☆やえニュース☆

  金のためのテロル国民は政治に何を期待するのか 2やえニュースふらっしゅー安倍メルマガレビューテロリズム政党民主党ふるさと納税について一言国民は政治に何を期待するのか 3

平成19年6月4日

 金のためのテロル

 いったい何がしたいのかよく分かりません。

 ケネディ国際空港を狙いテロ計画、元空港職員ら3人逮捕
 
 FBIによると、主犯格はデフライタス容疑者で、空港にジェット燃料を供給しているパイプラインや燃料貯蔵タンクなどの爆破を計画。カディル容疑者らを通じ、トリニダード・トバゴのイスラム過激派組織「ジャマート・アルムスリメーン」から資金面での支援を引き出すことを狙った。動機は「米国、イスラエル、西側世界への憎悪」だという。この組織は1990年に死者24人を出すクーデター未遂事件を起こしている。国際テロ組織との関係はないという。

 手段が目的化している人っていうのは、案外けっこう多いモノですが、これなんてまさにその典型と言えるでしょう。
 この犯人、動機は「米国、イスラエル、西側世界への憎悪」なんて言ってますが、本来の動機は「トリニダード・トバゴのイスラム過激派組織「ジャマート・アルムスリメーン」から資金面での支援を引き出すことを狙った」でしょう。
 つまり、本来はテロルをするために金が必要であるハズなのに、金を得るためにテロルをしているという時点で、まったく大義名分もなんにもなく、手段が目的化しているとしか言いようがないのです。
 
 しかも、もともとテロルも手段であるハズです。
 つまりこいつらの目的というのは、おそらくアメリカからの解放とか、古き良きイスラム社会の復帰とか、まぁそういうモノだったハズで、それを達成するためにテロルという手段を用い、非力な民間人の命を盾にして、アメリカ政府などを脅しているワケですよね。
 それなのに、このような体たらくでは、もはや「テロルを行う」というコトが目的になってしまっているとしか言いようがありません。
 まして建前の動機である「米国、イスラエル、西側世界への憎悪」というモノにしても、こんなの計画性も将来性も全くない、言わば「全ては社会が悪いんだー」とか言いながら学校のガラスを割るような行為のレベルな言い訳にしかなってないのではないでしょうか。
 
 テロルによって本来の目的がどのように達成されるのか、やえは全く分かりません。
 結局は目的を見失って、手段が目的化してしまっている輩も多いのでしょう。
 つまり、テロルという手段に妄執してしまい、それさえすればアメリカが倒せると思い込んでしまい、その手段を行うための手段、つまりお金ですね、を得ようとして、迷走してしまっているのです。
 テロルが増えると、アメリカなどの、批判しやすくまた批判したい対象にばかり批判が集中しがちですが、しかし実際には、このようなただ暴れたいだけの、お金のためにテロルをするような連中もいるというコトを知っておく必要があるのではないでしょうか。
 お金のためにという理由で起こされてしまったテロルにも、当然ですが被害者がいて、命が奪われているのですから。
 

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平成19年6月5日

 国民は政治に何を期待するのか 2

 みなさん、政治とは一体なんなのか考えたコトはありますか? 政治の世界は特殊な世界と言われますがどのように特殊なのか考えたコトはありますか? 自分が普段いる世界と何が違うのか想像したコトはありますか?
 
 いつもと違う感じの出だしだが、やえからりぼんをとったらただの出がらしだ。
 
 ・・・意味が分からない、しかもかなりきついギャグはやめてください。
 
 わ、わかったから、その槍をしまいなさい。
 
 これが堕天使の槍なんですが、サイト名同様全然浸透しませんよね。
 
 ほっといてくれ。だいたい今おめー新選組のコスプレ写真じゃねぇか。
 
 じゃああまおちさんは、人道不覚悟で切腹ですね。
 
 なにもしてないのにかっ。
 
 
 キリがないので、この辺にしておきましょう。では前回からの続きですが、国民は政治に対してお金の流れを透明化してもらたいと望んでいるようですが、これはどうなんでしょうか。
 
 (腹から内蔵を出しながら)おめー、政治ってそんなに特殊な世界だと思うか?
 
 グロいギャグはやめてください。で、まぁ、一般的には特殊な世界だと言われていると思いますが。
 
 もちろんどんな業界でも特殊事情というものがあるわけだが、しかし政治の世界もその程度のブレと考えていいんだよ。そもそもの話になってしまうが、一体「政治」とはなんだと思うか?
 
 法律を作って正しく執行するとか、そういう話ではないですよね?
 
 そうじゃなくて、もっと大元の話というか、「なぜ政治があるのか」みたいなところだ。
 
 えーと、調整という類の話でしょうか。人間が複数人いると絶対に意見の対立や、少なくとも齟齬が生まれますから、それを調整し全体としての利益を追求するために存在するっていう、そういうコトですかね。
 
 そういうことだ。つまりだな、これはいわゆる永田町の政治という意味ではなく、一般的にどこにでも政治というものは存在することを示している。
 
 つまり社会も政治ですし、会社とか学校とかも政治ですし、家族も政治という意味ですね。
 
 そうそう。じゃあ、おめーは学生だから学生っぽく部活で比較してみようか。
 
 やえ、部活してないですよ。
 
 話の腰を折るなっ。ええとだな、人間が複数人集まれば、それぞれの間で社会的関係というものができるだろ。
 
 先輩後輩とかですね。
 
 そう。で、そんな人間関係の中で、まぁいろいろと問題が出てくるわけだ。例えば飲み会はどこでやろうかなとかな。
 

 あまおちさん、事例が学生なんだから「飲み会」はダメじゃないですか。
 
 ・・・あ、じゃなくて、打ち上げにしよう(笑)
 
 どかーん。
 
 ・・・ごほん。で、打ち上げの時間とか場所とか人数とか、幹事はいろいろと考えなければならないわけだが、やはり色々と話を通さなければならない先輩とかいるだろう。当然部長にはここでいいのか了解もらわないといけないだろうし、あの先輩は食べ物にうるさいから何系の料理がいいのか聞いとかないといけないだろうし、あいつは二次会マニアだからカラオケ店とかも予約しとかないといけないかな、とかな。
 
