前田国交大臣を擁護する人は法令遵守精神の無い人、田中防衛大臣を擁護する人は日本語能力が欠如している人

 今日は色々なコトを短くコメントしてみたいと思います。
 
 
◆問責決議案に対して
 
 問責決議案に対して「田中大臣がアホなコトは分かっているのに、そんな些細なコトに自民党は何億円ものお金と時間をかけてるなんて失望した。自民党は大人な対応をしろ」なんて言っている人がいます。
 ごめんなさい、汚い言葉になっちゃいますが、アホは貴方ですよ?
 大臣がアホなコトが些細だと思う神経がやえには全く理解できません。
 大臣がアホだと、イコール現在進行形で国益が失われているのですよ。
 特に田中大臣は防衛大臣ですよ?
 これこそ真の平和ボケと言うしかないのですが、先日の北朝鮮のミサイル騒動、あれは下手すると田中大臣のせいで自衛隊が何も出来ずに日本国内に落ちてしまい、多くの人の命が犠牲になってしまっていた可能性だってあるワケです。
 それなのにそんな指揮官のままでいいと、それが些細なコトだと言う人の常識を疑ってしまいます。
 なんでそれが理解できないのでしょうか。
 
 結局これも昨日言いましたように、国会を見ていない人なんですよ。
 テレビの切り貼りしか見てないのでしょう。
 国会を見ていたら、田中直紀なんて人間が政府の一員であるコトに恐怖すら覚えると思うのですが、結局こういう人は「テレビがアホって言うからアホだと思っている」だけのマスコミ脳でしかないのでしょう。
 もしくは「内閣の一員」っていう重みが分からない人かです。
 正直こういう人が日本の政治を悪くしている一番のガンなのです。
 
 こういう言い方はしたくないんですが、あまりにもこういう人が多いとどうしても思ってしまいます、ミサイルの一発でも撃ち込まれないと理解できないのですかねって。
 ちょっと前に民主党の騙されまくって、ここまで日本をぐちゃぐちゃにされたっていうのに、それでも理解できない人が多いというのはどういうコトなのでしょうか。
 本当に悲しいですし、腹立たしいですし、いい加減にして欲しいと思う今日この頃です。
 
 
◆仙谷長官:「不信任と同等」主張撤回
 
 掲示板でコメントいただきました
 

 http://megalodon.jp/2011-0112-1717-19/mainichi.jp/select/seiji/news/20110108k0000m010075000c.html
 仙谷由人官房長官は7日の記者会見で、野党時代の民主党が参院の問責決議と衆院の内閣不信任案可決を「同等だ」と主張していたことについて「ちょっと過剰な政治論と思う。修正、訂正すべきだろう」と述べ、当時の主張を撤回した。

 
 民主党は楽でいいですよね。
 あれだけ野党時代に好き放題言いまくっていたクセに、いざ自分達が権力を握ると発言を撤回するだけでその責任を全て放り投げるコトができるのですから。
 政治家の言葉ってなんなんでしょうね。
 
 で、これを許すマスコミや国民にも大きな責任があるワケですよ。
 これを許していては野党はいつもいつも無責任言い放題で、でも与党になったら撤回をすればいいだけなのですから、そりゃ政治家だって人の子ですから楽な方に逃げますよね。
 だからこれを黙認する人っていうのは、仮に自民党でも他の党でもみんなの党でも維新の会でも、いま言っている言葉なんていうのは後で撤回してもいいって話ですよね。
 まさか自民党が次与党になったときに豹変したとしても、それを責めるようなコトは言いませんよね?
 こうして政治家の言葉はどんどん適当になってきて、ますます政治の質が落ちいてくワケです。
 その最大の原因は国民なのです。
 
 逆に言えばなぜこんなにも民主党の質が悪いのかと言えば、野党時代の民主党をマスコミと国民が甘やかしたからです。
 野党時代好き放題無責任放題言いっ放しにさせておいたから、民主党はそれで政治がやれると思い込んでしまったのです。
 幼いときにしつけをしなくて甘やかし放題に育った我が侭な子供と同じなのですよ。
 もちろん「身体は大人、頭脳は子供」の逆コナン君に対して叱りつけるっていう行為も必要ですが、しかしやぱり原因を作った親にも責任を追及するというのが最も大切なコトでしょう。
 さていま民主党を甘やかしているのはいったい誰でしょうか。
 
 
◆増税は景気が良い時に
 

 お金の使い道云々ももちろんその通りなのですが、
 そもそもデフレ期に増税すると国民所得が減って、結果的に税収減るんで本末転倒なんですよね。
 本来増税なんてのはインフレやバブルを抑制する効果を出すものなので。
 デフレ期に増税してデフレをさらに悪化させて、財源のアテのはずの税収が減るってんじゃ
 国民はおろか、財源が欲しいはずの政府ですら得しないまさに誰得。
 まずは財政出動し、景気が回復してから(国民所得が増えてから)増税するってのは
 税収を増やすという面でも景気のコントロールという面でも理にかなってるわけなんですが。
 民主党政権も、それを誕生させるべく煽ったマスコミも、選んじゃった国民の大半も未だにわかってなさそうですね

