☆やえニュース☆

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平成15年7月15日

 捏造系政党

 えーと、文章全部書いてから思い出したんですけど、今日7月15日は、当サイトHP平成徒然解体新書【堕天使の槍】の誕生日です。
 正式公開したのが1999年ですから、足かけ丸4年です。
 うーん、20世紀から続いてるっていう言い方をするとなんとも趣がありますね。
 一般的なサイトの寿命が約一年、二年も続けばながいとされる中、よく思想や政治・社会問題なんていう堅いモノを題材にしてこんなに長く続いたモノです。
 今日から5年目に突入です。
 これからもよりいっそう頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
 
 えーと、サイトとして4周年なのに、天堕さんのコメントは無しです。
 だって天堕さんが出てくると面白くない法則がありますので、無しです(笑)
 まぁ、ネタがあればまたヒョコッと出てくるでしょう。
 その時にでも挨拶させますね。
 
 とだけではさすがにアレですので、こちらの方をご用意させていただきました。
 じゃん。
 「ネット思想家 天堕 輪に望むもの世論調査
 サイト四周年特別企画です。
 サイト四周年というのはどっちかといえば天堕さんのお祝い事なので、天堕さんであそんでやってください(笑)
 当サイトでアンケートすると、だいたい不幸な結果が待っているという事はあまり気にしない方向で・・・。
 
 
 さて、最近ちょくちょくメールをいただくようになりました。
 いろんな立場の人がいろんな視点で感想を言っていただいていますので、やえとしてもとても勉強になったり、考えさせられたりしています。
 いつもありがとうございます。
 また、web拍手の方でもいろいろと感想とかメッセージとかもいただいております。
 長崎の少年殺人事件を取り扱った速報版も、はじめは通常更新と同じデザインを流用していたのですが、拍手で「更新とはちょっと変えた方がいいんじゃないか」というメッセージを頂きまして、やえも紛らわしいとは思っていたので変えてみたんです。
 どうでしたでしょうか?
 今はもうだいぶ落ちついてきましたので今はトップからは外していますが、今度もう一回まとめて本更新で書きたいと思っています。
 また別の緊急事態が起きたら速報版を復活させますね。
 
 さころでこんなメッセージもいただきました。
 
 >毎日更新大変そうですね。いつもありがとうございます。
 >ご苦労様です。

 ありがたい。そんな言葉、初めてだな。いつも批判ばっかりされているんだけれども。((c)小泉さん)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 >名無しサン<07/13 21:18>是々非々と右翼は違う。レッテル貼りには右も左も逝ってヨシと返せ!
 
 いや、ホント、その通りですよ。
 形式主義でしか物事が見られない左右論しかできない輩は逝ってよしですv
 
 
 衆議院に決算行政監視委員会というものがあります。
 これは常任委員会でして、名前の通り決算を行ったり会計検査院や総務省が行う評価や調査を監視したりする委員会です。
 定員は40人、現在の委員長は自民党の山口俊一先生です。
 ちなみに参議院では、決算委員会と行政監視委員会と分かれていたりします。
 この委員会も予算を扱う委員会ですから、予算委員会と同じように質問内容というものは特に制限が無く、かなり多岐にわたっての内容について議論がされています。
 
 昨日の衆議院決算行政委員会で、民主党の議員さんが小泉さんに以下のような質問をしていました。
 なにやら小泉さんの弟さんが会社を経営しているらしいのですが、その会社ととある某会社とがアヤシイ取り引きをしたんじゃないかという主張です。
 そしてそれを解明するためにその関係する書類を公開してください、と民主党の議員さんはおっしゃっていました。
 おやおや小泉さんもついにスキャンダルか、と思われるほどの言い方です。
 
 それを受けての小泉さんの答弁です。
 
 「先日同じ質問を頂きまして、その疑惑の根拠とされる会話のメモを合わせて私も独自に調査しました。その会話のテープもを聞きました。そしたらそのテープではその某社の方が「小泉総理とは全く縁がない。面識もない。政治資金パーティー券も買ったことすらない」とおっしゃっていた。私とは全く関係ない会社ということがこれで明らかなのに、民主党はその部分だけ意図的に削除してメモを作った。根拠とされるメモには「小泉とは全く縁がない」という所だけ削ってある。本当はなんにもないのにさも疑惑があるかのように言う。これはどういうことなのか。民主党はそういう意図的な工作を容認している党なのか
 
 あー、民主党、やっちゃいましたね。
 疑惑の捏造です。
 捏造系です。
 これを受けての民主党議員さんの答弁は、この小泉さんの反論を予想していなかったのか、もう見るも無惨にタジタジでした。
 
 「い、いや、そんなことを聞いているのではないんです。資料を見せていただけるかどうかというのを聞いているんです。そ、それだけを答えてください」
 
 その議員さんは、さっきの小泉さんの答弁の途中でも、「い、委員長、質問と関係ない答弁はいりません」とか言って、必死に小泉さんのしゃべるのをやめさせようとしていました。
 もう絵に描いたようなダメダメっぷりです。
 なんなんでしょうか。
 民主党は、小泉さんを攻撃するためには、全く関係ない民間企業をも巻き込んで、さらに事実を捏造してまでしてしまうという、その精神構造は信じられません。
 そして、小泉さんとは全く関係ないのに、民間企業に対して資料を提出させるというのは、国会の民間への不当介入ではないのでしょうか。
 
 民主党はいつの間にそういう政党に落ちぶれてしまったのでしょうか。
 これではただの反対しかできない社会党と一緒です。
 そういえばこの前民主党は総理の不信任案を提出したのと同時に、竹中平蔵金融担当大臣の不信任案も提出していましたよね。
 総理のはもう毎度のことなんでどうでもいいんですが、竹中大臣のまでなんて、しかも今はご存じのように株価も1万円台にまで回復しつつあるという時に、いったい何を根拠に竹中大臣はダメなのかしっかりと説明をしてもらいたいものです。
 いったいどうなったら景気が回復したと言えるのか、仮にも小泉さんのことを「威勢のいいことだけ言ってるクチだけの総理」と言うのであれば、せめてどのような現象になったら景気が回復したと言えるのか、どうやったら回復するのか、最低クチだけでもビジョンを見せてもらいたいモノです。
 これではクチだけ以下でしかないです。
 そしてやってることは捏造系ですし。
 
 社会党もそうでしたけど、一応パフォーマンスとして与党に対決姿勢を出すだけ出しといて、しかし政権は本当は取る気はサラサラ無い、責任を負わないけど国会議員という、何とも楽なポジションにいたいんでしょう、民主党は。
 ま、それはそれでいいと思います。
 本当の野党の役割は政権政党の自民党の中に存在していますから、民主党がいなくても問題なく政治は動いていけますからね。
 
 
 HP平成徒然解体新書【堕天使の槍】丸四周年ありがとうございました。
 これから5年目に突入です。
 引き続きご愛顧のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

平成15年7月16日

 相撲という宗教儀式

  四周年の祝辞をいろいろな方から頂きまして、本当にありがとうございました。
 もう今ではほとんどの方がやえ十四歳のページになってからお越し下さって頂いた方でしょうから、当サイトがこんなに続いているとはご存じなかった方がほとんどだったようで、意外に当サイトはご長寿サイトなんですよ(笑)
 上のフレームにも「Since 1999.7.15」とあるんですが、やっぱりあそこまで見ている人ってあまりいないですよね。
 その右にある「めにゅー」っていうやつは各コンテンツのメニューが書いてあるんですけど、実はそれぞれのメニューを選択すると自動でそのコンテンツに飛ぶようになっているんです。
 ここまで知っていた方は堕天使の槍マニアです(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 お相撲です。
 最近何かと世間をにぎわせちゃっている横綱朝青龍さんですが、ドタバタの末3敗して休場しちゃいました。
 三敗目になってしまった日の朝青龍さんの土俵入りでは、会場から罵声は飛ぶは、文字通り座布団は飛ぶはで、相撲の会場では珍しく殺気立ったかなり気まずい雰囲気に包まれていました。
 まぁ朝青龍さんの今までの行動を振り返ってみると、先輩力士の旭鷲山さんに前回の取り組みで負けて後その土俵上でぶつかってガンを飛ばし、先日の取り組みではマゲをつかんで反則負けし、その後の風呂でまたガンの飛ばし合いになって、その日の帰り途中にエルボーで旭鷲山さんの車を壊したりと、もう前代未聞とはまさにこのことだと言ってしまえるような横綱の御乱行です。
 いくら22歳と若いといっても、これはまさにガキの行動でしかないですね。
 
 思い返してみると、朝青龍さんが横綱になる資格を得た時に、横綱審議委員からは「まだまだ心の部分で横綱としては相応しくない」といった反対意見も出されていました。
 その時はまだ今よりは朝青龍さんのことが大きく取り扱われてはいませんでしたから、「それは外国人差別だろ」みたいな反論もよく聞かれていました。
 でもよく考えたら今までも曙さんとか外国人横綱はいたんですから、単純な「差別心だ」と言うようなレッテル張りですまされるようなことではなかったんですね。
 関係者や専門家の間では朝青龍さんのガキっぷりは有名だったということなのでしょう。
 外国人を批判すると、すぐ「差別だ」と言うのは逆差別だと思います。
 
 そもそも相撲というものは歴史を紐解きますと、それは「神への捧げもの」であり、つまり相撲は「神事」だったという歴史があります。
 だからこそ今でも角界には独自の文化が残っていたりするんです。
 で、相撲は神事ですから、つまり力士は司祭です。
 一般的な宗教では、司祭が「祈り」を神に捧げるワケですが、相撲という儀式では「力士」という司祭が「相撲」という戦いを神に捧げるということになります。
 
 では宗教儀式である相撲において、「番付」とはどういう位置づけになるのでしょうか。
 現代ではただの「強い順ランキング」に成り下がってしまっていますが、しかし相撲は本来宗教儀式ということを考え直せば、単にそんな強い順のランキングではないことは一目瞭然でしょう。
 では何の順位かと言えば、それは「神にどれだけ近づいているか」という順位なのです。
 他の宗教でも似たよう理由で階級がありますよね。
 カトリックでは司教とか大司教とか枢機卿ですね。
 それらはみな、上に行けば行くほど「神に近づいている」のです。
 
 相撲の中で一番神に近づいているのは、言うまでもなく横綱です。
 その宗教の中でもっとも高位置に存在する、神の代理人とも言える神格化された存在です。
 だからこそ全ての面において優れていなければならないのです。
 
 相撲においては、ただ勝てば横綱になれるというわけではなく、現在では横綱審議委員会にて推挙される必要があります。
 なにやらめんどくさく感じるかもしれませんが、しかし他の宗教を見てみれば、やはりだいたい最高位のクラスに在位するためには、複数の長老(年寄)達が話し合って相応しい人物を推挙するっていう形をとっていたりします。
 つまりそういう形を取っている相撲も、宗教儀式であるという裏付けになっていると言えるのではないでしょうか。
 
 ちなみに古代の相撲では、元々は横綱という階級はなく大関が最高位だったんですが、現代でも大関も年寄りから推挙されるという形を取っているということからも、同じ事が言えるでしょう。
 
 残念ながら現在ではそんな儀式も形骸化してしまっています
 ただ「大関が二場所連続で二桁勝利」すれば横綱に推挙されてしまいます。
 それでも一応審議はしているようですし、貴乃花のようにただ二桁勝利だけでは推挙されない場合もありますが、逆に二場所連続優勝してしまうと、これはもう審議するまでもなく横綱に推挙されてしまいます。
 建前上「心・技・体」が揃っているかどうか、とか言ってますが、朝青龍さんの例を見ればそれが形骸化してしまっていることは一目瞭然です。
 
 相撲はスポーツではありません
 現代では「宗教だ」と言おうとは思いませんが、単なる娯楽だけの見せ物興行のスポーツでも決してありません。
 時々相撲の人気回復のために、プロレスのようにもっと派手にやれとか言ってる人がいますが、勘違いも甚だしいことこの上ありません。
 本当の意味での相撲の人気回復を願うのであれば、もっと厳格にもっと重厚に、「これぞ相撲」と言われるような相撲になることが必要だとやえは思います。
 
 繰り返しますが、横綱とは「最も神に近き存在」です。
 ただ強いだけでは、相手に勝てる技術を持っているだけでは、神には近づけません。
 もちろん神に近づくためには強さも条件の一つですが、しかしそれだけではないのは言うまでもありません。
 だから横綱審議委員会はその力士が横綱に相応しくない、「最も神に近き存在」として相応しくないと判断すれば、いくらその力士が強くても推挙すべきではないと思います。
 
 そもそも他の宗教なら最高位を推挙する長老達というのは、まずほとんどがその宗教関係者です。
 しかし相撲においては、直接角界とは関係ない一般人も横綱審議委員会の委員になっておられます。
 これは、相撲が一神教的な宗教の儀式ではなく、日本教とも言うべき日本の文化伝統歴史に根付いた日本そのもの的な宗教の儀式だからです。
 だからこそ日本教の関係者である日本人の中から、日本の文化や伝統を重んじられる有識者の人から横綱審議委員会の委員を選んでいるのです。
 日本教での相撲での最も神に近き存在として相応しいかどうかを、有識者のその日本の文化に根付いた経験の責任において審議するのが横綱審議委員会なのです。
 だからこそ、なぜ横綱になるためには委員会にて推挙されなければならないのか、審議する必要があるのか、その意味を原点に立ち戻って考え直して欲しいと思います。
 
 最近相撲の人気が下がってきたと関係者は嘆いていらっしゃいますが、それは相撲をただのスポーツとして見なくなってしまった角界関係者の責任でもあります。
 近年の相撲は、ただ勝てばいい、勝つことだけを至上命題にしてきた傾向があります
 それが相撲の本来の意味を忘れさせてしまったのです。
 昔なら相撲を取るということ、稽古すること、土俵で切磋琢磨することで、体と共に心も鍛えられていくモノでした。
 しかし勝つことだけを目的にしてしまったために、稽古をすることということから心も鍛えるという部分がスッポリ抜け落ちてしまったのです。
 以前なら、横綱になろうとするぐらいの力士ならば、それだけの稽古と切磋琢磨をしてきたので、自然に神に近づけるほどの心をも鍛えられてきたのです。
 
 相撲の安易なスポーツ化が、儀式という儀式を形骸化してしまい、今の相撲の低迷につながったのです。
 忘れてはならないことは、相撲は神事だということです。
 そして力士は神職であるということです。
 力士はけっして他のスポーツ選手と同じではないのです。
 最近力士の怪我が多いのは稽古量が減っているからだといわれていますが、本来力士は寝る間を惜しんで、いえ力士は寝るのも仕事ですから、遊ぶ間を惜しんで稽古に励まなければならないはずなのです。
 力士は神に仕えし人間なのですから
 
 もし横綱としてその力士が相応しくないなら推挙しないようにして欲しいです。
 いくら世論が「二場所連続優勝したのに」と言ってきても、「それだけでは神に最も近い存在としては相応しくない」とキッパリ言えばいいんです。
 外面だけを気にして一見さんのファンばかりを獲得しようする考えはもうやめてもらいたいです。
 そんなにわかファンは歴史ある大相撲には必要ありません。
 体力も技術も心も全ての面において優れている人間こそが、最も神に近いと相応しい力士なのです
 そしてそれをこれからはもっと厳格化してもらいたいと思います。
 そうすることによって、横綱もそうですし、それ以下の力士にも緊張感が出てきて、角界全体に責任感と緊張感が出て、その結果相撲というものが本来の意味で盛り上がることができると思います。
 
 「最も神に近い存在」横綱を筆頭に、以下、神にその戦いを捧げる司祭達というのが、大相撲の本当の姿なのです。
 この本来の姿を取り戻した時に、大相撲の人気回復につながるのではないかと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、大相撲を応援しています。

 

平成15年7月17日

 小泉メルマガレビュー

 さてさて、今日はいつもよりさらに長くなりそうですので冒頭の挨拶は無しです。
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 木曜日ですので、そうです、恒例の小泉メルマガのレビューです。
 
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 「命」の尊さ
 小泉純一郎です。
 東京では、まだ梅雨がつづいていて、暑い日があるかと思うと翌日ぐっと涼しくなったりしていますが、皆さん、体調を崩さないように、気をつけてください。私も気をつけています。
 
