これで日本政府たたきは韓国の手先

 突然安倍総理が靖国神社に参拝したので、話題を全部そっちに持って行かれた感があるのですが、その前に書いた文章なので、ごめんさない、そのまま載させていただきます。
 
日本がPKOの枠組みで韓国軍に銃弾を提供したのに韓国が「日本なんかに頼んでない」とか言っている件に対して、日本政府批判をしている人がいます。
 いわく「日本はなめられている」「安部は岸田は小野寺はなめられているんだ」と政府批判をしている人達がいます。
 ハッキリ言います。
 そういう人達は、韓国の手先に成り下がっている行為にしかなっていないです。
 
 韓国は変な国です。
 それはもういちいち説明する必要はないでしょう。
 変な国というか、もうデタラメな国です。
 だから安倍内閣になってから、安倍総理自身も岸田外務大臣も、いままでの「アジアと言えば中韓北」と言わんばかりのマスコミが作り出した日本の空気から脱して、最初の訪問国が総理外相そろってASEAN諸国に行き、その後も中韓なんてどこ吹く風かと、精力的に「日本の地位に相応しい世界外交」を展開してきました。
 もはや日本の外交というモノを考える上では、いままでのような狭い視野で考えるのは、国益の観点からも害悪になってしまっているのですよ。
 やえは広島出身で岸田先生のところの選出区の出身ですので昔から政治家の中では一番ひいきにしていてよく注目していると公言しているところですが、昨日の産経新聞にこんな記事がありました。
 

 ロシア外相と渡り合った酒豪ぶりと粘り腰 地球儀外交の一翼担う 岸田文雄外相
 
 温厚な性格で、首相の安倍晋三が進める積極外交を支えてきた。
 「フミオがモスクワに来たら、連れて行きたい店があるんだ」
 11月1日深夜の外務省飯倉公館(東京都港区)。来日したロシア外相、ラブロフとの夕食会の途中、そう語りかけられた。ラブロフは気むずかしい性格で知られ、夕食会に先立つ外相会談では北方領土問題をめぐって激論を交わしていた。
 夕食会になって「私の地元の日本酒を飲もう」と切り出し、広島の地酒を杯に注いだ。「政界随一の酒豪」といわれるだけに、いつしか2人は「飲みくらべ」になり、夕食会は3時間近くに及んだ。
 修羅場でも感情的にならない粘り強さが持ち味だ。じっくり相手の話を聞いた後、一つ一つ確かめるように説明、説得する。こうした姿勢は日韓外相会談などでも変わらない。
 (中略)
 安倍の「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」の一翼を担い、延べ26カ国・地域を歴訪。11月には閣僚として4年ぶりにイランを訪問し、ザリフ外相に核廃絶を求める欧米との仲介役を買って出た。

