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平成16年12月1日

 トリビアの泉「さいたまピンズ」

 

 
 つづいてのトリビアはこちらです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 自由民主党党本部には・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さいたまピンズが売っている!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 それでは証拠のVTRをご覧ください。
 
 
 2chで人気のAA達。
 最近ではグッツになって秋葉原やコミックマーケットでも売られていたりします。

 

 そんな中、なんと自民党でさいたまピンズを売っているというので、自民党本部のサービスセンターの山田さんにお話をお伺いしました。
 
 
 
 
 山田「はい。確かに自民党でピンズを売っています。」
 
 
 
 
 実際にさいたまピンズを見せてもらいました。


さいたま、さいたまー

 
 しかし、どうして自民党でさいたまピンズを作られているのですか?
 
 
 山田「いえ、これはさいたまというモノではありません。このマークは自民党のシンボルマークなのです。明るい太陽のもとで、自由にのびのびと暮らす人びと。自由民主党の目指す世界、わかりやすい政治を行う姿勢を、やわらかいタッチで表現しています。また、二人は、親子であり兄弟であり、友人同士、隣人同士であり、日本と隣国であり、日本と世界でもあります。その上に輝く太陽は暖かく平等な愛情を降り注いでいます。またこのデザインは、自由と民主とそれを守る自由民主党を意味しているのです。」
 
 
 調べてみると、そもそもさいたまーは、この自民党のシンボルマークが由来のようで、似ているのは当然だったんですね。
 
 というワケで、みなさんも、胸につけるだけでさいたまらーになれるこの自民党ピンズを見かけたら、是非お買い求めください。500円です
 
 


さいたま、さいたまー

 
 
 
 

平成16年12月2日

 小泉メルマガレビュー

 

 
 小泉内閣メールマガジン 第166号 ========================== 2004/12/02
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● ラオス訪問
 小泉純一郎です。
 日曜日から昨日の水曜日まで、ラオスの首都ビエンチャンを訪問しました。今回は、アセアン諸国と日本、中国、韓国の首脳などが集まる「ASEANプラス3」という会合に出席するための出張です。
 
 やえです。
 小泉さん、最近外遊しまくりですね。
 しかも最近アジアが多いですね。
 
 ラオスは、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、中国に囲まれたインドシナ半島にある内陸の国で、日本の本州と同じぐらいの広さの国土に、人口約600万人、一人当たりのGDPは年間約4万円、公務員の給料はひと月2千円から3千円ほどという発展途上国です。
 ラオスを訪れるのは初めてでしたが、ビエンチャンは、ゆったりと流れるメコン川をはさんでタイと国境を接する場所にある、金色に輝く仏教寺院が点在する趣のある街でした。
 
 ラオスって、名前はなんとなく聞いたコトある感じがしますが、ではどこにあってどんな国かはちょっと分かりませんよね。
 小泉さんによると、仏教国というコトなのでしょうか。
 いいように言えばのどかと言えるのかもしれませんが、まぁ発展途上国ですね。
 
 ラオスは、今回の会合に向けて首脳が泊まる2階建ての宿舎を新しく建てるなど、国をあげての準備だったようです。期間中は、たくさんの会議が同時並行的に開かれ、各国首脳が会議から会議へと忙しく移動していましたが、主催国の手際よい進行と暖かいもてなしで、気持ちよく、実り多い会談ができました。
 
 会議のために新しく建てるとはすごいですね(笑)
 昔の日本でも、万博とかオリンピックとかが開かれるとなった時、国をあげて準備したモノですが、それと似たようなモノなのかもしれません。
 そもそも国のトップか移動するとなると、周辺のスタッフや警備員などで、同行する人数はけっこうな多さになりますから、それだけお金も使ってくれるワケです。
 また、もちろん役所の官僚さんも多く同行し、実務者協議なども開かれたのでしょうから、さらに人数が増えます。
 物価の差がとても激しいラオスからすれば、日本人は自分の一ヶ月の給料を一日程度の勢いで使ってくれるワケですから、そりゃあやっぱり国を挙げてのイベントになるのでしょう。
 
 私はアセアン諸国の首脳との会合のほかに、日中韓三カ国の首脳会談、インドのシン首相、ミャンマーのソー・ウィン首相、フィリピンのアロヨ大統領、マレーシアのアブドゥラ首相、中国の温家宝首相、オーストラリアのハワード首相、ラオスのブンニャン首相との二国間会談、そしてカンボジア、ラオス、ベトナムと日本との四カ国会談など、まさに分きざみのスケジュールでした。
 
 会いまくってますね(笑)
 アメリカの大統領とかの会談ならマスコミも内容を伝えてくれるのですが、それ以外はあんまり報道しませんよね。
 一体どんなコトをお話しされたのでしょうか。
 特に最後の「カンボジア、ラオス、ベトナムと日本との四カ国会談」っていうのは、気になります。
 
 各国首脳とは、アジア地域の発展をめざした経済問題、テロ対策やマラッカ海峡の海賊問題などについて、率直に話し合うことができました。また、来年はマレーシアで13カ国首脳が集まる東アジアサミットを開くことで合意しました。
 アロヨ大統領との会談では、日本とフィリピンの自由貿易協定(FTA)について大筋で合意しました。これから、現在交渉中のタイ、マレーシア、韓国にくわえて、先週訪問したチリ、そしてアセアンとの自由貿易協定へと輪を広げていきたいと思います。
 
 と、小泉さん自ら語ってくれています。
 やっぱり経済問題が中心なんですね。
 早い話、援助してくれってコトなんでしょうか。
 しかし、テロルの対策とか、海賊問題も話し合われたらしいですが、この辺、軍事力を持っていない日本では限界がありますから、なかなか深い話はしにくいんじゃないかと想像します。
 ホントおしいですよね。
 中韓はともかく、日本がしっかりとした軍隊を持ち、世界戦略を持っていれば、こういう東アジアの国々は日本に協力的なのですから、もっと有意義な話ができると思うんです。
 
 会議の合い間をぬって、青年海外協力隊の隊員のみなさんをはじめ、ラオスで活躍する日本人の方々に会う機会がありました。隊員の多くは女性で、ラオスの病院で看護師や助産師として働く若い女性隊員たちや、博物館員として働く隊員、学校に謄写版を配っている方など、みなラオスの生活に溶け込んで、ラオス人から親切にされて活動しているとのことでした。ラオスの人々のために働く人たちの熱意に接して、心強く思いました。
 外国との協力関係は、首脳レベルでの会議だけで成り立つものではありません。草の根レベルでの協力や交流の積み重ねが、国と国との友好、協力をかたち作るのだと思います。
 
 こういうボランティアこそ、評価されるべきなのではないでしょうか。
 世界が注目しているっていうだけでイラクに行って、なんか拉致されて、いつの間にか国家との取引材料にされて、さんざん迷惑かけたあげく、まだイラクに行きたいとか言ってるバカがいましたけど、結局どうしてイラクでなければならないのか理由はわかりませんでしたね。
 ま、目立ったおかげで、高遠なんか講演会の依頼に追われているらしいですが。
 5バカレンジャーの時に、右も左も「草の根によるボランティアがいてこそ本当の支援が出来る、友好が築ける」とか言ってた人いっぱいいましたけど、だったらまず、ラオスとか東ティモールとか、注目されなくても、本当に現地の人たちのために働いているボランティア達を評価すべきなんじゃないかと思います。
 ラオスとかは当然「戦闘地域」ではありませんし、それは日本政府も認めているワケですし、海外青年協力隊も募集しているぐらいなのですから、なにかあっても「自己責任」なんて言われませんよ。
 
 「ラオスにきて、彼らに教えることよりも、かえって日本人が忘れていた人間として大切なものを教えられたような気がする。」というNGOの男性の言葉が深く胸に残りました。
 
