☆ 過去ログ ☆

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平成23年8月15日

 今日は終戦記念日です。

 この三日間、ビックサイトという名の戦場を駆けた戦士の皆様方、お疲れ様でした。
 無事、帰還を果たされましたでしょうか。
 お家に帰るまでがコミケですよ(笑)
 あまおちさんなんかは、メチャクチャなスケジュールの中、今日も仕事とか言ってましたが、さすがに年なのか身体のあちこちが筋肉痛だとか言ってました。
 さすがに今日はお休みの方が多いかとは思いますが、無理をなされないよう、身体をいたわってお仕事されるなり、勉学に励むなり、お休みを取るなりしてください。
 
 右も左も逝ってよし!!  バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 その今日は8月15日ですから、終戦の記念日とされている日です。
 本来ならこの日だけではなくいつの日だって、日本を守ろうとして命を賭け、そして散っていった先人達には感謝すべきなのですが、今日という日が1つの区切りとしてはちょうどいい日とは言えるでしょう。
 今日は天皇陛下皇后陛下にご臨席賜っての戦没者追悼式が行われますし、なによりお盆なのですから、そういう思いを日本人ならちょっとでもいいので全員が持って欲しいと思います。
 
 で、毎年この時期になると話題になるのが、閣僚の靖国神社への参拝です。
 今年はさすが民主党政権、参拝閣僚は0のようです。
 特にこういう  
 江田五月法相は「靖国神社は国民を戦争に駆り立てる役割を果たした。諸外国への迷惑への反省を考えれば、閣僚が参拝するのはいかがなものか」と指摘。
 
 未だに戦争は悪だとか、一部の人間の私利私欲のためだけに行われたとか、そういう認識を持っている人や国会議員がいっぱいいるというコトに、嫌気が差して仕方がありません。
 では、そういう考えの人たちは、日本人全員が他国の奴隷となって、それこそシベリア送りとなった人たちのような過酷な重労働を、死ぬまで、そしてそれを日本人全員がそうなってもよかったと、そう思っているのでしょうか。
 戦争が恐くて自分だけ外国に逃げるというのでしたらまだしも、他の日本人全員までを奴隷化させていいと言っているコトに、こういう人たちはなぜ気付かないのか、やっぱり日本を他国に売り渡したいと思っているとしか思えないワケです。
 本当に嫌気が差してしまいます。
 
 そしていま日本がそうならなかったのは、あの時戦ったからであり、それに感謝するというのは、いまこの日本で生きている人間としては当然なのではないでしょうか。
 
 ただ、これは以前に言ったコトがあるのですが、やえは総理や閣僚が必ずしも8月15日に靖国神社に参拝すべきとは思っていません。
 なぜなら、靖国神社にとっての一番の行事は例大祭だからです。
 8月15日という日は確かに節目としては分かりやすい日ではありますが、靖国神社は明治以降の日本政府に関わる人たちを祭っている神社ですから、その中で定められた例大祭こそがやはり最も重きを置く日と考えるべきでしょう。
 だから、本来なら例大祭にこそ総理大臣や閣僚、そして出来るコトなら天皇陛下にもご臨席まわって、偉大な先人達に日本国民を代表して感謝の気持ちを表してほしいと思っていますし、そうであれば特に8月15日という日にこだわるコトはないと思っています。
 
 しかしこういうのも、民主党政権の中では、政治の中で検討されないだけでなく、国民的な議論にすらならないのでしょうね。
 実際小泉総理時代では中継車が出るくらい大きな話題になったモノですが、いまでは閣僚の参拝が0というニュースすら小さい扱いです。
 こういうのが結局のところ、また日本人が日本人として戦争をどう考えるのか、60年前日本では何があったのか、そしてこれからどうすべきなのかという問題から遠ざかるコトになってしまうのです。
 戦争を知るコトは、戦争から逃げるコトでは絶対にありません。
 なにがあって、なにが起こって、その結果どうなったのかを、冷静に知るコトから始まるのです。
 いまはそれすらできていないワケで、その中でやはり政治が果たす役割というのは小さくないというコトが、民主党政権の中で逆説的に分かってしまっているというところでしょうか。
 
 今日も、いまこうして平和に豊かに暮らして行けているコトを、先人達英霊に感謝したいと思います。
 



平成23年8月16日

 あまおち総統の華麗な3日間+1

■夏コミ前日8月11日
 
 世を欺く姿にて日本を動かす大総統的な大仕事中の午後3時。
 AHCメンバーから1通のメールが届く。
 
 遅くなってすまぬー。
 原稿送るぽ。
 
 おいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!
 いま何時だと思っとるんじゃああああぁぁぁぁぁぁ!
 しかも実はこの前日、また別の本の原稿が届き、夜中までがっしゃんがっしゃんやっていたのである。
 
 しかもこの原稿、ノンブル(ページ数番号)の打ち方やら、余白の開け方やら、変なところが満載だったので、かなりの手直しが必要。
 さらにまして、表紙がない!
 ぐおおおおおおお、それもまとめてつくったらああああぁぁぁぁぁぁ!
 
 がっしゃんがっしゃん………
 がっしゃんがっしゃん………
 がっしゃん………
 ………
 …
 
 
■夏コミ初日8月12日
 
 ザ・5時半起き。
 あれ、オレ、何時間寝た?
 いやしかし、とっととシャワー浴びて、7時までに会場に行かねば……ぅぅ。
 
 ゆりかもめに揺られて約30分、半年ぶりに着いたぜビックサイト。
 さあ、はやく仲間と合流して会場入りし、製本作業するぞ。
 
オレ「おいす」
A「ういす」
オレ「あれ? もうひとりは?」
A「まだ来てないよ」
 
きみと夏のおわり〜将来の夢〜大きな希望〜わっすれなーい♪
 
オレ「メールだ……『8時半過ぎる』……だと…!? くおらあああああああああぁぁぁぁ」
A「さき、入ってるか……」
 
●8時半
 
がっちゃんがっちゃん。
 
オレ「はぁ、だいぶ出来たし、オレ、チケット渡しに行って、そんで上(企業ブース)に行くわ」
A「あいよ」
オレ「後頼んだ」
 
 今回は西館だから正面も企業も近くて助かるな……。
 いたいた。
 
オレ「おそいんじゃぼけえええええええ」
B「申し訳ございません」
オレ「つっこむぞこらあああああああ」
B「申し訳御座いません」
オレ「ひぃひぃ言わせるぞこらああああああああ」
B「申し訳御座いません」
オレ「じゃあ、オレ、いまから某企業ブースの手伝い行ってくるから、いっぱい売ってくれ」
B「申し訳御座いません」
 
●某企業ブース
 
 あー、やっぱり同人と企業とでは雰囲気違うなー。
 同人の方が落ち着くなー。
 今年も戦場がやってくるなぁ。
 
オレ「おいす」
きしめん「今年もよろしく」
オレ「あいよ」
きしめん「いつも通り列整理頼む」
オレ「ういよ」
 
●10時
 
−−ぴんぽんぱんぽん。ただいまよりコミックマーケット80を開催いたします。

わあああああああ!
パチパチパチパチ!
ドドドドドドト!!
 
 はぁ、今年も始まったか、暑い夏が。
 
「いらっしゃいませええええええ」
「こちらが新作となっておりまああああああす」
「どうぞ、こちらをお持ちくださあああああい」
 
オレ「はい、では、列を移動させますので、肩を叩いた方とその隣の方は手を挙げてください」
オレ「移動しますよー」
オレ「列とおりまあああああす! 少々お待ちくださあああああ!」
 
…………
………
……

 
●14時
 
 はぁはぁはぁ。汗がえらいことになっとる……。しかしやっと列が無くなったな。完売商品もいくつか出てきたし。
 よしちょっと買い物いくかな。
 
 てくてくてく。
 あちー。人多すぎ。殺気立ちすぎ。
 てくてくてく。
 まずは『あの花』のグッツをゲットするぞ。
 
店員「こちらからお並びくださーい」
オレ「(お、めんまのタオル)ええと、これください」
店員「こちら単品では売っておりません。何が入っているか分からないバッグセットの中の品物です」
オレ「(なん…だと…)じゃあ、それを1つ」
店員「すみません、もう売り切れてしまったんですよ」
オレ「orz」
 
 とぼとぼとぼ。
 がっでむ。まぁ仕方ない。別になにかいいものないかなぁ。
 とぼとぼとぼ。
 ……ん!?
 あ、あれは、けいおんの、タペストリー!!
 しかもでかい。
 そして全員水着!!!!!!!!
 
店員「いらっしゃいませー」
オレ「これください」
店員「1万3千円になります」
オレ「どんとこい」
 
 ほくほくほく。
 いやー、いいもの買えたなー。
 でもでけーなー。
 ま、これはウチのブースに置いてから、そろそろ下(サークル)に行くか。
 
販売スタッフH「こちら新作ですよーーー!」
販売スタッフI「ちょっとだけ見ていってくださいよ〜!」
販売スタッフJ「絶対損させまらんから、ね、ちょっとだけちょっとだけ!」
 
 ウチの企業ブースがキャバクラの呼び込みみたいになっていた。
 何を言っているのか分からないだろうが、オレもなに(ry
 
オレ「なにこれ?」
きしめん「気付いていたらこうなっていた。何を言っているのかわから」
オレ「もうそれいい。じゃあもう大丈夫だな。オレ下行ってくるわ」
きしめん「おっけー」
オレ「これ置いとくから頼む」
きしめん「なにこれ?」
オレ「けいおんタペストリー1万3千円」
きしめん「うはwwwwwww」
 
●西館AHC(あまおち総統代表サークル)ブース
 
オレ「ういす」
A「上、落ち着いた?」
オレ「それなりに。こっちは売れたか?」
B「これ完売したよ〜」
オレ「なんと、もっと刷ればよかったか」
A「なんか今回場所がいいわ。いつもよりよく出る」
オレ「そうか、今回は腐女子の緩衝材スペースにされていないから、落ち着いて電源不要ゲーム(TRPGとかカード・ボードゲーム)ファンが見てまわれるんだな」
 
 前回参加した時は隣のジャンルがヘタリアだったため、腐女子だらけで、こっちのジャンルには全然人が集まらなかった。
 というか、近づきたくなかった。
 コミケの中では電源不要ゲームは零細ジャンルなため、人があふれかえって危険な状態にならないよう、電源不要ゲームという人があまり集まらないジャンルを隣に配置する事で緩衝材としたのだ。
 汚い、さすが準備会汚い!!
 
オレ「しかも今回は端っこだしな。ここは広いし人目に付きやすい。最高だな。もう毎回西館でいいなぁ」
B「ありがとうございましたー」
オレ「あじゃじゃしたー」
 
−−ぴんぽんぱんぽーん。ただいまを持ちまして、コミックマーケット80の一日目を終了いたします
 
わあああああああ!
パチパチパチパチ!
 
