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平成23年6月1日

 菅内閣は総辞職し、民主・自民の連立内閣を (下)

(つづき)
 
 そこで一番の関心事は、果たして誰が総理大臣に就任するかです。
 やえは、自民党の谷垣総裁が今の段階ではもっとも相応しいと思います。
 
 理由はいくつかあります。
 まずは能力です。
 谷垣総裁は大臣の経験が豊富で、財務大臣も長く務めて、一部では「谷垣日銀砲」と呼ばれる急激な円高に対する大規模な緩和策をとって、日本の特に中小企業を守ったという実績もあります。
 もちろんこれも他国に対する根回しをキチンとやって、摩擦を起こさないよう対策もとった上であり、この件1つとっても、思いつきや夢を国際会議の場で急に語り出すような総理とは一線を画すと言えるでしょう。
 そもそも永田町やその関係者の間で、谷垣さんのその実務的な手腕を評価しない人はいないワケで、地味さとかそういうのは党首としてどうなんだという批判はあっても、能力はかなり高い部類なのは与野党含めて認めるところなのですから、総理としては十二分にこの国難に対応してくれると、やえは思っています。
 いまは何よりも安定感、確実な実行力だと思いますから、いまこそ谷垣総裁のような人が総理になるというのが最も相応しいのではないかとやえは思います。
 
 また能力以外にも理由はあります。
 これは谷垣さん個人の問題ではないのですが、この状況に置ける連立であれば、第一党の民主党ではなく、第二党の党首の方が相応しいと思うからです。
 なぜなら、第一党の党首が総理になれば、それは結局、やっぱり第一党だけの理屈で全ての理屈が決まってしまいかねないからです。
 これは、もし谷垣さんが特命担当大臣になっていたらというところであまおちさんがお話しました通りです。
 内閣の中でも官僚でも、ハシゴを外そうと思えばいくらでも外せてしまうモノであり、大連立と言っても、ただ肩書きだけの大臣に自民党の議員がなったとしても、文字通り名だけの大臣になってしまいかねません。
 そもそも民主党の中でも、某蓮舫大臣のように、名だけ大臣もいるワケですしね。
 ですから、本当に「挙国一致内閣」を実現しようとするのであれば、第二党の党首が総理をする方が、結果的に一致するコトが出来る、穿った見方をするのであれば、第一党も第二党も、第二党党首が総理をすれば挙国一致せざるを得ない状況になると言えるワケなのです。
 
 第二党の党首であれば独裁は出来ません。
 もし独裁しても、国会において簡単に不信任案が可決されてしまうからです。
 だから、第二党の党首が総理になれば、いくら総理大臣と言えども一定の配慮を総理は第一党である民主党にしなければならないワケで、ここでちょうどよい緊張感が生まれるのです。
 もしそこで第二党である自民党が総理大臣の職を賭して信念を貫き、民主党と対立したとしたら、そここそ衆議院を解散して国民に信を問うという方法に出れば良いでしょう。
 そこで自民党が党利党略だけの行動をとるのであれば、それは国民が判断すれば良いのです。
 第二党は、国会と国民の厳しい目に晒されるので総理としてシッカリしなければなりませんし、第一党はその総理を監視しながら協力するというシッカリした態度を取らなければならなくなるワケです。
 このように、第二党の党首が総理大臣になるコトこそが、最もバランスの取れた「挙国一致内閣」を生み出すコトが出来るのです。
 
 では総理は谷垣さんとして、他の閣僚はどうすべきでしょうか。
 まず、副総理兼復興担当大臣として民主党の新しい代表が付くべきでしょう。
 復興の旗振り役ですから、重要です。
 ここで総理と復興大臣が、さきほどお話ししました第一党と第二党の緊張感の中で信頼関係を結び、政策協議をしながら、復興のためのより良い案を出していくべきだと思います。
 
 官房長官は、これはさすがに総理と同じ政党の方が良いと思いますので、自民党のだれかになっていただくのが適切かと思います。
 やえは、ゲル長官こと石破茂先生にとも思うのですが、石破先生には今こそ防衛大臣に再びという期待もありますから、ここは石原伸晃自民党幹事長がいいかもしれません。
 ただし、官房副長官はバランスをとるという意味で2人とも民主党からというのがいいのではと思っています。
 (官房副長官は3人いますが、内1人は役人なので、政治家からは2人です。慣例的に衆議院議員と参議院議員が1人ずつとなっています)
 そしてそのウチの1人は、特に副総裁付きとして、主に民主党の副総裁のスポークスマンとして、官房長官と共に記者会見に臨むというのがいいのではないでしょうか。
 これで政党間の力関係のバランスがとれると思います。
 
 そして、ここが重要なのですが、基本的に役所のある特に復興や原発に関係する役所の大臣は、自民党に担当してもらうのが適切だと思います。
 これも以前当サイトで説明しましたよね。
 民主党議員は役人を使いこなすコトは出来ません。
 これはもはや結果としてあらわれている現実ですから、ここは国民のためにも、是非自民党に担当してもらいたいところです。
 例えば経済産業大臣とか、農林水産大臣とか、その辺です。
 また、外国に対する説明も、どうも民主党ではうまくいっていないのが明らかですから、外務大臣も自民党が担当すべきだと思います。
 なんだったら麻生元総理とかでもいいですよ。
 役所がその力を100%出し切るためにも、ここはどうしても自民党の議員さんが大臣になってもらいたいと切に願います。
 
 主なところはこれぐらいでしょうか。
 他の大臣や、また特命担当大臣など、それは民主党の方が議席を多く持っているのですから、民主主義の観点から、官僚自体は民主党の方が多くても構わないと思います。
 また公明党に1つぐらいあった方が、公明党も協力しやすいでしょう。
 あとの政党は、まぁどうなんですかね。
 やえ的には、国民新党も社民党もいらないと思うんですが。
 どっちも、ベクトルは真反対ですが、原理主義政党ですからねぇ。
 共産党は問題外ですし、あとはみんなの党ぐらいですか。
 みんなの党って名前が目立っているわりに、実は議席は多くないんですよね。
 参議院は11人いますが、衆議院は5人だけで社民党より少ないんですよね。
 ま、これは、政策協議の中で閣僚を入れるかどうか考えればいいと思います。
 みんなの党は、原理主義とは言いませんが、ちょっと理想論すぎる点があるので、そこがやえとしては気になります。
 副大臣で与党に協力という手もありますしね。
 
 こういう体制であれば、本当に政府は復興に向かうコトが出来るでしょう。
 政治が一致して、もっとも復興に早くたどり着けるのではないでしょうか。
 ぜひ、ここは内閣不信任案が可決されて、そしてその後、本当に心ある人たちで挙国一致内閣を作ってもらいたいと心より願っています。
 
 そしていま、この体制に最も不要なのが、菅直人です。
 菅直人ひとりの、個人的な権力欲が、この挙国一致内閣を邪魔しているのです。
 これは非常に国民にとって不幸なコトでしかありません。
 これは人災なのです。
 
 最後に、一言言っておきます。
 どうしても民主党を擁護したいと願うマスコミとかが、よく「こんな状況で政治空白を作るべきではない」と言って不信任案提出そのものに反対する意見を言っていますが、もうこんなの菅擁護以外何者にもなっていません。
 政治空白ってなんですか?
 仮に総選挙になってしまえば大変なコトですが、内閣総辞職して新しい内閣を組閣するだけなら、数日あればできますよ。
 こう言うと、「数日でも」なんて言い出す人もいるもかしれませんが、しかし菅総理は、1ヶ月以上前のもっと大変だった時期にキッチリ土日を休んでいるとしか言いようのないようなスケジュールでしたので、あの時これが出来るのであれば、いま数日の空白はさほど問題とはならないでしょう。
 そもそも内閣総辞職しても、憲法の規定により、新しい総理が決まるまでは前の総理が職務を続けるというコトになっていますから、内閣総辞職であれば、言うほどの「政治空白」にはならないのです。
 むしろ、その後挙国一致内閣が出来上がるのであれば、数日の空白などお釣りがくるとすら言えるのではないでしょうか。
 いま菅内閣が続く方が、結果的には国益がマイナスにしかならないと思います。
 よって、「政局をやっている場合か(そもそもこれも各党の主張を見ようとしていない戯れ言ですが)」とか「不信任案で政治空白を作るべきではない」とか言っている人というのは、単に民主党を擁護するだけの発言でしか無く、それこそ党利党略だけの発言でしかないのです。
 
 今こそ、無能な菅直人を切り捨てて、本当に日本のためになる内閣を再構築して欲しいと思います。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、不信任案可決と菅内閣の総辞職、その後の民主自民による挙国一致内閣を応援しています。
 



平成23年6月2日

 内閣不信任案に関するあまおちツイッター特集

 マスコミはしきりに、被災地は不信任を望んでいないという被災者の声を伝えているが、それが被災地の総意であるかどうかは別問題。
 マスコミはさも総意のように言うが、菅に退陣を望む被災者もいよう。
 マスコミの情報操作にだまされないように。
 
 今は政局ではなく、与野党が一致する時だ。不信任案はけしからんという意見。
 こういう土壇場にならないと目が向かないなら、もう政治に口出しするのやめろ
 今まで散々与野党一致を菅直人が拒んできたから、野党の意見に耳を貸さなかったから、今こうなってんだろ
 不信任案は今までの積み重ねの結果だ。
 
 ジミンガー言ってる奴、菅が今日になって何言い出したか知ってるか?
 二次補正も会期延長もするし、復興案も自民案を丸のみすると。
 おそいわ。
 今までやらなかったから批判されてる、不信任案を出されたってのが分からないのか。
分からないんだろうなぁ。
 
 そもそも、不信任案を喉元に突き付けられてから、今からやるから時間くれって言われても、ニートの「明日本気出す」程度の説得力しかありゃしねぇ
 
 不信任案を突き付けられてから、急に持説を曲げ、今までやろうともしなかった事をやるって言い出した事からも、菅直人にあるのは、信念の元の政策ではなく、そんなものはどうでもいいからとにかく総理の座をという権力欲だけだということが証明されたと言えるだろう。
 
 
 言っちゃ悪いが、今でも政治は日本全国の全国民に向かって行っている物であって、被災地だけの政治ではない
 被災者が菅と心中したいと思うのは勝手だが、それに巻沿いにされるのは勘弁してもらいたい。
 
 鳩山・菅内閣を、民主党政権を作ったのは、誰でもない国民自身だ。
 だいたいにして被災地3県の衆議院小選挙区の有様はなんだ。
 民主党だらけじゃないか。
 震災は同情するが、心中してやるまでの義理はない
 
 これは放射能問題などもそうなんだが、政治全般において、被災者や被災地を盾に取るような物言いはやめろと言いたい。
 被災者のお墨付きがないと政治が語れないというのなら、語るな。
 自分の言葉で政治が語れないなら黙ってろ
 
 
 
 菅直人の「不信任案可決なら解散総選挙」という発言は、被災者を人質に取っての脅しでしかない。
 被災者に迷惑かけたくなければ否決しろってことだろ。
 今一番政局のことしか考えてないのは誰だ。
 
 仮に、あり得ないと思うが、本当に菅が狂って解散した場合、もしかすれば「この時期に不信任案を出す自民が悪い」と言うかもしれないが、それはあまりにも酷い責任転嫁でしかないと先に言っておこう。
 今のところ野党は菅内閣の辞任しか求めておらず、解散など誰も一言も発していない。
 
 何より「総辞職」か「解散」を選ぶ権利と義務があるのは総理大臣であり、総理大臣にしか選べない選択であるのだから、もし本当に解散を菅が選んだのであれば、それは菅直人が自ら主体的に解散を選んだという事に他ならない
 
 
 1.ウチのサイト(http://amaochi.com)でやえが、大連立するなら総理は第2党の党首が望ましいと言っていたが、仮に不信任案が可決すれば、それは民主党が過半数割れになる事を意味するので、単独与党が存在しなくなる。
 
 2.この場合、大連立の緊張感を出すための仕掛け、第2党が総理で、第1党は不信任案で監視役をする、という機能を果たせなくなってしまう。
 
 3.さらに、仮に自民党が小沢新党と組んだとしたら、さらに複雑になる。
 約二百人以上残るであろう民主党本体なら、社民や共産の協力を得られれば不信任案が可能だが、八十人程度の小沢新党だと、監視役は難しくなる。
 しかし同じ理由で約百人の自民党も監視役は出来ない。
 
 4.自民・小沢新党・公明連合の場合、何かが起きる場合は、やはり民主党本体がキーとなる。
 自民党が民主党に近づくか、小沢が民主党の軍門に下るか。
 ちと小沢の方が分が悪いな。
 自民党としては、むしろマニフェスト原理主義の小沢より、菅のいない民主党本体の方がやりやすいだろうし。
 
 5.よって最も望ましい展開は、菅が退陣し、小沢一派が民主党から出ていき、さらに民主党本体の執行部が若手に一新されて、その上で、新民主党・自民党の大連立。
 
 
 菅が民主党代議士会で「復興のメドがたったら辞める。それまでは復興をさせてくれ」と言ったらしいが、バカを言うな、今お前に突き付けられているのは、今日までお前の復興対策がダメダメだから、正しい復興のためにお前は辞めろと言っているんだ
 議論をすり替えるな!
 