 いい経験になるコトは間違いないでしょうけど、こういうお話が出てくると、よく、なんかボランティアが素晴らしいとか、そういう話になりがちになるんですが、やえは決して忘れてはならないコトがあると思うんです。
 それは、こうして日本の海外青年協力隊がラオスで活動できるのも、全て日本という国があるからこそだ、というコトです。
 日本の先人達が必死に国を守り、一度は焦土と化しても、また立ち上がって今の日本を作り上げたからこそ、そしてこの豊かな日本が今あるからこそ、心おきなく青年隊たちは活動が出来ているのです。
 自国がまだまだ後進国なら、他国にかまっているヒマないですからね。
 今の日本が、とても豊かで、安定していて、他の国に目を向けられるぐらい余裕があるからこそ、こういうコトが出来るんだというコトを忘れて欲しくないと思います。
 こういうボランティアの話になると、なんか後ろめたい気持ちになったり、発展途上国の方が生き生きしているとかいう話になってしまうんですが、そうではなくて、先人達にも当然感謝しなければなりませんし、また今の日本人も、ひとりひとりが精一杯今の生活を送っているコトで日本という国を支えているからこそ、ボランティア達もそのもとで活動できているという現実を、ちゃんと認識してほしいんです。
 ボランティアの人たちは、もちろん素晴らしいコトをされているんだと思っていますが、日本で日本を支えている多くのひとりひとりも、ボランティアに劣らないぐらい素晴らしいコトをしているんです。
 
 またこの話は詳しい書きたいと思います。
 
 
 [編集後記]
 イラク復興支援に奔走していた2名の若い日本人外交官、奥克彦大使、井ノ上正盛一等書記官が、何者かの襲撃によって亡くなられた事件から、今週29日でちょうど1年が経ちました。昨年6月、与党調査団の一員としてバグダッドを訪れた際には、現地をいろいろと案内していただき、たいへんお世話になりました。あの頃は、バグダッドにも「解放」の気分がみなぎっていました。今、イラクの人びとは、自らの国を立て直そうと必死にがんばっています。状況が厳しい時にこそ、手を差しのべるのが真の意味での援助であり、援助を受けた人びとの記憶に残るのではないでしょうか。お二人の志を受け継いで、日本としてイラク復興に出来る限りの支援を行っています。支援の内容や成果についてはこれからもメルマガでご紹介していきます。
 
 そうですか。
 もう一年が経つんですね。
 今思えば、今になってからだから言えるコトなのでしょうけど、このお二人が犠牲になられた時、もっと日本人は危機感を持つべきだったんじゃないかと思います。
 お二人は、イラクで、まさに日本の先遣隊として、長い期間イラク中を走り回っていた、言わばプロフェッショナルだったのですから、そんなプロでさえこうなってしまうんだと、そう認識しておくべきだったんじゃないでしょうか。
 イラクに対する危機感っていうモノは、3バカがバカやらかしてはじめて気づいた、という感じでしたからね。
 
 先週から始まった「郵政民営化」についての政策アンケートには、1週間で9千件を上回るご参加をいただきました。アンケート結果や皆さんからのご意見、ご提言は、メルマガ誌面でご紹介します。12月5日までですので、まだ参加していない方はふるってご参加ください。(せいけん)
 
 すごい数ですねぇ。
 中身も気になるところですが、もうちょっと期限がありますから、これだけは言っておきたいというコトがある方は、是非是非アンケートに参加しましょう。
 もしかしたらメルマガで紹介されるかもしれませんし、もしかしたらもしかしたら政策に取り入れられるかもしれませんよ!!
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

平成16年12月3日

 流行語大賞
 

 
 えーと、正直に言います。
 いま調子が悪いです(笑)
 
 わりと定期的に好調期と不調期が来るのですが、今は不調期のドツボです。
 ですので、ごめんなさい、今日もけっこう内容は薄いかもしれません。
 分量も少なめですし。
 
 調子悪い文章は更新を休んででも載せるべきでないのか、それともとりあえずは更新ペースを保つべきか、サイト管理の普遍的な悩みかもしれません。
 もしよかったら、どっちがいいのか、お聞かせ願えれば助かります。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 

 自己責任
 
 本来はリスクをとって行動した者が自ら「結果責任」をとることをいうが、最近では責任を転嫁する際にしばしば用いられている。特に自己責任という言葉が頻繁に用いられたのは、2004(平成16)年4月、戦闘が続くイラクで発生した武装グループによる日本人人質事件のときだった。3人の日本人人質に対して自己責任という言葉が向けられたのだ。政府の勧告を無視してイラクに向かったのだから、自業自得だという議論だった。彼らが果たそうとしたイラクの子供たちへの支援や真実の報道という尊い目的は無視され、政府に迷惑をかけたことだけがクローズアップされた。全体主義の下で、自ら考え、独自の行動をした人を切り捨てるための言葉が自己責任となってしまった。

 これ、滅茶苦茶すぎませんか?
 「最近では責任を転嫁する際にしばしば用いられている」
 「子供たちへの支援や真実の報道という尊い目的は無視され」
 「全体主義の下で、自ら考え、独自の行動をした人を切り捨てるための言葉が自己責任」
 この言葉については、またバカレンジャー達に対しては、色々な言葉がかけられましたが、ここまで酷いのは珍しいのではないでしょうか。
 しかもこれが、年末必ず日本中が注目する「日本流行語大賞」の説明文なのですから、目も当てられません。
 
 これは尊い目的があれば、他人に迷惑をかけてもいいという、すごい理屈です。
 つまり、母国を守るという尊い目的があれば、それをとりあえず主張さえしておけば、外国人だろうと自国人であろうと民間人であろうと問答無用で殺してしまうテロリズムも許されるというコトですよね。
 しかもまともに活動したことがない、ド素人の自称絵本書きも、報道と言えるらしいです。
 
 また、全体主義というレッテルを張ってイメージ操作をしようともしています。
 全体主義という言葉を使う場合というのは、多くの場合、国家や特定少数が主導して一つの方向を目指す場合を言います。
 しかし今回のこの騒動は、多くの国民が自然発生的に同じようなコト、つまり自己責任を問うような声が出てきたワケで、これすら全体主義と言うのであれば、W杯もオリンピックも拉致問題もよん様ブームでさえ全体主義と言えるでしょう。
 よん様ブームなんて、まさに一部の少数が主導して無理矢理ブームを作っているフシがあるんですけどねぇ。
 
 こんな酷いユーキャンの流行語大賞なのですが、やえが一番不満なのは他にあります。
 

 
 該当者なし!!
 なんでですかーっ。
 該当者いるじゃないですかーっ

5バカレッド今井
5バカブルー郡山
5バカピンク高遠
5バカイエロー安田
5バカグリーン渡辺

 なんでこいつらを呼ばなかったのでしょうか。
 そして堂々と「独自の行動をしたために切り捨てられた、自己責任の受賞者の方々です」と言えばいいじゃないですか。
 
 最近とみに流行語大賞は世相を正しく映していないと言われていますが、この程度の認識度では、それもさもありなんというところなんでしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、流行語を応援していません。
 

平成16年12月7日

 やえとあまおちの師弟対話「政争」
 

 
 あまおちさん、昨日更新さぼりましたね?
 
 あっはっはー、昨日は飲み過ぎー、げろげろー
 
 うわっ、やめてください。
 
 あっはっはー、うげー
 
 だからいい加減年を考えた方がいいですよ・・・。
 
 
 ■政争の具にするなと言われても
 
 で、今日はなんのお話をするんですか?
 
 うー、なんか気持ち悪い、お前適当にしゃべれ。
 
 うわっ、投げやりすぎ。とりあえず話題ふってください。
 
 んー、前回までは衆愚政治について語ったから、まぁ遠からず近からずの話題というコトで、新潟の地震の際の、政治について語ろうか。
 
 と言いますと?
 