 わざわざお気遣いいただきましてありがとうございます。
 総理のお体は国民全ての未来がかかっている大切なお体ですので、どうぞ総理こそご健康にはお気をつけ下さい。
 
 先日の長崎の事件、4歳の幼児の命を12歳の中学生が奪ったという悲惨な事件には大きなショックを受けました。最愛のお子さんを失った親御さんの悲しみや無念さを思うと、胸が痛み言葉もありません。
 
 日本全国がショックを受けた長崎少年殺人事件ですが、小泉さんと同じような感想を持たれた方も多かったのではないでしょうか。
 なんとも言葉が出ない悲しい事件です。
 
 先週の金曜日に、各大臣に少年犯罪に対する総合的な対応策を検討するよう指示しました。治安の問題だけではなくて、学校教育の面で反省すべきことはないのか、地域社会がもっと協力して少年たちの成長を見守ることはできないのだろうか、そして家庭での親子の関係でもっと気をつけることはないのだろうか。考えなくてはいけない問題はたくさんあります。
 「命」の大切さ、相手を思いやり他人のこころの「痛み」を理解する気持ち、こうしたことをもう一度みんなで考えて行かなければいけないと思います。
 政府もあらゆる面でできることをやって行こうと思いますが、皆さんも、家族で話し合ったり、学校や地域でよく話し合って、身の回りのできることから始めていただければと思います。
 
 そうですね。
 このような事件が起きると、どうしても学校の責任とか行政の責任とかを追及したがる人たちが出てくるんですが、むしろこの手の問題は家庭こそが最も重要なポイントだと思います。
 逆に、家庭をおろそかにして学校や行政に“丸投げ”してしまっている家庭こそ、一番危険なのではないでしょうか。
 人と人との繋がり、人間社会というものの最小単位は家庭です。
 つまり家庭こそが人間として生きる上での基本なのです。
 基本が出来ていない人間には応用は出来ません。
 まずは家庭にて人間というものを身をもって理解させる事が一番大切だと思います。
 
 先日犯罪被害者の会の代表の方々とお会いしましたが、「家族を亡くしてもどういう状況だったのかまったく捜査の状況がわからない」と憤慨しておられました。捜査や裁判を被害者の立場をもっと重視して進めるようにするにはどうしたらよいか、早速検討を指示しました。
 
 こういうことはまさに行政しかできないことですから、是非小泉さんに期待したいと思います。
 現状では、犯人が未成年だと、被害者に加害者の氏名すら教えて貰えないという信じられないことが続いています。
 非人道的に殺され、その後も非人道的な報いをうけなければならないという、被害者の遺族にとっては苦しむしかないつらい毎日が続いているのではと想像します。
 少しでもその心が安らげるよう、ぜひ小泉さんに期待したいところです。
 
 
 ではいつものように二人の大臣のお話です。
 まずは、なんと、この前不信任案を出されたばかりの竹中大臣です。
 
 ● 「証券市場の構造改革」について
  (金融・経済財政政策担当大臣 竹中平蔵)
 皆さんは大切な財産をどのような形でもっていらっしゃいますか。資産の運用においては「リスク」と「リターン」は表裏一体ですから、高いリターンがほしいと思ったら、リスクも覚悟しなければなりません。
 もし、ほんのわずかでもリスクがあるのが嫌だと思えば、現金をタンスにしまっておけば、金利はつきませんから、リターンはゼロです。ただ、全ての資産をタンス預金として持っている方も少ないと思いますし、反対にまだまだ、株式などへ投資している方も欧米にくらべると少ないと思います。やはり多くの方は銀行などに預金として預けているのではないでしょうか。
 
 やえなんかはどうも経済が苦手ですし、リターンよりリスクの方がこわいと感じる人間ですから、多分投資とかはやらないと思います。
 タンスはいざというときこわいですから、まぁ順当に銀行に預金ですね。
 
 これを少し難しくいえば、現在の我が国の金融システムは、個人が銀行などへ預金をし、銀行がその資金を企業などに貸し出すという「間接金融」に偏っており、個人が企業の発行する株式や社債に直接投資するという「直接金融」の比率が欧米諸国よりも低いという状況にある、ということになります。
 
 あら、銀行に預けるというのは、結果的には投資になっているんですか。
 へぇー。
 なんか腑に落ちない気もしないこともないですよね。
 だってほとんどの人にとって銀行にお金を預けているのって、文字通り「預けているだけ」と認識していると思います。
 それなのに預金は投資だって言われても、えーって感じですよね。
 
 こうした状況にあまり偏りすぎると、銀行などの金融機関にリスクが集中することとなり、経済の不確実性が増す中、銀行などの金融機関だけではその増大するリスクが支えきれなくなってしまうおそれがあります。
 
 ああ、なるほど・・・。
 うーむ、なんか無理矢理納得させられてしまったような。
 しかしさすが大学で教鞭をふるっていらっしゃるだけあって、かなり分かりやすく説明してくださってますね。
 経済オンチのやえでも分かりやすいです。
 
 具体的には、まず、株式などに係る税率を今後5年間は一律10%とし、証券会社の「特定口座」を利用することで、税務署に行かずに納税手続きを済ませられること等を内容とする「新証券税制」を4月から実施しています。
 
 ふむう。
 以下個人投資しやすい整備を整える具体的事例を示されておられるんですが、しかしどうなんでしょうかね。
 投資っていうものはある意味ギャンブルでして、けっこう国民性とかが出ると思うんですよ。
 安易に欧米と比べられないっていうか。
 例えば欧米ではクレジットカードの方が信用度が高いんですが、日本では現金の方が喜ばれますよね。
 これを「日本経済はまだ熟成してないからだ」なんて言う人が時々いますけど、そんな自虐っても答えは出ないです。
 ただの国民性なだけなんだとやえは思います。
 元々日本人っていうのは堅実な性格をしてますからね。
 リターンが少なくてもリスクを少なくする方を好む傾向が日本人にはあります。
 多分この辺の考え方のギャップが、欧米型の竹中大臣と、日本型の議員さんとの確執を生んでいるのだと思います。
 そういう意味ではやえは竹中さんはあまり応援できませんね。
 
 
 ● 弾道ミサイル防衛について考える(防衛庁長官 石破茂)
  (第2回 弾道ミサイル対処とわが国の取り組み)
 弾道ミサイルにどう対処するかは随分前から主に米国と旧ソ連で考えられてきました。当時は飛来する弾道ミサイルの近くで核弾頭搭載ミサイルを爆発させ破壊するという相当に荒っぽい防御手段が考えられました。しかしそれは核兵器が二個同時に炸裂するという結果になるため、広く採用されることはありませんでした。
 
 我らがアイドルがまたキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 この人のお話は、いままでの大臣さんとはまた違った読み応えがあってとても面白いです。
 しかも防衛軍事というジャンルは一般的にはあまりなじみのないですから、これを機に色々とお話を聞いて身近なものにしたいですね。
 しかし、冒頭からいきなりこわいお話です(笑)
 
 核ミサイルの保有数を均衡させることによってお互いに使えないようにするというABM条約が米ソ間において締結され、恐怖の均衡によって戦争を招かないという相互確証破壊(MAD)という状態が冷戦期に続きました。しかし米レーガン政権は、飛来するミサイルを直接宇宙空間で撃ち落とすという全く新しい構想を打ち出しました。これは「スターウォーズ計画」などと揶揄され、その実現可能性が疑われたものでした。しかしこの計画がその後ミサイル防衛(MD)構想へと進化し、アメリカは多額の費用と技術を結集してきました。
 
 うーん、全然知らなかった事実です。
 というか石破さんって、軍事ヲタクですよね(笑)
 しかし夢物語を現実で実現させる柔軟性という面には、日本は見習うべき所であると思います。
 軍事だけでなく、あらゆる場面においてですね。
 
 わが国は平成10年12月25日に米国との間でMDについて共同技術研究に着手することを決定しました。このとき「近年弾道ミサイルが拡散状況にあり、MDシステムは国民の生命財産を守るために純粋に防御的でかつ代替手段のない唯一の手段である。わが国がこれに主体的に取り組むことは、平和国家の基本理念にも沿ったものである」と官房長官談話で述べています。
 
 前も言いましたが、1%でも可能性があればそれに備えるというのは常識です。
 「備えあれば憂いなし」ではないですが、後になって大騒ぎしてしまう結果になるぐらいだったら、はじめから準備する必要があるでしょう。
 やえは「平和憲法があるから全ての武力は放棄」とか言って無防備のまま攻撃されてそのまま国の消滅となるのだけは御免です。
 
 次回は、ミサイル防衛に対するわが国の取り組みを紹介致します。
 
 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 次回も我らがアイドルの登場予定です。
 要チェックです。
 
 
 今週は長いですよー。
 次に民間の方の特別寄稿です。
 
 [特別寄稿]
 ● 総理の魅力(教育改革国民会議委員 曾野綾子)
 一国の総理、またはその国家自体が、外国でどのような存在感をもって受け取られるか、ということは、大変興味のあることである。
 
 国にかかわらず人だとしても、やっぱり他人の目というか評価というものは気になるものですよね。
 
 国家でも個人でも、関係はすべて力で決まる。力というとすぐ軍事力を想像する人もいるが、それは単純過ぎる。軍事力、つまり腕力でことを解決しようという国家は、たぶんその軍備のゆえにまもなく経済的に破綻するだろう。
 実は世界を動かす力には、三つの要素がある。金の力、権力、最後には大きな意味での性的魅力=セクシーな魅力である。
 
 ふむふむ。なるほど。
 しかしセクシーさですか。
 日本はセクシーなのでしょうか?
 
 最後の、性的と言いたいほどの魅力は、これはなかなかばかにならない。別ににやけた男でなくていいのだ。男性でも女性でも、二人きりになると、なぜか相手が身の上やちょっとした人生観・哲学などを語りたくなるような魅力を持ち合わせなければ、一国の総理や、閣僚としての力は発揮できない。
 国家で言うと、このセクシーな魅力は、平和的なものだ。すばらしい遺跡を意識的にちゃんと保存しているとか、世界的に見ても音楽や演劇のパトロンとしての立場を取っているとか、広大な自然とその近隣のインフラをよく整えているとか、人命救助に関する特殊な技能と犠牲的な精神を高度に持っているとか、そういうことである。そうした国家を破壊することは、現代では恐ろしくてなかなかできるものではない。
 
 はぁはぁ、なるほどー。
 それは言えるかもしれませんねぇ。
 確かに本音はどうか分かりませんが、大東亜戦争の時もアメリカは京都は攻撃しなかったですからね。
 しかしそれを「セクシーさ」と言ってしまえるこの方の発想力というのはとても面白いですね。
 
 ただ、文化を理解できない輩には残念ながら効果はないのではないでしょうか。
 例えばテロリストとかそうです。
 ヒンズー教のでしたっけ、イスラム原理主義者がその巨大仏像を破壊しまくったことがありました。
 他の文化を全く理解できない輩の野蛮な行為です。
 ああいうのを見るとホントいくらアメリカの横暴があったとはいえ、テロリスト共に同情の余地が無くなってしまいます
 まぁ逆に、そう思えるということは、つまり曾野さんがおっしゃる「セクシーさ」を感じられるかどうかなのでしょうけど。
 
 しかし大切なことは、国内の治安、国民の経済、高度の教育などと共に、自国の防衛が自分でできるかどうか、ということでもある。経済、防衛、文化などすべての面で、すぐ他国におんぶしたがるような国家を、喜んで背負ってくれる他国など、まずないのである。
 
 いや、まったくおっしゃる通りです。
 こういう独自の視点で物事を語れる人っていうのはいいですよね。
 やえもいい刺激になります。
 是非曾野さんはこれからも教育改革国民会議において、独自の視点にて日本がもっとよくなるように頑張ってもらいたいと思います。
 
 
 もうひと方特別寄稿されていらっしゃる方がおられるのですが、すみません、あまりにも長くなり過ぎなので、コメントしたいのはやまやまなんですが、省略させていただきたいと思います。
 今週のゴメンナサイは、外交評論家、内閣総理大臣補佐官の岡本行夫さんです。
 でもとても興味深い事を書いておられるので、是非ご一読してみてください。
 
 
 では最後に、いつもの安倍晋三官房副長官さんから一言です。
 
 石破長官の「弾道ミサイル防衛について考える」は、今週で第2回となりました。専門的知識が豊富な石破長官らしいコラムですが、少し専門的かなとも思いましたが、意外と大きな反響があり好評でした。
 
 いや、石破さんはヲタクですよ(笑)
 でもヲタク的知識に偏らず、とても分かりやすく書かれておられますので、そのままスラスラと読めちゃいました。
 さっきも言いましたが、あまり軍事というものは一般的にはなじみがないものですから、こういう機会により広く実情というものを教えていただければうれしいです。
 来週の三回目も期待大です。
 
 
 というわけで、木曜恒例の小泉メルマガのレビューでした。
 特に今週は内容が詰まっていて読み応えがありますよ。
 面白かったです。
 感動したっ!!
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。

平成15年7月18日

 アサヒほどではありません

 速報です。
 今日のお昼のNHKで、放送博物館から放送の歴史というテーマで番組が放送されていたんですが、なんとそこにあのゴン太くんが登場していました。
 ゴン太くん一人でです。
 ゴン太くんといえば相方のノッポさんですが、ノッポさんは出ていませんでした。
 聞くところによると裏には色々と事情があるみたいなんですけど、それはちょっと気まずいので触れないことにしましょう
 で、ゴン太くん一人で出演していたのですが、しっかりとゴン太くんは「ゴホゴホ」と言ってました。
 そうてす。
 長年「ゴホゴホ」とはゴン太くんが言っていたのかノッポさんが言っていたのかという議論が行われてきましたが、ついに決着です。
 「ゴホゴホ」はゴン太くんが言っていたのです
 しかもなんと番組中にアナウンサーがゴン太くんの中の人とかを紹介してしまっていたんですが、「ゴホゴホ」という声の仕掛けも紹介していました。
 「ゴン太くんのこの声は、こういう風にして出していたんですね」
 うーん、これで「ゴホゴホ」という声はゴン太くんであるとNHKも認めたワケです。 
 謎が解けましたよ(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日はアサヒ叩きです。
 朝日のトンデモぶりは以前紹介させていただきましたが、だいたいそれ以上にやえは朝日が嫌いなので、今日はトコトン叩こうと思います。
 朝日新聞紙上で面白い記事を見つけましたので、それをネタに突っ込んでいきたいと思うのですが、しかし朝日の記事にはもう真面目に突っ込むのも疲れるだけというか、「そりゃお前だろ」と言えばそれですべて済んでしまうという面白さを朝日は持っています。
 笑いが止まらなくて最後までツッコミしきれるかどうか分かりませんが、今回はもう軽く笑い飛ばす程度の感じでお付き合いいただければ幸いかと思います。
 
 記事は、7月15日付けの二面です。
 ではハリキッていってみましょー。
 
 
  政治家発言 攻撃型に
 [歴史・少年・女性…薄まる心配り]
 政治家の言葉がすさんでする。
 
 アサヒほどではありません
 ・・・すいません、いきなり飛ばしすぎました(笑)
 
 単に本音が漏れてしまったという不用意な発言ではなく、政治の底流での変化を感じさせる。劇場型と言われる小泉政治、そして「敵」を強い言葉で非難することで国民の関心を呼び込む風潮−。政治の病理は深い。
 
 アサヒの捏造系体質の病理の方が深いですけどね。
 そしてアサヒと異なる思想を持つ「敵」は、すべて「右翼」と汚いレッテルで非難することで論破したと勘違いしている風潮も、いまだ変わっていません。
 
 歴史問題を巡る政治家の失言はこれまでも再三、問題化した。ただ、政策研究大学院大学の飯尾潤教授は「ナショナリズムと戦後民主主義の分裂の表れだ。政治家が本音のナショナリズムを自信を持って口に出し、正当化するようになった」と、その質の変化を指摘する。
 
 きました。
 アサヒお得意の「有識者に語らせる事による責任転嫁」そして「権威主義」
 以後この記事は“有識者”の引用だらけになって、かなり読みづらい事になってしまっています。
 そういえばアサヒと同じ体質の社民党も、自サイトにおいて北朝鮮マンセー記事を載せていましたが、それを批判されると、「この記事を書いた人の意見を転載しただけで党としての意見ではない」と開き直っていましたよね。
 やれやれです。
 
 自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長は総務庁長官時代の95年、日本の韓国植民地化を正当化する発言で韓国の批判を受けたが、これは当初「オフレコ」にしようとした記者団とのやりとり。
 
 すごいです。
 オフレコと約束したものを破って暴露してしまったことを告白しています。
 どういう厚顔無恥さというか、盗人猛々しさというか。
 アサヒは約束を守りません
 
 社会学者の宮台真司東京都立大助教授は「冷戦崩壊後に特徴的な現象だ」と言う。
 
 宮台真司先生キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 
 北朝鮮の脅威も叫ばれるなか、「国民感情をあおって有権者を引き付けるパフォーマンスの悪い部分が出ている」と指摘する。
 
 それは、国民は政治なんかに関心を持ってはいけないという意味なんでしょうか?
 それとも、北朝鮮の悪事には気付いてはいけいなという意味なんでしょうか?
 いや、宮台先生ほどの方がそんなことを考えているとはやえは思っていませんが、ことアサヒに載ると、そう邪推してしまうところがアサヒマジックですね。
 
 男女共同参画社会基本法が成立したのは99年。だが、女性の社会進出を根本から否定するような森全主張の発言は、自民党内でなお、こうした価値観が完全に共有されていない現状を示す。
 
 「女性が働くこと」それ全てが完全正義と決めつけているからアサヒはそう見えてしまうのです。
 価値観とは人それぞれ様々で、だからこそ議論の余地があるんだと思います。
 というか、「価値観は人それぞれ」なんていう意見は、アサヒお得意の個人主義思想のはずなんですが、どういう方向転換ですか?
 
