☆やえニュース☆

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平成15年7月1日

 悪平等と石破さんと

 今日はまず、天堕さんから一言ふたことミコトです。
 
 右にちびやえがいると気になるなー(笑)
 ごほん。
 まず一言。
 
 「オレはたばこはやめん」
 
 次(笑)
 今日はなんだ、過去ログ大会か?
 拍手の14時台の人、いや、あの、見てはいけないものを見てしまったようだの。
 消してないオレもどうかと思うんだが(笑)
 15時台の人、昔は苦労しとったんだよ。
 なんせやえを起用する前はオレ一人でサイトを3年やっとったけど、その総計のアクセスがなんと2万だからなー。
 3年で2万だ、3年で。
 よくやったなと。
 うう、今が夢みたいだ。
 
 次。
 えーと、最近オレの影が薄いような気がするんだが、どう思う?
 
 
 だってここはやえが主役じゃないですか。
 まぁあまり細かいことを気にしてたらハゲますよ。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 今こんなにアクセスがあるのも、ひとえにみなさまのおかげです。
 ありがとうございますー。
 
 
 さて、では先日の更新でも予告しましたように、今日は各板のレスをしたいと思います。
 
 まず、議論板です。
 雨沙羅さん、あそこもいつもちゃんと見てますよー。
 一応議論板が更新されるとやえにはすぐに分かるようにしてありますので。
 ただ、書き込む際に注意書きがありますように、やえがあそこにレスする事はほとんどないと思います。
 それは、議論といった文章を書く場合、やえは更新と同じぐらいの労力を使わなければ書けないからです。
 だから全部に全部レスをつけていたら更新なんて出来なくなってしまいます。
 正直今のやえでは一日一回の更新の文章を書くだけで手一杯です。
 だから申し訳ないのですが議論板へのレスはしないというスタンスをとらさせていただいております。
 
 ただし、全く無視しているワケでもありません。
 書き込まれている内容が、ゴゴゴゴゴ、新たなスタンド使いか!?、という内容でしたら、それはここの更新にて取り上げさせていただこうと思っています。
 その方がしっかりとやえも考えることが出来ますし、読んで頂ける人数もグッと多いでしょうしね。
 というワケで、全てにレスしろっていうのは申し訳ないですがご容赦をお願いしたいと思います。
 やえも学業というお仕事もありますし。
 
 だから雨沙羅さんの書き込みも、他の方の書き込みも全部読んでいます。
 で、今回は学校のことについて少しお話させていただこうと思っていた事もありますので、ネタにさせていただきます。
 
 で、
 
 >クラスを分けることにより生徒に不要な優劣をつけることが本来の学校の役目でしょうか。

 とのことですが、それが不要かどうかは議論が残るところだと思います。
 結局日本は、というか人間社会というものは、どうしても優劣や上下関係が出来るようになっています
 共産主義社会だって建前だけは平等ですが、現実はそうではありませんし。
 社会に出ればだれしも不平等な世界の中で生きていくことになります。
 しかし今の学校って、変な悪平等がはびこってしまっているためにそんな社会的不平等というものを学校で学べないので、いざ社会に出ててもそれに全く適応できなくなくて、結局すぐに壁にぶつかったりすぐに挫折したりしてしまって我慢できない若者が増えているっていうが現状なのではないでしょうか。
 偏ったプライドのために就職活動すらしようとしない大学生も増えていると聞いています。
 だから社会に適応できない人間を作らないためにも、結果不平等を学ばせることは必要なのではないでしょうか。
 不平等が存在している社会の方が自然な人間社会のハズなのです。
 
 そもそも学業だって元々は確実にランク分けされているワケです。
 それを隠しているか公表しているかの違いでしかないです。
 どんなものだって人間とは差が出来るものなのです。
 それを教えるのも立派な教育だと思います。
 むしろランク分けされることによって「上に這いあがってやるんだ」という気概を生み出すような教育をして欲しいと思います。
 最近の若者には根性が足りないと言われますが、それもこういう悪平等によるところが大きいのではないでしょうか。
 
 もちろん小学校の時からクラス分けをしろとは言いません。
 しかし確実に他人との差がはっきりする高等学校入試という時期までには、しっかりと他人との差というものを知っておく必要があるのではないかとやえは考えます。
 
 
 では、次です。
 一行ボードにありました石破防衛庁長官のお話です。
 記事はこちらです
 
 まず問題なのが、この石破さんのお話は地方紙のインタビューであるということです。
 地方紙というのは基本的にサヨクです
 朝日新聞と似たようなものだと考えて貰ってかまわないと思います。
 そんな中でのインタビューで、しかも前後の文章がない、インタビュアーの文章も無いという、これだけでの文章では判断できないというのが正直なところです。
 前後を切って“一見見た目が悪そう”な部分だけをピックアップして批判するっていうのはマスコミの卑怯な常套手段です。
 だからこれだけの記事ではなんとも言えないという事ぐらいしか言えません。
 「この発言だけで長官はクビ、有事法は廃止が当たり前」というのも、なんでそこに有事法制が出てくるのか、ワケが分かりませんしね。
 変な意図が見え隠れしてます
 
 一応、ちょっとだけ内容に触れるますと、沖縄戦はともかく東京大空襲は明らかにアメリカの民間人への直接かつ意図的な攻撃ですから断じて許される行為ではありません。
 広島長崎もそうですね。
 だからそれをアメリカが悪であるにも関わらず、自国のせいにしている、つまり自虐的だという批判であれば、まぁ前後の文章が分からないので断定的な評価はできませんが、ちょっと石破さんは歴史を正しく認識してないんじゃないかなって思います。
 アメリカふざけんな、謝罪して保証しろってぐらい言ってもらいたいモノです
 
 ただし、この地方紙はそういう意味で批判しているワケではなく、全く逆方向に勘違いしているんでしょうけどね。
 
 
 というワケで、ちょっと短かったかもしれませんが気になった記事や書き込みについてのレスでした。
 短いというか、普段の文章が長すぎる気もしなかったりしたり(笑)
 
 これからもいっぱい書き込みとかタレコミとか漬け込みとかよろしくお願いしますー。

平成15年7月2日

 ハンセンな人々

 えーっと、昨日の13時台の方。
 そうそう、昔から当サイトは「堕天使」で検索をかけると一ページ目には出るんですけど、なかなかそれ以上にはいかないんですよね。
 でもそもそも堕天使って検索かけてくる人にとっては、当サイトは全く無意味なんでしょうから、むしろそれで飛んでこられた方にはちょっと申し訳なかったりするんですよね。
 ちなみにやえが手に持っているあれも「堕天使の槍」って言います。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 というワケで、結局民主党がゴネて「イラク新法」の円満成立が無理になってしまいました
 民主党案はこちらに記事になっていますが、「民主党修正案は、自衛隊の活動分野として治安維持に当たる多国籍軍への「安全確保支援」活動を削除または凍結し、イラク国民への人道支援に限る――などが柱」とあるように、ほとんど政府案とは全面反対と言ってもいいような内容になっていますので、そんな内容では自民党とのすりあわせも不可能でしょう。
 逆に言えばここまでの反対案なら自民党も民主党案を完全無視して与党単独成立もあり得るのではないかと思います。
 ここまで真反対なら協議しようもないですからね。
 だからこそ小泉さんもかなり珍しく解散をちらつかせてるんでしょう。
 
 しかしここでイラク派兵をやめてしまったら、それこそなんのために初期段階からアメリカに賛成の立場を取っていたのか分からなくなってしまいます
 ここでしっかりと日本の利益を確保しておかなければ、アメリカに追随しただけという批判のみしか残らなくなってしまいます。
 日本はなんのためにいち早くアメリカを支持したのかと言えば、もちろんアメリカとの関係もありますが、さらにはここでの利益も確保するため賛成を表明したのも当然あるでしょう。
 それぐらいの駆け引きができなければ、国際社会での政治はやってられないです
 その辺も考えて、民主党も本当の意味での政治を考えるのであれば、起きた結果を受けて、その次はこれからはどう日本のプラスの方向に持っていくかを考えなければならないのではないかと思います。
 反対ばかりしていても日本のプラスにはなりません
 
 それと民主党は、イラク戦争のアメリカ支持に反対するのであれば、アメリカに頼らない、日本独自で外からの脅威から防衛できるようにするための整備を整えるという対案をも出さなければならないと思うのですが、それも全く出来ていません。
 主張に一貫性が無く、机上の空論ばかり並べ、その場限りの反対論を出しているという印象しか民主党からは見えてきません。
 
 さて、毎度のことといえば毎度のことなんですが、戦争とか自衛隊とかの話になると、どうしてもちょっとアレになっちゃう人が増えてしまいます。
 お馴染みのこの人なんか「もし自衛隊を送るなら制服を脱いで行ってほしい」なんて滅茶苦茶なことを言っています。
 スーツを着て射撃する自衛隊員もちょっと見てみたい気もしないこともないんですが、それはおいといて、そもそもこの人が言っていることを実践すると、私服の人間の武装兵士という事になりますから、それは便衣兵といって国際法では問答無用で殺してもいいことになっている違法的な兵士になることになります。
 私服を着ている武装兵士だと一般人に紛れて騙し討ちすることが可能で、というかそれが目的ですから、法に定められている軍隊とも認められない、ただの犯罪者的な扱いなのです。
 つまり、この人は自衛隊に犯罪者になれ、と言っているのですね。
 どうしてそこまでして日本と日本人を貶めたいのでしょうか。
 
