☆やえニュース☆

みんな立派な下半身名誉毀損とスペイン小泉メルマガレビューシナという呼び方について対中外交国民年金イスラム教テロリズム小泉メルマガレビューテロルを肯定するイスラム正面からの戦争をこれだけを語っています誇りに恥じない戦い個人情報保護ひとやすみ

平成16年3月16日

 みんな立派な下半身

 
 タレコミがきました。
 例のネトランのトレカの件ですが、えるえるちゃんもトレカになるそうです。
 最近露出が激しい(色々な意味で)えるえるちゃんですね。
 情報ありがとうございマース。
 
 多分VNI以外の人の方が多いと思うんですが、まだまだ情報ありましたらよろしくお願いします。
 
 
 
 一つ感銘を受けたサイトを見つけましたのでご紹介します。
 

 
 
 「オタクだからこそ女の子をまもります」
 
 オタクはかわいい女の子が大好きです。
 それはすなわち、かわいい女の子が辛い目に合うのを断固否定するものです。
 世の中のかわいい女の子は、ボクたちオタクの共通の妹なのです。
 妹の小さな胸に秘めた幸せをまもらずして、どうして兄の面目が立つというのでしょう。

 
 ちっちゃいおにゃにょこに対する愛がありふれた、そして力強い表明をなされています。
 是非こちらからサイトに飛んで読んでみてください。
 そしてみんなでおにゃにょこを守ってください。
 
 「でも、トレカってランダムらしいですね。くっ!! SBPは商売が上手いな、俺のやえちゃんへの愛を金に変えさせよとは・・・」とおっしゃっている某さんは、やえを守ってくださいね(笑)
 
 
 
 お前はむしろ可愛いおにゃにょこを狙う方なんじゃ・・・
 
 ドガッバギッグシャッ
 
 ぎゃあああああああああああああ
 
 
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 
 電車に乗ってて思ったのですけど、車内には吊り広告がたくさんあるじゃないですか。
 不動産の広告からタバコやお薬まで、様々な広告が電車の天井から吊されています。
 そんな広告の中でも最も目立つ広告と言えば、多分雑誌の広告を一番思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
 特に写真雑誌などのおじさん向けの雑誌はとても目立ちます。
 少しでも人目に付かせようと、水着のお姉さんをアップで載せて、その上からえっちでよくない言葉を羅列していたりします
 
 先週のになると思うのですが、ふとこんな雑誌広告のキャッチコピーが目に入りました。
 

 怪僧小野兼弘が若村麻由美に施した性の「秘儀」
 「お前の肉体にとりつく悪ッ気を取り除かなければ、幸せになれないぞ」そういわれた若村は生まれたままの姿になった……。すべてを知るジャーナリストが暴く怪僧の正体

 
 なんだかものすごいことをやってそうなイメージを受ける文章です。
 しかも「怪僧」とか「秘儀」とか「暴く」とか書いて、なんだかドロドロ悪いことをやってるんじゃないかと勘ぐってしまいます。
 「得体の知れない宗教」という不信感と、「儀式にかこつけたエロス」という本能をくすぐる欲望とが、互いに相乗効果を与えて、不気味さをより一層引き立てているんですね。
 確かに他人の興味を引くにはかなり良く出来たキャッチコピーだと言えるのでしょう。
 
 しかしやえは、どうしてこんなモノが公共の場で雑誌という媒体に載ることが出来るのか不思議でなりません。
 だって、例えコレが真実だとしたとしても、そこには違法性など何もない、ただ単にプライバシーを侵害しているに過ぎない記事でしかないからです。
 
 どうしてこんな記事が堂々と雑誌に載るのかと言えば、やはり他人の下半身を覗き見たいという読者がいるからでしょう。
 昨今、プライバシーとか個人情報とかの保護をとよく言われていることですが、だけどそれは結局自分だけの話で、所詮他人の事となると逆に率先してプライバシーを破りたくなっちゃうんですよね。
 
 しかしプライバシーを覗き見するだけならまだマシ(?)ですが、この手の記事はさらにエスカレートして、説教まではじめるというなんとも不可解な事をしはじめます。
 さっきの「怪僧記事」もそうですし、最近の最も分かりやすい例で言えば、山崎拓先生の記事なんかがいい例です。
 山拓先生は下半身の記事なんかで古賀純一郎という涙の大学落第生程度に選挙で負けてしまいました。
 また、官僚などそれなりに社会的地位のある人が、雑誌の下半身記事でその地位を追われた例など、ここに挙げるまでもなく枚挙にいとまがありません。
 
 どうして最も人間が見られたくない下半身のことをわざわざ覗き見て、さらにはその人の地位を追いやるようなことをするのでしょうか。
 例えその人がムチで叩かれることによって快感を得る趣味を持っていたとしても、例えその人がちっちゃな女の子のフィギュアを集めるのが趣味だったとしても、例えそれが不倫だったとしても、これらは全く他人には関わり合いのないことです
 他人がとやかく言う資格などありはしないでしょう。
 山拓先生が変態だからって、それがどうしたというのでしょうか。
 官僚さんが変態だからって、どうして職から追われなければならないのでしょうか。
 そんなに変態な趣味は悪なのでしょうか
 罪なのでしょうか
 
 つまりはこのような記事を書く人、載せる人、そしてこんな記事を読んで喜ぶ人や影響を受けた人というのは、自分は変態ではないと、清く正しいセックスをしているのだと、自信を持って言える人なんだと思います
 他人のセックスをわざわざのぞき見て、さらに糾弾までするぐらいなのですから、さぞかしご自身は他人に見られても恥ずかしくない立派なセックスをされているのでしょう
 
 子供が寝静まった夜にちゃんと時間を決めていて、ちゃんと自分の家で自分の部屋で、ちゃんとシャワーを前もって別々に浴びて、ちゃんとティッシュとスキンを確認してから、ベットイン。
 キスから始まり、男性が女性を愛撫して、挿入、そしてフィニッシュ。
 その間、変態的なことは一切ありません。
 女性から攻めるなんて変態的なことはしません。
 男性も胸以外を愛撫するなんて変態的なことはしません。
 情欲を煽るなんて変態な事は出来るハズもないですので、お互いひとことも言葉を発しません
 当然変態的な体位なんてもってのほかですから“正常”位しかしません
 セックスレスも異常ですから、毎週二回、火曜日と木曜日に決めて必ず夫婦がセックスします。
 言うまでもなく婚前交渉なんて考えられないことです。
 
 夫婦が決まった日の夜に、キス→胸→挿入→フィニッシュと規則正しく順序よく、清く正しく世間様に恥ずかしくない立派なセックスを繰り返しているのでしょう
 
 あのような記事を支持する人って、みんなこんなセックスしているのです。
 他人が隠していることをわざわざ覗き見し、変態は悪だと断罪しているぐらいですから、このように清く正しいセックスをしていないと、とてもじゃないですけど他人のセックスを糾弾出来るハズがありません
 
 
 
 そんな人たちに対して変態の天堕さんからひとことあるそうです。
 
 
 そっちの方がよっぽど変態だよ
 
 

平成16年3月17日

 名誉毀損とスペイン

 
 近いうちに情報志向系サイトをやめます。つーことで「オモ城」は事実上閉鎖かな。明日かもしれんし明後日かもしれんし1週間後かもしれんし1ヶ月後かもしれん。
 
 (゚Д゚)ボーゼン
 ・・・・最近ニュースサイトさんの閉鎖が流行っているんですか・・・?
 ううう、とても悲しいですから、あと10年後ぐらいまでにまけてくださいませんでしょうか?
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 
 今日はニュースを2つ取り上げたいと思います。
 まず一つ目です。
 

 田中元外相長女の記事掲載、週刊文春に出版禁止命令
 
 17日発売の「週刊文春」に掲載される元外相、田中真紀子衆院議員の長女のプライバシーに関する記事を巡り、長女が発行元の文芸春秋に出版禁止を求めた仮処分申し立てについて、東京地裁は16日、記事を削除しなければ出版・販売してはならないとする決定をした。
 週刊誌に対する出版・販売の禁止命令は極めて異例。文春側は「到底承服できない」として、17日にも同地裁に異議を申し立てるとしている。
 長女側の弁護士は16日夜、「たとえ公人たる政治家を親族・家族に持つ者であっても、憲法上、法律上、プライバシー権を享受するものであり、東京地裁の決定は理にのっとったもの」とのコメントを出した。

 
 なんだかとってもタイムリーな話題になってしまいました。
 あいも変わらずマスゴミさんたちは「言論の自由」とかいう呪文を唱えて必死に裁判所の決定を批判しようとしていますが、こんなものどう考えてもプライバシーの侵害以外何者でもない記事です。
 対象になってしまった人というのは、普通の一般人です。
 その辺の待ち行く人を適当に捕まえて個人情報を雑誌に載せているのと同じなのです。
 個人情報の保護というものを率先して啓蒙しているのはマスゴミの方なのに、こんな暴挙が許されるハズがありません。
 
 田中マキコさんの娘だから、という意見もあります。
 というか、文春側はそういう理由でこの記事を書いたのでしょう。
 しかし、だからなんなんでしょうか
 いくら政治家の家族とはいえ、一般人には変わりありません。
 もし「クイズ100人に聞きました。田中マキコさんの娘の本名をお答え下さい」ってのをやったとしても、多分1人答えられればいい方なぐらい、マキコさんの娘さんは一般人です。
 芸能人かのような扱いをするには、まったくもって当てはまらないのは考えるまでもないことでしょう。
 
 そもそも、これがもしマキコさん本人のことだったとしても、プライバシーは守られるべきであるのは言うまでもありません。
 昨日の更新と全く同じ事を言うようですが、他人のプライバシーを覗き見て説教するぐらいぐらいですか、それほど自分のプライバシーに自信を持って清く正しいと堂々と言える人間なのでしょう
 少なくとも文春側の人間は、清く正しく美しく生きているハズです。
 変態な趣味を持っていたり不倫したり離婚したりするのは悪だと罪だと思っているからこそ、このように雑誌に載せて糾弾しているのでしょうから、それを糾弾している人はさぞかし立派に生きているのだと思います。
 
 繰り返しますが、文芸春秋社は、SMは罪、アブノーマルも罪、不倫も罪、離婚も罪と主張しているのです
 そういうことをしている人は、裁きを受けなければならないと主張しているのです
 
 
 さて、次です。
 スペインで政権交代がありました。
 で、その次期首相になると思われる方がこんな発言をしたとのことで。

 「変化なければ」イラクから撤退…スペイン次期首相
 
 スペインの次期首相となることが確実な社会労働党のロドリゲス・サパテロ書記長は15日、イラクの状況が6月末までに変化しなければ、約1300人のスペイン駐留軍を撤退させる方針を明らかにした。
 AFP通信によると、同書記長はラジオ局のインタビューに答え、米国がイラク人への主権移譲を約束している6月30日までに状況の変化がなければ、「スペイン軍は戻って来るだろう」と言明した。また、「イラク占領は災厄だ」とも述べた。同書記長が具体的にどんな「状況の変化」を指しているのかは明らかでない。
 サパテロ書記長はまた、ブッシュ米大統領とブレア英首相がイラク戦争を進めたことについて、「自己批判する必要がある」と述べた。

 
 これは、選挙前に起きてしまった鉄道テロルを受けての国民の選択と、その反応であると言えると思います。
 
 しかしこのニュース自体は、やえはけっこうどうでもいいです。
 というか他国の内政についてですから、とやかく言うことでもないと思います。
 どっかの国と違って、内政干渉は良くないと思いますし。
 
 しかしやえが気になったのは、このニュースを受けての日本国内の反応です。
 日本での反応はそのほとんどが、自衛隊をどうすべきか、撤退すべきではないのか、といったような反応でした。
 またそれと同時に、アメリカを責めるような発言もとても多く見受けられました。
 
 一つ一つはもっともだと言いたくなるようなことが書いてあるんですが、しかし全てにおいて一つの視点が完全に抜け落ちているんです。
 それは「最もの諸悪はテロリストである」ということです。
 
 アメリカを責めるのもいいでしょう、日本の対応を責めるのもいいでしょう、それは個人の思想です。
 しかし、この事件で最も罪があるのはテロリストであるということには議論の余地のないところです。
 それなのに、テロリストそのものを責めるような意見をほとんど見ることはありませんでした。
 例えば16日の朝日新聞の社説には「テロと戦う国民の選択」というタイトルでこの問題に触れていますが、しかし本文の中にはひとこともテロリストそのものを批判するような文は一切ありませんでした。
 アメリカや日本を責める前に、まず糾弾すべき対象があるハズです。
 そこを責めずして別のところに全ての責任があるかのように主張するのは、それは「社会が全て悪いんだー」と言っているガキと同じことなのではないでしょうか。
 
 簡単な話ですが、テロリストがテロ行為をやめればテロルは終わるんです。
 もし、政治的なことはともかく暴力や戦争を終わらせたいという理由でデモ等をするのであれば、アメリカを糾弾するのもいいですけど、それと同じぐらいテロリストに対しても糾弾すべきなのではないでしょうか。
 最近よく聞く「暴力の連鎖論」ですが、どっちかと言えばやえは、テロリストの方にそれを断ち切る主導権があるような気がします。
 
