今日は、こんなのを作ってみました。
じゃん。
SAVEニッポン、外国人参政権付与法案反対バナー。
外国人に参政権を、わかりやすく言えば選挙権を与えようとする動きに対して、NOという意思表示をキッパリハッキリズバッと表明するバナーです。
なぜ反対かは、以前詳しく書きましたのでこちらをご覧ください。
もしサイトをお持ちの方で、これにご賛同いただけるのでしたら、是非このバナーをサイトに貼ってください。
キッパリハッキリズバッと反対を表明しちゃいましょー。
で、ネットだけの問題ならこれだけで、あとは輪を広げるだけいいんですが、この問題は切実にリアルのお話です。
ですから、ネットだけで輪を広げるだけでは、ただの自己満足になってしまいます。
よって、例えその効果が小さいかもしれませんが、やれるだけのコトはやってみたいと思います。
というワケで、国会議員さんに、反対表明のメールを送っちゃいましょう。
まずはですね、衆議院の「外国人参政権付与法案」を審議する委員会、その名も「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」の委員である議員さんに注目してみます。
この委員会で仮に「外国人参政権法案」廃案になってしまえば、本会議や参議院など全く関係なく、それで全て終わるのですから、出来るならまずはここで食い止めたいところです。
というワケで、平成22年の通常国会である第174回国会での「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)」の委員さんの一覧です。
役職
|
氏名
|
会派
|
選挙区 ※( )は比例復活
|
サイト
|
メール
|
委員長 |
牧野 聖修 |
民主党 |
静岡第1区 |
|
|
理事 |
岡本 英子 |
民主党 |
神奈川第3区 |
|
|
理事 |
中林 美恵子 |
民主党 |
神奈川第1区 |
|
|
理事 |
萩原 仁 |
民主党 |
大阪府第2区 |
|
|
理事 |
橋本 清仁 |
民主党 |
宮城第3区 |
|
|
理事 |
畑 浩治 |
民主党 |
岩手2区 |
|
|
理事 |
棚橋 泰文 |
自民党 |
岐阜第2区 |
|
|
理事 |
西野 あきら |
自民党 |
大阪府第13区 |
|
|
理事 |
富田 茂之 |
公明党 |
比例南関東 |
|
|
委員 |
井戸 まさえ |
民主党 |
兵庫第1区 |
|
|
委員 |
太田 和美 |
民主党 |
福島第2区 |
|
|
委員 |
柿沼 正明 |
民主党 |
群馬3区 |
|
|
委員 |
笠原 多見子 |
民主党 |
比例東海 |
|
|
委員 |
金子 健一 |
民主党 |
比例南関東(千葉11区) |
|
|
委員 |
川越 孝洋 |
民主党 |
比例九州 |
|
|
委員 |
桑原 功 |
民主党 |
比例北関東 |
|
|
委員 |
古賀 敬章 |
民主党 |
福岡第4区 |
|
|
委員 |
首藤 信彦 |
民主党 |
神奈川第7区 |
|
|
委員 |
高井 崇志 |
民主党 |
比例中国(岡山1区) |
|
|
委員 |
中後 淳 |
民主党 |
比例南関東(千葉12区) |
|
|
委員 |
花咲 宏基 |
民主党 |
比例中国 (岡山5区) |
|
|
委員 |
平山 泰朗 |
民主党 |
東京都第13区 |
|
|
委員 |
福島 伸享 |
民主党 |
茨城第1区 |
|
|
委員 |
福田 昭夫 |
民主党 |
栃木2区 |
|
|
委員 |
森本 哲生 |
民主党 |
三重第4区 |
|
|
委員 |
横山 北斗 |
民主党 |
青森第1区 |
|
|
委員 |
吉田 泉 |
民主党 |
福島第5区 |
|
|
委員 |
吉田 公一 |
民主党 |
比例東京 |
|
|
委員 |
和嶋 未希 |
民主党 |
比例東北 |
|
|
委員 |
赤澤 亮正 |
自民党 |
鳥取第2区 |
|
|
委員 |
石原 伸晃 |
自民党 |
東京都第8区 |
|
|
委員 |
岸田 文雄 |
自民党 |
広島第1区 |
|
|
委員 |
菅 義偉 |
自民党 |
神奈川第2区 |
|
|
委員 |
武部 勤 |
自民党 |
比例北海道(北海道12区) |
|
|
委員 |
二階 俊博 |
自民党 |
和歌山第3区 |
|
|
委員 |
鳩山 邦夫 |
自民党 |
福岡第6区 |
|
|
委員 |
松野 博一 |
自民党 |
比例南関東(千葉3区) |
|
|
委員 |
井上 義久 |
公明党 |
比例東北 |
|
|
委員 |
佐々木 憲昭 |
共産党 |
比例東海 |
|
|
委員 |
中島 隆利 |
社民党 |
比例九州(熊本第5区) |
|
|
委員会は、一人の委員長と、数人の理事と、残り平委員で構成されています。
それぞれ役割はあるんですが、今回はそれは主題ではないのでおいておきましてですね、一応委員会の委員の会派割合は選挙の結果に比例されて数が決まっています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご存じの通り、平成21年夏に行われました衆議院総選挙において民主党だけで300議席を超えるという大勝を得て、民主党鳩山内閣が発足しました。
つまり、衆議院では基本的に民主党だけで法案を可決させるコトができ、また参議院では単独は得ていないモノの連立を組んでいる社民党・国民新党の協力を得られれば与党で可決できる情勢になったワケです。
