Home

バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳

日本はいつから人治国家に?


 日本は法治国家です。
 実行可能な現実的対応と、全く実のならない感情を満たすためだけの対応と、どっちを選ぶべきだと言うのであれば、日本の政治は前者を選ばなければなりません。
 被害者の感情が許さないから条約なんて守らなくてもいい法律なんてどうでもいいなんて、法治国家になりきれないような他国であるならまだしも、日本はそんな対応は絶対にとってはなりません。
 まして感情論を優先させれば往々にして現実的には悪手になる場合がほとんどです。
 だからこそ感情は感情としても、それだけを理由に政治を動かしてはならないのです。
 
 先日採択された核兵器禁止条約についてです。
 やえも何度もこの問題については言及してきましたように、日本はこの条約の議論に初日に参加して以降欠席のままとなりましたが、それは現実的な対応のためです。
 簡単に言えば、条約に加盟しなければその条約を履行する義務を負わない以上、いくら核兵器を禁止する条約を作ったところで、核兵器を持たない国だけがその条約に加盟しても全く意味を成さないワケで、いえむしろ、核保有国と非保有国との対立を悪化させるコトになりかねないのですから、この問題については後退していると言うしかなくなるからです。
 世界政府なんてモノが存在しない現状において、国家に対して法律などで強制力を持って何かを禁止するコトができない以上は、もし核兵器の禁止を法的に担保するのであれば、核保有国が自らの意思を持って条約に加盟するしか方法はありません。
 ただ条約を作るだけではダメなんですね。
 ですから、もし知恵を出し合い議論するのであれば、条約の内容ではなく、本来はここをシッカリと考えなければならないハズだったのです。
 
 それにも関わらず、日本国内でも、そしてマスコミでも、この件に関しては感情論一本槍です。
 ここ最近この話題で一番聞いたフレーズはこれです。
 
 「日本政府は被爆者の思いに寄り添うべきだった」
 
 やえはあまりこういうコトは言いたくないのですが、お隣の国みたいじゃないですか。
 もちろんこういう感情を単に発した上で理論的な対応が可能であれば、それはそれでいいんですけど、でも今回の件に関するマスコミなどの言いぶりは、「感情を満たすためだけにやるべきだった」と捉えるしかない内容でしかありません。
 なぜなら、繰り返しになりますが、条約は加盟しなければ全く意味がないコトぐらいマスコミは分かっているにも関わらず、その無意味さ、さらには核保有国の反発すら無視した上で、得られるモノというのは「被爆者の感情を満足させる」という一切の実態と実効性のないモノだからです。
 暗に政府批判に利用しているとしか思えないんですよね。
 
 仮に日本政府の動きの目的が「被爆者の感情を満たすため」であれば、まぁ確かに参加すべきだったでしょう。
 でも言うまでもなく、これが日本政府の目的ではありませんし、こんなモノを目的にしてはなりません。
 日本は隣の国とは違うのですから。
 では日本政府は何が目的で動いているのかと言えば、そうです、「核廃絶」です。
 もっと現実的にリアリズムで言えば、被爆者の思いを踏みにじってでも核廃絶が成るならそうあるべきでしょう。
 核廃絶は決して被爆者だけのモノではありません。
 もし核廃絶の道に被爆者の思いというモノが遠回りとなるのであれば、それは優先すべきではないモノだと言うしかないのです。
 
 もう何度も言ってますように、核廃絶のための現実的な道はどこにあるのか、そこをどこまでも冷静にリアルに考えなければなりません。
 特に政治の場面においては、法的にどうあるべきかリアルの物事を考え、どう実効性を担保するのかが大切です。
 感情を優先させて、それを満足させるだけの政治を行っていては国は絶対に間違った方向にしかいきませんし、国民もそれをキチンと理解しなければなりません。
 日本は法治国家なのですから。
 



豊洲に移転して5年後に築地に戻る?