 こちらをご覧下さい。

 <フランス>スカーフ禁止でテロ予告
 
 パリからの報道によると、イスラム過激派とみられるグループが、フランスで公共学校でのスカーフ着用禁止法が成立したことを非難し、内外の政府関連施設へのテロを予告するラファラン首相あての手紙を複数の新聞社に送っていたことが16日、分かった。首相は地元テレビで、国民に過剰反応しないよう呼びかけた。

 
 テロリストがつけあがっています
 テロルすればなんでも事が進むと思ってしまっています
 この法律が正しい法律か悪法かは他国人が口を挟む事ではないと思いますが、しかしそれに反対するのであれば、議論と思想によって為されるべきであって、暴力なんかで解決すべきのことでは決してないハズです。
 民主主義における法とルールの元で決められたことなのですから、それに反対する場合でもルールに則ってやるべきです。
 
 例えば、日本の年金改革に反対だからといって地下鉄にサリンをまいたとします。
 このような行為はどう考えても許されるハズがありません。
 よもや言っている主張は正しいからと、年金改革を進めている政府の方だけを批判する人などいやしないと思います
 
 こんなことは常識過ぎて、敢えて言う必要なんか無いと思うのですが、しかしこれが戦争になるとなぜか常識的な思考が働かなくなるから不思議です。
 もう一度言いますが、スペインのテロルで、最も裁かれなければならないのはテロリスト共です。
 それを批判せずに、他のことばかり批判するという行為は、常識外れだけでなく、テロリスト共をつけあがらせて、テロリズム撲滅という目指すべき道さえも阻害している行為であると言えるのではないでしょうか。
 
 見た目だけの強者に対して批判をするということは、とても簡単なことですし、また気持ちのいいことでしょうけど、公の場所に意見を載せるのであればもう少し深く考えてもらいたいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、変態さんを応援しています。

平成16年3月18日

 小泉メルマガレビュー

 
 小泉内閣メールマガジン 第133号 ========================== 2004/03/18
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 世界で活躍する中小企業
 小泉純一郎です。
 メルマガ先週号の佐藤隊長のサマーワからの便りにはたくさんの読者から激励メールが届きました。3月13日の土曜日には、11人の女性自衛官を含む約190人の本隊第二陣が出発しました。イラク復興支援のために無事に任務を果たしてくれることを祈っています。
 
 こんにちは、やえです。
 激励メールは小泉さんじゃなくて、佐藤隊長に送った方がいいんじゃないかと思うのですが、あまり気にしない方向で行きましょう(笑)
 
 13日、私は広島を訪ね、知恵と技術で世界で活躍する中小企業や世界遺産の厳島神社、原爆ドームなどを視察しました。
 東広島の中小企業が作る精米機にはびっくりしました。お米にまじっている小さな石や砂、ガラス粒などを光センサーで見つけて、圧縮空気で一粒ずつはねとばすという信じられない技術です。世界の精米機の約90%のシェアをもっているというのもうなずけます。
 
 やえのふるさと広島です。
 広島にも山間部はあって、スキーも出来ると言ったらたいていおどろかれるんですが、このようにお米も作っています。
 広島で一番有名なブランドといえば「あきろまん」です。
 でも全国的には全然ですけどね。
 
 毛筆の産地熊野町では、化粧用の筆を開発して、パリをはじめ世界に輸出している中小企業の皆さんからお話を聞きました。筆が馬や山羊(やぎ)、タヌキ、リスなどの色々な動物の毛で作られているとは知りませんでした。化粧筆というのは試してみるととてもやわらかくて肌ざわりのよい筆。世界の役者も使っている。これはお化粧が楽しくなるだろうなと思いました。
 
 熊野の筆は広島では有名ですが、これが化粧用の筆まで作っているというのはあまり知られていない事実です。
 しかし聞く話によると、化粧用の筆の世界シェアは熊野だけでほとんどを占めているそうで。
 アナタやアナタの周りの女性の方が使っているその筆も多分熊野産ですよ。
 
 日本三景のひとつ、宮島の厳島(いつくしま)神社には、前から行ってみたいと思っていました。さすがに毎年多くの外国人観光客が訪れる観光地、英語に加え、フランス語、中国語、韓国語のパンフレットが用意されていました。
 
 これ、またアサヒがバカみたいに、「厳島神社に参拝したのは公人としてですか?私人としてですか?」と聞いたみたいですね。
 日本政府が申請した世界遺産にも私人として行かなければならないと主張するのであるなら、世界遺産登録申請にも反対するべきだったのではないでしょうか。
 「国が一宗教団体を特別扱いするな」って。
 日本の文化として根付いてきたモノと、単なる宗教団体とを、一緒にして考える方が間違っているということにどうして気がつかないのか不思議でなりません。
 
 暖かい日差しの中で美しい景色を堪能(たんのう)したあとの穴子メシがまたおいしかった。伊藤博文や山本五十六もこの穴子メシを食べたんでしょうか。
 
 うなぎは東京が美味しいですが、穴子は広島のモノに限ります。
 
 広島市内では原爆ドームを訪れました。二度と戦争をおこしてはならない、世界の平和を築くために努力を続けなくてはならないとの思いを新たにいたしました。
 
 広島でこのような言葉を聞くとどうしてもムズかゆくなってしまうのですが(汗)まぁどちらにしても言っていることだけは正しいのは間違いないところです。
 
 呉ではしぼりたての新酒を初めて飲む機会がありましたが、わずかに炭酸を含んだふくよかな香りのうまい酒でした。
 「春風接人(しゅんぷうせつじん)」
 熊野町で熊野筆でこう揮毫(きごう)しました。「春風のような温かい気持ちで人に接する。」という意味で、私の好きな言葉の一つです。春風の中、広島の皆さんから色々なことを教えていただきました。
 
 広島を満喫していただいたようで、出身者としては嬉しい限りです。
 しかしまだまだ広島の魅力はたくさんありますので、是非また機会がありましたら広島にお越し下さいね。
 
 16日、鳥インフルエンザの緊急総合対策をまとめました。早期発見とまん延防止の対策を徹底して、病気が拡大しないように、生産者の方にもしっかり対応していただき、食の安全の確保に万全を期したいと思います。
 
 鳥ってつくとはいえインフルエンザですから、多分あったかくなればウイルスも活動出来なくなると思いますので、もうしばらくの辛抱なのでしょうか。
 ただ、来年が気になりますよね。
 来年のインフルエンザの時期になると、またマスコミをはじめとしていろいろと騒がれるのかなぁと、今からながらに心配していたりします。
 
 来週からは、いよいよ英語版のメルマガがはじまります。「早く読んでみたい。」という英語のメールや「これを機会に英語の勉強をはじめます。」というメールをいただきました。世界中でたくさんの方が読んで下さればいいなと思っています。
 
 やえには関係ない話です(笑)
 今週の小泉さんでした(笑)
 
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 情報提供メールについて(法務大臣 野沢太三)
 2月16日、入国管理局がホームページ上で不法滞在者についての情報提供を受け付ける取組みを開始しました。その後、「匿名性の高いインターネットで、不法滞在者についての情報を集めることは、『外国人狩り』だ」という趣旨のご批判を頂きました。このことについて、私の考えをお話したいと思います。
 
 外国人というワードを聞くだけで過剰反応するパブロフ犬がいるみたいですが、なんていいましょうか、日本語ヨメマスカ?
 それとも犯罪者を通報するのは悪だと主張したいのでしょうか。
 つまり犯人隠匿しろと言っているのですね。
 犯罪者を守るように国に要請する人間がいる国って不思議ですね。
 大臣もこんな頭がオカシイ人に対して真面目に付き合ってあげなければならないとは、ホントご苦労様です。
 
 
 ● 日本・アラブ環境大臣セミナーを開きます!(環境大臣 小池百合子)
 3月27日、アラブからイラクを含む13の国と地域の環境大臣級を招いて、「日本・アラブ環境大臣セミナー」を開催します。
日本とアラブの相互理解と協力を進めることは、私のライフワークです。アラブでの日本の存在は、私達が考える以上に大きく、尊敬や憧れの対象でもあります。
 
 ええと、確かレオパトラの生まれ変わりでしたっけ?(笑)
 
 今年1月、クウェート政府からお招きを受け、アラビア湾地域における環境問題などについて意見交換をしてきました。クウェートでは2001年8月にボラ250万匹が死ぬという事件が発生し、これを契機に環境問題への関心が一気に高まったそうです。この事件の原因究明に貢献したのが東京海洋大学の延東教授らでした。
 
 なんか日本でも似たような事件がありましたよね。
 クウェートでは鳥さんは食べてくれなかったのでしょうか。
 
 帰国後、アラブの方々から「うちの国にも来てほしい」との御招待が相次ぎました。すべてのお招きに応えるわけにもいかず、「いっそのことアラブの環境大臣をみんな日本へお呼びしよう」と思い立ったわけです。
 
 さすがクレオパトラ
 モテモテですね(笑)
 
 セミナーを通してアラブに「環境問題のことなら、日本に頼もう」という流れを確実なものにしたいと思っています。
 
 日本のクレオパトラの頭はもうアラブでいっぱいです。
 ラクダに乗った王子様に憧れながら日々政務に励む小池大臣でした。
 
 
 [編集後記]
村上龍さんの「13歳のハローワーク」(13歳の子供たち向けに、好奇心の対象とその先にあると思われる仕事・職業を紹介した本)を読んでいたら、「人の役に立つのが好きな人」向けの職業として「政治家」というのがありました。
 
 やえもあの本は気になって、本屋さんでぱらぱらとめくってみたんですが、本当に13歳が読むような内容なのかちょっと疑問でした。
 むずかしくないです?
 
 「ひょっとしたら政治家ほどわかりにくい職業はこの世にないかもしれない」「世の13歳はこんなにわかりにくい職業を目指すべきではない」「ものすごく面倒くさくて、割の合わない仕事である」「今の日本では、政治家が割の合わない仕事だという意識が少ない」等々とあり、考えさせられました。
 
 多くの人が勘違いしていますが、お金もうけするのであれば政治家を目指したらダメですよ。
 最終的には身銭を切ってしまわなければならなくなる方がほとんどですから。
 昭和の大物政治家田中角栄さんさえも、死後あの大豪邸の半分を手放さなければならなくなってしまっていますからね。
 マキコさんや直紀さんのお子さんがどうするのかは分かりませんが、政治家をするのであればさらに資産を減らすことになるでしょう。
 仕事量や責任の大きさから考えれば、これほど割に合わない仕事もないのではないでしょうか。
 
 来週は英語版メルマガの創刊です。今、登録を受け付けています。
 
 やえは登録しません(笑)
 
 日本語版同様、なるべくたくさんの方々に読んでいただきたいと思います。
 
 ごめんなさい(笑)
 
 皆さんもぜひ、身近にいる外国の方や英語を学んでいる方にご紹介ください。
 
 えーと、身近な外国人・・・。
 ああ、ヒェミちゃーん(日本語出来ます
 
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成16年3月20日

 シナという呼び方について

 
 けっこう前の話になるのですが、当サイトの掲示板「やえ板」にて、いろいろなアイコンを入荷致しております。
 特に政治家さんを中心とした写真アイコンを増やしていますので、どうぞネタでもなんでもいいのでお気軽に書き込みしてください。
 どうもやえ板は、ほっといたら半月ぐらいは平気で書き込みがなかったりするので、ちょっとさみしいので、どうぞ書き込みしてください。
 よろしくお願いします。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日は中国のお話をしようと思います。
 
 まずはじめに、もしかしたら色々なサイトさんを見ている中で、中国のことを「シナ」と呼んでいるところがあって、それに対して「なぜだろう」と疑問を持っていたり、「あの人は中国が嫌いだからシナなんて蔑称で呼んでいるんだな」とか誤解されている方がいらっしゃるんじゃないかと思いまして、この辺を整理しておきたいと思います。
 当サイトでも「シナ」という名称を使う場合があります。
 しかし勘違いして欲しくないのは、決して「シナ」という言葉が「蔑称」ではないということです。
 一部のアサヒのようなちょっと頭がアレなマスコミなんかが、もしろ差別意識を持って「シナ」は差別語だとあおっていますが、決してそうでないと言うことを理解してもらいたいと思っています。
 
 そもそも「シナ」とは、英語の「チャイナ(China)」を日本語的ローマ字的に読んだモノでして、語源からして蔑称ではないのは明らかなのです。
 「シナ・ドットコム」という、中国人自らが作っている中国では最大手のポータルサイトがあったりするぐらいです。
 これでどうして俗称だと言えるのでしょうか。
 
 ではどういう場合にシナという名称を使っているのかと言えば、少なくとも当サイトの場合、「現在の中華人民共和国」や「中華人民共和国政府」のことは中国と呼んでいて、「今の中国政府が存在している辺りの地域」や「あの辺りに過去存在していた国家」の事をシナと呼んでいます。
 ちょっとややこしいと思われるかもしれませんが、しかしこの方が正確だと思っているので、こうさせていただいます。
 