 野田聖子衆議院議員が12日付の朝日新聞で、森前首相の発言と太田議員のレイプ容認発言を「わが自民党の大先輩の許しがたい暴言」と批判したのも、政権与党にくすぶる本音の強さからだろう。
 
 太田先生の発言も、その場にいた田原総一郎さんが「あれは可哀想だ」と擁護するほどの、文字に起こして読んだだけの言葉通りの意味ではない発言です。
 所詮アサヒは言葉ジリだけしか見てない、うわっつら批判でしかないのです。
 やえからしたら、この野田先生の発言の方がよっぽど「有権者を引き付けるパフォーマンス」にしか見えないのですが。
 そして自民党議員が色々な立場で発言するのは、それは自民党が自由な政党だからであって「政権与党にくすぶる本音の強さ」というものではありません。
 アサヒみたいな異論を許されない社会に埋もれているから、そういうのが分かんないんでしょうね。
 
 鴻池防災担当相の「市中引き回し」発言に対しても小泉首相ら政府・与党幹部は「不適切だ」と語ったが、与党議員からは擁護とも取れる発言ももれる。
 
 だって、確かに言葉の使い方は「不適切」だとは思いますが、趣旨は間違っていませんもの。
 やっぱり言葉ジリでしかアサヒは日本語を理解できないんでしょうね。
 
  飯尾教授はその状況の根深さに着目する。「政治家は敏感だから、喜ぶ人がいるのを分かって品のないことも口にする。感覚がまひしている」
 
 一番感覚がマヒしているアサヒに言われたくありません。
 あ、アサヒの言葉じゃないようですね(笑)
 
 自民党議員の失言が相次ぐなかで、自由党の小沢党首が13日の講演で指摘したのは、首相の言葉の「軽さ」だった。
 「(首相の)『あんな公約守らなくなって大したこと無い』これだけは許せない。一番の権力者が約束した以上、何が何でも守らないといけない。そうどなければ人間社会が成り立たない」
 
 小沢さんが自民党にいたときはアサヒはあんなに批判していたのにの、時代は変わったもんですね。
 そもそも小泉さんの「公約」の発言は、国債の30兆円枠の話で、場合によってはそうしない方が国益になるからということでそれを変えただけで、むしろ野党とかアサヒとかは「その方がよいと判断するのであれば方向転換して当然だ」と言っていたくせに、勝手なものです。
 アサヒの言う通りにやっても批判されるなんて、どうしたらよいのか、所詮批判のための批判しかできないというよい例です。
 
 ただ、首相の言葉の特徴のもうひとつは、抵抗勢力など「敵」を想定し、それとの対決を政治強化につなげる点だ。飯尾教授が「わざと人気を取ろう、うけよう、と政治家は発言している」と言い、宮台助教授が「問題解決のために、感情で切ればいい、といった政治家の言葉がメディアで横行している」と言うのも、「敵と味方」の峻別を優先する政治の危険性を指摘したものだ。
 
 自らの思想意外は全て「右翼だ」の一言で済ますアサヒに言われたくありません。
 「敵と味方」の峻別を優先するアサヒの危険性は、いくら指摘しても是正される気配は一向にないですけどね
 まぁその批判を見ようともしないですから、どうしようもないと言えばどうしようもないですが。
 
 そうした危険を助長する社会風潮に警鐘を鳴らす指摘もある。大沢真理東大教授(社会政策)は「経済のグローバル化による敗北感や自信喪失が排外的なナショナリズムにつながっている。自信を失った人々は、すべてを何かのせいにしたい、という思いが強い」と分析している。
 
 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 きましたよ。常套文句「自信喪失が排外的なナショナリズムにつながっている」
 さすがアサヒ、ポイントは外しません
 もうこの一文だけでアサヒの全てが語れそうな教科書通りの一文です。
 まず「ナショナリズム=悪」としているところが、みごとなレッテル張りです。
 最近ナショナリズムについての議論が高まっているというのに、それを全て無視してただ単純な「悪」というレッテルを貼るだけで済ませているという、まさにアサヒ式
 そもそもアサヒではなく“有識者”の言葉を引用しているという形をとっているという、責任転嫁
 「グローバル化」というものを絶対正義と盲信し、それから外れることを「敗北」と決めつけるという、お花畑地球市民思想
 だいたいにして、最近の日本人というのは自信というものをかなり取り戻してきているというか、日本に対する誇りを取り戻しつつある傾向にあります。
 しかしそういう傾向はアサヒとしては見たくないので、無理矢理グローバル化に敗北したことにするという、お得意の「捏造」をして、事実を曲げて、無理矢理「だからナショナリズムに向かっているんだ」というレッテルを貼りつつ、自分の都合のいい方向に強引に論調を持っていこうとしています。
 見事なまでのアサヒスーパーコンボ大炸裂です。
 
 もうアレですよね。
 最近拉致問題とかでアサヒのトンデモっぷりが世に伝わるようになって、部数も信用もがた落ちのアサヒですから、だからこの「自信を失った人々は、すべてを何かのせいにしたい、という思いが強い」というのはアサヒ自身のことを言ってるんでしょうね。
 自信を無くしたアサヒは、すべてを政治家のせいにしたいナショナリズムのせいにしたい、という思いが強くて、事実を捏造してまでその理由を作りたがっているのです。
 特に政治家の、本来ならなんでもない普通の発言を、さも問題があるように取り上げ叩くという行為は、自分が正義であるような気分にひたりたいだけというアサヒの幼稚な自己弁護精神の表れなんでしょう。
 たった2,3行の引用で、ここまで長々とかけてしまう、本当に教科書通りな発言でした。
 
 
 というワケで、アサヒの“面白い”記事の紹介でした。
 アサヒはいつまで迷走を続けるのでしょうか。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、朝日新聞を全然応援していません。


平成15年7月21日

 小泉さんの公約

 というワケで、DIONの回線障害のせいで更新が一日遅れてしまいました。
 ごめんなさい。
 なんか天堕さんがDIONのサポートセンターにお説教をしてあげたとか言ってましたから、後日そのことについて触れると思います。
 聞くところによると、全く日本人としてコミュニケーションが取れなかったと天堕さんはおっしゃっていました。
 どんなことがあったのかちょっと想像できますよね。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 めずらしく小泉さん批判をしようと思います。
 「総裁選公約は党公約にする」ってヤツです。
 簡単に説明すると、今度9月にでも行われる自民党総裁選挙で、小泉さんが掲げる公約にて総裁に当選したら、次の10月にも行われると言われている衆議院選挙において、小泉さんの総裁選でかかげた公約をそのまま自民党としての公約にする、という話です。
 確かに一見まともな意見に見えますが、みなさんはどうお考えでしょうか。
 
 16日付の読売新聞朝刊の「編集手記」にこのような一文がありました。
 
 小泉首相の発言に党内一部が猛反発している。
 表紙(総裁)が小泉氏に決まれば、中身(党公約)も小泉色に染まるのは当然のことだろう。中身が気にくわないならば別の表紙を選べばいい。「踏み絵」の言葉じりはとにかく、非主流派と呼ばれる人たちの怒る理由が分からない。
 
 多分このように考えている人は多いと思いますし、だからこの発言に反発している「抵抗勢力」に反感を覚える人も多いのではないかと思います。
 でもやえは、この発言については、小泉さんそれはちょっとどうなんでしょうかと疑問を持っています。
 
 最近よく言ってますが、自民党の良いところは誰でも自由に発言できるところです。
 もっといい言い方をすれば、議員になりたての一年生議員でも、自分の意見を党の意見に反映させることが可能であるのが自民党です。
 「法律が出来るまで」でも紹介しましたように、自民党内ではそのように誰でも意見が言える、誰の意見でも反映させられるシステムが出来上がっているのです。
 「みんなで話し合って決める」つまり「和の精神」というのが日本の政治形態の基本ですから、それを忠実に踏襲しているのが自民党ということになりますし、選挙で勝ち上がってきた“民意の代表である一人の国会議員”というものを最も尊重しているのも自民党であると言えるでしょう。
 
 しかし小泉さんのこの発言は、それらを全て無視していることになる発言になってしまうのです。
 悪顔コンビの野中さんが小泉さんを「独裁者だよ、あれは」とおっしゃっていましたが、それも自民党という性格から考えれば、あながち全然的はずれな発言ではないと言えてしまえるのかもしれません。
 例えば先日共産党の志井さんが「共産党は自宅外でのお酒を禁止している」なんておっしゃっていましたが、これなんて議論の余地が全くない上から一方的に押さえつけられる“独裁的”なやり方であると言えるでしょう。
 そもそも共産党という党は、議員であったとしても別の意見を言ってはいけない党なのです。
 社会党・社民党もそうでしたが、別の意見を言えば「じゃあ党から出て行きなさい」とすぐに言われてしまう、独善的な党なのです。
 しかし自民党はそんな党ではなく、誰でも意見が言えるし反映できる、とても自由な政党なのです。
 
 もちろん自民党内においての議論で一つの結論が出れば、全ての議員はそれに従うべきです。
 議論の結果なのだから当たり前でしょう。
 だから、どんな問題でも議論をしてその結果自民党の公約となるのであれば、それは当然のことだと思います。
 しかし小泉さんがおっしゃっていることは、議論をせず自分の意見に全て従えと言っているに等しいワケです。
 もちろん総裁という地位におられる方の意見はそれなりに影響力を持ってしかるべきだとは思いますが、しかしそれでも議論をする余地はあるべきだと思います。
 
 人間なんて言うモノは色々な事象に対して様々な意見を持っているものです。
 まして国会議員同士ともなれば、全てのことに対して全く同じ意見を持っている他の議員さんなどいるはすがないと言ってもいいでしょう。
 そんな中で総裁という一人の代表者を決めるワケですから、その選ぶ基準というものは単に自分の政策と一致するかどうかという単純なものではなくなってきます。
 それは、人柄だったり、考え方の方法だったり、政策の一部だったりと、ある一部のことを自分の中での重要度と照らし合わせて決めるものだと思います。
 これは一般の選挙における、候補者と有権者の関係ともほぼ同じ事が言えると思います。
 だから民主主義という制度の上の選挙においては、いくら当選したからといっても、全ての人がその人の全てを信任したというワケでは決してないのです。
 つまりいくら自民党総裁選挙が行われてそこで当選したからと言っても、その人の政策全てを信任したワケでは決してないのです。
 
 党の代表を選ぶのも、選挙も行われず数人だけで話し合って決めてしまう、意見が一つしかない共産党ならいざ知らず、自民党においてはやはり政策は多くの議員が議論をしてからその方向を決定すべきだと思います。
 そしてそれは、日本人にとっては最も適している政治体系でしょう。
 だから小泉さんもあまり意地にならずに、議論をする余地は残しておいた方がいいんじゃないかと、やえは思います。
 
 まぁ、もしかしたら、誰だって自分の意見は通したいものですから、議論自体を壊そうというのではなく、議論の上で自分の意見を通しやすいようにするためのアピールなのかもしれませんけどね。
 小泉さんだって何十年と在党しているワケですし、自民党のよいところはちゃんと理解しているはずなんですから。
 
 けっこう小泉さんはああ見えて、かなりしたたかというか、巧い部分も持ってますからね。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、責任ある議論を応援しています。

平成15年7月22日

 KDDI(゚Д゚)ゴラァの乱

 どこ、どこ、どーこかーらきーたのーかおーごんばあああああああああっとっ
 
 なんですかいきなりその歌は
 
 いや、ウチの閲覧者の年齢層がどんなもんかチャレンジしてみようかと
 
 はぁ、そうですか。
 で、KDDIに(゚Д゚)ゴラァしたんですよね?
 
 (゚Д゚)ゴラァ
 
 いや、今されても
 
 ま、なんか回線障害があったらいんだがな、ただ、ネットがつながらなくなった時っていうのはそんな事情なんて分からないワケだし、まぁADSLなんて不安定がデフォというふざけたモンだから数時間はほっといたんだよ
 
 今までも一時間ぐらい急につながらなくなったりはよくありましたもんね
 
 うむ。そんな時でもメシでも喰って帰ってきたら直ってたりしてたからな。それはよくあることだから今回もそうかと思ってメシでも喰いに行ったんだよ。で帰ってきたと。でも今回は直ってなかった。これはさすがにこれは遅いだろうと。しかも回線が不安定になったのっていうのは、ネットをしている最中にいきなり来たから、こっち側の設定ミスとかでないのはほぼ明らかだったし、ちょっとこのままではアレだから、サポートに電話してみたワケだ。
 
 (゚Д゚)ゴラァ電話ですね
 
 いきなり(゚Д゚)ゴラァしねーよ。だいたいサポートの人間にも言ったが、オレは一応ズブの素人じゃないし、回線の調子悪いのに今すぐなんとかしろって言っても物理的に不可能なのは分かってるから、そんな要求をするつもりもないし、怒鳴りつけるつもりもない。ただ、今なんでそうなっているのか、ちゃんとした説明を聞きたかっただけなんだよ。なんのアナウンスもなく突然切られたんだから、もしかしたら前々から通知されていたメンテナンス時間なだけなのかもしれないし、一応確認しときたかったんだ。繰り返すがこの時点では回線障害とは知らなかったワケだからな
 
 今まで天堕さん、モデムが壊れたりして2,3回ぐらいサポートに電話したことありましたよね
 
 うむ。
 で、ここからが壮絶な戦いのはじまりだったワケだ
 
 KDDI(゚Д゚)ゴラァの乱
 
 意味分からん
 
 (゚Д゚)ゴラァ
 
 気に入るなっ
 
 で、何が(゚Д゚)ゴラァだったんですか?
 
 結局な、最初に出たサポートのにーちゃんは、まったくコミュニケーションがとれなかったんだよ。会話がなりたたねーの。だいたいにしてだな、もうはじめからまちがっとるんだよ。結果的には関東地方での回線障害だったワケなんだが、オレが電話してサポートにつながってから、まず何を聞かれたかと言えば、「モデムを再起動してみてください」だったんだよ
 
 それって通常はそういう手順ですよね
 
 そう。オレも過去数回、いつもまずそれをやらさていたから、別になんの疑問もなくやったワケ。どーせやっても無駄なことは分かっていたんだけどな。だってそんなこと、電話する前に何度もやったからな
 
 過去から教訓を得ていたんですね
 
 そんな大げさなもんでもねーだろ(笑)で、予想通りどーにもならん。「はぁ、ダメですよ」ってサポートのにーちゃんに言ってあげたら、「ええーと、失礼ですがお住まいはどちらですか?」って言うからさ、「ん、東京ですが」って答えたワケ
 
 はぁ
 
 で、サポートのにーちゃんの次の言葉だ。

 「ただいま関東地方で大規模な回線障害が起きています」
 
 ・・・・・・・・・・
 
 先 に 言 え (゚Д゚)ゴラァ
 
 うわー、すごいですね。回線障害が起きているという非常事態の真っ最中にもかかわらず、通常業務と全く変わらない手順で話をはじめたワケですね
 
 そうなんだよ。しかしこれだけで終わらないのがこのサポートのにーちゃんのすごいところでな、まぁ「回線障害が起きています」って言われて、オレは「はぁ・・・で、それからどうなるんでしょうか?」と聞いたんだよ。そりゃ、回線障害って聞いて「そうですか。がちゃ」ってなるはずもないだろ
 
 そりゃそーですよね。それではただの変な人ですよ(笑)「回線障害です」「了解しました」って業務連絡じゃないんですから(笑)
 
 で、「どうなるんですか?」って聞いたらサポートのにーちゃんがこう言ったんだよ
 
 「え・・・と、あの、モデムの設定を初期化するという方法もありますけど」
 
 そ ん な こ と 聞 い と ら ん
 
 ・・・・なんでそういうことになるんですか?
 
