起訴された被告人というのも、検察官が処罰に値すると思っている人に過ぎない。
裁判で有罪が確定するまでの間は、いわゆる「無罪推定」なのである。
法廷で検察官が縷々述べる被告人の罪状も、あくまでも検察側の「主張」であって事実ではない。(中略)
つまり、何が言いたいのかとい言えば、「秘書が起訴されたら、小沢氏は辞めるべきだ」という論調が、いかに非合理かということだ。
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これはまったくもって正しいと思います。
まさにその通り。
どうしていままでこのようなセリフがマスコミ関係者から出てこなかったのか不思議なぐらい正論です。
後半についてはちょっと蛇足的になってない方がいい気もするのですが、少なくとも「逮捕された人=犯人」という内容に関してだけは、やえは全く異論はありません。
しかしこれ、どなたが書いたのかと言いますと、山口一臣さんという人で、これがかの『週刊朝日』の編集長なんですね。
えーって感じです。
よくもまぁ、どの口が今さら正論を吐くのかなぁと、そう思わざるを得ません。
悪名高き週刊朝日というと、最近の悪行で、いまも確か係争中だったと思うのですが、ある射殺事件の犯人と安倍総理(当時)に接点があるかのように広告見出しを付けて、根も葉もない醜聞で総理のイメージを貶めようとしたという、なんとも卑劣な言論テロを仕掛けた張本人です。
そんな雑誌の編集長が、いまさら「「逮捕された人=犯人」ではない」と言い、「「秘書が起訴されたら、小沢氏は辞めるべきだ」という論調が、いかに非合理かということだ」なんて正論を言うのは、ちゃんちゃらおかしいとしか言いようがありません。
まず今まで自分達がどれだけその民主主義の原則を踏みにじってきたのか、反省してからにしてからにするのがスジというモノでしょう。
疑惑の渦中が小沢一郎民主党代表になったとたんにこれというのは、なかなかにため息の出るお話です。
こんな記事もあります。
信用できない『テレビ局』の世論調査
7〜8日に実施したテレビ朝日の調査でも、内閣支持率は21.1%と2月から7.4ポイント増と大幅に増えている。
だが、これが今の国民の声を反映しているかというと、大いに疑問だ。同じ時期にやった新聞社の内閣支持率の調査を見ると、朝日が13%→14%、毎日は11%→16%と上げ幅はチョボチョボ。読売は19.7%→17.4%と逆に減らしているのだ。また、3紙とも、麻生より小沢が「首相にふさわしい」との結果が出ている。(中略)
いったい、どういうことなのか。
「世論調査をするとき、相手に“テレビ局の調査”と伝えると、質問される方は、どうしてもニュース映像を頭に思い浮かべてしまう。テレビではそのころ、移動中や会見での小沢の憮然とした表情が繰り返し流されていました。その結果、多くの視聴者が“小沢は悪そうだ”というぼんやりとしたイメージを刷り込まれた。そんなときに、麻生を支持するかと聞かれると、なんとなく麻生の方がマシかなと思えて、『支持する』と答える。そんな人が今回は多かったのでしょう」(マスコミ関係者)
大したニュースがないときも、テレビは、首相や官房長官、そのほかの大臣の発言を垂れ流して時間を稼いでいる。どうしても政府与党に偏った報道が多いのだ。そんな姿勢も、視聴者のイメージ形成に影響を与えている。
テレビの世論調査は信用しない方がいい。
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まぁ所詮あのゲンダイなので、落書き程度しか価値がないと言えばそうなのですが、それにしても、この変わり身はスゴイですね。
何が何でも麻生批判、何が何でも民主党擁護としか言いようのない、まさになりふり構わぬ“報道”の仕方です。
これは前々から言ってますが、やえはマスコミが勝手に調査する、なんの法的根拠もない支持率なんていうモノに国政が左右されるのはバカバカしすぎるので、こんなの気にする必要はないし、支持率なんてない方がいいとやえは思っていますが、マスコミ自身も信用ならないと言うのなら、常にそう主張するのがスジでしょう。
都合のいいときは持ち上げて、都合が悪い時には批判するなんて、これほど見事なダブルスタンダートも無いですね。
そして今回の問題の張本人達はもっとすごいです。
えーと。
どう突っ込んだらいいのか、とても困る記事です。
これはけっこう昔の記事なんですが、今見るとそのひどさが浮き彫りになっていますよね。
自分が言ったコトをすっかり忘れているのでしょうか。
それとも、自分達は常に国家権力から圧力を受けている悲劇のヒロインとでも思っているのでしょうか。
なんとも可哀想な人たちです。
今回のコトというのは、これらの一連の動きをしっかりと記憶し記録しておくコトによって、今後のためになるとは言えるでしょう。
つまり、「逮捕された人=犯人」ではないのはその通りの正論ですので、もし今後違う問題で「逮捕された人=犯人」というような報道するのであれば、「言ってるコトとやってるコトが違うじゃないか」と記事付きで批判するコトができるワケです。
野党に対してもですね。
結果的にこの正論がまかり通る方が日本にとっては良いコトですから、今回のこの件は、痛みをこらえてウミを出しきるというぐらいに捉えておいた方がいいのかもしれません。
最近「大切なのは中身です」と言い続けていますが、自民だ民主だという結論だけしか頭にない病気は、むしろマスコミの方が侵されていたというコトなのでしょうか。
よーく小沢事件に関する議員の発言やマスコミの記事は覚えておくのが今後のためになるでしょう。
当サイトも出来るだけマスコミのバカバカしい記事を、今後のために記録していきたいと思います。