 いわゆる「昔の中国」、古くは殷とか周漢とかの事ですが、これって「中国」ではないんですね。
 日本のようにずーっと国家として歴史が続いているのでしたら今と同じ国名で日本と言っても差し支えないのですが、あの辺りの国家というのは全て歴史が断絶している全く別の国家ですから、当然当時は「中国」とは名乗っておらず、だからその辺りの国家のことを「中華人民共和国」の略称である「中国」と呼んでしまうのは適切ではないと言えるのです。
 一番分かりやすい例で言えば、「昔の中国」で「元」という国がありましたが、これはモンゴル帝国の一部の国でしかなく、当然モンゴル人が支配していた国家であり、いまの中華人民共和国とは一切何ら関係のない国家であるのは明白なのです。
 だから「元」のことを「昔の中国」と呼ぶのは適切ではないのです。
 
 ただし、国家的歴史的には続いていなくても、文化的には受け継がれているモノもありますから、文化的にあの辺の辺りの人を指す場合には「シナ人」と呼んでいます。
 そして今の中華人民共和国に属している人を指す場合には「中国人」と呼び分けています。
 
 ただ、これはあくまでやえの中での分け方なので、別に公式的に何かあるわけではありません。
 だからちょっとややこしいかもしれません。
 でも、名は体を表すと言いますように、実体に即した呼び方をするべきだとやえは思っていますので、このように呼び分けをさせていただいています。
 
 しかし保守系の中にはちょっと違うんじゃないかなって思ってしまうような呼び分け方をしていらっしゃる方もいます。
 最も分かりやすいのは、今の中国政府のことまでシナと言ってしまっている人ですね。
 シナはチャイナのローマ字読みなので、完全に違うとは言えないと思いますが、しかし今の日本語から考えればチャイナと言った方が分かりやすいのは言うまでもないですし、チャイナは英語ですから、日本語で考えるならやはり「中国」と言うのが適切でしょう。
 また、石原東京都知事なんかは、とっても中国が嫌いなお方なので、今の中国政府のことを北京政府なんて呼んでいらっしゃるんですけど、これもどうなのかなと思います。
 好き嫌いは別にして、独立している国家に対してはそれなりに敬意を払うべきで、例えば国旗や国家に敬意を払うのは常識でありまして、それと同じように今政府が名乗っている国家の名称にもそれなりに敬意を払うべきだとやえは思うのです。
 しょっちゅう他国の国旗を燃やして喜んでいる某国や某国の野蛮人共ならいざしらず、日本人は礼儀正しいのが美点なのですから、形上のモノだけでも少なくとも敬意を払うべきだと思っています。
 
 
 話はそれますが、日本には「外国国旗を粗末に扱ってはならない」という法律があります。
 刑法の92条です。
 「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。」
 懲役刑もある、なかなか厳しい法律です。
 ちなみにヒェミちゃんに聞いたところ、実は韓国にも同じような法律があるらしくて、この前アメリカ国旗である星条旗を燃やした人が捕まったんだそうです。
 でも某国では日本国旗がよく燃やされていますよね。
 某国では。
 ・・・差別ニダ。
 謝罪と賠償を(りゃ
 
 
 
 えーと、なんだか前フリだけで長くなりましたので、今日はとりあえずここで終わりにしておきます。
 本文は明日と言うことで。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、支那そばやシナチクまで放送禁止用語にしようと言葉狩りしているバカアサヒを応援しません。

平成16年3月22日

 対中外交

 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて、今日は前回の続きで「中国」のお話です。
 
 最近、多分小泉さんが首相になってからだと思うのですが、中国の首脳と小泉総理とがまだ一回も直接会談をしていないのです。
 けっこう異例のことだそうで。
 
 これは、小泉さんの靖国神社参拝に対しての抗議の意味を込めてのことなんだそうです。
 こちらの記事ではこのように語っています。
 

 記者会見した温家宝首相は、日中関係について「主要な問題は日本の一部指導者がA級戦犯をまつる靖国神社に何度も参拝し、中国とアジアの人民の感情を深く傷つけたことだ」と述べ、小泉純一郎首相の靖国参拝を強く批判した。
 温首相は「(日中戦争の)中国側被害は死者2000万人以上だ。日本の指導者は再び中国の人々の感情を傷つけ、両国首脳の正常な相互訪問と関係発展に影響を与えてはいけない」と述べた。首相の靖国参拝が続く間は、首脳の相互訪問再開も困難との認識を示したとみられる。
 これまで、温首相は相互訪問再開には「良好な雰囲気づくりが必要」と小泉首相に慎重な対応を呼びかけていたが、今回は言及しなかった。李肇星外相も全人代会期中の6日の会見で、ほぼ同趣旨の発言をしており、中国側が首相靖国参拝への強硬姿勢を打ち出した可能性が高い。

 
 最近中国からの靖国関係のニュースは、みなさんよく聞かれるんじゃないでしょうか。
 一ヶ月に一回ぐらいは靖国反対の記事を見るような気がします。
 しかし相手はあの中国ですから、発言には必ず裏があると言っても過言ではありません。
 ので、これを逆に読んでみましょう。
 
 つまり中国は、「靖国参拝を辞めてくれたら今すぐにでも首脳が日本に行きます」と言っているのであり、さらに言えば、「相互訪問したいので、なにとぞ靖国参拝を辞めてください」、と言っているのです。
 
 どうして中国が何度も「靖国辞めろ」と言っているのかと言えば、やはり相互訪問したいからに他ならないからでしょう。
 もし中国が相互訪問したくないのであれば、ただ単に「中国国民が傷ついてる」なんて言い方をすればいいだけで、わざわざ再開させたければ「靖国参拝を辞めろ」なんて言う必要はないですからね。
 しかしここで敢えて相互訪問を絡めて言ってくるというのは、むしろ中国の方が相互訪問をしたいからだと言えるのではないでしょうか。
 メンツの問題があるので靖国だけは無視出来ない模様ですが、しかしそれがなければ今すぐにでも相互訪問をしたいと思っているのが本音だと思います。
 
 しかし、少なくとも小泉さんはそれに対してNOと言い続けています。
 多分全方位外交の名残で、日本外務省の中国関係者は相互訪問の交渉を続けているのだと思いますし、中国側もそれに乗ってくるのでしょうから、中国の方から「相互訪問したいんですぅ」とは考えていない思いたいのでしょうけど、しかし国の意志としてはさっき言いましたように「日本はNO、中国はお願い」となってしまっています。
 日本の意志としては、「今中国に折れてまで相互訪問なんかしなくても問題ない」と言っているのです。
 
 やえはこの方針に賛成です。
 色々な視点があると思いますが、経済的な交流は今でも行われていて、お互いの発展のためにそれなりの関係が出来ていると聞いています。
 国交が断絶したわけではないので、その辺は問題がないようです。
 少なくとも経済的な面から見れば、今の状態でも日本は特に問題はないと言えると思います。
 
 政治的に見たらどうでしょうか。
 今日本は、親米路線をとっています。
 前にも言いましたように、戦後以来最もアメリカとの距離が近づいているのが今の日本です。
 例えば対北朝鮮外交を例に取って見れば、これはもう今更説明するまでもないくかなり親米路線が有効に働きました。
 建前上のこととは言え、自由と民主を信奉するアメリカだからこそ、中国や北朝鮮の抵抗を無視してまで日本のバックアップにまわってくれたと言えるでしょう。
 
 しかしもしこれが日本が親中路線をとっていたら、今はどうなっていたでしょうか。
 中国は北朝鮮をかばうに決まっています
 拉致問題は今よりもっとずっと厳しい状況になっていたに違いありません。
 それは、中国に必要以上な遠慮感を持っていた今までの日本の外交方法を思い出せば一目瞭然だと思います。
 「拉致疑惑」と口に出すだけで、大バッシングを受けていたような時代でした。
 さらに、クリントン政権の時のような米中親密路線であったとしたら、日本としては両国に気を遣わなければならない外交を強いられることになっていたでしょう。
 となれば、靖国神社参拝も再開すらすることは出来なかったでしょうし、なおかつ北朝鮮問題に対しても引け腰のまま終わっていたかもしれません。
 
 だけど今の政府の方針はその時代から比べれば明らかに方向転換しています。
 今は中国や朝鮮両国に必要以上な遠慮方針をやめ、その外向的ベクトルのほとんどをアメリカに向けることにしています。
 もちろん小泉さんが首相になってからですね。
 そしてそれは、少なくとも極東外交だけを見れば成功していると言えるでしょう。
 いくら大国中国とは言え、世界経済力ツートップの両国がガッチリとスクラムを組まれたらどうしようもないのです。
 
 つまり、親米路線をとっている限り特に中国を重要視する必要はなくなったのです。
 小泉さんは分かってるのだと思います。
 日本側から引いてまで中国に付き合う必要がないことを。
 結果的に、一昔に比べたら最近は極東当たりからの不当な圧力に屈するというようなニュースを聞かなくなりました。
 日本がアメリカと親密にしていることで様々な問題が解決出来るから、それ以外の国からの圧力に屈する必要が無くなったのです。
 
 対アメリカ外交に対しては様々な批判はあります。
 やえもアメリカは嫌いですから、アメリカ一辺倒な外交はどうかと思っています。
 しかしアジアに関しては一昔前に比べれば相当に良くなったと言えるでしょう。
 悪いところはよく目に付きますが、良くなったところはなかなか気付かないモノですけど、しかし評価すべきところにはしっかりと評価すべきだと思います。
 
 日本がアメリカと仲良くしている限り、中国は日本に対して強気に出れませんし、日本は中国の不当な圧力にも屈する必要はないのです。
 そして中国はそんな日本に対してあせりすら持っているようです。
 だから、これからも中国の妄言など無視し続ければいいんじゃないでしょうか
 影響は全くないのですから。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、NOと言える日本を応援しています。


平成16年3月23日

 国民年金

 
 これ前も言ったことあるんですが、完全に視点が間違っているんですね
 一等地にわざわざ建てたのではなく、建てたら一等地になったんです。
 宿舎が職場に近くて当然です。
 それを「議員特権」だなんてワケの分からないレッテルを貼って批判して何になると思っているのでしょうか。
 そろそろこういうくだらない議論からは日本人は卒業すべきだと思います。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 
 年金をちゃんと納付しようと社会保険庁からイメージキャラクターに起用され世間に説教しまくっていた江角マキコさんが、実は自分も納付していなかったということが発覚してしまいました。
 もしかしたら自分の身をもって世間を啓蒙していたのかと思わせるようなお話で、辛口の福田官房長官も「あえてそういう人を選んだのかなあ」なんて皮肉混じりにおっしゃっておられますが、実際の話そんなワケはなく、社会保険庁の方は払っていると確認した上での起用だったということなんだそうです。
 まぁ江角さんの方もまさか確信犯ということはないでしょうから、本当にすっかり忘れていたのか、元々納付するという行為が頭から抜け落ちていたのか、しかしもし後者なら今の世相を反映しまくっているなぁという、なんとも言いにくいオチがついてしまいましたということで。
 
 と、ちょっと批判的に言ってしまったのですが、個人的には江角マキコさんは大好きなタレントさんなのです。
 というか、天堕さんの方がけっこうな熱烈ファンでして、やえもこの件に関して天堕さんにコメントを求めたのですが、「ノーコメントです」とひとことだけ言ってインターフォンを切ってしまいました。
 ドンドンドン。
 あまおちさーん、国民にしっかりと説明する義務があるんじゃないですかー。
 やましいことがないならハッキリと説明すればいいじゃないですかー。
 と、頭の悪そうなワイドショーのリポーター風に迫ったのですが、結局コメントはとれませんでした。
 残念。
 
 ところで、その年金の問題なんですが、最近関心が高いですね。
 テレビを見ていたら年金問題の話題をやっていない日はないというぐらい、盛んに議論が行われています。
 日本人全員にかかる問題ですし、特に今の日本は高齢社会ですから、注目が集まるのも自然なことなのかもしれません。
 
 しかし年金の問題、特に中身をよく見ようと思っても、とてもむずかしいことになっています。
 テレビなんかでは、「一体最終的にいくら貰えるか分からないから問題が複雑化しているんだ」なんて言っていますように、かなり専門的な知識がないとこの年金の問題の本質を知ることが出来ないようです。
 もちろん経済が苦手なやえはちんぷんかんぷんです。
 
 そんなやえですけど、でも、最近の年金の議論を聞いていると、どうもそれは違うんじゃないかなって思うんです。
 今の議論って、結局中身が分からない人がほとんどですから、とても単純明快に「自分にはどれだけ支払われるのか」というところに議論が収縮されてしまい、もっと単純に言ってしまうと「損か得か」の二者択一だけで結論を出そうとしているような議論をしてしまっています。
 
 でも、年金って「財テク」ではないハズです。
 株とか国債とかなら「損か得か」で判断すればいいと思いますが、年金ってそのような類のモノではないと思います。
 例えば「よーくかんがえよー、おかねはだいじだよー」の歌でお馴染みな保険がありますが、あれだって多くの人は最終的には損をするワケです。
 全員が全員掛け金より多くもらっていたら、保険会社は利益を出せないですからね。
 
 保険でも年金でも、ああいうものはお金で「安心」を買っていると言えるのではないでしょうか。
 もし自分が大病になったら治療費やその間の生活はどうしよう、もし自分が年老いて働けなくなってしまったらその後の生活はどうしよう、もし自分が死んでしまったら残された家族の生活はどうしよう。
 こういう不安を解消するために、お金を払って安心を買うのが保険であり年金なのです。
 