 
 「消費税の税の民主党と自民党の違い (下)」にいただいたコメントですが、これはもうその通りです。
 これは(上)に書いたのですが、だからこそ麻生内閣の方針を引き継いでいる自民党は、景気対策を先にしてから増税させて欲しいと言っているのですね。
 景気の良い時でないと増税してもむしろ逆効果だっていうのは、もはや基本中の基本だと思うんですが、どうして民主党にはそれが分からないんでしょうかね。
 
 ただこれはやっぱり民主党の基本的な思想と体質のせいだと思うんですよ。
 民主党は結局共産主義の考え方なのです。
 景気がどうなろうと、とりあえずお金をばらまけばいい、直接渡してしまえばそれで生活できるでしょっていう考え方なのです。
 そこに経済とか景気とかいう概念はないんですね。
 もしあれば、お金をいかに市場で回すのかを考え、全体としての底上げをどう図るのかというコトを考えると思うのですが、共産主義の民主党にはそういう概念すら頭の中に無いのです。
 バラまけばなんとかなると、いまでも思っているのが民主党なのです。
 
 
◆民主党政権に不安覚え売却決意
 

 尖閣諸島購入構想は昨年9月以降、水面下で石原慎太郎知事と地権者の男性(69)との間で進められてきた。男性は島を誰もが訪れることができる自然公園などとして活用することを希望しているという。両者を仲介した自民党の山東昭子参院議員(69)が明らかにした。
 登記簿などによると、男性は埼玉県在住で、昭和45年から不動産賃貸・管理などの会社を経営している。
 山東議員によると、男性は平成22年9月の中国漁船衝突事件で、民主党政権の対応に不満や不安を覚えたという。男性は「国を守るために所有し続けてきたが、個人で守っていくのは限界がある」とし、青年会議所の活動を通じて30年来の親交があった山東議員に今後の対応を相談した。
 男性は山東議員の紹介で石原知事と面会。昨年9月から数回にわたり3人で会合を持ったという。

 
 こちらの記事ですが、これで、やっぱり仙谷事件がキッカケで今回の石原都知事の動きになったというコトがハッキリしました。
 この前「民主党の失策が続いたからこそ都知事の発表に繋がった」でやえが主張した通りです。
 
 でも別に、やえがこれを当てたからどうだっていうお話じゃないんです。
 つまり政治は線であり点であるというコトを理解していただきたいというコトなのです。
 特にあの時仙谷官房長官と民主党政権を擁護していた人にです。
 ハッキリ言って、貴方たちのせいで今回のようなコトを「せざるを得なくなった」のですよ。
 「都税をそんなコトに使うな」と言っている人がいますが、それは仙谷事件の時に民主党を擁護していた人に、そして民主党に言ってください。
 あの時ああしてしまったからこそ、尖閣諸島の諸問題が外交問題にまで上がってしまって、こんなコトになってしまったのです。
 場面場面で考えて、脊髄反射で政治を語ってはいけません。
 あの時の自分の発言がいまこうやって形となってあらわれてしまっているのです。
 そこのところをよくよく考えて欲しいのです。
 
 
◆前田国交大臣を擁護する人は法令遵守精神の無い人、田中防衛大臣を擁護する人は日本語能力が欠如している人
 
 最後に繰り返しになりますが、もう一回言っておきます。
 今日の問責決議案に対して民主党擁護を必死にしているマスコミとか人とかいますけど、この2人の大臣が辞任しなければならない理由は問責ではありません。
 法令違反であり、大臣としては致命的に無能であるというコトが理由です。
 ですから、もし今回の問責に反対し批判するというコトであれば、つまりその人は法令遵守精神の無い人であり、同時に日本語能力が欠如している人としか言いようがありません。
 
 法令違反は説明するまでもありませんし、田中大臣というのはむしろ国会でシッカリと議論するために辞めてもらわなければならないのです。
 田中大臣はというか、大臣という職は政府案の国会審議に必要不可欠な存在なです。
 だって政府=大臣なのですから、自分が出した案を審議するのですから、その質問に答えるのは、こんなのは国会で無くても当たり前ですよね。
 自分が作ったプレゼンなのに全然質問に答えられないのであれば、そのプレゼンは当然として失敗です。
 誰が納得するというのでしょうか。
 でもそれなのに、田中大臣ではそもそも議論すら成り立たないのです。
 いえ、日本語の会話すら出来ないのです。
 だって昨日の委員会ですら質問に対して「3つのご質問がありましたが」と言い出して、すかさず委員長に「1つしかないぞ」と注意されたぐらいなのですから、これでどうやって日本語で議論しろって言うんですか?
 もし田中大臣を擁護する人は、まずここを教えてください。
 だから田中大臣を擁護する人っていうのは、まず基本的な日本語能力を疑うしかないのです。
 
 ジミンガーとか国会審議時間ガーとか税金ガーではありません。
 法令違反を放置していいんですか? 貴方は法令違反を許す人なんですねと言いたいです。
 議論が成立しませんよ? 貴方はしっかりとした国会審議をしたくない人なんですねと言いたいです。
 
 今回の問責を批判する人は、つまり日本の足を引っぱりたい人なのです。