 政治は結果責任。
 この言葉を理解していない奴大杉だな。
 特に民主党。
 菅の責任は、これからの未来の責任のために不信任案が出されるのではなく、これまでの過去の結果を見た上で、それでダメだから不信任案が出されるんだ。
 そこを間違えてはならない。
 「これからやる」は言い訳にならない。
 
 菅と鳩山の代議士会でのコメント「民主党を割るような事をしてはならない」
 なんだやっぱり党の事、党利党略しか考えてないじゃないか。
 
 菅が「メドがたったらやめる」と言われても、そもそも菅の言う事が信用できない、菅自身に信頼が出来ないからの、いまの事態なわけで、これで信じる方がおかしい。
 そもそも民主党の「トラストミー」に今まで何回騙された事か
 日本国民はドMか?
 
 逆説的に、もし不信任案が否決されて、これで菅が会期延長、二次補正を早急にやるのであれば、それは不信任案があったからであり、提出した意義というのは、復興という意味において日本にとって大きな意味があったと評価すべきだろう。
 ただケツを叩かなければ動かない総理はやっぱり論外だが。
 
 だいたいにして民主党のスローガン、「政権交代」も「自民党時代に戻すな」は、民主党が政権の座に座るべきだというだけしか意味のない、完全なる党利党略だけのスローガンだ。
 マスコミは自民党だけ党利党略と言い、民主党のこの露骨な党利党略にはなにも言わないのか?
 



平成23年6月2日

 菅内閣不信任案否決

 もう皆さんご存じだと思いますが、本日の13時30分から衆議院の本会議で行われました、菅内閣に対する不信任決議案が否決されました。
 残念です。
 史上最低最悪の菅総理からの悪夢がやって終わるかと思っていたのですが、小沢一郎の無様な腰砕けによって、あっさりと不信任案は否決されてしまいました。
 本当に残念です。
 
 まずはひとこと言っておきます。
 つまり結局不信任案に反対票を投じた1人(と離党表明している1人)を除く民主党議員は、菅総理の今までの復興や原発対策の手腕を是としたワケです。
 肯定したワケです。
 菅直人の、今日までの行動は正しかったと、そう胸を張って民主党議員は言っているワケです。
 本当に信じられないコトですが、つまりはそういうコトなんですよね。
 本当に正気なのかと疑ってしまいたくなります。
 
 右も左も逝ってよし!!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 さて、ところで、まずは基本に返ってみましょう。
 今回は一体、どのような理由で菅内閣に対する不信任案が提出されたのでしょうか。
 まずそこからキチッと考えてみましょう。
 
 それは、大震災が起きてから今日までの菅内閣の対応対策がまるでなっていなかったからです。
 これは何度も指摘されてきたコトですし、当サイトでも何度も指摘してきました。
 菅直人は復興の邪魔になるだけでなく、むしろ悪化させるコトしかやっていません。
 ベントの件、海水注水停止の件、現地本部長をたらい回しにし、しかも10日以上も不在のまま放置した件、その他いくらでも菅直人は障害にしかなっていなかったと言える件はたくさんあります。
 不信任案は、これまでのこういうデタラメな菅直人の対策を指して、これらの対応はなんだったのかと、デタラメじゃないかと、そして、これまでは何とか我慢してきたが、もう見捨て置くコトは出来ないと、このまま放置するコトはますます状況を悪くするだけで、多少の政治の混乱があっても今の段階で菅直人を変えた方が復興のためになると、そう考え方からの不信任案だったワケです。
 繰り返しますが、今までの結果を踏まえて菅直人ではダメだと判断した結果なのです。
 菅直人には復興を任せられないという理由での不信任案なのです。
 
 ですから、その答えとしては2つしかありません。
 今すぐ菅直人を総理大臣から辞めさせるか、もしくは、今までの菅で問題ないからこのまま続けさせるか、です。
 この2つしかありません。
 結局今回の不信任案は、これまでの結果を見た上での菅の手腕を是とするか非とするかを問うのですから、答えとしては是か非かの2つしかないのです。
 
 それなのにおかしいですよね。
 直前まで不信任案に賛成すると息巻いていた民主党小沢派の議員達は、本会議前の民主党代議士会で発言された「復興のメドがついたら辞める」という菅直人の言葉を聞いて、あっさりと反対票にまわったのです。
 それは結局、菅直人の手腕を是としたのですか?
 もし手腕を評価しないというのであれば、メドがつくまで菅直人にやらせたらダメでしょう。
 菅直人はデタラメなコトしかやらないと言っているのに、なぜそれを放置して「メド」までやらせてしまうのですか?
 被災地がどうなっても良いと言うのですか?
 菅直人にやらせていたら、普通の内閣なら1ヶ月程度でメドが付くモノが3ヶ月もかかるかもしれません。
 菅直人にやらせていたら、普通な内閣なら10復興できるモノが3しか復興できないかもしれません。
 今まで菅直人はその“実績”を築いてきたのです。
 だから辞めさせようとしているのに、今回の不信任案の意味は、菅直人の手腕では復興にならないから辞めさせようというモノなのに、それなのにここにきて「メドがついたら辞める」と言われも、納得できるハズがありません。
 普通は「メドまでやる」なんてとんでもないと言うのが普通でしょう。
 というか、そう言わなければウソです。
 それなのに、なぜ多くの民主党の腰砕け議員達は、そんな理由にならない理由で、反対票を投じたのでしょうか。
 
 「なんでもいいから、とりあえず近いうちに菅が辞めればいいや」
 
 今回民主党議員がとった行動は、この考えがあってこその行動です。
 つまり大半の民主党議員は、「なぜ辞めさせなければならないのか」という理由の部分については全く考えていないのです。
 結局反対票を投じた理由というのは、「とにかく菅が辞める」という点だけを考慮しただけであって、「なぜ辞めさせるのか」という理由の部分、すなわち地震被害も原発被害もその復興や対策も何も考えていないコトに他ならないのです。
 
 「菅が辞めれば、自分に利益が出る」
 
 これが今回の民主党議員の本音なのです。
 「復興促進のために辞めさせる」のではなく、「近々自分にも良いポストが回ってくるな」という打算だけで反対票を投じたのです。
 だからこそ、賛成票を投じると公言していたのにあっさりと手のひらを返して反対票を投じたのです。
 こういう考えが働いたのでしょう。
 
 「これまでは何を言っても干されているだけだった」
    ↓
 「しかし不信任するぞと言うコトで自分たちが目立つチャンスが出来た」
    ↓
 「おっと、菅が辞めると言い出した。ラッキー、こりゃ近々ポストが回ってくるぞ」
    ↓
 「でもここで民主党を出てしまうと、回ってくるポストも回ってこなくなるな」
    ↓
 「ここは民主党に留まって与党のままでいて、菅が辞めた後にポストを取るコトにしよう」

 
 震災のコトなんて一切頭にはありません。
 これを見ても明らかです
 投票前のこの勇ましいセリフ「菅内閣は、子ども達の命を危険に曝すようなことまでも、信じ込まそうとしている。だから、辞めてもらわなきゃなんない」は、これが本当に不信任案賛成の理由であれば、もう被災者のために受け入れられる条件は「菅直人の即刻辞任」しかないハズなのです。
 しかし実際の結果は「メドが付いたら辞める」であっさりと手のひら返しました。
 本来は全然理由にはならないのにも関わらず、あっさりと手のひらを返したのです。
 結局、自分の利益、権力欲とポストのコトしか考えていない結果なのでしょう。
 その欲は、無理して菅を引きずりおろさなくても、ちょっと待てば菅が自分で辞める、ちょっと待つだけでポストのチャンスが巡ってくるから、今のところの不信任案は反対しとこうと、その程度の理由で手のひらを返したのです。
 
 大半の民主党議員は、被災者・被災地のコトなんて一切考えていないというコトなのです。
 保身と権力のコトしか考えていません。
 
 マスコミも世論も、この問題を政党同士の勝った負けただけでしか考えられない人がけっこういるようですが、問題の本質はそんなところにはありません。
 今回の不信任案の理由はなんだったのか。
 それを考えれば、自ずと誰が何のためにその行動をとったのか分かるというモノでしょう。
 



平成23年6月3日

 今回の菅内閣不信任案提出に対する勝手な世論への怒り

 いやー、ここ数日、あまおちさん、怒りまくってますねぇ。
 
 もー、ぷんぷん!
 
 ……。
 
 い、いや、冗談だ。これぐらいの冗談言わないと気が済まないぐらいハラワタが煮えくりかえっている。マスコミにも、適当な事しか言わない国民にも、カメラの前で何も知らないでべらべらしゃべる被災者にも。
 
 昨日の菅内閣不信任案の提出についてのお話ですよね?
 