 
 記事にもありますように岸田先生はあまり目立つ人じゃないのでそんなに知られてないのですが、岸田外務大臣の功績ってすごくて、日米2+2を初めて日本で開催し、核兵器の廃絶に向けた国連署名に日本は初めて署名し、それをひっさげてイランに乗り込んで大統領に直接会って核兵器放棄を主張して欧米とイランの仲介役を引き受けて実際に欧米とイランの会議が開催させ、さらになんとあのロシアと史上初めて日露2+2まで実現させてしまったのです。
 特に日露2+2は、これ、とんでもないですよ。
 正直日露2+2なんて日本史に残るほどの、だって日本とロシアって歴史的にほぼ敵対関係が続いているような国同士ですから、そこに「外務・軍事の閣僚会談」が実現するなんて、とんでもない歴史的快挙ですよ。
 もちろん安倍総理の「積極的平和主義」や「地球儀外交」があってこそですが、さらにそこに直接顔をつきあわせて交渉をする外務大臣の「腕」が確かなモノでなければ成立しないコトです。
 いくらトップ同士で話ができても外相間で意思の疎通ができなければ意味は無い、民間会社で例えるなら、交渉するってコトを社長同士で決められたとしても、直接交渉する部長や課長間での交渉で意思の疎通すらできなかったら、まったく意味は無いコトですからね。
 この場合、むしろ直接交渉者こそが重要です。
 直接交渉者同士で交渉の決着が付けば、それはトップだってよほどのコトがないかぎりちゃぶ台返しなんてできないですからね。
 そして実際記事にありますように、岸田外務大臣の「腕」は確かなモノがあります。
 日本人同士の交渉では交渉の場においても相手への気遣いや関係性を考慮しながら「お互いがお互いのコトを思って」の交渉となりますから、懇親の場においてもその関係性は変わらないというか続いているモノになりますが(それが悪いという意味ではありません)、欧米文化においては交渉の場は交渉の場、懇親の場では懇親の場と、キッチリわけて考える考え方であり、むしろ交渉の場において変な相手への気遣いをする方が失礼となります。
 日本の外交下手とはまさにこの部分が出てしまって失敗してしまっていたのですが、岸田外務大臣は交渉の場では日本の主張の軸は絶対にぶらさず、真剣に「激論」ができる政治家なんですね。
 こういう性格の方が欧米人には合っており、だから「気むずかしい性格で知られ」ているラブロフ外相とも、飲み比べをしちゃうほどの仲になったのでしょう。
 「あの時の君の迫力には参っちゃったよHAHAHA」みたいな、アメコミ的ノリです。
 あまり言い過ぎると擁護しすぎだなんて言われそうですが、岸田外務大臣は確かな腕を持っている政治家であるコトは確かなワケです。
 
 こういうコトを通じて、日本は「世界外交」を展開しているのです。
 ハッキリ言いまして、韓国しか目に映っていない自称保守の人達は、本当に視野が狭く、なんのための保守なのか、なにを保守しようとしているのか分からないと、辛辣ですが言いたくなります。
 日本は韓国なんか相手にしてないんですよ。
 これは安倍内閣ができてからずっと安倍総理も岸田外務大臣も言ってますが、日本は「常に対話のドアはオープンにしている」なんですよ。
 向こうが対話しましょうと言えば、別に日本は断りません。
 日本はそんな小さな国ではないからです。
 世界大国らしい、どの国に対しても一定の責任を果たすっていうのが世界大国なのです。
 ですから日本は、韓国に限らず、どんな国とでも、必要があれば対話を行い、必要なら援助もします。
 国際的な枠組みは積極的に関与し、世界の安定のためにも責任を果たします。
 
 PKOはその一環ですよね。
 PKOの枠組みで銃弾を提供して、もちろん提供された側は感謝すべきところなのでしょうけど、でも韓国はああいう国ですからメチャクチャを言い出しました。
 でも日本の立場からすれば、国際的な取り組みの中での提供ですから、提供しないという選択肢はありません。
 「韓国なんかに提供するからダメなんだ」と言う人もいますが、考えてもみてください。
 PKOの枠組みなのに「相手が韓国だからイヤだ」なんて言うのは、こんなのはガキの所行でしかありません。
 これが世界大国の発言ですか?
 結局ですよ、「韓国なんかに関わるから安倍内閣はダメなんだ」とか言っている人達は、日本を韓国のようなデタラメな国と同等にしようと画策しているぐらいな言動になってしまっているんですよ。
 まんま韓国の手先なワケです。
 
 今回の日本の行動は当たり前の行動です。
 その上で韓国がデタラメしたのですから、日本は被害者です。
 それなのに日本政府を批判するのは、被害者にむち打つ行為です。
 怒るなら韓国に怒りなさいよと言いたいです。
 日本政府を批判するのは筋が違うでしょうと言いたいのです。
 
 目線が中韓で止まっている人がとても多い気がしてなりません。
 中韓をあざ笑い、それに関わるモノ全てを批判すれば、それが国のためになると信じ切っている人が多すぎる気がしてなりません。
 完全に勘違いです。
 安倍内閣の外交は完全にその上を行っています。
 来年には、今度はフランスと2+2を開催するなんてお話も出ているようです。
 日本は世界大国であり「世界外交」を行う立場であるというコトを、日本人自身が理解しなければならないでしょう。
 
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、安部・岸田外交を強く強く応援しています。