「反原発」というモノは選挙の争点としては終わり
では前回の続きです。
今回の東京都都知事選挙の結果と、前回のやえの更新で書きました分析を元に、「反原発」という「争点」について、総括しておきましょう。
もうこれ、選挙の争点としては終わりですね。
そもそも原発問題、特に「反原発という主張に対する是非」の問題は、前回の衆議院選挙、そして参議院選挙でハッキリと決着が付いている問題とすら言え、今回の選挙で争点に据えるコト自体が間違いだと言えるのですが、そこに目をつむったとしても、今回のこれでハッキリしたと言えます。
結果は、反原発派の大惨敗です。
反原発派である宇都宮さんも細川さんも舛添さんの半分にすら及ばず、結果が出なかったという点だけでも十分なのに、なんとこの二人の得票率を合わせたとしても舛添さんには届かないという、惨敗にもほどがある結果でした。
細川さんが手を上げたとき、反原発派で立候補者を一本化すべきだという声もあったようですが、しかしもし一本化していたら、この結果以上に惨敗していたコトでしょう。
なぜなら、一本化しても今回の数字がそのまま足し算されるコトはなく、むしろ減るからです。
だって仮に細川さんに一方化されたら、バックに小泉さんが付いている時点で強固な共産主義者や社会主義者は「自由主義の権化」である小泉さんには絶対に入れないでしょうし、また同じような理由で宇都宮さんが一本化していたとしても「共産主義だけはナシ」と思っている多くの人は忌避感を示すからです。
よって、どちらに一本化してもどちらにも「それだけはない」という層が抜け落ちますから、確実に今回の結果の足し算よりは低くなっていたと考えられます。
このように、反原発派にとっては大惨敗にもほどがある結果なのです。
よってこれは明確に「反原発」というスローガンにはNOという都民と、そして国民の意思が、ハッキリ示されたと言えるでしょう。
衆議院選挙・参議院選挙・都知事選挙と続けば、もういいでしょう。
ハッキリとNOです。
さらに言うなら、NHKの出口調査によると「最も重視した政策は何か」に対しては、「景気・雇用対策」と答えた人が最も多く31%だったと出ています。
「原発などエネルギー政策」は22%だったようですから、ここからしてももはや反原発はNOという都民の姿勢が窺い知れるでしょう。
またその22%の中にも、むしろ「反原発にNO」という意味での「最も重視した政策」の人も含まれるワケですから、ますます「反原発票」というのは少ないと見るのが妥当でしょう。
また宇都宮さんや細川さんに入れた人もその全てが反原発というワケではないでしょう、宇都宮さんに入れた人の中には「共産・社会主義者だから」という理由で入れただけでの人はいるでしょうし、同時に細川さんに入れた人も「小泉ファンだから」という理由で入れた人も少なからずいたハズですから、この二人の得票がそのままイコールで「反原発票」とは言い切れません。
もちろん「反原発という主張の人が皆無」とは言いませんよ。
ある程度の人が国内にいるのは確かです。
都民の10%だけだとしても、絶対数で言えば相当な数になるでしょうから、それなりにはいるとは言えます。
ただ重要なのは、国策になるぐらいまでの大きな数字では無い、というコトなワケです。
ここは弁えなければなりません。
というワケで、「反原発」は国策として支持されるレベルではなくそれを正義に掲げるコトは出来ない、というコトがハッキリした選挙とも言えるでしょう。
つまりいくらデモをして1万人とか集まったとしても、それは所詮少数派が集まっただけに過ぎず見た目だけの数でしか無いというコトであって、デモ自体それそのものに一切の説得力は無いというコトです。
もちろん主義主張を口にするのは自由ですから、もう二度と口にするななんてコトを言うつもりは毛頭ありませんが、それはあくまでも自分だけの主張であって、「国民の支持」を用いて説得力を与えられるモノでは全く無いという事実は受け入れなければなりません。
自らの主張として述べるコトは自由ですが、国民をバックに語るのは、もう不可能です。
逆に言えば、むしろ反原発派な人達は今回の選挙の争点を「反原発だ」と声高らかに叫び、一部マスコミもその尻馬に乗ったのですから、そう言っていた人達こそが今回の結果を正面から受け止めて「国民は反原発にNO」という事実を噛みしめなければならないでしょう。
「反原発」と言った分だけ、実際はそうではなかったという事実を受け止めなければならないのです。
だって「争点」だったのですから、「負けた」以上は、その政策は否定されたとしなければならないですよね。
もし勝っていたとすれば、「これが民意だ」と言っていたのでしょうから、買った負けたは関係なく争点にした時点で「勝ちか負け」による結果を受け止めなければならないのです。
「負けたからアレはナシね」なんてどこのガキですかというお話です。
これはむしろ反原発派の人達が招いたコトなのですから、結果もキチンと受け止めてもらいましょう。
というワケで、もはや「反原発」というモノは選挙の争点としては終わりです。
まぁ立候補者がそれを主張するのは勝手ですが、全候補者が意見表敬をわざわざしなければならなくなるような「争点」として取り上げるほどのコトではないと言えます。
まぁエネルギー政策という面においては資源の少ない日本においてはいつも考えるべき問題ですから、そういう面ではアリなんでしょうけど、少なくともイエスかノーかを突きつけられるかのような「反原発か否か」という風潮はもう終わりにしなければなりません。
そんな風潮での選挙なんて、大部分の国民は望んでいないのですから。
ディスカッション
コメント一覧
そもそもさん
おはろーございます。
あ、それはそうですね。
ごめんなさい、気がつきませんでした(笑)
じゃあもうちょっと論点を整理しますとですね、つまり今回の「批判の矛先」はどこなのか、という点が重要視されるコトになるんだと思います。
すなわち、「あの日の総理大臣としての国会答弁が悪かった」という批判なのか、それとも「総理大臣が一人で解釈を考えて正式発表してしまうのはダメだ」という批判なのか、というコトです。