 新潟で大震災が起きて、被害がものすごく出ただろ。で、復旧活動をどうしようかと世論がなった時に、その進め方について自民党と民主党がけっこう対立してな、世論やマスコミは「震災を政争に使うな」と言っていた。しかしだな、そりゃ無理だろって。そういう話。
 
 「○○を政争の具にするな」というのはたまに聞きますよね。例えば年金の話の時もそんなコト言ってましたよね。
 
 うん。でもな、そんな事言われても無理なんだよ。だって民主主義だもん。民主主義って、別の意見も尊重するっていうのが大前提なんだから、政争の具にするなっていうのはイコール議論するなって事につながり、すなわち民主主義の否定にもつながるわけだ。
 
 突き進めると確かにそうかもしれませんが、しかし世論はそこまで言っているワケではないと思いますよ。
 
 まぁそうなんだろうけど、でもしょうがないべ。全ての政治は政争になるんだから。だから与党と野党が存在しているわけで、震災にしても、その進め方、方法論で相違点があるなら、それは政争になってしまう。これらの方法論の違いの意見を認めないって言い出したら民主主義じゃなくなるしな。
 
 緊急の時ぐらい、即断できるような議論にはならないんでしょうかね。
 
 そもそも民主主義って、時間がかかるのが前提だからな。前も言ったように、絶対的に正しいって言える政治体制なんて無いわけで、どれもメリット・デメリットがあって、判断を素早くしたいなら王制が一番優れていると言えるだろうし、一方メリットを享受する代わりにデメリットも受け入れないといけないわけだ。良いことづくしなんてないんだから。
 
 例えば、災害の時だけは、総理の指示に従わなければならないとするとか、出来ないですかね?
 
 民主党が許さないんじゃねぇのかぁ?(笑)でも実際、行政府である内閣・政府は総理がトップ立つ機関であって、本来は野党がどうこう言えるもんでもないんだがな。でも政府が行ったことを、議会で野党が糾弾するから、なかなか簡単にはいかない、なかなか難しいな。
 
 マスコミも、後になってから、対応が遅いとかなんとか、なんとか文句つけようとしますもんね。
 
 緊急時は、まさに緊急なわけだから、即断しないといけないわけでな、だから後からじっくり考えてうだうだ文句いってもしょうがないんだよな。時間をかけて考えるっていうのは民主主義的なシステムだが、それを越えて即決しろって言うんだったら、後から「こうした方が良かった」と言うならそれはいいんだけど、「こうしなかったのはダメだ責任を取れ」って言うのは違うんじゃないかな。
 
 やっぱり、国民ももっともっと賢くならなければならないっていうコトですかね。
 
 あと野党もな(笑)総理大臣のリーダーシップを、って言うなら、もうちょっと選挙の結果を国民自身が尊重しないといけないはずなんだよ、本来は。なにはともあれ、選挙という国民の総意を取った形で選んだんだから、緊急の時ぐらいはうだうだ言わずに従わないと。
 
 緊急だから、異論があるにしても譲歩すべきというコトになったら、これはもう選挙で勝てなかった方、つまり野党が譲歩しなければならないというワケですね。選挙で勝っている与党が譲歩してしまえばそれは民主主義の否定ですし、どっちがどれぐらい譲歩するかっていう話をしていたら、それは普段の政治折衝になって、政争そのものですからね。
 
 そういう事だな。
 

平成16年12月8日

 やってしまいましたキタ

 

 
 白川先生の警官のお話は、昨日のテレビのニュースで見ました。
 うーん、いろいろと問題が詰まっていますね。
 言っておきいたこともあるのですが、これは天堕さんに今度お願いすることにしましょう。
 しかし身なりだけで犯罪者にされたんじゃたまったもんじゃないですよね。
 それにしても、4人でいきなり取り囲むだなんて、どこかのイカレた大学生みたいです。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さあ、ついにやってしまいました。
 焼いておけばバレないとタカをくくっていたのでしょうか、しかし見事にバレました。
 我が日本のォォォォォォォ、科学力はァァァァァァァ、世界一ィィィィィィィィ!!!
 と言うのも恥ずかしいぐらい、北朝鮮の姑息なたくらみは白日の下になりました。
 

 <横田めぐみさん>「遺骨」は別人 政府発表
 政府は8日、拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明当時13歳)の遺骨として北朝鮮が提供した骨について、DNA鑑定の結果、めぐみさんとは別人のものだったと発表した。拉致被害者の安否に関する北朝鮮調査の信ぴょう性が根底から崩れたことを政府は重視し、北京の大使館ルートで北朝鮮側に抗議した。同時に細田博之官房長官は記者会見で北朝鮮に対する追加の食糧支援を当面凍結する方針を表明した。与党内から対北朝鮮経済制裁を求める声が強まるのは必至で、政府は日朝交渉の全面的な見直しを迫られそうだ。
 提供された骨は、新潟県警の委嘱により、めぐみさんの両親から提供された本人のへその緒と照合する形で警察庁の科学警察研究所(科警研)と帝京大学医学部でDNA鑑定が行われてきた。同県警は8日、このうち帝京大での鑑定結果について「めぐみさんと別人の2人のDNAが検出された」と発表した。鑑定結果は外務省の薮中三十二アジア大洋州局長らが両親の横田滋さん、早紀江さん夫妻にも伝えられた。

 ここまで明確にウソをついたのです。
 これはもう、明らかに日本に対して敵対行為をしていると見なしていいでしょう。
 もともと拉致自体が敵対行為なのですから、ここまでされれば怒って当然です。
 
 やえは、この日本をバカにした北朝鮮に対して怒りを覚えます。
 やえは、日本のメンツを丸つぶしにした北朝鮮を許しません。
 
 そろそろ日本は、北朝鮮政策について、選択と決断の時に来ているのではないでしょうか。
 
 人質を取り返すという行為(要求)と、北朝鮮を懲らしめるという行為は、ほとんどの場合において両立できないモノです。
 人質の命を最優先するのであれば、時間とお金とプライドをこれでもかとかけて、なんとか救出する方法をとる必要があるでしょう。
 しかし北朝鮮を懲らしめる目的で行動するのであれば、もちろん人間だって国家だってだまってやられるままであるワケがないのですから、何らかの抵抗をするワケで、その過程において、人質の命ほど危険にさらされるモノはなくなってしまいます。
 完全解決には北朝鮮を攻めるコトによる救出劇しかないと言う人もいますが、それはバスジャックとか、物理的に範囲が狭い時の話に限ったコトであって、ドコに何があるのかよく分からない、しかも国家という広大な土地を舞台とした場合であれば、話が全然違います。
 もし北朝鮮を攻め滅ぼせと言うのであれば、まずは日本が勝つコトが第一命題であり、拉致被害者の命は二の次で考えろというコトに他ならないワケで、ハッキリ言えば、人質の命はあきらめてください、というコトです。
 
 拉致問題は、二つの命題がありまして、ひとつは被害者の救出という命題ですが、もう一つは、日本と北朝鮮という国家としてのパワーゲームの関係です。
 多分、ウソ情報だったから経済制裁をしろっていう声がかなり多くあがってくると思うのですが、それは人命優先論ではなく、ウソを出して日本をコケにした罰として、という動機であるというコトを、しっかりと認識しておく必要があるでしょう。
 協議をやめるというコトは、「返せ」と主張するコトすら放棄するコトなのですから、それだけの覚悟は必要です。
 
