コメントレス

2012年4月15日

 木曜日ですのでコメントレスの日ですー。
 
 いやーホントにブログにしてから、いただくコメントが長文になりまして、本当にありがたいコトです。
 毎日コメントを楽しみにしていますので、これからもじゃんじゃんいただければうれしいです。
 
 

 全員に選挙権がある、というのが現代民主主義の特徴であり最大の問題でもあるのですよね。
 政治に興味のない人はどうしても出てくる、全員がマスメディアの洗脳を振り払えるわけではない等など。
 ある種の更新免許制にして興味のない人、宗教家、日本が第一でない人、必要最低限の政治知識を持たない人は選挙権を与えるべきではないと思っています。
 過ぎたるは及ばざるが如し、という事なのかもしれません。
 古代ローマのように常に戦時中のような国家だと民も必死でしょうねw

 
 選挙権は、まぁ理想で言えばその方がいいんでしょうね。
 果たしてそれが「民主主義」と呼べるモノなのかどうかはちょっと別問題ですが、1つの政治体制としてはアリだと思います。
 ただ、その「政治に参加する権利」をだれがどう選定するのかっていう問題はあるかと思いますけどね。
 試験式とかにすると、官僚みたいになっちゃいますし。
 

 ローマ共和制が近いと思いますが、仰るとおり極めて高い国民の意識が必要です。
 政治体制はともあれ、とりあえず日本は国民の意見を無視しない国になって欲しいものです・・・。
 ついでにいうなら商人が政治に口を出しすぎなのが現代世界の問題かな。

 
 ただ現実問題として、国民の意見を聞きすぎても政治は悪い方向に行くコトもままあるってところでしょうか。
 増税とか、国家単位での視点ではなく、どうしても個人単位、自分本位の考えになりがちですから、国民は。
 結局それが、民主党政権を誕生させた理由なワケですしね。
 まぁそれも含めての「選択選挙権制」と言えるのかも知れません。
 難しいですね。
 
 
 

 うーん、、、まあ、、なんとなく言いたいことは分かるけど、初学者というより素人意見になってますね。大学とかローとかで学んだことはないのかな?

 

 なるほど。
 何が違うのか、もうちょっとわかりやすく解説してもらえますか先生

 

 やえちゃんは14歳なんだからまだ大学いけないだろうに

 
 はい、まだ中学生ですよ。
 早く大学で学んでみたいです。
 
 というかですね、別にやえは学者やそれに類する立場で言っているワケでもないですし、学説を説明しているワケでもないですから、そういうモノを持ち出されても、はぁとしか言いようがありません。
 学者の間だけのお話でしたら学説論議されても構いませんが、やえからしたら、所詮それは1つの意見です。
 それが絶対に正しい考え方とは思いません。
 やえはどっちかと言えば、いま実際に動いている現実的な問題を踏まえた上での政治の考え方、政治のしくみを見ているワケですから、学説がどうだと言われても、それがなにかとしか言いようがないんですね。
 
 というか、ご意見でしたら具体的にお願いします。
 学説でも構いませんが、どこがどういう風にやえの意見が間違っているのかと指摘して貰わなければ、それは誰にも伝わりませんよ。
 むしろ学説を具体的に是非教えて欲しいと思います。
 参考にしたいですね。
 結局その言い方ですと、何も言っていないのと変わりません。
 どうぞ次は具体的にお願いします。
 
 

 ええと、とりあえず、
 ・立法府と行政府はそれぞれ異なる範囲の「権限」をもっている別々の「組織」である。
 ・日本人が立法と行政を混同しがちなのは、(日本が議院内閣制を採用していて)立法府にいる議員(派閥の領袖だったり)が閣僚となって行政府に行くことがあるから。
 ・閣僚とならないその他の議員は原則として行政に対する責任を負わない。というより立法府と行政府という別組織であるために権限がないので負うことが出来ない。
 ・やえちゃんはかわいい。
 という理解で良いのかな。()内は自分の偏見で付け足したものだけれど。

 
 だいたいそうです。
 ひとつ言っておくとすれば、「責任」という面で見れば、実質的に議院内閣制である日本においては行政の責任は与党という単位である程度及ぶというのは、現実的な面では事実と言えると思うというところです。
 与党議員が、自分は政府に入ってないから、政府の言うコトなんか知らないと言われても、それはちょっと無責任すぎますからね。
 
 ただ、権限のあり方としてですね、厳密に考えるべきところは考える場面があるハズなんですね。
 例えば、厚生労働大臣に対して「今すぐ自衛隊を出動させるべく命令を出して欲しい」と言ったとしても、これは無理筋すぎるワケですね。
 厚生労働大臣が、大臣という立場で総理や防衛大臣にお願いですとか要請(と言うと正式な形になるので、要請権があるのかどうかちょっと分からないのですが)(災害の際には知事には要請権がありますよね)という形では出来るのでしょうけど、少なくとも命令権は無いワケですから、それで厚労大臣を責めるようなコトを言っても無茶すぎるってお話です。
 それは総理なり防衛大臣に言うべきセリフですね。
 
 さらに考えていただきたいのが、野党に対してです。
 東日本大震災の時は自民党に対して「対案しか出せないのか」とかいう批判がいっぱいありましたが、システムで言えば「対案しか出せない」のです。
 行政に一切関わっていない野党には、現実的な面での手足が無く当然権限も無いワケで、自衛隊に命令を出すコトも、様々な技術を持つ中央省庁の国家公務員に命令を出すコトも出来ないのですから、がれき1つ片付けるというだけでも、野党にはその手段がないワケです。
 望遠鏡がないのに、金星のクレーターを観察しろって言ってるようなモノで。
 それなのに、「それしか出来ないのか」と言ったところで、どうしようもないんですね。
 それだけでなく、野党も悪いんだみたいな意見がまかり通ると、キチンと仕事をしない与党への批判が相対的に弱くなり、結果として与党が手を抜く言い訳になってしまうワケですね。
 国益がそこで損なわれるワケです。
 そういう意味からも、ここはキッチリと三権分立の意味というモノを考えてもらいたい場面なのです。
 
 また、これは自民党がずっと与党にいたせいが大きいんでしょうけど、野党の役割っていう部分を正しく認識している日本人は意外と少ないんじゃないかと思うんですね。
 たまに「野党なんていなくていいだろ」なんて言うセリフもあったりしますが、こんなのトンデモナいワケですけど、しかしこう言う人は何がトンデモナいのか分からないのかもしれません。
 ここも一度整理する必要があるかもしれませんね。
 
 あと、最後は大正解です(笑)
 
 
 

 論拠を示さず「〇〇派だから」で片付けようとするのは、
 悪い意味で『わかりやすい答え』を求めるせいですね
 難しい事を考えずに立場やレッテルだけで相手を批評すればそれはとても簡単なことですから。

 
 そうなんですよね。
 「分かりやすい」っていうのが一番の理由かと思います。
 結論だけボンと出すコトが一番分かりやすいですからね。
 でも、それは正しい議論ではありませんし、主張にもなっていないというコトを知って欲しいです。
 結局立場だけで主張が決まってしまうのであれば、そんなの自分という個がないと言っているようなモノですしね。
 
 
 ごめんなさい、今日ちょっと時間が無いモノですから、ここで終わりにしたいと思います。
 地方分権と橋下さんのお話は、また明日させていただきます。
 よろしくお願いします。