後者の場合は批判と言うよりは提言というか主張と言った方が近いかもしれません。
で、今回のここでのシンさんの議論においては、前者の場合は意見が分かれており、お互いにそれぞれ論拠も出されており、あとは第三者がどう感じるのかという段階にきているのだと思います。
残念ですが、そもそもさんとシンさんの議論はもう終わりっぽいですが。
後者の場合は、そもそもさんもシンさんも、「それはまずい」という意見で一致しているのではないかと推察します。
よってこれは、どちらかと言えば安倍さんだからという問題ではなく、広く総理大臣の職責という問題でもあるワケですから、今後ともその日の国会答弁に限らずそのような主張展開をされるのが適当かと思います。
もっと言ってしまえば、後者を主眼として主張するのであれば、前者の問題というのは取るに足りない問題とも言えるかもしれません。
もちろん安倍さんの考え方が「総理一人で決められるんだ」と思っているのであれば、それは後者はまずいと思う人からは強く危惧される事態ですから、安倍さんがどう考えているのかというのは重要な問題であるのは否定しないところです。
ただやっぱり安倍さんの真意というのは、というか人の真意というのは、それを計る行為は大変難しいですから、少なくとも今回のやえはそれをどう考えるかというのは控えさせて頂きますし、幸いなコトに今日現在では「総理一人での発表」はされていませんので、引き続き「総理一人での発表はダメだ」という論陣を張るのがよろしいかと思います。
またこの辺は今後の国会審議の期待、というところなのかもしれません。
参考ですが、昨日あまおちさんがこんなツイートをしていました。
昨日も憲法解釈問題を予算委員会で審議してたみたいですよ。
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しかし議会が「閣議決定の内容を、決定前に国会に示して審議させろ」と言ってしまうのは、それは越権行為だろ。行政府が自発的にやるならともかく、立法府の方から言ったらいかんだろ。民主党の岡田はちょっと自重しろ。
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この民主党の岡田の要求って、「憲法解釈は選挙で決める」(安倍さんがそう言ったかどうかはともかく)という見識よりも数十倍まずい発言のはずなんだよな。マスコミはどうせそういう指摘しないだろうけど。
>シン
あら、また終了してしまうの?
見ないかもしれないが、これリアルで議論してみたら?政治ネタで議論できる相手とさ。相手に俺の立場になってもらって。まぁやるやらないはご自由に。
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やえたん
[見てれば解る」って、見てて理解してないってわかったら?
批判するのはそれだと遅いのでは?だってもうやっちゃった後でしょ?
実際に国会の模様をご覧になり、その上で『安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と言っている』、『総理は三権分立が分かってない』と仰るのでしたら私からはこれ以上何も言うことはございません。長々とお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
そもそもさん
ごめんなさい、ちょっと違います。
やえは、他の自民党議員さんの発言が正しいか正しくないかというのはこの際全く問題にしていなくてですね、そうではなくて、やえが言っているのは、いくら他の議員さん達がなんと言おうとも、それを論拠に「安倍さんの真意」を証明するコトは出来ない、というコトを申し上げているのです。
仮に自民党議員さんの発言が100%正確で正しかったとしても、逆に全てが間違っていたとしても、それが安倍さんの真意かどうかは分からない、というコトを言っているワケです。
他の自民党議員さんと安倍さんとは一心同体でもなんでもなく、内閣の一員ですらなく、むしろ安倍さん総理大臣という立場での答弁である以上、行政府(安倍さん)と立法府(村上議員など)という組織と立場すら違う位置からの発言ですから、いくら与党とは言え自民党の議員さんの発言を集めても、仮にそれを100人集めたとしても、それでは一切「安倍さんの真意」は計れない、というお話をさせていただいたのです。
繰り返しになりますが、委員会の動画についてのやえの主観については述べてないのと同じように、自民党議員さん達の発言に対するやえの主観も述べていません。
やえの前回の「これらの方々もマスコミのミスリードにだまされている可能性」という文言は、あくまで可能性の話であって、この例えでやえが言いたいのは「どうやっても他人の発言では安倍さんの真意の100%を得るコトはできないのだから、1番のお話は論拠にはならないでしょう」というコトです。
ごめんなさい、もしかしたらちょっと書き方がまずかったかもしれません。
やえたん
マスコミがミスリードって、各社が共同してやってるって?
非常に低いだろうねその確率は。無視していいレベルだと思うよ。
シン氏はこう書いてるんだよね。
>再度書くけど、やっぱり国会見てないよね。
と。で、見てないと断定してると思ったのよね。
これが
>「見たの?」という確認に近い
のならば、日本語のニュアンスに大幅な差異があると思わざるを得ないな。
経緯を書くと、発言内容新聞で読んで、本当かいなと思って見た。シン氏に紹介される前にね。
そしたらほんとに言ってて驚いた。
それとさ、
>失礼ながら今一度日本語の学習をなさった方が宜しいかと存じます。
?>私は無学ゆえに日本語以外を解さないものですから、申し訳ございませんが、これ以上の意思疎通は不可能と判断させていただきます。
ここまで言っておきながら「議論続けます」ってのは、シン氏として、この発言は間違いだったと認めるってことで良い?
俺の主張については、少なくともやえたんは理解してるようだが。シン氏は理解できてないの?