 だから、自動車保険なら一生事故しなければ保険料は損ですし、一生で風邪しかひかない人なら医療保険料は損しますし、逆に生命保険なんかは長生きすればするほど保険料がかかって損するワケです。
 だけどそれでも多くの人は様々な保険に入って安心を買っているのです。
 年金も同じ事ではないでしょうか。
 年金は長生きすれば得することもありますが、早死にすれば損をします。
 それでも「もし老後働けないような状況になったらどうしよう」という「不安」を「解消」するために年金というモノが存在するワケで、そして多くの人が長生きする場合が多いですから自動車強制保険と同じように、年金もほぼ強制的に皆年金制度を採っているということなのです。
 
 そもそもこの手のモノはとても不公平なモノだと言えるのです。
 みんながみんな「損か得か」ということだけを基準に考えて行動していたら、社会というモノは成り立たないでしょう。
 それが顕著なのが税金です。
 ご存じのように、税金には何もしなくても必ずもっていかれる所得税というものがありますが、これなんて不公平の固まりのような存在です。
 所得が多い人からはたくさん持っていき、所得が少ない人は少な目に、ある一定以下の所得の人からは0円しか持っていかない、つまり非課税になるワケです。
 そうやって集められた税金はどのように使われるのかと言えば、道路を造ったり橋を造ったり、役所を建てて行政サービスを行ったりしているワケですね。
 しかし、そうやって建てられた道路や行政サービスは、全ての国民が一律で同じように利用することが出来ます。
 多く税金を払っている人から優先に道路が使えるというワケでもなく、多く税金を払っている人は住民票の手数料が安くなるというワケでもありません。
 数億円税金を払っている人も、税金を全く払っていない人も、平等に道路を使えますし、行政サービスを受けることが出来ます。
 そう考えると、高所得者番付にいつも載っているような人たちは、一生のウチに受けられるサービスを考えてみれば、果たして払っているだけの額分の見返りがあるのかどうか考えてみれば、ちょっとそれは分かりません。
 というか、ほぼ損をしているといっても過言ではないでしょう。
 
 もし高所得者たちが、「自分たちに返ってくる見返りが小さいからもう税金は払わない」と言い出したらどうなるでしょうか。
 多分国民の半分ぐらいはとても困ることになると思います
 しかし社会というモノはみんなで支え合おうというのが社会ですから、富める人も貧しい人も支え合っているからこそ社会は成り立っているのです。
 多く税金を払っている人も多分見返りは小さいでしょうけど、それでも払ってもらっているんです。
 
 年金だって同じだと思います。
 今多くの人が「損か得か」ということを基準にして考えようとしていますが、みんながみんな「損するから」という考えだけで納付を拒否したら、システムや社会が成り立たなくなってしまいますし、現に4割の人も払っていないということでシステムが成り立たなくなりつつあります。
 しかしそんな自分も実は支え合いの一部であるということは知っておく必要があるのではないでしょうか。
 自分もすでに多くの人たちに支えられて生活しているのです。
 
 以上のことから、詳しい中身についてはよく分かりませんが、しかし年金問題を「損か得か」ということだけで議論するのは間違っているんじゃないかな、と思いました。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日本の年金制度を応援しています。


 
 とりあえず落ち着いて語ろうじゃないか。
 なんか江角ちゃんを証人喚問しろとか言ってるバカはほっとくにしても、テレビなんかでは「どうして社会保険庁はしっかりと年金を払っていたか調べていなかったのか」なんて批判している。
 それに対して真っ向から反論する声は全く聞かれないので、ほぼ全ての人がこれについては異論がないということなのであろう。
 しかしこれは少々由々しき事態であると言えるのではないか。
 例えば「アナタは税金納めてますか?」と聞かれたとしたら、そんなもの調べるまでもなく「払っている」とほとんどの人は答えるだろう。
 「公共料金払ってますか?」と聞かれて、「ちょっと調べるから待ってください」なんて答える人はかなり貴重な存在だと言えると思う。
 しかしこと年金のことになるとそんな常識が全く通用しなくなってしまっている。
 これはつまり「年金は確認しないと払っているかどうか自分でも分からない」という新しい常識が今の日本人の中にあるということだ。
 確かに年金を払わない人が多いから江角ちゃんを使ったCMを作ったのだろうが、まさか本人に払っているか確認した後さらにそれが本当かどうかウラまで取らなければならないような事態に今の日本がなっていたとは社会保険庁も思っていなかったのではないだろうか。
 オレも思っていなかった。
 そうか。
 みんなそんなに払っていないのか。
 なんかオレも不安になってきたから社会保険庁に「オレって本当に年金を払っているのか調べてくれないか」と聞いてみようかな。

平成16年3月24日

 イスラム教テロリズム

 
 実はこの前話題のビデオキャプチャーボード「MTVX2004」を買っていたのです。
 はじめてのキャプチャーボードだったのでどれを買えばいいのか分からなかったのですが、HDをクラッシュしてしまって各方面からひんしゅくを買いまくっている某人に聞いたところ、これを紹介していただきまして、購入したのです。
 で、思った以上にこれが良くて、なんでもないようなテレビもちょちょいと録画しまくって、とてもはしゃいでいるんです。
 この前も、ニュースで放送されていた学校を卒業された秋篠宮眞子さまがあまりにも可愛らしかったので、ついつい即座に録画してしまったぐらいで、キャプチャー生活をエンジョイしています。
 そんな折り、TECHSIDE.NETさんで、このボードの修正パッチが出たというニュースを見つけまして、さっそく当てたんですね。
 そしたらあらびっくり。
 たまにぶれていた画像の乱れが無くなってしまいました。
 やえはキャプチャーボードを買うのがはじめてだったもので、画面のぶれもこんなものかなと思っていたのですが、そうでもなかったんですね。
 これでさらにキャプチャー生活をエンジョイできるというものです。
 ありがとうございます、てっくさん
 
 ところで、こういうのってユーザー登録すればメールかなんかてアップデート情報を送ってくれるんでしょうけど、やえは登録していませんでした。
 というか、パソコン関連機器ってだいたいユーザー登録を促すような何かが入っていたりしますが、アレってどれぐらいの人が登録しているもんなんでしょうかね?
 やえはこの手の機器やソフトを買ってもあまり登録してませんけど。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 パレスチナのハマスという団体の精神的指導者ヤシン氏がイスラエル軍の攻撃により死亡したというニュースが先日世界を駆けめぐりました。
 くわしくはこちらの記事をご覧いただければと思います。
 これについては日本国内外問わず、かなりイスラエルに批判的な意見がたくさん出ています。
 イスラム圏諸国は言うまでもありませんが、EUも「テロとの戦いで重要な根拠となる法の支配の概念を台無しにした」と批判していますし、国連も「ヤシン師らの暗殺を強く非難する。このような行いは国際法に反するだけでなく、中東和平の模索に寄与することはない」と述べています。
 さらには元々イスラエルにはかなり肩入れしているアメリカも、今回のことについてはさすがにちょっと困惑している模様で、それほどイスラエルの取った行動は衝撃的だったということが分かると思います。
 
 しかしここまで書いててアレなんですけど、正直、事件そのものについてはやえは特段興味ありません。
 所詮外国のことですし、元々は宗教対立からきている紛争ですし、その宗教も日本にはほとんど馴染みのないものですから、むしろそういうことを知らないままチャチャ入れるのは適切ではないと思っていますので、この紛争を中身まで意見しようとは思いません。
 
 ただ、いくつか気になる点があるのです。
 
 そもそもこのハマスとかいう団体はテロリズム組織なのです。
 いくら現地の人たちに慕われていようとも、色々と善政をしていようとも、テロリストには違いありません
 つまりハマスは犯罪団体であり、ヤシンという人物は犯罪者に他ならないのです。
 
 正直やえは、そんな犯罪者を慕い、その死に怒りをあらわにするあの辺の人々に対しては、何の同情も感じないだけでなく、むしろ呆れというか、いったい何を考えているのかなぁと思わずにいられません。
 犯罪者の死に対して何を怒っているのか分かりません。
 その行為は、その犯罪者の犯罪行為を肯定していることに他ならないのではないでしょうか。
 
 誤解を恐れず敢えて申し上げますと、ヤシンなんて人は麻原彰晃の影響力が強まったぐらいの人でしか無いハズです。
 オウム真理教によって心が救われた人も少しはいるでしょう。
 でもオウムの手段は最悪でした。
 ハマスも同じで、その規模が大きいか小さいかの違いでしかなく、テロルという犯罪を手段としたその罪はヤシンも麻原も全く同じです。
 
 もちろんその影響力の大きさが重要だという意見もあるでしょう。
 これに対しては、全くその通りだと思います。
 「昨日22日のイスラエル軍によるハマスの精神的指導者であるヤシン師の殺害は、その行為がもたらす結果に対する考慮を欠いた無謀な行為であり、正当化できるものではない。和平の実現を損なうものであり、極めて遺憾である」と福田官房長官はおっしゃっていましたが、この言い回しはかなり的確だと思います。
 つまり、ヤシンを殺したことによる影響はかなりのもので、イスラエルの取った行動は安易であるという点に置いては、まったくもって正しいと思います。
 
 しかしだからといってパレスチナが正しいというワケでも全くありません
 どうも「強者=悪」論が横行しているような気がしてならないのですが、イスラエルの取った軽率な行動とはまた別で、ハマスというテロリズム集団は罰せられなければならない犯罪者集団という点を忘れてはならないと思います。
 
 テロルが世界的に注目されるようになってから、日本でもイスラム教というモノに対して関心が高くなりました。
 しかしその関心というのは、あたかも「イスラム教=テロリズム集団」という見方をされてしまうような結果になってしまっています。
 当然日本に在住しているイスラム教徒たちは、「過激な原理主義者は一部の異端でしかなく、大部分は穏やかな敬虔な信徒である」と弁明しています。
 だけど残念ながら、やえはその言葉を信じることが出来ません。
 
 さすがに日本に在住しているイスラム教徒の方々をテロリズム集団とは思っていません。
 しかしパレスチナの辺りの人々はどうでしょうか。
 あの辺りの人々は、テロリズム集団と自らも公言していたようなハマスという犯罪集団のリーダーが殺されたという事に対して、ものすごく強く反発しました。
 これはどういうことなのでしょうか。
 先にも言いましたようにこれはテロリズムを肯定している行為と言えてしまえるのではないでしょうか。
 
 日本でオウム真理教の大悪が発覚した時に、他の普通のヨガ教室までオウムと同一視されてしまって困っているというようなことを小耳に挟んだことがあります。
 確かに一緒にされたらかないませんよね。
 だから他のヨガ教室の方々は、麻原が捕まって「よかった」と思ったことでしょう。
 間違っても麻原が捕まって反発することはありません。
 
 もし「一部の過激派と一緒にしないで欲しい」と願うのであれば、オウムに対するヨガ教室の方々のような反応をするのは当然のことでしょう。
 まさか「自分たちは違う」と言っているのにその違う人のことを肯定するようなことはするハズがありません。
 しかしパレスチナとった行為というのは、あたかも麻原逮捕の報に対して反対するような行動であると言えるのではないでしょうか。
 こんなの自分は過激派の一部と自ら表明しているようなモノです。
 
 善良なイスラム教徒は「原理主義者は一部だけである」と言っていますが、残念ながらその一部の数があまりにも多すぎます。
 パレスチナだけでなく、他のイスラム教国の人々もヤシン殺害にはかなり強く反発してしまっています。
 この状況を見れば、「イスラム教=テロリズム」とイコールでつなげようとは思いませんが、しかし「イスラム教はテロリズムという行為を否定しないし、むしろ精神的にはテロリズムを内在している宗教」と言わざるを得ません。
 
 日本国内のイスラム教徒たちには申し訳ないのですが、やえにはこれを否定出来るような材料が見あたらないのです。
 
 
 ちょっと長くなってしまいましたので、もう一点語りたいことがあったのですが、これは明日に回すことにします。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、テロル撲滅を応援しています。
 
 

平成16年3月25日

 小泉メルマガレビュー

 
 今日は水曜だとばかり思っていて、「今日はイスラエルとパレスチナの泥沼化の原因について書こうと思っていたのですが、ちょっと誤解されたままなのは不本意ですので、昨日の更新について述べさせていただきます」なんて書いていたのですが、メールチェックしたら小泉メルマガがきていてそこではじめて今日が木曜日だと気付いた、バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 ので、今日はやはりこれを外すわけには行きません。
 
 小泉内閣メールマガジン 第134号 ========================== 2004/03/25
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● イラク復興支援
 小泉純一郎です。
 いよいよ今日から英語のメルマガが始まります。たくさんの方から登録をいただきました。どうもありがとうございます。
 
 やえは登録していませんっ
 英語わかりませんっ(笑)
 