 拉致被害者の家族の人たちは、経済制裁を望んでいるような言動を取っています。
 これはつまり、もはや覚悟を決めているととっても問題ないでしょう。
 ですから、もう経済制裁なんてケチなコトを言うんじゃなくて、戦争してしまえと言ってしまったらどうでしょうか。
 政治家の立場からすれば、小泉さんの総理大臣という立場からすれば、そりゃ人命を最優先させなければならない立場であります。
 またそれは、人命を最優先に考えている国民がいるからこそでもあります。
 しかしそんな立場をとりつづけている以上、タラタラ無意味な時間が過ぎていくだけでしょう。
 ですから、ここで国民が変わるしかないのです。
 人命が何よりも大切というのであれば、北が何を言おうとも何をしようとも、じっと耐えて対話を続けるようにしましょう。
 それがイヤであるのならば、もはや人命よりもプライドを選択し、戦争をもじさないと言ってしまいましょう。
 そして正式な軍隊を持つように、日本を変えていく方向に持っていくべきでしょう。
 
 それらを念頭に置いた上で、やえは「もはや戦争してもいいんじゃないでしょうか」と言っておきます。
 

平成16年12月9日

 小泉メルマガレビュー

 

 
 小泉内閣メールマガジン 第167号 ========================== 2004/12/09
 
 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
 ● ひとつ2000円のりんご
 小泉純一郎です。
 北京では、いま青森の「りんご」がひとつ2000円で売られているそうです。
 
 (゚∀゚)ラヴィ
 やえです。
 り、りんご!?
 
 以前、ある人から「日本のイチゴが中国の上海でひとつ300円で売れている。」という話を聞いたことがあります。中国の方が官邸に見えたときにその話を聞いたところ、「それだけではありません。北京では日本のりんごが150元で売られていますよ。」と言うのです。
 本当かと思って調べてみると、北京のデパートでは青森でつくっているりんごが150元で売られている。1元が約15円ですから、150元というと2000円以上になります。これにはびっくりしました。
 
 というか、売れるんですかそれ?
 まぁ、やっぱり中国は今、超階級社会になっているんでしょうね。
 すごいお金持ちの人と、明日の食料すら心配な農村部の人と。
 
 先日、日本の農作物を輸出している農家の方々とお話しする機会がありました。このりんごの輸出を始めたきっかけをうかがったところ、国内のりんごの価格が下がって原価割れになってしまい、赤字になった。このままではいけないという危機感から、まずヨーロッパにりんごを輸出したのだそうです。輸出の手続きは思ったよりも簡単で農家なら誰でもできる。
 はじめに大きいりんごを出したら、大きすぎて売れない。そこで一番小さな「王林」という品種をイギリスに輸出した。その後大きいりんごを中国に輸出したら、おいしくて珍しいりんごだというので、ひとつ2000円以上の値がついたのだそうです。
 まさにピンチをチャンスに変えたのだと思います。
 
 米もそうなんですけど、数年前、農作物の輸入も自由化されて、当時は大反対が起きましたけど、品質の面を見れば、日本の農作物はものすごくレベルがあがりました。
 残念ながら、現在は自給自足率が格段に低くなっていますが、質そのものは高いですよね。
 唯一お米だけは自給自足できるようにしているワケですが、実はこれ作りすぎの面もあるようで、毎年古米がたまりまくって、最終的には捨てちゃうらしいです。
 だからお米も輸出しちゃえばいいんじゃないかと思うんです。
 そして、りんごでもみかんでももみじまんじゅうでも、どんどん輸出しちゃって、市場開拓すれば、大きな産業になりますし、そうなれば後継者問題とかも解決するかもしれませんし、自給率も変わってくるのではないでしょうか。
 
 りんご以外にも、海外で人気が高い日本の農産物があります。北海道の「ながいも」は台湾に輸出され、日本国内よりも高い価格がついているそうです。
 「みかん」は、カナダでクリスマス・オレンジという名前で販売されており、「緑茶」は健康によいということでヨーロッパで人気が出ているそうです。
 台湾では島根県産の減農薬の「おこめ」が売れていて、台湾の地元ではこれに対抗して台湾産の良質なおこめをより高い値段で売り始めたそうです。日本のおこめが海外に輸出できるとは思いませんでした。
 
 すでに売ってたああああ(笑)
 しかし何で日本のみかんが「クリスマス・オレンジ」なのかナゾですね。
 
 今までは日本の農家は輸入を阻止しようとばかりしていましたが、発想を切り替えて日本の農産物も輸出できる、もっと世界に輸出すべきだ、そういう考えでこれからやっていくべきではないかと思います。
 
 おっと、言ってるコトがかぶっちゃいましたね。
 日本はもともと輸出大国なのですから、売れるモノはなんでも売ればいいじゃないでしょうか。
 農産物に関わらず、商品の質を上げるというコトに関しては天下一品なのですから。
 
 お寿司もそうです。外国人はおこめのごはんをあまり食べないし、まして生の魚は食べない。だから外国人がお寿司を食べるはずはないと思い込んでいました。ところが、回転寿司ができて、今では、ニューヨークでもモスクワでも、回転寿司のお店がたくさんできています。先日訪問したチリのサンティアゴでも、最近お寿司のお店が増えていると聞きました。
 固定観念にとらわれないで、ピンチをチャンスに、何事にも挑戦していくことが大切だと思います。
 
 分かりました。
 次のブームは「納豆」です。
 固定概念は良くありません。
 あと5年後に、世界中でナットウブームがくるでしょう。
 世界に広がるナットウの輪。
 ねばねーば。
 
 12月にはいって、いよいよ予算の編成や税制改正の作業がやま場を迎えました。災害対策などについては補正予算を組んで必要な資金は十分に確保することにしていますが、来年度予算については歳出の無駄をけずり、必要な予算は増やすように、聖域なき歳出改革を進めます。
 
 うーん、それはいいんですが、防衛費まで削ってほしくないですねぇ
 昔のようにアメリカに防衛を頼っていれば良かった時代はもう終わり、これからはどう自主防衛をしていくか、そして世界に対しても「頼れる日本」という存在感をどう作っていくかというコトを考えなければならないのですから、むしろ防衛費は増額しなければならないハズなのです。
 まさに自衛隊を今イラクに派遣し、さらに一年延長するというこの時期、他を見れば、北朝鮮や中国の脅威もあるワケで、さらにはロシアにも目を光らせる必要のあるこの極東で、世界に存在感を示すには、やはり武力というモノは必要不可欠なのは言うまでもないコトで、それは小泉さんもお分かりになっていると思うのですが、うーん、それとも他にいい案があるのでしょうか。
 
 昨日、構造改革特区と地域再生計画を追加認定しました。「日本語教育特区」や「英語教育特区」、廃校になった校舎を音楽の練習や芸術作品の制作場所に転用して地域再生につなげる計画など、今回も地域の知恵と工夫があふれたものばかりでした。
 これで特区の総数は475件、地域再生計画は全国で250件。新しい規制改革など地域のアイデアを全国に広めることができるように、これからも応援していきたいと思います。
 
 「日本語教育特区」って、具体的にどんなコトをするのでしょうか。
 作文とか書きまくりなんですかね。
 例えば英語教育であるなら、目標はペラペーラに英語がしゃべれるようになるコトなのでしょうけど、日本語教育はどこを目標にしているのか、そこが知りたいですね。
 本が出せるぐらい文章が上手くなるとか、即興で演説が出来るようになるとか・・・、あまおちさんなら即興で演説できますね。
 内容が全くありませんが
 
 私も挑戦する心をもって改革を進めてまいります。
 
 やえも挑戦する心をもってサイトをがんばっていきます。
 
 
 [特別寄稿]
 ● 安心社会の実現に向け社会保障制度の抜本改革を
  (日本労働組合総連合会会長 笹森清)
 連合会長の笹森です。
 
 うわっ、連合会長ですよ。
 連合会長。
 労働者の一番エライ人です。
 毎春、賃金を上げろーって言っている人たちのボスです。
 経営者集団である経団連に対して、労働組合集団である連合という位置づけだと考えていただければ分かりやすいのですが、つまり支持団体的には野党、昔は社会党だったり、今は民主党を支持しています。
 だから、まさか小泉メルマガに登場するとは、サプライズです。
 