それを受け、衆議院での委員会の与野党の情勢も大きく変わりました。
いわゆる「外国人参政権付与法案」を扱う衆議院の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」でも、その名簿を見ていただければ、民主党はなんと26人の委員(と委員長)を占め、定員40名の委員会において完全に過半数を占めています。
さらに言いますと、社民党の人が1人、またこの法案に関しては賛成に回ると予想される公明党も2人も委員を占めていますから、この委員会においては約3/4もの圧倒的な割合を賛成するであろう委員によって占められているのです。
(反対する可能性のある国民新党はこの委員会には属しておらず、共産党は1人いますが態度不明です)
このまま数の論理で行けば、完全に衆議院では可決されてしまう可能性が非常に高いと言えるでしょう。
そうなれば参議院でもこの法案が審議されるコトとなります。
よって、参議院での委員会名簿を見てみるコトにしましょう。
役職 |
名前 |
会派 |
選挙区 |
サイト |
メール |
委員長 |
工藤 堅太郎 |
民主 |
全国比例 |
|
|
理事 |
植松 恵美子 |
民主 |
香川県 |
|
|
理事 |
中谷 智司 |
民主 |
徳島県 |
|
|
理事 |
松浦 大悟 |
民主 |
秋田県 |
|
|
理事 |
山下 八洲夫 |
民主 |
岐阜県 |
|
|
理事 |
礒崎 陽輔 |
自民 |
大分県 |
|
|
理事 |
川口 順子 |
自民 |
全国比例 |
|
|
理事 |
弘友 和夫 |
公明 |
全国比例 |
|
|
委員 |
梅村 聡 |
民主 |
大阪府 |
|
|
委員 |
大石 尚子 |
民主 |
全国比例 |
|
|
委員 |
亀井 郁夫 |
民主 |
広島県 |
|
|
委員 |
小林 正夫 |
民主 |
全国比例 |
|
|
委員 |
佐藤 泰介 |
民主 |
愛知県 |
|
|
委員 |
芝 博一 |
民主 |
三重県 |
|
|
委員 |
辻 泰弘 |
民主 |
兵庫県 |
|
|
委員 |
土田 博和 |
民主 |
静岡県 |
|
|
委員 |
林 久美子 |
民主 |
滋賀県 |
|
|
委員 |
平田 健二 |
民主 |
岐阜県 |
|
|
委員 |
藤原 正司 |
民主 |
全国比例 |
|
|
委員 |
松野 信夫 |
民主 |
熊本県 |
|
|
委員 |
蓮 舫 |
民主 |
東京都 |
|
|
委員 |
愛知 治郎 |
自民 |
宮城県 |
|
|
委員 |
大江 康弘 |
自民 |
全国比例 |
|
|
委員 |
岸 宏一 |
自民 |
山形県 |
|
|
委員 |
鴻池 祥肇 |
自民 |
兵庫県 |
|
|
委員 |
二之湯 智 |
自民 |
京都府 |
|
|
委員 |
牧野 たかお |
自民 |
静岡県 |
|
|
委員 |
舛添 要一 |
自民 |
全国比例 |
|
|
委員 |
松村 龍二 |
自民 |
福井県 |
|
|
委員 |
丸川 珠代 |
自民 |
東京都 |
|
|
委員 |
丸山 和也 |
自民 |
全国比例 |
|
|
委員 |
荒木 清寛 |
公明 |
全国比例 |
|
|
委員 |
浮島 とも子 |
公明 |
全国比例 |
|
|
委員 |
井上 哲士 |
共産 |
全国比例 |
|
|
委員 |
又市 征治 |
社民 |
全国比例 |
|
|
参議院でも、定員35名に対して民主党だけでも18人という、過半数をギリギリ占めているという構成になっています。
ただしそのウチの1人は委員長ですから、基本的に委員長は多数決には加わらないので、そうなればギリギリ過半数に足りなくなりますが、しかし残念なコトにこの委員会には1人社民党が所属、それを加えると過半数がとれるコトになります。
ただしただし、この辺がますます複雑で難しいのですが、実は参議院の方では国民新党は民主党と統一会派を組んでいまして(厳密には会派と政党は別モノなのです)、国民新党の議員も国会参議院内では会派は民主と表現されます。
(参議院「民主」の会派の正式名称は「民主党・新緑風会・国民新・日本」です)
そして参議院の「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」(衆議院と微妙に委員会名が違います)には国民新党の亀井郁夫さんが所属しています。
会派は民主ですが、政党は国民新党です。
ですからもし、亀井さんが反対を投じたら、賛成には1人足りないコトになります。
ここから非常にテクニカルな話になりますが、この参議院の委員会の定数は35人ですが、それは委員長を入れた数字です。
さきほども言いましたように、委員長は基本的には多数決には参加しません。
ただし、議決の結果、同数の場合は委員長も多数決に参加するコトになっています。
国会法第50条
委員会の議事は、出席委員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、委員長の決するところによる。
|
ここでもう一度計算してみましょう。
この委員会の定数は35人ですから、過半数は18人となります。
民主の委員数は18人、ただし内委員長1人、国民新党1人ですから、引くと16人です。
また社民が1人います。