 未だにこれちょっとよく意味が分からないのですが、東京都の市場について小池知事が打ち出した、豊洲に移転して5年後に築地に戻る、もしくは両方を使うという案、いったい何なのでしょうか?
 ちょっと考えただけでも問題点はたくさんあります。
 
・豊洲を建設し、さらに築地ももう一度建設するのだから、どう考えても一番お金がかかる最悪手にしか思えない。
・両方使う場合、しかし豊洲と築地は物理的にかなり距離があり、無駄な輸送コストなどがかかるコトが安易に想定される。
・豊洲の水が汚染されていると大騒ぎしていたコトに対する責任は?(そもそもこれがあるから豊洲移転を大幅に遅らせた大原因となっていたハズ)
・上記に関連して築地は豊洲以上の水が汚いコトが判明しているのに、なぜこちらはそこまで問題にせず、あっさりと5年後に再開発することができるのか。

 
 もっと深く考察したらもっともっと出てきそうなつっこみどころですが、何が問題って、これだけでも巨額のお金が無駄になっているというコトと、そして絶対にお金では買えない時間が相当に無駄になっているのに、それを引き起こした張本人である小池知事の責任論には一切なっていないというのが一番の問題なのではないのでしょうか。
 以前にも指摘したコトがありますが、ここまでくればそれもハッキリしていると言えるでしょう、結局この市場問題・豊洲移転問題を小池知事は、自分の人気取りのために利用したとしか言うしかありません。
 自分が知事になって今までとは違うコトをし、前代までの知事の方針に異議を唱えるコトで、自分は改革派だと印象づけて、自分の支持に繋げるという手法です。
 もっと言えば、「外の敵を作って吊すコトによって、相対的に自分の立場を上げる」という手法です。
 
 でもこれって“民主党政権”なんですよね。
 
 なぜなら、中身が伴っていないからです。
 結果を見れば明らかじゃないですか、結局大騒ぎしていた豊洲の土壌や水の汚染とやらも、こちらの記事にありますように、『有識者による専門家会議が「地上部は安全」』だったワケなのですから、騒ぐだけ無意味だったと言うしかありません。
 ではあの時、ずらずらとマスコミを引き連れて地下道に行ってコップに水を汲んでいたパフォーマンスは、いったいぜんたいなんだったのでしょうか。
 というコトはですよ、やっぱり「当初の計画通りに豊洲に移転」がベストの選択肢だったと言うしかないのです。
 しかもこれは、結果論なのではなく、数年前から、それこそ石原都知事時代からキッチリと立ててた計画だったのですからね。
 それを自分の功名心のためだけにひっくり返してごちゃまぜにしたのは小池知事なのです。
 
 自ら騒いで自ら敵を作って、それで自分の足場を固める。
 こういう手法にもう日本人は騙されてはいけないハズです。
 それともこの「5年後に築地に戻る」という案が、やえには想像もし得ないすごい効果があるというのでしたら、ぜひともどなたか教えてもらいたいと思います。
 



民進党が向き合うべきは自民党ではなく国民


 前回や前々回の更新に対するコメントや、ネットの様々なところでの反応を見るに、民進党の人達やその支持者、支持者でなくても反安倍の人や反自民の人達というのは、ちょっとズレてるというか、向いている方向が違うんですね。
 
 「民進党は言っているコトとやっているコトが違う」「他人に厳しく自分に甘い」などという指摘に対して、「自民党の答弁が矛盾しているじゃないか」と返されても、確かに言葉面だけの「矛盾」という部分に対しては合致点があるのかもしれませんが、しかし中身で考えればそんなの全然関係がないお話でしかありません。
 勘違いして欲しくないのは、それはそれとして安倍総理や自民党の発言が矛盾しているとその人が思っているのであれば、それ自体は構いませんし、自分のブログやツイッターなどで発言されるのもいいでしょう。
 それ自体は当然の権利だと思いますし、安倍総理や自民党に間違った点があれば指摘するのは国益に適うでしょう。
 それは個人の自由ですから、それについてに関してはやえがとやかく言うコトではありません。
 ただ、「民進党は言ってるコトとやってるコトが違う」という指摘に対する反論には一切なっていませんよ、というところはキチンと理解する必要があると思うんですね。
 