 内政や外交、音楽や芸術、文化など、いろいろな話題についてお話していこうと思っています。ご意見やご感想をお寄せください。
 
 Σえ?
 もしかして日本語のメルマガと内容が違うんですか?
 ずがーん。
 誰か翻訳ぷりーず。
 
 昨日(3月24日)、官邸でウルーム議長をはじめイラク統治評議会や関係の方々15名とお会いしました。
 多様な民族や異なる宗派からなる方々でしたが、多様性の中で協力しあい、イラク人自らの手で新しいイラクを再建したいという意欲に燃えていました。
 「日本の戦後の再建の経験に学びたい。」、「日本の復興支援に感謝する。」あるいは、「人道復興支援のためにイラクに来た自衛隊を心から歓迎する。」という話を聞いて、心強く思いました。
 
 日本の戦後の再建の経験に学びたいのであれば、自衛隊の土地の借料を2億円だなんってボッたくるのはやめましょうね
 相手を騙してまで設けようとする行為は、いつか因果応報、自分に降りかかってきますよ。
 お互いに誠意を尽くして信頼関係を作ることこそが、日本ビジネスの原点なのですから。
 
 サマーワ出身の労働社会大臣からは地元の人たちが自衛隊をあたたかく迎えたいと考えていることを聞き、自衛隊の諸君も評価され、やりがいをもって復興支援活動に専念できるのではないかと思いました。
 「イラク再建の主役はイラク人であり、日本の役割はそのお手伝いであること。」、「宗教や習慣の違いは国同士の友好の妨げにはならないこと。」、「イラクも自らの伝統を守りつつ、国際協調を通じて大いに発展できるのではないか。」ということを私から伝えました。
 
 まぁ歓迎されないよりはいいですからね。
 日本の地道なアピールにより、日本とアメリカとはスタンスが違うんだということがだんだん浸透してきているのではないでしょうか。
 またそういう活動もテロルを防ぐ結果につながると思いますので、マスゴミもその活動を妨害しないようにしてもらいたいものです
 イラクも復興したあかつきには、親日国になってもらいたいですしね。
 
 一方、バグダッドやスペインのマドリッドなどでテロが起こっています。テログループは、一般市民を巻き添えにした卑劣な行為を繰り返しています。テロの脅しにのることなく、テロ防止のために世界各国が協力して対処していかなければなりません。
 
 テロリズム共なんてほっといたらどんどん要求がエスカレートしてきますからね。
 こんなことでテロルされていたらたまったもんじゃないです。
 
 国内では、テロに対する警戒を強め、鉄道の駅や車内を警備する警察官を増員したり、トンネルや橋への巡回を増やすなど必要な対策を講じています。
 
 永田町霞ヶ関辺りは警官だらけです。
 なかなか限界もありますけど、出来る限りの対策はしてもらいたいですね。
 
 治安当局がしっかりとした対応をすることはもちろんですが、国民の皆さんがテロを決して許さないという強い認識を共有することが、テロに対する一番の抑止力になると思います。
 
 前に詳しく述べましたが、テロルというものは政治目的を達成させるための手段でありますので、「どうやったって考えは変えないぞ」と強い意志を持っていればテロルはやるだけ無駄になりますので、テロリスト共に対してはそうアピールすることも大切ですね。
 ただ、破壊したいだけの輩もいるので、それだけで全て防げるというモノでもありませんが。
 
 先日の高知競馬で、105回のレースを連敗しているハルウララが武豊(たけ ゆたか)騎手の騎乗で初勝利を目指しましたが、残念ながら11頭中10着に終わりました。負けても負けてもあきらめずに走り続ける姿を応援する、これもいいことだと思います。
 
 ハルウララに乗って見事に負けた後の武さんのコメント、「いい馬ですよ。ちょっと足が遅いだけで」というのは名言だったと思いますよ。
 新しい褒め殺し文句として流行らないですかね。
 「いい党ですよ。ちょっと妄言が多いだけで」・・・民主党
 
 先月、「シービスケット」という映画を観ました。大恐慌時代に失敗のどん底から努力して頑張った馬と人の実話に基づくベストセラー小説の映画化です。皆さんにおすすめしたい感動的な映画です。
 
 どんな時でも自分のスタイルを貫く小泉さん。
 映画を見る時間も作ってしまいます。
 でもいつぞやX−JAPANを見に行った時のように、小泉さんの席の周りはSPで囲まれていたのでしょうか
 お客さんビックリですよね(笑)
 
 どの世界にあっても、負けてもくじけず、希望を捨てずにまた頑張ろうという気持ちが大切だと思います。
 
 ふぉーえばらーぶ〜♪
 
 
 [特別寄稿]
 ● 最高のチーム(駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー)
 日米交流150周年を祝う年に、小泉内閣メールマガジン英語版の創刊号に寄稿できることは大変光栄です。
 
 うわっ、大使キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 でも、メルマガ英語版も内容は同じみたいですね。
 
 今は、日米両国にとって歴史的な時代です。各世論調査で、日米両国民の関係が、かつてないほど良い状態にあることが示されています。同じものを食べ、同じ音楽を聴き、同じファッションで着飾ることが多くなりました。さらに重要な点は、私たちが同じ自由を享受して、同じ価値観を持っていることです。松井秀喜選手がニューヨーク・ヤンキースのユニフォームを着て、今月、日本でプレーする、ということに象徴されるように、私たちは同じチームにいるのです。
 
 うわー、これ反発する人多そうですね。
 なんてこわい文章なんでしょうか(笑)
 というワケで、やえはノーコメントとさせていただきます(笑)
 
 チームメートとして私たちは、共通の目的へ向かって協力しますが、特に試合の山にさしかかった時は一層力を合わせます。大統領と総理大臣、日米政府と両国民は皆、何が重要かについて一致しています。私たちは、平和と繁栄を望んでいます。テロと大量破壊兵器の脅威に対する安全保障が欲しいのです。病気や絶望と戦いたいのです。教育と啓蒙を促進したいのです。万人のために、人間としての権利と尊厳を望んでいます。すべての人のために、思想、言論、そして信教の自由が欲しいのです。私たちの子孫が可能性と希望のある未来を受け継ぐことができるよう、現在と将来のために世界を安全にしたいと願っています。
 
 (((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル
 
 しかし、それは容易ではありません。世界は依然として困難で複雑な状況
にあります。総理大臣は、テロとの戦いにおいて、素晴らしい政治的勇気を
示され、優れた精神的指導力を発揮されました。私たちは、疲弊した国家の
再建のため現在イラクで(中略)
 
 ご、ごめんなさい。
 コメントできないです。(((( ;゜Д゜))))
 
 国と国の友情とは、個人と個人の関係の総和であり、米国と日本の関係もまさにそのとおりだと私は思っています。両国の大勢の人々が互いの国で暮らし、仕事をしていますし、子供たちが互いの国に留学しています。私の孫息子もその1人でした。孫は1年間日本の大学に留学し、その間に、日本という国が大好きになりました。
 
 あ、ありがとうございます。
 でもコメントは控えさせていただきます。
 えーと、またメルマガへの寄稿をよろしくお願いしますね(社交辞令
 
 
 [編集後記]
 メルマガ英語版の創刊にあたり、ベーカー駐日米国大使にご寄稿いただきました。読者アンケートでは「外国の方からの寄稿を」という要望が多かったのですが、いかがだったでしょうか。ご意見、ご感想をお寄せください。

 
 ああ、希望が多かったのですね。
 「ご意見、ご感想を」ということですが、ごめんなさい、できません(笑)
 
 サマーワで活躍する佐藤隊長の寄稿には、皆さんからたくさんのご意見や励ましの言葉が寄せられました。これらはすべて現地隊員の皆さんにお送りしています。
 
 ああ、送られているんですね。
 よかったです。
 あのまま官邸で止まっていたらどうしようかと思ってましたよ(笑)
 
 来週4月1日号は、メルマガ創刊以来初めてのエイプリルフール号となります(次回は2010年です)。エイプリルフールの楽しいエピソードやなるほどというアイディアをお寄せください。編集後記でご紹介します。
 
 あ、エイプリルフールなんですね。
 すっかりさっぱりまったく忘れていました。
 またネット界隈ではいろいろとにぎやかになるんでしょうね。
 では来週のメルマガを期待しています。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成16年3月26日

 テロルを肯定するイスラム

 
 えーと。
 ひさしぶりにここまで賛否両論分かれた反応を頂きました。
 ありがとうございます。
 ネット思想アイドル冥利に尽きるというモノです。
 ので、今日はイスラエルとパレスチナの泥沼化の原因について書こうと思っていたのですが、ちょっと誤解されたままなのは不本意ですので、おとといの更新について述べさせていただきます。
 
 まず、ハマスはテロリズム集団です。
 これは動かしようのない事実です。
 確かにテロル専門集団(?)であるアルカイダとは性格は違うでしょう。
 それは正しいと思います。
 しかし、だからこそオウム真理教を例に取ったのです。
 オウム真理教は元々テロルをするために組織された団体ではありません。
 多分、国政選挙に惨敗してから、その目的のためにテロルという手段を用いはじめたのです。
 末端信者はサリン事件を計画していたなど知らなかった人も多いでしょう。
 しかしアルカイダは末端組織員もテロルのための戦闘員です。
 だから確かにハマスとアルカイダは違いますし、アルカイダとオウムも性格は違うモノです。
 
 しかし、ハマスもオウムもテロリズムという手段を用いた時点で、もう言い訳が出来ない犯罪を犯したのです。
 ハマスはアルカイダとは違いますが、犯罪集団であることには変わりがありません
 その思想が正しかろうと素晴らしかろうと崇高であろうと、テロルという集団を用いた時点でその団体は批判され断罪されなければならないのです
 
 次に、いろいろと触れるべき視点があるのですが、イスラエルとパレスチナの歴史的な対立の背景はそれなりに知っています。
 しかしそれには触れませんし、今回のお話の中では全く考慮していません。
 それは前回の更新で「所詮外国のことですし、元々は宗教対立からきている紛争ですし、その宗教も日本にはほとんど馴染みのないものですから、むしろそういうことを知らないままチャチャ入れるのは適切ではないと思っていますので、この紛争を中身まで意見しようとは思いません」と断らせていただいていますように、むしろやえが触れるべき事ではないと思っているからです。
 どうやったって外国人が外国の文化を100%理解することなど出来ないのですから、当事者でないのでしたら安易に口出しすべきではないと思っています。
 だから今回のお話でも、そのような要因は一切考えずに、テロリズムという犯罪についてその周りの反応を考えてみた、ということなのです。
 
 もう一点、言っておかなければならないことがあります。
 これはこの問題だけでなくやえの思想の全ての基本で、ことあるごとによく言っているのですが、やえの思想の視点は日本です
 全ての問題を日本人として見ます
 だから、仮にイスラム社会で正しいとされている行為でも、日本としては非常識な行為なら、やえはそれを「非常識だ」と言います
 やえは日本が最も正しいモノだと信じています。
 やえは日本人ですから日本人としての視点しか見ることが出来ませんし、日本人ですから日本人としての視点が最も正しいと思っているのです。
 
 これらを踏まえて。
 では、もう一回この前の更新を読んでもらいたいのですが、やえは「イスラム教=テロリズム集団」とは言ってはいません。
 

 この状況を見れば、「イスラム教=テロリズム」とイコールでつなげようとは思いませんが、しかし「イスラム教はテロリズムという行為を否定しないし、むしろ精神的にはテロリズムを内在している宗教」と言わざるを得ません。

 
 と書きましたように、イコールではつなげません。
 ではなぜ「精神的にテロルを内在している」と書いたのかと言えば、それは
 

 正直やえは、そんな犯罪者を慕い、その死に怒りをあらわにするあの辺の人々に対しては、何の同情も感じないだけでなく、むしろ呆れというか、いったい何を考えているのかなぁと思わずにいられません。
 犯罪者の死に対して何を怒っているのか分かりません。
 その行為は、その犯罪者の犯罪行為を肯定していることに他ならないのではないでしょうか。

 
 つまり、パレスチナの人々はハマスのテロルという犯罪行為を否定しないだけでなく、肯定するかのようにな振る舞いをしたからです。
 やえは「さすがに日本に在住しているイスラム教徒の方々をテロリズム集団とは思っていません」と書きました。
 それは、少なくとも日本に在住しておられるイスラム教徒の方々からはヤシンを肯定するような声は聞かれなかったからです。
 そして日本在住のイスラム教徒の方々は、「原理主義者のようなテロルをする輩は一部であり、我々とは違う」と主張されているからです。
 もしパレスチナの人々もそう主張するのであればやえも「イスラム教はテロルの精神を内在している」とは言いません。
 あれはイスラム教徒の中でも異端な人たちがやっている行為で、むしろ善良で敬虔な信者達は被害者なんだな、と思っていたでしょう。
 しかしそうではなく、パレスチナの人々はハマスの行為を否定しないだけでなく、むしろ肯定しているような行為をとっているので、イスラム教は「精神的にはテロリズムを内在している宗教」と言わざるを得なくなったのです。
 
 ココまで書いてから、あるサイトさんで先日のやえの更新に対して反応していただいているのをみつけましたのでご紹介致します。
 こちらですが、かなりやえの言いたいことを的確に言い表してくださっています。
 

