☆やえニュース☆

イラク邦人人質事件

平成16年4月9日

 速報・イラク邦人人質事件

 
 日本国内にテロリストがいます。
 
 ヤツらは「自衛隊を即時撤退させろ」と要求しています。
 
 日本国内にテロリストがいます。
 
 今日の朝からはやくも首相官邸の前に「市民行動」とかなんとか書いたノボリを持った20人程度の“市民”が集まり、「自衛隊を即時撤退させろ」と叫んでいました。
 ヤツらはテロリストです
 無論ヤツらが人質を取ったわけではありませんが、しかしテロリストがとった人質を盾に主張していることには変わりなく、むしろテロリストの尻馬に乗って主張しているようなモノで、さらに言えばテロリストの手先となっているようなモノでしかないと言えるでしょう
 これはテロリズムです
 
 
 もうみなさんご存じだと思いますが、イラクにおいて3人の日本人がテロリストによって拘束されました。
 テロリストの要求は「自衛隊の即時撤退」
 ついにテロリスト共が日本に直接牙を剥いてきました。
 
 昨日からテレビ等ではトップニュースで報道されていますので、この一連の事件に対する意見も様々出ています。
 やえは、テレビなんかは政府を責めるような報道をするのかなと思っていたのですが、意外とそのような話はあまり出ず、なんだか当たり障りの無いような表面的な意見しか聞こえてこないので拍子抜けしていたりします。
 拘束されたのがマスコミ人も含まれていたのでマスコミは同情的になるかなとも思っていたのですが、やはり拘束された連中の「自業自得」という面は無視は出来ないようで、それでもそこを言及すると自らの行動をも否定することになるので正面切っては自業自得とは言えない、だからなんだか当たり障りのないほどほどの報道になっているのでしょう。
 まぁテレビなんていつもこれぐらいでちょうどいいんでしょうけどね。
 
 そう、拘束された3人に対しては「自業自得」という面は拭いきれない事実です。
 危ないと分かっている場所に自ら行ったのですから、火事場に飛び込むようなモノで、その行為は自分の責任だと言えます。
 だから、特にマスコミに厳しいネット上では、マスコミや拘束された本人達を糾弾するような内容をよく見かけます。
 やえも昨日、一報を聞いてすぐに「ついにマスコミがやってしまった」と思い、ヒトリゴトのところでそのようなことを書きました。
 拘束された3人は自業自得だと思います。
 
 しかし、やえのいつものスタンスで考えれば、まずは言っておくべき事があります。
 
 諸悪の根源はテロリスト共です
 
 人質をとって政治的要求をするという許されざるテロルを実行したテロリスト共が最も悪いのです。
 ですから最も批判されなければならないのはテロリスト共なんです。
 
 やはり日本国内においてはこの視点がちょっと抜けているような気がします。
 冒頭でも言いましたようにテロリストの尻馬に乗っているような連中なんかは、むしろテロリズムに賛成していると言えてしまうでしょう。
 どうしても「イラクは可哀想で被害者で、テロリストも自由のために致し方なく戦っている人たち」と思っているような風潮がどこかりあるようですが、しかしもしヤツらの行為と要求を受け入れ正当化してしまうのであれば、それはとんでもないことです。
 
 もしそうなるのだったら、
 
 北朝鮮に言うことを聞かせるために、日本国内の北朝鮮人を人質に取りましょう。
 中国に言うことを聞かせるために、日本国内の中国人を人質に取りましょう。
 
 アメリカの一国独裁主義を阻止させるために、日本国内のアメリカ人を今すぐ拘束しましょう。
 
 もしそうなるのだったら、
 
 イラクで拘束されている日本人を開放させるために、イラク人を拘束しましょう。イスラム教徒を拘束しましょう
 
 
 もちろんこれらは許される行為ではありません。
 こんなことをしたところで、正当性はありはしませんし、正義なんてもってのほかです。
 仮にアメリカ人を拘束してアメリカ政府に要求をしたとしても、責められるのは当然アメリカ人を拘束した側でしょう。
 それと同じように、諸悪の根源はテロリスト共であるのは議論の余地のないところで、例え3人が殺されたとしても政府や自衛隊に責任は無いのは当然の話です。
 もしそれでも政府に責任を取れと言うのであれば、それは、日本国内の犯罪の全ても政府のせいということで、つまり「社会が全て悪いんダー」理論と何ら変わらない事になるでしょう。
 
 
 今後、日本政府をはじめ、マスコミやボランティア団体等、どのような行動を取るのでしょうか。
 注目していきましょう。
 

平成16年4月10日

 邦人人質事件を受けての世論

 
 今日はちょっと豪勢にしゃぶしゃぶを食べに連れて行ってもらったのですが、そこではやえ達は何も考えずに一番安い食べ放題のコースにしたんですね。
 その後、しばらくして隣の席にお客さんが来たのですが、そのお客さん達、店員さんに
 
 「このコース、輸入物?国産?」
 
 と聞いていました。
 そして輸入物と分かったとたん、「国産のコースでお願い」と言ってました。
 
 BSE騒動は内需拡大につながっているようです(?)
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 イラクでの邦人人質事件ですが、国内ネット上のサイトさんでもかなり多くの方がとりあげたようで、さすがに注目度は高いということが伺えました。
 しかし最近は便利ですね。
 こちらのサイトさんなどでは、各サイトさんの反応を一覧で出されていらっしゃいます。
 
 これを見てびっくりしたんですが、いわゆる「自衛隊撤退派」、当サイト風に言わせてもらえば「テロリストの手先派」は思いのほか多いんですね。
 いつの間に日本にはこんなにテロリストが増えてしまったのでしょうか。
 こわいです。
 
 どうしてテロリストの要求に従えと簡単に言えてしまう人がこんなに多いのでしょうか。
 昨日も言いましたように、もしそれで通るのでしたら、さっさと日本政府もイラク人を拘束すべきだと思うのですが、それは許されない行為ということは言うまでもないことです。
 まさか日本人の中に「イラク人を拘束しても正義だ」と言う人はいないと思いますが、しかしそう思っていないのであれば今回の事件に対して「自衛隊は撤退せよ」と主張することは矛盾していることになるのですけど、気づかないのでしょうか。
 まずそこをよく考えて欲しいモノです。
 
 よく考えて欲しい、と書きましたが、さっきのサイトさんから「自衛隊撤退派」の方達の主張を色々と拝読していましたら、残念ながらとてつもなく稚拙な文章ばかり当たってしまうんですね。
 昨日も言いましたように、この問題で最も悪いのはテロリストです。
 これは議論の余地はありません。
 それなのに自衛隊反対派の方々は「自衛隊を派遣したから拉致された」ということばかりを書かれておられます。
 じゃあアレですか、昭和52年に起きた日本赤軍が起こしたハイジャック事件は、日本赤軍を捕まえた日本政府の責任なんでしょうか。
 それとも日本赤軍というものを生んでしまった社会の責任なんでしょうか。
 それともそもそも日本政府が存在しているからこそハイジャック事件というものが起きてしまったと言うのでしょうか。
 確かに日本政府が存在していなかったら、日本政府に政治的要求を突きつけるテロルなんていう事件は起きなかったでしょうね(苦笑)
 昨日も言いましたように、こんなこと言い出したら全ての犯罪は「社会が全て悪いんダー」理論になっちゃいます
 どうしてこんな簡単なことが分からないのでしょうか。
 
 中には「自分は政治はよく分からないから普段はそんな話題はしないのだけど」という感じの趣旨のことを前書きで書いておられるサイトさんがちらほら見受けられましたが、分からないなら分からないまま書かないでいてほしいと思います。
 どこまで公の場に文章を載せるという覚悟が出来ているのか分かりませんが、「自衛隊は撤退せよ」という意見は、完全に政治的意見ですし、公の場に載せることは政治活動に他なりません
 どうもこの辺をしっかりと認識していない人が多いような気がします。
 よくデモなんかをしている人も、自分が政治活動をしていると認識している人はけっこう少ないようですし、いつぞややえが批判した「千人祈」とかいう運動も、これは完全に政治運動なんですが、そう認識している人は皆無のような感じでした。
 しかし「自衛隊撤退」という主張は完全に政治主張であって、だからこそそう主張するのであれば、撤退した際の様々な影響を考慮した上でそう主張しなければならないハズなのですが、それが全然出来ていないのですね。
 
 ことイラクのこと、自衛隊のこと、戦争のことになると、全く表面の上でしか物事を捉えられなくなってしまう人があまりにも多すぎるの気がします。
 何度も何度も言ってますが、最も断罪されなければならないのはテロリスト共なのは議論の余地のないところなのですが、それすら見えなくなっている人が多すぎます。
 
 テレビのニュースでちらっと見たのですが、拘束されている3人の誰かの母校で、その人の解放を求める署名を書いているという映像が報道されていました。
 「署名を書いている」と言いましたが、実際には教師が主導して生徒に“書かせている”ワケですね。
 「生徒は同意している」という言い訳もあるんでしょうけど、しかし「教育の場を政治利用するな」というのは日教組や朝日系のサヨクの常套句だったハズです。
 しかしこの光景は完全に「教育の場で政治活動を子供を利用して行われている」のです。
 普段なら大反対しなければならないハズなのですが、自分たちの都合の良い主張の場合は思考停止というか、見て見ぬふりを決め込んでいるのでしょう。
 