オレ「はぁ、終わった終わった。随分売れたなぁ。さて、オレちょっと荷物とってくるから、片付けしといて」
A「あいあい〜」
 
数分後
 
オレ「片付け終わったか〜?」
A「ちょ、なんだそれwwwwww」
B「でかいwwwwwwww」
C(一般参加で入ったAHCメンバー以下同)「なにごとwwwwww」
オレ「聞いておどろけ、けいおんタペストリーだ!」
D「いくらしたの?wwwwwwww」
オレ「1万3千円wwwwwwww」
E「ちょwwwwwwwwww」
F「うはwwwwwwwwww」
G「おまwwwwwwwwww」
オレ「じゃあ、打ち上げいくべー、呑むべー!」
全員「おーーー!」
 
この日は5時に新橋について、10時まで呑んでいましたとさ。
 
 
■夏コミ二日目8月13日
 
 ……うがー、呑みすぎたー。
 集合時間、8時だっけか。
 やばいやばい、急いで急いで……。
 
●8時企業ブース前
 
オレ「ういーす」
販売スタッフH「専務、はよござーーっす!!」
販売スタッフI「はよござーーっす!!」
販売スタッフJ「はよござーーっす!!」
 
この企業の人間ではないのに、販売スタッフになぜか専務と呼ばせているオレ。
 
オレ「そうだ。向こうのアニプレックスっていうブースで、『あの花』のグッツ売ってた。買いたい」
きしめん「あれ、無理やん。アホみたいに並ぶで」
オレ「まじで」
きしめん「下まで並ぶねん」
オレ「正気の沙汰じゃないな。くっそ、じんたん(アニメに出てくるキャラ)のTシャツほしかっ……はっ!!」
きしめん「どしたん?」
オレ「明日の同人の方、『あの花』やん」
きしめん「うん」
オレ「しまった! ゆきあつコスすればよかった!!!!」
 
※ネタバレのため詳しく書きませんが、わりと衝撃的です(笑)
 
きしめん「うはwwwwwwまじでwwwwwww」
オレ「なんで気付かなかったんだああああああああ。ちょっとオレ、この後アキバで探してくる」
きしめん「おけwwwwww見つかったら連絡してwwwwwwww」
 
●11時企業ブース
 
 はぁ、今日は在庫が少なかったから、もう列がなくなったな。いかったいかった。
 
販売スタッフH「こちら新作ですよーーー!」
販売スタッフI「ちょっとだけ見ていってくださいよ〜!」
販売スタッフJ「絶対損させまらんから、ね、ちょっとだけちょっとだけ!」
 
オレ「なんでこいつらこんなに元気なの?wwwww」
きしめん「いいっしょwwwwwwww」
オレ「じゃあオレ、アキバ行ってくるwwwwwww」
きしめん「じゃあまた夜にwwwwwwww」
 
●12時頃秋葉原
 
 あちー、しぬー。
 特に足がしぬー。
 
 さて、コスプレ衣装が売ってそうな店は……と。
 まずはコスパ、それから赤風船の上か。
 それから、ちょっとぐぐってだな……ふんふん、あそことあそこか。
 あとドンキの上か、あそこはなさそうだけどなぁ、まぁ行くだけ行くか。
 14時からプロレスの列並ばなければいけないから、ちょっと時間がないな、急ぐぞ。
 
●13時頃
 
 ぜいぜいぜい。
 無い。
 やっぱ無いかぁぁぁぁぁぁぁ。
 くっそ、なんでもっと早く気付かなかったかなぁ。
 時間があれば通販で取り寄せたんだがなぁああああ。
 まぁしょうがない、このあなるのTシャツ(注:あなるとは公式キャラ名です)で我慢するかぁ。
 
 さて、プロレス会場に移動するべ。
 
●14時頃
 
 整理券配布は15時からか……うわー、もうこんなに並んどる。
 仕方ない、並ぶか。
 
 
 
 
 あつい。
 というか足が死ぬ。
 仕方ない、地べたに座ろう………アスファルトがあちいいいいぃぃぃぃぃぃぃ。
 オレのケツがチャーシューになるううううううう。
 
●15時
 
 よしゲット。
 さて、会場17時までどうしようかな……。
 サテンでも入ってるか。
 
●17時
 
 よし、良い席とれたぞ。
 今回はビアガーデンプロレスだから、酒飲みながら見れるっつーのがいいね。
 
 わーわー!
 
男色ディーノ「男色ドライバー!」
 

 
男色ディーノ「男色スクリュー!!」
 
(4:25あたり)
 
男色ディーノ「男色ナイトメア!!!」
 
(3:45あたり)
 
 相変わらず、スゴい漢だぜ、ディーノは。
 
 
■夏コミ最終日8月14日
 
 ふぅ、11時過ぎに寝て、5時半起きだから、まぁほどほど寝たな、よしよし。
 昨日よりはマシだ。
 さて、飯でも食って、行くか。
 
●9時某サークル
 
オレ「あー、これ、まず紙袋に詰めるんだな。あー、グッツ何があるんだ?」
きしめん「手ぬぐいと、色紙と、下敷きと、クリアファイルケース」
オレ「ちょwwwwwめんどいwwwwwww」
きしめん「たのむwwwwwwww」
 
●10時
 
−−ぴんぽんぱんぽーん。ただいまよりコミックマーケット80、三日目を開始します
 
オレ「まだ袋詰め終わらねぇ。仕方ない、詰め部隊と売り子部隊と中継部隊と分かれるぞ」
サークルスタッフ「はっっっ」
 
「合計5400円になります!」
「グッツ後わずかです。お早めにどうぞ!」
「次の方、前に移動してください!」
 
 ぜぃぜぃ。あつい、しぬ、たおれる。
 
きしめん「給水のためちょっと休憩〜」
サークルスタッフO「あー、汗がー。Tシャツがびしょびしょだー。あれ、あまおちさんはなってませんね」
オレ「おう。オレ、この下に下着着てるもん」
P「すごいっすね。暑くないですか?」
オレ「だって下着着てないと、あなる(のTシャツ)が汗でぬれぬれのぐしょぐしょになるだろ!!」
サークルスタッフ「wwwwwwwwwwww」
オレ「(客に向かって)オレのあなるがぬれぬれになっちゃううううううう!!」
客「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
 
●14時頃
 
「ありがとうございましたー」
 
オレ「おお、ついに列も途切れたか。でもまだ本余ってるな」
きしめん「思ったより余ったかな。まぁでもいつも多めに作るしねぇ」
オレ「また次のイベントで売れば、全部売り切れるだろ」
きしめん「だべ」
オレ「じゃあ、オレ買い物行ってくるわ。『あの花』本、あさってくる」
きしめん「おけwwwwwww」
 
 さて、この宝の地図に沿って……まだ壁サークル(大手サークル)あるかな。
 てくてくてく。
 まだ人多いなぁ。
 まずここは……まだあるある、よしよし。
 
 ええと、あなるのアナル本……お前ら安直すぎんだろ。
 
 あなるが知らない奴とヤってる……こんなのいらねぇぇぇぇぇぇ。
 
 めんまがぽっぽと………ぶっ殺すぞごらあああぁぁぁぁぁぁぁ!!
 
 ふぅ。けっこうゲットできたな。
 壁はほとんど買えたし。
 しかし『あの花』は、コミケ申し込み時期より後に放送されたから、サークルが固まっていなくて疲れた。
 結局東館1〜6まで一周したなぁ。
 足が死ぬ。
 もどって休むか。
 
オレ「うい〜」
O「買えました?」
オレ「買った買った。思ったよりまだまだあったよ」
P「良かったっすね。しかしよくこのあと買いに行く気になりますね」
オレ「めんまだから仕方ない。1〜6まで全部まわってやったわ!」
Q「ちょwwwwwぱねぇっすwwwww」
オレ「見てくれ、この戦利品」
O「うわぁ。いくら買ったんすか?」
オレ「んー、2万円ぐらいかな」
OPQ「ちょwwwwwwwwwww」
オレ「でも、『あの花』ってエロいらないよな」
O「ああ、分かるっす。なんか違いますよね」
オレ「違うよなぁ」
O「で、いくら買ったんですか?」
オレ「2万円ぐらいかな」
OPQ「ちょwwwwwwwwwww」
 
−−ぴんぽんぱんぽーん。ただいまを持ちまして、コミックマーケット80を終了いたします。
 
 わーーーーー!
 わーーーーー!
 ぱちぱちぱちぱちぱち!!
 
 あーー、終わった。
 つかれたー。
 片付けがもうちょっとあるけど、やっと終わったって感じだな。
 はぁ。
 
オレ「オレ、初日上で列整理してサークルで売って打ち上げして、二日目列整理してアキバ行ってプロレス見に行って、最終日サークルで売り子しまくって買いまくって、これから打ち上げだろ。そして明日仕事だぞ」
きしめん「タフすぎるwwwwwwww」
オレ「水曜木曜もプロレスだし、金土日はJGC(電源不要ゲーム愛好者が全国から集まって3日間ホテルの中で24時間ゲームなどを楽しむという大イベント)なんだぞ」
きしめん「しぬwwwwwwwww」
オレ「よくやるなオレwwwwwwww」
 
 
 と言うワケで、これがオレの3日間+1だったのだった。
 その後、あまおち総統の姿を見た者はいないという(ウソ)
 



平成23年8月17日

 無宗教な追悼施設とは?