 そうだ。マスコミは元々そうだから仕方ないにしても、国民も普段はあまり政治を見ないくせに、政局になると急に注目して、そしてそこだけで適当に文句言うよなー。本当に腹が立つ。
 
 まぁそういうところはありますよね。政治は本来継続性のあるモノなのですが、もはや鳩山総理で民主党は与党には相応しくないと世論がハッキリと態度を示し、続く菅内閣に対しても大地震前はもはや風前の灯火で、もし地震がなければ今頃選挙をしていたかもしれないという状況だったのに、いまやそんなコト無かったかのような雰囲気ですよね。鳩山前総理の沖縄の後処理はどうなったのですかと。他にも不要な課題をたくさん民主党政権は残していますよね
 
 オレはね、マスコミでも政治家でもないからね、マスコミは国民批判をしたがらない、お客様だからな、政治家も国民批判はできない、選挙があるからな、でもオレは違うから、国民が間違っていると思うなら国民を批判する。被災者だって例外じゃない。テレビカメラの前でべらべらしゃべってる被災者、お前はちゃんと今まで政治を見てきたのかと。震災が起きてから国会では何が審議されたのか、どのような中身の議論がされたのか、民主党はどのような行為を実行したのか、自民党はどのような主張を繰り広げてきたのか、そういうのを分かってしゃべっているのかと。まさか不信任案の話が出てきてマスコミが無責任におもしろおかしく囃し立てるようになってから、急にテレビにくびったけになってるんじゃないだろうなと。そのノリでコメントしてるんじゃないだろうなと。
 
 もちろん被災者の方々はコメントをするコトで生計を立てている人たちではないので、多分井戸端会議、床屋談義のノリでしゃべっているんでしょうけど、それでも「テレビの前」という意味を、マイクを向けられる前にワンテンポ置いて考えてほしいですよね。
 
 井戸端会議は極めてプライベートな場だか、テレビの前はパブリックだ。その映像は日本全国に流れる。時にマスコミの代弁者となってしまうぐらいの影響力を持ち得るからな。
 
 マスコミ代表はともかくとしても、個人的意見だという前提が成り立っているコメンテーターよりも、むしろ「被災者は」というテロップが付いている個人の方が、個人の意見ではなく「被災者代表」という立場に立たされてしまっているとは言えるでしょうね。
 
 それはマスコミの大いなる陰謀で、その部分は無知なる個人は被害者と言えるかもしれないが、でも発言は発言だからな。日本全国が見ている電波に流すという事は当然知っているんだから、そのテレビカメラの前でしゃべる事の意味を一切考えずにべらべらしゃべっているなら、それは批判されて当然だろう。覚悟の上でしゃべってるなら、それもやっぱり内容に対しては批判を受けるのは当然だ。だからオレは批判する。
 
 選挙の結果も、結局こういうその場だけの空気に支配された結果なのかもしれませんけどね。あまおちさんこの前言ってましたが、確かに被災地3県の衆議院小選挙区の結果はひどい有様ですからね。岩手全4区、宮城全6区、福島全5区、合計15区中、宮城の第6選挙区の自民党小野寺先生を除いて、14区全てが民主党ですからね。民主党と鳩山・菅内閣を選んだのは国民自身なんですよね。
 
 ま、広島もえらそうに言えたもんじゃねぇんだけどな。第1選挙区の岸田さんの除いて6選挙区で民主党だからな。でもオレの出身地は第1選挙区だそー(笑)
 
 もちろん被災者の中には民主党以外に投票した人もいるでしょう。菅直人に対してはイヤだと思っている人もいるでしょう。でも、政治を今までキチンと追っていない人が、不信任案の、しかも政局の部分だけ、民主党が自民党が勝った負けただけの部分しか見ずにコメントしているようでは、結局菅を擁護しているコトにしかならないってコトを知って欲しいですよね。
 
 オレのミクシィの日記のコメントでも、「被災者ですが不信任案に賛成です」と書き込みしてくれた人いたよ。
 
 被災者代表顔して適当なコトを言ってしまえば、こういう人の気持ちすら踏みにじるコトになってしまうんですよね。
 
 まったくだ。国会議員もそうだが、総理大臣を変える行為っていうのは、この不信任案しかねぇんだ。本人が辞めないって言ってるんだから。だから、特に自民党はね、復興のために菅直人に辞めてもらうんだと言っているだけで、その具体的手段が不信任案しかないからそれを選択しているだけで、ではなんだ「菅には辞めてもらいたい」と言いつつ「不信任案はやめろ」って言うのは、とてつもなく矛盾しているぞと。「菅は辞めろ」と念じれば辞めるとでも思っているのかと。
 
 なんかちょっと前まで「自民党は行動しろ」とか言ってたくせに、いざ行動するとやっぱり批判するんですよね。
 
 だからさ、政治に口出すなら、最低限政治の事実を知れと。野党には法案を通す権限もないし、役所を動かす権限も無いんだよと。手足がねぇんだよと。無いから野党であり、野党に力があれば何のために与野党なのかと、民主主義ナメてんのとなるわけだ。そして、野党が総理を辞めさせる手段は不信任案しかない。これが与党なら、党首を変える動議をするとかあるんだろうが、野党は他党だからあるわけがない。不信任案が唯一の手段。しかもものすごく貴重な手段であり武器。こういう事実を知れと。
 
 政治って現実論ですからね。ここを考えなければ絶対にいけないワケですよ。被災者は「被災地のために何かしてほしい」とか「復興して欲しい」とか言いますけど、これだけではあやふやすぎるんですよね。それって「お金持ちになりたい」と言ってるのと同じようなモノで、ではお金持ちになるためにはどうすればいいのか、起業するのか、それともバクチを打つのか、そういう具体的な部分が何もないワケです。
 
 そうそう。そこ大事。政治ってスーパーマンじゃねぇんだから、出来る事と出来ない事とある。何でも出来るわけじゃない。むしろ出来る事の方が限られる。その中で、では今政府は何をすべきか、復興のために何が出来るのかと言えば、おそらく大きなものは二次補正だよね。とりあえず何をするにしてもお金が必要だし、公が動くためには公的なお金が必要だ。ガレキを撤去するにしても国も地方自治体もそんな装備を持っていないから民間に外注する必要がある。すると当然お金はかかるわな。
 
 そしてそれは、公の場での決議が必要ですよね。国会の予算案だったり、地方議会の予算案だったり。
 
 うむ。だから、公が何かするためには必ず公の場での審議が必要なのだ。でも菅直人は、なんとこれをやらないと言った。言ったというか、ずっと前から言い続けていた。二次補正なんてしねーよと、そのための審議である国会会期延長もするわけねーだろばーかと。さっさと国会閉じちゃうもんねと、そう言っていたわけだ。変態毎日新聞まで5/14の記事で「与野党協力を呼びかける一方で、協議の場を閉じようとする政府・与党の姿勢はちぐはぐ」なんて言ってしまってる始末。
 
 政府が出来る復興で最も大きなコトは、やっぱり予算ですよね。お金がないと何も出来ませんが、お金があると出来るコトはけっこう出てきます。つまり逆に言えば、お金がなければ何も出来ないワケで、菅直人は何もしないと言っていたのと同義なんですよね。
 
 そう。今回の不信任案で「国会は何やってるんだ」とか「自民党は復興の邪魔しているのか」とか言っている奴にオレは大いに聞きたいのだが、そもそも二次補正は菅の方針の下やらない予定だったんだぞ。もしね、復興を遅らせているという批判をして、もっと早く復興に力を入れろと主張するのであれば、まず先に言う相手がいるだろうと。それなのになんで急に自民党の方に矛先を向けるの? そりゃ矛盾してるだろと。
 
 矛盾というか、時間軸の感覚がちょっと狂っているとしか言いようがないですよね。早い遅いを言っているのに、先に遅らせた方をスルーしておいてそれはないんじゃないですかね。
 
 そもそも自民党は全然遅らせてはないわけでな。自民党は何を言っていたのかと言えば、もうずっと前から、二次補正やれと、会期も延長して、復興基本法も作れと、その案も自民党は公表している。とにかく早くやれと、ずっと「菅内閣早くやれ」「やれ」と、やれやれ言ってた。
 
 でも菅直人は全然やりませんでした。
 
 だから、自民党はずっと我慢してやれやれ言ってたが、それでも菅はやらないから、それなら仕方ない、菅がやらないって言うなら別の人に代わってもらおうと、別の人に二次補正も基本法もやってもらおうと、許されるなら自分達でやろうと、そう覚悟したわけだ。
 
 それが不信任案提出ですね。
 
 自民党は、ずーっと復興のために政府が動いてくれと主張し続けていた。自民党は野党だから自らの手でやる事はできないからな。だからやってくれと、やれやれ言うしかなかった。むしろそれが野党の正当な仕事だ。復興のためにやれやれとずっと言ってきた。不信任案っていうのは、それを動かすための、野党に出来るほぼ唯一の実行可能な手段だったんだよ。こういう一連の流れってていうものを分かっているのかと。
 
 だってもし自民党が復興のコトを何も考えず、ただ党利党略のためだけなら、不信任案はもっと遅くでもよかったハズなんですよね。結局菅が会期延長しないままであれば、国会が閉じる直前に自民党が「会期延長しない菅内閣はけしからん」と堂々と主張できたワケですから。で、そこで否決されて、会期延長せず国会が閉じられても、でも自民党としては「我々はもっとやるべきだとずっと主張している」と、次の国会が始まるまで正当性を説けるワケですから、理由付けとしては多分こっちの方がいいでしょうね。被災地のコトを考えないのであれば、自分達の主張のネタがある方がいいでしょう。
 
 それだと「復興の邪魔をしている」とは言われないだろうしな。
 
 そうですね。理由が「会期の延長」であり、提出時期が国会閉会の直前ですから、「審議時間を潰してまで」とは言われないでしょう。自民党はそもそも解散なんて求めていない、出来るワケがないと思っていたのですから、結果的に不信任案がどうにかなるというのは、予想外の結果であればラッキーというぐらいであって、多くは望んでいないハズです。自らの正当性を訴え、それで支持率が上がれば十分でしょう。
 
 だからこそ、とにかく復興だと言ってる奴に聞きたいんだが、結果的には自民党が不信任案が出たおかげで、やっと菅は二次補正をやると言った。会期延長もすると言っているようだ。であるならば、野党の大事な大事な不信任案を切ってまでこれらを引き出したんだから、むしろ自民党には感謝すべきなんじゃないのか
 
 そうですよね。不信任案が出されていなければ、二次補正は今国会で出なかったかもしれませんよ。というか、菅本人がやらないって言ってたんですから、確実に今国会では出されなかったでしょう。
 
 ここ数日の政局にうんざりと言ってる奴に聞きたいんだが、じゃあ不信任案が出る前の二次補正・会期延長無しの状態の方が良かったのか、それとも数日の混乱はあったが早期の二次補正があり会期延長の可能も高い今の状態がいいのか、どっちかがいいのか言ってくれよ。
 
 だいたい混乱って言ったとしても、不信任案が提出されたのは1日の夜で、もう国会審議は無かったワケですから、実質潰れたのは昨日の1日だけでした。今日は審議していますしね。ゴタついていたのは民主党内だけであって、これだけをもって「復興が遅れた」と言うのはどうなんでしょうか。それなら何度もお伝えしていますように、2ヶ月くらい前のもっと大変だったときに、キッチリと土日休みをとっていた菅直人の方を責めるべきなんじゃないですかね。また時間軸が狂ってるとしか言いようがありません。
 
 結局だな、政治とは何が出来るかという現実論にたったときに、総理がやるべき事を一切やろうとしない時に、では政府以外の国会議員は何が出来るのかと考えれば、オレは不信任案しか思いつかない。多分自民党も同じだろう。だからの不信任案だろうし。しかしそれがダメだと、そんなに混乱がイヤだって言うなら、では不信任案の混乱が出ない別の手段があれば、ぜひとも教えてくれと。あるのかと。政治は現実論なんだから現実的に取れる手段があれば、提示しろって話でな。
 
 「とにかく何かを何とかしてくれ」では、政治は動かないですし、政治は語れませんよね。
 
 だからね、もし菅が総理のままでいいっていうなら、まぁ不信任案に反対するのも分かるけど、菅がイヤっていうなら不信任案しかないよ? 菅のままでよかったのか? そりゃよかったなぁ。
 
 もしくは民主党内の自浄を期待するかですけどね。
 
 んなもん信じているバカはまだ日本にいるのか?
 