 まぁ、多分この人の頭の中には「敵」という概念がないんでしょう。
 だからそんな脳天気なことも平気で言えてしまえるんだと思います。
 最近イラクに実際に行ったらしいですが、その場所というのは結局アメリカとかの軍隊が守っている地域でしかないはずなんですよね。
 今のイラクでは治安維持は軍隊の役割ですから。
 だから、ユニセフに出来ることはユニセフがすればいいですけど、しかし自衛隊や軍隊にしか出来無いとも当然あって、今のイラクではそれが必要であって、だからこそ自衛隊を派兵しようという話なのです。
 そんな簡単なことを考えようともせず、のうのうと安全だけは享受して、そのありがたみを感謝することもせず、そもそも軍隊がそこにいることを認識すらせず、さらには存在そのものに敵視までして、いやはやオメデタイというかなんというか、ある意味幸せな人ですね。
 いい加減自己満足だけの主張はやめてもらいたいものです。
 結果的に日本にとっては害にしかならないのですから。
 
 
 これだけではちょっと短いですので、せっかくですから、ちょっとアレな人をもう一つご紹介しましょう。
 7月1日付けの東京新聞の29面に以下のような記事が載っていました。
 

 前出の神浦氏(軍事評論家)は「国際的には今は、単純にブッシュの“愛犬”がゴマをすっている程度にしか見られていないが、イラクで戦闘状態になり、自衛隊員がイラク人を殺害することになったら、日本の立場は厳しいものになる」という。
 「ベトナム戦争では韓国が現地に派兵し、ベトナム人を殺害した。韓国兵も死んでいる。最近ではかなり改善されたが、ベトナムで韓国はすごく嫌われている。これまで日本は中東で汚いことはしていない。せっかく良好な対日感情が保たれていたが、自衛隊派兵は大きなしこりを残すことになる」と懸念する。

 
 はじめから自衛隊員は殺人者と言わんばかりのレッテル張りです。
 そもそもベトナム戦争時の韓国軍の悪行とは一部では有名でして、あまり書きたくないんですが、民間人への虐殺とかレイプとか、もうシナとか韓国が妄想している旧日本国の理想の姿を実現しているような悲惨なことをやってしまっているんです。
 だからベトナムの嫌韓感情というのは、それだけのことをしたからであり、当然といえば当然の話で、派兵したから嫌いになった、なんていう単純な話ではないのです。
 
 また、自衛隊を派兵した後に現地で戦闘が起きるという状況を想定してみますと、それはイラクの一部の過激派がアメリカ軍や自衛隊を強襲するという場合にしか考えられず、それはテロルであって、治安を守るべきアメリカ軍や自衛隊が仮にそんな敵を殺してしまったとしても、それは仕方ないというか、当然であるとしか言いようがありません
 だいたい、イラクの国営博物館が略奪された時に職員さんが「アメリカ軍はなにも守ってくれなかった」と言っていましたが、東京新聞と神尾氏の理論でいけば、殺したり攻撃したりしてはいけないことになります。
 いったいぜんたい、どうしろと言うのでしょうか。
 
 ホントにもうなんと言ったらいいのかと言うほどツッコミどころ満載記事です。
 前記の方も含めて、どうしてこう矛盾だらけになりながら必死に屁理屈をゴネり続けるのでしょうか。
 結局こういう人たちがいるから日本は一人前の国になれないんです。
 もし日本に危機が起きた時、こういう人たちのせいで満足に防衛すらできなかったとしたら、いったいどう責任を取るというのでしょうか。
 訳の分からない感情論だけで公の場で発言してもらいたくないものです。
 
 日本のためにと考えるのであれば、こういう海外派兵では隊員のよい経験になって最終的には日本のためになりますから、そういう経験を積ませるという視点からもこの派兵には賛成すべきだと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、イラク法案を応援しています。


平成15年7月3日

 小泉メルマガ101号

 トマトジュース大好きやえです。
 でもトマトジュースって人気無いですよね。
 トマトは食べられるけどトマトジュースは嫌いだっていう人が本当に多いです。
 なんででしょう。
 トマトジュース、すごくおいしいですよ。
 ごくごく
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 今日3日は木曜日です。
 木曜日と言えば「小泉メールマガジン」の発行日です。
 先週は100回記念ということでスペシャル版でしたが、また今週からは通常営業に戻っています。
 というワケで、小泉メルマガのレビューといきましょうか。
 いきましょうか。
 これ、毎週恒例にしましょうか。
 しましょうか。
 ネタに助かります(笑)
 いいですか?
 いいですか?(笑)
 
 NO NO no …だったら、オラオラでお願いします。
 
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 夏のはじめに
 小泉純一郎です。

 
 やえ十四歳です。
 
 先週は、メルマガ100号記念企画で、全国から3000人の応募者のなかから抽選で選ばれた20人の読者の方々と、官邸でお目にかかりました。総理大臣というのは、いつも批判にさらされていますので、「総理!いつも国民がお世話になっています。」というねぎらいの言葉に、思わずうれしくなってしまいました。
 
 前回ご紹介した例の高校生のお話のことですね。
 小泉さん、よほど嬉しかったのでしょう。
 よく考えたら、こんなことを言われた総理大臣ってももしかして歴代初なんじゃないでしょうか。
 
 実は、当日は、朝9時から夕方5時まで、イラク復興支援法などの国会審議で答弁に立ち、読者との対話のあとにも重要な予定がつまっているという、目が回るようなさなかでしたが、皆さんからの鋭い質問や心にせまる訴えに夢中でお答えしているうちに、大幅に時間をオーバーしてしまいました。
 
 やっぱり国会よりこっちの方を楽しみにしていたんですね。
 でも後の予定で待っていた人たちはたまったもんじゃなかったでしょう(笑)
 
 最後に発言した視覚障害の高校生の「目が見えないからできることもたくさんある。」という言葉には、逆に教えられました。
 
 うーん、まぁこう考えている障害者の方もけっこういらっしゃるんでしょうね。
 特に乙武さんの『五体不満足』にも同様のことが書いてありましたが、乙武さんの影響も大きいのかもしれません。
 なんていいましょうか、障害者の方本人がそう思うことによって気持ちが楽になるのであれば、それはそれでいいんだと思います。
 最近やえは『五体不満足』を読みまして、その中で乙武さんもおっしゃっていましたけど、障害者の問題で一番問題なのは、障害者本人ではなくて、その周りの人間の考え方こそが問題の本質だと書いてありました。
 『ブラックジャックによろしく』で取り上げた回でも、やっぱり周りがどう考えるか、というのがポイントでしたし、最近障害者その本人のことばかり考えていたような気がして、ちょっと視点を変える必要があるかもしれません。
 
 たくさんの方々から応募していただいて、どうもありがとうございます。これからも、読者の皆さんと直接お目にかかって話ができる機会をつくっていきたいと思います。今回選にもれた方も、是非ご応募してください。また皆さんとお会いできることを本当に楽しみにしています。
 
 ぜひぜひまたやってください。
 次こそ和服で乗り込みます(笑)
 
 昨日(2日)は、日本の情報化政策の柱となる「e−Japan戦略」第二弾を決定しました。『2005年までに世界最先端のIT国家を目指す』ことを目標にこれまで努力した結果、学校へのインターネットの普及や役所への電子申請や電子入札など、この2年間で格段に進歩しました。日本はいまや、世界でもっとも速くて、安いインターネットを利用できる国になりました。
 
 全文とりあげていたら、また前後半二部作になっちゃいますので途中飛ばしました。
 はじめに総理でTIを掲げたのは誰でしたっけ。
 小渕さんかな。
 ブッチホンとか言ってましたよね。
 そのころに比べれば本当に高速かつ安価にネットができるようになりました。
 もちろん政府が力を入れた部分もあると思いますが、一般的にはハゲ孫さんの無茶苦茶な戦略のおかげという部分が大きいと思います。
 とろこでインパクはどうなったんでしょうか?
 
 7月に入ってむし暑い日が続きますが、読者の皆さんの励ましやご批判の声を胸に、一歩一歩改革を進めていきたいと思います。
 
 小泉さんも夏風邪や夏バテに気をつけて、これからもがんばってください。
 
 
 今週は小泉さんのコメントの他に、大臣の先生がお二方と、民間会社社長さんで現在政府の調査会の会長さんがメッセージを寄せられています。
 
 [大臣のほんねとーく]
 ● 食品安全委員会、始動しました!(食品安全担当大臣 谷垣禎一)
 現在、我々の食生活は実に豊かになっています。おいしいお米、新鮮な魚、様々な果物など世界中の食品が食卓に並びます。
 
 あれ、谷垣さんは、産業再生機構担当大臣だったと思うですが、どうされたのでしょうか。
 ええと、あ、手元の資料には「産業再生機構担当(仮称)」となっていますので、変わったのかもしれません。
 しかし食品安全だけの担当大臣とは、これはまた力が入ってますね。
 
 これからは、この食品安全委員会が食の「安全」を確保するための各省庁の仕事について「科学の目」で評価を行い、必要な時には各省庁に勧告も行います。また、委員会の議事は原則公開とし、情報の提供に努めます。それだけではなく、この委員会は皆さんとの意見交換を行うための、意見交換会の開催やホームページでの意見募集も行い、より開かれた委員会を目指します。
 
 今までは、各省庁ごとに食品に関する省令等の基準とか表示方法とかがバラバラだったんですが、これからはこの「食品安全委員会」が一括して食品に関する事を担当するようです。
 これだと、専門家が集まるんでしょうから片手間仕事にならず信用も出来ますし、また分かりやすくもなりますね。
 気になることがあればホームページに行けば色々と情報も載せてくれるみたいですし、特に食品の安全に関してはまずは情報の公開こそが一番重要になってくると思いますので、これにはかなり期待できるかと思います。
 