 あとは、この話先生に通しておく必要があるのかなとか、いろいろと考えるコトは多いですよね。
 
 でもまぁ、文字にしたら大変そうに見えるけど、こんなん普通の人なら普通にこなしている仕事だよな。
 
 そうですね。日常にありふれた風景と言ってもいいんじゃないでしょうか。
 
 でもこれもやっぱり“政治”なんだよ。多くの人間の最大公約数を探して、意見調整し、根回しをすると。
 
 なるほど。永田町で言えば、この法案を通したいけど、この分野ではあの先生に話をつけておかないと後がうるさそうですねとか、当然党にも正式の了解をとらないといけないから会議の開催要請しないといけないですねとか、この法案は範囲が広すぎるのでもうちょっと手伝ってくれる議員さんを探さなければいけませんねとか、そういうコトですね。
 
 その通り。よく「なんで大物議員って呼ばれる人は権力を持っているの?」と聞かれるんだが、だいたいこういう理由なんだよ。この人に話を通しておかないとうるさそうだなって思われる案件が多い人がいわゆる大物なわけだ。党には役職があって、政府にも役職があって、総理大臣が日本のトップなのは当然の話だが、それでも長老とか大物議員が存在する理由がいまいちピンとこない人もいるようだが、なんのことはない、自分の身の周りだってそんな感じの人いるだろ。
 
 根回しがうまい人とか、この分野だけはこの人すごく詳しいから話を聞いておきたなとか、なんとなくこの人には逆らえないなとか、人間関係いろいろありますよね。
 
 これは当サイトでもよく言っているが、派閥なんてのも、永田町の派閥は一般的には批判対象だが、しかし実社会では自分も派閥を作って争っているなんてやつら、そこら中にころがってるだろ。
 
 それも政治で、これも政治なんですね。
 
 つまり、永田町の政治や権力と、一般人が日常生活の中で繰り広げられている政治や権力も、その構造はだいたい似たようなもんなんだよ。
 
 で、お金の透明化の話ですが。
 
 おっとそうだったな。これってどこまで透明化させるかっていうのがあるやん。透明化させることでむしろ仕事に支障が出るようなことだってあるだろ。
 
 むかし領収書が無くても使える官房機密費というのが問題になった時期がありましたが、あれも結局いまでも存在していますから、やっぱりそういうお金は仕事的に現実的には必要ってことなんでしょうね。
 
 それもそうだし、普通の会社だって表に出されたら困るような金あるだろ。分かりやすいので言えば、接待交際費なんて、いつどこで誰と何をしたなんて、全部おおっぴろげにされたら困る企業ゴマンとあるだろうよ。
 
 そう言うと、税金の公務員と民間を一緒にするなって言われるんでしょうけど。
 
 そういう意味じゃないんだよね。さっきも言ったように、政治とは永田町だけでなくて人間がいれば必ず政治が発生して、そしてその政治を円滑に行えるよう色々と工夫を凝らす、そのための仕組みを人間は作ってきたわけだろ。ビジネスマナーとか接待とかな。だから公務員だけそんなことするなと言う方が人間として間違っているわけで、もしそれを禁止してしまったら人間関係の中で円滑な活動に支障を来し、結果的に国益等を損なってしまうかもしれないわけだ。
 
 結局国政だろうが家族間だろうが、人間が人間と営む社会ですからね。そこに大きな違いはないというコトですね。
 
 そう。だからね、官とか民とかじゃなくて、人間社会に必要なものは必要と認めないとはじまらないと。接待しなくてもうまくいくならその方が楽だとほとんど人間はそう思うだろうけど、でも実際なくならないだろ。ビジネスマナーだってしなくていいなら楽だし、なかなかめんどうなものだけど、それでもみんながそう思っていても無くならないだろ。それは結局必要だからなんだよ。綺麗汚いやりたいやりたくないだけで判断できるほど人間は単純ではないという話だ。
 
 その上で敢えて聞きますが、政治家へのお金を透明化させようとするのであれば、どうしたらいいと思います?
 
 んー、まずは透明化できるものを税金でまかなって透明化させるんだろうな。秘書給与とかなんて、人数や勤続年数なんてのは公開しても問題ないだろうから、こういうのを透明化させる。あと事務所の家賃とかその辺な。また、議員本人への給料と、職務上で必要な金とは全く別にする。その上で、さらに公開しなくてよい部分も何割か決めて余地を残しておく。
 
 機密費みたいなもんですね。
 
 そして一番大切なのは、国民は政治に対して結果を見るようにすること。政治は結果責任。仮に機密費の部分を私的流用していたとしても結果を出せていればそれでいいじゃないかと。逆に言えば、それが励みで仕事に力が入り国益になればそれでいいじゃないかと。機密費はあらゆる意味において結果を出すために必要なものと考えるわけだ。
 
 確かに、透明化ばかりに力を入れて、例えばカッコつけて機密費の部分は全額返還しますとか言いつつ、しかし肝心の仕事の部分は何も出来ない口だけの議員さんだったら、お金以上に国家に対してもったいないですもんね。
 
 まぁ、いつも議員に対して国民は「庶民の視点で」とか言うけど、金の流れや“政治”とはなんなのかということこそ民間ではどうなのかを考えてみろってことだな。もちろん業界の特殊事情もあるから、何でもかんでも一般化して平均化するのも問題だがな。
 
 ちょっと長くなってしまったので、次回も引き続きお金の話で行きましょう。
 

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平成19年6月6日

 やえニュースふらっしゅー

 いつも当サイトをご覧になって頂きましてありがとうございます。
 みなさんのおかげで、毎日の更新ががんばれています。
 また、この前リニューアルしました一行ボードとか、御意見板とかに情報をくださいましてありがとうございます。
 あまりその辺とりあげられなくて申し訳ないのですが、一応全部目は通して、参考にしています。
 
 というワケで、今日はいただきましたネタを中心に、いろいろとニュースを紹介していきたいと思います。
 まずは御意見板でいただきましたこちらです。

 作業中、海底で「接触」 11管、反対派から事情聴く
 
 11管によると、同4時35分ごろ、反対派が調査用の機器設置作業に当たっていたダイバーの(ボンベの空気を吸い込む)レギュレーターを外したため、おぼれかけた―との訴えがあったという。ダイバーの訴えを受けて、海上保安庁の担当者が事実確認で同5時すぎ、海上に停泊していた反対派の船に接近し、任意の事情聴取と現場検証を要請。陸に上がっていた数人の事情聴取も求めた。