そらさん
>お二人の議論の邪魔(終わったのかもしれまんか)をしちゃいそうな気もしますので控えます。
あちらとこちらは独立しているので邪魔とかまったく感じないです。
総理がいつ独自の解釈を述べられたのか気になりますし、どうぞ気にせずお書きください。
やえちゃん
>安倍さんがどう思って、なんと答弁したのかはともかく、日本の政治制度においては、憲法解釈は選挙で決められるモノではないというコトについては意見が一致しているように見受けられます。
>安倍さんの中にある真意というモノは、それは今後の行動を見れば分かるんじゃないでしょうか。
そうですね。その通りです。
もともと今回は「総理は3権分立を理解できてないようだよ。」という書き込みに対して、「そんなのあり得ないだろ、常識的に考えて」というところから始まったものでした。総理が本当に分かっていないなら、その後の言動によって分かるはずですしね。(菅直人じゃあるまいし……)
> なんかお二人のおかげでちょっと色々書きたくなってきましたので、宏池会の連載が終わりましたら、国家の仕組み-立法・行政・司法-というお話でも書いてみましょうかね。
更新ネタのきっかけになったのなら何よりです!!
実際、今回「三権分立」「それぞれが監視している」と知ってはいても、じゃあ実際の手続はどうなっているのかはあまりよく分かっていなかったのだなと実感しました。「裁判所っていつどうやって憲法解釈してるんだっけ」「違憲立法審査ってなんだっけ」と調べて、中学生の時の知識を発掘することになりましたし、なかなか疎いところであります。
そもそもさん
では、やえちゃんのアドバイスに従って、1番は無視しましょう。
>明確に「その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ」といってるよね。
文章が抜けています。正確には「政府の答弁に対しても私が責任をもって、その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ」ですね。
審判を受けるのは「政府の答弁に対して」と読めますが、「憲法解釈」とは読めません。
繰り返しますが、どこをどう読めば「憲法解釈」についての国民から審判を受けると解釈できるのでしょうか。解説をお願いします。
>俺が国会中継見てないって何を持って判断したの?
書き込みの意図としては判断したというよりも「見たの?」という確認に近いのですが、そうですね、そのように推測したのは、映像を見れば安倍総理の真意がすぐに分かるのに、分からないということは見ていないのだろうと考えたからです。
総理の答弁の書き起こしはしましたが、口語の文章はそのまま読んでも意味が掴みづらいところもありますし、その発言に至るまでの流れや「なぜ法制局ばかりに答弁を求めるの?」という空気を感じれば分かるだろうと。
あとは貴方が言及しているところは新聞記事や僕が書き起こしたところだけだったりなど微妙に足りていない感があり、まぁ、言ってみれば書き込み全体の総合的な雰囲気、あとは明確に「見た」と書いていないところも判断ポイントかな。
実際に見て「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と思えたのなら「そうですか」と言うしかありません。残念ながら僕には実際の映像以上に説明する文章力はありませんからね。
で、実際の話、見たのですか?
>3:議論は終了じゃなかったの?
そうですね。続けるつもりはありませんでしたけど、やえちゃんがわざわざ整理してくれたのです。
これを無視するのはちょっと出来かねます。
自分も後からやえさんの書込みを読んで、確かに論点がズレいたのかもと思いました。
シンさんの返信の反論もしようと思えば出来るんですけれど、お二人の議論の邪魔(終わったのかもしれまんか)をしちゃいそうな気もしますので控えます。勿論、反論できない言い訳と受け取ってもらっても結構です。
前回のレスでも申し上げましたように、今回はやえの主観主張を書く目的ではなく、あくまでお二人の現在の主張を整理するためのコメントでしたので、誰がズラしたとかという、主観がどうしても入るような事柄は、前回も、そして今回も申し上げるつもりはありません。
実際問題、手前味噌にはなりますが、これで論点整理できたのではないのでしょうか。
結局2番のところになるんじゃないですか?
申し訳ないんですが、1番はこの際関係ない話題だと前回指摘した通りで、とりあえず今回は安倍総理の主張についての議論ですから、村上誠一郎元行革担当相、野田毅税調会長、船田元憲法改正推進本部長がどう言っているのか、というのは主題としてはあまり関係が無いかと思われます。
また、論拠としての使い方でこれを挙げたのであれば、それは「これらの方々もマスコミのミスリードにだまされている可能性」も考慮すべきかとは思います。
ですから、完全に密室会議での発言の真意を問うのでしたら第三者の証言も有効な証明の手立てにはなるかもしれませんが、今回はそうではないのですから、むしろその場にいなかった議員さんが第三者の情報で発言している可能性があるワケですから、いまこの「安部総理がどう思っているのか」という主題を議論するためには、この1番は不要かと思われます。
まぁこれ以上言うとまた論点がズレそうですし、やえの主観も入ってきそうですし、今回は2番だけで十分かと思いますので、このお話はここでやめましょう。
結局、そもそもさんは、国会の実際の動画を見た上で、安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と言っていると、そう主張されていると、整理した上で分かりやすく解釈するコトが出来ました。。
またシンさんは、実際安倍総理は、憲法解釈の部分においては選挙の話は話題に入れてはなく、あくまで選挙の部分は国会答弁だけに限った答弁だった、という主張だったと、やはり整理した上でのいただいたレスによって分かりやすく解釈するコトが出来ました。。
おそらくこれ以上は、実際どう思うかは見る人によってそれぞれが解釈してください、というところになるんじゃないでしょうか。
ただこう整理すると、ひとつ見えてくるモノがあります。
すなわち、そもそもさんもシンさんも、「憲法解釈の最終判断は選挙によって決められるモノではない」というコトです。
ここはどちらもその通りだと思っているのではないでしょうか。
安倍さんがどう思って、なんと答弁したのかはともかく、日本の政治制度においては、憲法解釈は選挙で決められるモノではないというコトについては意見が一致しているように見受けられます。
違うのでしたらご指摘いただければと思います。
やえの解釈は述べないにしても、どちらにしても安倍さんの真意は安倍さんにしか分からないでしょう。
国会答弁は国会答弁ですから、表現の悪い言い方をすればそれは非難されて仕方ないですが、ただそれをもって安倍さんの心の中の本音だと断言する証拠にはならないワケです。
繰り返しますが国会答弁は国会答弁ですから、それは法律に近い性質を持ち、時に公的な存在の行動を縛る力すらありますから、完全に誤解されたのであれば、それを訂正する必要もあろうかと思います。
ただ、安倍さんの中にある真意というモノは、それは今後の行動を見れば分かるんじゃないでしょうか。
つまり乱暴に言えばですね、安倍さんが「選挙だけで解釈を変えられる」と本心から思っているのであれば、本当に自分だけで解釈をして発表するコトでしょう。
しかしそうでないのであれば、様々な会議を持ったり、もちろん法制局とも打ち合わせをしたりして、「それなりの手順」を践んで発表されるでしょう。
この辺の手続き論を見ておけば、安倍さんの本意は分かるでしょうし、そしてそれが政治的に正しい手順かどうかも同時に分かりますよね。
なんかお二人のおかげでちょっと色々書きたくなってきましたので、宏池会の連載が終わりましたら、国家の仕組み-立法・行政・司法-というお話でも書いてみましょうかね。
議論をずらしてきたのはシン氏の方なんだがな。
そこは指摘しないんだね。
1:村上誠一郎元行革担当相、野田毅税調会長、船田元憲法改正推進本部長が、記事にある旨の発言をしていないという証拠はあったの?