 ところで、やえには食品に関しては一つ気になることがあるんです。
 それはマスコミによる風評被害についてです。
 役所の食品に関する情報っていうものは原則公開されるワケですから、下手したら名指しされた食品は、ものすごいダメージを受ける可能性があります。
 例えば先日、農水省でしたか、ある魚には妊婦にはあまりよくない成分が含まれているというようなことを発表しました。
 それを受けてマスコミが、その魚の危険性を大げさすぎるほど報道してしまい、結果その魚は全然売れなくなってしまって、ついには数日間取り引きがストップするという事態にまで陥ったそうです。
 でもよく農水省の発表を読んでみると、普通に食生活を送っていたらとても食べないだろうと思われるぐらいの量を食べたら子供に悪影響だと書いてあるのです。
 つまり普通に生活していれば何も問題ないワケで、言ってみればその魚マニアの人は注意してくださいね、という発表だったワケです。
 それなのにマスコミの過剰報道によって、そもそもはじめは妊婦だけの問題だったのに、最後には誰が食べてもその魚は危険なんだという感じで風評が広まってしまいました。
 数日間取り引きがストップするぐらいです。
 そのせいで漁師さんやその関係者さんは莫大な被害を被ったそうです。
 やえがいつも言っていることですが、情報の受信者はこれからは受け身ではいけません。
 自分から動こうとしないのに「お上の声は自分の所にまで届かない」と言うのはただの怠け者です。
 受け身ではマスコミの意図的な報道におどらされる結果になるでしょう。
 もし情報を得たいと思うのであれば、自ら能動的に行動すべきなのではないでしょうか。
 そしてその情報を自分の頭で整理して自分の頭で考えて自分の頭で取捨選択するのです。
 だから、もし食品についての安全の情報を得たいと思うのであれば、今までのようにマスコミに任せて受け身になるのではなく、自らが行動して情報を得て、その情報を自分の頭で整理し分析して、その上で自分の責任において行動すべきだと思います。
 今の時代はインターネットがあり、そこで情報を公開されるのですから、今こそ自らが行動すべき時ではないのでしょうか。
 
 さて、二人目の大臣さんです。
 
 ● 夏本番を迎えて(環境大臣 鈴木俊一)
 「雨にもまけず 風にもまけず 雪にも夏の暑さにもまけぬ 丈夫なからだをもち……そういうものにわたしはなりたい」 これは「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」などの作品を残した、私の郷里岩手県の生んだ詩人、宮沢賢治の有名な詩の一節です。
 
 ええと、この後「ヒートアイランド」問題について語られているんですが、特にネタがないので省略です
 鈴木先生ごめんなさい
 
 
 次に民間の方の特別寄稿です。
 
 [特別寄稿]
 ● これからの国と地方のかたち
  (太平洋セメント株式会社相談役、地方制度調査会会長 諸井虔)
 皆さん、こんにちは。地方制度調査会会長の諸井虔でございます。
 
 こんにちは。やえです。はじめまして。
 
 この問題については、各方面で議論を呼びましたが、このたび、小泉総理の裁定により、先月とりまとめられた「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」において、ついに「三位一体改革」の方向が示されました。ここに至るまでの関係者のご努力に対し、心から敬意を表します。
 
 最近何かと話題の「三位一体改革」についてです。
 小泉さんが提言なさる事って、なんか斬新ですぐに耳を引きますよね。
 「痛みを伴う構造改革」だって、そもそも「痛み」というのは負の言葉ですが、しかしそれを隠さず、むしろ前面に押し出すことによってで逆に安心感を感じられるのかもしれません。
 そしてそれが支持につながっているんだと思います。
 三位一体という名称も、普通なら「地方分権改革」とか「地方税制改革」ぐらいな感じに落ち着くんでしょうけど、「三位一体改革」というなんかよく分からないけどカッコよくて、耳を引いて、この辺のアピール力は小泉さんならではですね。
 
 このような考えから、地方制度調査会では、先に発表した中間報告において、住民に一番身近な市町村がもっと強く、たくましくなるよう、市町村合併の推進策や、合併後も旧市町村の名前を残し、人々のつながりを維持し、身近な事務を処理する「地域自治組織」の創設を提案しています。
 
 地方がたくましくなるように、独自にやっていけるように、その地方に生まれてよかったと誇れるような地方になれるように頑張って欲しいとやえは思っています。
 そのためには、ただ単に地方同士の合併だけに終わらない、日本の悠久の歴史の重さに耐えうるような改革にしてもらいたいです。
 日本という美しい国は、その地方地方独特の文化に支えられたものなのですから。
 
 
 この後「観光カリスマ百景」というコーナーがあります。
 これは、地方分権と観光事業を見据えたある美しい町を紹介したものなんだと思います。
 日本にはまだまだ行けば心が洗われるような素晴らしい場所がいっぱいありますから、海外旅行もいいですけど、国内旅行もいろいろと探してみれば、また新しい発見に出会えるかもしれません。
 
 
 では最後に、小泉メルマガの編集者でもある安倍官房副長官からメッセージです。
 
 [編集後記]
 先週の100号記念「らいおんミーティングin官邸」に読者の皆様からとっても多くのご意見をいただきました。厳しいご批判もお寄せいただきました。「参加者はもっと厳しい意見をいうべきだ」という批判が、批判的意見のなかでは一番多かったようです。
 
 たまに「政治家には批判しか言ってはいけない」と言わんばかりの人がいますが、それはかなり勘違いしていると思います。
 そもそも批判なんて常日頃どこいっても見られるんですから、特別な機会にこそ総理の人柄とか考え方とかというものを、こういう日常会話的なところから見てみるということも日本のためにとって悪いことではないと思います。
 日本を託している我々のリーダーなんですから、どんな人なのかどんな考えの人なのか知っておいた方が安心して未来を託せるというものです。
 
 「おんらいん読者感想」に寄せられたご意見では、7対1の割合で今度の企画を支持していただきました。出席者は厳正な抽選で選ばれましたが、障害者の方々は18名の中から3名選出させていただきました。ノーマライゼーションそしてデジタルディバイド解消(障害者も健常者と同じように活躍できる社会建設と情報格差解消)は、小泉内閣の柱のひとつだからです。
 
 やえは大成功だったと思います。
 だって単純に面白いんですもの。
 そして決して中身がないワケでもない。
 このバランス感覚は素晴らしいと思います。
 それと、やっぱり障害者の方は多めに選ばれたんですね。
 ちょっと割合からして多くおられたような気がしたんですが、しかしバリアフリーという考え方はこれからの社会にとって、精神的にも産業的にも重要になってくると思いますので、重点点に考えることはいいことだと思います。
 やえもこれからも色々考えていきたいと思います。
 
 視覚障害者の高校生の言葉、すばらしかったですね。森内閣当時、視覚障害者の皆様がパソコンを利用しやすいように、点字ディスプレイ、音声化ソフトなどの購入費に補助金をつける制度を創設したことは、当欄でも紹介しましたが、これからも誰でも楽しめるメールマガジンを目指し、そのためのバリアフリーに努力してまいります。(晋)
 
 ごめんなさい。知りませんでした。
 視覚障害者の方のためのそういうものもあるんですね。
 やえがまず目が見えなくなったら何が不便かと想像した時に、パソコンのことがまず浮かんできました。
 障害者の方は健常者の方に比べてどうしても外に出る機会が少なくなるでしょうから、障害者の方はパソコンの重要度が大きいと思います。
 また仕事もパソコンでの方が自宅で出来ますし、障害者の方でも敷居も低いでしょうし。
 しかし身体の障害者の中で視覚障害者の方だけは、パソコンというものはかなりハードルが高くなってしまいます。
 目が見えないというのは一般社会において特に制約が大きくなってしまいますが、もしパソコンが健常者と同じぐらい使えるようになったら、それはかなり大きな事なのではないでしょうか。
 森前首相もやることはやってたんですね。
 さりげなく小泉さんも派閥の先輩のフォローです(笑)
 
 
 以上で101号目の小泉メルマガのレビューでした。
 やっぱり長くなりましたね(苦笑
 しかし、政治家さんの「生の声」を自宅にいながら、携帯電話ででも見ることが出来るのですから、こんなにいいことはないですよね。
 批判するにしても、中身を見ずして批判なんてできるわけもないんですから、まずは自分で情報を仕入れてみることが第一歩でしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成15年7月5日

 次に望む首相選挙投票結果

 ぴろりろりん。
 ぴろりろりん。
 
 ここで速報ニュースです。
 昨日まで行われていた「次の首相に望む人あんけーと」ですが、5日の0時に即日開票されまして、ただいま選挙管理委員会から発表が行われるところですので、その模様を中継にてお伝えします。
 ただいま発表準備をしているところのようですので、もうしばらくお待ちください。
 
 それではネット政治評論家でネット思想家の天堕 輪さんに解説をお願いしたいと思います。
 天堕さん、よろしくおねがいします。
 
 よろしこ
 
 今回の選挙の流れを見て、どのような印象を持たれましたか?
 
 いやー、正直ね、オレは「アマオチマングレート」が独走圧勝すると思ってたんだがなー。
 
 関係者の間ではほぼ決まりじゃないかという見方でしたね。
 
 それがフタを開けてみれば、それなりの健闘はしたモノの、当選争いには全くからまなかったという有様だったのぉ。
 
 天堕さんは、このグレートの敗因をどこにあったとみてますか?
 
 過去の人なんだろ。
 
 なるほど。
 
 ま、本人も圧勝するとタカをくくってて、まともに選挙活動をしなかったのも敗因かの。
 
 それでは、初期エントリー以外の立候補者の面々を見られての印象はどうでしょうか?
 
 最近は宗教団体を母体としている立候補者が流行っているんかいな。
 
 いわゆる「VNI界二大宗教」と呼ばれる、レイホウ大司教とヨシミ教が予想以上に票を伸ばしたようですね。
 
 この両者、性格的には全く逆の性質を持っているので、結果を見てみないとどっちが上だったか分からないんだけどな。
 
 と、言いますと?
 
 大司教の方は圧倒的人数を誇っとるので物量作戦に出られると誰にも負けん。一方のヨシミ教の方は数こそはそうでもないんだが、その中身が濃すぎる。現人神が氏ねと言えば本当に氏にそうな勢いだからな。どっちが怖いかと聞かれても、なかなか答えようが無い。
 

 なるほど。しかし宗教団体が政治活動をするのは「政教分離」に反するのではないかという意見もあるのですが。
 
 だったら公明党はどうなる
 
 失礼しました。
 他の候補者を見ての感想はどうでしょうか?
 