 しかしそもそも学校で署名運動をしている人たちも、自分たちが悪いことをしているとは露とも思っていないのでしょう。
 日本人は、という枕詞はやえは嫌いなのですが、日本人は「目に見える命の危機」に対すると急にそれだけしか見えなくなってしまい、それを回避するための行為はどんなことでも「正義」としてしまう悪いクセを持っています。
 自分が主張していることは実はテロリストの手先になっているなんて全く思いもせず、テロリストを批判することも忘れ、教育の場で政治活動をしていることも「目先だけの命の危機」を回避するためなら絶対正義と思いこんでしまっているのです。
 しかしその「目先だけの命の危機」だけに囚われていると、その行為は自己満足だけに終わらず、他人に対して重大な結果をもたらしてしまう可能性があります。
 「自衛隊撤退派」の人たちの意見を見ていると、もう目先のことだけで世界の全てが終わっていてその先を全く見ようとしていないんですね。
 しかし自衛隊を撤退させることは、それはテロリストの利益をかなえる結果でしかありませんし、また他のテロルを誘発することにもなりかねませんし、他国でも起きているテロルに対しても悪い影響を与えるでしょうし、さらには日本はテロルに簡単に屈した国、テロルさえすればなんとでもなる国だと思われかねません
 もっと広い視点で見るなら、自衛隊という組織そのものを軽く見られてしまうでしょうし、そうなると北朝鮮問題で良い結果は得られなくなってしまうでしょう。
 幸いなことに小泉首相はこの手のくだらない世論に屈することなく常識的な判断をしているようですが、未だにこの手の世論が日本の中で続くようでしたら、一国平和主義の夢想を抱きながら日本はまた同じ過ちを将来において犯してしまうことでしょう
 
 冷戦体制が終わってはや十数年。
 もういい加減日本人は成長しなければならない時期に来ていると思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、責任を持った言論を応援しています。
 
 

平成16年4月11日

 速報・人質解放!?

 
 
 昨日の更新で自作自演説にもちょっと触れようと思っていたんです。
 なかなか説得力があって面白いですねーって。
 今回のとは別のよくある「自作自演説」っていうのは、けっこう無茶な理由が掲げられていることが多いのですが、今回の「自作自演説」はなかなか無理がない素直に納得できる理由が多かったので、なかなか説得力があるんです。
 例えば
 

 ▼犯行組織の名前が日本名で『戦士の部隊』(サラヤ・ムジャヒディーン)というイスラムにありえないチープさ。しかも現地イラク人や海外ジャーナリストは誰一人としてこのグループを知らない、認知していない。無名。
 ▼自演じゃなくてテロリストが本気で撤退を望むなら、猶予は1週間とか2週間くらい与える。常識的に考えて3日程度では稟議書が回らない。
 ▼犯行声明に西暦が使われている。イスラム原理主義ならイスラム暦を使うはず
 ▼犯行声明文に宗教的修辞が皆無。
 ▼犯行声明文にアメリカに対する要求が皆無。

 (以上みずほちゃんのとこより)

 
 あとどこで見たのか忘れたのですが、同じ時期に韓国人の人たちも人質として拘束されていたのですが、これがものすごくあっさり解放されているのです。
 こちらの記事が色々な意味で面白いのですが、つまり今回の日本人3人と間違えて拉致してしまったのではないか、単に日本人と韓国人と見分けが付かなくて依頼人(つまり邦人人質3人)と間違えてしまっただけで、だからあっさりと韓国人の方は解放されたのではないか、という自作自演説の理由もありました。
 
 面白いほど説得力があります。
 
 ただ、やはり自作自演説っていうのは面白がって見るのはいいですが、本気になって支持するというのは、あまり適切ではないと思っています。
 自作自演説を唱えると言うことは、「間違ったことを言っている」と指摘するのではなく、「お前はウソをついている」と言うことですので、やえはちょっと気が引けるんですね。
 まして今回のことが自作自演であったとしたら、その依頼人達は「売国奴」とか「国賊」とかという言葉では足りないほど酷いモノと言えます。
 日本史に記録されるほどの、格としては麻原と同格ぐらいの「犯罪者」であると言えるでしょう。
 だから日本人である人質の3人が、いくらなんでもそこまではしないだろうと、日本人が国を売るなんて事はしないだろうと、やえは信じているのです
 
 どうやら日本人の人質が解放されそうというニュースが入ってきました
 
 えええええええええええええええええええ!!!!!?????
 3人が拘束されたのは8日です。
 テロリストが自衛隊撤退の期限としていたのは3日以内です。
 人質解放が伝わってきたのは今日の深夜早朝のことなんだそうで、今日は4日目です。
 なんでこんな早い時期にこんな事が起きるのか、そもそも人質を犯人から自ら解放するなんて、誰にも予想できなかったことです。
 今やえはテレビ見ながらこれ書いているのですが、結局だれも説得力のある解放の理由を語ることが出来ていないような気がします。
 何とか隠そうとしていますが、みんな「なぜ!?」という思いがあって、理由を必死で探しているような雰囲気を、やえは受けています。
 
 やえだって分かんないです、こんなの。
 今でもどう理由をつけたらいいのか、全く見当すらつきません。
 
 そんな中で頭に浮かんできた自作自演説・・・。
 
 あああああああああああああ、ダメです
 確かに面白いですが、ダメです、それを信じたらダメです。
 自作自演説なら全てが納得できる説得力を持ってますが、それはダメですぅ。
 犯人グループが解放の理由として「家族の涙」なんてことを言ってるみたいですが、あああああああ、いや、でも、さすがに自分の主張を正しくするためといっても日本人が国を売るなんと事まではしていないと、信じたいのですぅぅぅ。
 そういえば犯罪を捜査する上では「その犯罪で最も得をする人間を疑え」という常識があるとか聞いたことありますが、今回のことで一番得をした人と言えば・・・ああああああああああ、いやいや、さすがに国は売らないと信じたいぃぃぃぃぃぃ
 
 
 
 はぁはぁ。
 
 
 
 というワケで、今この時点ではまだ解放されていませんので、無事解放されることを祈りまして、また解放された際には素直によかったと思っておきたいと(表向きには)思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、自作自演説は応援していません(表向きには

平成16年4月12日

 解決方法を考える

 
 今日はちょっと長くなってしまいましたので前書きは無しです。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 これを書いている時点(12日17時現在)ではまだ人質として囚われている邦人3人は開放されていません。
 このことについては色々と憶測が流れていますが、情報がまったく出てきていないので何とも言えないという状況が続いています。
 これはもう関係者の努力に期待して見守るしかないですね。
 
 昨日テロリスト共から、人質は返すという趣旨の声明が発表されました。
 最終的にどうなるか分かりませんが、それが実現すれば、様々な諸問題に対する議論は置いてくにして、一応事件としては解決されます。
 テロリストによる人質事件というのはなかなか解決が難しい問題ではあるんですが、今回は犯人の方からかなりの譲歩が得られたため、肩すかしとも言えるほどあっさりと解決した(する予定)になります。
 
 しかし、普通なら人質事件の犯人はここまで簡単に解放したりしません
 人質を取るという事自体かなりのリスクを負って実行しているのですから、それに見合うリターンが無ければ、リスクの負い損になりますからね。
 だから普通はこんなに簡単に事は進まないですから、もし仮にまだまったく解決の糸口が見つからない場合を想定した時に、では日本としては解決のためにどのような手段を用いればいいのかということを考えてみたいと思います。
 また似たような事件が起こる可能性も十分にありますしね。
 
 
 ・武力突入により強制的に人質を奪還
 ・犯人が要求していること意外での条件を提示して解放してもらう
 ・犯人の要求を飲む
 
 人質の生命を守る目的で行動するなら、この3つぐらいしか選択肢はないかと思います。
 2番目のは、つまり今回のことでいえば、「自衛隊撤退は出来ないけど1億円あげるから解放してね」という政治的取り引きのことです。
 そういえば韓国では金取り引きで人質を解放したのではという話が出たらしくて、かなり問題になっていました。
 
 すでにいろんな所で言われていますように、テロリストの要求を飲むことだけは絶対にやってはいけない事として世界的には常識にすらなっていますので、3番目は論外です。
 また同様に、2番目もほぼ論外に近いと思います。
 人質さえ取れば金儲けになる、と思われることだけは避けなければならないですからね。
 だからこそ韓国では問題になったワケですし。
 