 こいつとしばらく話して分かったんだが、結局こいつはマニュアルを読み上げることしかできないんだよ。オレがいくら日本語をしゃべったとしても、その返事が
 
 ・ローカル側の設定方法を確認する
 ・モデムの再起動
 ・モデムの再設定
 ・モデムの検査のためにKDDIに送る
 
 このどれかの結論にいたる返答方法しかできねーんだ。もう機械としゃべってる感じがしたよ
 
 はは・・は
 
 ああ、もう一つあった。「日割りでお金をお返しいたします」とかいう趣旨の事言っとったよ。これにはちょっと困ったね。多分ネットをよく分かっていない人がサポートに電話して、「つながらないんだから金返せ」って言ってくる人が多いんだろうな。だからそれの返答としてもマニュアルにあるんだろう
 
 あは・・は、で、それに対してはなんて答えたんですか?
 
 「月に数千円のものを日割りされてもたいしたお金じゃないし、オレはそんなことを言ってるんじゃないんだよ。回線障害っていうのは分かるから、いますぐなんとかしろって言ってるのでもない。でも物理的に今すぐなんとかならないんだったら、せめてサポートに電話したときに、それを納得できるような説明の方法をちゃんとしてほしいのよ。むしろそういうことをマニュアルで作っておく必要があるんじゃないの?もうネットがつながらなくなって何時間たってるの?」
 って言ったんだよ。
 
 まぁそれはそうですよね。「回線障害なんだから黙って待ってろ」っていう言い方されたとしたら、それはただの開き直りでしかないですからね。ちゃんとした対応っていうのは必要ですね
 
 しかしこいつの真骨頂はこれからなんだよ。今のオレのセリフを言った後、このサポートのにーちゃんなんて答えたと思う?
 
 政治家さんなら、「関係方面と調整いたしまして前向きに検討いたします」ですけどね
 
 それだったらオレも納得するけどな(笑)
 しかしこいつはなんとこんなこと言い出した
 
 
 
 
 
 
 
 
 「え・・・ええと・・あの・・・4時間30分経っています
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
 
 
 
 
 ( ゚Д゚)ポカーン
 
 オレはね、お役所仕事の方がナンボかマシだと思ったよ。だって役所の人間って一応日本語が通じるもの。でもこいつダメだわ。日本が通じない。オレが言わんとしている事を全然理解しないんだから。
 
 ・・・ホントこれじゃ機械対応の電話と全然変わりませんね。で、結局どうされたんですか?
 
 もうこれ以上こいつと話しても無駄、いや、はじめから会話になっていないのだから、ちゃんと日本語が通じる人に変わってもらったよ。2回で計10分ぐらいは待たされたけどなー
 
 ・・・ご苦労様です
 
 いやね、オレはあんまりこういうのでぐたぐた言いたくはないんだよ、ホントは。だってさー、あとで「クレーマーから電話があったよー」とか言われるんじゃないかって思うとなんかイヤでね。ネットとかでもそういうサイトっていっぱいあるし。
 
 まぁ立場が変われば視点も変わりますから、何がクレーマーで何が普通の電話かも立場によって変わってくるとは思いますよ。こっちが常識と思ってることも、向こうからしたら非常識と感じている場合もあるかもしれないですしね。
 
 そう。だけど今回は、オレの言っていることは全くの的はずれじゃなくて、ちゃんと常識に基づいている発言だろうと思って、変わってもらった二人目の、今度はおねーちゃんだったんだけど、サポートの人にちょっと説教させてもらったのよ。
 
 (゚Д゚)ゴラァ
 
 ・・・・で、結局な、サポート業っていうのは、機械やコンピューターを相手にしている技術屋じゃなくて、人間を相手にしているサービス業なんだよ。特に、普段は機械的にマニュアル通り客を誘導する感じでいいんだろうけど、今回は緊急事態なワケで、接客業的な役割が大きいワケだ。企業側からすれば、今すぐつなげられないんだから、サポートと客、つまり人と人のやりとりやつながり、信頼関係でなんとかカバーするしかないんだから
 
 そうですね。結局最後はそこですもんね。社会では、「ミスをしない」ことも重要ですが、それ以上に「ミスをした時のフォロー」こそが大切ですからね
 
 そう。オレが思うに、本当にすごい営業マンっていうのは、「売り上手」な人じゃなくて、「謝り上手」な人だと思うんだよ。人間なんてものはミスするんだから、長期的に見れば、ものすごい謝り方がうまい人の方が「こいつにはかなわんなー」ということで笑ってすんでしまって、さらに長いつきあいが出来るんだよな
 
 なるほどですね。結局最初のサポートの人は、そういうのが全く分かってなかったって事ですね。自分の仕事っていうものを、相手に機械のように手順を伝えるってことだけぐらいにしか考えてないんでしょうね
 
 そうなんだろうな。もしくは上の人間がそうさせているのか。ただなー、人間的に考えても、こいつは臨機応変っていう事がさっぱり出来てないんだよな。こいつホンマ社会人かよって感じで。緊急事態っていうこともイマイチ理解してない感じだし。危機感がないんだよな。なんでオレにそうグダグダ言われているのかっていうのも全然理解してねーの。マニュアルに無いことを言われて、しどろもどろになりながら、なんとかマニュアル対応のレールに戻ろうとしてるって感じで
 
 二人目の方はどうだったんですか
 
 まぁ、一応それなりに会話ができる人だったから、とりあえず説教するだけして「これからもがんばってくださいよ」と切ったんだけどな。
 
 謙虚ですね(笑)
 
 いや、別にどうこうするのが目的なワケじゃないし、そもそもはじめから説教するつもりじゃなかったからな。あまりにも最初のヤツがひどかっただけで。だから繰り返しになるが、サポート業っていうのは技術業じゃなく接客業なんだってことをまず理解してほしいな。人と人とが接する仕事っていうのは、言葉遣い一つで結果が真反対になることもあるんだから、その辺はもっと気をつけて欲しい。そこを、バイトだからとか、所詮サポートだからとか、そういう言い訳するヤツは社会人失格ってことだ
 
 個人の時代だ、愛社精神なんて過去の遺物だ、という風潮は、もしかしたらこういうところにシワ寄せが来るのかもしれませんね。自分の会社に責任感がないと、結局言われたことしかできないですし、マニュアル外の事が起きても臨機応変に動けないでしょうしね。
 KDDIさん、これからもがんばってください


平成15年7月23日

 ストーカー記者

 そうそう、言い忘れていたんですが、「ネット思想家天堕 輪に望むもの世論調査」は、今月末31日午後11時59分までとなっておりますので、ご注意下さい。
 なんかすごい回答群が集まっているみたいですが、やえは関係ないですから好き勝手にしてください(笑)
 
 ところで、夏コミにはやえをいつも撮影してくださっている里見さんがサークル参加されるんですが、なんか「やえ写真集」を出すとかなんとかおっしゃっているんです。
 えーと、天堕さんに確認してみたところ、「きいてないよ〜」と数年前のギャグをおっしゃっていて、そろそろオヤジ化してきたなとため息が出たんですが、それはそれとして、なんだか里見さん「うひょひょひょひょひょ」とか言いながらとても邪悪なオーラを発していましたので、ちょっと危険かもしれません。
 なのでやえはあまり応援しません(笑)
 ヒマでヒマで仕方ないという方は暇つぶしにでも行ってみてください。
 いろんな方々もゲストとして参加下さっているようです。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 (゚Д゚)ゴラァ
 
 
 さて。
 “抵抗勢力”大アサヒ様についてでもちょっと述べたいと思います。
 なんだかハクが付いちゃいましたね(笑)
 
 しかし小泉さんも優しいと思いますよ。
 それでも「抵抗勢力」なんですから。
 やえが思うに、アサヒ様なんて日本発展のための“障害”にしかならないと思うんですけど、小泉さんにしてみれば、同じ党である勢力に比べているワケですから、ずいぶん優しい発言だと思います。
 
 「支持率が下がると1面で、上がると(記事が)小さくなる」
 っていうのは、まさにその通りで、アサヒ式を象徴するような事象ですよね。
 アサヒ自身は、新聞っていうものは公平中立で事実のみを書いている、と主張していますが、しかし実際は手を変え品を変え、ありとあらゆる方法を持ってイメージ操作をしようとしているのです。
 
 ある人からのお話なんですが、ちょっとご紹介したいと思います。
 結構前の話だそうですが、朝日の記者から取材の申し込みがあったんだそうです。
 何々の件で話が聞きたいとのことで。
 でもその方はけっこう忙しい方ですし、そもそもアサヒなんかに取材を受ける義務などないですし、「時間がありませんから無理です」って断ったらしいのです。
 わざわざアサヒなんかのために貴重な時間を割いて取材を受けてやる義理なんてないですからね。
 しかしその記者何をトチ狂ったのか、「私にも都合があるんですから受けてくれないと困るんですよね」と言ってきたたそうなのです。
 こんなこと言われて素直に従う人はいません。
 その人もカチーンと来て、もうこいつとは関わらないと決め、「時間がないです」と断り続けることにしました。
 
 しかしそれでもその記者は食い下がります。
 毎日毎日しつこく電話してきたそうです。
 変な意味、この記者が記者でなければただのストーカーです
 ストーカーをまともに相手しても仕方ないですから、やっぱりある方は、そんな時間はないといつも同じ返事を繰り返すだけです。
 礼儀を知らない人間と話すなんて、そんな無意味な時間は余っていません。
 そんなことを繰り返して数週間、数週間も電話をかけ続けたストーカー記者もアレですが、ついにその記者は今度はこんなセリフを言い出しはじめたそうです。
 
 「どうして逃げるんですか。そういう態度に出るんなら、こちらはアナタにとって都合の悪い記事を書かざるを得ないですね。それでいいんですね?」
 
 スーパーアサヒ式脅迫術です。
 なにがすごいって、アサヒは記者の主観で記事を書くっていうことを、記者が意識してやっているっていうことです。
 つまりこの記者は、普通のニュースも悪意のある記事にすることもできるし、悪いニュースも良いニュースにすることもできるんだと、記者の思いのままなんだと、そういう事を言っているのです。
 朝日新聞は事実を書くのではなく、記者の主観で記事が出来きているのだと言っているのです。
 これがアサヒ式なのです。
 
 いろんな人の話を聞くと、どうやらアサヒの記者はだいたいこういうものの言い方をするそうなのです。
 「○○してくれないと、××になりますけど、いいんですか?」
 被取材者に対しては脅迫するようにと、アサヒに入ると教育されるのでしょうか。
 お前らアサヒ様に記事が載るんだからありがたく取材を受けろよ、と言わんばかりです。
 この特権意識こそがアサヒ式そのものなんでしょうね。
 
 これはアサヒだけに関わらないんですが、マスコミっていう連中はずいぶん特権的な一に存在していたりします。
 例えば取材する時の移動手段ですが、マスコミは少々若くてもハイヤーに乗っていたりします。
 マスコミは官僚さんの公用車は批判するくせに、しかし自分たちは30,40代そこそこでハイヤーの後ろでふんぞり返って移動です。
 ハイヤーをご存じない方もいらっしゃると思うのですが、やえも東京に来るまで知らなかったんですけど、なんていいましょうか、タクシーの高級版と言えばいいんでしょうか、黒塗りの高級車で一日単位で借りる運転手付きの車です。
 もちろん料金は数万円です。
 こんなものに、テレビの20代ぐらいのアナウンサーなんかも使っているらしいのです。
 やえはマスコミの方のシステムを良く知らないので、どういう基準で乗る人が決まっているのかよくは知らないんですが、それにしてもいい身分です。
 
 やえは公用車やハイヤーなどの制度を批判するつもりはありません。
 人間には「分相応」というものがあります。
 偉い人が高い車に乗るのは当然のことですし、さらに偉くなれば運転手がつくのも当然です。
 そもそも車を運転するっていうことは、かなりのストレスを負うものですし、いらぬ責任やリスクも負ってしまうものです。
 だから偉い人には、そんな余計な負担をかけさせずに仕事に専念させる方が「合理的」であるとも言えるでしょう。
 偉い人というのはお酒を飲むのも仕事ですしね。
 
 しかしそれでもやっぱり20代そこそこでハイヤーを乗り回すなんてことをしていたら、そりゃ勘違いもするってもんです。
 だいたいにして、そんなことをしながら公用車を批判するっていうのも勝手な話です。
 まぁ、アサヒの特権意識はそこからだけ来ているのではないでしょうけど、でも結局意識的にも実質的にも、一番その権力を謳歌しているのはマスコミなんですよね。
 前にも言いましたけど、マスコミっていうものは、権力はあるくせに法的な義務はほとんど無いという、しかし声は抜群にでかくて、いいトコ取りばかりの勝手な組織なのです。
 
 さて、我らが大アサヒ様ですが、今度はどんなオモシロイ記事を書いてくださるのでしょうか。
 日本のために、抵抗勢力もとい障害もといストーカーの大アサヒ様には、はやくそれなりの地位におさまってもらいたいものです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、ストーカー記者を応援しません。


平成15年7月24日

 小泉メルマガレビュー

 永田町の方も慌ただしくなってきまして、むしろネタ満載です(笑)
 ちょっとやえの方もこのままでは追いつかなくなってしまいそうです。
 あせあせ。
 というのも、今日は木曜日、そう小泉メルマガの発行日ですので、これを外すわけにはいきません。
きっちりしっかりがっぽりしっぽり小泉さんをストーキングしてみたいと思います。
 
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● しっかり抱きしめて
 小泉純一郎です。
 
 きゅうううううううううう(笑)
 
 先週の「らいおんはーと」に対して、たくさんのメールをいただきました。子どもの犯罪は、誰もが関心の高い問題で、テレビや、雑誌、ゲームの影響、学校教育の問題、家庭のしつけ、親子関係のあり方など、私たちの身の回りのたくさんのことから、もう一度よく考え直さなくてはいけないと思います。政府も一所懸命取り組まなくてはと、思いを強くしました。
 
 なんでもかんでもゲームのせいにされるのはアレなんですが、まぁ小泉さんはゲームだけが悪いとは思っていらっしゃらないようですし、やえの個人的な印象では、小泉さんはサブカルチャーにもお詳しそうなんで、その辺は安心かなとも思っています。
 むしろ、今回のメルマガで寄稿されている森山法相の方がその辺にはアレルギー持っていらっしゃいそうですけどね(^^;
 前にもいいましたが、この手の問題は政府云々じゃなくて「家庭」の問題ですから、他人任せじゃなくて一人一人が自分の問題として捉えなければならない問題だと思います。
 
 先週土曜日のラジオ番組で紹介しましたが、親子の関係について、「しっかり抱いて、そっと降ろして、歩かせる。」という言葉があります。
 
 え?
 ラジオ番組なんてされていたんですか?
 がーん、ノーチェックでした。
 ちょっと調べて見ましょう。
 ・
 ・
 ・
 あったあった、ありましたよ、こちらです
 がーん知りませんでした。
 でも次が8月の30日なんですね。
 月一回なんでしょうか。
 これはチェックです。
 
 親は子どもを早くひとり立ちさせようと、甘えてくる子どもを突き放そうとすることがあります。親にしっかり受け止めてもらいたいと子どもが思っているときに、その気持ちをよくわからずに突き放そうとすると、子どもは不安になります。
 子どもが親と一緒に遊ぶ時期はそんなに長いものではありません。幼児期に親や周囲から、自分は愛されていると確信を持てることが、子どもの成長にとって大事なことだと思います。
 「よく遊び、よく学べ。」夏休みに向けて、子どもも親も、勉強ばかりではなく、よく遊んで、親も子も成長して欲しいと思います。
 