 ふざけとるヤツが大杉(笑)
 いつのまにこのサイトはこんな愉快な人たちが増えたんだ。
 

 以前行ったアンケートでは、票も伸びない項目も入らない、最後にはデータが壊れると、さんざんな結果でしたからね。
 
 この投票率の高さは喜ぶべき事だぞ。
 
 みなさまありがとうございました。
 
 それでは、選挙管理委員会の準備が出来ましたようですので、中継にて発表させていただきます。
 引き続き天堕さんの解説をお願いしたいと思います。
 


 ☆当選 123票 やえ十四歳
 
 最後はかなり追い上げられたとはいえ、一応の面目は保ったな。最初から最後までトップなのも変わらなかったし。
 
 かなりドキドキでしたよ(汗
 ありがとうございました。


 ○次点 119票 ねぎ社長
 
 え?なんじゃこりゃ。早い時期から新規エントリーで2位の座を守り続けていた「まじかる☆れいほ→」を最後の最後で抜き去った模様。というか明確な支持母体が無いにもかかわらず、VNI界二大宗教すらも抜き去ったこの裏には何があったんだ?投票した人、どういうことか教えてくれ(笑)
 
 ご本人のコメントをとってきましたのでお伝えします。
 
 なんだ1位じゃないのか。
……いえいえいえいえ、そんな滅相もない。2位になれたなんて信じられないですよ。ハハハ」
 
 自信があったんかの?(笑)
 
 でも表情はこわばってたというか、困惑を隠しきれないみたいでしたよ。
 
 ところで社長のところの主人公であるはずの浪路は何位だ?
 
 ・・・・・えーと・・・・・・・・。


 ○三位 113票 ヨシミ22歳
 
 VNI界二大宗教対決はヨシミ教に軍配があがりましたね。
 
 ただ、次を見てもらえれば分かるが、なんとその差一票だ。これはほぼ痛み分けと言ったところか。おそろしい(笑)
 
 では、ご本人のコメントです。
 
 「やっぱり支持母体が宗教法人だと、安定した得票が得られるのですねえ。みなさんありがとうございました。」
 
 開き直っとるの(笑)
 
 選挙には宗教母体が強いということをまざまざと見せつけられましたね。


 ○四位 112票 まじかる☆れいほ→(宗教政権)
 
 というわけで一票差で負けてしまったまじかる☆れいほ→さんです。
 
 しかし実は9位に「レイホウ19歳」というのも票が入っていて、あわせれば133票とやえ十四歳より上だったという結果になっている。もしかしたら大司教の作戦ミスか、もしくは内部で何かあったのかもしれん。
 
 と、言いますと?
 
 あまり言うとまずいのだが、「レイホウ正統派」と「れいほ→メルヘン派」と激しい内部抗争が行われているという・・・。
 
 ・・・ええと、ご本人からのコメントを頂きました。
 
 「革命は貴様らで起こして、最終段階で私を擁立するように。首班にしてはいけない。」
 
 本気か冗談か分からんな(笑)


 ○五位 82票 小泉純一郎
 
 上位のこの濃いメンツを相手に良くここまで戦ったなー。オレは石原慎ちゃんの方が上に来るかと予想していたのだが、結局純ちゃんの勝ちだったようだ。
 
 まぁ当サイト的にかなり押してる形になってますからね。
 
 慎ちゃんももっと取り上げるべきだな。思想的には慎ちゃんの方が推せられるし。
 
 ではご本人のコメントです。
 
 Σ(゜Д゜)とってきたんかっ
 
 痛みに耐えてよく頑張ったっ。感動したっ。これからも小泉の構造改革に米百俵の精神でがんばっていくので、応援よろしくっ。亀ちゃんとか、まこっちゃんとか、あまりボクをいじめないでね
 
 ・・・・・・・・・。


 ○六位 68票 石原慎太郎
 
 でも意外と差も開いちゃいましたね。
 
 2期目の当選を果たしてから、最近あまり話題にも出なくなってきたしな。まぁ安定している証拠なんだろうけど、しかしカジノは現実してほしいなぁ。
 
 でも天堕さん、ギャンブルは全くやらないじゃないですか。
 
 いや、バニーちゃん見に
 
 ・・・・・ご本人からのコメントです。
 
 またかっ
 
 東京から日本を変える。新しい副知事は元広島県警のトップだよ。あの広島の珍走団撲滅計画を実行したその腕を借りて不良三国人とかクソババアとか東京から一掃しちゃうんだから。その予算でお金足りないからホテル税払ってね。あと銀行も文句言わず金出せボケッ
 
 ・・・・・・・・・。
 
 石原さんって小泉さんと違って、名言が無いですよね。


 ○7位 58票 アマオチマングレート
 
 意外と全然弱かったグレートです。所詮過去の人なんでしょうか。天堕さん、今後グレートさんはどうしたらよいと思いますか?
 
 ・・・・・
 
 あれ、天堕さーん、どこに行ったんですかー。
 
 むっふうううううううう。誰が過去の人じゃああああああ。ワシが政権をとったあかつきには国民全員にスク水着用を義務づける。女はより可憐に。男はよりセクシーに。にかっ
 
 ・・・・・・・・・、成敗っ
 
 ズバっ
 
 ・・・アウチっ。ぽてっ。
 ぽくぽくぽくちーん。
 なーむあーみだんぶー、えいめーん、そーわかー。
 自分で自分を弔うなんてボクっちお茶目☆

 
 (´-`).。oO(・・・このドタバタ劇はなんなんだろう・・・)


 ○8位 27票 小沢一郎
 
 国会議員では小泉さんに続き第二位です。
 
 さすがの人気だなぁ。ただ、本人にやる気がないのかもう総理としての目はないんだろうなぁ。自由党の主張を見てても理想主義的なことしか言ってないし。どうせなら民主党との迎合なんかせずに、新保守右思想を全面に出した民族派政党として独自の路線を突き進んだ方がいいと思うんだけどなー。
 
 最近はそれでも十分需要があると思いますしね。共産党員なんか顔もあわせたくないって言われるぐらいの骨太さで行って欲しいですね。
 
 小沢さんの顔なんてヤクザ顔負けなんだから(笑)
 
 (シャレですか?)ではご本人のコメントです。
 
 ・・・がんばるな。
 
 日本一新。決して小渕さんが亡くなっちゃったのはボクが自公保連立を解消するって言ったショックからじゃないよ。
 

 ・・・微妙に危険なネタはやめなさい。


 ○9位 21票 レイホウ19歳
 
 レイホウ正統派は首相にとは望んでいないのでしょうか。
 
 だから首相じゃなくて独裁を望んでいるんだろ。この辺メルヘン派よりも行動が慎重だからのこの順位なのかもしれないな。しかしあわせると余裕でトップ当選だったんだが、さすがその火力は恐ろしいモノがあるなー。
 
 でもレイホウさんはやえが韓国でちょ(検閲削除
 
 本人からのコメントが来たぞ。
 
 残念ながら、私にはまだ選挙権も被選挙権もない。もし、私が立候補するときには!
 「レイホウ19歳!レイホウ19歳を一人前にしてやってください!」
 
 あの時のレイホウさんってば、もうぐ(検閲削除


 さて、長くなってきたのでこれからはちゃっちゃと行くぞ。このネタを3回も4回も分けても仕方ないからなー。
 
 でも前後半2回になりますね。ごめんなさい。


 ○10位 20票 ドクター中松
 
 この人が首相になったらパソコンの記憶媒体が全部フロッピーに戻ってしまうぞ。
 
 いや、それはさすがにないかと。


 ○10位 20票 西村博之<2ch管理人>
 
 わざわざ職業(?)を書いてくれてるところが好感が持てるな。しかしこの人が首相になったら、世の中ヒッキーだらけでやる気がなくなってしまうぞ。あと仕事が裁判になる
 
 だからなりませんって。


 ○12位 12票 羽柴誠三秀吉
 
 今でも青森には立派なお城が健在だそうです。しかし選挙以外で老後の趣味を見つけた方がいいですよ。


 ○12位 12票 神崎士郎
 
 誰だよこれ。
 
 ええと、調べてみましたら、仮面ライダーに出てくる謎の人の中の人だそうです。
 
 仮面ライダーか。ふーん。中の人も大変だな


 ○14位 10票 さいたまさいたま
 
 ひろしまひろしまー
 
 ちば・しが・さがっ!!全日本アマチュアヤマイドウ選手権大会!!キョギフ大統領!!みんなでいったちば・しが・さがっ!!いつもこころにちば・しが・さがっ!!日本の首都はちば・しが・さがっ!!


 ○15位 8票 俺
 
 ・・・俺さん?


 ○15位 8票 もなみん
 
 ・・・もなみさん?


 ○17位 6票 亀井静香
 
 ・・・亀井さん?
 
 いや、そうだろ(笑)でも野党党首よりも人気あるんだなー。


 ○18位 5票 田代まさし
 
 神だっ。神降臨だっ。祈れ祈れ。やーすーらーかーにぃぃぃぃじょおおおぶつシテクーダサーイ
 
 なんで外人っぽくなるんですか?


 ○19位 4票 横山ノック
 
 また神きたっ。祈れ祈れ。やーすーらーかーにぃぃぃぃハゲちゃってクーダサーイ
 
 いや、もうハゲてます


 ○19位 4票 ちゆ12歳
 
 さらに神きたっ。祈れ祈れ。やーすーらーかーにぃぃぃぃはよ更新せんかいっ。
 
 うきゃー、危険な発言はやめてくださいー。


 ○19位 4票 麻原被告(破滅思考政権
 
 そしてまた(一部の人間の)神きたっ。祈れ祈れ。はよ死ね
 
 被告ってつけているところに好感が持てますね。


 
 おっと、ここでもう時間が無くなってしまいました。
 また明日この時間にお会いしましょう。
 それではごきげんよー。
 
 これって速報ニュースじゃなかったのか?
 