 靖国神社問題にからんでの話なのですけど、最近多少下火になりましたが、ちょっと前まで「誰でも行くコトの出来る無宗教の追悼施設を作ろう」という意見がよく聞かれました。
 靖国神社は神道という宗教施設なので他の宗教を信仰している人が参拝できない、だから無宗教の追悼施設を新たに作ってそちらで参拝しよう、という話です。
 
 やえ、このお話を聞くたびに違和感を感じまくりなのです。
 この「無宗教の追悼施設」ってなんなんでしょうか?
 おかしいですよね。
 いまこの世に存在しない人、すでに死んでしまっている人に対して祈りを捧げるという行為は、それはすでに宗教行為なのですから、無宗教とは決して言えないハズなのです。
 祈りという宗教行為をするのに無宗教とは、いったいぜんたいこの大矛盾をどうして誰も指摘しないのでしょうか。
 「無宗教の追悼施設」っていう言葉がすでに矛盾しているワケで、いつもいつもやえはこの言葉を聞くたびに違和感をものすごく感じてしまうのです。
 
 仮にですよ、魂というモノの存在が科学的に証明されているのでしたら、まだ分かります。
 その魂に対してどのような行為をするのかという部分はいろいろとあるかもしれませんが、まぁそこはとりあえず置いておいて、人それぞれその魂に対して何かをするための施設という意味で「無宗教の追悼施設」というモノがあってもいいでしょう。
 しかし、現代の科学では魂なんてモノの存在は証明されていません。
 魂は、現在の科学で言えば「存在しない」のです。
 つまり結局、死んだ人を祈るという行為は宗教行為そのものとしか言いようがないのです。
 
 また他にも、例えば戦没者追悼式では、こちらの写真のように、真ん中に「全国戦没者之霊」という、これなんて言うんでしたっけ、木碑ですかね、があるワケですが、この碑は果たしてなんなのかと、なぜこのようなモノに頭を下げる行為をするのかという点で、やっぱりそれは宗教行為であるとしか言いようがありません。
 そしてなによりやっぱり「霊」なんですよね。
 「霊の概念」って宗教ですよね。
 戦没者追悼式に対しては誰も何も批判しませんし、天皇陛下皇后陛下もご臨席賜っているところですが、でもこれもやっぱり宗教行為ですよ。
 今回は敢えてこういう言い方しますけど、ただの木の棒に「戦没者の霊」と書いて何かの象徴にして、それに頭を下げて追悼の言葉を読み、多くの人が祈りを捧げるのですから、これは宗教行為そのものとしか言いようがないでしょう。
 それが宗教でないなら果たしてなんなのかと逆に聞きたいです。
 どうやっても人は宗教行為からは離れられないのです。
 
 果たして「無宗教の追悼施設」とは何なのでしょうか。
 どういうモノを想定して「無宗教の追悼施設」と言っているのでしょうか。
 ぜひ具体的に「無宗教の追悼施設」がどういうモノなのか聞いてみたいです。
 
 結局宗教とは、人間が人間のために生み出した文化の一部分であるワケですから、人間が人間である以上そこに「無宗教」なんて概念は存在し得ないのです。
 宗教は文化です。
 日本人独特の「いただきます」というご飯の前に言うセリフだって、殺してしまった動物や植物に対する感謝の気持ちの表明であり、それは宗教儀式とも言える行為です。
 だれもそれを宗教とは思っていないかもしれませんが、厳密に言えば宗教です。
 そして文化なのです。
 宗教は文化の1つであり、その文化こそが人間を人間たらしめているワケで、宗教も人間を人間として構成している重要な1部分なのです。
 
 それは民族性に密接に関わってきます。
 「いただきます」というセリフは日本人独特と言いましたが、キリスト教圏では食事の前にお祈りするそうですし、それは民族性としてその独自性を構成する重要な要素なんですね。
 日本人だから「いただきます」って言うワケですし、それは日本の宗教から来ているワケですし、そしてそれこそが日本人の文化なのです。
 それが「日本人」と呼ばれる人間集団の特徴を生み出しているのです。
 人間は言語を話し文化を作って民族を形成する生き物である以上、人間は文化の一部である宗教からも逃れられないのです。
 
 今回、無宗教というモノを信奉している人の反論のために「ただの木を」なんて言い方しましたが、もちろんやえは宗教は大切なモノだと思っています。
 追悼の気持ちも大切です。
 だからこれは、宗教行為としてキチンと正面から向き合って鎮魂のために追悼の気持ちを捧げるべきでしょう。
 そしてその方法は、宗教かどうかなんてバカバカしい基準で考えるのではなく、その国家や民族を構成する歴史に根付いた伝統的な方法を用いるというのが当然のコトなのではないでしょうか。
 
 無宗教なんてあり得ないのです。
 存在しないのです。
 ここをはき違えないようにしなければならなりません。
 「無宗教の追悼施設」なんていうモノは、ある意味新しい宗教を作ろうとしている行為にしかならず、ある意味人間を自信で否定しているコトにしかならないのです。
 
 次回、これらのコトを踏まえて、では靖国神社の今後をどう考えるのかというコトを書いてみたいと思います。
 



平成23年8月18日

 コメントレス

 2週間ぶりとなりました、今日はコメントレスの日です。
 早速いきましょー。
 
 
 原子力空母が事故も起こさず運用されているなら、発電所に転用できるのでは?などと考えました。ググったら、原子力電源船ヒットしました。http://jiyuutominsyusy.iza.ne.jp/blog/entry/2294175/
 
 原子力空母ってその動力源が原子力発電の空母のコトのハズですから、まぁ発電施設に転用するコトもできるんでしょう。
 動く街とも言われる空母が、長時間動けるためにもっとも効率的なのが、この原子力発電を直に積むという原子力空母なワケなんですね。
 で、今回の日本の事故、事故が起きたコトもそうですが、一番悪かった点はその事故が起きた後の対応です。
 アメリカからすれば原子力空母をいくつも持っているという観点から、いざ事故が起きたらどう対応するのか、最悪の場合どう処理するのかっていうコトを事細かく規定されていて、だからすぐに手助けしようかと手を差し伸べたんだそうですね。
 まぁそれを民主党政権が無下にしたワケですが、やっぱりこういうのって、むしろ原子力アレルギーが、事故後の後手後手な対応に結びついてしまったのではないでしょうか。
 
 日本人の悪いクセです。
 イヤなコトは考えたくない、いやむしろ、考えてはならないという思想です。
 戦争はしたくない、だから戦争や戦争に結びつくモノは全て排除して議論するコト考えるコトすら行ってはならないと、実際に武力によって平和が保たれている現実があったとしても、それから逃避するコトが平和に繋がると考えてしまう、そういう悪癖です。
 今回も、もっと原子力は身近にあって、だからイザという時はどうするのかというコトを日頃からシッカリと想定していれば、いまはもっとマシな状況になっていたのではないかと思わざるを得ないところです。
 
 
 
 ソニーの倉庫は略奪された後に、その証拠をけすために放火されたとも言われていますね。本当に何を考えて暴れているのか。
 
 ……ホントですか?
 もしそれが本当なら、もはや救いようのない暴徒共と言うしかないでしょう。
 結局暴れたくて暴れただけ、いえ、この混乱に乗じて他人のモノを盗もうと欲望のままに行動しただけとしか言いようがありません。
 そこに主義主張はなく、あるのはただの犯罪者だけです。
 
 
 欧米人嫌いなのかな?デモが暴動にならないのは日本人だけだぞ
 
 安保闘争に夢中だった団塊世代以降の日本人は、ね。
 
 暴動にならないのは日本人だけっていうの知ってますが、でもやえは日本人ですから、考え方の基準は日本です。
 だから、それ以下の行為に及ぶような人たちに対しては馬鹿だなぁと思うワケです。
 安保闘争の時だって、商店を打ち壊して商品を略奪するなんてコトはしてないですよね、多分。
 でも欧米人や愛国無罪の中国人とかは平気でそれをするワケで、それはもう日本人のやえからしたら、レベルが低いと言わざるを得ないワケです。
 前も言いましたように、こんなのはテロルそのものなのですからね。
 
 
 というか暴動するにしても目標くらいは筋とおせって事でしょ、俺もいつもそう思ってる
 
 最低限、他人に迷惑かけたらダメですよね。
 例えば今度フジテレビに対するデモをお台場で行うらしいですが、もしこれ、暴動なんて起きたら当然その主張すら色眼鏡で見られてしまうでしょう。
 やえも大批判すると思います。
 でも中身はいいと思うんですよ。
 やえは選挙の結果によらない、投票数よりも全然数が少ない人数が集まっただけなのに、これが世論だと言わんばかりのデモは大嫌いですが、民主主義の外にいるマスコミに向かってのデモというのは、1つの手段だと思います。
 マスコミは本来世論をくみ取る仕事があるハズなのに、対マスコミ批判になるとその責任を簡単に放棄しますからね。
 それなら国民主導のなんらかの行為というのはあってしかるべきだと思います。
 他人に迷惑をかけるのはよくありません。
 でも、そうでないなら、こういうデモはあってしかるべきでしょう。
 テレビ局は、ただの一民間企業ではないという責任を確認する上でも、今回のデモは厳粛に受け止めるべきだと思いますし、デモも、間違わないように行動してほしいと思います。
 
 
 
 ということは、できもしないことをやめる条件に組み込むことでやめねーよwっていってるわけですね
 
 再生エネルギー法案のお話ですが、出来もしないコトというよりも、やっても(いまの技術力では)無駄ばかりが出るような内容だけど、自分の退陣の条件にして、国民の負担を増やしてでも歴史に名を残すためにゴリ押しするよ、というコトでしょう。
 いや、再生可能エネルギーを使うコトが絶対正義で、なにをかえてもどんな犠牲を払ってでも普及率100%にするんだというのならいいんですよ。
 曇りや雨の日は人口の半分が停電になっても、それでも原発や火力は使わないんだと国民が選択するのでしたら、それはそれでもいいと思います。
 やえはイヤですけどね。
 でも、そこまでまだ議論が至ってませんよね。
 今回のコトはただ菅直人が自らの身を楯にしてゴリ押ししようとしているだけです。
 こんなバカバカしい話はないんじゃないでしょうかというお話なのです。
 
 
 やえちゃんの言いたいことはわかる 読んでいていナルホドと思うもっともな疑問だと思う 特に急ぐ必要なんて無いと確かに思う でも、あえて言わせて 法案通らないと菅が辞めないだろ!!!!!!!!! もう辞めてくれるならなんでもいいよ 疑問とか全部ほっといていいよ
 
 まぁ気持ちも分かりますが(^^;
 でも本来「辞めて欲しければ法案通せ」という一言で、日本中が怒りにわき、一分一秒たりとも総理の座にいるのはけしからんと、24時間テレビも新聞も大批判一色になるべき発言なんですけどね。
 でもなぜかマスコミは、その菅の言葉を鵜呑みにしてしまっているワケです。
 麻生さんの時の方がバッシングひどかったですよね。
 しかも内容が理不尽すぎましたし。
 国民も、この歪んだ状況は早く気付くべきだと思います。
 
 
 再生エ(ry、原発が止まっている分、早急な穴埋め自体は必要なんだよね。あの形は穴だらけだが。
 
 穴埋め必要ですよ。
 でもそれが再生エネルギーかと言えば、だってですよ、仮にそれでいこうってコトになったとしても、ソーラーパネルを全国に設置するっていう工事をするだけで、どれだけ時間がかかるかってお話ですよ。
 それが1年にしても2年にしても、その間、いまのこの状況を続けるってコトですからね。
 そしてその後も、もしかすれば再生エネルギーでは賄えず、お金も時間もかけたけど状況は一向に好転しないっていう可能性もあるワケです。
 国民がそれを我慢できるかどうかでしょうね。
 
 
 
 即日筋肉痛が出るのはまだまだ若い証拠ですね、あまおちさん♪
 
 はっはっは。
 おかげで次の日10時間寝てまだ寝たりず、さらに次の日8時間寝てまだ眠かったぜ。
 たくさん寝れるのも若い証拠だな…………たぶん……。
 
 
 