 残ったのは武力突入です。
 テロリストによる人質事件での武力解決というのは、やえ的には数年前に起こったペルーでの日本大使公邸占拠事件を強く思い出されます。
 最終的にはペルー軍の強行突入により、数名の犠牲者を出しつつもほぼ大成功を納めたと言ってもいい結果になりました。
 時の日本総理は橋本龍太郎さんでしたが、あの時は「対話で解決を、平和的解決を」としつこくペルー政府に要求して足を引っ張っていましたのを覚えています。
 また日本の世論も、かなりの多くの人たちはそんな政府の方針を支持していました。
 それを考えれば今回の事件に対する世論はかなり変わってきたなぁと思うんですが、つまりすでに相手は人質を取るという武力行為をとっているのですから、そもそも「対話で解決」というのも何を対話をするのか疑問ですし、対話という手段はほとんど現実的ではないという事を、ペルーでの事件は日本人に教えたのではないと思います。
 
 やはり1番目の武力突入しかなさそうな気配です。
 では今回の事件の場合、どのように武力を投入すればいいのでしょうか。
 
 残念ながら自衛隊はこれを行うことは出来ないと思われます。
 法的な問題と装備的な問題があると思います。
  
 法的なことを考えるなら、やはり人質奪還という作戦は、こちらから積極的に敵を攻撃し殺すということになりますから、これを「正当防衛による自衛」と呼べるかどうかとても疑問です。
 「正当防衛」という概念は、自衛隊だけにあるモノではなく、ごく一般的に民間人にも法的に認められている権利です。
 例えば、町中を歩いていていきなり他人に殴りかかられたら、被害者は殴り返してもOKというのが正当防衛ですけど、しかし殴られた後、犯人の家を突き止めて仕返しに殴りかかるという行為は、果たして正当防衛と呼べるのかどうかとても疑問ですよね。
 さっきも言いましたように、正当防衛というのは民間人でも自衛隊でも解釈は同じモノとして運用されていますから、やはり人質奪還としての行為を正当防衛と呼べるとはちょっと思えません。
 さらにさっきの例で言いますと、殴ってきた犯人を逮捕するのは警察が法で認められた権利を持っているから警察はそれを行えますし、また懲役等の罰を与えるのも裁判所が法で認めいるわけですから裁判所は罰を与えることが出来ますが、しかし自衛隊にはそのような権利は認められていないワケで、だから法的にはかなり難しいんですね。
 
 また装備的なことというのは、法的なことを踏まえて、そのような「正当防衛を越える」ような行為は行えないのですから、正当防衛を越える装備を持っていっても邪魔なだけなのですから、そもそも準備していないと思われるからです。
 日本の警察官は任務上拳銃を持つことを許されていますが、マシンガンは任務上必要ないですから持っていませんね。
 これと同じ事です。
 
 というワケで、日本自衛隊による武力での人質解放は不可能でしょう。
 
 蛇足になりますが、正直この事態は日本人としてやえは悔しいです。
 どうして自国の軍が自国民を助けに行けないのか
 「国家は国民の生命を守るために存在している」というのはサヨク辺りの常套句ですが、しかしサヨクが主張するような「自衛隊は正当防衛しかしてはいけない」という主張によって皮肉にも国民の生命を守れなくしているのです。
 
 とは言っても、これは日本国民全員の責任です。
 戦後からずっと日本は軍事というものから目をそらし空想的一国平和主義を唱えていたために、今日のような一人では何も出来ない日本という事態を迎えてしまったのです。
 どこかで、「日本の方針はアメリカに従うだけだから政府は悩む必要なんてないだろう」なんて言ってるのを見かけたのですが、どうしてここまで自分をバカに出来るのかやえには分かりません。
 そのような日本にしたのは日本人全員の責任であって、世論がそうさせたのであって、どうして自分だけしたり顔で政府や政治家を批判できるのか理解に苦しみます。
 
 やえは日本人として悔しいですが、ここはアメリカ軍による解放作戦を要請するしか無いのだと思います。
 実際イラクに駐屯している各国に日本政府は協力要請していましたし、アメリカも責任を感じているのか、それとも日米同盟からの思いなのか、積極的に日本人人質解放への軍事的行動を取っていたようです。
 その作戦が、一軒一軒アメリカ軍が強行突入するというローラー作戦をしているとかで人質家族達が「それでは人質が殺されてしまう」と中止を要請していましたが、やえは軍事のことは専門家ではないですし現地の状況も分からないですから、生兵法で意見を述べようとは思いません。
 しかし今はアメリカ軍に頼るしかないというのが現実です。
 
 でも、それが功を奏しているという話は聞こえてきませんので、結局は「情報を集める」ということしか出来ないのでしょう。
 ペルーでの事件と違って、今回は犯人がどこにいるのかが不明ですから、まずそれを知らないと強襲も出来ません。
 だからこそ米軍はローラー作戦をとっている(とっていた?)いるのでしょうし。
 やはりテロリストによる人質事件はどうしても解決が難しいということに変わりありません。
 色々と考えても、これだという解決策が見あたらないです。
 
 だからなのでしょうか、やはりマスコミ等の報道を見ても、「テロリストの要求を受け入れてはいけない」という趣旨のことは主張しても、「どうしたら人質は解放されて解決できるのか」という点については触れないようにしている感じがします。
 方策が見つからないから言いにくいんですね。
 また「テロルの主張に屈するな」ということは、最悪人質が殺害されるということも可能性としては考えなければならないので、それを言葉として出してしまうと「縁起が悪い」とされる言霊信仰のある日本人としては、最悪の事態はなかなか言いにくいというのが本音なのでしょう。
 ますます「どうすれば解決できるのか」という主張がしづらくなっているんですね。
 
 
 では、上に挙げた3点以外での解決策を考えてみましょう。
 いろんなところで一番よく見られた策として、「一時撤退して、人質が解放されたらまた派兵する」というモノがありました。
 しかしこれもやはりテロリストの要求に応えていることには変わりありません。
 どうしてテロリストの要求に応えてはいけないのかといえば、いったん要求を飲んでしまうと、また同じ手口でもってさらにエスカレートした要求をされるからです。
 だから一時的とは言えテロリストの要求を飲んでしまえば、例えばまた派兵したあかつきには、やはりまたテロリストは人質を取ろうとするでしょう。
 もちろん今度は人質としてとられないようにしっかりと警備等すればいいんでしょうけど、しかしテロリストからすればバカにされたと思うでしょうから、さらに危険度は増すモノと思われます。
 
 他には「イラク人を人質にして交換する」とかありますが、これは前にも言いましたように、日本の誇りを失うような卑劣な行為をしてまで守る日本などありはしませんから、論外です。
 
 日本の誇りを考えるなら、「自分の身勝手のせいで多くの人に迷惑をかけるわけにも足を引っ張るわけにもいかない」と叫び人質自ら腹を斬る、というのもあります。
 ただ、このようなことは、他人が強要することでは決してありませんから、このようなモノもあるということだけ書いておいて、これ以上のコメントは差し控えます。
 
 あと考えられるモノとしては、うーん、犯人に情で訴える・・・ですか?
 「私たちは何もしていないのにどうしてこんなコトするんですか。うるうる」
 って言って、助けてーって言うんです。
 しかし、そもそもテロリズムっていうものは、当事者でない人を暴力の標的にすることで恐怖を与えて政治目的を達成するモノですから、むしろ被害者の家族とかがこわがることこそテロリストの思うつぼなんです。
 だから、助けてーって言って助かるハズがありません。
 
 
 助かっちゃったよ(三村風
 
 
 ごめんなさい、一人ボケツッコミしちゃいました・・・。
 まだ確定じゃないんで、断言できないんですけどね。
 まぁ色々な要因があるとは思うのですが、例えば福田官房長官が真っ先に「撤退しない宣言」したこととか、川口外務大臣が流暢な英語で「あの人達はむしろイラクを助けようと活動していたのです」とアピール映像を流したりとか、自衛隊の人たちの活動が現地の人たちにとても好意を持って受け入れられているとか、色々あると思います。
 しかし本当にこんなことで解決できるなんて普通では考えられないことです。
 今回のことは、まだ断定できませんがこれで解決したとしたら、とても特殊なこととして考えておくべきでしょう。
 さっきも言いましたように、恐怖を感じることがテロリズムの手段なのですから、そうやってあわてふためくことはテロリストの思うつぼなのです。
 だから普通ならこの程度で解放される理由などまったく見つからないのです。
 
 結局どうすれば解決するのかハッキリと答えを見つけることは出来ませんでした。
 唯一あるとしたら、覚悟を決めること、でしょう。
 敢えて申し上げるなら、人質が死んでも動じない、と覚悟を決めておくのです。
 そうすることで、「次の被害を防ぐ」ことにはなるんですね。
 
 
 色々と長々と書きましたが、結局人質されないためには、危険性が高い事はしない、具体的にはイラクに行かないとか、そうするしかありません。
 テロルはどこでも起こる可能性はある、とは言いますが、確かに可能性を考えればどこでも起きうるのでしょうけど、しかしイラクにいるのと日本国内にいるのとではその可能性は天と地との差ほどあります
 最も基本的なことですが、一人一人の自覚こそがテロルに対する上で一番大切なことでしょう。
 
 テロルに打ち勝つことはなかなか難しいですが、屈せず負けないことが重要なのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、テロルに負けない心を応援しています。