 ・・・・・・。


平成15年7月7日

 日本の野党と世界の野党と

 というワケで、天堕さんのパソコンがお亡くなりになりました。
 約1年という短い生涯でした。
 短すぎると思います。
 ソニータイマーですか?
 最後には何を押してもウンともスンとも言わなくなり、そのまま冷たい体になってしまいました。
 生前は、必要以上に熱くなってくれて確実に室温を数度は上げていたと思われていた天堕さんのパソコンさん。
 やえが遊びに行くたびにその赤と黒の独特のファッションセンスを見せつけてくれましたね。
 これからアナタの体はドナーカードを持っていたという遺言通りに、各臓器をバラバラにして新たなる命と一緒に生きていくことになると思います。
 安らかにお休み下さい。
 そして新パソのためにボーナスがボーナシになった天堕さんも安らかにお休み下さい
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 本当なら天堕さんが心の叫びを聞いてくれと今日も出てこようとしたんですが、しかし某大司教さんに「あまおっちゃんが出てくると更新が面白くない法則を見つけた」とか言われたので、しばらくえいめーんしてもらうことにしました
 ぽくぽく。
 
 それからそれから、次の首相あんけーとですが、5日の0時ピッタリにとったスクリーンショットが旧パソの方にしか入ってないとのことですので、後半はもう省略しちゃいます。
 なんだか、佐々木健介とかDr.コパ(風水政権)とか北川正恭 (元三重県知事)とか横山元弁護士とか微妙な投票もありがとうございました。
 また機会がありましたら色々と企画モノもやっていきたいと思います。
 企画モノをすれば不幸が訪れるという法則はあまり考えない方向で。
 何か面白そうな企画モノがありましたら教えてください。
 しかし横山「元」弁護士と元をつけている辺りに好感が持てますね(笑)
 
 
 久しぶりに長々前フリでした。
 さて。
 日曜のサンデープロジェクトで、イラク新法について討論してました。
 結局全面反対してイラク新法には全く影響を与えられなかった民主党の議員さんが、ここぞとばかりに張り切ってしゃべっておられました。
 
 「民主党としては、危険があるから行くなと言っているのではない。自衛隊の方々に丸腰で行けと言っているのに反対をしている」
 
 確かにかなりまともに見える意見です。
 これはやえも思います。
 未だに「専守防衛」とか言って、まず敵を発見したら自分の方向に攻撃させてからでないと自衛隊から攻撃(反撃)できないという、ウソのようなホントの事をやらせているのは、あまりに自衛隊員が危険すぎます。
 だからもっと現実に即した装備を自衛隊にはさせるべきなのです。
 
 田原さんが言いました。
 
 「なるほど。だからもっと強力な武器を持たせろというのが民主党の主張なんだ」
 
 ここで自民党の先生が発言です。
 
 「それは自民党も検討したのですが、やっぱり現憲法下では、現在以上の武器を装備するのは専守防衛の理念から逸脱するという結論になったのです」
 
 そこですかさず田原さんのツッコミです。
 
 「民主党はそれ以上の武器を持っても憲法違反ではないという考えなんだ?」
 
 「あ、いや、やっぱりそれ以上の武器は、現憲法下では違憲だと」
 
 えー。
 いったい民主党はどうしろって言うんでしょうか
 うーん、アレですか。
 憲法改正して集団的自衛権も認めてから海外派遣しろっていうのが民主党の意見なのでしょうか。
 それだったら大賛成ですけどね。
 でもあの民主党ではそんなことはとてもじゃないですけど言えそうにないですけどね。
 
 だいたいにして現実を言葉が縛っているっていうのはオカシイと思います。
 オカシイところでしか生きていられない社民党や共産党はおいとくとして、他の党は現実と憲法という言葉の間に挟まれてヤキモキしているんじゃないでしょうか。
 現実ではこうした方がいいと分かっていたとしても、議員である以上法律や憲法といったモノも守らないといけないですからね。
 
 そもそも法とかいうものは、人間がいかに幸せに生きていくかというために存在するモノです。
 しかし現在の日本の憲法は、むしろ法のために日本人が生かされているように思えてなりません。
 この状態はオカシイとしか言いようがありません。
 現実ではこうした方がいいに決まっていると分かっているのに、それを法で縛ってしまっているというのは、それは法が人間の幸福を阻害していることになり、それなら法なんかない方がいいということになってしまいます。
 
 戦争放棄とか専守防衛もそうなんですが、この状態でもし本当に北朝鮮が攻めてきたらどうする気なんでしょうか。
 この状態で国を国民を歴史を守れるのでしょうか。
 もし仮に国がつぶれるようなことがあったら、それは後世のいい笑いモノです。
 「自分で自分の首を絞めたような、言葉なんかに縛られて現実が見れなくなって結局つぶれてしまったあの国のようにならないようにしましょう」
 なんて言われてしまいます。
 「今のは悪い例」です。
 やえはそんな言い訳みたいな存在に日本はなってもらいたくありません。
 
 もしかしたら民主党も今回のイラク新法の自民党案には全面賛成だったのかもと思ってみました。
 武器所持も法的には自民党案がギリギリですし、現実政策的にもイラク派兵をやめてしまうと日本の利は何も残らないですから、政治的には自民党案が最も効果的な法律なんですよね。
 だけど民主党の立場としては自民党に全面賛成はできない。
 よって全くの逆の法案を示して一応正義は世に見せてメンツだけは保ったという形なのでしょう。
 だからこそ、本会議には特に抵抗無く、しっかりと出席して、そして定石通り反対して、それで終わりと、イヤにあっさりしていたのではないでしょうか。
 まぁ気持ちも分からないこともないですが、もし本当にそうなら民主党が与党になることは無さそうですね。
 
 日本はアメリカにすっぽりと守られて現実を見なくてもやっていけるという時代はもうとっくに終わっているんです。
 いい加減独り立ちしてアメリカと対等くらいにならなければならないでしょう。
 それは世界的に見ても日本にしかできない重要な立場なんじゃないかと思います。
 冷静に世界を見渡してみると、ヨーロッパもEUを逆に見れば、連合を組まなければアメリカに対抗できないということの裏返しですし、それでも抵抗できないですし、そもそもヨーロッパの中でも国によって仲悪いですし、例えるなら民主党みたいにかなりダメダメなのが現状です。
 さらにロシアや中国なんか反対ありきの社民党共産党みたいなくだらない野党的な立場でしかありません。
 なんだかピッタリすぎる例えですが。
 だから今の世界の現象を見渡せばアメリカにまともに対抗できる力がありそうなのは日本ぐらいしかないんですね。
 条件として軍事力がそれなりにないとダメですけど。
 たまに「アメリカを友達と言うのであれば、その暴走を止めることこそが本当の友達ではないのか」と主張する人がいますが、まずそのためには対等に近い力が必要です。
 だから本当にそう思うのであれば日本も他の先進国と同等の、いや経済大国二位の実力に見合う軍事力を有しなければならないはずです。
 そうなってこそ世界社会で発言力が増すというものですし、そうなってはじめてアメリカに堂々と自分の意見が主張できるというモノです。
 
 いろんな人がいろんな立場でいろんなことを言っていますが、結局日本がまともな軍事力を持てば、いろんな場面でのそれらの問題は一気に解決の方向に進むことができる、という、ある方向を向いている人にとっては皮肉な事実なのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルのやえ十四歳は、正常な防衛力を応援しています。

 

平成15年7月8日

 障害者の犯罪

 こうジメジメしてるとなかなか洗濯物が乾かなくて生乾きになってしまって、とっても衣類が臭くなっちゃうんですよね。
 あのニオイの元はカビらしいんですが、とにかく臭くてもうあんなモノ着ていると頭が痛くなっちゃいます。
 あの臭さを身にまとってさらにこの時期の一日を過ごすのもかなりキツイですよね。
 なんとかならないかと思っていたところ、たまたまテレビで特集していた「洗濯乾燥機」というモノに目をつけてみました。
 文字通り洗濯機に乾燥機がくっついたようなモノです。
 今までは乾燥機が独立して売ってましたが、そんなモノ置くスペースがないですから買おうという気も起きませんでした。
 しかし洗濯機と乾燥機が一緒になっていれば、スペースのことを考える必要がないです。
 今まで洗濯機置いてた所に置けばいいんですから。
 これであの嫌なニオイともおさらばです。
 というわけで購入のための下調べです。
 広島出身の大型電気店デオデオにて価格調査です
 
 
 
 
 
 たかっ
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 「心神喪失者等医療観察法案」というものがあります。
 正式名称は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案」です。
 中身はタイトル通りですが、精神病等患者が殺人などの重大な事件を起こした場合には強制的に病院に入院させたり、保護観察処置をとったりさせるというものです。
 やえの記憶が正しければ衆議院では継続審議になり再採決がとられ、参議院ではすでに通っているはずです。
 
 これは数年前に問題になった精神病患者が犯罪を起こしたのにもかかわらず、精神病だからという理由で罪に問われなかったという事件からきているものでしょう。
 ちょっと考えて貰えるとすぐ分かると思うんですが、案の定、これを「人権侵害だ」ということで、精神病患者の団体とか市民団体とかが反対していたりします。
 でも未だに重大犯罪が起こるとすぐに「精神鑑定」という言葉が聞こえてきて、さらにそれに対する被害者や一般人の嫌悪感というものは、もう相当のモノになってしまっていると思います。
 
 そもそもこの問題は、精神病患者だからという理由だけで罪に問われないのが一番の問題なんだと思います。
 つまり被害者から見たら、仮に殺人犯罪なら、誰に殺されても殺されたことというのは事実なワケで、それなのに罪に問われないというのは、殺されるだけ殺されてなんだったのかと不条理な気持ちしか残らないんですね。
 加害者が病気だから、というだけで、はいそうですかとすぐに納得できるモノではありません。
 しかしその一方加害者側としては、自分の意志でやったわけではなく病気のせいでやってしまったから仕方ないじゃないかという気持ちもあるワケです。
 そして今までの法律では、その加害者側の「仕方ないじゃないか」という部分を重んじて、精神障害者が起こした事件にはワリと寛大な処置を執るようにとされていたワケです。
 