 「誤解しないでください。『子ども手当』存続します」 民主党がビラ配布 http://t.co/85s6N2s
 こんなことしといて自公に協力してくださいもないだろうに。おまけにこのビラ、素人をだます言い回しとかで必死に取り繕ってますが、ちょっと知ってる人が見たらなにいってんだバカが、ですよね
 
 民主党の全ての政策やマニフェストって、財源が事業仕分けや埋蔵金で賄うってコトが下地としてあったワケですから、ここがウソだと判明したいま、全てがウソなんですね。
 お金がないと何もできないのは政治の常識なのですから、いまさら「誤解しないでください」も何もないでしょう。
 埋蔵金が無かった時点で、マニフェストは詐欺の道具でしかないのです。
 
 で、自民党や、当サイトなど選挙前から民主党に懐疑的だった人は、埋蔵金なんてあるワケがないと指摘していたワケで、それが本当だったのですから、民主党は土下座して謝っても謝り足りないぐらいで、それをどうやったら自民党と協力したいとどの顔で言うのか、あきれ果てるしかありません。
 最低でも、解散するのがスジなんじゃないでしょうかね。
 原発処理や復興があるから解散できないと言うのでしたら、では総理は当然自民党から、閣僚もほぼ自民で固め、民主党こそが閣外協力をするって形にして、やっとギリギリなラインじゃないんでしょうかね。
 民主党っていうのは、そこまでのコトをしたのですから。
 
 
 
 菅はともかく孫さんの言っている事って最初、批判されるけど、結果は成功しているからなあ。
 
 商売はですね、商売の中だけでやっている分にはいいんじゃないでしょうかねとは思います。
 もちろん法の遵守は当然ですが。
 でも、政治とは「お金が儲かった損した」だけでは図れない価値も含めたモノであって、例えばこれは孫さんがそうしているかどうかは別問題にしても、太陽光パネルを全て韓国製で占めてそれを法律で定めて税金で買うっていうコトになってしまうのは、それはやっぱり大問題でしょう。
 こういう場合、日本の技術力を上げるためにも、日本の経済を刺激するためにも、それは中長期的に見れば絶対に日本の利益になるからこそ、税金で買うなら日本製のモノにすべきであって、単に目先だけを追い求めてしまうような視点では政治を語って欲しくないワケです。
 孫さんは果たしてどのような視点をもっているでしょうか。
 
 
 
 広島の人間が8月6日に考えるように、私は東京の人間として3月10日の東京大空襲の日を考えます。
 
 はい。
 それでいいと思います。
 いまやえは東京に住んでいますが、広島に住んだコトがない人、広島で教育を受けたコトがない人は、どうしても広島のあの惨状は想像できないと思います。
 教育もそうですし、例えば今でも広島の路面電車では当時被爆した電車が現役で走っていたり、それだけに放射能が伝染るとか言っている人たちには怒りしか覚えないワケですが、広島人にとってはとても普段から身近な存在として原爆はあるのです。
 やえは全ての人間にあの日あの時を想像して鎮魂の祈りを捧げろとは言いません。
 ただ、それを邪魔してほしくないですし、変なモノに利用しようとしないでほしいです。
 広島に生まれた身としての、素直な気持ちなのです。
 
 
116 名前:紗代:11/8/9 10:24 ID:.KPzve/jWs
「原爆忌」を読んでの感想です。
 
確かに黙祷のさなかにもがなり立てる不謹慎な輩は責められて
然るべきだとは思いますが、原発の悲惨さという特異性は放射能/放射性物質
とは不可分なものではないでしょうか。
 
例えば東京大空襲では一晩で12万人以上が死傷し、下町は阿鼻叫喚の地獄絵図と
化しましたし、他の地域でも少なからず空襲で人が亡くなっています。
強力な熱線という違いこそあれ、死傷者数にそこまで差が無いとするなら
毎年原爆投下日に式典が行われ、日本全国が哀悼の意を捧げるのはおそらく
直接的な爆発や熱線から難を免れたとしてもその後放射能により起った
様々な悲劇を思い起こしてのことではないのでしょうか。
 
福島も同様に、難を逃れても後々まで放射能の影に怯えなければならない。
その点において「ヒロシマ」と「フクシマ」を
同一視するのは無理からぬことと考えますがいかがでしょうか。
 
 さっきも言いましたが、他の地域のコトはやえにはよく分かりません。
 戦争で苦労したのは広島だけと言うつもりなんて毛頭ありませんし、長崎にしても東京にしても沖縄しても、そして他の地域の方々にしても、みんな苦労したんです。
 全ての日本人があの時の戦争で苦労したんです。
 だからやえは、広島が特殊だから広島だけを特別視しろって言っているワケじゃないんですね。
 やえは広島に生まれたからこそ、広島を特別と思っているんです。
 
 もちろん原爆の異常さは、ただの空爆とは比較の対象としては適切ではないです。
 人を人でないモノにしてしまうのが原爆ですから、その異常性はなんとも言えないモノがあります。
 そしてそれが、自分の生まれた地で実際に起きたんだと思うと、いろいろな感情が生まれてくるワケです。
 
 で、それがですね、そういう様々な感情が生まれてくる理由を思えば、福島の今回のコトは、広島の原爆のコトとは全然関係が無いのです。
 まずはじめに、福島と広島とを同一視している人は、広島の何を知っているんですかと問い詰めたいです。
 そして福島の人だって、マスコミのセンセーショナルな報道だけではなく、キチンと現場を見てほしいと言っている人はいっぱいいますし、そういう人は広島と一緒にしてほしくないでしょう。
 実際ツイッターでは、「福島をフクシマと書くな」と憤っていらっしゃった福島の方がいらっしゃいました。
 当然の怒りだと思います。
 広島の思いは広島に、福島の思いは福島にあるのです。
 
 広島以外の人に広島を理解して欲しくないという意味ではありません。
 ただ、広島の思いをどうこう言うのであれば、それはまず知ってからにしてほしいと思うワケです。
 当然広島の人間がすべて一枚岩で全員が同じ気持ちであるワケでもありません。
 しかしだからこそ、外の人が広島をひとくくりにして、なんらかのコトに利用しようとするのは、広島人としては違和感しか覚えないのです。
 
 複雑な思いですが、ご理解していただければ幸いです。
 



平成23年8月22日

 対フジテレビデモに関して一言

 先週末、東京のお台場にてフジテレビに対するデモが行われました。
 やえは特に積極的に関わっていませんので、伝わり聞こえるコトぐらいしか知らないのですが、こちらの記事によりますと、なんと6000人もの人が集まり、お台場に集結したんだそうです。
 
 韓流偏重「なぜ抗議されなきゃ?」 フジ、文書受取り拒否の高姿勢  
 フジテレビの「韓流偏重」に抗議するデモは、日の丸やプラカードを掲げた参加者で埋め尽くされた。動画サイトによる生中継には、デモ開始前から2万人の視聴者が集まり、ツイッターでも刻々とコメントが寄せられる。
人数は、主催団体代表に聞いたところ約6000人。「これほど大勢集まるとは」と驚くほどだ。フジテレビ前に着いたデモ隊は、口々に抗議の声を上げた。
 
 最近たまに行われている反原発デモなんかは数百人、いえ100人も集まっていないんじゃないかと思われるぐらいのレベルですから、この6000人っていう人数はスゴいです。
 どこまで動員がかかっているか分かりませんが、そもそも労働組合なんかと違って今回の主催者がそこまで組織力があるとは思えませんから、ますますこの自主的な6000人はよく集まりましたねと言える人数だと思います。
 そういう性格から、このデモを軽く見ると大やけどになってしまうのではないかと、正しい分析が必要なデモだと思います。
 
 でもフジテレビはそれが出来ないようですね。
 
 実は主催者側は、デモに先立ってフジテレビに「偏向報道」に関する抗議文を提出しようとしたという。ところがフジに接触したところ、「抗議されるいわれはない」と文書の受け取りを拒否されたのだ。主催者代表は、「近日中に、公開質問状という形でインターネット上にアップする予定です」と話す。
 
 抗議文を受け取らないだけでなく、その理由が「抗議されるいわれはない」です。
 つまりフジテレビは、自分達が抗議を受けるにはその立場に理由が必要だと言っているワケです。
 おそらくそれの1つはスポンサーでしょう。
 スポンサーの抗議であれば受けますよと。
 それから多分総務省などの政府からの抗議も、さすがに拒否はしないでしょう。
 ですが、これらのある意味直接的な関わりがある人や団体からでないと、フジテレビはどんな意見でも聞く耳を持たないと言っているワケです。
 
 傲慢も甚だしいです。
 
 マスコミはどれだけ法や制度によって、一般人や一般企業より優遇措置を受けていると思っているのでしょうか。
 政治の場面一つとってもそうです。
 例えば総理大臣の記者会見にしても、一般人が参加しようとしても絶対に参加できませんが、マスコミはマスコミっていうだけで参加できますし、国会議事堂や役所の中など一般の人が入れない場所にマスコミだけは入れるって場所はいっぱいあります。
 また道路交通法でも、一部はマスコミは除外なんていう規定、例えば駐車禁止とかは報道目的なら禁止の場所でも駐車できるとか、そういう優遇措置があったりします。
 そもそもテレビに関しては電波を格安で使いたい放題ですし、そして地デジ移行問題を見ても、他の局を入れさせない独占的排他的な体制を敷いて、国民の利益など考えもせず既得権益を守る、しかも税金を使ってそれを守るというコトをしているのです。
 確かにフジテレビをはじめとするテレビ局は、直接国民からお金を貰っているワケではないでしょう。
 しかし、お金だけでない様々な特権は、全てフジテレビが自分達の力だけで得ているモノではありません。
 それらは全て法や制度などが担保しているモノであって、ではその法などの力はどこが源泉となっているかと言えば、それは民主主義国である日本であれば当然国民がその大元であるワケなのです。
 
 フジテレビは、国民の力によって様々な特権を得ているのに、国民からの批判は受けませんと言っているのです。
 これを傲慢と言わずして、なにを傲慢と言うのでしょうか。
 
 こういう構図というのは、政治家とかにも同じコトが言えます。
 政治家は様々な特権を持っているワケですが、これは全て国民が選挙によって民意を付託しているからこそであって、その力の源泉は国民の意思なのです。
 だからこそ政治家には必ず次の選挙があって、不適切であればその特権を国民の意思によって剥奪させるコトが出来るのです。
 国民の力によって得ている力は、国民の力によって剥奪させられて当然ですし、そしてそのための批判であれば受ける義務があると言って過言ではないでしょう。
 