 なるほど。
 愛ですね愛。
 もちろん過剰すぎる過保護もかなり問題ですが、突き放し過ぎも問題です。
 この辺はもうバランスなんでしょうね。
 ただ、そのバランスっていうものはやっぱりその親の体験に基づいたものであるはずですから、そういう親の愛っていうものは、親から子へ子から孫へ孫から・・・と続いていくものなんじゃないでしょうか。
 そしてどこかでつまづくと、その後もさらに悪影響が出てしまうでしょう。
 だから親は、そういうつながりがあるんだということをしっかりと認識して意識して、自分はどう育ったのか、それと比べて我が子は突き放しすぎではないのか、甘やかしすぎではないのか、そういうバランスを考えることが大切だと思います。
 
 先週末は、箱根でイギリスのブレア首相と会談しました。予定時間を大幅に越えて、国際情勢や二国間の関係強化について、話し合いました。
 ブレア首相に日本のよさを味わっていただこうと、首脳会談は和室、夕食も枝豆で始まる日本食に日本酒、夜はたたみの上で布団でお休みいただきましたが、純和風を堪能していただけたのではないかと思っています。
 
 あら、ブレアさんがお越しになっておられたのですか。
 えと、枝豆や日本酒はいいんですけど、畳と布団はどうなんでしょうか。
 ブレアさん、ちゃんと寝られたのでしょうか。
 ちょっと心配です。
 それからもしかして、寝間着も和服だったんでしょうか。
 気になるところです(笑)
 
 今週は、いよいよ国会も終盤を迎えますが、イラク支援新法の成立に向けて一所懸命努力しています。
 
 今のところ、野党が不信任案を出すかどうか、とりあえず参院の本会議で川口外務大臣の問責決議案を出すそうなんですが、あ、閣僚全員のを順々に出す気配が・・・、まぁ時間稼ぎしかできない野党なんかに負けずに、これからもがんばってください。
 そして総裁選も(笑)
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 弾道ミサイル防衛について考える(防衛庁長官 石破茂)
  (最終回 ミサイル防衛に対するわが国の取り組みと批判について)
 
 え〜。
 最終回だそうですよー。
 我らがアイドルとも今週でお別れのようです。
 普通の男の子に戻るそうです(違
 
 ミサイル防衛(MD)には、弾道ミサイル打ち上げ直後の上昇段階で撃ち落とすブーストフェーズ対応型、中間段階で撃ち落とすミッドコース対応型、落下段階で撃ち落とすターミナルフェーズ対応型があります。
 
 あう?
 ヲタクの会話は理解しづらいです(笑)
 
 日米共同研究を行っているのはミッドコース対応型における先進的な海上配備型のものです。昨年米国が発表し2004年度から配備するシステムはミッドコースとターミナルフェーズを組み合わせたものですが、日米共同研究の成果がすぐ配備されるわけではありません。これを日本で導入するか否かは、今後安全保障会議において決定されることになります。
 
 えーと、とにかく、会議して導入するかどうかを決めるんだそうですよ(笑)
 
 その際検討されねばならないのは、(1)そのシステムの確実性、(2)費用、(3)わが国の装備体系への影響、(4)運用する際の法律、等の点です。
 MD導入についての主な批判として、(1)マッハ10で飛ぶミサイルを撃ち落とすことなどできない、(2)費用が多額で納税者の負担に耐えられない、(3)MDに多額の費用を要する位ならわが国も対抗できるミサイルを持つべきだ、(4)MDを備えれば相手国はそれを超える量と質を備えたミサイルを保有するようになり軍拡を招く、等があります。
 (1)につき、既に相当に高い確率で撃ち落とせる技術が完成しつつあります。(2)につき、現在費用について精査を行っており、多年度に分けて配備するため単年度の負担額まで提示する予定です。(3)につき、そもそも兵器の拡散を阻止するというわが国の方針になじまず、このような政策を採った場合わが国は自ら軍縮の努力を放棄することになります。(4)につき、MDは「相手がミサイルを10発持てばこちらも10発持つ」というような対称的なものと異なり純粋に防御的なものであるため、軍拡を招くという議論は論理的に誤りと考えられ、むしろ軍縮をもたらすものだと考えるべきです。
 
 ちょっと長いですが引用させてもらいました。
 しかしいつも思うんですが、石破さんってキッチリこうやって説明してくださるので、見ている方としても安心できますよね。
 出来ないことも出来ないとハッキリおっしゃってくれますし。
 
 で、(2)の際費用なんてものはあまり気にしない方がいいと思います。
 もちろんお金がかかることですからそれはある程度の考慮は必要ですが、しかし国民の生命を守るためですから、高いとか安いとかの議論っていうものはちょっとズレているんじゃないかなと思います。
 そもそも日本においては、GDPに対する防衛費の割合というものは、外国に比べて格段に低いですから、必要なものはしっかりと装備してもそれは問題ないと思います。
 次に(3)ですけど、やえなんかはこれも装備しちゃえと思うんですけどね。
 攻撃できるから防衛力以上だ、と言ってしまうのは、それはあまりにも短絡的すぎるのではないかと思います。
 (4)は、石破さんもおっしゃっているように、それはちょっと筋違いというか、視点がズレているんじゃないかと思います。
 だって軍備というものは、防衛されたからさらに良いものを装備しようっていう発想ではなく、日常から良いものがあれば即座に装備しようって考えているからです。
 兵器は科学技術の最先端と言われますが、日々進歩している兵器の世界では常に常に新しく性能がよいものが開発されています。
 それは「防御されるから」という理由からではないんですね。
 ということで、これは全く筋違いの話です。
 
 これまで米、露、韓、印の国防大臣などと意見交換を重ね、先日のアジア安全保障会議においても議論を提起して参りました。MDシステムの導入にあたっては、国際的な理解と取り組みも不可欠と考えています。
 
 独断ではなかなかアレですから、そういう根回しも大切ですよね。
 「世界平和」のためにも、がんばってください。
 
 
 今回、大臣さんのお話は石破さんだけでした。
 でも次の特別寄稿になぜか森山法相が寄稿されていますので、ご紹介します。
 
 [特別寄稿]
 ● 司法ネットって何?(法務大臣 森山眞弓)
 今、社会ではヤミ金融による不当な取立てが社会問題化しています。もし、皆さんが、突然、身に覚えのない借金の請求を受けたらどうしますか。弁護士さんに相談したい、そう考えることでしょう。でも、皆さんのうちの、どのくらいの方がすぐに頼める弁護士さんを知っているでしょうか。
 
 ヤミ金融以外にも弁護士さんとかに相談したくなる場面っていうのは意外に結構あったりします。
 今では行政書士という制度もありますので、様々な場面でその使い分けが出来るようにりましたが、しかし確かに行政書士さんをあわせてもなかなかすぐに頼めるっていう人はあまりいないですよね。
 そもそも法律問題っていうものが非日常的なものですからね。
 
 そんな、国民の皆さんの要望にお応えできるよう、弁護士さんや司法書士さん、裁判所などに関する情報をまとめて提供できる窓口を設けて、その窓口と弁護士さんや司法書士さんの事務所などが連携して、全国津々浦々に、国民の皆さん誰もが法律上の相談をできるネットワークを構築する。また、弁護士さんが一人もいないような弁護士過疎地域と呼ばれる地域などでは、この「司法ネット」の窓口に弁護士さんが常駐して、その弁護士さんが相談を受けて事件を処理して、皆さんに法律サービスを提供できるようにする。それが現在、司法制度改革の中で検討されている「司法ネット」なのです。
 
 おー、ネットの利便性をフルに活用した制度ですね。
 これは本当に便利だと思います。
 というのも、以前天堕さんが敷金の問題で困った時に、ネットにてある行政書士の方にコンタクトを取って、いろいろとアドバイスをしてもらったという事があったのです。
 そのご恩から、いまでもやえメモの下の方にリンクを貼らさせていただいているんですけど、こういうのもやはりネットがあったからこそコンタクを取れた例だと思います。
 ネットがなければ右往左往するしかなかったですからね。
 また、ネットだとワリと気軽に相談もできますし、時間的なものも移動時間を考えなくて済むということもあって、特に法律なんていうものは物品をやりとりするようなものでもないですから、ネットがフルに活用できる分野なんじゃないかと思います。
 
 実際、弁護士過疎地域の事務所で活動した経験を持つ弁護士さんの話では、今、社会問題化しているヤミ金融業者などは、そういった地域を狙って進出してきて、弁護士さんが介入すると蜘蛛の子を散らすように居なくなるそうです。
 
 この制度が確立したら、どこでも弁護士さんに相談できるようになりますから、このヤミ金業者も、日本から蜘蛛の子を散らすようにいなくなることでしょう。
 そう願っています。
 この問題についてはこれからもがんばってください。森山さん。
 
 
 次に今度は本当に民間の方の特別寄稿です。
 
 ● あなたはどんな老いを生きたいですか?(イムノエイト株式会社代表取 締役社長、世界優秀女性起業家賞受賞者 谷口郁子)
 日本は世界で一番幸せな国です。なぜならば、世界一の長寿国だから!平均寿命は男性77.6歳、女性84.3歳。健康寿命といえば男性71.9歳、女性77.2歳なのです。この寿命の秘訣は、日本人の食生活“和食”にあると言って過言ではありません。
 
 世界一の長寿にもかかわらず、さらなる健康ブーム。
 まだまだ記録を更新することでしょう。
 
 日本女性は、日本独特のその歴史に培われた文化と教養を持ち合わせている上に、世界最長寿命の健康と時間に恵まれています。しかし、日本女性の経済活動状況は、75カ国中69位と遅れており、日本においての女性社長の数は5.5%であり、まだまだ一握りなのです。
 
 うーん、日本独自のその歴史に培われた文化と教養を持ち合わせているからこそ、安易に他国と比べることは出来ないのではないでしょうか。
 ただ単に働くだけ社長になるだけをもって、
 
 女性に限らず男性にとっても、その人自身のQOL(いのちの質)を日々追求していく姿勢が、より生き生きとした人生を送る技であるとしたら、未来にチャレンジする手段として、起業し経済活動に参加してみる選択肢もあると思われませんか?
 
 とおっしゃるのはちょっと違うんじゃないかなぁ、とやえは思います。
 歴史や文化を無視して安易に女性を職場に向かわせることは、それはすべてが正しいこととは思えません
 
 インフォームドコンセント、そして自己決定「あなたはどんな老いを生きたいですか?」その答えに、あなたのライフステージにおいて、何か1つチャレンジといえる自己決定をされてみたら、華やいだQOLの瞬間があり得る様に思うのですが…。
 
 これはその通りだと思います。
 だからそのQOLっていうものを、もちろん職場に出て働くことも選択肢の一つなのは確かですが、それがすべてではなく、働くということ以外にもQOLを充実させることも十分可能だと思います。
 それこそ自己決定だと思います。
 
 
 では最後は、いつものごとく安倍晋三官房副長官さんからのお言葉です。
 
 小泉総理が今通常国会の施政方針演説で紹介した、世界優秀女性起業家賞受賞者、谷口郁子さんに特別寄稿をお願いしました。
 
 先程の方ですね。
 もちろんやえも働く女性を否定するつもりは全くありませんし、そして谷口さんのような素晴らしい女性には心から拍手を送りたいと思います。
 日本はこんなに素晴らしい国なんだと、内外にアピールできる、このような方は本当に素晴らしいと思います。
 もっと働く女性が増えることを、ではなく、もっと充実した生活が送れる女性が増えることをやえは応援しています
 
 2000年にスタートした介護保険制度も順調に運用されていますが、要介護認定者は予想を超えて増加しています。100万人増加するのに10年かかると予測されていましたが、すでに100万人以上増加しています。この比率で伸びていくと保険料にも影響してきます。
 
 あららら、これはちょっと由々しき自体ですね。
 もちろんこれからも高齢社会は加速し続けていくんだと思いますから、この問題も早く光明が見えるようにしていかなければならないですね。
 介護というものに関して、ちょっとやえも言いたいことがあるのですが、今回はもうこんなに長くなってしまったので、またの機会に触れさせてもらいたいと思います。
 
 
 では、閣僚のみなさん、問責決議案&不信任案に負けずにがんばってください(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。

平成15年7月25日

 民主自由党

 今日は元気に二本立てです。
 こうでもしないと現実に追いつけません(笑)
 といっても、日にち的には次の日になっているんですが、あまり気にしない方向で。
 
 えーと、多分これをアップしているころには参議院の本会議も始まっていることでしょう。
 永田町ではテロ特別措置法をめぐって深夜の攻防がはじまってしまいました。
 何も夜にすること無いんじゃないかと思うんですが、なんか野党さんからしてみれば「暗くならないと燃えない」んだそうです。
 よく意味が分かりません。
 時間外手当が出るワケでもないんですけどね。
 しかしここまでやっとおいて、結局自衛隊は出せませんでした、ということになったら国際的にいい笑いものですから、何が何でも通してもらいたいものです。
 野党も「現地の人のため」ではなく、「日本のため」を考えて行動してもらいたいものです。
 一番は日本の国益です
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 二回目もおはろーございます。
 
 
 では、テロ特措法ではなく、民主党・自由党合流問題についてです。
 もうみなさんご存じのように、党首間では合流に合意したとのことです。
 大まかな内容を見れば
 
 ・党名は民主党、自由党は解党という形
 ・代表は菅直人さん、運営も現民主党執行部のまま
 ・規約や政策等も現民主党のまま継承
 
 ということで、完全に自由党が吸収される形になるみたいです。
 この合流の目的は言うまでもないですけど選挙のためです。
 一応「自民党からの政権奪取のため」などと言っていますが、時期を見ても、選挙のためというのが本音ですね。
 9月までには合流、そして総選挙の候補者についても合流までには調整する、という事も確認されたようです。
 
 では選挙に注目して考察してみます。
 
 どうして両党が合流しなければならなかったと言えば、それは選挙に負けると両党が思ったからでしょう。
 そうでなければわざわざ合流する必要はないですからね。
 しかし実際はそうなのでしょうか。
 
 やえが予測するに、民主党は議席を減らすと思います。
 社会党が倒れてからというもの、野党というものは派手なことをしないと選挙に勝てなくなってしまいましたから、このままでは確実に負けていたことでしょう。
 前回の参議院選挙なんて、変化のない野党+小泉大フィーバーで、野党は大敗しましたからね。
 民主党としても選挙の前になにかでかい動きが欲しかったのでしょう。
 
 では自由党はどうでしょうか。
 やえは、自由党は議席を伸ばすと思っていました。
 そもそも今の自由党というのはスタンス的にはかなり保守的な政党です。
 民主党は中道左派って感じですが、自由党は完全にライトです。
 だから最近の保守ブームに乗って、それなりに議席を伸ばすと思っていました。
 この前の「次の総理にと望むヒトあんけーと」でも、小沢さんはそれなりの人気を得ていましたしね。
 
 と、考えると、どうも自由党のメリットが選挙に見ると無いんですよね。
 しかも自由党からすれば、解党という形をとるわけですから、ずいぶん譲歩したなという感じです。
 そこまでしなくても、保守新党とは違って、今のままで十分政党としてはやっていけるんじゃないかと思っていました。
 
 しかしそれでもやはり欠点も多くあります。
 自由党はタレント不足です。
 やえも正直、小沢さんと、藤井幹事長さんぐらいしか知りません。
 絶対数が少ないという事もあるんですが、しかし自由党は小沢さんがいなくなったら確実に消える党です。
 まぁ小沢さんの強引な手法を考えれば、だからこそタレントが育たなかったとも言えるんでしょうけどね。
 
 また自由党は、野党になってからかなり理想主義に走ってしまいました。
 防衛関係を見てみても、「憲法を改正して集団的自衛権を認めてから海外派遣しろ」と常々発言しておられました。
 これはやえは大賛成ではあるんですが、しかし急に出来るモンでもないのが政治です。
 自民党も最終的にはそこを目指しているのかもしれませんが、やはり徐々に段階を踏んで、世論がそれを納得できるぐらいになるまで、ゆっくり時間をかけてやっていっています。
 しかし自由党のようにその途中段階の時点で「理想とかけ離れているから反対」と言ってしまったら、それは逆にその理想にはいつまで経っても近づけないでしょう。
 
 また、やえはこれが一番心配だったのですが、自由党は「所得税を半減する」と主張していました。
 前回の衆院選でも前回の参院選でも主張されていましたから、多分いまでもされているはずです。
 しかしこれは絶対無理です。
 やるとしたら消費税を倍、いや、20%ぐらいにしないと無理なんじゃないでしょうか。
 これは完全に理想論です。
 この主張は、自由党の勢力から考えれば与党になることはもうないと踏んでのアピールなのかもしれません。
 