 しかしというか、やっぱり被害者の立場からすればそれで納得できるワケがありません
 殺された事実の前には加害者が精神病患者であろうと無かろうと関係ないからです。
 だから最近は「被害者の人権」という言葉がよく聞かれるように、被害者の気持ちを重く比重を置いた法律や判決が出るようになってきました。
 この心神喪失者等医療観察法案はその際たるものでしょう。
 
 この法律に対しては、いわゆる精神病患者団体は、犯罪を犯した後、「再犯のおそれがある」という理由だけで強制的に病院に入院させるということを人権侵害だと言っています。
 たしかにそれは乱暴にも見えますが、しかし精神病ということを逆に考えれば、罪を犯そうとしてやったわけではないのでむしろいつまた急に犯罪を犯すのか分からない、突然犯してしまうことも可能性としては十分高い確率であり得るワケです。
 理由がある犯罪は理由が無くなれば犯すこともなくなりますが、理由がない殺人は理由が無くても起こすのですから可能性を無くすことなど出来ないワケです。
 
 精神病については、やえもいろいろと思うところはあります。
 特に天堕さんなんかは、そんな人の知り合いがいたり話をしたりと、いろいろな経験もなさっておられるみたいで、この辺の「答えが出ない問題」にはかなり頭を悩ましているみたいです。
 ただ政治的には答えを出さざるを得ないのも事実で、だから時代の流れからしたら「被害者の人権重視」でこのような答えになるのでしょう。
 
 この手の問題で一番気をつけなければならないことは、精神病患者の全ての人が犯罪者予備軍だと見られてしまうことです。
 やえは、市民団体が言うような「障害者差別だ差別だ」と連発するのはあまりいい目では見ていません。
 だから差別という言葉を使うのは適当ではないと思います。
 しかし健常者の方からも一方的に全ての人もそうなんだと思ってしまうのもよくないでしょう。
 差別ではないですが偏見であります。
 また、と同時に犯罪を狂気的に犯してしまう人も同時に存在するという事実も当然考慮しなければなりません。
 
 だからそれらの解決策としてやえはこう考えます。
 障害によって突然暴力的になったり不気味な行動をしたりするのは、もはや病気ですから仕方ありません。
 それは現実として認めなければはじまりません。
 しかしだからといってそれをほおっておいてもいいっていうワケにもいきません。
 だから、もし障害者がそのような行動をしてしまった時に、しっかりをそれを止める保護者が必要だと思います。
 配偶者か肉親かが適任でしょう。
 もし仮に、障害者が罪を犯してしまったら、その責任は保護者に帰すということにするのです。
 保護者は障害者が犯罪を犯すのを防ぐ義務を負うと同時に、障害者の行動に対して責任を負うことになるのです
 
 そもそも突然暴力的になったりするような障害者は、いくらそうでない時に普通であったとしても、いつそうなるか分からないのですから、普通に日常生活が出来ているとは言い難いでしょう。
 だからこそ保護者が必要です。
 なぜ子供には保護者がいるのかといえば、それは子供が社会のルールや規則がまだわかっていなかったり、正常な判断ができなかったりするからです。
 決して「子供だから」という短絡的な理由からではないのです。
 よって、障害者だって正常な判断ができない(できなくなる時がある)のであれば、保護者が必要なのは当然だと言えるでしょう。
 そしてその責任も保護者が負うワケです。
 
 人が犯した罪は誰かが償わなければなりません。
 病気だからとそれ全てに逃げていいワケは決してありません
 だから「病気で仕方なく犯してしまった」のであれば、そうさせないための人間は必ず必要ですし、してしまった後の責任もとる人間が必ず必要でしょう。
 今の日本の法律では、結局「病気だから」という部分に逃げてしまって、責任をはっきりさせないままでやってきたために、大きな矛盾を生んでしまったのだと思います。
 これからはしっかりと現実を見て一人の人間として義務と責任をはっきりさせることが、障害者も健常者も共に生きていけるような社会への一歩認めて、その上でなんじゃないかとやえは思うんです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、現実から目をそらさない障害者の方を応援しています。

平成15年7月10日

 生死観

 前にも言いましたようにあの辺の国々はどこも仲悪いんですから、いくら連合を組んだといっても一つの国とは思わない方がいいです。
 むしろいつバラバラになるかと頭に入れて置いた方がいいと思います。
 ま、アメリカという敵がいるという部分で一緒になっていられるんでしょうけどね。
 敵の敵は味方、みたいな。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 せんたくかんそーきーあうー。
 
 
 さて。
 前回も重かったですが、今日も重い内容です。
 こちらです
 
 まずは、ご冥福をお祈りいたします。
 
 で、たまに海外ではこの手の奇形児が生まれたとか、手術したとかいう話を聞きますよね。
 でも日本では滅多に、というか、一度も聞いたことがありません。
 もちろんこの奇形はものすごい低い確率なんでしょうから、人口的にも日本での確率はもっと低くなるという理由もあるのかもしれませんし、また島国という様々な意味での特性から日本人は生まれにくいという理由もあるのかもしれません。
 だから実際のところは分からないのですが、しかしこんな話も聞いたことがあります。
 日本ではそういう奇形児が生まれた場合には、また生まれると分かっている場合には、秘密裏に流産・・・殺しているんだ、という話です。
 ただ、こういう話は絶対に漏れることはないと思いますので、なんとも確認しようがありません。
 むしろやえも聞いていたら話せないんでしょうし
 
 ちなみに手塚先生の『ブラックジャック』には、無頭児が生まれてきてそれを殺す、というお話があります。
 頭がない、顔はあるんですがつまり脳が無いわけで、よって一人では生きていくことも出来ないという、確かにこれ以上ない、正直人間と呼んでいいのかと思ってしまうぐらいの障害なので、ここまでくると考える余地もないのかもしれませんが・・・。
 
 奇形児だったからという理由で殺してしまうという行為をどう考えるか、これは以前「障害のある子を愛せますか?」でも書きましたが、やはりそう簡単に答えが出る性質の問題ではないでしょう。
 『ブラックジャックによろしく』のダウン症の父親が取った行動も多分誰も責める事なんて出来ないと思いますし、もしそれが自分だったらと考えた時に、絶対にその子を愛し育てることが出来ると断言できる人なんていないと思います
 お腹を痛めて生む母親ならまだともかく、そういうものがない父親ならなおさらです。
 幸せとは何か、考えてしまいます。
 
 ちょっと視点を変な方向に変えてみます。
 日本ではそのような奇形児の例がほとんどない、そしてそれは秘密裏に処理していると考えた時、それはやはり宗教的思想が大きく働いているのではないかと考えます。
 欧米やアラブの辺りでは、キリスト教やイスラム教ユダヤ教など一神教の宗教です。
 一神教の宗教の場合、神が絶対の力を持っていますから、人間も神という絶対のモノが創造した存在ということになっています。
 つまり一神教では、そんな絶対の存在が授けた子供ならそれがどんな姿形をしていようとも神のご意志であり、それを否定することは神のご意志を否定することになる、という考え方がおこるわけです。
 ひいては、神の意志で生まれたのだから生きて幸せでないはずがない、さらには人間は生きていることそれそのものが幸せである、という考え方になります。
 
 しかし日本にはそのような考え方はありません。
 よく考えてみたら、どうして子供が生まれてくるのか、どこから人間は生まれてきたのか、という疑問には日本神話は答えていないような気がします。
 もちろん人間創造については確か記述があった気がするんですが、しかし日本人には「なぜ自分は生まれたのか」という問いに対しては「神様が授けてくれた」などの明確な考え方というのはないんですね。
 むしろ「コウノトリが連れてきてくれた」みたいに、自然に、自然の力で人間というモノは生まれているんだ、という感覚が近いと思います。
 日本人なら、「神が命を与えてくれた」という感覚よりは「自然と共に生き自然と共に死ぬ」という感覚の方が近いと思います。
 
 おおざっぱに一神教社会と日本社会の差異を比べましたが、つまり日本では、生まれて生きるこそそのものが幸せだと考える文化はなく、生まれてくる理由もハッキリとは説明できないので、何らかの処置をしないと自分だけでは生きていけないという“不自然”である子供が生まれてきてしまったら、相当の抵抗があるんだと思います。
 逆に欧米では、どんな姿形をしていようともそれは神のご意志なのだから、神のご意志のままに生まれて神のご意志のままに生きるべき、と「神のご意志」という言葉で納得できるワケですね。
 だから、断定は出来ませんが、欧米やアラブでは奇形児が生まれても処置することは少なくて、日本では秘密裏に処理しているのではと考えられるのです。
 
 生命というモノを考えると、考えれば考えるほどぐちゃぐちゃになってしまいます。
 結局人間というモノは「生まれてよかった」と思えるのは年齢がある程度たってからです。
 生まれてしばらくは、自我というモノは無いですからね。
 胎児や嬰児なんかまさにそうですね。
 だから今やえはこうやって「生きているんだなぁ」と感じられているワケですが、しかしもし胎児の時に死んでいたら、今やえという人間では生きてはいないし、そう感じることは出来ないワケです。
 多分、生きていることそのものが幸せなんだと主張する人は、もし自分が胎児の頃に、とかということを想像して恐怖を覚えるからだと思います。
 