 い、いやぁ……。
 
 んで、どっちにしてもだな、自民党に責任を押しつけるような物言いはあり得ないよな。
 
 そうですね。自民党は菅直人がダメだという主張の元、菅直人では復興は出来ないからこそ、菅直人を変えようとして、その手段が不信任案しかないから不信任案を選択しただけですから、菅直人で良いと言うなら別ですが、そうでないなら批判は当てはまりませんよね。
 
 だからね、そういう事を分かった上でないと本当は批判できないわけよ。別にオレは、物事を批判するのは専門家しか駄目と言うつもりはない。
 
 ああ、たまにいますよね。批判すると「お前は出来るのか」とか言う人。
 
 でもそれ言い出したら何にも対して誰も何も言えなくなるから、それは暴論。でも、何も知らなくても適当に批判していいとは、これも何に対しても、ならない。野球のルールも知らないのにイチローのプレイの何を批判できるのかって話だろ。
 
 例えばサッカーに対して、「手で持ってゴールまで運べばいいじゃん」とか言っても、こいつ何言ってるんだ? にしかなりませんよね。
 
 でも政治に対してはそれがまかり通ってしまっているんだよな。「自民党が法律を作ってなんとかしろ」って言うのは、「キーパーがボールを抱えて相手ゴールまで行け」と言うぐらいトンデモナイ話なんだよな。
 
 「大臣になって菅総理にアドバイスしろ。それならできるだろ」と言う人もいますが、これってけっこう「ゴールキーパーがドリブルしろ」に近いですよね。出来ないコトはないですが、現実論あり得ないですよね。
 
 そうそう。たまにフリーキック蹴るキーパーいるけど、あれだって仲間全員の合意を取って、仮に外れてしまった場合どうフォローするのかを決めた上でやっているわけだが、菅の谷垣さんに対する一本釣り電話は、そういう事前合意を全部無視したものだからな。
 
 「おい、キーパー、お前が蹴れ。なに? 蹴れない? お前はチームに貢献するつもりはないのか! 責任を果たせ!」と突然言われて、これで納得する人がいますか? キーパーを責める人がいますか? でも国民の中には、こんな状態でもキーパーを批判する人がいるんですよね。いくらキーパーがとても優秀な人だったとしても、仮に元フィールドプレイヤーだったとしても、事前に、他の人の合意や、外れた後のフォローの仕方やフォーメーションなどを決めなければ、キーパーとしての職責を果たすためにはフリーキックを蹴るワケにはいかないですよね。
 
 
 まぁなんだ、菅も今年中はやるとか、今日の参議院審議でも、辞任と言ったのはマスコミが勝手に書いただけだとか言って、もうなんか辞任する気さらさら無いようだがな。
 
 民主党の言うコトを信じろと言う方が無茶な話だと思うんですが。
 
 それでも信じてしまう奴が多数なのが困ったところだな。ま、自民党を散々批判し、不信任案を批判していた奴らは、結果的に菅直人続投を望んでいた事になるんだから、望み通りでヨカッタデスネーと言っておこうか。
 
 あまおちさん自分で言ってましたけど、やえも菅やその支持者と日本と共に心中するのイヤですよ。
 
 まったくだ。大変なのは分かるし、地震等には同情するが、しかし被災者は政治はお前らだけのものじゃないっていう事は分かって欲しいな。
 
 どちらにしても、批判するなら、政治の仕組みも当然ですし、また中身も見るべきですよね。民主党はどのような政策を持っているのか、自民党はどんな政策を主張しているのか。ここを見ないまま、ただただ「政治はダメだ」と言っても、片手落ちにもほどがあるというか、そもそもそれは政治をキチンと見ていませんよね。
 
 そう。お前は「政局なんてしている場合か」なんて言っているくせに、政局しか見てないのは誰だよと声を大にして言いたい。何度も当サイトで言っているように、自民党はすげー詳しい対案や提言を出しているんだよ。キチンとこれを読んだ上で、それでも批判があるっていうなら、中身で批判しろよ。自民党が対案を出しているという事すら知らないまま批判、というか、暴言吐いている奴がどうせ大半なんだろ。
 
 一番政局しか考えてないのは誰ですかって話になっちゃいますよね。
 
 政局になる時だけテレビにくびったけになってんじゃねぇぞ。
 



平成23年6月6日

 事実を伝えるというコト、知るコト

 戦後民主主義と日教組が作ったもっとも悪しき思想である「結果平等」は、未だに日本に蔓延しています。
 これが共産主義社会であれば、それでいいでしょう。
 勤勉になるにせよ、なまけるにせよ、どちらでも人は平等にパンを与えられ、平等に寝床を与えられる社会が共産主義ですから、むしろ結果平等が正しい社会です。
 しかし日本は違います。
 努力した人間がそれ相応に報われる社会、なまけた人間にはそれ相応の報いがある社会、それが資本主義社会です。
 ある程度のスタートラインは平等であって構わないとは思いますが、結果については、努力や才能や運などの様々な要素によって人は違う結果を得るというのが、日本のいまの姿です。
 いまのというか、日本はそもそも遥か昔からそういう社会でしたよね。
 事態背景にもよりますが、日本の社会というのは、時に努力が身分の壁すら越えてしまう、非常時の新選組だけでなく足軽家から老中まで上り詰めた田沼意次の例がありますように、他国に比べればとても実力主義の考え方が強い社会でもあるのです。
 そう考えたとき、いまの日本は、日本史上最も共産化している社会とも言えるのかもしれません。
 
 マスコミが政治を伝える時、いまや多くの場合結果平等の考え方が蔓延してしまい、事実ではなく、結果としてどちらの政党にも利益にならないように伝えるという伝え方になってしまっています。
 今回の不信任案騒動と、それに伴う二次補正や国会会期延長の話は、事実だけ伝えれば自民党の功績によるモノです。
 普通に考えれば簡単な話ですよね。
 菅総理はちょっと前まで「二次補正なんてやらない」と言っていたのですが、それを理由に不信任案が出されそうになった途端に、「やっぱり二次補正するから不信任案出さないで」と言い出したワケですから、誰がどう考えても、不信任案を出したから二次補正が早期に組まれるコトが決まったと考えるのが自然でしょう。
 つまり、菅直人の汚いケツを叩いて結果を出したのは、不信任案を出した自民党のおかげであり、これは自民党の功績なのです。
 ですから「事実を伝える」という意味においては、自民党の不信任案が「停滞する復興案を前進させる大きなキッカケとなった」と伝えるのが妥当のハズです。
 
 でもマスコミはそういうコトを伝えようとしません。
 おそらくこういうコトを伝えると、「自民党への肩入れ報道だ」とか「太鼓持ちだ」とか言われかねず、それを回避しようとしているのでしょう。
   だからこの件だけでなくても、「○○党の功績だ」という文脈は、新聞でもテレビでも全然見るコトがありませんね。
 そもそも当サイトはそのように思われているかもしれません、というか、過去に何度もそのようなコトを言われたコトがあります。
 結果を伝えるとある政党が利益になるようなコトを言えば、なぜかそれは「公平ではない」と言われてしまうのです。
 それが平等だと思い込んでいるのです。
 
 でもそれっておかしいですよね。
 事実をねじ曲げて特定の政党を擁護するような報道であれば、それは批判されてしかるべきですが、というかサヨク系報道ではよく見られますが、事実を事実として伝えるのであれば、それが結果的に政党の評価に繋がっても、むしろそれは政治を正しく見るというコトに他ならないハズです。
 主権者たる国民は、政治家を監視し、時に評価し時に批判して、その結果を選挙によって示す義務を負っています。
 であるなら、事実を知った上で政党の評価に繋がるのであれば、それこそが本来の政治の見方であって、そのために国民は積極的にその事実を知るべきでしょう。
 そもそもそうしなければ、どうやって政治を判断するというのでしょうか。
 結果平等でどうやって政治を判断するというのでしょうか。
 
 最近の日本の政治に対する関心というのは、誰がミスをしたとか、失言したとか、そんなところばかりに向いている気がしてなりません。
 もちろんそれは時には大切です。
 言うまでもなく菅直人の総理としての仕事はミスだらけで、とてもじゃないですけど総理としてはあってはならないと言わざるを得ないぐらいひどいモノですから、一刻も早く辞任してもらわなければ困ります。
 しかしそれはそれとして、評価すべき点は、やはり評価しなければならないでしょう。
 悪い点だけ見てもそれは決して政治にためにもなりませんし、それはひいては日本のため国民のためにもなりません。
 良い点があればキチンと評価するというのは当然の話だと思います。
 与党であっても野党であってもです。
 結局そういうマイナスにしか目を向けない国民の姿勢というのは、自分の首を自分で絞めているコトにしかならないでしょう。
 
 今回の件は、それがとても分かりやすく、とても簡単なお話ですよね。
 「自民党が不信任案を出したから、二次補正が早期に組まれる」  この事実は誰も否定できない純然たる事実ですが、しかしこういう伝え方をするマスコミって皆無ですよね。
 でもこのようなコトが続いていては、結局国家国民のために行動する政治家という人がいなくなってしまい、ただ「ミスをしない人」か「目立てばいい」と思うような人ばかりに政治家はなってしまい兼ねないでしょう。
 というか、そういうのが民主党ですよね。
 マスコミがそういう報道しかしないですから、口だけの人とか、思いだけを思いつきでしゃべって、しかし実行はしないとか、そもそも実行可能かどうかすら検討していないとか、そういうコトしか考えない人ばかりになってしまうのです。
 ただ目立つ場所で目立つ発言をすればアピールになるという、中身のない政治になってしまうのです。
 鳩山とか菅とか前原とかそれが顕著で、しかも総理にまでなっているのですから、とんでもないコトですよね。
 
 でもそれは、決して政治家だけを責められる話でもありません。
 結局は、国民がそういう態度しか示さないので、政治もそうなってしまっているのです。
 政治家は国民に評価されなければ政治家になれないのですから、国民が評価する政治家像を政治家は追い求めるワケで、つまり政治家の行動は国民が決めると言っても過言ではないのです。
 政治はある意味国民を映し出す鏡であるというコトは忘れてはいけないコトでしょう。
 
 誰が何をしてこうなったか。
 この事実を知るコトが、政治を評価するコトに繋がります。
 その場だけで何を言ったかというのは、大した意味を成しません。
 政治は行動し結果を出してこそ意味があるのです。
 いまはなぜか世間では、民主党に対しても自民党に対しても「いまは政争をしている場合ではない」という声が多く聞かれますが、まぁこれもマスコミも陰謀としか言いようがないのですけどね、でもそのような視点でしか政治を見れないのであれば、それは結果的に国民自らの首を絞めるコトにしかならないというコトに、はやく日本国民は気付くべきです。
 なんのために今回の政争が起きたのか、なぜ不信任案が出されて、それまでの経緯はどうだったのか。
 国民はこれを知らなければなりません。
 政治をただの一場面だけで捉えて、それだけで評価するようでは、それは国民自身が日本のためにならないと言うしかないのです。
 政治は国民の鏡なのです。
 



平成23年6月8日

 自民党が民主党と大連立する条件

 いまの雰囲気では民主党と自民党が連立するという流れになっていますが、現実問題、そう簡単に連立していいのかどうかというのは、ちょっと立ち止まって考えてみるべきだと思います。
 問題はいっぱいありますが、例えば政策1つとっても、問題はたくさんあるでしょう。
 
 前に言いましたように、一番いいのは第二党である自民党から総理大臣を出すコトです。
 なぜなら、大連立してしまえばある程度の勢力を持つ野党がいなくなってしまいますから、もし問題が出てきたとしても、それを諫めてチェックする機能が大幅に無くなってしまうので、暴走を止める役目がいなくなってしまうからです。
 ここで自民党が総理大臣になれば、仮に総理大臣が暴走したとしても、民主党が議会の多数を占めている以上は、それを止めるコトが出来るようになり、大連立になってもここでチェック機能が果たせるワケです。
 しかし民主党が総理大臣のまま、さらにチェック機能を果たす野党第一党の自民党までが政権側に行ってしまえば、それはある意味大政翼賛会的になってしまいますから、もしもの時に困るコトになってしまうワケです。
 ですから、大連立するのであれば、やはり第二党の自民党から総理大臣を出すべきだと思っています。
 それならやえは大連立に賛成です。
 