平成16年4月13日

 人質被害家族達

 
 年金を扱っている番組を見ているのですが、どうもやはり「損か得か」という観点でしか扱っていないんです。
 でも前言いましたように、年金はそういう考え方で出来ているのではないんですね。
 この番組は、よくあるように国を批判するためだけの浅ましい番組ではなく、年金は大切だということを言っているのでまだマシなんですが、それでも損得だけで年金を説明しても、はたしてそれで100%納得できるのか疑問です。
 そもそもの年金の精神こそをちゃんと伝えて欲しいモノと思います。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 人質家族達が先日15万人の署名を官邸に提出したというニュースはご存じの方も多いと思いますが、あれってなんの署名なんですかね。
 というのも、テレビなんかでは「早期解放に向けての努力を求む署名」とかなんとか言っていたような気がしますが、よくよく調べてみたら、それとあわせて「自衛隊の即時撤退を求める」という文言も入っているとのことで。
 これって卑怯なんじゃないですかね
 署名のフォーマットなんてものが法的に定められているワケではないのでしょうからどう作っても自由と言えば自由ですが、しかし一つの署名に二つの主張をいれるというのは、常識的に考えてオカシイのではないかと思います。
 「早期解放に向けての努力を求む」なんてことに反対する日本人がいるハズがないのは明らかですが、しかし自衛隊撤退に対しては意見が分かれるところですから、この二つを併記して署名させるというのは、「早期解決を求める署名」をエサにして「自衛隊撤退の署名」まで書かせている、と言えてしまうのではないでしょうか。
 テレビ朝日での世論調査でさえ、自衛隊残留派よりも撤退派の方が少ないと出ているぐらいですから、署名15万人全てが「自衛隊撤退」と思っているとはとても思えません。
 この署名は明らかに常識を逸脱していると思います。
 つまりこの署名は、人質の命を盾にして自衛隊撤退という政治的要求をしている、と言えるのではないでしょうか。
 
 あれ?
 これってテロリズム?
 
 
 人質の家族はこんなことをしているから煙たがられるのです。
 今スレ式板で「自作自演の可能性を考えるスレ」というのを立ち上げているのですが、そこで
 

 それにしても、今回の事件について国民の大多数の皆さんはどう考えているんでしょうかね?
 ネットで調べまわったりと動いてる人ではなく、お茶の間でニュースを見てたりする方々。
 撤退論になびいたり、家族に同情の涙を感じたりしているのでしょうか。

 
 という書き込みがありました。
 確かにこれがもっとも気になるところですよね。
 やはり近年インターネットが普及したとは言え、メール程度にしか使っていない人も相当いるようで、まだまだネット世論とリアル世論とは結びつかないことが多いのが現実です。
 実際ネットでは自作自演説がかなり流れていますが、既存マスコミでは自作自演のじの字も出てこないです。
 まぁやえもこの前言いましたように、自作自演説なんていうものはかなりの確証のある証拠が無い限り簡単に言えるモノでもないと思いますから、マスコミも可能性を認識していても自粛している部分もあるんでしょうけどね。
 しかしだからこそ「お茶の間世論」がとても気になるところではあります。
 
 被害者家族と言うと、まず頭に浮かんでくるのが「北朝鮮による拉致被害者家族」です。
 この人達はほぼ世論の全てに支持されていますよね。
 小泉さんが北朝鮮に行き、ジョンイルが拉致を認め、横田さんは亡くなったと言われた時など、日本ではものすごい世論の盛り上がりがありました。
 被害者家族の思いと世論とが一体となって、拉致問題解決は国是となりました
 
 この例から比べれば、イラクで人質になっている人の家族に対する世論のバックアップというものは全然ありません。
 人質解放は国是には違いありませんが、それが家族達の思いと世論とが一体となっているかと言えば、決してそうではないと言えるでしょう。
 この差はどこにあるのかと言えば、やはり人質家族達がとても「うさんくさい」と、お茶の間ではどこかで感じてしまうからなのではと思います。
 
 「お茶の間世論」はあくまで「お茶の間」だけの世界です。
 たまに「井戸端」まで広がりますが、せいぜいその程度です。
 それに対し、人質になった人とかその家族は政治団体(自民党撤退という主張は政治主張であり、そう主張する団体は政治団体です)の運動員だったりしていますし、人質解放にカコつけて自衛隊撤退という政治主張をしていたりしているように、世界が「お茶の間」という範囲を超えているというか、全く別世界なんですね。
 
 北朝鮮拉致被害者の家族達は、昔から純粋に「拉致被害者の解放」だけを願って運動をしていました。
 まだまだ朝鮮半島が“聖域”とされている時代から、時には右翼だ売国奴だと言われつつも、横田さんを始め被害者の家族達は一生懸命努力してきました。
 時には「北にコメを送るな」という主張もしていましたが(これだって当時の世論は送れと言っている人がかなりを占めていました)これも純粋に被害者を救う気持ちが先にあって、その方策として「コメを送るな」と主張していただけに過ぎません。
 決して「コメを送るな」という主張が先にあるのではなく、また反北朝鮮という思想すら先にあるのではなく、純粋に「被害者の解放」を願って運動をしてこられたのです。
 
 温度差はここに生まれます。
 イラクの人質とかその家族とかは、まず政治主張が先にあるんですね。
 だから、「政治も戦争もよく分からないし関係ないわ」という「お茶の間世論、井戸端世論」から見れば、政治主張が主だっている人たちに対してはどこかうさんくさいものを感じるのでしょう。
 「お茶の間世論」はお茶の間が世界の全てですから、「もし自分の子供が北に拉致されたら」というのは危機感を覚えることが出来ますが、「自衛隊撤退」という主張まではあまりにも自分の生活圏から離れすぎた「お茶の間の外」の話でしかないのです。
 人質の家族達は、もし政治主張とかその辺をとりあえず全部凍結して人質解放だけを訴えればまた違っていたのでしょうけど、それが出来なかった時点で「お茶の間世論」からは「うさんくさい連中」と思われてしまっているのです。
 
 少なくともイラクが危険な場所であるということは、福田官房長官を始め、そもそもマスコミが率先して喧伝していたことです。
 「イラクには“非戦闘地域”なんかないから派兵すべきではない」と。
 マスコミ人だったり現地の事情に詳しいNGOの職員である人質たちが、イラクは危険であることを認識していたのは言うまでもないことです。
 もしこれが普通の民間人だったとしても、そんな中で自ら危険な地に赴いたという責任は免れようのない点です。
 その責任の程度については議論の余地があるのでしょうけど、しかしお茶の間から見れば「どうしてわざわざ危険なところに自分から行ったのか」という疑問がどうしても残りますので、家族達がその責任を省みずいきなり「自衛隊撤退」を主張するのは、あまりに論が飛びすぎています。
 この辺も政治主張ありきの態度と言わざるを得ず、お茶の間からは支持を得られない理由になっているんですね。
 
 自作自演説はともかくとしましても、人質家族の本当の背景である政治思想・政治運動・政治団体が見え隠れしている限り、人質の命を盾にして政治目的を達成しようとしている事に違いはありませんし、これはテロリズムの精神と何ら変わりはないでしょう
 
 
 蛇足になるかもしれないですが、最後に少し。
 例えば、北朝鮮の拉致被害者の家族の人たちは、その目的は被害者の救出であって、最終的には「平穏な日常」こそが願いなのです。
 今はまだ解決していないので横田さんたちはマスコミの前に出たりとか講演とかして救出への訴えをしておられますが、この問題が解決したあかつきには(なにが解決かという問題もありますが)また静かな生活に戻られることでしょう。
 どうして世論が拉致被害者家族に絶大なる支持をしているのかと言えば、つまりここにポイントがあって、拉致被害者の方方々は政治的な思想が目的ではなく「平穏な日常」に戻ることが目的だからこそ、多くの日常に暮らす人たちから「同情」され「共感」を得られているのです。
 
 「平穏な日常」でふと思い出したのが、薬害エイズ問題です。
 小林よしりん先生が、薬害エイズ被害者の川田龍平さんに言ってました。
 「運動で出来ることは終わったのだから日常に帰れ」と。
 川田さんは普通の学生だったにもかかわらず、薬害エイズによって政治的主張をせざるを得ない立場になりました。
 その後、様々なハードルをクリアしていき薬害エイズ問題はほぼ解決しました。
 その時点で、よしりん先生がおっしゃったように運動で出来ることは最大限出来たのですから、これで川田さんは日常に戻るべきだったのです。
 しかし川田さんは日常に戻ることなく、運動家への道をたどっていってしまいました
 川田さんの実母が衆議院議員になってしまうという、なんとも異常な事態にまで発展してしまいました(前回の選挙で落選)
 
 ここまでくると、普通の人から見れば共感なんて得られるハズがありません。
 運動家になり普通ではない人になってしまった川田さんが今出来ることと言えば、せいぜい「薬害エイズ被害者」という「弱者の立場」を利用して、つまり当サイト的に言えば「一見弱者」となって、他人に後ろめたい気持ちを背負わせて、無理矢理共感させることぐらいでしょう。
 しかしそこに「お茶の間世論」からの共感など得られはしません。
 あくまで、誰にでもある日常を望むからこそ、それを絶たれているという異常事態だからこそ、そこに同情や共感を得られるのであって、目的が日常から乖離してしまえば「所詮は他人事」で終わってしまうのです
 