 先日、手段が目的化している愚かな行為について述べましたが、それと同様、目的のために手段を選ばないというような行為も全く持って愚かとしか言いようがありません。
 普天間基地の是非についてはここでは敢えて触れないにしても、だからといってその目的にために人を殺してしまいかねない行為は、言うまでもなく許される行為ではありません。
 おそらく普天間基地反対の人というのは「戦争反対」という主張なのでしょうけど、戦争反対と言いながら人を殺そうとするのですから、いったい何がしたいのか全く理解できません。
 こういう人は、自分がやるコトは、自分が掲げている目的は崇高であるのだからそれが達成されるために何をしてもよいと思い込んでいるのでしょう。
 なんだか最近ぞくぞくと北朝鮮から帰国している日本赤軍と、その考え方はなんら変わるモノではありません。
 
 目的のために手段を選ばないというと、今日もやってくれましたTBSが全く懲りていません。

 遼クンに盗聴工作、TBS非常識取材
 
 TBSの「ハニカミ王子盗聴未遂」が発覚した。情報番組「ピンポン!」が大会前日3日、石川遼(15=東京・杉並学院高1年)の同伴競技者(43)に小型マイクを装着してのリポートを依頼していたことが5日、明らかになった。さらにこの日は同局の報道番組「イブニング5」が無断でヘリコプターを飛ばして石川のプレーを中断させた。盗聴依頼は同競技者に拒否され未遂に終わったが、度重なる非常識な取材を指摘されたTBS側は、8日に関東ゴルフ連盟(KGA)に謝罪することになった。
 
 石川の貴重なプレー中の「ナマ声」をとるために、TBSが前代未聞の盗聴行為を画策していた。情報番組「ピンポン!」の番組ディレクターが3日夕刻、石川と同組でプレーする広田文雄(43)の自宅(長野県須坂市)に、こっそり電話をかけていた。
 
 広田 3日午後に電話で「石川君の声をとるためにピンマイクをつけて、こちらが想定する質問をしてほしい。謝礼も払います」と伝えられました。もちろん断りました。私も競技者です。ばかにするにも程があります。
 
 番組ディレクターの暴走は開幕後も続いた。初日の4日、今度はキャディーバッグを運ぶカートにマイクをセットするようKGAの加藤重正事務局長に要求した。「スタート直前に『これをカートに積んでほしい』と、マイクを手渡そうとしてきました。当然断りました」(加藤事務局長)
 
 TBSの暴挙は盗聴だけにとどまらなかった。報道番組「イブニング5」が、主催者に無断でプレー中のコース上空にヘリコプターを飛ばした。この日、石川が14番パー5で、2オン狙いのアドレスに入る直前、上空のヘリが低空飛行で急接近。爆音と風に石川はアドレスを外して「うるさいですね」と不満を訴えた。
 ゴルフのプレーをヘリコプターから撮影することは前代未聞。結局、騒音の中で石川は第2打をグリーン左の林に打ち込んだ。ナイスリカバリーでパーセーブしたものの、続く15番では3パットのボギー。12番のダブルボギー、13番のボギーから立ち直ろうとした矢先の「妨害行為」だった。

 テレビで視聴率を稼ぐためなら何をしてもいいと勘違いしているマスコミの欺瞞が噴出しています。
 TBSはここまでしておいて恥ずかしくないのでしょうか、よく今も堂々と番組を流していられると感心してしまいます。
 そして、謝るだけでこの問題は終わりなのでしょうか。
 謝って済むなら、大林などのゼネコンや、グッドウィルや、社会保険庁だって、もう問題は終わりです。
 前にも言いましたが、テレビは真実を伝えるコトで商品価値を生み出しているのですから、それを損なう不正行為は、例えは食堂がくさった食べ物を出すのと同じコトであり、そのような行為をしたら、普通は罰を下されるのが社会として当然です。
 TBSは少なくとも数日の放送停止処分ぐらいは下されるべきなのではないでしょうか。
 
 
 さて、やえは広島出身であり、広島発のニュースには敏感にならざるを得ないのですが、御意見板でこのような記事が紹介されています。

 【広島】 原爆投下は「日本の植民地支配から解放」とのアジアの声が根強い…原爆資料館展示見直しに中韓などの委員を起用へ
 
 原爆資料館(広島市中区)を運営する広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は30日、館の展示内容を見直す検討委員会に、中国、韓国人らアジア出身の委員を起用する方針を明らかにした。
 リーパー理事長は中国新聞のインタビューに、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いアジアの声に触れながら議論を深め、多民族が共感、納得できる施設にしたい」と述べた。

 頭が痛いニュースですね・・・。
 確かこのスティーブンさんが理事長に就任されるという時もそれなりに話題になっていた記憶があるんですが、まぁなんて言いましょうか、ええと、任命権者である市長が秋葉さんなんですよねぇ。
 この市長、もともと社会党の衆議院議員をしていたバリバリの左な人で、広島では平和平和だけ言って仕事はマトモにしないのになぜか選挙だけは強いという、不思議な人です。
 その辺広島の特殊事情と言われたらその通りですとしか言いようがないのがさらに頭の痛いトコロなんですが、ええと、ごめんなさい。
 そして、スティーブン理事長はアメリカ人ですから、そういう意味でどうしても“落とした”という罪悪感から、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考え」を捨てきれないんじゃないかと思わざるを得ません。
 
 ただ、先日このようなブログさんを見つけました。

 広島平和文化センターをめぐって、電凸の報告から(急)
 
 資料館に電話してみた。
 結構沢山掛かってるみたい。どうもこの案は、中国新聞のインタビュー中にでた、理事長の思いつき程度らしい。そんでもって理事長はまだ就任一ヶ月で、まだ全然ヨク判ってないみたい。さらに運営側とのすり合わせが全然できてなくて、館の運営スタッフが相当困惑してるよう。
 館としては政治思想た歴史観に左右されないように、シンプルに広島の惨状のみを展示したい、けど、いかんせん理事長のいう事なんで無碍に却下って言う訳にもいかなくて、一応取り上げて検討しなきゃいけなくて・・・・、どうしましょうかねぇ・・・・という困惑がアリアリでした。

 実際はこんな感じなんでしょう。
 思いつきで発言してしまうのは、秋葉市長ゆずりと言ったら失礼でしょうか・・・。
 いまはやえは住民票は広島にないんですが、広島の人間として、あのような人を市長にしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
 
 では最後に、こちらのブログさんを紹介して終わりにしようと思います。

 5000万件の年金が消えた?(笑)
 
 別に、盲目的な自民党マンセーでもないし、ましてや社会保険庁をかばう気なんて、さらさらない
 ただね、年金の支払い時効を無くしてくれるってんだから、いいじゃない
 いわゆる年金支給漏れ救済法案・・・安倍内閣救済法案と揶揄されてるらしいんだけど、何が悪いの?