 現在、政府のもとに「社会保障の在り方に関する懇談会」が設置され、これまで4回開催されています。私と日本経団連の奥田会長とで、社会保障全体の改革について労使代表が参加する「協議の場」設置を、昨年末から小泉首相に強く要請してきました。これらの経緯もあって、設置されたものです。
 
 ほー、最近連合は経団連と仲がいいんですかね。
 これがどっかの新聞社の会長とかだったら「たかが労働者が」とか言いそうですけどね。
 奥田さんは見た目もいい人っぽいですし(笑)
 
 この「在り方懇談会」の構成は、民間から労使代表をはじめ税調会長、熊本県知事など6名、政府側が官房長官、厚生労働大臣、財務大臣など6閣僚となっています。
 これまでに、「在り方懇談会」の位置づけ、連合と経団連の社会保障改革案、年金一元化、介護保険制度、少子化対策などについて論議してきました。
 
 えー、「社会保障の在り方に関する懇談会」の略称って「在り方懇談会」なんですかー?
 なんの懇談会かわかんないですよ、それでは。
 しかし、なかなか幅広い議題を取り扱っているんですね。
 
 これまでの論議では、この「在り方懇談会」が社会保障全体の改革協議の中心であること、「在り方懇談会」の結論を政府の改革方針とすること、税制を含め社会保障の一体的改革を行うこと、などで認識が一致しています。年内には論点整理を行い、2006年度を目途にとりまとめをする予定です。
 
 おー、これはほとんど政府組織と言ってもいいぐらいの存在感ですね。
 もちろん、政府方針となった後に、与党自民党でさらに議論され、調整してから法案となるのでしょうけど、それにしても大きい力をもった懇談会ですね。
 年金とか少子化対策などは、国民的関心が高い話題ですし。
 
 第2回「在り方懇談会」で、私は連合「21世紀社会保障ビジョン」(2002.10)の基本的考え方を提起しました。
 ビジョンでは、今後のあるべき社会として、「労働を中心とする福祉社会」の実現が重要であり、その基盤となるのが社会保障制度である、という認識に立っています。そのため、社会保障制度の理念と全体像を示し、国民皆年金・皆保険制度の再構築、基礎年金の税方式化などを提言しています。
 
 ん?
 「労働者を中心とする」っていうのは、もはや古いんじゃないですか?
 まぁ連合会長という立場ですから仕方ないのかもしれませんが、そういう階級史観的な考え方では、上手くいくモノも上手くいかなくなってしまうような気がします。
 経営者は経営者の立場があって、その立場での社会保障制度は必要なワケでして、また、労働者あっての経営者というのはそうですけど、経営者あっての労働者というのも当然そうでありまして、だから「労働者を中心」というのは、やっぱり違うと思います。
 お互いを尊重してこそ、社会というモノは成り立つのではないでしょうか。
 
 社会保障制度は、国民生活の根幹に関わる極めて重要な課題であるため、税制と社会保障全体を一体的に見直し、負担と給付の全体像を含め、抜本改革を行うことが必要です。このことが、「在り方懇談会」に与えられた社会的、歴史的な役割だと思います。
 なお、この「在り方懇談会」での論議に合わせ、国会でも社会保障制度の抜本改革について、より国民にわかりやすい形で論議をすべきであり、それが、政治の責任を果たすことにもなると思います。
 
 大筋論ではまったくもっておっしゃるとおりですね。
 昔はそれこそマルクス主義というか、イデオロギーありきで階級闘争がなされていたワケですが、さすがに今では連合側もちゃんと社会的責任を果たそうという意識や姿勢はあるようですね。
 やえは、運動のための運動に入ってしまったような連合の存在にはあまりいい印象を持っていませんが、しかし例えば、この前のプロ野球の騒動の時、古田選手会長はストライキの法的根拠やその方法論を確認するために連合の会長に会いに行っていましたように、連合の存在そのものはやはり必要なモノだと思います。
 どうしても大きな力を持ちがちな、それこそ「たかが選手が」と言ってしまうような経営者がまだまだ存在しているワケですから、健全な組織であるのであれば、連合はその時に力を発揮すべきなのでしょう。
 おもしろいお話をありがとうございました。
 
 
 [編集後記]
 今週7日、拉致被害者の曽我ひとみさんが、夫のジェンキンスさん、長女の美花さん、次女のブリンダさんとともに、一家そろって佐渡に帰郷されました。ジェンキンスさんの涙の記者会見には感動しました。曽我さんの帰国から2年余り。「4人でそろって日本で暮らしたい」という曽我さんの切なる願いがやっと叶いました。一家水入らずで、良い年の瀬、そして新しい年をお迎えになられるよう、お祈りいたします。
 
 アホのマスゴミが、佐渡まで曽我さんを追っかけて、静かな島をひっちゃかめっちゃかしそうな予感ですが、まぁ、それも時間の問題でしょう。
 いろいろありましたけど、日本に帰ってきてからは、曽我さんはとてもいいシナリオを描けてきたのではないかと思います。
 ジェンキンスさんの問題にしても、日本政府はとても積極的に動き、米軍も、予想よりもさらに軽い刑で済ませてくれました。
 今後、静かにすごせるといいですね。
 
 その一方で、横田めぐみさんの「遺骨」とされる骨は、めぐみさんのものではないとの鑑定結果が出ました。北朝鮮側の調査が虚偽であったと断じざるを得ず、厳重に抗議して真相究明を迫るとともに、今後の対応を早急に検討するつもりです。(せいけん)
 
 昨日書きました話題ですが、どこまで世論がまとまれるかによるでしょう。
 「もう戦争だ。ヤツらはそれぐらいされないとわかんないんだ」ってところまでくれば、そして実際に自衛隊法や憲法改正の動きが動き出せば、これほど強力なカードはないワケでして、実際効果があるかどうか疑問符がいっぱいついちゃう経済制裁よりも、正常な軍事力を整えるという動きになってほしいと、なるべきだとやえは思います
 日本国民は、小泉さんや政府を、汚らしく罵倒するぐらい怒っているのであれば、その矛先を北朝鮮に向け(本来はそれが正しいワケで)、そして正常な軍事力を持つような方向に日本を導くべきでしょう。
 覚悟を決め、責任を持ち、決断すべき時だと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、らいおんはーとを応援しています。
 

平成16年12月12日

 お好み焼き

 

 
 現在見出しやえ(→にあるアイコンです)で使わせて頂いていますモノは、わくいさんから頂いたモノなのですが、この度また新しいのをいただきましたー。
 
 ありがとうございますー。
 青リボンで、しかも茶髪っぽいやえは珍しいですよ(笑)
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 やえは広島出身です。
 広島といえば様々な名産があります。
 場所で言えば、世界遺産である安芸の宮島こと厳島神社や、同じく世界遺産の原爆ドーム。
 食べ物で言えば、やえも大好きもみじまんじゅうや、生産日本一の牡蛎。
 ちょっとマイナーなところで言えば、これも日本一のまつたけとか、みずみずしくてご飯にピッタリの広島菜漬なんていうモノもあります。
 他に広島といえば、このご時勢にも関わらず年俸の低さで黒字健全経営を続けている広島カープ、唯一プロになってから優勝経験があるのにJ2落ちを経験しているサンフレッチェ、それから、名作「仁義なき戦い」も広島が舞台です。
 