2:俺が国会中継見てないって何を持って判断したの?明確に「その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ」といってるよね。
3:議論は終了じゃなかったの?
議論をする前に、以上の点に答えて欲しいね。
正直、議論する内容以前の問題だ。
そらさん
僕の本意は、先の文章の通りで、憲法解釈うんぬんのことはまったく論点としていないのですが、せっかくお返事を頂いたので。
>自分が疑問に感じるのは、総理が内閣法制局の部署の解釈を活用しないで総理の解釈で答弁したのではないのかということです
>内閣法制局は確かに責任者でなく内閣の一部署ではありますが、専門家のチェックの過程を省いて総理の独自の解釈を述べるのは、テストをしていないプログラム(ソフト)を提出するのと変わらず無責任な行為ではないですか。
いつ総理が独自の解釈を述べられたのでしょうか。例示していただけませんか?
先の国会の議論においても、安倍総理は「自衛隊が撃ち落とす能力を持っていたとしてもアメリカ行のミサイルだからと見逃していいんでしょうかという考えての元、安保法制懇を作って議論を進めている最中であって、最終的な政府の見解は出していないです」と述べられております。
今回の件で総理が専門家のチェックの過程を省いて総理の独自の解釈を述べたのはいつなのでしょうか。ご指摘ください。
やえちゃん
議論の整理ありがとうございます。
僕の主張はやえちゃんの認識通りです。
> 「内閣法制局長よりも内閣総理大臣の方が上なんだから、答弁者としては、内閣の最終責任者である総理大臣が答えるのが一番適切だ」
> 「国会答弁での責任者は誰か」という内容であって、これは一般論でしかなく、憲法解釈が選挙の判断を受けるとかというお話ではない
そして、安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」とは言っていないと実際の国会の模様を見て判断しました。該当部分を書き起こしましたけれど、そのようには受け取れません。
安倍総理:
『先ほど以来、内閣法制局長官の答弁を求めてますが、(内閣の)最高の責任者は私です。私が責任者であって、政府の答弁に対しても私が責任をもって、その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。審判を受けるのは法制局長官ではないんです。私なんですよ』
なお、一部報道において「安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と言った」という記事(*1)がありましたが、これは記者の無理解によるものと考えられます。そのため繰り返し「国会を見てください」と書いた次第です。
いや、そうではない、安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と言ってるというのであれば、予算委員会のどの部分を見てそう判断したのかご指摘くださいませ。
(*1)例:
– 首相、立憲主義を否定 解釈改憲「最高責任者は私」東京新聞 2014年2月13日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021302000135.html
訂正します
☓
「自分が疑問に感じるのは、総理が内閣法制局の専門機関の解釈を活用した上で総理自身が答弁したことです。」
◯
「自分が疑問に感じるのは、総理が内閣法制局の部署の解釈を活用しないで総理の解釈で答弁したのではないのかということです。」
シンさんへ
自分が疑問に感じるのは、総理が内閣法制局の専門機関の解釈を活用した上で総理自身が答弁したことです。
内閣法制局は確かに責任者でなく内閣の一部署ではありますが、専門家のチェックの過程を省いて総理の独自の解釈を述べるのは、テストをしていないプログラム(ソフト)を提出するのと変わらず無責任な行為ではないですか。
強引に事を進めればシンさんの書いている事も間違いではありませんんが、法律ならまだしも憲法の解釈でそれはまずいです。
内閣の責任者は総理大臣ではありますが、”憲法は権力を縛る”ものという考え方もあり、それは内閣での総理の権限にも適応され内閣法制局を事実上の法の番人にあてられるという考えに自分も支持しますね。
なぜかと言えば、総理に憲法を解釈できる保証はなく、解釈を保証できる部署が内閣法制局しか無いことが理由に出来ます。
自分の今の理解では総理の発言は内閣だけの話だとしても問題があり、誤解を与えるものだと考えます。
おそらく、納得されないと思いますが、シンさんの考えにでは総理の権限と憲法の規則で矛盾が出てきますね。憲法の効力よりも総理の権力に比重が傾きます(内閣での話です)。
この件で対応する内閣のチェック体制自体に問題があるとも思いますか。
この問題は考えるのは大変ですけど、面白くはありますね。
興味深く議論を拝見していたのですが、ちょっと論点がズレてきているような気がするので、ごめんなさい、横レスさせていただきます。
ただ今回のレスは、やえの考えを表明するレスではありません。
あくまで論点のズレを修正したいなと思っただけですので、議論の中身に入ろうとは思っていません。
それを踏まえて聞いていただければと思います。
シンさんは繰り返し
「内閣法制局長よりも内閣総理大臣の方が上なんだから、答弁者としては、内閣の最終責任者である総理大臣が答えるのが一番適切だ」
と安倍総理がおっしゃっていると主張している、ように見受けられます。
そしてその主張は正しいと。
仮のお話として、「もし内閣法制局長が内閣として間違った答弁をしてしまっても、法制局長は選挙を受ける身ではないので国民の審判を受けられない、しかし自分(安倍総理)の場合は、仮に間違った答弁をしても国民からの審判を受けるからこそ内閣の最終責任者なんだ」、と安倍総理は委員会の中でおっしゃっているという趣旨ですね。