 年金問題について語ってらっしゃるのですが、やえと違いまして、キチっと中身について書いていますので、是非リンクから飛んで読んでみてください。
 簡単に言えば最近「“消えた”5000万件」なんて言ってますけど、確かにこんがらがっているモノが多数あるのは確かですが、決して消えているワケではないってコトです。
 もちろんこれだけ言っても納得いかない人とは押し問答になるだけですから、とりあえず読んで中身を見て考えてみて下さい。
 
 人権法の時に散々感じたのですが、どうしてこう中身を見ずに騒ぐだけの人がこんなに多いのでしょうか。
 やえももう何回も言ってますが、社会保険庁がトンデモナいコトぐらいだれでも分かっているワケで、だからもう非公務員化させて責任をとらせ、救済もキチっとやっていくと、時効もなくしたと、そうやっているのに、そういう中身を見ずにやたら騒ぐだけの人が出てくるんですよね。
 この問題に批判的な人たちは、口ではその問題のコトを本気で考えているとか言いますけど、どうしてもやえには別の意図があるようにしか思えません。
 もはや日本ではインターネットに接したコトのない人はいないと言ってもいいぐらい当たり前のモノになって、これほど情報公開しやすい環境はないと言ってもよくて、そしてこうやってちゃんと役所だって情報を出しているのに、それを読まないっていうのは批判をする以前の問題だと思うのですが、それすらしない人多すぎな気がしてなりません。
 政治家でも一般人でも、語るならしっかりと中身のある議論をしてほしいと思います。
 
 
 というワケで、やえニュースふらっしゅーでした。
 これからもどしどしネタを教えて下さい。
 

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平成19年6月7日

 安倍メルマガレビュー

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       安倍内閣メールマガジン(第32号 2007/06/07)
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 [こんにちは、安倍晋三です]
 ● G8ハイリゲンダム・サミットに臨む
 こんにちは、安倍晋三です。
 年金に対する国民の不安を一日も早く解消するため、政府は、全力をあげて対策を進めています。
 具体的な取り組みについては、先週、私のメルマガでも述べさせていただきましたが、詳細は、今週号のメルマガと官邸ホームページを是非ご覧ください。
 
 こんにちは、安倍さん。
 国会が大荒れ続きで大変そうですね。
 で、年金の問題ですが、何度か当サイトでも取り上げていますように、まずはとりあえずキチンと読んで理解してほしいですね。
 シッカリと政府は情報を公開しているのですから、もし批判をするのであればそれをまずやってその上で批判があればするべきでしょう。
 
 今週はドイツからの報告です。昨日、ベルリンで、ドイツのメルケル首相、バローゾ欧州委員長との会談を行いました。非常に率直な会談となり、日本と欧州のさらなる関係強化を確認できたと思います。
 今は、ベルリンからハイリゲンダムに向かう機中です。私にとって初めてのG8サミットの開幕が間もなくです。主要国首脳会議、いわゆるサミットは、1975年、フランスのランブイエ城に主要6カ国の首脳が集まったのが始まりです。各国首脳は、石油ショック後の世界的な大不況の打開策を協議しました。
 その後、カナダとロシアが加わって、現在のG8となりました。経済のみならず、幅広く国際政治や国際社会への対応を協議してきました。
 
 現在安倍さんは、サミットのためドイツですね。
 世界のトップ国として、その責任を果たすために、ある意味国連より重要な会議と言えるでしょう。
 正直やえの個人的な意見としましてはロシアが入るのが経済力的にどうかと思わざるを得ないのですが、まぁそれはともかく、はじめてで慣れないコトもあるかと思いますけど、安倍さんファイトですっ。
 
 白砂の海岸が美しいハイリゲンダムでの今年のサミットの主要なテーマは、気候変動問題です。
 この問題のやっかいなところは、人類の生存を脅かす空前の問題であるにもかかわらず、私たちの日々の生活において、その深刻さが実感しにくいことです。
 しかし、その影響は確実に現れています。
 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告によれば、産業革命以後のこの100年間で、平均気温は約0.7度上昇しました。さらに、今世紀末には最大で6.4度上昇する可能性も指摘されています。
 
 環境の問題は意識の問題に他なりません。
 なぜかと言うと、確かに今の世代で地球を汚しまくっても、自分が死ぬまでに大きく自分が不利益を被るというワケではないからです。
 しかし日本は環境意識がとても高い国のひとつと言えるでしょう。
 いまや自動車や家電製品などの環境対策は、世界一の技術を誇っています。
 そして環境対策が経済効果に繋がっているのも、環境問題が成功しているひとつの要因とも言えるでしょう。
 本当に地球のコトだけを考えるなら、まだまだ考える余地、行動できる余地が、特に個人の行動においてあると思うのですが、しかしどことは言いませんがどっかの隣の国など、10年20年ぐらいの目先の利益しか目に入らないような国もいますから、今後世界的環境対策というのは、このような目先のニンジンしか見えない国をどう対策していくかというところがポイントになってくるのではないかと思います。
 
 気温の上昇は、大洪水、大干ばつの引き金となり、感染症による健康被害の増大も懸念されます。水資源の枯渇、食料の危機にもつながってきます。ここ数年の世界各地での熱波、強力なハリケーンや台風の増加も地球温暖化による影響ではないかと懸念されています。
 政治は、こうした科学的知見を正面から受け止めて、今すぐ行動しなければなりません。
 そうした思いから、私は「美しい星50」という新しい提案を、先日、世界に向けて発信しました。温室効果ガスの排出量について、「2050年までに半減する」ことを、世界の共通の目標とすることを、まず提案しました。そのために、革新的な技術開発などの長期戦略を進めていきます。

 
 いいですね。
 やえはこの手の具体的な数字については知識がないので何とも言えませんが、しかし温室効果ガスを出してしまうモノと言えば、一番大きなモノは自動車でしょうし、またエアコンとかでもあるでしょう、これらから排出されるガスを削減するためには、個人の努力も必要かもしれませんが、技術によって押さえられる部分も大きいワケで、そしてさっきも言いましたように、この分野においては日本が世界一の技術を持っています。
 つまり、「2050年までに半減する」は直接的に日本の利益に直結しているワケです。
 この意識を世界的にもっともっと浸透させれば、地球にも日本にも優しい、一石二鳥な計画になると言えるでしょう。
 