 問題なのは「パレスチナ民衆に“日本人と同じ視点”があるのか」ということ。別の言い方をすれば「パレスチナ民衆は、戦争とテロを別々のものと“区別”しているのか」・「テロは犯罪であり、犯罪は罰せられるもの、と認識しているのか」ということ。実地調査をしたわけではないので僕個人の勝手なイメージだが、これは恐らく「否」だろう。彼らは多分、戦争とテロを「規模の違い」以上のものとして捉えていない。犯罪性よりも目的性を認識している。ヤシン氏殺害に対するパレスチナ人の怒り、つまりはヤシン氏に対する支持の多さはそれを証明しているように思う。イスラエルへの反発、というところもあると思うけれど。

 
 そして、どうしてパレスチナ民衆がテロルは犯罪と認識できていないのかと言えば社会概念の強度のせいと語っておられ、パレスチナやあの辺りの社会を民主主義的な国家にすることがテロルを減らす最も近道ではないかと語っておられます。
 おおかたやえはこの意見にも賛成です。
 そして、この方(プロフィールがなかったモノで名前が分からないのですが)は何を基準に「社会概念の強度」としているのか分からないのですが、やえはここに宗教、つまりイスラム教を見いだしたのです。
 
 そもそも宗教とは社会通念や常識、思想や哲学の規範を顕したモノです。
 日本教と言うべき日本の宗教は空気のようなモノなのでなかなか日本人には意識されることが少ないのですが、宗教とはほぼ文化とイコールで結ばれるモノで、特に厳しい戒律を定めているイスラム教というものは人間の生きるべき姿、つまり生きるための考え方を定めている文化の根底そのものであると言えるモノです。
 つまり、日本人でありイスラム教徒の人っていうのは、まず空気のような日本教の下地があって、その上にいわゆる「信教の自由」っていうふうに定められている宗教を選択しているだけですから、つまりテロルとは許されない手段であるという日本人としての常識がイスラム教より深い部分での下地としてあるので、日本人でありイスラム教徒の人は「あれは一部の原理主義者によるモノ」と断罪できているのです。
 さっきのサイトさんの言い方を引用するならば
 

 彼ら日本のイスラム教徒は少なからず「日本の視点」という洗礼を受けており、また「日本の視点」のなかで実生活を送っているのだから、ある意味では「ヌルくなった」彼らにとって、テロリストがすべからく原理主義者に見えるのは当たり前と言えば当たり前だろう。

 
 となります。
 つまり、日本という下地がないイスラム教徒達、それはアラブに住む多くのイスラム教徒ということになるのでしょうが、そんな人たちはの考え方の下地はイスラム教であり、そしてテロルを肯定してしまっているワケですから、結果的に「イスラム教はテロリズムの精神を内在している」と言わざるを得なくなってしまっていると言えるのです。
 
 だいぶ論が大きくなってきましたので、ちょっと原点に返りましょうか。
 
 単純にやえには、ヤシンが殺されたことに対して怒っている人たちの姿を見ると、疑問しか浮かんでこないのです。
 そしてハマスとかいうテロリズム集団に依存しているその精神が信じられないのです。
 やえは、未だにオウム真理教にすがっている人たちが信じられません。
 中には今でもサリン事件を信じていない現実逃避者もいるんでしょうけど、今ではそうでない人もかなりいるようです。
 それでもテロリズム集団オウム真理教にすがっている、つまりオウムのテロリズムという行為を肯定している人たちのその精神が信じられないのです。
 そしてそれと全く同じ気持ちでやえはパレスチナの人々やイスラム教国の人たちが信じられないのです。
 
 これも以前書いたことがあるのですが、やえはどうして今の日本人がこんなにあちらの人たちに同情的なのか、ちょっと理解できません。
 最近ではやっと減りましたが、ちょっと前までイラクと昔の日本とをリンクさせるような暴論があちこちで見られました。
 これにはやえは何度も何度も否定的な文章を書いてきたのですが、どうしてそんなにあちらの人たちに肩入れするのでしょうか。
 やえは向こうの歴史的な事情を深い部分までは知りませんので、そこまで同情できませんし、する気もありませんし、知ろうとも思いませんし、出来るとも思っていません
 やえは日本人ですから、むこうの深い事情を理解するには限界があると思っています。
 もちろこれは白人社会に対しても同様です。
 だからやえは日本人としての視点で見た時に、テロリズムなんていう最悪の犯罪を犯しているハズなのにそれを糾弾しない現地の人たちには疑問しか持てないのです。
 また今の日本人に対しても、オウムに対しては否定しているのに、ハマスにはあまり否定的じゃないのが理解できません。
 オウムを否定するのであれば、同じようにハマスも否定すべきなのではないでしょうか。
 その違いは規模以外ではどこにあるのでしょうか。
 そしてハマスを肯定するような行為を取っているイスラム教徒の人々に対して、どうして異を唱えるような言論が聞こえてこないのか、やえはとっても不思議なのです。
 
 イスラム教がテロリズムを完全に否定するモノであるならば、むしろイスラム教が率先してテロリズムを忌避しなければならないハズです。
 「あれらは異端でしかない」とアピールすることはもちろん、ハマスやアルカイダといった団体も完全に否定し、そんな団体が自国に存在しているのであれば積極的に撲滅に動かなければならないハズです。
 しかしパレスチナはどうでしたでしょうか。
 むしろ積極的にハマスと連携をとっていました
 また個人レベルでは、パレスチナのアラファト議長よりもハマスのヤシンの方が影響力が強かったと聞きます。
 まさに国家レベルでも個人レベルでもテロリズムを肯定してしまっています
 こんなことをやっている限り日本人のやえは「あの辺の人たちはそんなものか」と思い続けることでしょう。
 
 もし日本が自国のアイディンティティの危機に瀕するような事態に陥った時、日本はテロルという手段を講じるのでしょうか。
 やえは絶対にそうは思いません。
 日本は堂々と正面から戦いました
 アメリカは広島や長崎や東京で非戦闘員を殺害の目標にするというテロル以外何者でもない卑怯な行為をしましたが、日本は堂々と国に対して戦争を仕掛けました。
 そして残念ながら戦争に負けた後も、天皇の声の元、しっかりと現実を受け止めて、新しい日本の道を模索しました。
 それだけにやえはテロルという短絡的で卑怯な行為を肯定するあの辺の人に対しては疑問しか持てないのです。
 イスラム教がテロリズムそのものとは決して言いませんが、テロリズム組織に依存したり、テロリズムを否定しない、むしろ肯定しているイスラム教徒の人々を見ると、やはりイスラム教のどこかにテロリズムの精神を内在している部分があると言わざるを得ないのです。

平成16年3月27日

 正面からの戦争を

 
 イスラエルとパレスチナの問題には多くの人から、「あそこの土地は元々パレスチナの人々が住んでいた」というご意見を頂きました。
 そのことについてはやえも知っています。
 ただ、これはやはり宗教の問題ですので、日本人のやえとしましたらあまり触れないようにしているのです。
 だってイスラム教もユダヤ教もやえにはほとんどなじみのない宗教ですし、日本でもなじみがかなり薄い宗教ですから、どうやっても紛争にまで至った深い部分までの感情的な事は理解できないからです。
 例えば、確かに1948年にイスラエルが建国する前まではパレスチナの人たちがそこに住んでいたのでしょうけど、昔のことを言い始めたら、元々あの土地は「約束の地」としてユダヤの人たちが国を興して住んでいた土地なのです。
 もちろんこのお話は相当古い話、確か紀元前の事のお話ですが、しかし宗教という世界で考えるならば数千年という歳月が長いとは簡単に言えないと思います。
 また、宗教というモノを空気のように考えている日本人からは、ユダヤ人も他の場所、例えばヨーロッパやアメリカ辺りの別の土地に住めばいいのに、という意見も聞かれるのですが、しかしこれは「約束の地」という宗教的な絶対に変えられない決まり事がありますので、そう簡単に言えるモノではないのです。
 世界に散らばったユダヤ人達が、多くの差別を受けていたという歴史もありますしね。
 そんな数千年にわたるような複雑な事情が色々あって様々な思いが交錯していますので、やはりやえには理解しづらいモノですから、この辺までを言及しようとは思わないのです。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日は、どうしてイスラエルとパレスチナの紛争があそこまでドロドロのぐしゃぐしゃになっているのかを考えてみます。
 紛争のきっかけとか、精神的な感情的ないきさつがその要因の一つであることは分かっています。
 またそのことについては前に言いましたように、無関係のやえが言うべきではないと思いますので触れません。
 しかし、もう一つ精神的な問題ではない外的な要因があるのです。
 
 イスラエルとパレスチナという“両国”が、もう話し合いという手段なんかでは解決出来ないのは明らかなことです。
 だから普通の国同士の紛争であれば、この状態を打破するために、戦争で解決しようということに普通はなることが多いでしょう。
 そもそもこの両国には過去軍事的衝突は何度もありましたから、“普通なら”戦争が起こり、勝敗が決まり、負けた方は相当な譲歩を強いられる、という解決手段が用いられるハズです。
 
 しかし今の段階では全くそのような気配になりません。
 なぜそうならないのでしょうか。
 
 それは、パレスチナが軍隊というモノを作ろうとしないからです。
 作らないまでならまだしも、さらに普通の民間人を戦闘員として利用し、イスラエルを攻撃しているからです。
 そうです、ハマスとかその辺のテロリズム集団のことです。
 
 少し前、イスラエル軍はパレスチナのアラファト議長を半軟禁したことがあります。
 最高責任者がそういう状況に追い込まれたら、普通なら戦争は終結し、負けた方は譲歩しなければならないハズです。
 しかしパレスチナはそれを拒否しました。
 これではどうすれば戦争が終えることが出来るのか、どうしようもなくなってしまいます。
 軍隊はいないし、しかし変わりに民兵がいて、未だに攻撃を仕掛けてくる。
 こんな状態で戦闘を終わらせようとするならば、それは民兵を全滅させるぐらいしか方法が無くなってしまいます
 そしてそれは民族滅亡の道をたどることになるでしょう。
 
 軍隊を持たないということはこのように、国民を直に危険にさらすということに他ならないのです。
 パレスチナに軍隊があれば、ここまで国民を巻き込んだような形での紛争にはならなかったのではないでしょうか。
 パレスチナは国民を巻き込んでこの問題を有利にしようとしているのですから、逆に言えばイスラエルは国民を攻撃してもいいということになります。
 いえ、民衆そのものが兵士(便衣兵)として攻撃してくるのですから、それを攻撃するしか自分の身を守る手段はないのです。
 
 「全国民が死ぬまで戦う」と言うのは、一聞すると格好良く勇ましく聞こえますし、正しいようにも思えます。
 しかしこんなことをやっていたら、最後に残っているのは人類の滅亡です。
 今のイスラエルとパレスチナの関係は、この人類(民族)の滅亡をギリギリのところで避けようとしているために、ダラダラと武力紛争だけが長引いて、無駄に血が流されているのです。
 
 大東亜戦争時の日本には「一億総玉砕」という言葉がありました。
 文字通り、全国民が最後の一兵になるまで戦う、という意味です。
 しかしそれはあくまで気概の問題であって、実際にはもう限界というところまで戦った後は連合軍に日本は降伏をしました。
 そして天皇陛下が国民に向かって「素直に降伏するように、新しい日本を目指して復興しよう」と呼びかけ、戦争は終わりました。
 日本民族の誇りをかけて開戦し、誇りを守れるまで戦い抜きました。
 だからこそ今の日本があるのです。
 負けたことは誠に残念なことではありますが、しかし戦争とはこうあるべきなのです。
 
 先日も言いましたように、やえは日本人の視点から問題を見ます。
 この点に関しても、日本人のやえの視点から見たら、あまりにパレスチナの戦い方は思慮を欠いた浅はかな戦い方だと言わざるを得ません。
 今の国際世論だと、相手が便衣兵だろうが何だろうが民衆に見える人間を攻撃するだけで大批判を受けてしまうので、結果的にパレスチナは命拾いをしているのですが、もしかしたらそれを狙っているのでしたらさらに酷いとしか言いようがないのですが、だからやえからすればこんな戦い方をしているパレスチナには同情なんてもってのほか、本来なら批判され断罪されなければならない行為だと思っています。
 
 こんな記事があります。
 

 14歳が自爆テロ未遂、報酬2400円 パレスチナ
 
 ヨルダン川西岸パレスチナ自治区のナブルス近郊にあるイスラエル軍検問所で24日午後、ナブルスに住む14歳の少年が体に巻いたベルト爆弾で自爆しようとして捕まった。イスラエル治安当局の調べに、「100シェケル(約2400円)で請け負った。(殉教すれば)天国で72人の処女が待っていると言われた」などと話しているという。イスラム教の聖典コーランは、天国での具体的な快楽を記している。

 
 同じ十四歳というところでちょっと思う部分もあるのですが、こうやってパレスチナは自ら民衆を戦いに巻き込んでいます
 この件はまだ爆発するまえに取り押さえられましたからよかったようなものの、もしギリギリまでこの少年が突撃してきてしまっていたら、攻撃されるイスラエル軍としたら迎撃するしか自分の身を守るすべがありません。
 しかし相手は十四歳の少年です。
 端から見たらこの両者はどう映るでしょうか・・・。
 こんな卑怯な行為が許されていいハズがありません
 