さっきも言いましたように、やえの判断は今回のレスでは含みませんので、予算委員会の動画を見た上で安倍総理が本当は何をいっているのかをやえがどう判断するのかというのは書きませんが、少なくともシンさんは安倍総理がそう言っていると、シンさんは動画を見た上でこう解釈して、そしてここでこのように主張されていると、やえは読み取っています。
で、ここの安倍総理の答弁(とシンさんが主張している)においては、あくまで「国会答弁での責任者は誰か」という内容であって、これは一般論でしかなく、憲法解釈が選挙の判断を受けるとかというお話ではない、と、これもシンさんの主張からやえは読み取っています。
ごめんなさい、主語がややこしくて。
しかし一方、そもそもさんは、ここの部分として主張が違っているとおっしゃっているんですね。
すなわちそもそもさんは、安倍総理はこう主張していると言っているんだ言っているのでしょう。
安倍総理「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」
その論拠として、様々な記事や、自民党総務会での自民党議員さんの記事を引用されているんだと思います。
それらの記事を参考にするなら、安倍総理は「憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる」と委員会で主張したんだと、そう言っているんだろうとやえは読み取っているワケです。
一番のズレは、主語です。
多分一番最初はシンさんもそもそもさんも「安倍総理」が主語だったと思うんですが、ですからこの際においては、他の議員さんの見識は、記事の引用では出てきても、論点としては出てこないハズです。
他の議員さんや記者さんの三権分立や憲法解釈などの見解は、この際関係ないでしょう。
もちろん国会議員としてどうなんだっていう議論に発展するコトは可能だと思いますし、それを阻害するつもりは一切ありませんが、ただその議論は、まずは安倍さんの見識についての議論が決着した後にすべきではないでしょうか。
でなければ、どんどん議論があさっての方向に行ってしまいかねません。
もちろん議論を続ける続けないはお二人にお任せしますが、よってこれから議論を続けるのであれば、まずは「選挙結果にゆだねる」と言っているのはどの部分なのか、「一般論のお話として国会答弁者としての最終責任者」のコトなのか、それとも「憲法解釈判断」なのか、です。
つまり安倍さんは予算委員会では実際に何を言ったのか、です。
お二人の議論は、ここの解釈の違いをまず埋める議論をされるのが適切かと思います。
横レス失礼しました。
他の記事でも同様に書かれているけどねぇ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140213/plc14021319580018-n2.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021302000135.html
http://irorio.jp/kawasemi_tubasa/20140215/112956/
みんながみんな記事を捏造してるとも思えないけどね。
一社だけならともかく、複数が同じこと書いてるからねぇ
この記事が本当だとしたら批判してる国会議員も書いてる記者もみんな3権分立を理解してないというわけだね?
>シン
これが勝利宣言てやつか?自分で「無学ゆえ」っていってるってことは、自分が間違ってる可能性を認めてるってことでいいのかな?
らちが明かないから、下記ニュースについて反論するソースを提示してくれ。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw949699?news_ref=w_hrank_pol
>総務会で村上誠一郎元行革担当相は「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」と非難。村上氏の主張を、野田毅党税調会長が「正面から受け止めるべきだ」と支持し、船田元・憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」と指摘した。
—————————————
議員がこんなこと言ってないなら抗議が入るはずだしね。自民党の国会議員が実名で総理批判してるわけだからさ。
ついでにいうと、批判している彼らも日本語を理解してないというのだね?
>解釈することが総理の仕事とも思えない
>そこまでの手続きを経ての発言とも思えない
思う、思うばかりですね。事実を確かめようとはしないのでしょうか。
あなたの書き込みからはこれまでの経緯を読んでいらっしゃらないことが丸分かりです。何せ、すぐ上の書き込みに答えが出典付きで書いてあるのに「解釈することが総理の仕事とも思えない」などと書き込まれるのですから。
日本語が不得手とのことですが「読めない」のではなく「面倒なので読まない」のではありませんか?
本件については繰り返しになりますが、内閣法制局の役割をご理解いただき、実際の質疑の模様を見ていただければと存じます。
内閣法制局についてのやえちゃんの説明:
– 憲法解釈の最終判断は司法府
http://www.amaochi.com/blog/2013/08/301394.html
実際の質疑:
2014年2月12日 (水) 予算委員会 大串博志(民主党・無所属クラブ)の質疑
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=43490&media_type=fp
ポイント:
・内閣法制局は内閣の一部署
・つまり内閣法制局長官の上司は総理
・部下の責任を取るのは上司
・長官は答弁を求められたが、一般論ではなく具体論で答えよと求められたため答えられなかった
・そのため責任者である総理が「私が回答すると言ってるのに、なぜ長官にばかり答弁を求めるのだ。私が責任者なのだから私が回答します」と答えた
匿名 14-02-18 (火) 1:23 は私です。
ああ、忘れちゃうな。
PS
安部総理の答弁に内閣法制局の法律上の専門的知見を活用しているのかが疑問であります。
シンさんへ
つまり安部総理は内閣法制局の法律上の専門的知見などを活用して答弁したと言うことですか?