 政治家は必要です。
 ですから、一部特権を持つ人が存在するというのは必要なコトです。
 しかし特権があるからこそ、その監視は必要なのです。
 マスコミも同じです。
 民主主義にとってマスコミは絶対に必要な存在ですから、だからこそそのマスコミがマスコミとして機能するための特権はあってもよいとは思います。
 しかしだからこそ、その行動には監視が必要ですし、必要なら批判もされるべきなのです。
 それが民主主義なのですから。
 
 批判されたくないのであれば、自分だけの力で全てを賄えばいいのです。
 特権など使わず、全て一般人と同じように行動して、自分でケーブルを引いてそれを売って、お金を儲ければいいのです。
 それなら「アンタに抗議されるいわれはない」と言ってもいいでしょう。
 「イヤなら見なければいい」と言ってもいいでしょう。
 でも、フジテレビはそうではないのです。
 様々な特権を使った上で、いまの地位にあぐらをかいて座っていられるのです。
 いったいぜんたい何を勘違いして「抗議されるいわれはない」とか「イヤなら見なければいい」とか傲慢にも言えるのでしょうか。
 特権を使っている時点で、全ての国民から批判される義務がフジテレビにはあるのです。
 
 今回のコトは、フジテレビの体質を如実にあらわしたと言えるでしょう。
 つまりフジテレビは、国民の方向なんて全然向いていないというコトです。
 いくらフジテレビが正義面して社会問題や政治問題を取り上げて批判しても、それは全てお金のためであって、スポンサーに対するアピールでしかなく、一切日本という国のためを思っての批判ではないというコトなのです。
 フジテレビは日本のコトも、日本国民のコトもどうでもいいのです。
 今回のデモでは、そのコトが明らかになったと言えるでしょう。
 



平成23年8月23日

 全ての人は批判の対象に

 ちょっと誤解されたままもアレなので、一言言わせてください。
 
 31 職務質問断ったらお金もらえた
 警察嫌いなやえちゃんと天堕さんの大好物。高圧的な職務質問に断固戦う男の話。
 
 警察が嫌いっていう表現は違います。
 まぁあまおちさんはちょっと嫌っていると言っても差し支えないかもしれませんが、やえが警察に対して言いたいのは、嫌いとか好きとか、そういう感情論ではありません。
 
 一言で言えば「警察も批判されるべき」というコトをやえは言いたいのです。
 
 批判されない組織、されにくい組織というモノは、どうしても腐敗していく運命にあります。
 それがいま如実に表れているのがテレビ局ですね。
 昨日書きましたように、フジテレビなど、一般国民からは「批判されるいわれなんかない」と言ってしまうぐらい、自分達は批判なんてされないし、されるべきではないと、そう勘違いで思い上がっているワケで、そんな体質だからこそ、いまのようなコトになっているワケですね。
 そもそもテレビやマスコミなんて、自分達が批判されてもそれを取り上げなければ無かったコトにできるぐらいの権力を持っているのですから、いかに批判されない組織が腐っていくかは火を見るよりも明らかと言えるのではないでしょうか。
 
 どんなコトだって、批判されるコト、少なくとも批判される可能性が常にあるという状態が続かなければ、その組織は腐敗していくのです。
 テレビの他でも、当サイトでは「一見弱者」なんて読んでますが、弱者の名を借りた圧力団体なんていうのも、批判されないコトで腐っていった組織と言えるでしょう。
 またこれは個人にも当てはまりますよね。
 いわゆる「天皇化」してしまって手に負えなくなってしまう人って、アナタの身近にいませんか?
 有名どころでは、どこかの新聞社にもいますよね。
 もちろん、中身のない批判までをも受けろという意味ではありません。
 正当性のない批判なら、それはむしろ批判者が批判されるようなそういう周りの良識や環境があるべきで、これも同時に「誰だって批判される環境があるべきだ」というコトです。
 組織は絶対に批判されなければならないというコトではありませんが、なにかやってしまえば正当に批判される環境が整っているかどうかというのは、組織にとっても個人にとっても、とても大切なコトなのです。
 
 この「批判される環境がある」というモノを制度化したのが選挙です。
 議員はいくら1度議員になったとしても、必ず任期があって、数年後にはまた選挙によって批判に晒されるコトになります。
 そこで評価されればまた議員になれますが、評価されなければ議員の資格を剥奪されるワケですね。
 こうして議員が腐敗していくのを選挙という「批判されるための制度」を使って防いでいるワケです。
 
 そういう意味で、やえはいまの日本の警察は、そういう体質にはなっていないと感じています。
 マスコミと警察って癒着しているんですよね。
 さすがに大事件になれば報道せざるを得ませんが、細かい警察の不祥事なら、下手に批判して情報がもらえなくなるコトをおそれてマスコミは見なかったコトにするワケです。
 例えば警官が犯人の事件の発表が匿名発表であったとしても、これは他の事件なら匿名でないのにおかしいと思ったとしても、マスコミはそれ以上は突っ込まないですよね。
 記者クラブから排除されるのをおそれているワケです。
 職務質問の件でもそうなんです。
 厳密に考えれば違法行為が横行しているハズなのに、それは一切見て見ぬふりです。
 たまにテレビで細かい道路交通法違反者を取り締まる特集を組んで、「違反は違反」とか言って細かいところまで違反者を批判するようなコトをテレビはやるくせに、しかし警察のそういう細かいコトには触れようとしません。
 やえは別に「違反は違反」が間違っていると言っているワケではないのです。
 でも、違法職質だって「違反は違反」です。
 ここは正当に批判されるべきではないかと、やえはここを言っているワケなのです。
 
 「警察の言うコトは全て従うべきだ」という風なコトを言われるコトもよくあるのですが、こういう考え方がやえは一番イヤなのです。
 つまりこれは結局、警察の神格化です。
 警察であれば批判すらしてはいけないと言わんばかりの態度には、やえはうんざりするしかありません。
 そうではないのです。
 警察だって間違える、それは人間なんですから仕方のないコトですし、何十万人といる組織なのですから中にはエラーが混じっているのも、ある意味仕方ありません。
 しかしそうだからこそ、批判されるべきなのです。
 批判されて、よりよい組織にすべきなのです。
 
 間違えてはいけません。
 「批判」と「否定」は違います。
 政治家には批判と見せかけた否定をマスコミも国民もよく言うくせに、なぜか警察に対しては、批判をすると否定をしているかのように受け取る人が多いです。
 違うのです。
 批判をして、間違っているところを糾し正すコトによって、その組織をより良くする、国家国民のためにより良くするためであるのです。
 「批判」と「否定」を取り違えてはいけません。
 
 職務質問ひとつとっても、職務質問の存在がダメだと言うつもりは全くありません。
 ただ、適切に行うべきだと、法に則って行うべきだと言っているだけなのです。
 そして、警察はもっと批判を受けるべきだと言っているのです。
 それは否定されろと言っているのではありません。
 政治家や官僚やマスコミに対して言っているコトと全く同じように、批判される環境は常に作っておく必要があると言っているだけなのです。
 批判されるコトは、それはより良い組織を作るためなのです。
 否定ではありません。
 
 なにかあれば批判は誰だって受けなければなりません。
 批判なんてされるいわれはないという体質は一番の腐敗のもとなのです。
 ここをよくよく考えて貰いたいと思っています。
 



平成23年8月24日

 前原+小沢=?

 なんだか世間は島田紳助さんの芸能界引退話でもちきりですが、やえはあまり興味ありませんのでスルーです。
 敢えて一言言うなら、芸能界なんて、肉体的な限界のあるスポーツや、選挙のある政治と違って、特に引退という明確な線引きなんて無いんですから、なんでここまで大騒ぎしているのか、テレビなんて「街の人の声」とかインタビューして、なんか壮絶なマッチポンプのようにしか見えないのは、やえが冷めすぎているせいなのでしょうか。
 まぁいいでしょう。
 今日はちょっと民主党代表選について一言言っておきたいと思います。
 
 口先王子の前原誠司議員が、突然民主党代表選挙に出馬すると表明しました。
 前原議員が出馬宣言する前までは、野田議員や馬淵議員など、いままで民主党代表経験の無い人たちばかりで、言ってみれば小物ばかりの顔ぶれだったために、代表選挙はどこか冷めたような感じがありました。
 しかしここにきて一度代表経験があり知名度も抜群の前原議員が表明したために、一気に最有力候補として注目を集めているという感じですね。
 
 しかしまぁ個人的な感想で言えば、やえは昔はこの人期待していたんですが、もう与党になってからの体たらくを見ると、もはや嫌いですと言いたくなるぐらいの能力の無さを今まで見せつけられてきました。
 まだ野党の時なら口先だけでも良かったのでしょうけど、国土交通大臣になってからというモノ、八ッ場ダムの問題にしてもJALの問題にしても高速道路無料化の問題にしても、全てが口先だけは勇ましいコトを言うモノの、なにひとつとして前進させたり解決させたりするコトはありませんでした。
 ましてこの人、言うコトだけは言うのです。
 言ってみれば民主党のマニフェスト以上に大風呂敷を広げ、時に攻撃的に言い他人に責任をなすりつけて、例えば天皇陛下の日程を小沢一郎が無理矢理都合させたという問題があったときに、前原議員は、それは先に元自民党議員から要請があったんだと、大ウソを大臣記者会見の中で言い放って責任転嫁したモンですが、この人はいつもいつも自分が良く見られるようにというコトしか考えていない人なのです。
 だからこの人は、すぐに他人のせいにするクセがあります。
 その最たるモノが永田メール事件の対応でしょう。
 口先だけはいつも勇ましいコトを言うのに、その中身については全然追いついていません。
 それが前原誠司という国会議員なのです。
 少なくとも今までの議員活動を見てきた上では、そう判断せざるを得ません。
 
 その上で、外国人から堂々と献金を貰っていたのです。
 
 もはやこの人にどう期待しろと言うのか状態です。
 まぁそもそもですよ、いくらあの人の思想が保守寄りで、憲法改正論者であったとしても、民主党に所属するだけで本来は保守と呼んで良いのかどうか、期待すべきかどうかに疑問を感じます。
 別にそれはやえが民主党が嫌いだからじゃないですよ。
 そうじゃなくて、民主党っていう政党は、その支持基盤に労働組合の連合や日教組や部落解放同盟など、さまざまな「大物左翼組織」が名を連ねているのです。
 つまり前原議員自身も、連合や日教組の支援を受けて選挙に当選しているのです。
 それでなにがどう保守で、なにがどう憲法改正なのか、全然やえには理解できません。
 もっと言えば、思想が保守系でなくても、やえは支持基盤が連合や日教組というだけで期待する気など無くなってしまいます。
 日教組の支援を受けて本気で日本の領土を守れると思いますか?
 労組・連合の支援を受けて本気で憲法改正ができると思いますか?
 