 特に民進党の一番嫌われている部分である「言ってるコトとやってるコトが違う」「他人に厳しく自分の甘い」というのは、民進党が他人に向けて注文を付けているという点が大きいのです。
 他人に対しては清廉潔白でいろと注文を付けるくせに、自分はドドメ色な上に、それを指摘されると激高するか無視するかするんですから、国民はこの態度に腹を立てるワケです。
 この点において安倍総理や自民党の全く別の件なんて一切関係がないんですね。
 仮に本当に安倍総理の発言が本当にデタラメであったとしても、それで民進党の「自分に甘い」という批判がかき消されるモノでありません。
 まったく関係がないんですね。
 特に「他人の注文を付けている」という構造上、対して「安倍総理は矛盾している」というのは“一個人の意見や感想”にすぎないモノよりも、より強い嫌悪感を感じやすいというのは、冷静に受け止めなければならないでしょう。
 
 そしてそれは、なにより国民や有権者がどう受け止めるのかというお話に帰結するんですね。
 「民進党はこういうコトから、言ってるコトとやっているコトが違う」という指摘に対して、「安倍総理の答弁の方が矛盾してる」と反論したとしても、結局国民にはその声が全く心に響いていないんですね。
 むしろますますそれを見ている国民としては嫌悪感が募るだけです。
 これがまだ民主党政権崩壊直後ぐらいなら、そういう指摘もいいでしょう、それが後々民主党や民進党の支持に繋がるかもしれませんからね。
 しかし、民主党政権が倒れて何年が経ったでしょうか。
 その間民主党と民進党の支持率はどうなっているのでしょうか。
 いい加減現実を見なさいと言うしかありません。
 そんな願望は甘い夢想でしかないと認識しなければなりません。
 国民や有権者は民進党に「他人に厳しく自分に甘い」と、もう認識されているのですから、そこから打破するためには自分で自分の身を律するしかないハズなのです。
 ここに自民党などの他人の存在が入り込む余地はありません。
 自民党への批判や反論も意味がありません。
 民進党は「他人に厳しくするなら、自分にも厳しい」という姿勢を、自らの言動で示すしか方法はないでしょう。
 それなのにその国民の「目」から逃げるように自民党がー安倍がーと言うだけなのが民進党なのであり、それでは支持は全く集まりませんよとそう指摘するしかありません。
 果たして民進党は何のために政治を行おうとしているのでしょうか。
 
 民進党がいま向き合うのは自民党なのではなく国民なのです。
 国民に自分たちにどう「政権担当能力があるのか」を示さなければなりません。
 民主主義には健全な野党が必要だというコトは改めて言うまでもないとは思いますが、では民主主義における野党とは何かと言えば、それは「いまの与党に代わる政権担当能力を有する政党」であり、「選択肢」なんですね。
 もちろん選択肢は与党の中、自民党の別の人や勢力でも構いませんが、だからといって野党は政権担当能力がなくてもいいとはなりません。
 民進党は、いくら安倍総理や今の内閣を批判しても中傷しても全く意味ないという現実をキチンと認識し、本来の健全な政治のあり方としては自分たちはどうあるべきなのかというコトを理解して欲しいと思います。
 少なくとも「アベタオセ」だけではなんにもならないでしょう。
 



Home

最新の更新
web拍手

面白かったらぜひ拍手ボタンを!
メッセージを送るコトも出来ます。
ブログランキング

政治 ブログランキングへ

幅を広げるために参加しました。
良かったらクリックしてください。
カレンダー
« 2017 年 7月 »
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
月別記事一覧
カテゴリー
最近のコメント(レスをツイッターでやってます)
最近のトラックバック
RSS
箱入りやえちゃん
 
過去ろーぐ!

平成23年10月以前過去ログ
平成14年から続いているんですよ!

Return to page top