そこまでの手続きを経ての発言とも思えないだけどな。
あと最後、内閣が行うって手順を踏んでの話だと思うんだけど、総理が手順を省いたら問題が出るんじゃないかな。
> 安部総理が憲法解釈できる深い知識を持っている保証も解釈することが総理の仕事とも思えない
(再掲)
内閣官房長官記者会見 平成25年8月21日(水)午後より
憲法解釈というのは具体的に提起される事件について、最高裁の判例を通じて、最終的に確定するものではありますけれども、最高裁の判例による確定があるまでの間に、政府として憲法解釈を行う必要がある場合は、内閣を補佐する機関である内閣法制局の法律上の専門的知見などを活用しながら第一義的には内閣が行う
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201308/21_p.html
安部総理が憲法解釈できる深い知識を持っている保証も解釈することが総理の仕事とも思えないし、そもそもさんに同意かな。
内閣の責任どうこうは関係無いような。
内閣法制局長官が言っていたというならわかりますか。
日本語(論理力かな)が苦手なせいがシンさんの書いている事は、わからんです。
>憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねる
繰り返しになりますが、安倍総理は「内閣の責任は総理にあり、選挙で国民から審判を受ける」と発言されておりますが、そのようなことは一言も発言されておりません。失礼ながら今一度日本語の学習をなさった方が宜しいかと存じます。
私は無学ゆえに日本語以外を解さないものですから、申し訳ございませんが、これ以上の意思疎通は不可能と判断させていただきます。
今回の話は集団的自衛権という憲法に関する話。
個別の政策における話じゃない。
—————————————————————
個別の政策だったら
>その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。」
で良い。行政の範囲の中での問題だから。
でも今回のは、再度書くが憲法解釈の話。司法が絡む話。
———————————————————————-
>憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねるってことになる。
がわからない?
集団的自衛権を行使する!!と総理が言って、たとえばアメリカの軍隊が出動している紛争地帯に自衛隊を派遣したとしよう。
その後の衆院選で、自民党が選挙で勝って与党になったら
「国民の審判を受けたうえで我々は勝った。我々のやっていることはOKということだ」ということになる。
[そのうえで国民の審判を受ける]ってのはそういうことだ。
司法なんて言葉がどこに出てくる?????
>その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。」
>
>って、明確に言ってるじゃないか。
>それが
>憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねるってことになる。
>それは解るよね。
解りかねます。
どうやら未だに内閣法制局が内閣の一部署であることがご理解いただけていないようです。その点を今一度ご確認になり再読願います。
>記者が3権分立を理解してない???どこを見てそう言ってるの?
既に説明済みですが、こちらもご理解いただけていないようです。
私の説明に至らないところがあったことも要因の一つであるかと存じますが、ただ同じことを繰り返すだけの書き込みではなく、ご不明な点を具体的に記載いただけませんと、こちらとしても的確な対応が出来かねます。
なお、本件につきましては「安倍総理は三権分立を正しく理解されている」ということが前提でのお話であることを改めて申し伝えさせていただきます。
その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。」
って、明確に言ってるじゃないか。
それが
憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねるってことになる。
それは解るよね。
記者が3権分立を理解してない???どこを見てそう言ってるの?
(補足) 裁判所の審判にゆだねるという状況について:
ご存じのように最終的な憲法解釈は裁判所が下しますが、それは個別具体的な訴訟事件の審理を通じてです。
違憲立法審査権ですね。
ただし、それが確定するまでの間は、その解釈は法律をもって実際に政務を執り行う機関である『行政』、すなわち内閣が行います。
そのため今回のやり取りにおいては司法が出てくる余地はないですね。
参考:
内閣官房長官記者会見 平成25年8月21日(水)午後
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201308/21_p.html
(8分以降)
憲法解釈というのは具体的に提起される事件について、最高裁の判例を通じて、最終的に確定するものではありますけれども、最高裁の判例による確定があるまでの間に、政府として憲法解釈を行う必要がある場合は、内閣を補佐する機関である内閣法制局の法律上の専門的知見などを活用しながら第一義的には内閣が行う
> 憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねるなんて司法無視もいいとこ
そうですよ。それは正しいですよ。
でも総理はそんなこと言ってないんですよ。
大串議員が内閣法制局の発言を繰り返し求めるので、責任者である総理が回答したというだけです。内閣のお話です。
再度書くけど、やっぱり国会見てないよね。
>シン
探してみたが、残念ながら原本は確認できなかった。
で、「意図的に意思に合うようにトリミング」ってのはどういう根拠?
一応、実名入りで書いてるわけであまりに意思に反することを書くなら抗議されるだけだろ
—————————————————————————
さて、こちらが問題にしてるのは
『先ほど以来、内閣法制局長官の答弁を求められておりますが、(内閣の)最高の責任者は私です。私が責任者であって、政府の答弁に対しても私が責任をもって、その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。」
どこで「裁判所の審判にゆだねる」って言ってる?ってことなんだが。
現場か社長かなんて細かい話じゃない。
再度書くが、憲法解釈の最終判断は選挙結果にゆだねるなんて司法無視もいいとこだってのは解るよね。
>> 記者の解釈がどこに入ってるんだ???
> 事実の意図的なトリミングを行うことで都合良く記者本人の解釈に誘導しているわけですよ。
「意図的なトリミング」というと「悪意をもって」という意味になるから、説明が悪い気がしてきた。
三権分立、そして内閣法制局の役割をきちんと知っていたら、総理の発言は問題ないと分かるはずです。しかしながら上記の記事ではそのようになっていないので、この記事を書いた記者は三権分立と法制局の役割を正しく認識していないと考えられるのです。
「事実」の認識の誤った記者が、自民党の総務会の模様をまとめたり、村上議員の発言を聞いたとしても、その真意を理解できない可能性が高いです。だから一次ソースがないと何とも言えないね、ということです。
記者はロボットではなく人間であり主観があり客観的「事実」を必ずしも記述しているわけではないことに注意してください。
繰り返しになりますが、特に最近の新聞はレベルが低いので、ちゃんと一次ソースにあたらないと痛い目みます。
> 記者の解釈がどこに入ってるんだ???