 これ以上考えると宗教とか哲学とかのレベルになってしまうのですが、そういう胎児の頃に殺されてしまったらそれで終わり、と考えるのは一神教的思想なんじゃないかと思うんです。
 神が創造してくれた唯一の存在である、また、死ねば天国もしくは地獄に行くという考えがありますので、基本的に魂は唯一であり、自分という存在は過去も未来も唯一一つしかないというのが基本的な思想です。
 もしかしたらやたら「個」を大切にするのもこの辺の思想から来ているのかもしれません。
 しかし日本では、多分、輪廻転生の考えが根底にあるんだと思います。
 だからもし胎児の時に死んでも、「またいつか違う形で生きることができるんじゃないのかなぁ」とどこかで考えられているのではないでしょうか。
 だから実際やえは、もし胎児の頃…と考えてもそんなに恐怖は感じなかったりします。
 逆に考えれば日本人が「どうして生まれてきたのか?」という問いに対しても明確な答えが出せないのかといえば、輪廻転生し巡り巡るという行為は自然の摂理であり、だから人間もその自然の中の一つである、という考え方なのでしょう。
 だから日本人は生というモノと同じぐらい、死というモノもとても身近に感じているのです。
 生命というもの対しては、日本では生も死も隣り合わせの文化なのです。
 
 なんだかよく分からない話になってきましたが、少なくともやえは、生まれたことそのものが幸せとかいう考え方には賛成できません。
 賛成できないというより、よく理解が出来ないと言った方が適切かもしれません。
 そして未だに障害者の様々な観点からの問題に対して明確な答えがでないままでいますから、冒頭のニュースで紹介した姉妹の行動と思いは最大限尊重したいと思いますし、また同時に、もし奇形児だからと殺してしまった親がいたとしたら、その行動や思いもやえは尊重したいと思います。
 どちらも否定することなどできません
 
 まだまだ考えていく必要があるようです・・・。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、しかしこの姉妹をネタに「こんな人たちだって一生懸命生きようとしたのだから、命を粗末にしてはいけません」とか言ったエセヒューマニズムをまき散らす人は応援しません。

平成15年7月11日

 小泉メルマガレビュー

 恒例となりました(?)今日は小泉メールマガジンのレビューです。
 一日遅れなのは仕様です。
 あまり気にしてはいけません。
 更新時間がコロコロ変わるのも気にしてはいけません。
 
 というワケで、まずいつものらいおんはーと小泉さんのお話からです。
 
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● 知的財産立国
 小泉純一郎です。
 今週は、知的財産の話をしたいと思います。知的財産というのは、発明やアイデア、映画や音楽、ブランドなどの形のない財産のこと。
 去年2月の施政方針演説の中で、「知的財産を保護、活用することを国家の目標にしよう」という方針を打ち出して、9ヵ月後の11月には「知的財産基本法」を制定し、そして、今週の火曜日、政府の知的財産戦略本部で「知的財産立国」を実現するための行動計画を決定しました。
 
 お、知的財産についてですね。
 著作権とも密接に関わってくるのでネット上のことともかなり関係が出てくることです。
 ちなみに役所的には文化庁が管轄になります。
 政府は現在そっち方面を最近かなり力を入れていて、永田町霞ヶ関が一体となって色々と取り組んでいるみたいです。
 
 日本の特許制度は、後に総理大臣となった高橋是清によって、明治18(1885)年に制定されました。
 特許第一号は、堀田瑞松(ほったずいしょう)さんの「錆(さび)止め塗料とその塗法」という発明。うるしや柿渋、しょうがなどをつかった塗料で、船に使用しても錆びにくいということで、米国でも特許をとったそうです。
 
 小泉さんの小ネタコーナー(笑)
 調べてみましたら高橋是清さんは、初代特許庁の長官もなさったみたいです。
 こういう経歴の方が総理になられるというのは、今から考えればずいぶん違うんだなーという感じがします。
 
 アジアの国の中には、日本製品の「偽ブランド」が目につくところがあります。海外出張先で日本製バイクかなと思って見てみたら「HONDA」ではなくて「HONGDA」だったことがありました。「SONY」でなくて「SQNY」、「SEIKO」でなくて「SAIKO」というブランドの製品もあるそうです。CDやDVDの海賊版も出回っているようで、厳しい取りしまりが必要です。
 
 もうギャグなのかシャレなのか本気なのかよくわかない状態ですよね。
 「SAIKO」って聞くと、某宗教団体のトップを思い出しちゃいます。
 「SAIKOーDESUKAー
 
 今は、インターネットの時代。情報はあっという間に広まりますが、インターネットで流れるゲームソフトやアニメなどは、いまや日本の大切な知的財産になっています。
 
 で。
 今インターネットでも著作権についてはかなり高い関心が持たれていて、議論もされていて、それ専門のサイトも数多くあります。
 VNI界にもまきなおねーちゃんという著作権が専門の法律家VNIさんがいらっしゃいます。
 ネットの文化というモノはまだ新しいモノですからその辺の法整備がキチンとされていないというのが現状です。
 だからこそ、もっと議論を高めてきちんとした法整備が望まれるところではあります。
 しかし、残念ながらまだまだネット社会、ネット文化というモノは広く一般に認知されてはいません
 デジタルメディア媒体では、その作品が簡単にコピーできたりするので、だからこそ二次作品等が生まれ、さらなる新しい可能性が生まれることもあります
 またネット文化というものは、物理的な距離という概念が無い分、より密接に別のモノの影響を受けやすく、そしていい意味での方向に昇華されるような形で影響を受けることはよくあります
 しかし、これを一般的な目から見れば、新しい可能性があるという話はなかなか簡単には理解できるモノではありません。
 実際にやってみないと分からないという部分がかなり大きいと思います。
 
 ネット文化はデジタルであるという今までにない利便性によって、よい意味でお互いに影響しあえる文化を持っています。
 しかしその逆にデジダルであるが故に、不正な使用をも簡単に出来てしまいます。
 だから結局ネット文化というものをまだよく分かっていない一般人からしてみれば、その可能性は理解できないけれども、不正使用についてはとても分かりやすく悪だと認識できてしまいます
 二次使用から生まれる可能性は理解できず、しかし二次使用の弊害は理解しやすいので、結局一般的な目から見ればネットでの知的財産は保護しなければという方向に向かうのは言わば当然の流れであると言えてしまうでしょう。
 
 ましてお年を召された議員の先生方ともなれば、そんな“特殊”な文化を理解することはかなりむずかしいと思います。
 ネットの文化というものは、ネットを利用しているというだけでは理解できません。
 日常的に、ネットを世界としてみられるぐらいの深さまでに到達しなければ、文化というレベルには達しないでしょう。
 だから法律を作るところである超多忙な議員さんが、そんなところにまで理解を深められるかといえば、かなり疑問です。
 
 それを怠慢だというのは違うと思います。
 そもそもまだまだ日本にはネットを検索サイトぐらいしか使わないような人の方が多いはずです。
 だから、ネットを文化であるというレベルまでの認識は、一般にはまだまだ伝わっていませんし、浸透なんて全然です。
 一般には浸透していないのですから、議員さんも当然浸透しているはずがないのです。
 
 そんな一般の方が、上記したようなネットの文化と危険性を同時に見れば、今の常識で考えれば「勝手に他人の物をコピーするなんてけしからん」となるのは、仕方ないというか当たり前だと思います。
 議員さんだって同じで、結局情報的には、文化というモノよりは権利を侵害されたとかいう悪い情報の方が早く多く伝わりますから、結局「ネットは便利だけど同時に危険な部分もある」ということになり、そして「だから悪い部分はさっさと規制してしまおう」ということになるのです。
 いくらそこから新しい可能性が開けるんだということを説明したところで、「だからって他人の権利を侵害していいことにはならないよ」と言われるだけなんですね。
 法律を作る立場からしてみれば「権利が侵害されている」と聞いたら、それを規制しないわけにはいかないですから。
 これが永田町辺りの現実です。
 それ以上を望むのは、まだまだ一般レベルの認知度が足りないんじゃないかとやえは思います。
 
 
 次に細田博之情報通信技術(IT)担当大臣が「e−Japan戦略II−「IT実感社会」をめざして−」というお話しされていますけど、特に目新しいことは書いておられないので省略です。
 細田先生ごめんなさい
 
 
 次に我らがアイドルの石破防衛庁長官さんが興味深いお話をされています。
 
 ● 弾道ミサイル防衛について考える(防衛庁長官 石破茂)
  (第1回 弾道ミサイルの脅威とは何か)
 「仮にわが国に弾道ミサイルが飛んできた場合、発射から約10分で到達するといわれているが、それに対する防御手段はあるのか。そのミサイルに核兵器や生物・化学兵器が積まれていれば国民の被害は甚大なものになるが、政府の考えはどうなのか。」そのようなご質問を度々頂きます。
 率直に申し上げて、現在わが国にはこれを防ぐ手段は存在しません。わが国のみならず、どの国も有していません。「弾道ミサイルを撃たれることがないような外交努力が重要なのだ」、それは確かにその通りですが、その弾道ミサイルの保有を外交的取引の道具として使う国がある以上、対抗手段や攻撃による被害を最小限にする努力をすることは政府として当然の責務と考えています。
 
 これは国会答弁でもおっしゃっておられました。
 今のところミサイルを防ぐ手段は日本にもアメリカにも無いとのことです。
 だから他の手段を考えなければならないですから、「その弾道ミサイルの保有を外交的取引の道具として使う国がある以上、対抗手段や攻撃による被害を最小限にする努力をすることは政府として当然の責務と考えています」というのは全くその通り当然の話で、もはや議論する余地もないほどなんですけど、未だに脳内がお花畑な人がいるようなので、石破さんも大変だと思います。
 外部というモノが存在して、敵というモノが存在している以上、向こうから責めてくることはほんのわずかでも可能性は0にはなりません
 どういう根拠を持って相手は攻めてこないと盲信しているのか分かりませんが、可能性がある限りそれに対する対処をするというのは当然の話です。
 