 だけどここで民主党が強引に民主党から総理大臣を出すというのであれば、これは一歩立ち止まって考えてみる必要があるでしょう。
 例えば、大連立内閣が復興や原発対策以外のコトまで手を出そうとしたら、どうなるでしょうか。
 民主党は大震災が起こった後に、復興支援に回せという声を無視して子ども手当法案のつなぎ法案を提出して成立させましたよね。
 もし大連立の中でこういうコトが起きたらどうするのでしょうか。
 例えば外国人参政権付与法案ですとか、夫婦別姓法案ですとか、とてもじゃないですけど自民党は絶対に受け入れられないような法案まで、今がチャンスと民主党が大連立の間に法案を通そうとしたら、果たしてどうするのでしょうか。
 
 「国民がそんなコトは許さない」と言う人もいるかもしれませんが、残念ながらやえはそれをもう信じられません。
 下手をすれば「連立しているのに、閣内で○○総理の足を引っ張るのか」と、自民党が批判される事態だって十分にあり得るでしょう。
 もしそんな事態になってしまうのであれば、連立していないなら防げたかもしれないこれらの法案を、連立だからこそ通ってしまう可能性があるのであれば、もう連立なんてしない方がいいと思います。
 復興は大切です。
 原発対策も大切です。
 でも、外国人参政権付与法案も夫婦別姓法案も、それらと同じぐらい、いや、それよりももっともっと大切な、日本の悠久の歴史の根幹に関わるとっともとっても大事な分岐点になる問題と言えるハズです。
 正直やえはこの前から、ちゃんと分かっている人には申し訳ないのですが、被災地の人に同情する気持ちがかなり薄くなってしまっているコトもあって、もしこんなトンデモナイ法案が出される可能性があるのであれば、復興が多少遅れたとしても大連立なんてすべきではないと、そう思っています。
 
 大連立がどれぐらいの期間続くか分からないですが、3ヶ月も経てばその前の空気なんてコロッと忘れてしまうのが世論ですから、いまは復興のためだけにと言っても、その感覚がずっと続くとは限りません。
 いまは復興のための大連立と言ってても、その後も復興のための法案しか出さないと言い続けているかどうかなんて誰にも保障は出来ません。
 そもそもウソをつくコトになんら抵抗もない、平気で人を騙す民主党であればなおさらです。
 そしてそれにあっさりと乗る国民とマスコミが多いいまの雰囲気であれば、さらにですね。
 ですから、やえとしましては、安易な大連立には絶対に反対です。
 
 もしやるなら、キチッと文書で残す形での政策合意を民主党と自民党の間で形成すべきです。
 それは、鳩山元総理のように騙されないよう、あやふやな文面ではなく、キッチリ具体的な文章でです。
 例えば「○○法案、○○法案だけを提出し、他の法案は扱わないコトとする」などです。
 まぁあまりこのままだと不測の事態に対応できなくなってしまいますが、しかし「復興に関係する法案しか扱わない」という曖昧な表現だと、「子ども手当だって被災地に関係あるんだから復興に関係する」と、民主党だと平気で二枚舌を使いますから、そこはもっと厳密に合意文書を交わすべきでしょう。
 そして、その文章を国民に向かって全部公開すべきです。
 民主党と自民党の両党のサイトで公開して、いつでも誰でもそれが読めるよう、連立中はずっと公開しておくべきです。
 こうすれば、言った言わないで、いつもの民主党の得意なパターンに持ち込まれるコトもないでしょうからね。
 鳩山元総理も恥をかくコトもないでしょう。
 
 もし、総理大臣が民主党から出すのであれば、
 
・震災復興や原発対策に直接関係のない法案は連立の間は取り扱わない。
・連立期間を区切る。
・それらの具体的で詳細な合意文書を交わし、全てをオープンにする。
・政策議論は省略せず常に活発に行い、また党首討論も定期的に開催する。
 
 これらが実現すれば、まぁ大連立に反対しないコトはありません。
 でも、自民党はもはや民主党が自滅するまで、黙って野党の役割を果たせばいいと思うんですけどね、もう。
 
 というワケで、菅総理がいつ辞めるか知りませんが、その後どうなるか、大連立の観点から書いてみました。
 これも、民主党の新しい代表が誰になるのかで変わってくると思うんですけどね。
 小沢民主党と、前原民主党では、全然性格が違うでしょうし。
 



平成23年6月7日

 自分の首を自分で絞め続ける国民

 はぁ。
 なんだかもう書く気がなくなっちゃいますよね。
 もちろん、不信任案にからむ政治の動きと、それに対する国民の反応です。
 ちょっと暴言吐きますが、やえはここまで日本人がおバカだとは思っていませんでした。
 マスコミがある程度数字をいじっているという可能性も否定はできませんが、それでもちょっとこれはないんじゃないでしょうか。
 
 毎日新聞世論調査:「国会機能せず」85% 新政権「大連立を」36%
 
 内閣不信任決議案を提出した野党の対応について「評価しない」という回答が61%に上り、「評価する」(32%)を大きく上回った。不信任案が2日の衆院本会議で否決された結果についても「よかった」が53%で、「よくなかった」は38%だった。菅政権の内閣支持率は5月の前回調査比3ポイント減の24%。不支持率は前回から3ポイント増の57%と上昇した。
 
 結局、何のために不信任案が出されたのか全然理解していない国民の方が多かったというオチだったワケですね。
 もうね、こんなもんなんですかね。
 じゃあやっぱり自民党はですね、だまって見ていれば良かったんですかね。
 民主党なんてほっといてもボロを出しますから、被災地の人の命を見殺しにしたとしても、民主党の失点が明らかになるまで手を出さずに、自民党の支持率が上がるまで利益になるまで、だまって見ていれば良かったんでしょうか。
 そりゃそうすれば、自民党は別に「見殺しにした」とか言われずとも、民主党の自爆によって再び政権の座に着けていたコトでしょう。
 見殺しにしたていたコトすら国民は気付かないでしょうからね。
 だから、そういしていたら良かったのでしょうか。
 
 結局衆愚政治ってそういうコトですよね。
 政治家は時に国民世論を無視してでも正しいと信じる行動をしなければならない、という考え方は、やえは正しいとは思います。
 しかし、そうは思いますが、これはあくまで「いざという時」の話であって、常にこのような行動を政治家に求めるというのは無茶な話でしょう。
 子供が嫌がっても将来のためにと敢えて厳しい態度を取るのが親心というモノではありますが、しかし政治家は国民の親でもなんでもありません。
 むしろ政治家は国民の代表者です。
 政治家は国民そのものです。
 国民のワガママはワガママとして受け止め、その上で政治家は国民の声など気にもせずに常に正しい行動をとり、その結果選挙に落選しても仕方ないと言ってしまうのは、それはあまりにも国民のワガママでしかありません。
 ワガママというか、もはや駄々のレベルです。
 そして国民がそういう態度をとっていれば、いつかその場限りのワガママに付き合うような政治家ばかりになってしまうコトでしょう。
 だって正しい行動を取る政治家は、その結果落選してしまい、同時にワガママに付き合うような候補者が当選するコトになるのですから、当然と言えば当然ですよね。
 その結果日本とその国民はどうなるのか。
 もう言うまでもないです。
 
 こんな話があったのも、みなさんご存じでしょうか。
 
 3月15日の自民党小池百合子総務会長の記者会見
 
 私どもはこれらを党首会談であったり、幹事長会談で申し入れをしているんですが、ボールを投げているのにちゃんと受けてくれているのか、私どもも不安に思うところであります。
 
 これらのことに対して、なぜ(与野党で)協力体制を組む意識がないのか?私たちは良く分かりません。岡田幹事長からの要請文に関しても、『政府の邪魔をしないでくれ。』と、それだけの3点が書かれていて・・・
 
 自民党は政府に協力しないとか、いままで散々言われいるところですが、しかし震災の4日後の15日の会見では、すでに自民党は正式に政府民主党に協力の代診をしているのです。 
 これは記者会見ですから、おそらくもっと早い段階で、3日後ぐらいにはもう自民党は協力を打診しているモノと思われます。
 そしてその返事がこれですよ。
 
 『政府の邪魔をしないでくれ。』
 
 震災から4日後というものすごい早い段階で協力を打診した自民党と、その返事として「邪魔するな」と切り捨てた民主党、果たして復興のコトを一番考えているのはどこの政党で、復興のコトなんてさらさら考えていないのはどこの政党なのでしょうか。
 
 やえはため息しか出ません。
 ここまで日本国民がアレとは思いませんでした。
 なんですかね、そんなに自分の手で自分の首を絞めたいんですかね。
 
 ごめんさない、今日はほとんど愚痴みたいな内容になってしまいました。
 でもホントこれ、どうしたらいいんでしょうかね。
 



平成23年6月10日

 コメントレス

 さて随分ひさしぶりになってしまいましたが、コメントレスをしたいと思います。
 取り上げられないコメントが今回はちょっと多めになってしまいますが、ごめんなさいというコトで。
 
 たいした展望もないくせに、スローガンをぶち挙げるのは アカ(バカか?)の特徴だからねぇ・・・ スローガンありきだから、後々整合性が問われてきて、 そのたびに場当たり的言い訳に終始し、最後にはキレてしまって、 誰かのせいにするんだよ。 分を辨えないやつって、本当に困るよね。
 
 もうホント、民主党ってサヨクの典型なんですよね。
 最初はスローガンだけで集まるのは集まるんですが、途中で現実的運用の壁に当たり、それが無理になったところで限界を感じて、内ゲバすると。
 民主党そのものですよね。
 日本では連合赤軍のあさま山村事件でサヨクやアカがどのような行動を起こし、その結末はどうなのか分かっているハズなのに、でもあっさりと国民は民主党には政権の座を与えてしまっているワケです。
 学習しないんですかね。
 それとも多くの国民は「騙された」と思っているのかもしれませんが、でも、当サイトをはじめとして、民主党の本質を理解していた人たちは、選挙前に散々警告したんですけどね。
 どこかで、「民主党に投票した奴が賠償金払え」とか書いてあって、もちろん理屈としてはメチャクチャではあるんですが、心情的に同意したくなっちゃいます。
 
 
 
 >よーく自分の胸に手を当てて考えてもらいたいです。
 あ〜無理無理、こいつらの頭じゃ出来ませんって。この数日内閣不信任案でマスゴミの政治関係コーナーは賑っています。多く見受けられるのが「この時期に震災と原発そっちのけで政局とはけしからん!」という声ですが、それは民主党に政権担当能力がある、と言う事が大前提ですね。しかし民主党にそんな能力がない事を如実に示す出来事、例えば昨年の口蹄疫を始めとして平成21年の9月以来何度となくあったのですが、まだ民主党に政権に居座らせたいのでしょうか。実際問題として21年の総選挙に対して違憲判決が出ているし被災地での選挙はほぼ不可能ですからおそらく選挙にはならないでしょうから、何とも歯がゆいですね。
 
 そうなんですよね。
 まぁさっきも言いましたように、民主党が与党になる前から民主党の危険さは伝えてはきましたが、実例で言うなら、危機に対する対応が出来ないコトは、まず口蹄疫の問題で民主党は自らハッキリと証明したんですよね。
 しかも口蹄疫の問題は、以前自民党政権時に自民党が対応したという前例があるにも関わらず、当時よりも全然遅い対応しか出来なかったというコトで、0点どころではない、マイナスしか付けようのない対応だったワケです。
 本来なら、そこで国民は怒ってですね、民主党政権を終わらせなければならなかったのです。
 最低でも、さらにそれが露呈しまくった沖縄の件で、鳩山前総理が辞任した段階で、解散総選挙すべきだったのです。
 自民党政権時の「選挙を経ていない総理ガー」はどこいっちゃったんでしょうか。
 でもこれも、マスコミの強力な援護射撃を受け、国民もそれにだまされて、菅内閣を誕生させ民主党政権を延命されたから、いまのこの惨状があるのです。
 国民はそういう責任というモノをもっと自覚すべきでしょう。
 
 
 
 朝からミンスまんせーの煽動報道すごかったすなあ、今後は参議院での審議の報道にバイアスをかけて、復興を妨げる自民という報道に徹するんでしょうね
 
 メドがついたら辞めるってのは、辞めないっていってるってことですよね。これって詐欺じゃね?
 