 今回のイラクでの人質やその家族達はどうかと言えば、もう言うまでもなく、はじめから日常からの乖離をしています。
 そして、今後人質達が解放されたとしても、かなりの高確率でそれをネタに自分たちの政治運動政治主張をしはじめることでしょう。
 こんなのでどう共感しろと言うのでしょうか。
 共感しろと言う方が無茶な話です。
 はじめから非日常の人たちなのですから、日常から共感など得られるハズはないのです。
 
 
 結局今の人質家族達は、人質の命を盾にして自分たちの政治主張を実現しようとしているに過ぎないですし、その精神はテロリズムの精神と相通ずるモノがあるということです
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日常の人たちを応援しています。

平成16年4月16日

 売国奴クン

 
 みなさん買って頂けましたでしょうか?
 発売から一週間たちましたので、やえカード出してみます。
 どーん。
 すごくやえを上手く表現していただいていて大感謝です。
 似てます?(笑)
 しかし「議論大好き!」ってなんでしょうかね?(^^;
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 さ〜て、今日の売国奴クンは・・・(サザエさん調
 
 言わずもがな、この3バカトリオがA級売国奴です。
 せっかくですので指名手配写真でも貼っておきましょう。

今井紀明
高遠菜穂子
郡山総一郎

 
 いやー、それにしても今井の顔はスゴイナー。
 
 あら、天堕さんお久しぶりです。
 
 んー、しかしアレだ。けっこうそう感じている人もいるんだと思うんだが、コイツの顔はオウムの上佑に似てるよな
 
 そうですねぇ。なんて言いましょうか、出ている雰囲気が似てますよね。
 
 そう。多分こいつは世間を知らないんだろ。で、ある一つの方向だけしか見られない直情型というか、そうなると周りが見えなくなるタイプ。上佑はオウムや麻原というモノしか見えなくなったけど、こいつは運動とかそういうものしか見えなくなったんだろ。
 
 なるほど。
 
 オウムは悪だが、今井がハマッた運動が良いかどうかはまた別問題だから、今井=上佑とは言わない。しかしまぁその運動かどういうモノだったかというのも敢えて言うまでもないことだな。
 
 他の方についてはどうでしょうか?
 
 高遠っていうのはなんか本とか出しているらしくて、その中で「自分は昔シャブ中だったからこそ、イラクで薬物依存している子供を放っておけなかった」と言っているらしい。
 
 「昔はオレもワルだったんだよなー」とか言っている人ですか。
 
 こんなもん完全に自己満足だよなー。日本にもいっぱいシャブ中いるんだからまずそっちに目を向けたらどうだと言いたい。テメーがシャブ中だったんだから国内の薬物事情も詳しいんだろうに。わざわざイラクに行ったのは功名心とかオナニーとかしか言いようがないな。
 
 「自分は外国でこれだけすごいことをしているんだわ」って酔いしれているんでしょうね。で酔いが醒めたら急に怖くなって泣き出したと。
 
 あと郡山だが、こいつこんな事言ってやがる。
 

 「残って写真」郡山さん
 
 「このままイラクに残って写真を撮りたい」。フォトジャーナリストの郡山総一郎さん(32)は、宮崎県佐土原町の母きみ子さん(55)の携帯電話に連絡を入れた。 

 
 それでどれだけ迷惑がかかったのか、果たして本人達は自覚できるでしょうかね。
 
 さすがに外務省の官僚も怒ってるみたいだぞ。
 

 「帰国イヤならイラクに亡命すれば…」
 
 政府高官は「信じられない」と驚き、「どうしても(帰国が)嫌だと言うなら、イラクに亡命してほしい。あれだけ国費を使っているのだから損害賠償させたい気持ちだ」ときつい表現で今後の活動を控えるよう促した。
 別の政府関係者も「またイラクに戻りたいと言っているようだが、今度は政府も保護できないと言っておく必要がある」と強調。外務省幹部は「特殊な環境にいて、世間の感覚がまだ分かっていないのではないか」と冷ややかな反応をみせた。

 
 ・・・はぁ、損害賠償させた上でイラクに強制退去させればいいんじゃないでしょうかね。
 
 帰ってこなくていいから、今度は人知れずひっそりと誰にも迷惑からないように死んでくれ。むしろ北朝鮮にでも送ってやればいいんじゃねーのか。拉致被害者の家族と交換して、こいつらは返さなくていいからって。バカは死ななきゃ直らないってな。
 
 ホント、救いようがない3バカトリオでしたね。
 
 
 さて、天堕さんはここで退場です。
 次の売国奴クンのご紹介です。
 
 ご存じ、呆ステこと、あ、間違いました、報ステこと報道ステーションです。
 こいつらがテロリストの手先となってせっせと政府批判していたことはもはや言うまでもないことですが、昨日の放送で、事にかいてこんなこと言ってました。
 
 「イスラム聖職者協会が人質解放に動いてくれましたが、日本政府はこの協会とパイプを持っていたとは考えられません。」
 
 どこまで人をバカにすれば気が済むのでしょうか。
 

 政府、焦燥の8日間…「一喜一憂せず」が合言葉に
 
 外務省幹部は15日夜、こう語った。
 「実は、いつでも急転直下の解放があり得ることは分かっていた。それが今日なのか、何日か後なのかが分からなかった」
 スンニ派に影響力を持つ「イラク・イスラム聖職者協会」などを通じた「水面下のパイプ」が維持されていたのだった。
 小泉首相が14日夜、首相官邸で記者団に対し、「はっきりした情報はないが、身は安全だという情報が多い」と語ったのも、この筋を通じてもたらされた情報によるものだった。

 
 まぁよくもここまでハッキリしたウソがつけますね。
 政府批判することしか頭にないのがアリアリと表れていますよね。
 それとも批判すれば視聴率が取れるとでも思っているのでしょうか。
 まさに売国奴の鏡です。
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、呆ステが早く潰れることを願います。
 
 
 売国奴と言えばこの人を忘れてはいけません
 民主党代表、菅直人です。
 
 せっかく顔も無骨な岡田民主党幹事長が「テロに屈してはならない」と言ってくれたのに、菅代表自ら「政府が自衛隊撤退を決断する時期」と腰砕けの発言をしていました。
 菅直人の本領発揮というか、岡田さんもさぞかしずっこけたことでしょう。
 
 テロリストの手先菅直人はさらに突き進みます。
 あのトンデモ被害家族達に会え会えとしつこく小泉さんに食ってかかっているのはご存じの方も多いと思いますが、しかし常識的に考えて、小泉さんが家族と会って何か変わることでもあるのでしょうか。
 むしろ時間をとられるだけでデメリットしか感じません。
 どうせあの家族が小泉さんに会ったところで、自衛隊の撤退を高圧的に恫喝的にわめき散らすだけに終始することでしょう
 彼らの今までの行為を見れば、そう考えるのが合理的です。
 なので「自衛隊は撤退しない」とハッキリと表明している政府や小泉さんからすれば、むしろ会わない方が、捜査のためにもお互いのためにもなるでしょう。
 菅直人も家族達も「政府は全力を尽くしていない」なんて言ってましたが、どういう理由でそんな事が言えるのか不思議でなりません。
 家族が直接小泉さんに会えば政府が全力になるとでも思っていたのでしょうか。
 自分のことを何様と思っているのか家族達と、それを利用しようとする菅直人には、もはや言うべき言葉も見つかりません。
 
 菅直人の極めつけは、小泉さんに対して「説明責任を果たしていない」としつこく繰り返し、捜査情報を聞き出そうとしていることです。
 しかし政府が「誰々に対してこれこれという要請を出している」なんて言ってしまったら、要請している人の身に危険が及ぶ可能性もありますし、そもそも交渉自体が困難になってしまうことだってあるかもしれません。
 だいたいにして捜査情報なんて公開しないのは常識中の常識だと思うのですが、菅直人にはそれが分からないのでしょうか。
 やっぱりアレですか。
 テロリスト共に捜査情報を聞き出すように言われていたのでしょうか
 
 
 最後にこの連中も挙げておかなければならないでしょう。
 

 自己責任論は「的外れ」 イラク人質事件で市民グループ反論
 
 これに対し、日本ボランティアセンターの佐藤真紀さん(42)は「危険な場所だからこそ支援しなければならないことがたくさんある。彼らは明確な目的を持ってイラクに向かった。バックパッカーと一緒にはできない」と理解を示す。
 首相官邸前などでデモ行進した市民グループ「ワールド・ピース・ナウ」のメンバーは「(自己責任論は)全く的外れの批判。事件の根本的な原因は自衛隊の“派兵”にある」と言う。
 
 市民グループ「ワールド・ピース・ナウ」とかいうテロリストの手先集団こそが全く的はずれ、存在自体が的はずれですから、もうこいつらはどうでもいいです。
 完全に売国奴です。