 ざっといろいろと挙げてみましたが、広島名産と言えば忘れてはいけないモノがもう一つあります。
 そうです。
 お好み焼きです。
 
 お好み焼きといえば、2種類ありまして、一番分かりやすい違いは、そば(焼きそば)が入っているかどうかです。
 そばが入っている方がいわゆる広島風お好み焼きで、そばが入っていないのが関西風お好み焼きです。
 やえは広島出身ですのでよく知らないのですが、なにやら関西ではお好み焼きはご飯と一緒に食べるモノなんでそうで、お好み焼きはおかずとして食べるらしいのです。
 その感覚がやえにはよく分からないのですが、広島風の方は、そばが入ってますから、さすがにご飯と一緒には食べません。
 お好み焼き単位で十分お腹一杯になれます。
 
 ところで、広島には、石を投げたらお好み焼き屋さんが当たるぐらいお店がいっぱいあるのですが、人口比で比べると、大阪より広島の方が多いんだそうです。
 そして、大阪のお好み焼き屋さんは多分ほとんど関西風しか作っていないんでしょうけど、広島のお好み焼き屋さんはだいたいどちらも作ってくれます。
 どっちかと言えば関西風の方が作るのが簡単なので、両対応できるんですね。
 
 これだけお好み焼き屋さんがあれば、その中から「名店」と呼ばれる店が出てくるのも当然の流れでしょう。
 広島にはいくつか「名店」があるのですが、その中でも一番有名なのが「みっちゃん」というお店です。
 広島のお好み焼き屋さんはなぜか店名に「○○ちゃん」と付けるコトが多いのですが、みっちゃんはその代表格です。
 
 そんなみっちゃんですが、今ではその名前もなかなか全国区になっていまして、そのせいってワケでもないのでしょうけど、現在、真空パック詰めの電子レンジでチンすれば食べられるおみやげ用お好み焼きというモノを販売しています。
 
 みっちゃん50年の技と味がお家で楽しめます
 
 やえは今東京に住んでいるのですが、先日、広島からいらした方からおみやげにこれを頂いたんですね。
 こっちではなかなか広島の味に会えないだろうって。
 やえもこれは何度か食べたことあったのですが、まぁまぁ美味しいですし、ありがとうございますーって頂いたんですね。
 しかししかし、頂いたタイミングが悪かったと言いましょうか、ちょっと最近いそがしくて、このお好み焼きをその辺にほったらかしにしてしまって、存在自体を忘れてしまっていたのです。
 しかも悪いコトに、これは要冷蔵なのですが、ついつい適当のその辺にほったらかしにしてしまったのです。
 そして、昨日お部屋をお掃除していたらですね、出てきたのです、50年の技と味が詰まったお好み焼きが・・・。
 
 
 
 あれ?なんか形が変なような・・・。
 
 
 
 ええ?なんかふくれて・・??しかも破れちゃってるし・・・!?
 
 
 
 えええええええ!?ふくれすぎー。ぱんぱんー。こわいですー。
 
 
 えーと、あまりにもこわすぎるので、中身まで確認する気にはなれませんでした。
 これを頂きましたある方、本当にごめんなさいっっっっっっ(笑)
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、確かTECHSIDEさんで、こんな感じになったキムチをリアルタイム中継していたのを思い出しました・・・。
 やえも破裂するまで中継した方がいいんでしょうか!?(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル。
 

平成16年12月13日

 人質解放を目的とした経済制裁とは
 

 今日のお好み焼き注意報〜。
 
 
 こわすぎるので、現在ゴミ袋の中でお休みいただいています。
 心なしか、きのうよりさらにふくれているような気がします・・・。
 これを横から見るとですね
 
 
 勇気を出して、ゴミ袋の封印を解いてみました。
 すでに、外箱はふくれた内袋によって完全に破れてしまっています。
 そのふくれによって、不気味にフラッシュを反射させています・・・。
 
 ・・・・・・・・・
 
 これはもはや爆発するのも時間の問題かもしれません・・・。
 こーわーいィィィィィィィィー。
 
 以上、今日のお好み焼き爆弾警報でした・・・。
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 意外と世論は冷静なのかと思っていたら、支持率は急落しているようで、うーん、なんだか複雑になってきたような気がします。
 というか、ジョンイルに怒っているのではなく、「小泉はダメだ」ぐらいで世論はこの問題を考えているのではないのでしょうか。
 まぁはじめから「ワイドショー政治」と言われていましたが、世論もワイドショー感覚でしかモノを見ていないんでしょう。
 
 例えば北朝鮮に対する経済制裁については、小泉自民党が実際にはどう動いているのかを、こちらで詳しく紹介されていますのでご覧になっていただければと思うのですが、このように、シッカリと役割分担しつつ、着実にコトを進めているのです。
 もし、小泉さんが本当に人気取りだけを目的として政治をするのであれば、大々的にこれらの今進めている制裁を宣伝すればいいのです。
 事実は事実ですから、小泉さんが声高らかに言ってしまえば、さすがにマスコミも無視できないでしょう。
 しかしそうしないのは、小泉さんは小泉さんの立場に沿って、北に対して一番効果が得られるような役割を果たしているからなのです。
 小泉さんが、対話を続けると言っているのも、経済制裁には消極的な態度を示しているのも、トップという立場としてどうすれば拉致被害者が戻ってくるのか、それを第一に考えているからなんですね。
 
 本来なら、こういう正しい政治家の行動こそを国民が知り、評価すべきなのだと思うのですが、しかし今の状況を見る限り、残念ながらまだまだ今の日本人は、パフォーマンスでしか政治を評価できないと言わざるを得ません
 
 この前も言いましたように、北朝鮮に対する対話の場やパイプを一切絶って、制裁のみを発動するというコトは、つまり日本の要求すらも伝えられなくなるワケで、それはすでに目的が拉致被害者の救出ではなく、文字通り「制裁」のみを目的としているコトになります。
 しかし、政治家や政府がとりあえず目指しているのは、やはり拉致被害者の救出です。
 やえなんかは北なんて潰した方がいいとは思うんですが、政治家さんがそのようなコトを目的とするコトなんて出来るハズがないですから、この辺は安倍晋三先生も先日のサンデープロジェクトでおっしゃっていたように、制裁はあくまで手段であって、目的は救出である、というスタンスであるのです。
 
 しかしもはや世論は経済制裁こそを目的としてしまっているような空気が出来てしまっている気がしてなりません。
 ちょっと「経済制裁」という言葉が一人歩きしているようで、貿易の禁止や送金の停止をするコトだけが経済制裁であり、これを即時開始しないと経済制裁発動にはならないと思っている人が多いのではないかと思うのですが、しかしこれは、目的が手段となってしまっている経済制裁そのものです。
 先ほども言いましたように、なぜ経済制裁をするのかといえば、それは被害者を救出するためです。
 それをふまえた上で、“北朝鮮が拉致被害者を返すと思わせるような経済制裁”というのはどんなモノなのかというコトを考えなければなりません。
 
 それは、段階を設置し、徐々に追いつめていくような経済制裁をするコトです。
 
 
 まずは人道支援を停止します。国際機関が求めている援助であっても、予定していた物資は一切送るのをやめます。
 しかし、ここで被害者を返すなら、人道支援停止はやめますよ。
 
 え?返さない?仕方ないですね。
 じゃあ次に北に送る送金や物資を全てチェックさせてもらいます。誰がどこに対して何をどれぐらい送るのか全て見させてもらいます。
 もしこれで被害者を返すなら、それはやめますよ。
 
 え?まだ被害者を返さないんですか。それじゃあ仕方ないです。
 次に貿易や送金を部分的に停止させてもらいましょう。北の誰々さんに送金?ダメですよ。許可しません。これこれさん?その人もダメですねぇ。何某さん?まぁ半分だけ許可しましょう。××商社と貿易?全然ダメです許可しません。
 ただし、被害者を返すなら、これらは全て認めましょう。
 
 ええ?それでも返さないんですか。そうですか。仕方ないですねぇ。
 では貿易も送金も全面的に禁止です。何某さんへの送金もダメですよ。もう認められません。あと万景峰号も入港禁止です。帰ってください。え?人道支援物資?そんなの知りませんよ。とにかく禁止です。帰ってください。
 まぁ被害者を返すなら、これらを解除してもいいですよ。
 
 えええ!?返さないんですか。強情ですね。もうダメです。最後です。
 全てストップです。北朝鮮と名のつくものは全てシャットアウトです。金も物も船も人でさえ入ってこれません。え?お金が無くて食料も無くてきびしい?知りませんよそんなの。ただし拉致被害者を返すなら貿易とか許可しますよ。
 さあ、今すぐ返しなさい!!
 