 結局、管直人の辞任発言で、不信任案は否決されましたが、管直人の「復興にめどがつけば若い世代に任せて辞任する」という言葉は、「復興のめどが立たなきゃ絶対に辞めないもんね〜♪」と言っているのと同じだと感じるんですよね。こんな延命措置だと分かるようなちゃちな口車で不信任案が否決されることになるなんて・・・、本当に残念だとしか言いようがありません。
 
 今度は問責とはけしからん、協力しろという論調で民主党支援報道ですか
 
 否決で意味がなかったから時間の無駄だった、復興の妨げになることを自民はするなみたいなおかしな報道になっていきそうですね、問責決議が控えていたり、参院で法案が通らないってことになると。ワイドショーの茶番洗脳に踊らされてしたり顔で「こんなことをしてる場合ではない」とかいってるのをみると、そりゃ民主党の嘘八百で票を入れる程度の有権者だなと。そういえば、朝から被災者や町の声がこんなことしてるな、みたいコメントしてましたけど、その意見だけしつこいくらい続けて流してるの見ると気持ち悪いなあと。逆の意見は使わないんでしょうし、意図的に改変してるんでしょうが。
 
 テレビ、新聞は嘘をつかない、だから日本がおかしくなったのは自民党のせいだ、と言う人が多いのではないかと。でも、その自民党の尽力により今の暮らしを享受しているのも自分達なんですよね。それが分からないんでしょうな。それと、この非常事態に不信任案を出すなんてと予想通りマスコミは自民党批判に懸命ですが、可決される前からその後の対応は口にする事自体がどうかと思いますが、それも内閣総辞職ではなくて解散総選挙です。現状を正しく認識できていれば絶対に出てこない、少なくとも一国の総責任者である総理大臣の口からは出る言葉ではない事を平気で言いました。はっきり言えば「俺が総理大臣を辞める破目になったら全員道連れだ!」と言う自爆テロ予告でしかありません。
 
 菅「復興のメドがついたら辞めると言ったがありゃ嘘だ」
 
 不信任案の日のコメントです。
 結局、いまは菅直人のデタラメな対応のせいで、やっぱり政治が動かなくなってしまいました。
 不信任案の圧力のおかげで、明日には衆議院で復興基本法案が自民党案のほぼ丸のみで可決する様子ですが、でも二次補正とかはどうなるのか、未だに分からない状況になってしまいました。
 菅が自分の権力欲のためだけに「いつか辞めるよん」とか空手形を出すから、余計に混乱して、政治が動かないんですね。
 もしこれが「6月半ばまで二次補正予算を出して、通った後に辞任する。だからそれと引き替えに野党は二次補正に賛成して欲しい」とハッキリ言ったら、早い段階で二次補正は成立していたコトでしょう。
 それなのに、身内すら騙して権力に固執するから話がこじれるのです。
 まさか民主党の議員だって、党首にウソをつかれるなんて、想像すらしなかったでしょう。
 そんなコトされれば混乱して当然です。
 
 政治っていうのは、信頼関係が一番です。
 だって、政治って人間が行うモノですからね。
 機械が機械的に自動的に行っているんじゃないんですよ。
 人間が人間のために政治を行うんです。
 では、人間関係の中で何か一番大切かと考えれば、それはやっぱり信頼関係ですよね。
 だからこそ、そのリーダーたる人間は、最も多くの人に信頼されてなければならないのです。
 自分のコトに身を置き換えてみてください。
 自分が所属する会社の社長が、組織の代表が、サークルの会長が、全然誰からも信頼されていない状態って、やえならとても耐えられそうにありません。
 そんな状態でさらに組織として物事を前進させようとして、果たしてこれが可能でしょうか。
 いくら綺麗事の建前があるとしても、人間の人間のための組織においては、信頼関係が無ければやっぱり物事は全然前進しないのです。
 簡単なお話ですよね。
 
 そして自民党は、こういう菅直人の本性をよく知っていたワケです。
 なぜなら、自民党は、昨日もお伝えしましたように震災直後から協力を要請するなど現場でずっと折衝していて、そして何度も何度も裏切られてきたワケです。
 国会の内外で様々な折衝をしてきて、そして結局誠実な回答は得られなかったのです。
 菅直人は信用が出来ない、信頼できない、その言葉を信じるコトが出来ない。
 それが自民党がそれなりの時間をかけて得た答えだったのです。
 そしてその答えは間違っていません。
 いま菅直人を見れば火を見るよりも明らかですよね。
 しかしこの段階でそれが明らかになったのではありません。
 いまがあまりにもわかりやすすぎるっていうだけで、それは注意して政治を見ていれば、一般国民だって気付けていたハズです。
 それなのに国民は、自民党を攻撃し続けていました。
 このデタラメな菅直人をして、いまは政争ではなく復興だと、我が儘を言わずに政府に協力しろと、そう無理難題を国民は自民党に言い続けていたのです。
 
 先ほども言いましたように、民主党にはさっさと政権の座から降りてもらうべきでした。
 しかしそうしなかったのは、国民自身なのです。
 熱すぎるお灸ですよね。
 いつまで炙り続けられたら、それがお灸ではなく、ただ燃やされているだけに気付くのでしょうか。
 
 
 
 余りにも言いたい事を代弁されていましたので、読み終わって間髪いれずにここを開きました。いやもう本当にテレビを見ていると嫌になります。因みに、私の選挙区は自民党の方を守れませんでした・・・・
 
 ありがとうございます、とお礼を言うのも複雑な気分になってしまうところが、頭の痛いところです。
 あまおちさんとの対談はひさしぶりに行ったのですが、あれ、あまおちさんの負担が大きいから、やりたがらないんですよね(笑)
 でも読みやすい分かりやすいと毎回好評を頂いております。
 とまぁ、自民党が絶対だと言うつもりはさらさら無いんですが、いまの状況を考えれば、少なくとも民主党よりは自民党に入れた方が良かったと、これは結果的には絶対に言えると思います。
 でもそれが分からない人が、やっぱり多いんですよね。
 やえがこう言うだけで、「自民党の太鼓持ちだ」とか言うんですからね。
 やれやれです。
 
 
 
 すごい遅レスだけど、このHPって結構前にデザイン変えてたんだよな。今は全然ピンク色ばっかじゃ無かった。いやー、イメージでモノを言うようには成りたく無かったんだけどなー。気をつけないとこういうところから陰謀論に走っちゃうのかなー。我ながらショックだったわ…………
 
 いやいや、お気になさらないで下さい。
 赤っぽいと言えば赤っぽいですからね。
 でも、最近あまおちさん、ブログにしようかなって悩んでいます。
 微妙にですが、最近アクセスも多少減っていますしね。
 やっぱり横の連携が取りやすいブログの方が、人が入って来やすいでしょうし。
 当サイトはあまり普段他のサイトさんと連携を取りませんので、新規の方って入りづらい環境でもありますし。
 でも、普通のサイトっていう矜持もあって、やえも悩んでいます。
 小さいプライドと言われればそうなんですが、もしご意見ありましたら、ぜひ教えてください。
 
 
 
 寧ろ自民党の功績だけ伝えようとしないんじゃね? 最近のマスコミの民主擁護は酷いなんてレベルじゃない。 天然なのか故意なのかわからないけどあからさまに民主に肩入れしてる報道だよね。 ぶっちゃけ政治担当の記者とかどういうつもりで記事書いてんだろ?
 
 同感です。「あんた何様?日記」様が在阪のテレビ局と在京のキー局を見比べられたそうなんですが、在阪テレビ局の番組、例えばそこまで言って委員会などではスタジオでもインタビューでも民主党に対する辛らつな意見が出ていたそうですが、在京キー局では殆んどが民主党の醜態よりも自民党批判だったそうです。
 
 「○○の功績」という話はマスコミでは絶対言わないんですよね。
 でも「○○が悪いんだ」という話はしますし、伝えるべき「悪い話」を伝えないという行動を取ります。
 ですから本来「自民党の功績だ」と言うべきところを言わず、「自民党が邪魔をした」という言い方にすり替えて、そしてさらに「民主党が何もやらない」というコトは言わない、こうして比較的に自民党が悪いという方向に持って行くのが、いまのマスコミなワケです。
 日本の政治を悪くしている根源ですね。
 しかしそもそも功績を知らずして、どう政治を判断し評価するというのでしょうか。
 悪口を言っていれば政治が良くなると思っているようでは、いつまで経ってもガキの発想から抜け出せないと思います。
 
 
 
 会社で偉そうに政治の話をしてるのを聞くと昨日のテレビタックルで自民の議員さんが「権限のあるのは総理だけだから、ちゃんと指示を出して行動してくれ」と言ったのを、自分たちが何もしない言い訳みたいな編集してたみたいですね。「それは自民の責任逃れだろ」みたいなこといってましたから。ニュースでも町の意見として、「自民は自分たちならちゃんとやれるっていうけど、ならその意見を出すべき」とか自民批判民主まんせーの意見しかでてきませんでした。その洗脳報道に踊らされてるバカが多いんだなと。不信任のおかげで会期延長して二次補正予算でたんだろとか、自民は震災直後に民主宛に提言出してるとかいうと、「テレビでいってない」とか「いいから協力すればいいんだ」みたいな痴呆発言や逆ギレ。ホント馬鹿が多いんだなあと。ちなみに、今やってるミンスの政争は自民がやってきたことと同じ・よりはマシだからいいそうですwwww
 
 この件に関してはみなさんお怒りのようで、いつもより長文をたくさんいただいております。
 たいして調べなくても、簡単に分かるコトなんですけどね。
 自民党の責任逃れも何も、自民党には権限がない、そもそも行政府のメンバーではないのですから、復興という行政府マターの仕事を行う、権限も無ければ、責任も本来は全然無いのです。
 また「意見を出すべき」は、もう言うまでもないですよね。
 ホント頭にきます。
 こうやって政治を知らないままに批判をしても、いざ自分が困ったときに、結局後手後手の対応しか受けられないってコトになってしまうでしょう。
 というか、まさに民主党政権を作ったいまの国民は、それを被災地にしてしまっているのです。
 そういう構図を国民は知らなければなりません。
 
 
 
 大連立で総理大臣を自民党から出した時に民主党が問題だと考えるのは解散権だと思います。私は、これから何時選挙をしても民主党が勝てるとは思えません。しかし、だからこそ、議員という身分にしがみつきたい人は多いのではないのでしょうか。衆議院の任期は後2年ほどですけれど、1年は解散しない事が大連立の条件になりそうな気がします。
 
 どうですかね。
 いま選挙出来ますかね?
 例えば大連立も、やったとしてもそんなに長い期間やらないと思いますので、例えば長く見積もっても半年だと思いますが、半年後に解散できますかね?
 やえは無理だと思います。
 菅直人のようにトチ狂っている人ならまだしも、常識を持つ谷垣総裁なら、被災地を無視したような解散はしないと思います。
 しても、自民党は叩かれるだけだと思いますし、選挙にはマイナスにしかならないでしょう。
 ですから、「大連立総理の権限では解散しない」という合意書を交わしてもいいとは思っています。
 
 でもなんか、ここにきて、大連立も無い方向になってきつつあるようですけどね。
 
 
 
 ホント腹立たしいですが、国のレベル=国民のレベルということで。日本は一旦地の底まで落ちたほうがいいんじゃなかろうか...
 