 私は、これこそ、日本が世界をリードし、国際社会に最も貢献できる分野と確信しています。なぜなら日本は、GDP当たりのCO2排出量が世界一少なく、環境保全と経済発展を両立したモデルを、世界に先がけて、すでにもっているからです。
 日本は、この30年間で、GDPは2倍になりましたが、石油消費量は8%減少させました。太陽電池の生産量は世界一。世界に送り出したハイブリッド車はすでに100万台超。こうした日本の優れた環境・省エネ技術を活かして、世界に貢献できると思っています。
 
 チームマイナス6%という運動があります。
 温室効果ガス排出量を2008年〜2012年の間に6%減らそうという、京都議定書が定めている日本の義務に基づいた運動です。
 しかしどうも日本ではこの6%というのはとても難しい数字だと言われています。
 なぜなら、すでに日本はかなり切り詰めているからです。
 切り詰めた上でさらに6%というは、例えるなら体重40kgの人がさらにダイエットするようなモノと言えばいいでしょうか、余地がないのでとてもきついワケです。
 同じ−6%の国にカナダやハンガリーがありますが、パーセントの数字は同じでも、80kgを6%減らすのと、40kgを6%減らすのとはワケが違うように、日本は相当に厳しい数字だと言われているそうなのです。
 と、ここまで書いてふと思ったのですが、今現在では実際具体的にはどれぐらい削減、もしくは増えてしまっているのでしょうか?
 
 こうした人類の壮大な挑戦の次なるステップは、京都議定書終了後の国際的枠組みをどうつくるかです。私は、その設計の考え方を、三原則として提案しました。
 
 第一 主要な温室効果ガス排出国が全て参加すること
 
 地球温暖化問題は、日本や一部の国が対策を立てればいいというものではありません。空気に国境はありません。全ての国が自覚をもって協力しなければ意味がありません。
 
 全く無自覚な世界一の排出国が近くにいたりするんですよねぇ。
 
 第二 各国の事情に配慮した柔軟かつ多様性のある枠組とすること
 
 これから成長したいという途上国はたくさんあります。未だに電気も十分にない国もあります。こうした国々は、これから先進国を目標として成長する権利があります。これらの国々に、いかに温室効果ガス排出量を少なくして発展するかを日本は伝授しなければなりません。
 
 もちろん日本にも過去経済発展のために環境を壊してきた経験があります。
 しかしだからこそ、これから発展する国に同じ轍を踏まないようにその経験を伝えるコトが大切なのではないでしょうか。
 日本も過去環境を壊したから、自分たちも壊す権利があると言ってしまうのはちょっと無責任です。
 人間でも国でも、先に進んだ人、歴史から失敗を学び、改善して成功への足がかりとするのが、人間の人間たるゆえんだと思います。
 
 第三 環境保全と経済発展を両立させること
 
 成長を止めて、原始に回帰せよというメッセージでは、世界はのってきません。イノベーションによって、次の時代を切り拓く、このモデルこそ世界は期待しているのです。
 
 それはそうです。
 こんなコト言ったって、日本国内でも受け入れられないでしょう。
 だからこそ、「環境保全と経済発展を両立したモデル」として、日本の果たすべき役割は大きいのです。
 
 私は、この「美しい星50」を、これから始まるサミットで各国首脳にぶつけてみたいと思います。
 アメリカとEU、さらには中国などの考え方に大きな隔たりがあります。しかし、世界各国が一つのステージに立てるように最善の努力をつくします。
 ハイリゲンダム・サミットでのこと、その成果については、次号でご報告します。(晋)
 
 さっきも言いましたように、日本にとってはビジネスチャンスにも繋がるコトですからね。
 選挙も近づき、国内でもいろいろと大変な中だとは思いますが、どうぞ頑張ってください。
 
 ※ 年金記録問題に対する具体的な取り組みはこちらから
 http://www.kantei.go.jp
 
 
 
 [お答えします]
 編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回答いたします。
 
 ●質問
 社会保険庁の納付記録不明約5000万件が問題となっていることについてまず国が実態調査して早急に解決に向けて動いて欲しいです(男、30代、会社員、埼玉県)
 
 では年金の問題です。
 なんとかやえも分かりやすい言葉に変えていきますので、まずはともかく読んでみましょう。
 
 ●回答 (厚生労働副大臣 石田祝稔)
 国民の皆様の老後にとって大切な年金につきまして、ご不安を与え、心よりお詫びいたします。一刻も早く全ての方々が本来受け取ることができるはずの額の年金を受け取れるように全力を尽くします。
 約5000万件の年金が消えたわけではありません。皆様の年金記録をもう一度確かめさせてください。
 
 社会保険庁の職員はとんでもなく、ずさんな管理や業務をしていたため、今のように混乱してしまう状況を作り出してしまいました。
 よって、大変申し訳ないのですが、まずは自分で問題があるかどうかを確認してみてくださいってコトですね。
 その方が早いですし確実ですから。
 
 平成9年の基礎年金番号導入前は、転職や結婚を機に、加入する年金が変更されることに伴い、年金記録が複数作られることがありました。
 例えば、学校卒業後に就職し厚生年金に加入、結婚後に退職して国民年金に加入、その後再就職して厚生年金に加入した方の年金記録については、お一人の方の記録が、(1)最初の就職の際の厚生年金の記録、(2)結婚後の国民年金の記録、(3)再就職の際の厚生年金の記録という3つの年金番号で管理されたままになっている可能性があります。
 
 簡単に言えば、転職をしたら今までとは違う番号がさらに割り振られてしまったというコトです。
 本来なら転職等をしても、前の番号から引き継ぎをすれば問題にならないハズなんですが、これを社保庁の職員がさぼったワケですね。
 つまり、いままで3回転職した人は、3つほど自分に割り振られた年金番号がある可能性があるワケで、5000万件という数字はこれも含まれており、実態としては別に消えたワケではないですし、5000万人の人の年金がどうこうというワケでもないというコトです。
 
 社会保険庁では以下の取り組みに直ちに着手することとしています。
 
 ・約5000万件について、来年5月までに名寄せを確実に実施したうえで、確認のためのお知らせを、年金を受給しておられる方々については、来年8月までに、これから年金を受給される方々については、再来年3月までに完了いたします。これと並行して、社会保険庁のマイクロフィルムや市町村が保有する記録と社会保険庁のオンライン記録との突き合せを計画的に実施し、進捗状況を半年ごとに公表します。
 