 
 経済制裁とは、この一連の流れ全てを指すのです。
 段階で区切ることにより、被害者を返すタイミングを作ってあげるのです。
 むしろそうしなければ、ただ単に北朝鮮を攻撃しているだけで、いつまでたっても被害者は帰ってきませんね。
 だから、段階を区切ることによって、被害者を返すタイミングを作るのです。
 
 そして現在、すでにはじめの方の段階には入っているのです。
 もしこれを評価せずに、そして未だに「経済制裁しろ」と言っているというのは、ちょっと無責任な批判なのではないでしょうか。
 
 
 一応念のために言っておきますが、やえは経済制裁に必ずしも全面賛成ではありません。
 やっぱり効果に疑問を持たざるを得ませんし、そもそも今の日本では防衛力にいろいろな面で乏しいと言わざるを得ませんから、あらゆる可能性を想定した場合には、やはり全面的に賛成とは言いづらいモノがあります。
 そして、前から言ってますように、そして今度まとめようと思っていますが、今の日本にとってもっとも重要なコトであり、そして拉致問題も解決できる方法である、日本の本当の意味での防衛力の整備、正式な軍隊を持つ、という方法をとるべきだとやえは思っていますので、積極的に経済制裁を支持できません。
 
 しかし、他にいい案があるからといって、その他の全ての手段を否定し、批判しようとは全く思いません。
 少しでも前進するなら、前進した方がいいに決まっているからです。
 ですので、やえは別の案を提案しつつも、いま政府が進めている経済制裁を消極的に評価しつつ、今の世論の疑問を呈しつつ、考えていきたいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、現在行われている経済制裁を消極的に応援しています。
 

平成16年12月14日

 やえとあまおちの師弟対話「宗教と人間」
 

 お好み焼きがえらいことになっとるな。
 
 じゃあまずは、今日のお好み焼き警報からです。
 
 
 
 う、きのうと比べるとよく分かるが、さらに余裕が無くなってるな・・・。
 
 この張り具合がなんとも言えませんね・・・。
 
 これあと何日持つんだろうか。
 
 そうそう、言い忘れていたんですが、このお好み焼き、賞味期限は12月の9日でした。今日で5日目ですね。
 
 ・・・・。
 
 ・・・・。
 
 
 
 さて、今日はなんの話題でいきましょうか。
 
 うむうむ。火曜日の対話はかなり好評だからな。さすがオレだ。取り上げてくれる人もけっこういるしな。さんきゅーぢぢちゃんこれからもよろしく(びしっ
 
 ありがとうございます〜。で、なんの話題いきましょうか。
 
 じゃあ、アレだ。宗教のアレにしよう。
 
 ええっ、宗教ですか!?政治と宗教と野球の話題は言い争いになるから普通はさけるモノですよ!?
 
 んなこと言ってたら、当サイトの存在意義が無くなるだろ(笑)
 
 
 ■原理主義者
 
 でだな、今日は、この前行われたアメリカ大統領選挙に際しての、「ブッシュはキリスト教原理主義団体から支持を集め選挙に勝とうとしている。アメリカは一部の原理主義者に乗っ取られる」という批判について語ろうと思うのだ。
 
 ああ、あのレッテルですね。そもそも「原理主義」っていうのをわざわざつけて批判している時点でレッテルでしかない証拠なんですよ。
 
 おお、いきなり飛ばすな(笑)
 
 だって、原理主義っていう言葉の意味は「原点に帰る」という意味じゃないですか。ですからそれが悪だなんて普通はならないワケですよ。でも原理主義ってどこかダークなイメージがあるワケです。それはイスラム原理主義者と名乗る人たちがテロルをしたからなんでしょうけど、しかしそれはテロルするから悪なんであって、原理主義という思想そのものは悪ではないんです。
 
 うむ。だがそれを分かっていて日本のマスコミは敢えて「キリスト原理主義」と連呼するんだな。日本人はもともと宗教に対していいイメージを持っていない、むしろ忌避するような傾向があるから、言ってみれば「キリスト原理主義」と言うと、二重のレッテルになってしまっているわけだ。
 
 姑息ですよね。
 
 ま、常套手段と言えるがな。
 
 
 ■宗教と人間
 
 しかし、こんなレッテルも、所詮日本人にしか通用しないんじゃないんですか?原理主義はともかくとして、宗教そのものに対して忌避感を持っているのは日本人ぐらいなんですから。
 
 そう。まさにその通りだな。しかし日本人自身はそうは思っていない。日本人が特定の宗教に染まっていないと思っているのもまさに日本教と呼べる独自の宗教観のなせるワザであるのに、それにも気づかず、さらには外国でもそうだと思っている。でも、結局日本人もそうなんだが、人間は宗教無しでは生きていけないんだよ
 
 と言いますと?
 
 つまりだな、人間として生まれてきたその意味というものを、ただの人間では絶対に答えを出せないんだよ。「お前はなんのためにどこから生まれてきたのか」と聞いたら、誰でも戸惑う。
 
 その意味を与えるのが宗教、というコトですか。
 
 そうだ。一神教なら、神様が世界を作り大地を作り人間を作り動物を作った。だから人間は神に感謝し、神の教えの通りに生きなさい、となるわけだ。
 
 日本なら、自然と共に生き、自然と共に死ぬ。それが自然の摂理である。というコトですかね。
 
 そんなところかな。話は脱線するが、だから日本人は自殺に対してあまり抵抗感が無いんだよな。一神教なら、命は神からの授かりものだから自分の意志で決めるものではないと考えるのだが、日本人はそうでないから、あまり自殺に対してブレーキが利かない。昔から日本人は自殺が多いと言われる理由はこの辺にあるんだろう。
 
 
 ■宗教の役割、昔と今
 
 最近アメリカでは、「原理主義的な団体が増えたり、それに入会する人も増えている。保守化している」という批判というか意見もありますが、それについてはどうお考えですか。
 
 だからな、古代から前近代まではやっぱり宗教が必要だったんだよ。それは社会システムを維持するための説得力として必要だったわけだ。しかし近代から現代にかけては、かならずしも宗教が社会システムのために必要では無くなってきた。科学が発達した事で国家のシステムが科学によって隅々まで行き届くようになったからだ。
 
 つまり、現代人にとっては、宗教の優先順位が低くなっているワケですね。
 
 多分この辺は一神教でも同じだと思う。共産主義なんていうものは唯物論であり「宗教は麻薬である」と言っているように、宗教を否定しているワケだが、共産主義の登場は、まさに宗教の優先順位が低くなってしまった近現代の一つの結果であると言えるんだろうと思う。
 
 ではさらにどんどん宗教は人間にとって必要なくなってくるのでしょうか。
 
 そうでないのが人間の人間たる所以なのかもしれないが、近現代は、宗教が「生きる意味」を与えなくても良かったわけだが、それは科学の発達によって人工的な目標があったからだ。しかし最近になって、その発展が頭打ちになってしまった。となるとやっぱり人間は不安になってしまうんだ。「どうして生きているのだろう」「なんのために生まれてきたのだろう」皮肉かもしれないが、人間は生きるために余裕が出てくると、逆に生きる事に対して不安を感じてしまうんだな。
 