 数年前テポドンミサイルが日本を越え太平洋沖に落下したとき、北朝鮮は「あれは人工衛星でありミサイルではない」と主張しましたが、弾道ミサイルであれ衛星であれ基本的な技術は同じもので、「第一宇宙速度」に達すればそれは周回軌道に乗る衛星となり、達しなければ放物線を描いて落下する弾道ミサイルとなります。弾頭部分に何を搭載するかで破壊力は異なりますが、核を搭載する場合にはその小型化のために高度な技術を要するとされています。
 
 ああ、あれも人工衛星なんだあああああぁぁぁぁぁ、、、、、、どかーーーーーん
 と、ならないように気をつけましょう。
 包丁も料理人が持てば美味しいモノを作る素晴らしい道具ですが、殺人犯が持てば人を殺すための危険な凶器になります。
 
 しかし石破さんは今までの防衛長官とちょっと違ってて「危険なことは危険である」「出来ないことは出来ない」とはっきりと言っているような気がします。
 確かに不安はありますが、しかし隠されても出来ないモノは仕方ない事実ですから、むしろ石破さんはこれによって国民議論が起きるのを期待しているんじゃないかと、勝手にいい方向にやえは想像してみたりしています。
 
 我らがアイドル石破防衛長官にはこれからも色々な意味で頑張ってもらいたいと思います。
 
 
 では今回の特別寄稿されている方のご紹介です。
 
 ● 2月4日は「知財記念日」(知的財産戦略推進事務局長 荒井寿光)
 2002年2月4日、小泉首相は就任後初めての施政方針演説で、「我が国は、研究活動や創造活動の成果を、知的財産として、戦略的に保護・活用し、我が国産業の国際競争力を強化することを国家の目標とします。」という明治以来初めての「知財立国宣言」を行いました。
 
 今回の小泉メルマガは知的財産権スペシャルですね。
 他には石破さんの防衛話ですので、けっこう今回はテキストサイトが好むような内容で、テキサイ向けと言えるかもしれませんね。
 
 従来の枠にとらわれない、世界一を目指した骨太の内容で、知的財産の創造・保護・活用・コンテンツ・人材育成をカバーした約270項目の政策が網羅されています。あとは実行だけです。
 
 いいですね、「世界一」
 なぜか日本人は自虐るのが好きなようで、なんでもかんでもアメリカの方がすごいんだと思っているフシがあります。
 でも今は完全にネットインフラも日本の方が整備されましたし、一時は韓国の方がすごいという話が広がったこともありましたが、結局それも数ヶ月で消えてしまい、当然今は日本の方が整備されています。
 また、日本人はソフトの面が弱いとか言いますが、それもそんな一概には言えないと思います。
 世界シェアNo1のトロンをはじめ、ソフト面でも日本は高い技術を誇っています。
 もちろん工業技術もダントツです。
 卑屈になることはありません。
 世界一を目指しましょう
 ネットだってソフトだって知的財産だって、どこにも負けないぐらいの力となれるはずです。
 世界一を目指しましょう
 
 
 最後はいつも通り安倍官房副長官のお話です。
 
  東京では梅雨が明けず蒸し暑い日が続いていますが、総理室の前に「上着をぬいでお気軽にお立ち寄りください。 小泉純一郎。」との張り紙が、張り出されました。官邸をはじめ官庁は節電のため室温を28度にしていますので、汗かきの方にはハンカチが手放せません。そこで上着はぬいで、ということで総理も執務室の中では上着はぬいでいます。秘書官はじめ官邸のスタッフは上着をぬいで執務室に入りますが、まだ多くの訪問者は上着を着たままの様です。しかし、さすがに環境省をはじめ地球環境チームは、上着をぬいでいたそうです。ちなみに張り紙の「上着」に「かみしも」とふりがながふってありますが、肩ひじはらずに、率直に、省益にこだわらず、という小泉総理の気持ちが込められているのではないでしょうか。
 
 なんていいましょうか、上着を着るのは礼儀ですからね。
 特に総理大臣なんていう日本のトップに対して礼儀を崩すなんていうのはなかなか難しいと思います。
 だけどそういう小泉さんのお気遣いはいいですよね。
 人柄が出てるというか。
 しかしエコ問題と上着の話を聞くと、どうしても羽田さんの「省エネスーツ」を思い出しちゃいます。
 あの、半袖になっているみょうちくりんなスーツです。
 あんな体裁だったら、まだ上着を着ない方が礼儀になっているような気がしないこともないんですが・・・。
 案の定全然流行りませんでしたけど、また今年も羽田さんはあれを着るのでしょうか。
 
 
 というワケで、今回の小泉メルマガのレビューは以上です。
 今回は国防と著作権ということで、興味がある方も多いのではないでしょうか。
 特に著作権の方は生活に密着してきますので、ネット上で文句ばかり言うのではなく、政治の方にも目を向けてみるのも必要だと思います。
 なんだかだいっても、法律を色々解釈してみても、結局最後は政治なのですから。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。


平成15年7月14日

 自民党嫁姑戦争

 あうあう、ちょっと夏バテ気味です。
 はやって思わないでください(笑)
 この前メールで夏バテに気をつけてくださいといただいたのですが、すでにバテていました。
 うーん、梅雨があけてもっとあつくなったらどうなってしまうのでしょうか。
 やえは夏より冬の方がスキです。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 選挙です。
 最近何かと世間をにぎわせている自民党総裁選挙と衆議院総選挙。
 自民党総裁選挙は9月ごろに行われるのが確定的になりました。
 今のところ、自民党総裁=内閣総理大臣となるので、総裁選がそのまま総理大臣選挙みたいな感じですね。
 
 次の衆議院総選挙は、やえの予想だと来年の夏の衆参ダブル選挙を予想していたのですが、このままだと予想は外れそうですね。
 今年の10月にでも行われるんじゃないかというのが、今のところの予測です。
 解散が無く任期が6年とキッチリ決まっている参議院選挙と違い、いつ行われるか分からない衆議院解散と総選挙は、ある意味周りの雰囲気によっても解散と選挙の機運が作られていきますから、このまま10月でムードが盛り上がっていけばそのまま解散総選挙となるでしょう。
 
 今の段階で、自民党総裁選挙から衆議院総選挙までの道筋が、いろいろと予測されています。
 やえの予想では、
 
 「自民党総裁選挙→小泉さん再選→内閣改造→臨時国会にてテロ対策特措法→解散&総選挙」
 
 となるのではないかと踏んでいます。
 つまりテロ対策特措法が野党が賛成するはずがないですから、「それなら解散だ」という名目で解散総選挙となるワケです。
 もしくはテロ法を通してしまって、「審を国民に問う」という形かもしれません。
 小泉さんからしても、総裁選挙で人気を盛り返し、内閣改造で党内の不満を抑え、臨時国会にて野党に強気の態度を示すことでさらに人気を押し上げて、衆議院総選挙に万全の体制で臨む、という考えなんだと思います。
 つけいるスキが全くないように見える見事な作戦です。
 
 この一連の流れ、多分一番の難関は野党ではなく、党内抵抗勢力でしょう。
 野党なんかよりよっぽどこわい存在です。
 亀井さんや野中さんをはじめ、なんとかして小泉さんを蹴落とそうと虎視眈々狙っている人たちが党内にはワンサカいたりします。
 そもそも小泉さんは、森派というそこそこ大きな派閥に属しながらも、一匹狼として有名ですから、数の勝負に来られるとなかなかつらいものがあるんですね。
 
 ただ、そこはそれとして結局は亀井さんも小泉さんも同じ党です。
 仮に自民党が選挙に負けて野党になってしまうと、自民党総裁も意味がありません
 だからギリギリのところはお互いに妥協しなきゃいけないんですね。
 そう考えたら、反小泉派は実際は小泉さんを引きずり降ろしたらダメなんです。
 とてもじゃないですけど、亀井・野中の悪顔コンビでは、またさらにプラスで人気者の小泉さんを引きずり降ろしたという悪印象を背負ってまででは、選挙に勝てないですからね。
 
 選挙は勝たなければならない。
 でも黙ってるのもイヤだ。
 ではどうしたらいいか。
 矛盾している二つですが、実はなんとこの二つを同時に満たす方法がありました。
 なんといいましょうか、このままでいいんです。
 キーワードは小泉さんです。
 よく小泉さんのいままでを思い返してみてください。
 実は小泉さんは逆境にこそ輝くんです。
 もともと小泉さんは、ここまで注目されるようになったそもそもの事件、つまり総裁になった時の三度目の総裁選挙のチャレンジ時からして大逆境の立場にいました。
 橋本さんとか亀井さんが総裁に名乗りを上げて、順当に行けば橋本さんだろうというのが当初の大方の予想でしたが、しかし「自民党をぶっつぶす」と威勢よく声を上げた小泉さんが自民党の一般党員選挙にて大勝をし、そのまま世論に勝てなかった議員さんが世論のままに小泉さんを支持し、結局大逆転で自民党総裁、そして内閣総理大臣に就任したのです。
 この時も小泉さんは輝きまくってました
 
 小泉さんは逆境こそ輝きます。
 だから逆に選挙の時のような国民にアピールしなければならない時は、小泉さんを逆境の立場に追ってしまって、輝かせないといけないのです
 そうです。
 今こそ小泉さんを輝かせるために、亀井さんとか野中さんとかが、嫁をいびる姑のように小泉さんをいじめぬいているのです
 もちろん亀井さんとか野中さんはもはや悪役のイメージが付いてしまっていますから、これ以上失うモノはないですし、むしろ「そういう政治家こそ」と思う人もいるのも事実です。
 だから彼らはアレでいいんだと思います。
 いじめぬいていじめぬいて、そうして小泉さんが輝いて、人気が急上昇して、結局自民党の圧勝というストーリーです。
 
 どうですか。
 見事に全ての人の欲求を満たすこの戦略。
 ハマっているとしか思えません。
 これで自民党も次の選挙は大勝でしょう。
 
 ・・・・・・・。
 なんかひさしぶりに妄想的更新でした(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、このシステムでもやっぱり不必要な野党でちょっぴり可哀想な気がしないこともないですが、それでも応援しません。

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