 ただこれらは直接的にはあまり選挙には影響ありませんし、むしろ理想論などは選挙にはいいエサになりますので、与党になることを考えなければ、むしろそのままの方がいいんだと思います。
 しかし民主党と合流ということになったら、それはまた違ってきます。
 タレントはともかく、理想主義の政策はお荷物にしかなりません
 できれば捨て去ってしまいたいです。
 
 ん?
 そうです。
 捨ててしまったのです
 
 ・規約や政策等も現民主党のまま継承
 
 とあるように、自由党はこれを機会にきれいさっぱり理想主義を捨ててしまったのです。
 なんてしたたかなんでしょう。
 自由党は「数が少ないんだから最大限譲歩しますよ」と言っておいて、きっちり自分のお荷物もこっそりと捨て去ってもらっていたのです。
 さすが小沢さんです。
 だてに顔がこわいワケではありません
 
 さて、民主党に目を移してみます。
 さっきも言いましたように、特に野党第一党は何か大きな動きを見せないと選挙には勝てません。
 だから自由党と合流するという動きを見せて注目を浴びようとしたのでしょう。
 それはそれでまぁいいんですが、ただやっぱり不安材料もあります。
 そもそも少し前まで民主党は党の内部でゴタゴタがあったばかりで、とてもじゃないですけど、まだまとまっている感は民主党にはありません
 そもそも民主党もはじめは寄せ集まりの集団で、社会党系もいれば自民党系もいたりと、政策的にもかなりばらついているために、なかなか法案によっては完全に歩調を合わせられなかったりしていました。
 そこにきてあの小沢一派です。
 さっきも言いましたように自由党は完全な保守思想の党です。
 民主党の基本的政策から見ても、ちょっと離れているところが多く見られます。
 そんな感じではたして一つにまとまれるのか、今までは数もそんなに多くないからなんとかやっていたけのでしょうけど、また数が増えると新進党のようにならないかと不安です。
 
 さらに不安なのが、キングオブヤクザ顔小沢さんの存在です。
 この人は、確かに腕はあります。頭もいいです。人気もあります。
 しかし議員からみたら全く信頼がおけない人のようなのです。
 なんでも一人で強引に進めてしまうので、付いてくる人間にしてみれば「なんでいきなりそうなるんだ。一言ぐらい言ってくれればいいのに」ということになって、それが何度も繰り返されるので、結局最後には信頼できなくなってしまうのです。
 「小沢アレルギー」という言葉は、もはや与党野党にかかわらず共通して使える政治用語になってしまっています。
 もちろん民主党にも菅さんをはじめ、元々自民党に所属していた議員さんはいっぱいいますし、そもそも小沢さんは新進党の党首だったわけですから、直に接した議員さんは民主党にもいっぱいいるワケで、その辺でのアレルギーがとても心配です。
 
 また小沢アレルギー以外の不安材料を挙げれば、野党議員の中には本当に与党になりたくない議員さんもけっこういらっしゃったりします
 やっぱり与党になって責任を負わされて、さらには政権争いをもやらなければならなくなったりするのは、そういうのはやりたくないっていう人もけっこういるようです。
 そんな様々な事情を持って集まった党では、一つの目標すらも統一できないような党では、どうしてもいつか分裂してしまうんじゃないかと思ってしまうのは当然のことでしょう。
 だからこそいつも野党は、結集しては分裂したりの繰り返しなのだと思います。
 野党の永遠のテーマですね。
 
 さらには、野党には野党としてのアイディンティティが必要だったりするんですが、つまり野党は「清廉潔白さ」を選挙民から求められることになります。
 だから今でも必死に「政治と金」とか「世界平和」とかという“綺麗”なスローガンを掲げているワケです。
 そんな無想的なスローガンに夢を見ている選挙民がまだまだたくさんいるんですね。
 民主党が今の地位を得ているのも、まだまだそんな夢見がちな選挙民がいるからこそなんです。
 でも実際はそんな夢見がちでは政治はできません
 もちろんそんなことぐらいは民主党でも分かっています。
 しかし選挙のためには、そんな“票田”を逃すワケにもいかない。
 この辺のジレンマがあるんですね。
 でもそのジレンマを抱えたまま与党になるは無理ですし、そもそも与党になったら夢はもう見れないワケで、与党になってしまったら夢から覚めてしまって、結局次の選挙では負ける運命が待っているのです。
 「自民党と同じだ」ということで。
 
 というワケで、不安材料はいっぱいあります。
 新進党の例もありますから、あまりやえはこの民主自由党には期待は持てないんですけどね。
 自由党が入ったといって、急に民主党のアノ体質が変わるとも思えませんし。
 どっちにしても、民主党が本当に政権を担当できるかどうかは、これからあと5年、もしくは選挙を2,3回行うぐらいの時間を費やして、政党として基盤を作る必要があるでしょう。
 もしそれまで、この民主党がこのまま、これ以上の勢力を保っていたとしたら、かなり見る目を変えられるでしょう。
 そうなるように頑張ってもらいたいものです。
 色々な意味で「民主自由党」には注目したいとは思っています。
 
 もう捏造はやめてくださいね(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、鳩山さんの路線変更を応援しています。

平成15年7月26日

 高齢議員

 野党必殺牛歩戦術が大復活したそうです。
 のっそりのっそり、階段一段上がるのに何分かかるんでしょうか。
 そういうもう体力的に限界の方は是非今すぐ引退して欲しいと思います。
 また、だいたいにして自分で提出した議案、つまり野党が提出した問責決議案に対して、その野党が牛歩を使うというのは、どういうことなのでしょうか。
 前代未聞にもほどがありますし、この時点で終わっていると思います。
 そしてこの野党の問題行為に対して全く文句を言わない、むしろ応援している感のあるマスコミも終わっています
 いったい日本を悪くしている原因はどっちにあるんでしょうか
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 国会議員の先生方の中にはかなりご高齢の方も結構いらっしゃいます。
 代表格は、最近姿をさっぱり見ない中曽根康弘先生とか、ET宮沢喜一先生とかでしょうか。
 両先生とも大正生まれでいらっしゃるんですが、今でも元気に国会活動に精を出されています。
 
 しかしお年を召されている国会議員に対しては、昔からけっこう風当たりが強かったりします。
 この問題だけは与党支持者、野党支持者関わらず、共に「年寄り議員はさっさと引退しろ」と声をそろえて主張しています。
 しかしやえは思うのですが、逆に問いたいんですが、なぜなんでしょうか?
 なぜ高齢だからという理由だけで引退しなければならないのでしょうか?
 
 これが肉体労働の仕事であるなら、高齢を理由に引退させるのもいいでしょう。
 個人差があるにしても、人間だれしも年を取ると体力は衰えます。
 肉体労働ならその体力の衰えという明確な理由が存在するので、高齢を理由に引退させるのも問題はないと思います。
 最近自動車の運転なんかに対しては、年齢を基準に定期的な講習を義務づけていたりしますが、これも体力や反射神経の衰えという合理的理由が存在するからこそ許されるのです。
 
 しかし議員という職業は、年齢を理由に引退させなければならない合理的理由というものが見つかりません。
 体力がなくても議員という職業は十分つとまりますし、また、こういうところで例に出すのはもしかしたら失礼かもしれないんですが、自民党には車いすに乗っておられる議員さんもいらっしゃいます。
 議員っていう職業は頭脳的な職業ですから、移動さえ出来れば十分なのです。
 もちろんボケていたら問題外ですが、ボケは病気ですから、病気にかかったという理由によって引退してもらえばいいだけで、年齢は関係ないと言えるでしょう。
 
 先に挙げたお二方なんか、当然ながら昔のように最前線でバリバリ出来るというワケではありませんが、しかしその圧倒的存在感による影響力はものすごいものがありますので、それだけでも「政治活動」は十分こなせていると言えるのではないでしょうか。
 また、なんでもそうですけど、後ろにどしっとした人が控えてくれているからこそ、前線も安心してバリバリできるというものです。
 むしろ後ろに構えられる人がいない組織というものも、重みがないと言えるのではないでしょうか。
 
 そもそも最近の社会というものは高齢社会と呼ばれて久しく、年を取っても元気な方も多くなったということで、いかにそんな元気に働けるご高齢の方に働き場を提供できるか、という問題を考えはじめている時代です。
 そんな中で、ただ高齢だからという理由だけで引退をさせるなんということは、はなはだ時代を逆行していると言えるのではないでしょうか。
 むしろ国民を引っ張るという意味でも、高齢の議員さんが率先して、まだまだ元気にやれるんだぞ働けるんだぞ、という姿勢を見せるべきなんじゃないかと思います。
 それこそ高齢社会に相応しい社会のあり方ではないのではないでしょうか。
 
 どうも最近の風潮は、無批判に「高齢議員=引退すべき」となってしまっているように気がします。
 そこに合理的理由があるのであれば、それはそれでいいんですが、しかし最近のその風潮は、ただ「高齢議員=引退すべき」という看板が絶対正義になっていて、中身を見ずに看板ありきで結果を押しつけているようにしか見えません。
 合理的理由があって言うのであれば納得しますが、合理的理由がないのにただ雰囲気だけで「高齢議員は引退しろ」と言っているのであれば、それは全然的が外れている意見といわざるを得ません。
 つまり高齢を理由に引退する必要など全くないでしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルのやえ十四歳は、100歳の総理を応援しています。


平成15年7月27日

 自衛隊海外派遣

 運勢を久々に更新しました。
 ええと、これは、別に忘れていたとか思いつかなかったというのではなく、啓示が来なかったからです。
 かの現人神ちゆ神は、占いのために毎日亀さんの甲羅を焼いて占っていたそうで、毎日亀さん殺しまくりだったそうなんですけど、やえの占い方法は儀式的なものは一切なく、たまにくるビビッとした啓示を運勢として乗せているのです。
 はい。
 けっして忘れていたワケでもなく、思いつかなかったワケでもありません。
 ホントですよぉ(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 終わってみればあっさり通ってしまったテロ特措法ですが、通ったとしても実際に自衛隊がいつ出動するかはまだ分からない状態のようです。
 イラク国内が未だにほぼ戦闘状態になっているそうで、そんなところに自衛隊が出動すると、ほぼ間違いなく戦闘になるからという理由なんだそうです。
 やえなんかは、自衛隊も間違いなく軍隊なんですから、軍隊に対して「危険だから行ってはいけない」って言ってしまうのはむしろ失礼なんじゃないかと思っているんですけど、どうでしょうか。
 特に自衛隊なんかは外国の軍隊に比べて法律によって手足を縛られている状態ですから、むしろかなり厳しい訓練を特殊な訓練を受けていますので、そういう意味ではかなり精鋭部隊だったりします。
 だから法律的にどうだって言うのはまぁいいんですけど、「自衛隊員のことを考えたら」とかっていう方便は、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですね。
 特に戦後民主主義思想に深い造詣をお持ちの方なんか、軍隊というものはシビリアンコントロールで支配されている道具なんだ、という考え方のはずですから、隊員の個人的心情をもって論を立てるのは、それは矛盾していると言えると思います。
 「道具はあくまで道具で、道具に心情は許されない」むしろ「その道具が自分で考え出したからこそ太平洋戦争という悲劇が起きたんだ」というのが戦後民主主義の意見だったはずです。
 
 そういえば国会の党首討論において、「現在治安が維持されている地域を言ってください」という質問に小泉さんが、「そんなこと分かるはずがないじゃないですか」と答弁したことに対して、開き直りだとかなんだとかと批判している人がいますが、それもなんか勘違いしているんじゃないかなと思います。
 確かに小泉さんは日本の総理大臣ですし、この問題では、確かに自衛隊の総帥権を持っているのは総理ですから小泉さんが自衛隊の一番のトップだということも言えますけど、でもそれってやっぱり便宜上というか、法的な問題だけの話でしかないと、乱暴ながらにも言えると思います。
 これはさっきも言いましたように「シビリアンコントロール」からくる理論を、法的に説明して明記しなければならないからでしょう。
 シビリアンコントロールの完成は、日本の総責任者が軍事においても総責任者であることをもって達成される、という考え方からですね。
 だから便宜上は確かに総理が自衛隊の総責任者です。
 しかし、そもそも総理という職は全てのことを総括をする職でして、だから外交もしますし経済もしますし防衛もしますしその他全ての事案を取り扱います。
 つまり総理は、全ての事案や象徴の文字通りブレイン・頭脳であり指揮者であるということです。
 そういう人っていうのは、もちろんその人の得意分野というものがありますからその分野にかけては深い造詣があるんでしょうけど、そうでない分野に関しては専門家に比べればそんなに知識があるわけではありません。
 しかし専門知識というものは文字通り専門家に任せればいいことで、だからこそ総理大臣の下に各大臣がいるワケで、さらにその下には事務次官を筆頭に各専門家が揃っている役人が存在しているのです。
 トップの人間の役割は、そんな専門家達を統括し、自分の常識や思想において最も良いと考える「方向に導き指示すること」です
 専門知識は専門家から提示させればよいだけの話で、指揮者というものはそれを受けて判断するのが仕事なのです。
 だから小泉さんが「今現在治安が良い地域」を知らなくても全く問題でもないですし、それを知っていることが小泉さんの仕事でもありません。
 小泉さんの仕事は、そんな治安の良い地域と悪い地域の具体的な情報を受けてから、それを分析し判断し行動の決定をすることです。
 「この地域には現在○○人ぐらいのゲリラが存在しまて、米軍との戦闘はこれぐらいの規模になっています」というような情報を受けて、それを元に、法律や常識に照らし合わせて判断し決定するのが小泉さんの役割です。
 例えば、風邪薬程度の薬をコンビニでも売ろうっていうことにした時、総理に「ではどの薬がOKで、どの薬がダメなのか、今この場で言ってください」って聞いたとしたら、答えられると思いますか?
 答えられるはずもないですし、答えられる必要もないでしょう。
 総理という指揮者の仕事は、「コンビニで売れるようにする」という方向を決定づけるのが仕事なワケであって、その後具体的にどれがどうという問題は、専門家である厚生労働省のお役人さんに任せればいいのです。
 指揮者の仕事とはそういうものです。
 だから、小泉さんに「現在のイラクで治安の良い地域を言え」って言うのはかなり筋違いでありまして、そんな質問は防衛庁長官か防衛官僚さんにでも聞くのが筋でしょう。
 むしろその情報を本当に知りたいのであるんなら、まさにお役人さんに聞けば良いだけの話で、それをしないで小泉さんに質問をぶつけた菅直人さんは、揚げ足を取ることだけをはじめから目的としていたのでしょう。
 野党の鑑のような方ですね。
 
 とろこでやえは思うんですけど、この海外派遣の問題を扱う時って、いつも自衛隊が戦闘になるかどうかだけにしか目がいってないような気がします。
 つまり「戦闘になると法律外」「戦闘にならなければ法律内」という、どこで決まってしまったから分からないような方程式でしか考えてないのではないかと思うのです。
 でも今回の自衛隊のイラク派遣というのは、はじめから「イラク復興」というものを目的をしています。
 専守防衛の理念からは全く外れていません。
 で、その復興支援をしているその最中にもし「敵」が攻撃をしてきたら、それは防衛・反撃するしかありません
 特別なことではありません。当然の話です。
 これは個別的自衛権という、日本に当然存在する権利、行使できる権利として認められています。
 この海外派遣に反対する人たちは、「自衛隊が行けば戦闘になってその戦闘は統治活動に当たり憲法違反だ」という論じ方をしますが、全く筋違いであるのは、もう言うまでもないでしょう。
 統治活動というものは、統治軍が主導的に反対勢力に対して武力等によって鎮圧させる行為を言うモノでであって、決して敵が攻撃したことに対する反撃を言うモノではありません
 仮にイラクで自衛隊が戦闘行為になったとしても、それはあくまで敵が攻撃してきた後の防衛行動でしかなく、自衛隊が主導的に積極的に「敵」というものを発見し殲滅するための行動をとるということでは決してありません。
 あくまで目的は「復興」であって、それを妨害しようとする敵に対しては清々粛々と防衛するだけです。
 それは憲法にも法律にも全く反することはありません。
 