 日本人のやえからの視点です。
 どうしてパレスチナは正規の軍隊を組織して、正々堂々と正面から戦おうとしないのでしょうか。
 そうしないパレスチナは卑怯です。
 民族の誇りを守りたいのであれば、テロルという卑怯な行為を用いず、便衣兵という卑怯な行為を用いず、正々堂々と戦うべきなのではないでしょうか。
 
 以上のことだけが、今の泥沼化の原因の全てとは決して言いません。
 だけど、泥沼化している理由にはこういう一端もあるということは正しく認識しておく必要があるのではないでしょうか。
 世界の世論が感情的にならず冷静に見ておけば、もしかしたらここまで泥沼化しなかった可能性も少なからずあったかもしれません。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、正々堂々とした戦争は応援しています。

平成16年3月28日

 これだけを語っています

 
 やえとしましたら曙さんにがんばってもらいたいのです。
 でも立ち技しかないK−1では、せっかくのあの体重は生かされないんじゃないかと思います。
 寝技や投げ技がある格闘技でしたら、上から乗っかかって押し倒すような格好になるだけで相手に大ダメージを与えられると思うのですが、どうでしょうか?
 曙さんは力士の最高峰の地位を勤めた人なのですから、力士としての戦い方をするべきなんじゃないかなぁと思いました。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 先日から始まった一連のイスラム教とテロルの更新には、本当に多くの方、また多方面から反応を頂きました。
 ありがとうございます。
 しかしそんな反応の中でちょっと気になる反応がありましたので、今日はそれについて語りたいと思います。
 それは、このようにおっしゃる方が結構多いんですね。
 
 キリスト教の方が危険な精神をはらんでいる。
 アメリカの方がよっぽど酷いことをしている。
 
 はい。
 おっしゃることは分かりますし、あながち間違いな事ではないと思います。
 しかし、敢えて言わせてもらえれば、一体それがどうしたというのでしょうか
 だってこの一連の更新は、アメリカもキリスト教も全く関係ない話です。
 読み返して頂ければ分かると思いますが、アメリカについてもキリスト教についても全く触れていませんし、そんな単語すら出でいないです。
 今回やえが触れたことはイスラム教だけを見た時のやえの考えであり、このお話にはアメリカもキリスト教も何ら関係ない事です。
 例え本当に「キリスト教は精神的にはテロリズムを内在している宗教」だとしても、その事とこの一連の更新とは全く関係ない話です。
 キリスト教と関連づけなければならない理由はやえにはさっぱり分かりません。
 
 「イスラム教“だけ”テロリズムを結びつけて悪者にしようとしている」なんていう感じのことを書いておられる方もいらっしゃいました。
 うーん、いつやえはイスラム教“だけ”なんて書いたのでしょうか。
 全く覚えがありません。
 確かに今回触れたお話はイスラム教だけですが、しかしテロリズムの精神を内在しているのはイスラム教だけと書いた覚えはありません。
 
 コレを書いていたら一行ボードの方でも似たような事を書かれておられる方がいらっしゃいました。
 「公平にハガナーとかシオニストによるテロも非難するべきでは?」
 
 では、この「公平」とは何を指すのでしょうか。
 多分「イスラム教だけ」と言ってしまった方も、今回のやえがイスラム教だけを触れていたので「不公平」だと感じたのでしょう。
 でもそれだと、その「公平性」を満たすためには、世界中のありとあらゆる事象に触れなければならないことになってしまいます
 いくらなんでもやえの視野はそこまでは広げられません。
 またそれが「公平」かと言えば、それも違うと思います。
 
 果たして全ての事象に触れることが公平と言える事なのでしょうか。
 イスラム教のことに触れたら同じぐらいキリスト教に触れることが公平なのでしょうか。
 その線引きはどのように決めるのでしょうか。
 本当にイスラム教とキリスト教とでバランスが取れるとはやえは思えません。
 「イスラム教だけでなくキリスト教も」と主張するということは、つまりイスラム教とキリスト教は天秤の両端でバランスをとっていると考えておられるのでしょうけど、でも、この両者が対立するようなモノではないとやえは思います。
 また、このようにハッキリ書いてしまうと、そう思う人もかなり少なくなるのではないでしょうか。
 
 となれば、やはり世界中の全ての宗教について考えなければいけないことになってしまいます。
 しかしそこまでやえの視野は広くはありません。
 そもそもそんなことはどんな人でも不可能な事だと思います。
 
 だいたいにしてやえがやっていることというのはジャーナリズムではないですから、絶対的な公平を達成しなければならないということもないと思います。
 やえはやえが気になった事象に対して語っていくだけです。
 つまり、やえはイスラム教を考える時は徹底的にイスラム教のことだけを語りますし、またそれがバランスを取るということだと思っています。
 イスラム教を考える時に、「キリスト教はこうなのにイスラム教はこうだ」と語ってしまうのは、それはキリスト教についてもイスラム教と同じ分量だけ語る必要があるでしょう。
 しかしそうではなくて、やえは世界にある色々な宗教があって世界にある色々な事象があってその中からイスラム教というモノを今回は選択して語っただけであって、だからといって別の事象を切り捨てたワケでも全く考慮しなかったワケでも、まして別の事象を否定したワケでも決してありません
 別の事象については機会があれば別の機会に語るでしょうし、色んな人がそれぞれの立場で考えればいいと思います。
 むしろやえはイスラム教のことを語る時には、他のことをまでを含んで語らないようにすることこそが、バランスを取っていることだと思っています。
 
 繰り返しになりますが、やえは一言も「テロリズムの精神が内在している宗教はイスラム教“だけ”だ」とは言っていません。
 「イスラム教にはテロリズムの精神が内在している」と言っているだけで、そこにキリスト教も仏教もなんら関係ない話です。
 もしかしたらキリスト教も内在しているかもしれませんし、仏教にも内在しているのかもしれませんが、しかし今回のやえの更新はイスラム教の事を言っているだけで、それ以上も以下もないのです。
 
 ちょっとキツ目になると思うのですが、敢えて語らせてもらいます。
 今回の更新ではテロルのことに触れましたので、「他のテロルも語れ」とおっしゃるのはある程度分かります。
 それが公平かどうかはおいておくにしても、そうおっしゃる理由は理解できます。
 しかし今回の更新を読まれて、いきなりキリスト教やアメリカのことを言及し始めるのはなんとも言いがたいモノがあります。
 今回の更新ではアメリカのアの字も出ていないのに、どうしてそんなことになってしまっているのでしょうか。
 
 なぜか「アメリカの方が悪い」と言ってしまっている人というのは、いわゆる「反米派」と呼ばれる人ばかりでした。
 これは、あまりにもアメリカ憎しが頭にこびりついてしまっているので、イスラムとかテロルという単語が出るとアメリカが条件反射のように出てしまうのでしょう。
 しかし今回の更新をよく読んでいただけば一目瞭然ですが、イスラム教の精神の内面について語ったのが今回のお話で、確かに今イスラムがテロルを行っているきっかけはアメリカなのかもしれませんが、これがアメリカでなくても今回の論には全く影響がないお話ですから、アメリカもキリスト教も全然関係ないことです。
 またそれは、オウムの例を取って「誤解を恐れず敢えて申し上げますと、ヤシンなんて人は麻原彰晃の影響力が強まったぐらいの人でしか無いハズです」と言ったことからも分かると思います。
 オウムがテロルに走ったきっかけはアメリカではないですからね。
 しかしそれでも「反米派」はアメリカという言葉にこだわってしまっています。
 なんかまた誤解されてもイヤなので断っておきますが、反米派の全ての人がとは言いませんけど、しかし反米派と呼ばれる人の中には「アメリカ憎し」によって逆にアメリカという呪縛にとりつかれている人が多いような気がしてなりません。
 イスラム教の問題は、あくまでイスラム教の問題でしかないハズなのです。
 
 一応繰り返しておきますが、今回やえがイスラム教のことだけ語ったからと言って、他のテロルを容認しているワケでも、イスラム教だけを悪と言っているワケでも、まして他の宗教が正しいと言っているワケでもありません。
 あくまでやえが言ったことは「イスラム教にはテロリズムの精神が内在している」ということだけです。
 これ以上もこれ以下もなく、だからこのことについて反論されれば答えようもあるのですが、しかし他のこと、例えば「アメリカの方がもっと悪い」と言われても、そもそもやえは他のことと比べて語っていないので答えようがないのです。
 
 ある事象を語る場合において、その範囲をあまり広げすぎると、それこそ本末転倒な論になりがちです。
 比べるという語り方は確かに分かりやすいというメリットはありますが、逆に一方の方だけが目立って、もう一方ことがわかりにくいというデメリットもあります。
 今回のやえの更新はまさにそうで、だから24日の更新では、「ヤシンを殺したことによる影響はかなりのもので、イスラエルの取った行動は安易であるという点に置いては、まったくもって正しいと思います。しかしだからといってパレスチナが正しいというワケでも全くありません。」と語っているのです。
 イスラム教のテロルの精神は、他の悪と相対化して比べるとなかなか見えづらくなってしまっていますので、今回の更新ではこの点だけをクローズアップすることによって、問題点を分かりやすくしているのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、曙さんを応援しています。


平成16年3月29日

 誇りに恥じない戦い

 
 web拍手で送って頂いたメッセージです。
 
 ・アメリカへの呪縛ですか・・・確かにあるかもしれませんね。
 
 掲示板の方で「テロ=犯罪ということがこびり付いて離れないようなので・・・」という書き込みがありましたが、一連の更新はアメリカは全く関係ないのにアメリカという単語を出さずにはいられない人のことを指して「アメリカへの呪縛」という言葉を使ったワケであって、つまり「ちょっとテロ=犯罪ということがこびり付いて」という例えは適切ではないですね。
 アメリカ批判は別にいいと思います。
 やえもアメリカは嫌いです
 でも、なんでもかんでもアメリカ批判の材料にするっていうのは、どっかの妄言王が党首をしている政党と同じ事になりますので、その辺の切り替えはしっかりとしてほしいと思っています。
 反米というのは悪くはありませんが、なんでもかんでも反米には疑問です。
 
 ・このサイトのおかげで歴史や宗教を知ることが楽しくなってきました。でも、調べる時間が、時間がー(泣
 
 うう、なんてうれしいお言葉。
 歴史はともかく、宗教の話題は忌避する人も多いのですが、しかし宗教というモノは人間というモノに直結しているモノで、またその土地の風土とも直結している、むしろ表裏一体だと言えるモノですので、やはり面白いと思います。
 やえもまだまだ勉強不足ですが、これからももっと知っていければなぁと思っています。
 
 ・曙>寝技はなくとも、”足を滑らせてしまった””つまづいて倒れこんだ”なら合法のハズだ!(マテ
 
 昨日の反則は演技力が足りなかったのですね(笑)
 力士の最大の武器は肉体そのものですから、ぶちかましは当然のこと、その武器を最大限引き出せるような戦い方をしてもらいたいですね。
 パンチや蹴りを鍛えたところで、それが専門の空手やキックボクシングに敵うわけがないんですから、力士が最も力を発揮するような力士の戦い方をしてもらいたと思ってます。
 
 ・今回の更新、特に納得しましたよ。
 
 ありがとうございマース。
 なかなか自分の思っていることを100%文章で表現することは難しいのですが、少しでも多くやえの思っていることが伝わればと、日々精進しています。
 これからもよろしくお願いします。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 いきなりですが、テロルは犯罪です。
 これは揺るがしようのない事実です。
 ちょっと前に「テロルの定義」というタイトルで定義付けしていますので、もう一度読んでみて頂きたいのですが、とりあえずおさらいしておきましょう。
 
 テロルとは
 ・暴力等を行使して恐怖感を与えること(破壊そのものが目的ではない)
 ・テロルは政治的目的を達成するための手段である(快楽無差別殺人とは違う)
 ・暴力の矛先は政治目的の当事者ではない(当事者でないからこそ恐怖を与えられる)
 
 この3つをやえはテロルの定義としています。
 
 特にやえが重要視しているのは3つ目の「暴力の矛先は政治目的の当事者ではない」というところです。
 これこそがテロルの最も忌むべき点なのです。
 「テロルの定義」で、「テロルがテロルたる由縁は、直接的に達成しようとすれば困難な目的を、要求している目的の当事者でない弱者に矛を向けることによって、安易に達成しようとする卑怯で卑劣な精神そのものなのです」と述べていますように、ここにテロルを許してはならない理由が凝縮されているのです。
 
 しかし最近の論調には、「民族の誇りをかけた戦いではテロルも許される」なんていう意見がよく聞かれるようになりました。
 保守系、特に反米保守と呼ばれる人たちからよく聞かれる意見です。
 しかし本当にそうでしょうか。
 やえは疑問しか感じません。
 
 当事者以外を標的にすることがテロルの定義だと言いましたが、つまりいくら自国民の誇りを守る戦いであったとしても、非戦闘員を殺すような卑劣な行為をして、それで果たしてその自国民の誇りは本当に守られるのでしょうか?
 日本には武士道という素晴らしい精神がありますが、非戦闘員を命の盾にして自分の要求を満たさせるような行為は、決して武士道とは言えないハズです。
 つまりもし日本の誇りである武士道を破ってまで自国を守ったとしても、その守った後の日本には誇りというモノが残っているのでしょうか
 武士道を破ってまで守った日本に武士道はあるのでしょうか
 
