野田内閣改造
野田内閣が改造されました。
直接のキッカケは参議院において問責された一川・山岡両大臣の交代なのでしょうけど、そもそもこのような問題がありすぎる人物だと分かり切った上で大臣に起用していた、その感覚がやえには信じられません。
任命責任という言葉が最近全然聞かれなくなりましたが、それ以上に、マルチ山岡氏なんて言うまでもありませんし、一川防衛大臣も就任直後から素人丸出しの発言を繰り返していましたから、いかに野田総理の人を見る目がないのか、そしてなりにより民主党内の人材がいないのかとというコトをありありと見せつけられる今回の改造と言えるでしょう。
人材がいないという言葉は自民党政権時から主にマスコミからよく聞かれた言葉です。
でもハッキリ言って自民党政権時のそれは、自民党を攻撃するための中身のない言葉でしかありませんでした。
本当に人材がいないというのは、現在の民主党のコトを言うんです。
自民党時代というのは、人材がいなかったんじゃなくて、人材を国民が知らなかっただけです。
国民が知っているか知っていないかという問題と、その人材に能力があるかどうかという問題は、全くの別問題ですよね。
結局国民ってテレビにたくさん出なければ政治家の名前なんて覚えないワケですし、しかしテレビに出るコトが政治家のお仕事なのではないのですから、知名度が高くなくても能力のある人というのは自民党にはたくさんいたのです。
しかし民主党は違います。
もう総理大臣が３人も変わり、改造も幾度も行っているというのに、いつ見ても大臣の顔ぶれは同じような人ばかりです。
岡田さん（元幹事長の方です。マキコの旦那さんの方ではないです）なんて、なんなんですか。
あの人、日本史上最低最悪の総理大臣菅直人の元で幹事長を務めて足元を固めていた最重要人物だったワケじゃないですか。
あの最悪内閣の礎だったワケです。
それが今度は副総理ですよ。
そんな人がどんな顔して最重要閣僚を務めるというのでしょうか。
前職の罪は見て見ぬフリですか。
呆れてモノが言えません。
やえの感覚で言えば、岡田さんが能力のある人ではなく、岡田さんぐらいが普通の能力の政治家なんだろうと思っています。
でもそれが、民主党の中で比べるから能力があるように見えるだけなワケで。
まぁざっと顔ぶれを見ても、とてもじゃないですけど期待できる内閣ではないですね。
言うまでもないコトですが。
結局この内閣に期待するコトは、いつ衆議院解散をするのかというコトです。
一刻も早く解散して欲しいと、やえが野田内閣に期待するコトはただこの１点のみです。