 で、結局そういう二枚舌的な態度は、見事人格にも当てはまってしまっているワケです。
 言うコトとやるコトが違う、有言不実行、政治家の基本である選挙がそうなのですから、そりゃそういう政治姿勢になりますよね。
 そして極めつけが、小沢一郎との融合です。
 
 民主代表選 「前原・小沢」接近の芽  
 「仲介」とも受け取れる動きも出た。前原氏は23日午前、東京・八重洲の京セラの八重洲事業所を訪問、稲盛和夫名誉会長と会談した。稲盛氏が「挙党一致だ」と求めたのに対し、前原氏は「当然です」と応じた。
 元代表も同日午後、同事業所で稲盛氏と会談。稲盛氏は両者に共通の重要な後援者だ。元代表は渡部恒三最高顧問との和解の場となった今年5月の「合同誕生会」に際しても、稲盛氏に仲介を依頼して前原氏の出席を求めた経緯がある。
 「稲盛さんが仲介役となり、京都の経済界が動けば、元代表が前原氏を支援することはありうる」と小沢グループ幹部。自民党からも「小沢サイドの人たちが『小沢さんは前原さんを担ぐかもしれない』という話をしている」(石原伸晃幹事長)という見立てが出始めた。
 
 民主党の派閥は10〜40人規模ばかりですが、小沢派だけがとびぬけて100人超ですから、やはり代表選挙においては候補者は喉から手が出るぐらいほしい票田でしょう。
 まして今回の民主党代表選挙は党員投票をしない、完全国会議員のみ選挙ですから、なおさらです。
 これほどの盤石な基盤があれば、知名度がある前原議員にとっては一応国民の間では人気もあるとされていますから、あとはもう党内はなだれ込むよう前原支持に傾くと、そういうシナリオを前原議員は組んでいるんだと思います。
 やえもそれは当たっていると思います。
 いま民主党議員のもっともほしいモノは、自分の選挙で勝てるだけの評判です。
 そしてそれは民主党の代表の顔に左右されますから、この人誰って言われる鹿野議員よりかは前原議員のようが何倍もマシでしょう。
 そういうお互いの打算が、この動きに繋がっているんだと思われます。
 
 でも前原議員は、菅代表・総理が誕生する時に、反小沢で団結した急先鋒でしたよね。
 あの時は反小沢なら正義みたいな雰囲気だったコトもあり、もともと小沢一郎とは党内基盤が全く違う前原議員は、その象徴かのように見られました。
 その結果として菅内閣ができ、前原議員は外務大臣という最重要ポストに就いたワケです。
 
 ホント、二枚舌もいい加減にして欲しいです。
 
 まぁクリーンクリーン言い続けて、しかしいざ蓋を開けると小沢一郎は限りなく黒に近いグレー(もうちょっとで秘書が有罪となり黒になりそうですが)で、前原議員は真っ黒なように、こういう体質なんですよね民主党。
 そしてその二大巨頭が手を結ぶのです。
 もし前原内閣ができたとき、果たしてどのような政権になるのでしょうか。
 
 やえには希望が全く見えません。
 



平成23年8月25日

 コメントレス

 ちょっと朝のニュースを見て思ったんですが、福島原発の辺りに10m級の津波が来る可能性があったと政府は数年前に資料を作成していたのに今まで結局なんの対策も立てなかったとかいう記事が朝刊に載っているらしく、テレビのコメンテーターが「言い訳にならない」と憤っていたのですが、こういうのって結局いまだから言えるコト、後出しじゃんけんなんじゃないかと思うんです。
 だってあの大地震が来る前の世の中で、果たして「10mの津波が来るぞー」と言って信じた人が果たして何人いたか、やえにはかなり疑問です。
 その最たる例は、民主党の事業仕分けですよね。
 「200年後のコトになんかに巨額の税金は使えない」とバッサリと切り捨てられました。
 これは例のスーパー堤防の話ですが、この手の話というのは、これだけにとどまりません。
 例えば公立学校の耐震化の話でも、いまのになって「約2割にあたる2万2911棟が耐震性が不十分か、耐震診断が実施されておらず、うち4614棟は震度6強以上の地震で倒壊する危険が高い」なんて記事が出ていましたが、これももう何年も前から自民党が頑張って予算をつけていたのに、民主党があっさりと予算縮小した事案です。
 科学技術の件も、構図は同じです。
 結局、数年十数年先の100%の保障がないという案件に関して、日本人はそんなモノにお金を使うっていうコトに忌避感を持ってしまっていたのです。
 そしてその最たるモノが、民主党の衆議院選挙大勝利であり、民主党政権の誕生でしょう。
 
 これは国民自身が、目先のコトしか考えられなくなってしまっていた、それが招いた結果だったのです。
 子ども手当なんて目先のお金に、高速道路無料なんて目先のお金に、高校無償化なんて目先のお金に、日本国民自身がくらんでしまったのです。
 将来のコトを考えられなくなってしまったのです。
 
 ですから果たして数年前に、「福島に10m級の津波が来るぞー」って時の政府が発表していたとしても、それを国民が真剣に真面目に受け止めていたかどうかは、やえには甚だ疑問です。
 もし政府が大きな堤防を作ろうとする等の対策を取ろうとしても、どこかの村で村長が堤防を作ろうとして大反対にあった例のように、国民から「そんな巨額なお金を使うな」とバッシングされていたかもしれません。
 いえ、事業仕分けなんて見れば、そうなっていた可能性の方が断然高いと言えるでしょう。
 こうやって他人のせい他人のせいにしていると、また同じコトを繰り返してしまいます。
 今だからこそ、自分の責任の上で何をすべきかを、国民全員が考えて欲しいと思います。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 前振りが長くなってしまいましたが、今日はコメントレスの日です。
 さっそくいってみましょー。
 
 
 フジテレビのデモどこも報道しないんですがどう思います?私はなんか怖いです
 
 いまのところ、ネットメディアや雑誌でちらほらってところですかね。
 これ、とんでもなく、マスコミの怠慢ですよ。
 というのも、本来デモというモノは「これだけの数の人が怒っているんだぞ」というコトを内外に知らしめる、言わば恣意行動なのですから、それで一番重要な部分は参加者数なのです。
 参加者数が多ければ、それはそれだけその話題や主張に共感している人が多いという意味であり、小規模であればそれは単なる少数意見でしかないという意味になります。
 さらにデモというのは、既存の意見に対するアンチテーゼという意味合いが強いワケですから、なおさら人数は重要です。
 「いまはこれが常識と無条件に思っているかもしれないが、実はそうではない、そのような常識は間違っていると思っている人間はこれだけいるんだ。間違っているのはいまの常識だ」と主張するのがデモなワケですからね。
 よってデモは、その参加者数が多ければ多いほど、その説得力が増すモノなのです。
 
 そういう意味で、6000人規模というデモであれば、それはかなり大規模なデモであったと言えるワケです。
 であるなら、その主張の内容に関わらず、マスコミはその出来事があったコトを伝える義務があるハズです。
 そもそも公平公正を旨とするジャーナリストであれば、デモの主張の中身は判断基準にしてはなりません。
 こういう主張だから取り上げよう、こういう主張だから取り上げるのはやめようと判断するのであれば、それはジャーナリスト自身が政治活動を行っているという行為そのものであり、それはジャーナリズムとは言えません。
 ジャーナリズムとはあくまで起きた出来事を冷静に国民に伝えるコトです。
 もちろん全ての出来事を伝えるコトは様々な制約で難しいですから、何を伝えて何を伝えないかという判断は必要ですが、その意味で考えれば、ではデモがあったというコトを伝える伝えないの判断基準はどこにあるかと言えば、そうですね、やっぱり参加人数なのです。
 デモを取り上げるかどうかは、参加人数が多いか少ないかだけで判断するしかありません。
 そしてマスコミは、過去この対フジテレビデモの参加人数より少ないデモを今までたくさん取り上げてきたワケですから、いまになってこれを取り上げないというのは、それはもはやジャーナリズムの放棄としか言いようがないでしょう。
 
 いまのマスコミはジャーナリズムをやっているんじゃないんです。
 政治活動をしているんです。
 これからは、そういう目で見なければならないでしょう。
 そして、どんどん批判されなければなりません。
 マスコミは「政府を批判するのがマスコミの役目だ」と言いますが、その批判する者であるマスコミを監視し批判するのは国民の役目なのです。
 批判されない組織は腐っていくのですから、日本のためにどんどんマスコミは批判されるべきなのです。
 
 
 
 復興増税について民主党の岡田幹事長「先送りは許されない。多くの人が痛みを分かち合おうという気持ちを持っている」 http://newtou.info/entry/5661
 【政治】公務員給与 削減法案 審議見送り http://blog.livedoor.jp/video_news/archives/1709909.html
 都合の悪いニュースは報道しないますこみ
 
 やえは一概に公務員のお給料を削りまくるコトが正しいコトだとは思いませんが、ただこれ、民主党は普段からこれをやるんだと言って選挙で勝ったワケですからね。
 つまり結局、これも「あれはウソだ」シリーズなワケです。
 
 ま、次誰が代表総理になっても「あれはウソだ」シリーズは終わらないと思いますよ。
 
 
 
 市民の党メンバーを複数の民主議員が秘書採用www http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livecx/1314044112/l50
 国もこんなありさまですしねえ
 
 民主党が政権を取る前、民主党に懐疑的で国を憂う声の中に、「民主党が政権をとったら、中国や韓国からスパイが送り込まれ、政権の中枢に入り込んで、本当に国が売られてしまう」というモノがありました。
 当時は「陰謀論すぎるwwwww」とか「妄想乙wwwww」とか「自民党信者ぷぎゃーwwwww」とかという反応ばかりですが、さて、どうでしょうかこの現状。
 事実でしたよね。
 謝ってくれるんでしょうかね。
 やえは、民主党政権の失敗は国民全員に責任があるとは言ってますが、全ての人の責任が等しいとはとてもじゃないですけど思えません。
 キチンと警告していたのにも関わらず、まじめにその声を聞こうとしなかった人、いまのこの惨状をどう説明してくれるのでしょうか。
 
 
 
 批判と否定は違う、というのは仰るとおりだと思います。批判は部分否定、否定は全否定っていうのが自分の捉え方です。ただ、その部分否定が伝わらずに全否定ととられてしまうことって多いのですよね…
 
 なんのために批判するかってコトなんですよ。
 やえは、相手を否定するために批判したコトなんてないです。
 その場合は、はじめから全否定します。
 そうではなくてですね、マスコミにしたって警察にしたって、存在が無くなるのは困るコトであり、社会や日本にとって必要不可欠なモノだと思っていますので、だからこそ批判するワケです。
 本来あるべき姿、そうであるべき姿になるよう、改善するために批判するワケです。
 