 なるほどですね、だから今アメリカはキリスト教的な保守傾向になっているというワケですね。
 
 そうだ。特にアメリカなんていう国は歴史の浅い国であり、人工国だ。そもそもそこに住んでいた先住民を大虐殺し、土地を奪い、全く新しい国家を建設した。その手法は、支配する民族は違えど、その土地の文化は継承していったシナ大陸の歴代国家よりも乱暴だと言えるだろう。そんな“アメリカ人”にとって、ほとんど宗教だけが唯一の心のよりどころであるわけだ。
 
 日本人なら、昔からこの土地で自分たちのご先祖様が住んでいて、自分たちもそれを受け継ぎ、次に繋いでいく、というアイディンティティがあるんですが、アメリカ人にはそれが無いというコトですね。無いというかすごく希薄と言えばいいのでしょうか。あまり昔のコトを思い出すと、残虐非道な歴史のオンパレードですし(笑)
 
 だからやっぱり宗教は必要なんだよ。「なんで生きているんだろう」という疑問に答えられない人間にはどうしてもその問いに答えてくれる宗教が必要なわけだ。
 
 
 ■政教分離
 
 政教分離という観点からはどうでしょうか。
 
 もともとがこれはくだらない法律であってな、政治と宗教っつーのはそもそも一体だったわけで、日本語でも「政」って「まつりごと」って言うだろ。宗教はさっきから言っているように、人間そのものの指針であるわけで、だからそれが政治に関わらないわけがない。日本の憲法九条なんつーものも、日本教独特の「祈れば願いは叶う」という思想のたまものなんだから、これだってさっさと政教分離してほしいよな(笑)
 
 政教分離という考え方の起源は、キリスト教の国の中で、特定の宗派を優遇させないように出来たモノらしいですね。
 
 そう。だから、政治から宗教を切り離そうとしているものじゃねぇんだよな。でも日本人って、最初に言ったように、宗教に対して忌避感を持ってしまっている。それが妙に政教分離とマッチしてしまって、今のようなことになってしまったんだろうな。
 
 人間には宗教が必要なんだともう一度見直す必要があるかもしれませんね。
 
 あまりにも宗教から逃げようとした結果、現在日本の人の倫理観がズタボロになってしまっているというのは、皮肉というか、当然の結果なのかもしれないな。
 

平成16年12月15日

 外交戦略と政治家のメディア声明
 

 今日のお好み焼き爆弾警報〜。
 
 
 今日はたまたまいいデジカメが家にありましたので、画像がちょっとだけ綺麗です。
 
 
 でも、相変わらずお好み焼き爆弾は予断を許さない状況ですね・・・。
 爆発まであと○○日!?
 
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 
 さて。
 拉致問題を巡り、北朝鮮と日本の各政治家がメディアを通じていろいろなコトを言っているのは連日よく聞くところだと思います。
 特に先日から、横田めぐみさんの遺骨が偽物だった件について、北朝鮮が相変わらずの逆ギレ声明を発表したコトで、小泉さんを始め、なんと共産党まで経済制裁を容認すると発表していたりしています。
 特に名指しで批判されている安倍晋三先生なんて、極右と呼ばれるにふさわしい怒りっぷりを披露しておられます。
 
 そんな様子が連日テレビ等で報導されているワケですが、ちょっとですね、やえは一言言っておきたいことがあるのです。
 それは、議員の先生方のお話、特に与党の先生のお言葉というのは、全て外交戦略上のお話であり、その言葉の矛先は、外交先、拉致問題の場合は北朝鮮に対して向かってしゃべっている言葉である、というコトです。
 つまり、国民に向かってしゃべっているのではないワケでして、国民はその辺の事情をもっと考慮すべきであると思うのです。
 
 外交的声明の場合は、直接日本国民に語っているのではなく、矛先はまず外国に向けてしゃべっているのです。
 メディアに対してしゃべる言葉も、それは外交の一環なのです。
 ですからですね、国民が政治家の言葉を受ける場合には、「この立場の政治家があの国に向けてしゃべるというコトは、どういう意図があり、どういう効果があるのだろうか」というコトをワンクッション想像してから、評価するなり意見するなり批判すべきなのです。
 
 所詮北朝鮮は日本のコトをよく理解していません。
 この度の偽物遺骨がバレた逆ギレ声明では、安倍先生に対して、「失脚した責任を転嫁するために北朝鮮を貶めている」とかいう感じのコトを言っていましたが、まさにこの一文は無知をさらけ出していると言えるでしょう。
 そもそも安倍先生は失脚などしていません。
 かたち上は幹事長から幹事長代理に格下げされましたが、日本の政治論からすれば、役職を降りるなんてコトは日常茶飯事であり、むしろ公職とヒラ議員を繰り返すコトによってステータスがあがっていくのです。
 永田町的に見ても、むしろ安倍さんが幹事長の次に幹事長代理に就いたというのは、さらに総理の座に近づいたなと見る向きが常識ですし、一般の人が見ても、ともてじゃないですけど「失脚」なんて思っている人はいないと思います。
 しかし北朝鮮という国は、全て階級社会ですから、上に上に行くしか無い社会です。
 特に北は失敗が許されないようなところですから、向こうで階級が下がったりしたら、「ああ何か失敗して飛ばされたんだな。この人はもうダメだな」となります。
 それが北朝鮮の「常識」なんですね。
 そして、その常識を日本にも当てはめて見たのが、安倍失脚説であるのでしょう。
 しかし、全く的はずれですよね。
 
 また、北朝鮮の意思というのはひとつしかありません
 意思というか、見解というとわかりやすいかもしれません。
 最終的にはジョンイルの意思になるのでしょうが、北朝鮮では、あの人がこう言ったけど、この人はこう言った、というコトはまずあり得ないのです。
 しかし日本は違いますよね。
 様々な立場の人が様々なコトを言います。
 小泉首相は経済制裁に対して消極的な立場をとる一方、同じ党の幹部、つまり安倍先生は「今すぐもっとも重い経済制裁を発動すべきだ」と、言わば、同じ党なのにちぐはぐなコトを言っているのです。
 これは、見解がひとつしか無い北朝鮮にとっては非常に不気味に映っているのではないでしょうか。
 一体誰の見解を信じたらいいのか、普通ならトップである小泉首相の言葉なのでしょうけど、しかし民主主義である日本では、政治家のトップの意見よりも、世論の意見の方が強い場合が多々あって、そして世論受けが一番いいのは安倍先生の言葉だったりしていますから、これではどう対応していいのか、誰の言葉に対して反応していいのか、分からなくなってくるのだと思います。
 その証拠に、今回の逆ギレでは、日本政府という単語は使わず、安倍さんのコトを「極右勢力」という言葉を使っているのでしょう。
 
 このように、北朝鮮と日本では、「常識」が大きく異なります。
 ですから、そんな北朝鮮の「常識」にあわせて、戦略的な声明の出し方というのも必要になってくるでしょう。
 いろいろな人が様々なコトを言って、北朝鮮を攪乱させるのです。
 これは対北だけに限った話ではありません。
 外交問題での政治家の言葉は、外国に向けてしゃべっている言葉でありますので、例え日本国民に対してはキチンと説明したいと思っていても、それが逆に国益を損なうようなコトになってしまうのは避けなければなりませんから、時には真意を隠してしゃべらなければならないのです。
 
 これを国民は察しなければならないのではないでしょうか。
 
 一部マスコミや一部国民は、このような駆け引きのある政治家の言葉を、馬鹿正直に正面から受け止めて批判したりしますが、それでは、日本の国益を損ねる結果になりかねません。
 外交とは、相手とかけひきする政治であり、100%自分の思い通りになるコトは絶対にあり得ない政治です。
 国民側は、その辺をもうちょっと考えてモノをしゃべってほしいと思うのです。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、外交戦略を理解上での発言を応援しています。
 

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