 やえもそう思わなくもなくなってきているところが悲しいところです。
 
 
 
 自分の役割を果たせばいいじゃないですか、偉そうに思想家を名乗ってるんですから←どうするのか
 
 そうなんですけどね。
 ちょっと愚痴を吐いてみました。
 ただ、この前の選挙の時の「やってみなければ分からない」という理屈は、まぁ一応その通りではある部分もあったワケですけど、今回のは、ちょっと考えれば誰でも分かるコトすらマスコミに騙されて分からない、分からないというか考えようともしないという国民の無責任体質があらわになったので、ここまでバカだとは思わなかったという、そんな思いがあったりします。
 いや、もちろん、だからといって諦めるワケじゃありません。
 自分の役割はこれからも果たしていきますよ。
 叱咤激励ありがとうございます。
 
 
 
 あまおち総統・・・広島カープの確変は春先だけだったようです泣
 

 

 
 
 
 やえたんは証拠0でも起訴可能な社会が良いのか。自分が起訴されても良いわけね。
 
 最後のこのお話ですが、これ、検察が起訴不起訴を決めるなという内容の更新に対するレスです。
 でも、そもそも証拠0なら逮捕されないですよね。
 証拠0で逮捕されていたら、それこそ問題のハズです。
 それなりの証拠があるからこそ、裁判所から逮捕状が出され、逮捕が出来るワケですから、証拠0で起訴というのは刑事事件ではあり得ません。
 
 もし、逮捕状を出した時点では証拠と思っていたとしても、捜査を進める中でそうではないというコトになったとしても、やえはそれは起訴すべきだと思います。
 なぜなら、検察が間違っていたというコトを裁判所の判決によって明確に示すべきだからです。
 いまは警察や検察が逮捕しておいて、またその検察の権限で釈放してやるっていう形になっていますから、検察が誤認逮捕や冤罪に対して反省しない、批判も受けづらくなっているんですね、構造的に。
 だから、恣意的な逮捕などや冤罪も、痴漢冤罪など減らないワケです。
 検察は「とりあえず逮捕しとけばいいや。間違ったら釈放すればいいんだから」と、そういう考え方になってしまっているのです。
 ですから、逮捕したからには裁判まで行って、それで間違っていたら、正式に敗訴を判決を受けて、批判を受けて反省すべきなのです。
 「検察が悪かった」と、公からの証明を受けるべきなのです。
 こういう意味でも、やえは、検察は基本的に全て裁判すべきだと思っています。
 検察が裁判所のようなマネをすべきではないと、三権分立の観点から言っているところです。
 



平成23年6月14日

 原子力でも津波でも人が生きるためのリスクとリターン

 もちろん放射能はこわいモノですし、影響はとても大きいモノです。
 でも、忘れてはならないのが、津波だけですでに2万人近い死者と行方不明者をすでに出しているという現実です。
 生きている人間は自分のコトを重要視してしまうのは仕方ないですが、でも、放射能漏れによってこれからどれぐらいの被害が出るかはともかくとしても、決して「2万人の死者・行方不明者」という事実は小さくない、いやとてつもなく大きな被害だというコトはしっかり認識しなければならないでしょう。
 であるなら、もし放射能で「東日本終わった」とか「原子力はもう一切使うべきではない」とか言うのであれば、「津波が起こる可能性のある沿岸には人は住むべきではない」「すぐに日本中の沿岸部は逃げるべきだ」と言うべきなのではないでしょうか。
 
 でもそれは現実的違いますし、そんなコト言っている人はおそらくいませんよね。
 現実的に言うのであれば、沿岸部に住むべきではないのではなく、津波が起きそうな時はどうするのかを考えるのであり、出来るだけ津波が来た際の備えをするというのが、これからの課題です。
 つまり背負っているリスクをどう軽減するか、というのが本題なのです。
 決して、リスクがあるから全てを捨てよう、とはならないのです。
 
 人は生まれながらにリスクを負っています。
 生きるコトがすでにリスクなのです。
 リスク無しでは、人は食べていくコトすらできません。
 大きいモノで言えば、自動車の存在だって、それで今まで一体何人の死者が出たのでしょうか。
 でも、自動車を無くそうなんて議論は一切出てきませんね。
 やるべきコトは、事故を無くすための自動車の装備を強化したり、また適切なルールを整備したりと、自動車を使いつつ出来るだけリスクを減らすコトを人は目指すワケです。
 人とは常にそうやって生きてきたのです。
 それなのに原子力だけ極端に走るというのは、どうしても違和感があると言わざるを得ないでしょう。
 
 原発は事故をすれば影響が大きいコトは分かります。
 広範囲に人の生活に影響を与え、また農作物や飲料水などにも影響を与えてしまいますので、範囲という意味ではかなり広いところまで影響を与えるモノというのは、その通りで否定するつもりはありません。
 しかしそれだけで特別視するというのも違うのではないでしょうか。
 自動車だって、もはやその存在は世界中に広まっており、絶対に自動車事故に遭わないという場所は、そうそうはないでしょう。
 少なくとも日本の中には無いと断言しても構わないハズです。
 世の中には原発以外にもいっぱいリスクがあって、人間というのはそういう中でリスクとリターンを背負いながら生きています。
 原発にもリスクがある一方リターンもあるのですし、それは原発以外にも言えるのですから、そこの他の部分との整合性も考えるべきでしょう。
 
 例えばデモなんかを見ていると、「子供の安全を守るために原発は今すぐ全てを止めるべき」と言っている人、特に子連れの母親がデモに参加してそのようなコトを言っている姿をニュースなんかで見るのですが、やえはこういう光景を見るたびによく思うのです。
 すぐその横で走っている自動車は、子供にとっては危険ではないのでしょうかと。
 いま自分達がいる、デモのために車道を歩いているそこの子供は、果たしてすぐそばを猛スピードで入る自動車から100%安全と言い切れるのでしょうか。
 例えば、その自動車がデモの列に突っ込んできたらどうするのでしょうか。
 あり得なくはありません。
 秋葉原の事件などもありましたし、またある種の病気がキッカケで運転手が意識不明になって歩行者に突っ込んでしまったという事故も、最近よくニュースで見ましたよね。
 そもそも自動車事故では日本だけでも年間約5000人(警視庁の資料PDFより)、一日平均13〜14人という数もいるのですから、絶対に安全だと言えるような数字では決してありません。
 怪我まで併せればこの数字はさらに跳ね上がるワケですしね。
 また、自動車からは排気ガスが出て、それは決して身体には良くないモノであるワケですが、そんなモノがすぐ目の前で排出されている車がすぐ横を通る車道を使ってのデモにまだまだ抵抗力の小さな子供を連れ回すとは、果たしていま自分達が叫んでいる主張と矛盾はしないのでしょうかと疑問に持たざるを得ないのです。
 
 「子供達のために」と言う人は多いですが、もしその観点であれば、それが主張の論拠であれば、別にももっと言わなければならないコトや対象があるハズです。
 さっきも言いましたように、ある種の病気のせいで自動車が歩道に突っ込んできて起きて子供達が亡くなってしまった事故が最近ありましたが、その場合なぜこの人たちは「100%安全が担保出来ないなら自動車を禁止すべきだ」と言わないのでしょうか。
 「子供達の世代にツケをまわさないために」とも言いますが、火力発電なら化石燃料が地球上から減ってしまうコトや、それを燃やすコトによる大気汚染への影響、水力発電ならダムを造るコトによる森林伐採などの影響など、「子供の世代へのツケ」で考えるなら、決して原子力だけをやり玉に挙げるコトは出来ないハズです。
 この辺の整合性は、デモという政治活動をするのであれば、絶対に考えなければならないコトです。
 
 残念ながら今回の地震と津波では2万人の死者・行方不明者という大きすぎるリスクを支払う結果になってしまいましたが、その結果として、それでも人はリターンを全て捨てるようなコトはしないのです。
 やっぱり津波にあった人たちも、また同じ土地に帰っていくでしょうし、そもそも今回津波には遭っていないけど日本の中で沿岸部に住んでいる人たちはたくさんいます。
 いまでも現在進行形で住んでいますよね。
 2万人の死者行方不明者という未曾有の大災害が起こったのにも関わらず、その部分については日本人は大変にいま冷静なのです。
 もちろんこれから、堤防を高くしようとか、そういう防災意識は前よりも高くなるでしょうし、そういう工事が前よりも盛んになるとは思いますが、それはやっぱり「対策」ですよね。
 リスクを軽減する行為であって、全てを捨てようという0か1かの議論ではありません。
 これが人間の本来のあり方のハズなのです。
 
 原子力の話だけは、なぜか0か1かの議論しかしようとしません。
 これはあまりにも不自然なのです。
 どんなモノにしたって、リスクがあってリターンがあって、そのバランスの中で物事を考えるのです。
 事故があって、場合によっては多数の人間が死んでしまうコトだってあるのに、それでもリターンの方が多いからと人間は判断して、自動車はいまでも交通の最も大切な部分を占めています。
 犯罪の凶器に使われても、自動車だけは、それを無くそうという議論の俎上に上がるコトすらありません。
 それはリターンが大きいと人間が信じているからです。
 まず議論とは、ここのリスクとリターンのバランスを考えなければならないのです。
 原子力の問題にしても、ここのバランスは冷静に考えるべきでしょう。
 
 ですから、原子力の議論にしてもなんにしても、ここのバランスはどうあるべきかという議論なら、どんどんすべきです。
 原子力がもたらす電力と、その事故が起きた時のリスク、またではどうすれば事故は防げるかというその部分でのコストなど、総合的に勘案して今後どうすべきかという部分については、今後しっかりと議論していかなければならないでしょう。
 例えばドイツとかイタリアとか脱原発を決めているようですが、しかしその原発が無くなるコトによる電力不足を、原子力で電力を作りまくって輸出しているフランスに頼るという構図でしたら本来はこんなのには全く意味がないワケで、そもそも日本には当てはまらない構図なワケで、そこはキチンと冷静に考えなければならないでしょう。
 しかしそれらの建設的な議論でしたらいいのですが、そうではない「0か1か」の決めつけでしたら、そんな考え方は不要です。
 それを突き詰めれば、最低でも江戸時代に戻らなければならないですし、江戸時代の大八車だって死亡事故を起こしたとか記録があるそうですが、こういう利便性すら捨てなければならなくなってしまいます。
 そうではなく、いまは、必要なモノを必要なだけ得るためにはどれだけのリスクを負えるのか、もしくはそのリスクをどれだけ減らせられるのかという点を中心に考えるべきなのではないでしょうか。
 
 バランスとは原子力や電力だけの問題ではありません。
 人は全ての事柄に関して、リスクとリターンを背負っているのです。
 こことの整合性も考えて原子力の議論は行わなければならないでしょう。
 



平成23年6月13日

 読売新聞のゴミ記事

 あまりにのゴミ記事に、ちょっとやえも取り上げるコトにします。
 
 これちょっと読んで見てくださいよ。
 近年まれに見るゴミ記事っぷりに、どん引きですよ。
 しかもこれが、イッちゃってる朝日でもなく、変態毎日でもなく、ちょっと必死な産経でもなく、比較で言えばまだまともだと思われる読売っていうところに、改めてマスコミの低レベルさを感じさせられるところです。
 
 復興策の具体化進まず…首相の進退めぐる政争で
 
 東日本大震災の発生から3か月がたったが、政府による復興策の具体化は、菅首相の進退をめぐる政争に振り回されつつある。
 山積する課題は次期政権に持ち越される可能性が高まっている。
 菅首相の私的諮問機関「東日本大震災復興構想会議」(議長・五百旗頭真防衛大学校長)は、6月末に復興の青写真を示す第1次提言をまとめる予定だ。しかし、提言を受けて復興を推進するはずの「復興対策本部」は、いまだ設置されていない。与野党協議のもたつきで、設置を定めた復興基本法案が成立していないためだ。
 五百旗頭議長は4日、「政治がどうあろうと、当初の予定どおり提言を取りまとめて答申する。その時の首相に渡すしかない」と述べた。会議メンバーの一人は「こんな状況で提言を渡しても、本当に実行できるのか」とため息を漏らす。
 
