「日本でちょっとアレな新聞は?」という質問をしたらおそらくダントツ一位にランクインするのが朝日新聞なのではないかと思いますが、「ちょっとアレなテレビ局は?」という質問には、やえ的には都知事のコメント改ざん問題やボクサーの亀田さんの試合の長すぎる前振り問題など話題にはことかないTBSを挙げておきたい今日この頃です。
朝夕などめっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
右も左も逝ってよし!!
バーチャルネット思想アイドルのやえです。
おはろーございます。
今日は、そんなTBSにも関わらずかなり感動した番組を放送していたという話をしようと思います。
関口宏の日本を探しに行こう
生涯をかけて日本文化を学ぶ外国人たちを訪ね、日本の魅力を再発見!
今、世界を席巻する日本ブームはなぜか?
日本料理など伝統文化を学ぶ外国人を講師に、知ってるようで知らなかったニッポンの真髄を、関口宏と原沙知絵が各地を旅しながら再発見していく。
桜や紅葉など季節の移ろいに惹かれる日本人のDNAはどこからきたのか。京町家の伝統的な暮らしに密着、光と影の変化をカメラが分析。
四国の金比羅歌舞伎の舞台では、歌舞伎や手妻を江戸時代の光で再現。また、日本庭園が本来、宇宙の模型であることを発見!さらに、和紙や草木染め、日本酒など世界に誇る自然技術や色彩感覚を、美しい四季の映像を織り交ぜながらひも解いていく。
世界遺産の熊野古道では、独創的な日本研究家・松岡正剛氏と共に危険な断崖に登り、頂上の不思議な巨岩が私たちの心のルーツに深くつながることを実証。便利さと快適さを追い求めた末に混迷する現代、日本人が自信を持てる"素敵なニッポン"の個性を楽しく謎解く。
日本家屋・日本庭園・和紙・色・日本料理に隠された、日本人の本質とは!?
感動の絶景や懐かしい情景、極上の料理が続々登場!
今、日本のDNAが甦る!!
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やえはこの番組途中からしか見れなかったのですが、ここに書いてありますように、昔ながらの手法での歌舞伎や、吉野古道・伊勢の神社など、映像的にも意識の上でも美しい、まさに日本の遺伝子を呼び起こせと言われているような素晴らしい番組でした。
また、近年に日本ブームと、日本料理などを学びに来日している外国人達を紹介し、世界に誇れる日本文化だと改めて再発見させられ、また日本人自身が日本文化について改めて考え直さなければならないのではないかと考えさせられる番組でもありました。
司会の関口宏さんも、「こういう外国人の皆さんには感謝したい。同時に申し訳ない気持ちも感じる」というようなコトをおっしゃっていました。
そして「この文化を後世に伝えていかなければならない」ともおっしゃっていました。
全くその通りだと思います。
日本文化は素晴らしい、それはその通りです。
世界のどこを見ても比類なき独特の美意識を持つ日本文化は、まさに日本で輝く素晴らしい文化です。
また、日本人の奥ゆかしい性格が災いしてと言ってもいいかもしれません、それを他者と比べて素晴らしいと思わなかったので評価という点に置いてはまだまだ世界レベルでは低く、だから今になってブームになっていると言えるのでしょう、そしてそれが日本人が日本文化自身を積極的に誇るという行為に至らなかった原因でもあります。
もちろんそれは日本の独特の美意識でもありますので、一概に改善すべき点とも言えないでしょう。
しかしそのせいで、最近その美意識も残念ながら薄れてしまっていますので、ここは敢えて意識をして誇っていくコトも必要に差し迫っているのではないかとも思います。
「後世に伝えていかなければならない」
これは大切なコトです。
もしかしたら今の現代日本が、意識の上という意味においては、日本史上最大のピンチの時なのかもしれません。
だから、いまこの日本ブームの今こそ、日本人自身が日本文化についてもう一度考え直す時期にきているのだとやえは思います。
しかし考えてもらいたいコトが一つあります。
日本には過去に、かなり物理的に日本文化が消滅されかかった時期がありました。
そうです。
大東亜戦争です。
あの時の日本と日本人は一体何を守ろうとして戦ったのかと言えば、日本と日本の未来です。
具体的に言うならば、「日本が日本として存在し続ける未来」のために戦ったのです。
変な話、全く戦わずして完全降伏して、欧米人の言われるがままに生きろと言われて素直に従えば、命だけは助かっていたでしょう。
日本という土地に人間が住み続けるコトは可能だったと思います。
しかしそれを越えてなぜ戦ったのかと言えば、日本のそういう文化や歴史などをこれからの未来にわたって存続させていくためだったのです。
一つの例を挙げるのであれば、もしかしたら日本の神社お寺が植民地化後キリスト教教会にさせられていたかもしれません。
歌舞伎とか将棋とか日本語さえ、もしかしたら無くさせられていたかもしれません。
それでも命だけは助かるかもしれませんが、しかし当時の日本人はそれを良しとはしなかったのです。
命をかけて「日本」というものを守ったのです。
最近、「命さえあればなんでもいい」というような論調が流行っています。
戦争だけは絶対に駄目という考え方が、結局文化や伝統歴史などを軽んじる論調に繋がってしまっているのです。
その最たるモノは「無防備都市宣言」なのでしょう。
しかしそれは、唯一無二の美意識を持つ日本の文化を壊す行為以外何者でもないのです。
やえは最初に言いましたように、関口宏さんにおっしゃるコトに全面的に賛成です。
ですから、時にはそのために戦わなければならない場面もあるというコトも同時に知ってもらいたいなぁと思います。
こういう覚悟を持ってはじめて「後世に伝えていかなければならない」という言葉に出来るのではないでしょうか。
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日本の未来を応援しています。
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