いまTPP問題で一番やるべきことは国会議論

2012年4月15日

 ブログ化正式公開2日目です。
 なんだかまだアドレスが定着してないようで、うまくブログにアクセス出来ない時や、そもそもどうも昼間にブログ自体が閲覧できない状態になっていたみたいで、これってサーバーを移転したせいなんですが、なかなか難しいですね。
 でも皆さんから色々と御祝いの言葉をいただきまして、前のサイトはごちゃごちゃしていたとかお褒めの言葉をいただいて、正直バーチャルネットアイドルとしては最後までブログ化には抵抗したかった部分もあるのですが、でもやっぱり大切なのは見た目ではなく中身だと、文章を読んで貰ってこそ意味があると思いますから、それでもっと多くの方にやえの文章を読んでいただけるようになればいいなと思っています。
 あと、携帯電話やスマートフォンからでも綺麗に見れるプラグインも導入したみたいですから、移動中とかの時間が空いた時に読んでいただくっていうのもいいかもしれません。
 多分もうしばらくブログが不安定になるコトがあったり、プラグインとかコンテンツが増えていったりするかもしれませんが、しばらくの間のご愛敬というコトで。
 
 右も左も逝ってよし!
 バーチャルネット思想アイドルのやえです。
 おはろーございます。
 
 なんか昨日の言い方がどうもやえ的に中途半端だった気がしているので、もう一度、今度は簡潔に言っておきたいと思います。
 いまTPPの問題においては一番なにをすべきかですが、それはもちろん国会での議論です。
 これが国内的なお話であれば、なにより国民議論こそを望む場面ではあるのですが、しかし今回のこのTPPのお話は外国も含めたお話であり、外交という面が強く絡む問題ですから、情報が限られる一般国民だけでは何ともしがたい部分がどうしてもあります。
 だから、ここは情報を一番持つ政府が責任をもって、国会議員同士でまず議論をリードしてもらい、その情報において国民が議論して判断するっていうのが一番良い形だろうと思うワケです。
 また、国民的な議論があってもなくても、どちらしても条約承認は国会案件ですから、絶対に国会での議論は必要なハズです。
 それなのにどうして今それが行われていないのでしょうか。
 
 いま野田内閣がすべきコトは、この以下の3点です。
 
1.衆議院並びに参議院において「TPP検討特別委員会」を設置する
2.野田総理は、3次補正の成立とTPP委員会での議論が終わるまでは一切の交渉も表明もしないと宣言し、各国に説明する
3.委員会で審議を尽くし、その中で求められた資料請求などは全て開示する

 
 これだけです。
 これだけすれば、後は議論によって決着が付くでしょう。
 TPPに参加するにしてもしないにしてもですね。
 そしてこれだけすれば、納得もできるというモノです。
 これだけやってそれでも納得しないというのであれば、それはもはやワガママと言ってもいいのではないでしょうか。
 
 これらは全て与党の責任において可能なコト、いえ、与党の責任においてしなければならないコトです。
 「TPPについて真摯に議論したいので、特別委員会の設置と議論に協力して欲しい」と、正面から堂々と言えば、野党だってこんな提案に反対なんて出来るハズがないですよね。
 「三次補正が終わったら、すぐに特別委員会を設置する。時間がなければ国会を延長するし、今年中に結論を出すとも言わない。来年に議論を持ち越してもいい。だから委員会を開こう」と、こう言えば、いったい誰が反対できると言うのでしょうか。
 もしですよ、野田総理が本気でTPP参加が日本の国益になると信じているのであれば、こうすればいいじゃないですか。
 諸外国との交渉に参加するかどうかは賛否ありますが、少なくとも国内での議論は参加するしないの議論になるのですから、TPP反対派も議論を拒否するコトは無いでしょう。
 野田総理が賛成するっていうのであれば、ぜひ堂々と持論を述べて、反対派を正面から説得すればいいのです。
 なぜそれが出来ないのですかと。
 
 もしかしたら民主党は「自民党だって賛成派がいるから」とジミンガーを言うかもしれませんが、別にそれは議論をするコトには何ら関係がないですよね。
 いいじゃないですか。
 民主党にも自民党にも賛成派の人、反対派の人がいるのであれば、それぞれがそれぞれの立場で委員会で議論すればいいじゃないですか。
 議論が尽くして採決する際にはそれぞれの政党の中で意見をまとめて賛否すべきだとは思いますが、議論の中においては、例えば民主党の議員さんが野田内閣に対して厳しい批判をしても、例えば自民党の議員さんが野田内閣に対して賛意の言葉を贈っても、それはそれでいいじゃないですか。
 そうやって議論が成熟していくなら、それこそ望むところです。
 「TPPをどうするのか」という議論においては、自民党の中も割れているとかは、全然関係のないお話でしかありません。
 
 ですから、ここは自民党がとか野党がって言うところではなく、与党民主党が「議論をするんだ」と決意するコトが最も大切なのです。
 というか、まずそれがあってこそ、全てが「始まる」のです。
 野田総理がこれを決断さえすれば、野党がなんと言おうとも、これらはすべて始めるコトができるのです。
 
 つまり結局いまの状態というのは、野田総理が自らが「やらないというコトを決めている」と言うしかないのです。
 
 国内に向けては復興が先だと議論から逃げ、国外には復興のコトなど棚に上げて約束を取り付ける。
 どんだけ売国ですかと。
 もし野田総理がTPP参加に自信があるなら、まずはシッカリと国内で議論をしてください。
 いますぐ、とは言いませんから、3次補正が終わってから速やかに国会の中で議論してください。
 情報を隠さずに議論してください。
 
 やえは、TPPの中身がどうとか言う前に、国会においてこれが出来ないのであれば、もはや野田内閣が何を言っても信用できないでしょう。
 TPPに賛成とか反対とか言う以前の問題です。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、国会においてのTPP議論を応援しています。