 
 また、日本ボランティアセンターとかいう団体も、支援しなければならないと自己完結な自分勝手な意識を持って、挙げ句の果てに他人に大迷惑をかけているという事実から目を逸らそうとしています
 そもそも自己責任論の反論を言う人のほとんどが「イラクにはボランティアが必要だ」とか「イラクから伝えなければならないジャーナリストの使命がある」とか言って、自分勝手に使命感を持っているみたいですが、自己満足的使命がそんなに尊いモノなのでしょうか。
 
 前にも言いましたが、どう考えてもこいつらは火事場に自ら飛び込んでいるようなモノです。
 そして消防車が必死に消火活動をしているのに、勝手に「中の人を助けなきゃ」なんて言って火の中に突っ込むようなモノです。
 本人はいいことをしていると思っているのでしょうけど、消防隊員からすれば、その人を助けるという手間が一つ増えるだけで、まったく迷惑な話でしかありません
 
 いくら自分はいいことをしていると思いこんでいるにしても、その行為によってどれだけ周りの人が影響を受けるか、迷惑を被るか、そこを考えるべきでしょう
 
 ここにもまたトンチンカンな人がいました。
 あまりにもトンチンカン過ぎるので、一つ一つレスしてみることにします。
 まずはリンクから全文をお読み下さい
 
 「自己責任」と想像力
 まずは当人たちが無事戻ってきて、安全確保のためにどのような対策を講じたのか、どういう情報と判断に基づいて出発を決意したのかなどを聞きたい。それでこそ、意味のある議論になり、私たちが教訓を学びとることもできるのではないか。
 なのに、3人が最悪の場合、生きたまま焼き殺されるかもしれないという状況にあり、その居場所の確認すらできない状態でいる時に、わざわざ放送局に電話をして「自分の命は自分で守りましょう」なんてことが、どうして言えるのか……私には分らない。
 
 別に、本人が危険な状態であろうとも、その時に責任論を主張したところで、人質の危険が変わることはないでしょう。
 仮に殺されていたとしても、電話したということに何ら因果関係はありません
 そもそも事件が起きた数日はかなり世論は被害者に同情的でした。
 それが今なぜこうなったのかということは、江川さんはちょっと考えてみる必要があるんじゃないでしょうか。
 
 極論を言えば、救急車を呼ぶ事態になっても、まずは患者に「自己責任」があるかどうかが明らかにされなければならない。子どもがたばこを食べてしまったり、お年寄りがお餅を喉につまらせたなどというケースは、家族の責任。責任があれば、費用は自己負担。救急隊としては取りはぐれないように、まずは命を助けるより支払い能力を確認することになるだろう。
 なんだかえらく殺伐とした世の中になってしまいはしないか。
 
 全く的が外れてます。
 まずここで、自己責任能力が無い、もしくは薄いとされている子供を持ち出すことに疑問を感じますし、江川さんの判断能力に疑問を待たざるを得ません
 確か今井の親か兄弟かが「18歳は大人だと判断してる」とか言ってましたよ。
 また、お年寄りに対しても同様ですね。
 餅をのどに詰まらせるという行為は、自ら望んで行った行為ではなく、まさに事故によって引き起こされた事態です。
 誰も進んで餅をのどに詰まらせようなんて思う人はいないでしょう
 始めから責任のないところに責任を求めようとする江川さんの頭の中が殺伐としているんじゃないですか?
 正気でそんなことを言っているのでしたら、一度ご休養でもさられた方が良いかと思います
 
 家族の感情的な対応がけしからん、という声もあった。
 しかし、3日以内に生きたまま焼き殺すなどと言われ、のど元にナイフを突きつけられ、あわやという場面を目にして、冷静でいられる家族がいるだろうか。
 
 先ほども言いましたように、事件が起きた数日は実に世論は家族に同情的でした。
 その上で、だんだん世論が移り変わっていったという事実から目を背けてはいけません
 また、本当に「精製でなかったか」という事にも疑問は残ります。
 事件直後にも関わらず「自衛隊撤退運動」を起こしてみたり、15万人にも集まった署名活動をしてみたりと、とても「冷静でなかった」と言うのには大きな疑問が残る行動を起こしています。
 これを見れば、「自分の発言に責任が持てなくなるぐらい冷静でなかった」とは、とてもじゃないですけど言えないでしょう。
 
 しかも、政府のとりわけ事件発生当初の対応は非常に冷ややかだった。結論は同じでも、その表現の仕方で当事者の受け止め方は全く違う。そのうえ政府関係者には犯人グループを刺激するような言動が多い。国内での事件であれば、人質が解放されるまで、犯人を刺激するようなことは、極力慎む努力がされるだろう。この事件は海外の、しかもアラビア語圏だからという安心感からなのか、「テロに屈しない」姿勢を強調したいためか、私でさえ「どきっ」とするような発言や行動がしばしばある。
 
 それは江川さんや家族から見た一方的な視点にすぎません。
 政府にとっては、被害者の救出と同時にテロリストとの戦いもあります。
 そこを見失ってしまえばさらに多くの日本人の犠牲が出る可能性があり、日本国政府はそれを防ぐ義務があります。
 江川さんは「テロに屈しない」というセリフが「犯人を刺激する」と言いますが、では屈することが正しいのかと言えば、決してそうではないと世論はちゃんと理解しています。
 結局江川さんの言い分とは、世論に支持されなかった家族の主張をなぞっているにすぎません
 江川さんが「どきっ」としたところで、何ら関係のない話です。
 
 仮に人質になった3人には”覚悟”があったとしても、家族にまでそれを求めるのは酷ではないか。
 
 つまり、家族は助けを求めることをしてもいいけど、政府はそれに答える必要はないと言うことですね。
 それなら何ら問題はありません
 
 家族が、姉が、今にも焼き殺されようとしている時、とにかく何でもして助けてくれと懇願し、要求し、叫ぶのは、人の情として自然なことではないか。冷静でいられたら、むしろ不気味だ。
 
 じゃああの家族達は不気味な人たちですね
 
 その表現の仕方が、感情がむき出しで洗練されていないものであったとしても、この家族が、ここまで叩かれなければならないほど、悪いことをしたのだろうか。
 ここでも私は、殺伐とした気持ちにさせられてしまう。
 
 江川さんとあろうお人が理解できませんか。
 元々世論なんて、こういう事件には必要以上に同情的なモノです。
 テレビ等なんかは、心に思っていても言葉には出さないようにしているという事は、テレビによく出られる江川さんの方がよっぽどよくご存じかと思います。
 世論的には今でも腹にたまっている部分っていうものはまだまだ多いと思いますよ。
 
 しかも、メディアは家族の感情が露わになった部分だけを伝えがちだ。
 例えば、高遠菜穂子さんの弟の修一さんが声を荒げた場面を見て不愉快になった、という人がいる。
 しかし、別の時に私が見た修一さんは、むしろ逆だった。話をしているうちに感情がこみ上げてきて話を続けることができなくなった妹の井上綾子さんと代わり、静かに「僕は日本国を信じてます」と語っていた。
 とりわけテレビは、短い時間でインパクトのある映像や声を、その前後を切り取って流すことが多い。静かに穏やかに語っている部分より、怒りや涙といった感情的な場面がどうしても選ばれてしまう。新聞などの写真もそうで、被写体が泣いたり怒ったりすると、一斉にフラッシュが焚かれる。
 
 時間はたっぷりとあったと思いますが。
 しかもその間、高遠のお母さんが「お許しください」と謝罪した場面が報道されました。
 アレにはやえもとても同情を覚えましたが、そもそもさっきも言いましたようにテレビは必要以上に人道というものを大切にしようとしますから、今回の事件のような場合には悪意を持って「悪い場面」だけを撮そうとはしないでしょう。
 では悪いように解釈してみましょうか。
 「僕は日本国を信じてます」とは言ったのでしょうけど、「日本政府」は信じているとは言ってませんね。
 そして助かった今でも、「政府」を名指しで感謝の言葉や謝罪の言葉はなされていません。
 そういう態度こそが今批判されているんじゃないですか?
 