 ・近く年金を受け取る資格を得る方には、58歳時点で行う通知の際に、加入履歴をお知らせいたします。また、将来年金を受け取る若い方には、毎年納付保険料と受け取り見込額をお知らせする「ねんきん定期便」で、35歳および45歳時に加入履歴をお知らせいたします。
 
 ・受給資格のない方、亡くなった受給者の遺族の方にも丁寧に対応させていただきます。
 
 まずはそのような正体不明の番号について整理させたいとしています。
 この年金番号、新しくなると年金手帳も新しく発行されますから、おそらく複数の番号代わり触れられている人には、複数枚の年金手帳があると思います。
 ですから、それらの全ての手帳を社会保険事務所にもっていけば、それで5000万件の正体不明の番号も2以上は消えるというワケです。
 決して「消えた5000万件」「もらえなくなる年金」というワケではないんですね。
 
 年金記録の相談については、土曜日・日曜日を含めて24時間対応する電話相談を実施するとともに、社会保険事務所による来訪相談については、平日は毎日午後7時まで受け付けるとともに、休日は今月9日及び10日の土日も受け付けるなど、相談体制を強化しております。
 
 これ、9・10日だけでなく、全ての土日もやってもらいたいところですね。
 
 また、社会保険庁や市町村に記録がなく、ご本人にも領収書などの確かな記録がない場合であっても、銀行通帳の出金記録、元雇用主の証言などをもとに、第三者委員会で判断していただくことにしています。この第三者委員会は、今月中に設置することとしております。
 
 残念ながら、火事場泥棒する人間も少なからず存在する悲しい現実がある以上、ある程度のチェックは必要です。
 出来るだけ分かりやすいチェックにしてもらいたいですね。
 
 さらに、外部有識者の検証委員会を置き、これまでの年金記録の管理・事務処理に係る問題について、経緯、原因、責任の検証などを行います。
 
 特に、自治労などの労働組合の暗部について明かしてもらいたいですね。
 
 国民の皆様には大変ご心配をお掛けしておりますが、こうした取り組みを全力を挙げて実施し、「国民の視点に立って」丁寧に対応してまいります。厚生労働省・社会保険庁の対応につきましてご不満な点がございましたら、遠慮なくお申しつけください。
 
 編集部注)年金に関する電話相談は、ねんきんダイヤル:0570−05−1165で受け付けているとともに、11日(月)からは年金記録専用のフリーダイヤル:0120−657830でも受付いたします。
 
 ※ 年金記録問題について(社会保険庁ホームページ) 
 http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/index.htm
 
 
 
 [東奔西走]
 先ほど羽田空港を離陸した政府専用機は順調に飛行を続け、今はシベリア上空。あと8時間ほどでドイツのベルリン・テーゲル空港に着陸します。先ほど安倍総理の席に挨拶をしに行ってきたところ、総理は落ち着いた様子で資料を読み、サミットに向けて集中力を高めているようでした。
 
 せこう先生もサミットに帯同ですね。
 ご苦労様です。
 
 安倍総理にとっては、初のサミット。また今回は地球温暖化が主要な議題となっており、「21世紀環境立国戦略」を提唱する総理にとって力が入らないわけはありません。サミットをにらんで「美しい星へのいざない」と題したスピーチを5月24日に行い、すべての国が参加する温暖化対策の枠組みを提唱するなど、準備は万端です。ベルリン到着後は、すぐに日独首脳会談、日・EU定期首脳協議、共同記者会見など初日から予定は目白押し、息つく暇もありません。
 
 安倍さんもさきほどおっしゃられていた件ですね。
 環境こそは日本が世界に誇れる技術ですから、ここぞとばかりに見せつけてほしいモノです。
 
 私も当初、初日の日程を終えてからこの原稿を書こうと思っていましたが、どうスケジュールを見ても、そんな余裕はなさそうだということで、やむなく今、政府専用機内で執筆にあたっています。
 さて、このきつい日程を乗り越える体力を蓄えようと軽く一眠りと思ったら、総理秘書官から、今から打合せをするとの連絡がありました。いつもながら総理の気力、体力は無尽蔵のようです。急いで打ち合わせに行って来ます。(せこう)
 
 せこう先生も体調には気をつけてくださいね。
 また来週もサミット話待っていまーす。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、美しい国日本を応援しています。
 

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平成19年6月8日

 テロリズム政党民主党

 今日、衆議院の本会議でおもしろいやりとりがありました。
 それは、この前衆議院厚生労働委員会で、いわゆる強行採決が行われた際、委員長に対して暴力を振るった民主党の内山議員に対して、懲罰委員会に付するための議決が行われたのです。
 
 では一体その日の厚生労働委員会では何が起きたのでしょうか。
 こんなコトがありました。
 
  
  
 ちょっと画像が荒くてごめんなさい。
 
 これをどう判断するかは、いま見ていらっしゃる方達にお任せしますが、まぁなんともアレですねぇ。
 
 で、今日の本会議では、自民党の鴨下一郎議員が趣旨説明をし、民主党の内山章議員本人が弁明を行いました。
 その様子はこちらにありますから、見てみてください
 
 鴨下議員は「どんな理由があろうとも、意見の相違があろうとも、委員長を後ろから羽交い締めにし、席から引きずり下ろすかのような、普通では刑事事件になるような暴力を働くのはけしからん。それは言論を暴力で封殺する行為である」というような趣旨を述べていました。
 これはよく分かる趣旨ですよね。
 そしてもちろん、この本会議に提出された動議は「暴力を振るった」という事実に対してのみを示して出されているワケです。
 
 しかし一方内山議員はと言うと、なぜか年金問題についてしゃべり出します。
 消えた500万件の年金(実際は消えているワケではありませんが)がどうだとか、新たに1000万件の入力ミスが発見されたとか、そういう年金についての中身の話をし出します。
 これは明らかにおかしいです。
 なぜなら、今日の議題は、委員長に対する暴行についてであり、ただ内山議員が暴力を振るったという事象に対してへの動議であるのですから、年金の話は全く関係はないからです。
 しかし内山議員は、暴行の弁明として年金の話を持ってきています。
 つまりこれは、何か理由があれば暴力を振るっていいと内山議員と民主党は言っているというコトに他なりません。
 自分たちが正しいと信じるコトを実行させるためには暴力を振るっても問題が無いと、そう主張しているワケです。
 