 まぁ批判が否定にとられるっていうのは、もうこれは、やえがこういうサイトをやっている以上はよくあるコトなんて一言で済ませられないぐらいたくさん経験してきました。
 またあまおちさんも、確かに警察に対してはかなり感情論は入っているんでしょうけど、それでも「警察が無くなるべきとは思っていない」等のコトは書かれているハズです。
 この辺の切り替えって主張や議論しなれていない人は難しいのかもしれませんが、ただまぁ、せめて批判と否定は違うっていうコトは分かって欲しいですね。
 
 「なんのために批判(主張)するのか」ってところをよく考えるべきなのでしょう。
 これも最近よく言ってますが、結論とはあくまで論拠があってこそ生まれる概念ですから、その論拠とはなぜそう考えるのかってところを突き詰めれば、批判と否定は全く違うというコトが簡単に分かると思います。
 
 
 
 違法献金疑惑と言うガソリンを頭からかぶったまま、火中の栗を拾いに行く前原。自民党が参議院で手薬煉ひねって待ち構えています。
 
 まぁ、本人もそれは承知の上なんでしょうしね。
 総理なんてタイミングの問題も大きく、いくら前原議員と言えども、今回を逃すと次本当に総理大臣になれるかどうか分からないですから、多少のコトがあっても取りに行くっていう考えなのかもしれません。
 この姿勢は政治家としては分からなくはありませんが、ま、それが国民のためになるかどうかは別問題ですね。
 この問題絶対に取り扱わなければなりませんし、そうすると他の案件に支障が出るでしょうし、どうですかね、前原議員が総理になるだけで、国政に混乱が起きかねませんね。
 
 あといまふと思ったんですが、前原議員が総理になってこの問題を国会で自民党が取り上げたとき、マスコミが「いまはそんなコト言っている場合じゃない」とか「自民党は政局ばかりだ」とか言うのでしたら、それは甚だお門違いだと言っておきましょう。
 違法は違法ですし、それに対してキチッと責任をとっていない前原議員にまずボールがあるのですから、責任を追及する方が間違っているというのは、それは批判を封じ込めるための卑怯な言論弾圧でしかないと言っておきます。
 
 
 
 私は、増税大連立を叫ぶ野田財務大臣以外なら誰がなっても良いと思っていました。しかし、八ッ場ダムにしろJALにしろ手を付けた物が悉く失敗する前原氏よりはマシだと思ってしまいます。こうなると小沢一郎総理で良いじゃないかとも言いたくなりました。総理になれば小沢一郎氏の本当の実力も解る事ですし。
 
 野田議員もやえはよく知らないんですが、なんとなく、安定感はあるのかなという気はしています。
 官僚型みたいなタイプでしょうか。
 ただまぁ昨日言いましたように、民主党は根っこの部分が労組で日教組ですからね。
 どこまで行っても売国的な要素は拭えないでしょう。
 総理が誰になったとしても、民主党政権っていう時点でダメだと思います。
 



平成23年8月26日

 民主党代表選とヤクザ映画と人権擁護法案

■前原vs小沢
 
 この前の更新で前原議員と小沢一郎が手を結ぶって書きましたが、どうやら交渉は決裂したようで、対決路線になったみたいです。
 やえはちょっとびっくりしました。
 なにがびっくりって、ここにきてまだ民主党の議員がポストのコトしか頭にないってコトにです。
 さきほどリンクしている記事を見ていただければと思うのですが、小沢側が求めているのは人事であり、それの確約が取れないので「前原誠司前外相を支持しない意向を固めた」のです。
 
 やえは前回の更新で言いました。
 いま民主党議員の一番の関心事は選挙であり、地盤の弱い民主党議員にとっては代表の顔こそが最も自分が選挙に当選するための条件になるので、国民に人気の高いとされている前原議員を代表にして選挙に戦いたいハズですから、特に最も地盤の弱い一回生議員が多い小沢派と前原派の思惑が一致したのでしょう、と。
 侮っていました。
 見くびっていました。
 民主党議員は、いつあるか分からない選挙よりも、目先のポストの方が目先の権力の方が優先順位が上だったのです。
 さすがにやえもこれは読めませんでした。
 
 まぁ、派閥親分の小沢一郎や鳩山元総理なんてどんな状況でも選挙は通るのでしょうから、選挙のコトなんてはじめから頭になかったのかもしれません。
 しかしそれは同時に、自分達の子分なんてどうでもいいと思っているコトになります。
 結局自分のポストを確保するための道具としてしか子分のコトを思っていないというコトです。
 この人たちはそういう人たちなのでしょう。
 
 そんな民主党議員達による代表戦ですが、その結果として総理大臣が決まるワケです。
 やれやれです。
 
 
■反社会的行為撲滅とフィクションの世界での表現の仕方
 
 島田紳助氏の引退騒動でにわかにヤクザの話題が盛り上がっていますが、その中でちょくちょく言及されるのがヤクザ映画、任侠映画って言った方がいいんですかね、そういうモノとの関係性です。
 映画って完全に芸能界の範疇の話ですから、伸介氏の話題と合わせてよく出るようで、やえもテレビでコメンテーターがなんだか色々言っていたのを耳にしました。
 そして、芸能界関係以外でもヤクザ映画を見たコトある人は多いと思います。
 特に広島なんてそのメッカとも言ってもいいかもしれません、あの有名な任侠映画『仁義なき戦い』の舞台でもありますし、そのファンの方もたくさんいると思います。
 
 で、このヤクザ映画任侠映画って、基本的にヤクザをヒーローかのように表現して、ヤクザの世界を肯定するような表現をしますよね。
 ヤクザは悪でそれを打倒する映画なんてなったら、それは逆に刑事物になってしまいますから、基本的に任侠映画はヤクザの世界を格好良く肯定的に表現するモノです。
 現実世界ではあり得ない構図ですよね。
 もちろん見ている人は全員これをフィクションだと認識した上で、一般社会のいわゆる暴力団を肯定する意味ではないのは分かった上ではあります。
 しかしそれでも、フィクションの世界ではこういう暴力団とかヤクザとか任侠とか、反社会的行為を肯定するかのような表現が成されているというのも、これは事実なワケです。
 
 その是非はともかくとしましても、この構図というのは、児童ポルノの問題と一緒なんですよね。
 現実社会で行うコトは許されない行為だけど、フィクションの中で楽しむのは許されるっていうコトですから、これは任侠映画も児童ポルノも全く一緒ですよ。
 例えば現実と虚構の区別の付かないアレな人間が児童ポルノに影響されて犯罪を犯すのも、任侠映画の影響されて暴力団に入るのも、結局そのフィクションが果たした役割は全く一緒なワケです。
 もし仮に、任侠映画の影響は個人に責任が帰されるべきモノだが、児童ポルノはフィクションが完全に悪いと言うのであれば、こんなモノ完全に矛盾しているしか言いようがありません。
 
 こういう構図というモノは、任侠映画と児童ポルノに限らず、たくさんあるコトでしょう。
 フィクションの中だから許されるって行為です。
 そしてその影響は、良い影響だけでなく、悪い影響もあります。
 ここをどう考えるかは、これからの社会にとって重要でしょうけど、しかしここに矛盾が無いよう考えなければならないでしょう。
 任侠映画だけは許されるなんてコトは、それはただの不公平であり、マスコミの横暴としか言いようがありません。
 ここは、フィクションを受け取る側である消費者として、キチンと整理して監視する必要があるのではないでしょうか。
 
 
■人権擁護法案の審議がはじまる?
 
 これもあまおちさんのツイッターとかぶるんですが、なにやらどこが発信源か分からないのですけど、本日から人権擁護法案の審議が始まるとかいうお話が出回っているんだそうです。
 しかしこれ、いったいどこでの審議がはじまるのか、衆議院なのか参議院なのか政府の中なのか民主党の中なのか、それとも自民党の中での話なのか、それが全然分からないんです。
 
 で、今日26日ですが、衆議院も参議院も、人権擁護法案が審議されるであろう法務委員会って、そもそも開催すらされていません。
 さらに念のために、今日は参議院で本会議が開かれましたので、なんの議題が取り扱われたか調べたのですが、
 
 議事日程 第三十六号
  平成二十三年八月二十六日(金曜日)
     午前十時開議
 第 一 東日本大震災に係る災害復旧及び災害からの復興のた
     めの臨時の交付金の交付に関する法律案(礒崎陽輔君
     外五名発議)
 第 二 平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する
     特別措置法案(内閣提出、衆議院送付)
 第 三 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関
     する特別措置法案(内閣提出、衆議院送付)
 第 四 電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案
     (内閣提出、衆議院送付)
 
 とのコトであって、人権のじの字もありません。
 こんなコトはですね、ちょっと衆議院や参議院のサイトに行けば簡単に分かるコトでして、いったいぜんたいどこからの情報で「審議される」と言われているのか、まず情報元を明確に提示してから主張をして欲しいです。
 
 もちろん政府内や民主党や自民党の中の会議の可能性はあります。
 審議されるというのが事実なら、それはそれでいいんですよ。
 それが事実なら、その上でどう主張するかっていう問題に移行するだけですから、それならそれでいいんです。
 でもですね、情報元をハッキリとさせずに、ただ「審議されます」なんて書くのは、そんなモノは情報でも主張でもなんでもない落書きにしか過ぎません。
 ソースが無いだけならまだしも、どこで審議されるかすら書かないなんて、もはやデマゴーグレベルです。
 
 人権擁護法案に対する論というのは、はじめからデマ満載だっただけに、ホントこういうのはキッチリしてほしいです。
 最低限、ネットなどの公の場で主張や言論するのであれば、情報元を探して提示するっていう最低限のコトをしてください。
 それができないなら、公の場で意見なんて書かないでほしいです。
 



平成23年8月29日

 野田総理大臣誕生へ

 というワケで、野田佳彦議員が民主党の新しい代表に選出され、次期総理大臣にほぼ決まりました。
 正式には明日辺りに行われるであろう国会での指名を経て天皇陛下より任命されてからですが、実質的にはこれで次の総理は決まりです。
 
 で、この前の更新で野田議員に対してはやえは「安定そうな人」と評したのですが、それに対して一行ボードの方で「安定感ではなくて無害感」なんて意見を貰いまして、なるほどですねと思いました。
 「無害感」
 なんだかピッタリです。
 無難という言葉も頭によぎりましたが、それよりも「無害感」の方が近い気がします。
 また、「無害」ではないんですよね。
 「無害感」としてこそピッタリです。
 
 で、野田総理ってどうですかね。
 やえ、あまりこの人よく知らないんですよね。
 地味ですよね。
 パッと思いつくのが自民党と大連立したいっていう発言ですが、まぁ普通に考えて自民党がこれに乗るとは思えませんし、結局ドロ船と化している民主党にとって「野田総理」がどれだけアピールできる力になるのか、与党民主党と野田政権がどれだけ続けられるかはここにかかっていると言えるでしょう。
 多分一番野田政権にとっていいのは、地味のまま、全方位に無害感でもって、無難に何もなく続いていくっていう感じでしょうか。
 それで民主党の人気が上がるとは思えませんが、それでも静かなままなら、いまよりは支持率も高くなるでしょうから、それはそれで御の字かもしれません。
 やえにはいまのところ、野田政権に対してもっともよい予想図とは、これしか思いつきません。
 