 そうしたマイナス効果を防ぐには、大きな事件に巻き込まれた被害者の家族は、何はともあれPR会社かイメージコンサルタントに依頼をして、イメージ対策をすることから始めないとならないのかもしれない。
 
 北朝鮮の拉致被害者は、そういうところに依頼しているんですか?
 ワケの分からないこと言わないで欲しいですね。
 
 それにしても、被害者やその家族を叩く論調には、あまりにも想像力が欠如しているのではないか。
 
 ところが、今回の反応を見ていると、「自分はそういうことはしない」「自分とは関係ない」という感じで、自分とは全く切り離し、共通する点より、違う点ばかりに目をむけているように思う。
 
 「自分はそういうことはしない」と思うことが、どこが切り離しているというのでしょうか。
 「自分なら自ら戦地に赴くようなバカなマネはしない。日本国と日本人に迷惑をかけるようなことはしない」と多くの人が思っているからこそ、自分と比べているからこそ批判が相次いでいるのです
 江川さんの想像力の方が遙かに欠如しています
 
 そんな思いは、「自己責任」を論じる人々には、感情的で抽象的で甘くくだらなく見えるのかもしれない。しかも、「論」として主張を展開しにくい。「自己責任論」は短くインパクトのある言葉で語れるのに比べて、こうした話はだらだらと時間と行数を要し、時にはとりとめのない話に陥ってしまう(今も陥っているかもしれない)。そうこうするうちに、今の風潮に対する違和感や疑問を感じる心は、「自己責任」という「論」に押されて、隅の方に押しやられているような気がする。
 
 自己責任論に反論できないからと言って、「こうした話はだらだらと時間と行数を要し、時にはとりとめのない話に陥ってしまう(今も陥っているかもしれない)」という自分の未熟さに責任を転嫁するのはやめましょう。
 江川さんはプロなんですから自覚を持ちましょう。
 見苦しいですよ
 
 でも、あえて言いたい。
 こういう隅に押しやられている思いこそが、どんどん暴力がエスカレートしていく今の事態を考える時に、一番大事なものではないか。
 想像力――日常の人と人との関わりも、命や平和の問題を考えるのも、人の心を慮ったり、遠い異国の地で殺されていく子どもたちのことに思いを巡らしたりする想像から始まる。
 人が持つ、この力を、私は信じたい。
 
 でも、あえて言いたい。
 こういう無責任時代にしっかりと責任を持つことこそが、どんどん暴力がエスカレートしていく今の事態を考える時に、一番大事なものではないか。
 責任感――日常の人と人との関わりも、命や平和の問題を考えるのも、人の心を慮ったり、自分の行動により他人にどのような影響を与えるのかという思いを巡らしたりする想像から始まる
 責任を持つ、この力を、やえは信じたい。
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、売国奴クン達の撲滅を応援しています。
 
 

平成16年4月19日

 大きな貸し

 
 3バカがあまりにもバカなので陰に隠れてしまっていますが、こっちにもバカがいます
 もうアレですね。
 今後イラクで人質になっても、みんな無視しましょう
 政府もわざわざ対策本部なんか作らなくていいですから、ほっときましょう。
 騒ぐだけ無駄、というか、テロリストの思うつぼしかないですから、そんな日本人なんかいないということにして、焼くなり煮るなり好きにしてくれと言っておきましょう。
 助けるだけ無駄です
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 みなさんご存じでしょうけど、今日本で最も毛嫌いされているお気楽海外旅行者3バカトリオが“無事”日本に帰国してきました。
 なにやら「まだイラクに残って写真を撮りたい」とかなんとか駄々をこねていましたが、帰国してからは急にしおらしくなっちゃって、しまいには予定されていた記者会見までキャンセルしてしまいました
 高遠さんなんか「イヤなこともされたけど、イラクを嫌いになれない」とか勇ましいことを涙ながらに語っていましたが、あの勢いはどうしちゃったのでしょうか。
 
 どうやらPTSD(心的外傷後ストレス障害)っていうことで会見をキャンセルしたそうですね。
 しかし今回のことで改めて再認識したのですが、日本のマスコミっていうか特にテレビは“人権”に優しいですよね。
 とりあえず病名さえ付けば、全ての批判はシャットアウトされるんですから。
 先日の更新でジャーナリストの江川紹子さんが「マスコミは家族の感情的な部分ばかり映して批判ばかりしている」なんて事を言ってたのを紹介しましたが、やえが思うに、やはりマスコミは必要以上に気を遣っているとしか思えないような態度をしていると思います。
 そして、そんな状況の中にも関わらずさらに吹き出した批判である、という事実をしっかりと受け止めるべきでしょう。
 
 だからやえは言います。
 まだまだ人質達や家族達は甘えすぎているというか、勘違いしています。
 ここまで大勢の人に迷惑をかけたのですから、まず始めに謝罪会見をするべきでした
 とりあえずは外的な怪我はないのですから、「迷惑をかけた」という責任感があるのでしたら、ストレスを感じてでも謝罪するぐらいはすぐにやるべきだったのではないでしょうか。
 もちろん病名がつくぐらい大変なご病気でいらっしゃるんでしょうから、それなりに準備はしてもいいとは思います。
 例えば、記者からの質問は無しとか、記者の数を制限するとか。
 少なくとも「医師からPTSDと診断されましたが、多くの方にご迷惑をおかけいたしましたので、本人から一言だけお詫びを申し上げ致しまして、今日のところはこれでご勘弁願えればと思います」として、一言でいいから「ご迷惑をおかけいたしました」と本人の口から言わせるぐらい、最低限すべきだったんじゃないかと思います
 曲がりなりにもいっぱしの社会人でしたら、心身をおしてでも通すべき筋というモノは果たすべきなのではないでしょうか
 
 以前やえは「3人を批判する世論はネット世論だけで果たしてお茶の間世論はどうなんだろう」っていう感じのことを書いたことがありますが、よくよくいろんな所から話を聞くに、お茶の間世論にもかなり3バカに対しては厳しい意見を持っている方が大勢いるということが分かってきました。
 中にはこのように言論弾圧かと思われるような事をやっているところもあるようですが、政府なんかは3バカに航空機代とかを自己負担させることを決めたようで、世論もこれにだいたい賛同していることからも、3バカに対してはお茶の間世論もかなり厳しい意見を持っているということが分かると思います。
 
 その3バカを解放させるための経費ですが、話によると億単位のお金が動いたと言われていますので驚きです。
 航空機代や対策本部の設置代等は当然の事ながら、多分表には出せないようなお金も相当動いたと思われます
 特にイラク人とかは、自衛隊の宿営地に2億円の借料をぶんどろうとしたことからも分かるように、相手の弱みを見つけたらトコトンそこをついてお金を取ろうとしますし、対して日本人は弱みにつけ込まれるとトコトン弱いですから、それを考えただけでも相当なモノでしょう。
 
 人質解放への協力を求めたのは、もちろんアラブの国々だけではありません。
 アメリカに対しても、いえ、もしかしたらアメリカに対しての働きかけが最も大きかったかもしれません。
 しかしアラブ諸国とは違い、多分解放に対しての金銭的な謝礼はアメリカに対しては無かったと思いますし、感謝の言葉は当然あったでしょうけど、その他の謝礼というのも無いでしょう。
 こういうのは同盟国同士ですから、困った時はお互い様というか、持ちつ持たれつですね。
 
 しかし、「持ちつ持たれつ」なんですよ。
 今回はアメリカが助けたのだから、次は日本が助けてね、お互いに助け合おうね、ということです。
 何が言いたいのかと言えば、つまり今回のことでアメリカにはまた大きな貸しを作ってしまったのです。
 
 そもそも3バカの主張は、「自衛隊派兵反対。アメリカ追随するな」というものでした。
 しかしそれは現実的には難しいと言うことは、やえはここで今まで散々述べてきました。
 日本は戦後から「戦争と平和」という問題に対して直視しようとせず、空想一国平和主義だけを盲信して、現実にはアメリカの軍事力と核の傘に収まって平和を維持してきました。
 だから今更アメリカを無視するわけにはいかず、さらには今は北朝鮮問題もあるので、なおさらアメリカに頼らざるを得ません。
 しかしこの状況は日本にとって良いこととはやえも思っていません
 アメリカなんて所詮有色人種なんて人間とも思っていないような考え方を持っていますので、いつかは日本はアメリカと一定の距離を置く必要があります。
 だからこそ、日本は早く“独立”をしなければならないのです
 少なくとも正式に軍隊を持ち、外交も空想一国主義から脱却した戦略的なモノに見直す必要があります。
 だからその段階として今があるんだとやえは解釈しています。
 いつまでも「自分たちは軍隊がないから何もしない」と言うのではなくて、自衛隊を海外に出して「軍隊を持つ日本はやる時はやるんだ」とアピールし、そのことによって国際的発言権を確立していく段階なのです。
 そうやっていくにつれて、いつか日本はアメリカ追随ではない独自外交が出来ていくのです。
 
 しかしこの3バカのせいで、また日本はいらぬ借りをアメリカに作ってしまいました
 
 先程も言いましたように、3バカは「アメリカ追随をやめろ」という主張をしていましたが、しかしそれを自らの行動によってまた一歩困難にしてしまったのです
 今後アメリカから何か頼まれて、「あの時人質を助けるためにいろいろ動いてやったじゃないか」と言われたら、日本からは返す言葉は何もないでしょう。
 この日本の“危機”によって、ますます日米同盟が強固になったと言っても過言ではないと思います。
 
 3バカや家族達はしきりに「全世界の人たちに感謝します」とか言ってますが、少なくとも、する必要の無かったいらぬ努力を全力で傾けた日本政府に対して、固有名詞である「日本政府」という名前を出しての感謝の言葉を未だに口にしていないことから、どれだけ日本政府が尽力したのか、どれだけ日本の国益を損ねたのか、彼らは理解し認識していないのでしょう
 帰国してからは「まだ現実が良く理解できない」とか言っているようですが、自分が起こした行動によってここまで他人に迷惑をかけたということを、多分こいつらには永遠に理解できないのでしょう
 
 このように、精神的な負担やテロルに屈してしまうのかという無駄な心配、また金銭的な負担だけではなく、さらにはとても大きな国益までこの3バカは損ねてしまったのです
 今後こいつらがどのような行動を起こすのか分かりませんが、すでに個人レベルではもうどうしようもないほどの様々な損失を日本国に残したということは、日本の歴史に残ることでしょう。
 