 うーん、どっかで聞いた主張ですね。
 確か、マルクス・レーニン主義の達成のためとハイジャックや爆破事件を繰り返した日本赤ぐ・・・とか、アメリカから解放と言いながらテロルを繰り返しているアルカイ・・・とか、魂を救うためのポアと言いながら殺人を繰り返したオウムしんり・・・とか。
 つい先日にも言ったばかりですが、目的のために手段を選ばないかのごとく行為は愚かとしか言いようがありません。
 

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平成19年6月11日

 ふるさと納税について一言

 ちょっと前に一行ボートの方で、政府が発表しました「ふるさと納税」についてコメントを求められていましたので、やえの今のところの感想を述べてみたいと思います。
 
 まずふるさと納税というモノですが、これは簡単に言うと、おそらく地方税になるんだと思うんですが、その一部もしくは全額を、自分が生まれ育った故郷の自治体に納められるようにするという制度です。
 例えば、やえはまだ成人してませんので地方税を払っているワケではないのですがやえが成人していたとして、現在は東京に住んでいるので東京都や○○区に地方税を払っている税金を広島県や広島市に払うように出来る、というふうにする制度ですね。
 おそらく「ふるさと」納税ですので、好きな自治体にどこでも払えるようになるってワケではないのでしょうが、自分がいま住んでいるところではないところに払えるようになるというコトですから、もしこれが実現したらかなり大きな改革になると言えるでしょう。
 
 でも最初にこのニュースをやえが聞いたとき、「え、それはないんじゃないかな」ってまず思いました。
 というのも、特に地方税などは、その土地に住んでいる人がその土地における様々なサービスを受けるために払うモノです。
 例えば道路とか役所でのサービスとかですね、そういう地域生活に必要不可欠なサービスを受けたり維持したりするために払うモノが税金なワケです。
 よって、いま自分が住んでいないところに税金を払うというのは、この観点からしたらおかしな話なのです。
 ですからやえはまずこの話を聞いたときに違和感を覚えたのです。
 
 面白いのが、まぁ当然と言えば当然なんでしょうけど、東京などの大都市の知事さんはこれに反対し、宮崎とかあまり人口が多くない都市の知事さんが賛成しているんですよね。
 特に東京なんてやえみたいに地方出身者が多いですから、この制度が導入されると確実に税収が落ちるでしょうし、反対に過疎化の都市は税収が上がるでしょうから、まぁ当然と言えば当然です。
 よって、知事さん達の意見は、直接利害からくる意見ですから、あまり参考に出来ないと言えるでしょう。
 
 この段階でちょっと懐疑的だったやえなんですが、安倍さんの説明を聞いてなるほどなと思った部分もありました。
 安倍さんは確かこの件に関して、「自分が子供の時に育った地域に対して、都会に出て大人になって収入を得られるようになってから恩返しの意味でふるさとに納税できる制度」とおっしゃっていました。
 これはなかなか説得力があるというか、意義があると唸らせられる理由なのではないでしょうか。
 やえも、まぁ良い部分悪い部分含めてですが、広島で学んだことはたくさんありますし、広島で生まれて良かったと思っていますから、そういう形で恩返しできるのであればしてみたいという気持ちは生まれてきます。
 税金を納めていない子供時代に地域で育ててもらい、いざ成人して収入を得られるようになった時にはもうその土地にはいないという状況を鑑みれば、確かにふるさと納税の精神も理にかなっているかなと思う部分もあります。
 
 と、ころころと見方が変わってしまうふるさと納税ですが、ここにきてまたふと思ったコトがあります。
 確かに育ったのは地元であり子供の頃は税金を払ってはいませんでしたが、しかし税金を払う子供を育てるという行為は親の責任であり義務であるワケですから、子供の時払ってないからという理由でふるさとに納税する必要はないハズなんですよね。
 もちろんふるさとに納税するコトを義務化させるワケではないのですが、でも子供の頃の納税は親が払っていたと解釈もできるワケで、となれば自分が大人になればその住んでいる土地に税金を払い、そして子供が出来ても頑張ってその地域に貢献し子供を育ててもらうと考えれば、敢えて今現在済んでいない土地に税金を払うコトは、むしろゆがみを作ってしまうコトに繋がりかねないのではないかと思わなくもないのです。
 
 というワケで、やえ的には今のところやっぱりちょっと懐疑的っていうポジションです。
 もしよかったら、みなさんの意見を聞かせていただければうれしいです。
 

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平成19年6月13日

 国民は政治に何を期待するのか 3

 なんだかずいぶんこのシリーズ人気が出てますよ。
 
 うーん、対話式は前から人気があるんだけどなー
 
 じゃあなんであまりやらないんですか?
 
 オレがめんどくさいからダー
 
 ・・・せっかく人気があるんですから、読者の方の期待には応えましょうね。
 
 全国の5歳〜13歳までおにゃのこは、あまおちお兄さんに応援メッセージを書こう〜
 
 はいはい、おじさんは網走行きましょうねー
 
 いきなり網走刑務所かっ
 
 
 
 さて。前回は、国会議員とその事務所が使うお金はどうしたらいいのかというお話でした。
 
 ついでだからもう一つ分かりやすい例を挙げるとだな、国会議員への歳費(国から出る給料)と文書通信費などを全部合わせると、だいたい年間3500万円ぐらいなんだよ。
 
 歳費やボーナスだけで2000万円ぐらいでしたっけ。
 
 うむ。で、これをだな、従業員10人の中小企業と考えるとどうだろうかという話なんだよ。会社を運営するためには当然人件費や事務所費などが主にかかる。国会の事務所費はかからないのは松岡元農水大臣の件で知っている人も多いだろうが、しかし選挙区の地元に事務所が1つも無いという議員はまずいないだろう。この事務所費、家賃やら電気代やらその他の経費はもちろん議員持ちだ。
 
 そして、選挙区が広かったり様々な事情で、事務所が複数箇所ある議員さんもけっこういらっしゃいますよね。策に参議院選挙区は全県が選挙区ですから、数カ所事務所があったりします。
 
 さらに大物になると、国会近くに事務所を借りて、いわゆる「外事務所」を持っている議員もそれなりにいる。国会の近くの議員会館の事務所なんて狭いからな。で、そういう現実的な実情を鑑みて、では3500万円でやっていけるかどうか考えてみるがいいだろう。
 
 多分人件費だけ考えても大変だと思うんですけどね。サラリーマンの平均年収って400〜500万円ぐらいですから、10人雇うと単純に4000万〜5000万円ですよね。これだけですでに足りません。
 
 世の中単純にサラリーマンの給料と比較する奴がいるが、議員の歳費はサラリーマンの給料と比較するんじゃなくて、企業会計と比べるべきなんだよ。
 
 今はプライベートで使うお金と、仕事で使うお金とごっちゃになってしまってますもんね。
 
 だからそういう意味で、前回にそれは分けるべきだと言ったわけだ。
 
 でも、仮に歳費2000万円が全部議員さんのお給料になっても、やえは決して高いとは思わないですけどね。だってプロ野球選手の年俸2000万円って、中堅かその下ぐらいの格じゃないですか。そう比べたら国家の代表としてはそれはちょっとアレじゃないですか?
 