社民党は賛成するでしょうから、確実に賛成に回るであろう人数は、「18−1(委員長)−1(国民新党)+1(社民党)」で17人となります。
一方民主に協力的でない勢力は、自民12人、公明3人、共産1人、国民新党1人で、計17人となり、これで可否同数となります。
同数になるとどうなるか、それはさっきも言いましたように、委員長が自分の票を得られるコトになって投票するコトになります。
おそらく委員長は民主党議員ですから賛成に回るコトでしょう。
うーん、もし民主が会派内分裂したとしても、やっぱり可決を阻止するコトができません。
もし民主の委員がひとりでも欠席してしまえば、16vs17となって委員長が投票できずに決するのですが、まぁこれはちょっとあり得ないでしょう。
そもそもこのシミュレーションは公明党が反対する場合であって、もし公明党が賛成してしまえば、同数にすらならないという有様です。
これが国民の選択とは言え、なかなかつらい状況です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
数の論理だけに持ち込まれると、これはもう絶望的です。
この法案は可決成立してしまいます。
しかし最後まであきらめずに、この法案が可決しないよう、出来る限りのコトはしようではありませんか。
この法案に反対してくれるであろう自民党議員さんと、また民主党でも、全ての権力を握る小沢幹事長がこわくて従っているだけで実はこの法案には反対だという議員さんもいるようですから、そういう人の良心に賭けて働きかけをしていきたいと思います。
特に上記の衆参の委員さんの選挙区にお住まいの方は、是非是非メールを送っていただきたいです。
国会議員というのは、結局は選挙民から多く票を取ればその資格を得るワケで、逆に言えば選挙区以外の国民から嫌われても痛くも痒くも無いと言っても過言ではないですから、こういうメールは選挙区民からの方が有効であると言えます。
上記の一覧には都道府県も書いてありますので、ご参考の上、活用ください。
またもちろん、委員会だけでなく、最後は全議員からなる本会議の可決があって衆議院・参議院の可決が成りますから、この委員会の属していない議員さんへの働きかけも有効だと思います。
自分が住んでいる地域選出の議員さんや、そうでない議員さんでもいいですので、頑張って最後まであきらめずに働きかけをしていきましょう。
反対表明メールのテンプレートも作ってみました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こんにちは。
○○市○○町に住んでいる、○○○○と申します。
お忙しいところ、突然メールいたしまして申し訳ございません。
ぜひ政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の(委員長・理事・委員)である○○先生に聞いていただきたいことがありまして、メールした次第です。
政治倫理及び公職選挙法委員会で継続審議となっている「外国人参政権付与法案」には、なにとぞ反対していただけないかと思います。
「外国人参政権付与法案」は、以下のような問題点があります。
1.憲法第15条「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」に違反する
2.地方選挙と言えどもそこは日本に変わりなく、分けて考える方が不自然である
3.納税に対する対価は行政サービス等であり、参政権とは全く別の問題である
4.世界的に見てもこれを認めているのはヨーロッパのごく一部の、しかも相互的に認めているのが原則であり、日本の場合、在外邦人が選挙権を認められている国はなく、世界的潮流とは言い難く、甚だかけ離れている
5.なんびとも日本国籍を取得すれば現行法でも参政権を与えているので、参政権を得たいのであれば帰化すべきである。ちなみに帰化要件の緩和は必要であるが、これはまた別議論である
日本の中で行われる選挙である以上、それに参加する人は全て日本人であるべきなのではないでしょうか。
この法案は日本そのもののあり方に関わる法案だと思います。
先生におかれましては、日本人としての良識のもと、正しいご判断をしていただきたいと思います。
突然の不躾なメール失礼いたしました。
なにとぞよろしくお願いいたします。
○○○○(名前)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
注意点がいくつかあります。
名前は必ず本名で書きましょう。
また住んでいるところも、できるだけ詳しく書きましょう。
最低、選挙区が特定できるぐらいの区や町村名を書けばいいと思います。
また、議員さんはこの手の手紙やメールをもらうのは日常茶飯事ですから、完全にコピペするだけでは、その程度に見られます。
裏は全て丸ごと印刷されたハガキが複数同じ日に大漁によく来たりするそうですし。
ですので、議員さんの名前ぐらいはきちんと書きましょう。
それだけでけっこう違うと思います。
そして、相手は国政を担う国会議員なのですから、礼儀節度は守りましょう。
というワケで、絶対にこの法案だけは阻止しましょう。
日本の将来がかかっています。
日本を守りましょう。
SAVEニッポン!!
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日本人のための日本を応援しています。
|