 もう一つ視点があります。
 非戦闘員から戦闘員への攻撃の場合です。
 これはやえの定義からすればテロルではないです。
 敢えて名付けるならゲリラとでも言えばいいのでしょうか。
 しかし問題が一つだけあります。
 戦闘員かどうかを見分けるのが困難である、ということです。
 その(仮称)ゲリラ員は攻撃する直前まで一般市民に扮していますから、相手にしてみれば攻撃されるまで攻撃は出来ないワケで、こんな卑怯なことはありません。
 もしそんなゲリラから身を守ろうとするのなら、ゲリラ員と思わしき者、つまり一般市民を攻撃するしか防衛の手だてがなくなってしまいます
 だから仮に、一般人をも戦闘員(ゲリラ員)として相手も攻撃していいと言うのであれば、そのゲリラ戦法を認めてもいいとは思います。
 ただしこれは、一般人を隠れ蓑にすることがゲリラの戦法ですから、その隠れ蓑の意味が無くなるという点においてすでにゲリラ戦法は破綻していると言えるんですけどね。
 そう見た時に、今のパレスチナが果たしてそこまでの覚悟を持っているのかどうかと考えたら、まずそんな覚悟は持っていないと思われます。
 イスラエルが民衆をターゲットに攻撃してきたら、まず間違いなくパレスチナは大非難をはじめることでしょうからね。
 
 また、世界世論もここまで深く考えようとはしません。
 仮にイスラエルが「パレスチナがゲリラ作戦をしてきたので、身を守るために非戦闘員を攻撃した」と言ったとしても、世界世論は決して支持をしないでしょう。
 そうである限り、非戦闘員を装った戦闘員の攻撃はするべきではないのです。
 
 「今のパレスチナにはテロルしか手段がない」という意見があります。
 つまり「テロルという手段を放棄させると言うことは死ねと言うことではないのか」という意見なんだと思います。
 では答えましょう。
 
 そうです。テロルをしなければ生きられないというのでしたら死んでください
 
 さっきも言いましたように、武士道を捨ててまで守った日本を、果たしてそれを日本と呼べるのかどうか、やえは疑問です。
 だからこそ、そうならないために最悪の事態にならないために、軍備を整えたり外交をしたりするのです。
 大東亜戦争に突入する前の日本は、決して闇雲に戦争に突入したワケではありません。
 戦前の日本も最後の最後まで国際協調の道を模索していました。
 また残念ながら戦争に負けた後も、日本はテロルを繰り返すというような安易な自己主張をするのではなく、後の復権を志して一時の恥辱を敢えて受け入れ、結果的に見事な復興を成し遂げようという道を選びました
 今ブームの幕末という時代も、これと同じようなことだと言えます。
 明らかに力の差のある欧米に対して一時の感情に身を任して闇雲に食ってかかって植民地にされたアフリカやアジアの国々とは違い、日本は一時の恥辱を受け入れてでも未来の復権を目指して耐える道を選んだのです。
 そしてその選択は間違いではありませんでした。
 たった十数年で日本は、世界で唯一白人の欧米列強に対等に渡り合ったという快挙を成し遂げたのです。
 
 もしかしたら一つ一つの細かい事象としては、武士道に劣る振る舞いをした日本人がいるかもしれません。
 それは人間ですから仕方ないと言えるのかもしれません。
 しかしそのような輩は、人が、または時代が裁きました。
 つまり結果的には大局としては日本は決して武士道に反するような行為を取らなかったのです。
 そして今があるのです。
 だからこそ、武士道に反するような行為を肯定してはならないのです。
 
 日本人は武士道を捨てません。
 例え一時は恥辱にまみれようとも、誇り高い精神だけは持ち続けるのです
 
 やえの思想は日本が基本です。
 だから日本人のやえとしましては、パレスチナがそう出来ないのであれば、残念ですが死んでくださいとしか言いようがありません。
 「パレスチナにはテロルしか手段がない」と言うのは甘えでしかありません
 
 「民族の誇りのため」という理由でなんでもありの暴力を認めていたら、それは無秩序世界の始まりですし、それこそ「力が絶対の世界」になるでしょう。
 誇りのために戦うのでしたら、その誇りに恥じない戦い方があると思います
 
 日本がそうしたように。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、武士道を応援しています。
 
 
 

平成16年3月30日

 個人情報保護

 
 なんかやえが今日は色々と忙しかったらしくて疲れたらしくて、倒れるように死んでしまったので・・・ちがう、死ぬように倒れてしまったので、オレが代わりである。
 皆の衆よろこぶように。
 決して倒れ込んで自爆死する曙を想像してはいけない。
 
 今日もワレの人生クリテカル!☆
 ネット思想家の天堕 輪じゃ。
 パクリはいけないと思います。
 
 
 
 
 ごほん。
 あれだ、少し前にYahooBBの顧客情報が流出したとかで大問題になったじゃないか。
 一人の死人も怪我人も出ていないのにあれだけ騒げるのもスゴイと思うんだが、オレはヤフーじゃなかったから関係ない話だったのだ。
 そもそも最近の日本人ってのは自意識が強すぎるんだよ。
 さっきも言ったが、個人情報が流れたところで死ぬわけでもないし、犯罪に巻き込まれるわけでもない。
 せいぜいダイレクトメールが増えるぐらいだが、それこそ今更な話でしかないし、オレにしてみれば携帯に入ってくる広告メールの方を何とかしてもらいたいんだがな。
 
 そもそも、たまに「個人情報が○○円で取引されている」とか言って必死に煽っているようのがあるが、ああいうのは一部のもともと個人的価値の高い人の情報だけの話であって、ほとんどの割合を占める一般人の情報なんて数が集まってやっと価値が出る程度なわけで、一人一人で見ればそんな価値なんか皆無に等しいんだよな。
 悪意を持って個人情報が晒されるのは別だが、そうでない場合においてその個人情報が流出したぐらいでは普通は屁でもなんでもないはずなのだ。
 
 ま、その反面、バカの週刊文春みたいに個人情報を悪意を持って恣意的に公の場に晒して喜んでいる輩もいたり、それを読んで喜んでいる輩もいたりと、自分だけが良ければそれでいいっていう自己中な人間も多いってのが現実なわけである。
 そもそもさっきも言ったように、一部の特殊な人の個人情報こそが貴重なわけであるが、そんな人に対しては平気で個人情報をさらけ出しても悪びれないという、奇妙な二重構造というか、最近の個人情報保護の動きはまことに矛盾だらけであると言えるのではないだろうか。
 
 そんな風にオレは最近まで思っていたのだが、ふとある事がきっかけでこの考え方を改めようかと思い始めているのだ。
 そのきっかけとは何か!?
 次回「湯けむり温泉殺人事件〜天堕 輪の危険な情事!!次々に男達がケツを押さえて逃げていく現場をキミは見た!!次はお前の番だ!!この北朝鮮より危険な現場からキミは果たして逃げられるのか!?」をお送り致します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 秋葉原に行ったんだよ。
 ヲタクの聖地秋葉原
 オレはヲタクではないんだが秋葉原に行ったんだよ。
 リカヴィネ買ってもいいじゃないかっ
 オレはヲタクではないんだが秋葉原に行ったんだよ。
 そこでだな、オレはいつものように買い物をするわけだ。
 ところで最近のお店って秋葉原に限らず多くの店にポイントカードってのがあるじゃないか。
 誰でも経験があると思うが、気づいたらサイフの中がポイントカードでぎっしりになっていたっていうね。
 これが札束だったらいいのになぁと思い哀愁の中で涙を流すわけだ。
 でだな、ポイントカードも大きく分けて二つあって、一つはただの紙切れにスタンプやらシールやらを貼ってるタイプ。
 もう一つが、カードを機械に通してポイントを管理するタイプ。
 最近は後者のが増えてきたよな。
 ポイントといえばビックカメラとかさくらやとかを思い浮かべるが、あれこそ機械を通すポイントカードの代表例だな。
 正直客としてはどっちのタイプでもいいんだが、お店側としては機会タイプの方がメリットが多いようだ。
 だいたいポイントカードに入会する時は性別や年齢なんかも記入させられるから、どんな客がどんな品物を買うのかというリサーチが簡単に出来るからだ。
 客のポイント情報を入力する際に、何を買ったかという情報を店側のコンピューターに入力することが出来るからな。
 最近のはバーコードにピッと通せばわざわざ入力する必要もないわけだし。
 こういう情報というのはお店の規模が大きければ大きいほど貴重なモノになるから、多少ポイントによって売り上げ高が少なくなったとしても、情報を入手するための料金だと思えば安いモノなのであろう。
 ビックカメラとかなら安さをアピールできるわけだし。
 だから買い物をする時にポイントカード使うと、何を買ったのかという情報がお店側には記録されてるのだ。
 さらに、さっきも言ったが、ポイントカードに入会する時には性別や年齢はもちろん名前や住所を書くことがほとんどだから、ポイントカードを使って買い物をすれば、どこのだれが何月何日に何を買ったか、ということが完全に知られてしまうのである。
 
 と、精算待ちの長い行列の間にこんな事を考えていたんだが、おっとここはヲタクの聖地秋葉原。
 いくらオレはヲタクではないといえ、秋葉原でわざわざする買い物といえば、まぁなんだ、ちょっと人には言えないようなモノが多いわけである。
 特に上記のようなことを考えていた時に手に持っていた商品といえば
 
 ・姉ちゃんとしようよ
 ・おまえのなつやすみ
 ・コミックLO
 ・マジキュー
 ・第一〇七生徒会記録
 ・人には言えないDVD(はーと
 
 
 
 
 
 
 ・・・・・・・・
 ああああああああああああああ
 こわい、こわすぎるぞ。
 もしこんな情報が世に流れてしまったら、オレは生きていけないっ
 YahooBBじゃなくて、ジャパネットタカタじゃなくて、秋葉原某大型店の情報が流出していたら今頃オレはどうなっていたんだああああぁぁぁぁああああ。
 
 これは危険である。
 やはり個人情報は厳重に保護しなければならん。
 もし流出でもしようものなら死刑もんだ。
 そうだ。
 今すぐデモに行こう。
 永田町に行って住基ネットの即刻中止を訴えよう。
 そして住基ネットに不参加表明した長野に早く引っ越ししなければ。
 
 というワケで諸君、「姉しよ」とか「おまえのなつやすみ」とか「コミックLO」とか「マジキュー」とか「第一〇七生徒会記録」なんてモノを買っていることが世にバレてしまったら、「天堕 輪ってあんなもの買ってるのー?」とか言われてしまったら、オレは恥ずかしくて生きていけないので今すぐに永田町に行ってくることにする。
 恥ずかしすぎるよ
 だから諸君らも、せいぜい気を付けてくれたまえ。
 でゅわっ
 

平成16年3月31日

 ひとやすみ

 
 昨日はお見苦しい更新を大変申し訳ございませんでした。
 天堕さんも昔はちゃんとした文章を書いていたハズなんですが、最近たまに表に出てきて文章を書いたと思ったら、必ず「リカヴィネ」の文字があるんですよね。
 そろそろヤヴァイのかもしれません。
 
 今日もこんな事を言ってました。
 
 
 
 四谷三丁目ってあるだろ
 
 はぁ?丸ノ内線の四谷三丁目ですか?
 
 そうそう。四谷三丁目。これをだな、略して四谷三として、ひらがなで書くわけだ。
 「よつやさん」
 
 はぁ?
 
 よつやさんだよ。よつやさん。萌えるだろ
 
 はぁ?
 
 よつやさん。明治時代の煙草屋の看板娘。21歳。三つ編み。よつやさん。さん付け。
 
 はぁ?
 
 普段その煙草屋はおばあちゃんが店番してるけど、大学が早い時間に終わったりして時間が空いている時にたまに煙草屋の手伝いをする。看板娘。よつやさん。
 
 はぁ?
 
 この時代で女で大学まで行くのは珍しい。いわゆる才女。よつやさん。三つ編み
 
 はぁ?
 
 今時の目が大きくて鼻が高くて、という感じではなく、いわゆる大和撫子。座っているだけで絵になる美人。よつやさん。笑顔がまぶしい
 
 はぁ?
 
 もう幼さは感じない、もう少しで完成される和風の女性。よつやさん。
 
 はぁ?
 
 年下の男の子に大人気。でも煙草屋だから未成年は買いに行けない。遠くから眺めるしかできない高嶺の花。よつやさん。
 
 はぁ?
 
 でも、ある日を境によつやさんを遠くから眺めることすら出来なくなってしまったんだ。いつも煙草屋に座っているワケじゃないからすぐには気づかなかったんだけど、あれ、今日もいないな、今日もいないな、と思ってるウチにもうオレ達の前から姿を消してしまったんだ。後から聞いたんだけど、22歳の誕生日の日に幼なじみの許嫁と結婚して引っ越したとのことだった。オレはその煙草屋を遠くから眺めながら、流れ落ちる涙をしばらく止めることが出来なかったんだ・・・・・・・。
 
 ・・・・・天堕さん、おいくつですか?
 
 ああ、よつやさん(ToT)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ・・・・ええと、まったくさっぱり全然意味が分からないのですが、ごめんなさい、今日もまだ体調が万全ではないので、こんな更新でごめんなさい
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、よつやさんを応援しています?
 

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