 給料が高い低いの感じ方はまぁ人それぞれなんだろうけど、サラリーマンが500万としてその4倍だろ。ただのリーマンに比べればそれぐらいの責任や重圧はあるだろうからいいんじゃねぇのかなぁ。企業のトップとか社会的責任の重い人たちと比べた時には2000万円が多いかどうかというのもあるだろうし。
 
 とにかく、政治家さんのお金の話をする場合には、現実的事情をよく考えてから発言しましょうというコトでしょうか。
 
 そういうことだな。ただただ批判するだけでは、結果的に国民の不利益になることにしかならないからな。民主党の議員が外資系企業から献金をもらっていたなんてニュースが一昔前にあったが、これも金がないために危ない橋を渡ってしまい、結果的に日本にとって不利益になってしまうかもしれなかったわけだ。
 
 ちゃんと活動できる範囲のお金を国庫から出しておけば、このようなコトは無かったというコトですよね。
 
 そう。その辺を国民はキチッと考えるべきだ。
 
 
 
 ところで、国民は選挙の際に、どのような理由で候補者に投票しているんだろうか。その候補に入れた理由はなんなんだろうか。
 
 そろそろ参議院選挙も近づいてきましたが、今で言えば年金問題が争点と言われていますよね。
 
 しかし国民は一体年金問題のなにを理由に投票行動を起こすのだろうか。
 
 例えば、社保庁がダメダメなので政府はダメですと、よって与党と自民党はダメだとして、その反対の立場にいる民主党などに入れるってコトになるんでしょうか。
 
 でも当サイトではだいぶ伝えてきたけど、民主党はなにしてんねんって話だろ。だいたい社保庁がダメなのは現場の人間であってそれは民主党を支えている自治労(労組)の奴らが多いのに、それでいいのかって話だ。
 
 まぁ民主党しか追求する人がいないと思われているというのもあるかもしれませんが。
 
 だから、年金問題に関して、国民は政治になにを期待しているのか、問題を追及して責任者のクビをとることなのか、それとも年金を正常な状態に戻すことなのか、どうしたいんだろうかと。どうしてくれそうな候補者を選ぶというのだろうかと。
 
 まだあと選挙まで一ヶ月以上ありますが、いま選挙すると確実に民主党が勝つと言われていますよね。
 
 結局この問題ちゃんと分かっている奴なんてかなり少ないだろ。簡単な話、安倍総理がこの件に関して何をしたって言うんだよって。確かに社保庁も役所であるから、辿り辿れば全て役所に関して総理大臣の責任が全くないとは言えないとは言えるんだが、おそらくいま総理大臣が民主党の小沢さんだったとしても、この問題は存在していたわけだ。
 
 まぁ、その場合、もしかしたら表に出てこなくて問題化してないかもしれないですけどね。
 
 そうかもしれんなー。でだ、そんな問題をだ、いちいち総理への攻撃の材料として、一体何になると言うんだろうかと。自民党としても、党としてわざわざ公務員をさぼらせていたわけじゃないしな。その現実の前に国民はどうしろと言うんだろうか。
 
 責任を取れという人もいますけど、そうじゃなくてちゃんと実際に問題を改善させろというところにおいて、自民党だとダメ、民主党ならなんとかしてくれると思っている人も少なくないんじゃないでしょうか。
 
 でも年金問題の改善の中身の話も分かってない国民が多数だろ。前更新させたように、この問題の一番のポイントは、払ってもないのに払ったと言って騙し取ろうとする輩が出てくるだろうという点だが、なぜかこの点については全く議論に上がってこない。
 
 これは推測ですけど、マスコミは国民というモノを弱者のままにしておきたいんでしょうね。だから国民の中に悪人がいると、国民が理由で自民党が大胆な案を出せないっていう風にしておきたいんじゃないでしょうか。
 
 結局、もしかしたらちゃんと払っているのに証明できない人が出てくるかもしれない。これは理不尽にもほどがあるから、だからそれを防ぐために、例えば原則として申し出すれば100%言い分通り払っていることにするとする、ただしもしそれが嘘だと発覚したら、受け取った額の三倍ぐらいは払い戻しさせ、さらに禁固5年ぐらいの刑に処するとか、こういう案だってあると思うんだよ。でも民主党すらこのような案出さないだろ。
 
 「社保庁がミスをしたのに、国民に罰を与えるような法案なんてけしからん」、なんて論調になるからでしょうね。
 
 まぁこの案でも絶対に火事場泥棒出るんだろうけどな。ばれないと信じて。そしてそうなれば財源が足りなくなって税金で補填しなければならなくなると。
 
 考えれば考えるほど難しい問題ですよね。
 
 しかし国民はここまで考えてない。火事場泥棒の可能性すら気づいていない奴が多い。そんな程度で果たして年金の問題が選挙の争点になるのか?
 
 確かにだから結局年金の問題は選挙でどうこうできる問題ではないと思うんですよね。今回は参院選ですから民主党が勝っても即総理が替わるワケではないですが、もしこれが衆議院選挙で年金問題を争点として民主党が勝って総理が小沢先生になったら、本当に全くただのひとりも払い損の人が出ず、かつ火事場泥棒が一人もでない状況になるのでしょうか。
 
 やれるもんならやってほしいなー。そしてその方策を具体的に示してもらいたいもんだ。結局、年金問題を争点にした選挙という点においても、国民は政治に何を期待しているのか、まずはひとりひとりが、投票するという最も政治に直接影響を与える行動を取るイベントなんだから、しっかりと考えてみるべきなんじゃないだろうか。
 

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