 それが国民にとってよい政治となるかどうかは分かりません。
 また、野田総理だけで無害政治が行われるとも限りません。
 例えば前原議員が大臣になれば、やっぱり外国人献金の問題は再燃するでしょう。
 なんと、大臣を辞任したキッカケとなった件以外にも、新たに外国人から献金を貰っていたコトが判明したコトでもありますし、正直この人、なんでいまでも議員を続けているのかというコトの方がもはや疑問と言うしかないでしょう。
 組閣は明日以降になると思いますが、蓮舫議員の例もありますし、またどんなトンデモ大臣が生まれるのか、気をつけなければならないと思います。
 
 そもそも民主党議員なんて、だれがいつなんのキッカケで炎上させるか分かったもんじゃないですからね。
 松本防災大臣の例を見るまでもなく、民主党にはトンデモ議員がいっぱい潜んでいますから、いくら無害感野田内閣と言えども、どこから火の手が上がるか分かりません。
 また、口蹄疫問題の時のように、ネット上はともかく、一般的には無難に対応していると見られていても、実は国益を損ないまくっているという件はこれからも民主党政権である限り出てくるでしょうから、国民の利益という観点では、もはやどうやってもダメとしか言いようがないと思います。
 民主党政権なら、だれが総理になってもダメなのです。
 
 一行ボードでこういう書き込みも頂きました。
 
 総理は誰がなっても同じ、は自民党だから成り立っていた論法
 
 いや実は、民主党もこの論法成り立つんですよ。
 悪い方向にですけどね。
 いくら野田新代表が無害感のある総理としても、所詮民主党の支持基盤は労働組合と日教組、これで日本が良くなる政策を実行できると思う方がおかしいのです。
 そしてどこで議論し決定をしているのか分からない、そもそも誰が決定権を持っているか分からない、そんなシステムしか民主党は持っていないのですから、さらに言えば綱領すらないのですから、これでどう変われと言うのが、変われって言う方が無茶ブリなんじゃないかと思うような政党が民主党なのです。
 それはもうこの2年でハッキリと証明されているのですから。
 
 というワケで、まぁいまの段階で野田内閣を評価はできないですから、あれこれ言いませんが、どっちにしてもやえはもはや民主党政権というだけで誰が総理になっても期待しません。
 敢えて言うなら、やえは菅政権が誕生する前から、感は鳩山よりも最悪と言ってきまして、それは半ば当たっていたと言えるのでしょうから、それよりはマシかなとは思うぐらいです。
 なにがどうマシなのかはちょっと難しい問題ですけどね。
 



平成23年8月30日

 民主党のジレンマ ※ただし国民は不在

 なかなかポストが決まらない、どうも閣僚は明日以降になりそうな、ではなんのために党員投票せずに短期間で国会議員投票だけで選挙をしたのか、被災地復興や原発対策のためではなかったのかと言いたくなるところですが、野田佳彦新民主党代表が本日国会において内閣総理大臣に指名されました。
 これからどんな舵取りをしていくのか、まぁやえは昨日言いましたようにたいして期待はしていないのですが、少なくとも菅直人よりはマシだろうと信じて、それぐらいの期待はしていますので、よろしくお願いしたいと思っています。
 とにもかくにも、まずは人事でしょう。
 いつも言ってますが、日本の議院内閣制は、大統領と違って総理大臣1人が行政府なのではなく、あくまで合議制の内閣全体が行政府なのですから、他の大臣もかなり重要です。
 復興のためにも日本のためにも、はやく大臣を決めてほしいと思います。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて、総理は総理として、今日は与党としての民主党について、その懸案事項を指摘しておきたいと思います。
 
 いまの与党としての民主党には大きな矛盾が存在しています。
 その原因はマニフェストです。
 すなわち、現実的に考えればあのマニフェストは実現できるワケもなく、そもそも財源としては民主党は選挙前「埋蔵金でできる」とは大ウソをついていて当然そんなモノは無かったのですから、それを前提としたマニフェストなんて実現できるワケがなくて、それをどう変更して現実実行可能な政策にしていくかという問題と、いやマニフェストは国民との契約なのだから何が何でも実現していくべきだという考え方です。
 簡単に言えば、約束を守るのか、それとも現実的に転換するかです。
 これはどちらも正しいですし、どちらも間違っています。
 そして決して両者が相容れるコトはありません、絶対に対立する考え方です。
 政策を実現しようと思えばマニフェストは形骸化しますし、マニフェストを実行しようとすれば財源がなく現実的な政策とは成り得ません。
 野党の時は好き勝手言いたい放題で責任をとる必要は無かったのかもしれませんが、与党としての民主党は、このジレンマにいま苛まれているワケです。
 
 当然ですが、何が一番悪いのかと言えば、そんなマニフェストを作ったコトがそもそも悪いのです。
 財源が無い、埋蔵金なんて無いというコトは選挙前に散々自民党からも一部の世論からも言われていたコトなのに、それを全て無視して夢物語なマニフェストを作り、それを公約として選挙を戦ったコトが一番悪いのです。
 ジレンマは、考え方の違い主張の違いという問題ではなく、そもそも出発点が間違っているのですから、どうやったって解決しません。
 
 そんな中、今度の民主党の代表と新総理になる野田議員は、野党自民党との協力態勢を構築したいと言っていますから、おそらく現実路線=マニフェスト放棄路線になるのでしょう。
 それを歓迎する向きもあるようですが、しかしそれはそれで選挙の時の約束を破るという宣言であり、国民を裏切る行為であって、国民不在の政治を、言わば民主主義を蔑ろにする政治行為であるというコトは、キチンと国民も知っておくべきだと思います。
 もしくは自民党の政策を実現していく政治とも言えるかもしれませんが、それは衆議院選挙で言えば、少数の意見を多数の意見よりも尊重するというコトですから、やはり民主主義の原則からは外れる行為でしかありません。
 野田新総理の政治とは、出発から民主主義を裏切る行為からはじまると言っても過言ではないのです。
 
 このジレンマを脱するにはどうしたらいいのか、それはもう解散総選挙しかないでしょう。
 マニフェストが大ウソのシロモノだったのですから、それを実現するにしても、破棄するにしても、それは国民の審判を仰ぐべきモノです。
 今のマニフェストを実現するためには別の財源を確保する必要がありますが、そのためには増税か赤字国債の発行しかないと思いますけど、どちらも民主党は選挙時にやらないと言っていたのですから、ここの整合性をとるためにも、やはり解散して選挙して国民の信を得るべきなのです。
 選挙を経ない間は、民主党がなにをやっても全て大ウソであり、民主主義を蔑ろにする行為でしかないのです。
 



平成23年8月31日

 輿石幹事長!?

 みなさんご存じだと思いますが、民主党の新しい幹事長に、なんと輿石民主党参議院会長が就任いたしました。
 
 意味が分かりません。
 言うまでもなく輿石参議院議員は親小沢派であり、この前の参議院選挙ではこの人を落とそうと自民党からメインターゲットになっていたぐらいの人です。
 さらに他の幹部を見れば、前原議員はともかく、幹事長代理に輿石議員が是非にという声で決まった樽床議員、そして国会対策委員長に鳩山内閣で官房長官を務めた鳩山元総理の側近中の側近の平野博文議員です。
 前原議員は大臣にさせられない(大臣になると国会で質問に答える義務が発生しますが、大臣でなければ、質問を受ける義務はないので、献金問題を追及されなくて済む)ので党役に逃がしたというところでしょうから、結局こんなの、党内融和やバランスをとったどころではなく、完全に小沢シフトと言う方が適切です。
 もう基本的に民主党の党幹部は小沢鳩山のいわゆる小鳩連合に牛耳られるという形になったと言えるでしょう。
 
 意味が分かりません。
 野田次期総理は保守系の議員と言われていましたが、輿石議員はバリバリの日教組議員であって、極左です。
 さらに平野国対委員長も、労働組合上がりの労組印100%議員です。
 菅直人が悪あがきのように朝鮮学校も無償化するよう指示したようですが、結局野田次期総理はこれを黙認するというコトなのでしょうか。
 結局民主党は支持基盤が連合や日教組なのですから、サヨク政策からは逃れられないのです。
 むしろそれを実現するための政党が民主党なのですからね。
 つまりは野田次期総理は、自らが保守寄せパンダになって、実はサヨク政権そのままという、身を張ったギャグのつもりでいるってコトなのでしょうか。
 
 意味が分かりません。
 とてもじゃないですけど、選挙向けの人事とは思えません。
 幹事長は、特に与党にとっては党首が総理ですから、政党という単位で見れば幹事長こそが党の顔となります。
 実際の党務は幹事長が最高責任者になるワケですしね。
 そしてその党の顔が輿石議員です。
 大変申し訳ないのですが人相悪すぎです。
 選挙ウケするお顔ではありません。
 もしかすれば閣僚に華やかな人を就けるのかもしれませんが、それにしても選挙のコトを考えれば、輿石議員は無いです。
 選挙やる気がないのでしょう。
 任期満了までやる気なのでしょう。
 「選挙の洗礼を受けていない」総理のクセに、自らの口でそう批判していたクセに、いざ自分がその立場になるとあっさりと前言を翻すのです。
 やっぱりこの内閣にも全然期待なんてできないでしょう。
 
 だいたいですよ、普通国会で首班指名を受ければ、すぐに組閣ですよ。
 それがなんですか。
 昨日首班指名で今日を挟んで、まだ内閣が出来上がっていません。
 いまが究極の政治空白ですよ。
 これがまだ土日のコトでしたらまだアレですが、そうではなく、ただの平日にここまで堂々と政治空白を作るとは何事でしょうか。
 そもそも野田議員でさえ、いまだに天皇からの任命を受けていないのですから、内閣総理大臣ですらないのです。
 自民党が以前菅内閣に対して不信任案を出した時に、マスコミは揃って「政治空白を作るべきではない」とか1日のコトを散々に言ってましたが、いまのこの有様はなんなんでしょうか。
 結局民主党もマスコミも、被災地のコトなんて全然考えてないんですよね。
 ま、怪しいお米セシウムさんを見ればそんなコトは一目瞭然ではありますが、また今回の野田内閣もマスコミをタッグを組んで日本を外国に売り渡そうとしているだけなのでしょう。
 
 色々大変だったとは言え、もう被災地も地方選挙は出来たのですから、もういいでしょう、早く衆議院選挙やりましょうよ。
 それだけが、日本を良くする唯一の手段だと思います。
 



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