事実の意図的なトリミングを行うことで都合良く記者本人の解釈に誘導しているわけですよ。
そういった記事ですので、総務会の模様もその発言だけで何とも言えませんね。全体の流れをみないと。
そういった動画なり音声がありましたら紹介してください。確認します。
なお、きちんと国会での総理の発言の経緯を見れば問題ないと分かるはずですけどね。
ところで貴方は自身の目で国会での総理の発言を確認しました? 確認できるようにリンクを貼っておいたのはそのためですよ。
大串議員「内閣法制局長官の答弁を求めます。集団的自衛権についての解釈について」
法制局長官「一般論では――」
大串議員「一般論じゃんダメ。集団的自衛権という具体論でお願いします」
安倍総理「内閣の責任者は自分だから、自分が答弁するよ」
大串議員「いや、内閣法制局長官です。内閣法制局長官をお願いします。内閣法制局長官じゃないとダメです。内閣法制局長官内閣法制局長官」
安倍総理「内閣の最高責任者は自分だからね。政府の答弁に対しても私が責任をもって答弁します」
一般的にたとえれば何か不備があった際、そのクレームとして「現場の担当者じゃダメだ、責任者を出せ!」というのは正しいですよね。
でも大串議員がやってることは、社長が出てきているのに「現場の担当者を出せ! 現場に言わせろ」と言ってるのに等しいのですよ。現場はそんな責任取れませよ。だから社長が「責任者は私なので、私が回答します」と言うのは当たり前。
あと見ると分かるけど、大串議員はウザい(結論)
>シン
こちらのリンク先の記者はただ自民党議員の意見を書いただけだが???
記者の解釈がどこに入ってるんだ???
こちらのリンク先の記事内容読んだかい?
あなたの言う通りなら理解してないのは自民の国会議員ということになるんだがな
>総務会で村上誠一郎元行革担当相は「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」と非難。村上氏の主張を、野田毅党税調会長が「正面から受け止めるべきだ」と支持し、船田元・憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」と指摘した。
——————————————————————————————-
やえたんの過去記事リンク先読んでみたが、
>最終的な憲法判断は当然として裁判所の権限であり、これは三権分立のシステムであって、誰かが独裁できるシロモノではないのです。
と書いてあるね。その通りだと思うわ。
なら総理は「集団的自衛権の最終判断は裁判所にゆだねる」と言わなきゃいけなかったわけだね。3権分立からね。
最終判断は選挙結果にゆだねるなんて司法無視もいいとこだってのは解るよね。
ひとつ前の記事で、細川や宇都宮の票が伸びなかったのは「弾が悪かった」って感じに書いてるのに
こっちは、政策内容として負けたんだから終わりって、論理が飛躍しすぎ
なら舛添が脱原発で戦っていたら負けてたということになるが?
>総理は3権分立を理解できてないようだよ。
最近の新聞はレベルが低いから、ちゃんと一次ソースにあたらないと痛い目みるよ。
2014年2月12日 (水) 予算委員会 大串博志(民主党・無所属クラブ)の質疑にて
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=43490&media_type=fp
議論の経緯:
集団的自衛権について。
他国(例えばアメリカ)に対してミサイルが発射された場合、自衛隊のイージス艦がそのミサイルを撃ち落とす能力があるにも関わらず、これを見過ごすということで良いのか。これまでの集団的自衛権の解釈だと見過ごすということになる。しかし果たしてそれでいいのか。現在の国際情勢では自分だけで自分の国を守ることはできないと考えているため、ではどうするのか、そのことを議論するために安保法制懇はある。そもそも今までの延長線で良いなら、そもそも安保法制懇は必要ない。
安倍総理:該当発言箇所は開始から45分ぐらいから
『先ほど以来、内閣法制局長官の答弁を求められておりますが、(内閣の)最高の責任者は私です。私が責任者であって、政府の答弁に対しても私が責任をもって、その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんですよ。審判を受けるのは内閣法制局長官ではないんです。私なんですよ』
総理が三権分立を理解していない? していないの記者だと思うのですが。
内閣法制局は内閣の一部署なのだから、最高責任者が総理であるのは当たり前。
ちなみに法制局についての解説は、やえちゃんが以前しているのでご紹介。
– 憲法解釈の最終判断は司法府
http://www.amaochi.com/blog/2013/08/301394.html
↑
なら改めて言うことでもない。
↑
12年の衆議院選と13年の参議院選で脱原発派は殆ど壊滅だったじゃないですか
この時点ですでに脱原発は選挙の争点でもなんでもない事を証明しています
今回の都知事選挙はそれを改めて証明する結果になったで結論は去年の時点でわかっているんですよ
ちなみにこれはこの本文中でもちゃんと書かれているから勿論わかって書いているんでしょうけど
まさかタイトルだけみてコメントしているなんて事があるわけないでしょうし
なんで都知事選だけで「争点として終わり」と言えてしまうのかが分からないんだけどね。
知事選は地方選挙でしょ。総選挙やったならわかるけど。
なんで言えてしまうのかその論拠を示してほしいね。
別ネタだけど
http://news.nicovideo.jp/watch/nw949699?news_ref=w_hrank_pol
総理は3権分立を理解できてないようだよ。
しっかり批判しといてね。
投票率が低かったことを批判とかしないのね
自分の理想の結果だったからだろうけど
国民の責任とか言ってる割りにはその責任を放棄してる国民を批判しないのだね
ひどいダブスタぶりだ
2014年02月13日
買わないと言っている人は無視し、買ってくれる人においしさをアピールしよう>福島県産http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00010007-minyu-l07
Yahoo:「福島県産品「買わない」30% 首都圏消費者の意識調査」
県商工会連合会は12日、昨年12月に首都圏の一般消費者を対象に行った県産食品などに対する意識調査の結果を発表した。県産品を「買わない」と答えた消費者は30.2%で、前回調査(2012年9月)の30.4%と比べほぼ同水準だった。首都圏の消費者の県産品に対する意識はこの1年間でほとんど変化がなく、本県への風評が根強いことを裏付けた。
同連合会は「本県の風評被害はあまり改善していない」と分析し、風評被害の払拭(ふっしょく)に向けたPR活動やイベントを実施する考え。
「買わない」(加工品を含む)「買う機会がない」と答えた消費者は合わせて52%で前回に比べ0.8ポイント上昇したのに対し、「買う」と答えた人は11.8%と、前回より2.6ポイント低下した。
調査には、20~80歳までの首都圏に住む男女500人がインターネットで回答した。
一方、同連合会が昨年開いた「福島の美味しいもの食のフェア」の来場者に聞いた県産品に対する安心度については「とても安心」「安心」「やや安心」と答えた割合が会津会場で71・5%だったの対し、郡山会場では58・6%と低下した。同連合会は会津地方と中通りで、食品に対する安心感に差があるとみている。
科学的な根拠よりもオカルト的なことを信じちゃうような放射脳には何を言っても無駄です
むしろ買いたいと言っている人たちに対して、おいしさとかそういう福島県産の良さをアピールしていくようにしたらいいと思います
せっかく買う人には、こういううまさがあるとか、こういう良さがあるとか、そろそろ目先を変えたアピール方法を打ち出していったら良いんじゃないでしょうか?