 大きくわけて3つのことを言いましたが、結局どれも「テロ特措法」に反対しうるだけの根拠を示すことは出来ていません。
 カンチガイ自己矛盾か足挙げ取りか屁理屈でしかないんですね。
 やえは前にも言いましたように、海外派遣というものは自衛隊にとっても大きな経験になりますし、自衛隊の経験は確実に日本のためのものとなりますから、むしろ危険なところだからこそ行ってもらいたいと思います。
 こんなこと言うと必ず「お前が行け」だとか「自分の子供を行かせろ」なんてカンチガイも甚だしい発言をする輩が出てきますが、ではアナタは自分で土地を耕して米を作り、自分で動物を殺して精肉を作り、ゴミが出たら自分で処理をして、そして敵が攻めてきたら自分で敵と戦うというのでしょうか。
 現代は分業の社会です。
 自分がやりたいことやりたくないこと、得意なこと不得意なこと、出来ること出来ないこと、こういうことをあわせて分業社会というものが出来ています。
 まして現代の職業の全ては、強制ではなく自由に選ぶことか出来ます。
 「お前が行け」ということを言う人は、「ではアナタは全ての事を自分一人でやっているんですね?」と聞きたいです。
 やえは自衛隊員ではありませんから戦場に行くことはありませんが、しかし愛する我れらが日本のために命を賭けて働いていらっしゃる自衛隊員には感謝と敬意を払っていますし、そうすべきだと思います。
 それは自衛隊に関わらず、他の全ての必要な職業に言えることでもあると思います。
 昔は「一生懸命お米を作ってくれたお百姓さんに感謝して食べなさい」と言われたモノですが、そんなことすら理解できなくなってしまった人たちが、「お前が行け」なんてことを言っているんでしょうね。
 
 日本の国益を考えると、今回の自衛隊のイラク派遣には、利がとても大きいと思いますので、早く派遣して欲しいと思います。
 むしろ安全になってから軍隊を送ったところで、それこそなんの意味があるのか分かりません。
 派遣反対論にしてみても、法律論とか足挙げ取りばかりで、不利益があるんだぞということはあまり言われないところからみても、将来の日本のためを考えればやはり派遣は利があるものと思います。
 さらには自衛隊が普通の軍隊のように経験を積み、世論的にも軍隊というものを正しく認識できるようになれば、それは日本にとってものすごく大きなことになるでしょう。
 日本の利のためにも、そして普通の国家に早くなるためにも、海外派遣を速やかに行って欲しいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自衛隊を応援しています。


平成15年7月28日

 ネタかぶり

 今日の朝日新聞の一面に面白い記事が載っていました。
 民主党と自由党の合併党に「期待する」「期待しない」の世論調査だそうです。
 結果は「期待する36%」「期待しない52%」で、圧倒的に期待されていないことが分かりました。
 しかし朝日新聞は小泉総理に「支持率が下がれば一面だけど、上がると記事が小さい」なんて言われたように、かなり野党びいきなんですが、こんな記事をよく一面のトップにもってきましたね。
 もしかして小泉さんに言われたことを根に持っていて「どうだ。こんな記事でも一面だぞ」と言いたいとでも思っているのでしょうか。
 そうだとしたら、ただのガキですね。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 今日はちょっと諸事情で色々さやさやさんとかくるみさんとか書かなければならない事が多いので、ちょっとした小ネタをどうぞ。
 
 
 説明不要の最強有名サイトろじっくぱらだいすさんにて、「最近ネタがカブっているという報告が多くて、対処が大変で困っている」というネタを書いておられました。
 確かにサイトというものは無限に広がっていくものですし、既存メディアもあるワケですから、ネタがカブってしまうのも致し方ないのかもしれません。
 そもそもろじぱらさんぐらい大きなサイトになってしまうと、見ている人も多いですし、その数だけ他のサイトやメディアをチェックする人数が多くなっていくというワケで、ねずみ算式にネタカブり報告が増えてしまうという、かなり大変そうなのが容易に想像できちゃうワケです。
 さらにネタがかぶってしまうと、パクりだろ、とか言われかねないワケでして、そういう不必要な事を言われないためにも、ネタカブりの回避はサイトにとって重要なんだと思います。
 というワケで、我らが創る会の面々は、ネタカブりをどう回避しているのかリサーチしてみました。
 
 
 ・かすみおねーちゃん
 格闘ゲーム情報提供サイトなので、むしろ同系のサイトとネタがカブるのは当然。ネタそのものよりも、いかにそのネタをうまく料理するのかがポイントなので、ネタがカブろうがカブるまいが関係なし。逆に、どこともネタがカブらなかったらスクープとなるので超らっき→
 
 ・ヨシミおねーちゃん
 他サイトのストーキング。そもそも似たようなことをしているサイトがあるのかどうか疑問。仮にあったとしても無限に広がるサイト群の中で同じサイトをストーキングしてしまう可能性はさらに低い。仮に仮にカブっていたとしても、視点が違うだろうからネタがカブるという意味にはならない。だいたいヨシミ教という存在がお(略
 
 ・だいすちゃん
 TRPG系サイト。こちらも情報を扱えば同系サイトはけっこうあるので問題なし。ネタ的のものも、サイコロの妖精という圧倒的存在感他の追随を許さない。むしろTRPG界の発展のために、ネタカブり上等!?
 
 ・浪路おにーちゃん
 漫才サイト。創る会の中で唯一と言っていいネタ系サイト。だからネタがカブるという視点においては一番可能性は高い。けど、すでに漫才がキャラの特性に特化してしまっているのでカブってるサイトがあるなら逆に見てみたい。そして4人で合同漫才をして欲しい。あまよくば八雲くんがお(削除
 
 
 どうですか。
 素晴らしく独自性を十二分に発揮している我らが創る会の面々です。
 ちなみに当サイトはと言えば、カブりようがないと思います(笑)
 扱う題材はカブることも多いのかもしれませんが、特に大事件が起きた時なんか通常は普通のネタサイトだったところが急にその事件を扱っていたりするので、題材はカブりまくりなのかもしれませんけど、中身までカブっていたら逆にスゴイですよ。
 お友達になりましょう(笑)
 広いネット界においても、屈指のカブらなさと言っても過言ではないと思います。
 
 というワケで、ろじぱらのワタナベさん。
 ネタがカブらないようにするためには、思想文章を書けばいいのです
 これで今まで煩わしかった、Googleで検索してみる、という作業から開放されるでしょう。
 むしろ「カブるんじゃないか」と心配する必要すらなくなってしまいます。
 さらには、ニュースをよく見るようになり、新聞も自然と手に取るようになり、買う本や雑誌は堅いものばかりになって、田原総一郎を見れば異論を言って、久米宏を見れば毒づきたくなり、小泉総理の一言一言に期待と不安と疑問を感じ、野党を見れば呆れ、サヨクを見れば怒りがこみ上げ、保守系を見ても変な人が多いと失望して、マスコミには腹が立ち、世論を見ても違和感を感じ、アメリカには怒りを、シナには呆れを、韓国には失笑を感じるようになるでしょう。
 そして日本に誇りを持てるようになれば全く言うことはありません。
 どうでしょうか?(笑)
 
 あっ、あと、一回の文章が長くなって、さらに漢字率が高くなります(笑)
 
 
 
 
 
 
 ちなみに、今回のこの「カブる」というネタには、今日は多分あちこちのサイトで扱われるんじゃないのかなぁと、今更ながらにカブりを心配してみたり。


平成15年7月29日

 自然に学ぶ

 たしかに強行採決のあの乱闘は伝統といえば伝統ですが、なんか伝統っていう言葉に申し訳ないような、ちょっぴりごめんなさいって思いが湧き出るんですが、どうでしょうか。
 上手いなぁと思ったのがくばさんの「パフォーマンスですけど真剣なんですよ」っていう言い方ですね。
 見事に表現しています。
 野党は「真剣にパフォーマンスをしている」んですね
 目的が「一生懸命やっているように見せる」ことですから、そりゃ真剣です。
 手段が目的になっている教科書的な例です。
 ある与党の議員さんにお話を聞いたんですが、曰く「あんなの形だけだしね。全然危機感感じなかったよ」だったそうです。
 野党のあの「伝統」は、外(国民)に対するパフォーマンスでしかなく、全然中(与党)に対してはプレッシャーになってない、形だけとしか言いようがないパフォーマンスだったというワケです。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 ある方からこんなお話を聞きました。
 
 某日電車に乗った時の話なんですけどね、あるご老人が座るところが無くて立っていたんですよ。
 見た目も結構なお年のようで、電車の中ですから、近くに座っていた方がそのご老人に席を譲ろうとしてその席から立ったんですけど、なんと若者が間髪入れずにそこに座ってしまったんですよ。
 これだけでもアレなんですが、さすがに私もそのまま見過ごすのもアレなんで、今度は自分が席を立ってそのご老人に譲ろうとしたんです。
 そしたら今度はなんと子供が間髪入れずに私が座っていた席に座ってしまったんですよ。
 しかも、その子供にはちゃんと親がついていたのに、その親は一言も何も注意もしなくて…。
 これにはさすがに私も呆れ果ててしまって立ちつくすしかなかったですよ。
 かなり理不尽な思いがしたんですが、しかしさらにまた理不尽なことがあったんです。
 その日に近いある日、諸事情で深夜にファミレスに行った時の話なんですけどね、もう12時をまわろうかというその時間に、席に通されてどっこいしょと座ったら、なんと隣に子供がいるではないですか。
 もちろん保護者付きではあるんですが、むしろ保護者は子供に何をさせているんだと、もう12時だぞと、正気かよと、かなり心がすさみましたよ。
 いったい日本の将来はどうなってしまうんだと、嘆くしかなかったですね。
 
 でもこの話って多分「よくあること」「よくみる風景」になってしまっているんじゃないでしょうか。
 やえもこの話を聞いた時に、一瞬「あぁ、よくあることですよね」なんて言っちゃいそうになりました。
 つまりそれぐらい、最近は親が子供を躾られなくなってしまったんですね。
 「子供をしかれない親」なんて言葉も慣用句のように使われるようになってしまっています
 
 こんな記事があります
 長崎少年殺人事件の犯人がどのように育ってきたのか、少しなんでしょうけど、うかがい知れる内容です。
 

 「我が子かわいさのあまり、(母親は)息子さんに嫌なことがあると、他人、つまり友達のせいにしていた。生徒は自分で勝手に転んでも、『人に押された』と訴えるようなところがあった」
 友達が使っていたおもちゃの順番が待ちきれず、先生が「それはダメよ」と諭すと、生徒はかんしゃくを起こして、長時間泣き叫び続けることもあったという。
 だが、「あの子は3カ月間、かんしゃくはまったく治らなかった。自己本位の性格は、小学校でも変わらなかった」(両親の知人)という。
 母親はしつけとして、息子をたしなめるどころか、常に息子の言い分を真に受け、幼稚園にたびたび抗議に押しかけた。
 「毎週に近い印象があるほど、頻繁に抗議に来ていた。興奮することはなかったが、強い口調で『気をつけてください』と幼稚園側に迫っていた」(幼稚園関係者)
 幼稚園側が事実をありのままに説明しても、他人のせいにする息子を信じ続ける。毎日の送迎にも、大勢の母親に溶け込めず、非社交的なタイプだったという。
 男子生徒が幼稚園を辞める際、表向きの理由は引っ越しだったが、幼稚園側は「トラブル続きに母親が嫌気をさした」という認識だった。

 
 典型的な「我慢が出来ない子」と、それを育て助長していった「超過保護な親」です。
 子供は我慢が出来ず、どんなことでも他人のせいにしてしまい、我が儘し放題に育っています。
 このまま大人になっていったとしたら、とんでもない性格になっていたかもしれません。
 
 この記事の子供はあの長崎少年殺人事件の犯人ですから、こう育てば全ての子供が殺人事件を起こすようになる、と思ってしまいがちですが、しかしこの少年犯はあくまで特異なケースであり、この少年犯に異質な性的欲求があったのが事件の原因だとされていますので、すぐさま「しつけができない=犯罪に走る」ということにはならないでしょう。
 だけど、こういった「しつけが出来ておらず我慢が出来ない子供に育ってしまった」という例は、それほど珍しいケースではないのではないでしょうか。
 これこそ「よく聞く話」「よくみる風景」になってしまっています
 
 長崎少年殺人事件のような事件が起こると、必ずこんな言葉が言われるようになります。
 「命の重さを教えなければならない」
 そして教育のあり方を見直そうとか、道徳の時間を増やそうとか、そういう方向に向かっていきます。
 でもやえは、そんなやり方では今のこの“不道徳”への流れは止められないと思います。
 だってそんな「命の大切さ」なんていう授業されても、仰々しすぎて大げさすぎて、全然身近じゃないですもん。
 結局「他人事」「自分とは関係ない」という事で、ほとんど頭に入らない身に付かないと思います。
 だいたいその授業を大人が受けたとしても、一時的には効果があっても時間が経てばすぐ忘れてしまうのがオチなんだと思いますが、まして子供に義務的に学校の授業で学ばせたとしても、子供はシビアですから自分に関係ないことテストや試験に関係ないことはあっさりと忘れてしまうことでしょう。
 そもそも「命の大切さ」とか「生命の神秘」なんてことは、教科書的に教わったとしても「分かった分かった分かってる」という感想しか持ちようが無く、所詮その程度でしか身に付かず終わってしまう事でしょう。
 
 「命の大切さ」なんていうものは大げさすぎて身に付きません。
 こんなことを教えているようでは、いつまでたっても不道徳への流れを止めることは出来ないでしょう。
 では何が必要なのか、何が大切なのか。
 言わば「人間としての教育」をするのであれば、日常の身近なことから教えなければならないのではないと思います。
 「命とは何か」みたいないきなり発展問題を出されても困惑するだけです。
 一番大切なのは言うまでもなく基本であり、身近な問題という基本の積み重ねによって結果的に「命とは何か」という問題に、自分から自然に到達するのではないのでしょうか
 昔はよく言われたモノです。
 「お年寄りや体の不自由な人には席を譲りましょう」「他人に迷惑をかけてはいけません」「お行儀よくしなさい」「○○なんだから我慢しなさい」
 子供というのはこういう身近なところから「公」というものを学び、社会のルールを覚え、一人前の人間に育っていくのです。
 
 前にも言いましたけど、子供というものは残虐な生き物です。
 だから、教えなければ「命の大切さ」なんてものは身に付かないのかもしれません。
 でもその教え方というのは、教科書を開かせてノートを取らせるといった受験勉強的なモノでは、本当の意味で身に付いているというレベルまでには決して達しないでしょう。
 むしろ子供は、他の動物などを殺したりもてあそんだりしながら命の大切さ尊さを知ります
 虫なんかを意味もなく殺してみたり標本にしてみたり、逆に自然からのしっぺ返しを受けたり、またそれらの因果を子供心ながらに考えたり苦しんだりして、そんな遊びの中から自然の掟、生物の神秘、命の尊さを学んでいくのです
 最近では、命というものは尊いモノだからという主張により、「死」というものから子供を遠ざけたり、昆虫の標本を作るのをやめさせたりしていますが、そういうことはむしろ「生と死」というモノを考えるきっかけから遠ざけ、「死」というものがリアルに考えられなくなり、それと共に「生」とは何か分からなくさせてしまいます
 だからこそ現代では「なんのために生きているのか分からない」と言う人が増えているのです。
 「死」というものをリアルに考えられなくなってしまった原因をゲームのせいにする人がいますが、そうではなく「死」から子供を遠ざけているのが原因なのではないでしょうか。
 むしろゲームですら死を教えなくなってしまったらいったいどうなってしまうのか、想像したくない未来が待っているような気がします。
 
 公共心は社会から、生命は自然から学びます
 いえ、そうでないと、言葉の上だけの理解ではなく、本当の意味での身に付くというところまでには行き着かないでしょう。
 
 今は、親が子供を溺愛しすぎて社会のルールというものを教えられなかったり、自然と触れ合うことを汚いという理由でやめさせたりしてしまっていて、それはどんどん悪い方向に向かっていってしまっています。
 長崎少年殺人事件のこの少年犯も、社会のルールや我慢する心というものが育たなかった、いや育てられなかったために、自然の中でもそのルールが学べず、生き物を必要以上に殺してしまい、さらにそれが快感となって、ついには人間が対象になってしまったのでしょう。
 