 いかにも与野党の協議がうまくいってないから復興基本法案が成立しないと言わんばかりに記事を書いてしますが、これがデタラメだというコトは、もはや当サイトにお越しになっている方ならお気づきでしょう。
 もう順番がデタラメですよね。
 なぜいま政治がここまで混乱していて、このような政治日程が送れているのか。
 それは、そもそも菅直人かがやらなかった、やろうとしなかったからです。
 
 復興基本法案でも、本来なら与党である民主党が責任を持って成立させなければならないところを、菅が全然党内をまとめられないから、ここまで長引いてしまったワケです。
 そもそも復興なんてする気はさらさらなく、ただただ1日でも多く総理のイスに座り続けたいという権力欲しかない菅だからこそ、この法案も全然まとまらなかったのです。
 二次補正予算案も、これを出せば当然絶対に予算委員会を開かなければならないワケで、しかしこれを開催するとどこからどんな批判が飛んでくるか分からないから、とりあえずもう国会を閉じて議論は封じようと、そのために二次補正は先送りにしようと、少しでも長く総理でいたいために、菅はそう画策していたのです。
 だから自民党は、もうこの総理では復興できないと見切るしかなかったからこその不信任案だったワケですね。
 
 この記事を読んでください。
 これ、同じ読売新聞の記事ですよ。
 
 復興基本法案成立へ、自公の主張ほぼ「丸のみ」
 
 民主党が自民、公明両党の主張をほぼ「丸のみ」する形で、政府案を修正する方向となったためだ。3党は6日にも修正内容について正式合意する見通しで、法案は来週中に衆院通過し、今月中旬にも成立する運びだ。
 
 そんな権力欲の固まりである菅は、不信任案が出されたから、これはまずいと、このままでは総理ではいられなくなると、ここではじめて焦って、ついに「自民党案を丸飲みする」というある種のウルトラCを使って延命策に乗り出したのです。
 とりあえず自民党案を丸飲みして、自民党のご機嫌を取ったら不信任案や様々な批判をかわせるかなと思って、丸飲みたのです。
 逆に言えば、もしあの時自民党が不信任案を出していなければ、未だに復興基本法案は前進していなかった可能性が大いにあります。
 国民はそれでもいいとでも言うのでしょうか。
 
 事実、もうこの基本法案は、先週に衆議院で可決されており、今週には参議院でも可決されて成立する見通しとなっています。
 どこに「与野党協議のもたつきで、設置を定めた復興基本法案が成立していない」という要素があるのでしょうか。
 もたつきがあったのは与党である民主党の内部です。
 果たして大震災が起きてから3ヶ月何をしていたのでしょうか。
 大震災の数日後に自民党はすぐに協力を申し出ているのですが、それを「邪魔するな」と足蹴にしたのはどこの党だったでしょうか
いったいどこに「与野党協議のもたつきで、設置を定めた復興基本法案が成立していない」という要素があるのか、読売新聞はシッカリと説明する義務があるでしょう。
 
 そして、稀代の大ペテン師菅直人によって政治は混乱してしまって、ついに民主党内で次期代表選挙について動きが出てきていますが、しかし先日の不信任案騒ぎと違って、なぜマスコミは「いまは政争をしている場合ではない」とか言わないのでしょうか。
 民主党の政争は良い政争なのですか?
 このダブルスタンダードはなんなんでしょうか。
 しかも自民党が出した不信任案は、それは復興を早めるために行ったのですよ。
 菅直人が全然やる気がないから、不信任案でけしかけたのではないですか。
 そして実際、動きがそれによって出たのです。
 しかし民主党の今の動きは、党利党略、私利私欲だけですよね。
 この記事なんて
 
 菅・鳩山・小沢トロイカ一線を退くべき…仙谷氏
 
 また、仙谷氏は首相、鳩山前首相、小沢一郎元代表の「トロイカ」が一線を退くべきだとの考えを表明した。仙谷氏は次期代表選で野田財務相の擁立を検討しており、野田氏や、仙谷氏に近い前原氏、枝野官房長官らの世代による党運営を目指す意向を示したものだ。「恩讐を超える」ことにも言及し、小沢元代表を巡って続く党内対立に終止符を打つことにも意欲を示した。
 
 いまさら何を言っているんだと言うしかない記事です。
 トロイカなんて民主党内の勝手な体制であって、立法にも復興にも全然関係がない話です。
 仙石は官房副長官の立場を利用して、自分の身近な議員を代表・総理にしようと画策しているだけじゃないですか。
 自民党が出した不信任案に便乗してですね。
 
 復興を前進させようと願って不信任案を出した自民党と、その尻馬に乗って党内権力争いをしている民主党と、果たして日本のためを思っているのはどっちの政党なんでしょうかね。
 
 本当にこの記事はゴミ記事です。
 そう表現するしかありません。
 事実を隠し、真実とは真逆のコトを書いて、国民を欺いて扇動する。
 それがいまのマスコミです。
 所詮読売新聞も、菅直人と変わらない大ペテン師でしかないというコトなのでしょう。
 



平成23年6月15日

 菅直人は1日1秒でも早く辞任すべき

 さて、マスコミがまた自民党を不当に叩くようなネタが出てきましたので、というか早速盲目的に叩いているようなテレビの論調もありますので、早めにこの問題は触れておこうと思います。
 言っておきますが、いま理由も何も無視してただ叩くだけの叩きで自民党を叩いて、果たしてそれで復興が1歩でも前に進むとでも思っているのでしょうか。
 「いまやるべきコトはそれではない」は、まさにマスコミにこそ言えるセリフでしょう。
 自民党の存在感が無くなるぐらい、マスコミはいま、全く先に進もうとしない政府与党を批判して、お尻を叩いて、復興に本気にさせるべきのハズなのです。
 責任があり、手足があって、実行力を物理的に持っているのは政府であり与党なのですから。
 ここを忘れてはいけません。
 マスコミがいま何をすべきか、キチンと考えるべきでしょう。
 
 自民党:1.5次補正は「首相の延命」 会期延長応じず
 
 自民党は14日、菅直人首相が「1・5次補正」との表現で、7月中の国会提出を指示した11年度第2次補正予算案について、22日までの今国会の会期延長に反対し、菅内閣のもとでは審議に応じない方針を決めた。政府・与党が会期延長に踏み切った場合は、参院で首相の問責決議案を提出して対抗する構えだ。2次補正で早期退陣論をかわしたい首相に対し、民主党内にも「首相は2次補正編成まで」との声があり、退陣時期を巡る駆け引きが続いている。
 首相は14日夕、野田佳彦財務相と首相官邸で会談し、2次補正について(1)財源は国債に依存せず10年度決算剰余金などを活用(2)6月中に骨格を決定し7月のできるだけ早い時期に国会提出−−を改めて指示した。
 これに対し、自民党の石原伸晃幹事長は記者会見で「首相の延命のため」と反発。同党は14日、幹部が国会内で対応を協議し、会期延長反対で一致した。
 
 自民党は会期延長に反対の方針を打ち出したワケですが、これに対して、「前まで会期延長させるために不信任案を出したのに、言っているコトが変わっているじゃいなか」と、そう言う人がいます。
 「結局自民党は反対をしているだけじゃないか」と、そう言うワケです。
 
 しかし、これもやっぱり時系列を考えていない、時間は流れ、状況は刻一刻と変わっていっているというコトを完全に無視した批判でしかありません。
 
 もはや菅直人の言葉は一切信じられないというのは、日本中の人が否定できない事実だと言えるところかと思いますが、つまり今の段階というのは、菅直人が総理のいすに座り続けている限り復興が遅くなるだけで、復興のためには菅直人が辞任するのがまず先決だという状態です。
 だから、なにはともあれまず辞めろと、そう自民党は言っているワケですね。
 不信任案の時は「なぜ本気にならないのか」という意味合いでの不信任案でしたが、今の段階というのは、不信任案が提出されるコトによって、菅直人が本当に復興に本気ではなかった、復興なんてどうでも良くて、ただただ総理のイスに一日でも長く座るコトが菅直人の目的だったというコトが明らかになった段階なワケです。
 つまり、不信任案を出す前まではまだ菅直人を信じている部分があったのですが、これが不信任案を出してから「信じる方がバカだった」と言うしかない現状が明らかになったんですね。
 だから、そんな総理はいるだけで害悪だから早く辞めろと、この段階ではそう言うしかないワケです。
 菅直人を信じていいのかという気持ちを確認するために不信任を出した。
 しかしそれは見事に裏切られ、信じる方がバカだったというコトが確認された。
 だから今は、もはやこのような総理には辞めてもらうしかない、それが復興のためであり、日本のためであると、そう判断せざるを得ない状況になった。
 こういう流れなのです。
 前と今とでは、状況が全然違うのです。
 
 よって、「前と今と言っているコトが違うじゃないか」という批判は全くの的外れです。
 状況が違うのですから、主張が変わるのは当然です。
 だいたい日本の中の誰が、事実上に辞任表明をしたのにも関わらず、数時間後には「そんなコト言ってない」と堂々と総理大臣がウソをつくなんて想像が出来たでしょうか。
 そのようなあり得ないコトが起きたのですから、その前と後とで状況が違うのは当たり前であり、主張だって違うのは当然です。
 そんなコトは政治だけでなく、実生活で社会生活を送っていた普通にあり得るコトでしょう。
 
 菅直人がもう信じられないとハッキリしたのですから、当然、菅直人が総理のままの会期延長なんて、愚の骨頂ですよね。
 結局それは、安易に菅直人が総理であるコトを黙認するようなモノです。
 だから、不信任案ももう使えないワケですし、そういう意味も踏まえて、とりあえず6月後半に一回国会を閉じて、総理が辞めて、民主党が1週間ぐらいで新しい代表を選んで、記事にもありますように7月の上旬にまた臨時国会を開こうと自民党は言っているワケです。
 一回閉じている間は、民主党に党内手続きの時間を上げましょうという、むしろ自民党の優しさとも言えるでしょう。
 そして当たり前の話ですが、国会が閉じても、行政は動いているのですから、対応は政府はとれるワケです。
 菅がふてくされて何もしないと言わない限り、前進させるコトは可能なのです。
 
 ですから、ただ「自民党が会期延長を拒否している」だけでは、片手落ちというか、本題すらキチンと伝えていない、ただ叩くためだけのニュースにしかなりません。
 まずは菅直人が辞める、これが何よりも先決なのですし、自民党はそういう主張をしているのです。
 会期延長の件は、その手段でしかないワケですね。
 
 というか、この問題を考えるとき、前提が違っている人が多いです。
 なによりも「菅が辞める」というのが全ての最優先なのです。
 それを前にしては、何であったとしても後回しにしかなりません。
 だって菅直人は、復興基本法案も予算も何もしようとしなかった、それを明言すらしていた、これだけで十分総理としては失格なのに、その上不信任案が出されそうになったら延命策ばかり考えて、挙げ句の果てに日本中に大ウソをついたワケです。
 こんな総理が総理で居続けている現状を追認する方が、やえは正気を疑ってしまいます。
 それとも菅直人にならいくら騙されても許すとか言ってしまう、ドMな人なのかと思わざるを得ません。
 しかしドMだけならその人の性癖の問題で済みますが、菅直人の問題は国益に直結する問題であり、菅直人が総理にいるだけで国益が損なわれていっているのですから、ドMで済ますワケにはいきません。
 勝手に他人を巻き込まないでほしいです。
 
 日本のために、菅直人にはもう何もしなくていいので、いますぐ辞めてもらいたいのです。
 そして、野党である自民党は、そのために全ては菅直人が辞めるための方策を野党なりの方法で突き付けていっているのです。
 



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