冗談抜きで今の福島県産は他の県の産物よりも安全性は高いです
今何かトラブルを出したらおそらくそう簡単には立ち直れないくらいダメージを受けるとご存じだから、必死になって良い物を生み出し、送り出そうとされているのですから間違いのない品だと自分は考えているので躊躇無く買えますよ
それから風評被害を振りまいている人たちに対しては厳重な抗議をすべきではないでしょうか?
汚染源の大元を絶つことが出来れば状況は変わっていくと思います
法的な措置も辞さないくらいの覚悟を福島県は持つべきではないでしょうか?
明確な根拠があってダメと言っているならともかく感情的なもの、オカルト的なもので風評をまき散らしているのは嫌がらせでしか無く、訴えても良いと思います
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00010007-minyu-l07
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「国内マスコミガー」とか「脱原発を争点として取り上げまいとする何らかの力がー」とか落選後の会見でも言っていたんで、今後も続けていくんじゃないですかねー。
それこそ勝てるまで。
原発論争にも色々ありまして、
極左 今すぐに原発ゼロを目指すべき
左派 今すぐは無理でも段階的に原爆を減らしていくべき
穏健 原発反対だけど代替えエネルギーが無いから原発容認する
保守 現時点で代替えエネルギーが無いから原発再稼働をするべき
右派 原発は現時点でも十分安全だから今すぐ稼働するべき
極右 エネルギー対策の為に原発はこれからも作るべき
・・・のだいたい6つぐらいに分類することができるんですよ
そして現在脱原発派の主流派は完全に極左の意見しか認めない雰囲気があります
それじゃ一般層もドン引きするでしょうし、現実論を唱えてる政府に負けますよ
せめて左派ぐらいの考えになってくれれば議論がしやすいんですけどね(ちなみに自分は穏健と保守に近いです)
反原発の方々はそもそも廃棄物の処分場の事を考えてないんですよね、どこに作るんだと。
それを語らせたら多分内ゲバで分裂するんだろうなぁ、自分の近くだけは嫌だって言い出して。
現実に動いている分の原発の後始末をどうするんだという点と
最低でもコストが同等程度の代替エネルギーを提案してからはじめて原発をやめろと言えるはずなんですが。
対案も出さずに文句だけつけて現実をみないというのは困ったものです。
マスゴミ中心に煽られただけの宗教みたいなものだから理論的であるわけがないんですけどね。
原発が動いてないせいで今日も1日100億円の税金の貿易赤字を積み立てて、原発即日0が決まれば当然足下みられて赤字は数倍に跳ね上がり、あらら消費税10%じゃ足りませんね。
数年に一回のペースで原発事故並の被害を重ね続けるわけですが…
反原発の方はどう対策します?
原発事故じゃなければどんだけ日本人が苦しんでもオッケーなわけじゃないでしょ。
ついでに心配な原発のバックアップとして火力フル稼働なわけですが、その火力にバックアップが無い現状でどうやって安心してるのか教えてください
この論点で2位と3位を合計してどうこう言うなら、
思いっきり反原発を主張してた4位の人の票も加えてあげなよ。
うーむ、個人的にはそうだと言いたいのですが……少し「反原発派」として語らせて頂きます。
確かに個々の候補に絞れば、舛添氏はダブルスコア以上の圧勝です。しかし、次席に甘んじた二人の票を合わせれば、差は10万票と縮まりますね……。合計すると、39%程度の得票率。ということになると、4割程度の都民は「反原発」を支持したと表現できるのではないでしょうか。
勿論、東京都の争点は原発一点ではないでしょうから、全ての有権者が原子力関連の問題で賛同したと言い切るのは早計ですが、彼らに票を入れた人はそれを承知で、又は妥協して票を投じたのですからね。一本化云々という、ifはともあれ、大惨敗、とは言えないのでは?
それに、やえさんの論理だと、この前の名護市長選でも「基地容認派はごく少数だ」という考え方が通用してしまうのでは?
つまり、演繹的に言うと、
1. 名護市長選では反対派が6割以上を占めた。(情報源:沖縄タイムス→この地元紙をどこまで信用できるのか……)
2. 賛成派は3割程度で、且つ全ての人が基地に容認した訳ではない。
3. つまり、基地賛成は3割よりもっと小さい。
4. 故に、基地撤回こそが民意であり、移設容認に民の支持はない。