 確かに長崎の少年犯は特殊な事情であることもその通りだと思います。
 でも、その下地は多くの子供に出来ているのではないでしょうか。
 深夜にも関わらず子供をファミレスに連れて行ったり、子供のウソをそのまま鵜呑みにしてさらに我が儘を助長させるような育て方しかできないような親が、自分本位のまま我慢ということを知らずに日本の「公」というものを壊し続けてしまっている子供を作りだしているのです。
 全てが悪い方向への歯車となっています。
 我慢を知らない子供が、自然とふれあえなかった子供が、さらにその子供にそれらを教えることなど出来るのでしょうか
 
 命の尊さなんていうものは、教科書を読むだけで身に付くものではありません。
 子供の頃から“自然に”身に付くもの、身に付かせなければならないことです。
 「我慢する心」もそうです。
 現代にはそれらが欠けている子供が、いや大人にも欠けている人がたくさんいるようですが、もしかしたら何らかのきっかけで自分の子供が自分の知り合いが長崎の少年犯のような犯罪を犯してしまうかもしれません。
 だれもが犯す可能性のある事件では無いにしろ、しかし下地が出来上がっている子供も確実にたくさんいるというのが現実なのではないでしょうか。
 親には全く関係なく育つ子供もいるんでしょうけど、親の影響のまま育つ子供もいることは忘れないでください。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自然から学ぶ教育を応援しています。


平成15年7月30日

 動物虐待根絶請け合い法案

 イラク行く気 総理あなたは
 無職 岡部 義雄(茨城県ひたちなか市74歳)
 
 小泉首相が「どこが戦闘地域でどこが非戦闘地域か、日本の首相に分かる方がおかしい」と自民党全国研修会で、またおかしな発言をしたと報道された。党首討論の際、非戦闘地域が「わかるわけがない」と発言し、批判されたことへの反論だという。
 これを読んで、今まで心に残った名言をメモしておいたノートを読み返してみた。92年8月15日の本誌コラムに当時の論説副主幹、和田俊氏が、次のようなジョークを紹介している。
 「デンマークの軍人が『戦争根絶請け合い法案』なるものを、冗談に作成したことがある。『各国政府は開戦後10時間以内に、最前線に送って実戦に従事させるものを、次の順序にすると取り決める」というものだ。その順序は1国家元首2元首の男子親族3総理大臣4国務大臣5国会議員、ただし戦争に反対した議員は除く。
 国民の半数以上が反対しているイラク特措法を、強行採決して成立させた小泉首相。あなた自身に危険が及ばないから、戦闘地域も非戦闘地域もわからないとのんきな発言。それともあなたが先頭に立ってイラクへ行きますか。

 (朝日新聞7月30日付「声」欄より)


 家畜殺す気 主婦あなたは
 バーチャルネット思想アイドル やえ十四歳(おはろーございます)
 
 日本の主婦が「どこの農家が牛を飼育しているか豚を飼育しているか、日本の主婦に分かる方がおかしい」と市民団体研修会で、またおかしな発言をしたと報道された。公開討論の際、新潟県長岡市東坂之上町の農家は牛か豚か「わかるわけがない」と発言し、批判されたことへの反論だという。
 これを読んで、今まで心に残った名言をメモしておいたノートを読み返してみた。92年8月15日の当サイトに当時のサイト管理人、天堕 輪氏が、次のようなジョークを紹介している。
 「新潟県農協協同組合が『動物虐待根絶請け合い法案』なるものを、冗談に作成したことがある。『各国政府は飼育7日間以内に、工場に送って動物を屠殺させるものを、次の順序にすると取り決める」というものだ。その順序は1日本の主婦2その男子親族3動物の肉を扱う商店4飲食店関係者5今まで動物の肉を食した人、ただしグリンピースに加入した人は除く。
 国民の半数以上が嫌がっている家畜の屠殺を、一部の農家に押しつけた日本の主婦。あなた自身が動物を殺す必要が無いから、牛の農家か豚の農家かわからないとのんきな発言。それともあなたが先頭に立って牛を殺しに行きますか。

(右も左も逝ってよし!!)


平成15年7月31日

 小泉メルマガレビュー

 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて。
 もう恒例になりました・・・かな、木曜日は小泉メルマガのレビューです。
 いつもかなり長くなるんですが、ご容赦をお願いしつつ、はりきっていきましょー。
 
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 通常国会終了
 
 小泉純一郎です。
 宮城県北部でおきた震度6強の地震は、たび重なる余震もあって、多くの被害がでました。負傷された方々、家が損壊してしまった方々、避難生活を続けている方々には、ご苦労も多いと思います。心からお見舞い申し上げます。
 
 毎週毎週ご苦労様です。
 しかしやえは地震がおこるたびに、日本は本当に地震に強いな安全だなと思い、さらに暴動一つ起きない日本の公共心の高さに誇りを感じます
 レベルが低い国だと、地震とか災害で国が混乱するとそれに乗じて悪さをする輩が必ずしかも多く現れますからね。
 現地の方々のこれからのご努力と、政府の支援を心から願っております。
 
 28日(月曜日)で、190日間の通常国会が終了しました。
 6月には、有事立法が成立しました。ようやく「備えあれば憂いなし」という当たり前の考え方にたって、国家の独立と安全を守るという基本的な課題について議論ができるようになり、与党三党だけでなく、民主党、自由党の賛成も得て有事法案が成立したことは、画期的な出来事だと思います。
 
 そうなんですよね。
 よく思い出してみたら有事法制の方には民主党や自由党も賛成しているんですよね。
 もしかしたら、有事法制には賛成したせいで支持者から大反対が起きてしまい、だから特措法の方にはああいうパフォーマンスが必要になったのかもしれません。
 野党も大変ですね
 
 会期末には、イラク復興支援法が成立しました。日本がイラクの人道復興支援にわが国にふさわしい貢献をすることは、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」という憲法の精神に合致するものだと思います。「いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」(憲法前文)のです。
 
 あー、うーん、まー、そうですね(笑)
 「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めて」もらいたいのは、白人社会なんですが、まー、そうですね(笑)
 やえとしたら、「国益のためにがんばってください」ですね。
 
 内政においては、経済の活性化のための金融改革、産業再生関連法案が成立しました。構造改革特区など、現在、各地方から意欲的な規制改革の提案がなされています。民間が主導する、地方の特色を生かした、持続可能な経済成長を実現できるよう、改革に向かって着実に成果を上げることができた国会だったと思います。
 
 最近「小泉さんはかけ声だけで何もやってない」という批判は聞かれなくなりましたね。
 だって実際にはやりまくってますから。
 こうやって目に見えていろいろ政治を運営していく小泉さん、今までの総理と違ってやっていることがかなりハッキリと国民に伝わってきます。
 このことだけでも今までとは比べものにならないほど良い首相であると言えると思います。
 
 関東地方ではまだ梅雨があけませんが、先日、公邸の庭で今年初めてセミの声を聞きました。これから、暑い日々が続くことになりますが、健康に注意して、夏を乗り切っていきましょう。
 
 そういえばセミの音は聞きませんね。
 全然夏って感じしないですけど、すごしやすいことはすごしやすいですよね。
 この冷夏のおかげで、原子力発電所の停止による電力不足も回避できたみたいですしね。
 ただし農作物等が大変みたいで、なかなか一長一短です。
 総理もご健康にはご注意下さい。
 
 
 さて、今週登場の大臣は、福田康夫官房長官と、石原行政改革担当大臣です。
 お二方とも小泉さんが総理になられてからずっと閣僚ですから、かなり長いですよね。
 それでははりきってどうぞ。
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● イラク支援法の成立に当たって(内閣官房長官 福田康夫)
 イラクのフセイン大統領は、13年前、突然クウェート国へ攻め込み、略奪を重ねました。また、フセイン大統領は、生物・化学兵器を製造し、それを自国民や他国民に対して使ったこともあります。
 
 なんか最近では、「フセインはイスラム圏の中では最も近代的な経済や教育などの国造りをしていた善行な支配者だ」なんて感じのイメージを持たれはじめて、「本当は生物化学兵器なんて持っていなかった」と思われている風潮がありますが、しかし実際には福田長官がおっしゃっているように、過去自国民に対して化学兵器を使ったという事実があります
 だから「化学兵器は持っていた」ことは確定なのです。
 その後破棄したかどうかは分かりませんが、善行一辺倒な支配者でも決して無かったのです。
 もちろん良い部分もありましたけど、最悪なこともしたということも忘れてはいけないでしょう。
 
 そのような状況のイラク国民に手をさし伸べるため、このたび、イラク人道復興支援特別法を制定しました。この特別法により、わが国は、イラクに対して相当程度の規模で支援を実行するために自衛隊員、政府職員、専門技術を持つ民間人を派遣することが可能になりました。
 
 なんていいましょうか、最近やえはイスラムの辺りの人々の自分勝手な主張を聞くたびに、あんな人たちどんどんどうでも良くなってくる気持ちがあるんですが、今は対日感情が悪くなっていると言ってても、多分復興支援が上手くいけばコロッと「親日国家」になるんだろうなぁ、なんて思ってます。
 まぁ
 
 これは、中東地域に原油の約90%を依存しているわが国にとって重要です。
 
 という事情がありますので、このためにやっておく必要があるのでしょう。
 福田さんも正直です(笑)
 
 
 ● 思い出の地、黒部より(行政改革担当/規制改革担当大臣 石原伸晃)
 先日、「タウンミーティング」に出席のため、富山県の黒部市に行ってきました。黒部は35年前、叔父・石原裕次郎が黒部ダム建設を描いた映画「黒部の太陽」を撮った、私にとっては特別の場所です。当時の映画界は、五大映画会社の協定によって、がんじがらめに縛られていました。叔父は、あえてその協定に反旗を翻し、独立プロを興して、「黒部の太陽」を作り上げたのです。資金も集まらず、完成しても上映する映画館さえないという状況に、それまで弱音を吐くことのなかった叔父も、この時ばかりは父に涙を見せたそうです。
 いつの時代も、既得権益を握る大組織に挑戦するには勇気が必要です。行革相としてのこの二年半の経験で、私にも、叔父の涙の意味が少しだけわかるようになった気がします。
 
 この人にはこういう特別な経験があるから強いですね。
 「大組織に挑戦するには勇気が必要です」っていうのも、なんだか説得力を感じます。
 こういうのは実際壁にブチ当たった人じゃないとなかなか理解できないのでしょう。
 
 ところで、富山といえば誰もが思い出すのが「富山の薬売り」ですが、薬の販売については、先般「安全上特に問題がない医薬品は、薬局に限らず販売できるようにする」と決定されました。この決定に対しては、タウンミーティング会場でも「今回の改革で富山の薬売りがすたれてしまわないか心配です。むしろ、配置薬を全国に広げる改革はできないのでしょうか」とのご意見を頂きました。しかし、今回の決定は、急な病気にいつでも対応できるようにという配置薬の考え方と、まさに同じ発想によるものです。配置薬に関わる方々には、大きな環境の変化かもしれませんが、配置薬という素晴らしいアイデアを生み育てた皆さんなら、この改革を活かし、更に新しいビジネスモデルを作ることができると思います。
 
 えーと、石原さん、一文が長いです(笑)
 やはり富山といえば薬売りなんでしょうか。
 その置き薬制度ですが、最近はすっかり下火で、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
 ので、説明しますと、まず様々な病気や怪我に対する薬を一通りセットでお薬屋さんからもらいます。
 この時点でお金は払いません。
 で、一ヶ月後ぐらいにまたお薬屋さんが訪ねてきますので、そのセット一式をお薬屋さんに見せます。
 この時減ったお薬があれば、その減ったお薬分のお金だけを払います。
 つまり全然減ってなかったらお金は払わなくていいんですね。
 このシステムの利点は、一回で大金を使わなくてもあらゆるお薬を常備できるという点です。
 昔は各家庭に必ずあったお薬箱ですが、それ一箱分ぎっしりと常備するワケで、もしこれらを全部買ったらかなりの大金になってしまいます。
 しかしそうせずに、使った分だけ後払いにするということで、安価に家に色々なお薬が常備できるというのが最大の利点です。
 また、買い置きだと「結局使わなかった」ということになる可能性もありますが、置き薬だと使わなければお金は払わなくていいですから、こういうことも無くなります。
 かなり優れたシステムなんですね。
 だけどこのシステムって、人と人との信頼関係があってこそ成り立つシステムだと思います。
 商品をいったんは無料で預けるワケですからね。
 ので、現代ではちょっとあわないかもしれません。
 開き直る輩とか出てきそうですし。
 システム自体は素晴らしいものがありますので、この辺にしてみても日本の高い公共心を取り戻さなければならないのではと思います。
 
 
 さて、次に特別寄稿ですが、またまた大臣がお話をされています。
 鈴木俊一環境大臣が、「旧日本軍毒ガス弾などに関する情報提供のお願い」ということを書いておられます。
 おられるんですが、本当にお願いしか書いていませんので省略させていただきます
 ごめんなさい。
 
 次です。
 
 
 ● 三位一体の改革について
  (株式会社東芝取締役会長、地方分権改革推進会議議長 西室泰三)
 地方分権改革推進会議議長の西室泰三です。
 
 おや、どこかの県知事さんに「不買運動してやる」とか言われた東芝の会長さんではないですか。
 お元気そうで(笑)
 
 これまでの間、小泉内閣総理大臣からの諮問を受けて、国と地方の役割分担に応じた事務・事業の在り方、税財源配分の在り方などを調査審議してきました。その成果は、昨年10月に「事務・事業の在り方に関する意見」、またそのフォローアップとして今年5月に重点11項目を提出、さらに6月に「三位一体の改革についての意見」を取りまとめました。
 
 あ、え、は、そうですね。
 
 「三位一体の改革についての意見」では、改革の目標として、地方の歳出・歳入両面での国による関与を縮減し、住民が行政サービスの受益と負担の関係を選択できるような地方財政制度の構築を実現することを掲げています。この目標の達成に向けて、国庫補助負担金、地方交付税及び税源移譲を含む税源配分の在り方について、当面の取り組むべき措置とともに中長期的な改革の方向を提言しました。
 
 え、う、と、この人のお話難しいです。
 ええと、政治家さんっぽいですね(笑)
 ごめんなさい、以上でしゅーりょー(笑)
 
 今後、地方分権改革推進会議は、地方の行財政運営手法の改革、行政体制の在り方について審議を行っていきます。引き続き、国民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 
 関係各所と検討の後前向きに検討させていただきます(笑)
 
 
 というワケで、いつものシメは安倍官房副長官さんです。
 
 [編集後記]
 総理は公邸でミンミンゼミの声を聞いたそうですが、小生はまだです。東京の梅雨明けはまだのようですが、国会は28日に長かった通常国会を閉じ、夏休みに入ります。国会議事堂はガランとひとけが無くなりますが、議員の皆さんにとってはのんびりできそうもありません。
 
 選挙がありますしね。
 ただ議員さんは、国民がお休みでイベントがあればあるほど忙しいですから、むしろ国会が無くて休みの方がイベントに行きやすく、選挙無くても大変そうですけどね。
 さらに選挙なんで、国会より大変かもしれません(笑)
 
 さて、今国会の会期末にイラク復興支援法が成立しました。自衛隊を出すにあたっては、まず調査団を出し、現地の情勢とニーズをしっかり調査します。その上でイラク再建のために何を優先するかなど、考えなければなりません。また、派遣される自衛官の身になって考えることも大切だと思います。かつては、自衛官のみならずその家族に対しても誹謗する人たちがいました。そういった人たちの中には今「自衛官の身になれ」とこの法律に反対している人もいます。不思議です。
 
 ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
 さすが安倍さん、言うことが鋭く、全く持ってその通りです
 こういう批判をする人っていうのは、往々にして批判のための批判しか出来ず、過去の言葉に責任を持たず、矛盾ばかり繰り返して、中身のない八つ当たり的なお上批判ばかり繰り返すんですよね。
 オカシイ人もいるもんです。
 不思議ですね。
 
 
 さて、今回はどうも内容が薄かった気がするんですが、みなさん長い国会でちょっとお疲れなんでしょうか。
 レビューっていうものは、ネタ元がイマイチだとレビューもイマイチになってしまいますから注意が必要ですね。
 ところで、選挙になってもこのメルマガは発行されるのでしょうか。
 ちょっと謎なんですけど、やっぱりそれどころじゃないかもしれません。
 ま、なってみないと分かんないですね。
 いつ選挙になるかも小泉さんの胸の内一つです。
 
 というワケで、木曜恒例の小泉メルマガレビューでした。
 
 
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