過去のコトはどうでもいいから今をやれって言うから無責任が生まれる
連日「朝ズバ」のネタで申し訳ないのですが、選挙が刻一刻と近づいているせいか、マスコミの偏向報導が日に日にひどくなってきている気がしてなりません。
今朝の放送では自民党の後藤田衆議院議員と民主党の渡辺衆議院議員のふたりが出演して、今日も変わらず解散のお話ですとか特例公債法案や一票の格差問題のお話をしていたのですが、そこで後藤田先生がなぜいまこんな惨状になっているのかというコトを訴えようとしたら、すぐさまみのもんた氏がその発言を遮って「過去のコトはどうでもいいから」「いま何をするのかっていうコトを聞きたい」とか言うんですね。
後藤田「なんで特例公債法がここまで成立していないのか。自民党時代は予算とセットにしていて、予算が成立したら直後の法案を成立させていた。民主党政権はそれをせずして何ヶ月経っているのか、まず与党としての責任を
みのもんた「過去のコトはどうでもいいんですよ。聞きたいのはいまをどうするかってコトです。どうするんですか?」
こんな調子です。
みのもんた氏は、国民総無責任を推進しようとしているとしか思えません。
例えば、結婚したはいいけど、ぐーたらで全く働かない夫がいるとします。
働きませんから収入がありません。
奥さんには生まれたばかりの赤ちゃんがいて働くコトもできません。
そしてついに蓄えもなくなってしまいました。
今まで何度も何度も働けと言っていた奥さんも、ついに堪忍袋の緒が切れ、こう言います。
「もう赤ちゃんのミルクすら買えないから、とにかく私がなんとか借金をしてお金は工面する。ただしアンタは明日から働くと約束しなければ、明日からアンタの食事はない」
普通のお話ですよね。
奥さんの言い分はもっともだと思います。
しかしみのもんた氏の言い分というのはこうです。
「過去働かなかったのはどうでもいいから、旦那が悪いのは分かったから、とにかく奥さん、借金するの? しないの? 旦那にメシ食わせなくていいの? 旦那死んじゃうよ? アナタは殺人犯になるよ? それでもいいの? 食事を出すか出さないかハッキリしなさい」
ぐーたらの旦那は、みのもんた氏のこの言葉を聞いて薄ら笑いを浮かべているコトでしょう。
いや薄ら笑いだけでなく、公共の電波を使いテレビでこんなコトを言って擁護してくれるのですから、旦那は高笑いしながらぐーたらを続けるコトでしょう。
自分が働かなくても奥さんが借金をしてなんとかしてくれる、働かなくても食事は出てくる、だって周りが奥さんにそうしろって圧力をかけてくれるんだから、自分はぐーたらのままでも全く不自由はないと思うコトでしょう。
だってそれは事実ですから。
まわりも一応建前的に「働け」とは言いますけど、でも旦那も建前的に「明日から本気出す」って言うだけで、それ以上は何も言わなくなって不自由ない生活が待ってるんですからね。
あとは全部「奥さんどうするの」って矛先が自分に向かわないんですから、こんな楽なコトはないでしょう。
むしろ働く方がバカバカしくなりますよ。
こうしてニート亭主の出来上がりです。
物事は、原因があるから結果があるのです。
結果は原因がなければ発生しません。
もし結果が間違いでありそれを正したければ、まずその原因を探って原因のどこが悪かったのか、原因をどうすればよかったのかという点を検証しなければなりません。
でなければ、何度も何度も同じコトの繰り返しになってしまいます。
問題が起きた時は、まずは原因を探り、その原因が人にあれば、その人を責めるっていうのは当然のコトであり、それこそが問題解決の唯一の道なのです。
それなのに奥さんに責任を押しつけ、つまり野党自民党に責任を押しつけ、後のコトだけをどうするかっていうコトばかりを言い続けても、結果的に利するのはぐたーらな旦那/与党民主党だけです。
「赤ちゃんのために」という名目で奥さんに「とりあえず借金してきた方がいいよ」って言うコトはあり得るでしょうけど、しかしその数十倍の怒りを持って「借金はさせるけど、アンタが働くと約束するコトが条件だ。借金と約束はセットの問題だ」と、旦那を責め立てるっていうのが筋です。
責めるのは旦那だけです。
奥さんには同情はあっても、怒りなんて以ての外、アドバイスぐらいで言動の強要だってあってはならないハズです。
もしこの状態で「奥さんがシッカリしないから悪い」と言うのであれば、それは旦那をかばっているグルだと言われても仕方ない言動しかありません。
みのもんた氏は、こんなぐーだらを擁護して、さらに増長させているだけなのです。
みのもんた氏やマスコミの言うコトは、ぐーだら旦那を生み出す行為です。
無責任を認めて、推進すらしているのです。
それは日本人の美徳を否定し日本を破壊する行為だというコトを自覚して欲しいです。
ディスカッション
コメント一覧
みの虫悶太の「赤ズバッ!」ですか。2日連続ですね。
(11/1)の朝ズバ!。石破幹事長出演時のみの氏・北川氏などの論調は
与党の責任は一応ある。「がしかし」と続けて
特例法案その他の懸案には「無条件で賛成せよ。」と石破氏に迫る。
与党の責任はこっちに置いといて、その数倍の責任を野党に擦り付ける。
「民主党の責任はある。」と言うのであれば、番組で民主党に対して「無条件で解散を約束し野党の協力を求めよ。」と何故言わないのか。TBSは「赤い二枚舌」を使い分けているとしか言いようはありません。
一応番組宛に「放送法逸脱してますよ。」と苦情入れときましたが
翌日も同じ作戦できましたか。また苦情入れときます。