 それを彼ら自身が自覚するかどうかは別ですが・・・。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、アメリカへの負債を応援しません。
 

平成16年4月20日

 PTSD

 
 いつの間に「ワールドプロレスリング」が30分番組になっちゃったんでしょうか。
 やっぱりプロレスは人気がどんどん落ちているんでしょうかね。
 うーん・・・。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 誤解を恐れず敢えて申し上げますと、3バカはPTSDなのはPTSDなのでしょうけど、その原因が果たして人質になったことだけなのかというところには、ものすごく疑問を感じるのです。
 だって3人ともイラクではすごく元気だったような気がしますし、しかもすでに報道されていますように3人とも「まだイラクに残りたい」と言っていましたし。
 

 解放の1人、日本大使館に移送後 聴取に不快感
 
 人質三人はバグダッド市内で解放された後、身柄を引き取りに来た上村司駐イラク臨時代理大使とともにいったんバグダッド市内にある日本大使館に入った。大使館内では、日本政府の担当者により、拘束されていたときの状況など簡単な事情聴取が行われたもようだ。
 このなかで人質の一人は「イラク人は悪くない。悪いのは自衛隊だ」などと述べたという。さらに、人質事件解決のためバグダッド入りしていた警察庁の「国際テロ緊急展開チーム」のメンバーに対し、「どうして警察の人がいるのか」と不快感を示していたという。
 政府の担当者は事件の解決に向けて、日本政府が全力を尽くしていたことや、世界から大きな関心を持たれていたことを、事件を報道した新聞などを見せなが ら説明。「こんなに世の中は心配していた」と理解を求めると、三人は事件の反響の大きさに驚いた様子だったという。

 
 イラクにいる時はまだまだ現地で取材や活動や自衛隊批判や警察にケンカ売るぐらい出は来るほど元気だったようです。
 それが日本に帰ってきたとたん急にしおらしくなってしまいました
 
 こんな記事もあります。
 

 映像の“首にナイフ”は演出だった!…3邦人人質事件
 
 15日に3人が解放されたイラク邦人人質事件で、武装グループが人質にナイフを突き付けて「ノー小泉」と言わせた映像は、犯人側が人質に強要した上での演出だったことが17日、分かった。政府がビデオを解析し、未放映部分に事前に演技を振り付けたような動きを発見。3人はやむなく従ったとみられ、事実関係をおおむね認めたという。

 
 昨日の呆ステもとい報道ステーションで3バカの弁護士がこの映像を見ながら、「こんなに怯えて、PTSDになるのもうなずける」みたいな感じのことを言っていましたが、全然的はずれもいいとこですね
 専門家が見れば演技だと見破れる程度なのですから、多少怯えはあったとしても演技が出てる程度の怯えでしかないということです。
 
 ところで、3バカの陰に隠れてあまり話題にならない、安田純平・渡辺修孝@イラクで勝手に死んでくくれの二人ですが、この二人はすごく元気です
 ジャーナリストの使命とやらで、自分が人質になることで政治そのものの中心になるという想像力が欠いている事だけを除けば、今でも「自分の信念に基づいて行動しているんだ」と首尾一貫している態度から想像するに、人質になろうとも例え殺されようともそれだけの覚悟は持っているのだと思います。
 その辺は、自分が人質になることで政治そのものの中心になるという想像力が欠いている事だけを除けば、なかなか立派だと思います。
 自分が人質になることで政治そのものの中心になるという想像力が欠いている事だけを除けば、骨のあるジャーナリストもいるんだなぁと思わなくもないです。
 ちなみに安田純平はフリーのジャーナリストで、渡辺修孝は市民団体のメンバーだそうです。
 
 ところでところで、確か3バカのウチ郡山総一郎はジャーナリストでしたし、高遠菜穂子と今井紀明は市民団体のメンバーでしたよね。
 世間知らずの今井はともかくとしても、郡山はほどほどの実績がありますし、高遠の方はこの前紹介しましたように昔はシャブ中でその経験から中毒に犯されている子供を助ける活動をしており、そういう意味では修羅場は経験しているハズだと思うのですが、しかしさっきの安田や渡辺と3バカとのこの違いはなんなんでしょうか。
 安田らは今にもまたイラクに行きそうな気配ですが、逆に高遠なんかは今にも死にそうな雰囲気です。
 この二組の違いは何なんでしょうか。
 
 偏見無く見たとしても、この二組の違いは家族の対応、もっと言えば日本で批判されているかどうかでしょう。
 偏見無く見たとしても、3バカの方はPTSDと言われ、2人の方はピンピンしてます。
 偏見無く見たとしても、この方程式から導かれる結果としては、日本の批判が怖くてPTSDになったという答えが導かれるのではないでしょうか
 
 もちろんストレスとかといった心の病には個人差があるでしょうから一概には言えないというのももっともな意見だとは思います。
 また、日本に戻ってきてホッとしてから疲れが一気に噴出し、PTSDになったということも考えられないこともありません。
 しかし、解放直後の態度と帰国時の態度があまりにも違うというのは紛れもない事実ですし、上の記事にあるように「三人は事件の反響の大きさに驚いた様子だった」というセリフも3人が事の重大さを認識していない表れでしょうし、また突然急に家族達がドバイまで迎えに行くと言いだしたのも今の日本の厳しい世論を伝えに行くという理由があったのではと思わずにいられません。
 人質になったことでPTSDになったのだったら、帰国してすぐに涙ながらに「それでもイラク人のことを嫌いになれません」ぐらい高遠なら言えそうですしね。
 つまり、やはり国内批判が原因でPTSDになったと考えるのが自然なのではないかと思うのです。
 
 3バカが自分が起こした行動と残した結果と語った言葉が、どれだけ他人に迷惑をかけたか全く理解していなかっただけに、その反動としてPTSDという病気にまで発展したと言えるのではないでしょうか。
 
 もちろん自分への批判がPTSDの原因であっても、それは全然かまわないと思います。
 かまわないというか、ご病気なのですから仕方なくていらっしゃいますよね
 医師ライセンスを持ったお医者さまがPTSDとおっしゃっているんですからPTSDでいらっしゃるんだと思いますので、しっかりとご休養為されれば宜しいかと存じ上げます
 
 しかしその批判を真摯に受け止めなければと思っているのでしたら、昨日言いましたように一言でもいいからすぐに謝罪すべきだったでしょう。
 それをせずにひっこんでいるのでしたら、今の批判が自分にとって不当なモノだと思っていると、勘ぐられかねません。
 その辺はハッキリしてもらいたいと思います。
 
 まぁ、少なくともPTSDになるぐらいですから、今後二度と戦時下の場所に行くことはないでしょうし、また言ってみれば「見せしめ」になりましたから、今後バカな行動をする輩はぐっと減るでしょうし、いたとしてもほっておけばいいと世論はなるでしょうから、それはそれでいいと思います。
 
 
 こんなニュースが流れてきました。
 

 「これ以上話すことない」安田さんら聴取は「辞退」
 
 空港で記者団の取材に応じた2人は「ご心配をおかけしました」と話した。今後想定される、警察などによる聴取について渡辺さんは「辞退する」と明言、安田さんも「これ以上話すことはない」とした。
 また安田さんは「現地に残る意思」と報じた日本の新聞を手にし「(現地で)私は『帰ります』ときっぱり言った」と報道を打ち消した。

 
 自分が人質になることで政治そのものの中心になるという想像力が欠いている事だけを除けば、骨のあるジャーナリストと思っていた安田ですが、やはり日本国内の厳しい世論は予想外だったのでしょうか
 “どうしてもイラクに行きたい症候群”を持っている人たちは揃って「自分たちの活動が自衛隊によって阻害されている」と言っていますが、自分達の行動によって自衛隊の活動を阻害している事実には気付かないようです。
 やるやると言っていたのにマニフェスト自体を破棄した勘違い菅直人の「オレオレ詐欺」じゃないですけど、こういう人たちの「オレがオレが自己中」はなんとかならないモノなのでしょうか。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、「覚悟は持っていた」詐欺を応援しません。
 

Attention
Prohibition Item
Warning

このサイトは、
天堕 輪が主催・管理しています。
サイトへの意見や感想はこちらまで。
やえへの叱咤激励はこちらまで。

amaochi.com
からでもアクセスできます。
URLを忘れた時等は
【あまおちドットこむ】へ

携帯電話等から見られる
モバイル版【堕天使の槍】もどうぞ

リンクフリーですが、
一言言ってもらえればうれしいです。

リンクやブックマークは
www.amaochi.com
にお願いします。

どうしてもこのデザインがリンク先だと困る
という方は
amaochi.com/index2.html
でも結構です。

画像や文章の著作権は
天堕 輪もしくはやえが有しています。
無断使用・転載等は禁止します。


600×800でも普通に見れますが、
IE5&1024×768推奨です。
NCは6以上推奨です。
800×600の方は
フォントサイズを「小」にすることを
お勧めします。

Don't use this page's
Picture & Sentence