あまおちさんから一言ですー。
はっはっは、なんだ、がんばってmixi入ってきてくれー(笑)
もう何人かは当倶楽部に入ってもらえたぞよ。
さあ、みんなで世界を救おうじゃないかっ!!
なんだかいろいろと楽しそうですよ。
右も左も逝ってよし!!
バーチャルネット思想アイドルのやえです。
おはろーございます。
最近当サイトに足を運んでいただいている方の中には当サイトについて人権擁護法案の印象が強いかもしれません。
しかし当サイトは差別の問題やミーガン法の問題、また生と死の問題や、最近では天皇の問題などいろいろと特集してきましたし、その中でもテロルの問題については特に力を入れてきました。
この問題は、あまり普段の生活に密着していない反面、インパクトはとても強いために、話題になれば日本を揺るがす論争になりますが、ブームが去ったら一気に話題にならなくなる問題です。
だからこそ、やえは話題になっていない時こそ、例え内容が繰り返しになろうとも、テロルの問題は何度も何度もしつこく訴え続けていこうと思っています。
よしりん先生が新しい本を出されました。
『挑戦的平和論』です。
本屋でバイトしているあるお方の話によると、これが結構売れているらしいのですが、それはともかく、上巻の方にこのような一節が描かれています。
そんな経過を経て玄洋社は「民権運動」を離れ、「国権主義」の活動に軸足を移す。
やはり目標は不平等条約の改正であり、手段は言論だけとは限らなかった。
政府も条約改正を進めていたが、実はそれは「改正」とは名ばかり。
かえって、不平等条約を強化するような内容だった。
囂々たる改正反対の声が上がったが、大隈重信外相は断固として「改正」を実現する決意だった。
その大隈に玄洋社の青年、来島恒喜が爆弾を投げる!
大隈は右足を失い条約改正も中止に追い込まれた。
偉大なり来島恒喜!
「テロとの戦い」なんてドグマに縛られた単純脳の現代人にはわからないだろうが、人々はこの事件に快哉を叫び玄洋社の名は全国に鳴り響いたんだ。
かつて、日本には不平等条約をふっ飛ばして国を救ったテロリストがいたんだ。
韓国でも伊藤博文を暗殺した安重根がヒーローになっているけどね。
馬鹿を気にして真実を語らないわけには、いかんよ。
かってに言っテロだ!
喝采を送れるテロ。同情できるテロ。感心しないテロ。ばかくさいテロ。憎むべきテロ。いろいろあるんだ。当たり前だろう。
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当サイトではテロルの定義として3つの条件を定めています。
1つ、暴力を用いるコト
2つ、政治目的の達成のために行動するコト
3つ、暴力の対象はその政治目的に直接権限が無いモノを狙うコト
詳しくは過去の更新を読んで頂ければと思うのですが、この定義から考えれば、直接的に実権を持っている大隈重信を暴力の対象にしている来島恒喜の凶行は、厳密に言えばテロルとは言えないのかもしれません。
ただし、広く考えるのであれば、当時の外相の大隈重信を例え暗殺するコトに成功したとしても、外相という立場は他の人間でも出来るワケで、次の外相や他の決定権者(総理大臣等)に対しての暴力的威圧行為であるとも取れますので、広義ではテロルと言えるでしょう。
この辺は言葉の上での問題になってくるので、あまり厳密に考えても仕方ないと思うのですが、しかしやえは、例えこれがテロルでないと定義したとしても、やはり来島恒喜の凶行は肯定できない行為だと思っています。
それは「卑怯」だからです。
刀を魂とする武士同士であるなら、最後は刀で語り合えば良いでしょう。
武士は武士だからこそ斬られる覚悟を持って相手を斬るのです。
それが武士道です。
無辜の市民をむやみやたらに斬る人間を、日本人は武士とは呼びません。
昔の武士は、戦いのさなかにもかかわらず、互いに名乗ってから戦うのが習わしでした。
世界から見ればとても異質なのかもしれませんが、しかしそれが日本人としての美意識であり、常識だったのです。
大隈はすでに刀を捨て、言論の世界で、政治の世界で戦うと宣言した人です。
そんな人に向かって、いきなり爆弾を投げつけるというのは、決して日本人の美意識と相容れるモノではないでしょう。
力でもって明治新政府に対抗するという方法は、西郷隆盛が実際に起こし、そして失敗しています。
この行為は正々堂々とした戦争ですから、やえは西南戦争を否定するモノではありませんが、しかし来島恒喜の凶行は、西郷が失敗したのを見て、その失敗におそれ、正々堂々という手段を放棄して、陰でコソコソとする闇討ちという行為に逃げているとしか言いようがありません。
これを卑怯と呼ばずして、なにを卑怯と呼ぶのでしょうか。
日本人は美意識を大切にする民族です。
その中でも「卑怯」は、日本人のもっとも恥ずべき行為です。
よしりん先生は、なにがなんでもアメリカに牙をむくというのが愛国者のつとめである、というような感じのコトをよくおっしゃっています。
しかしやえは、同じ戦うにしても、日本人としての美意識を失ったような戦い方をしてしまえば、結果その戦いに勝ったとしても、もはや守るべき日本人は日本は失われている結果にしかならないのではないかと思うのです。
日本人は日本人として戦って初めて日本人の勝利があるのです。
その観点から、例え来島恒喜の行為が結果的に不平等条約の強化の歯止めになったとしても、卑怯な行為である以上は、やえは日本人としてそれを肯定できないのです。
バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日本の美意識を応援しています。
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