同業者の命さえネタにして安倍批判に明け暮れるマスコミ

 今日のフジテレビの「とくダネ」という番組で、コメンテーターがこんなコトを言ってました。
 

 海外のメディアでは安倍総理の「人道支援だ」という発表を英語に訳して報道しています。日本政府もやってもらうだけでなく、自分たちで訳すなどして広く伝える努力をすべきではないでしょうか。

 
 いつも思うんですが、テレビとかその場で発言しているコトを耳にする時と、それを文章に起こした時と、その印象は全然違うんですよね。
 これ、文章にしたら、いかに日本のマスコミが傲慢でとんでもなく、そして下劣かというコトが分かってしまうワケですが、言葉にしたらサラッと流してしまうような印象を受けます。
 そして聞き手の印象に残るのは、ただ「日本政府は対応が遅い」という、そんなイメージでしょう。
 本当に日本のマスコミは汚らしいです。
 

 Message from Japan regarding the incident on warning of Japanese nationals’ execution
 
January 20, 2015
Japanese
 
On 20th January, just before 1500 (JST), a video clip, which seemed to have been produced by a terrorist group that proclaims itself as the “Islamic State (ISIL),” was uploaded online. In this video, a warning has been made that the two individuals, who seem to be Japanese nationals, will be executed.
 
If this is true, such an act of blackmailing through holding the innocent lives as hostage is utterly impermissible, and we feel strong indignation. We strongly urge the group not to harm the two Japanese nationals and to release them immediately.
 
Prime Minister Abe’s trip to the Middle East this time is intended to send a message that Japan will actively contribute to the stability of the Middle East region. Japanese assistance, which we have announced and amounts to approximately 200 million USD, is for humanitarian assistance and infrastructure development, and it is non-military in nature.
 
In any case, Japan will not give in to terrorism, and our position of contributing to the counter-terrorism efforts by the international community remains unchanged.
 
رسالة من اليابان حول عملية التهديد بقتل الرهينتين اليابانيين (PDF) (51KB)

 
 あえて全文を引用しました。
 外務省に掲載してある安倍総理の日本としてのメッセージの英訳と、そしてリンク先はアラビア文字での訳だと思われるメッセージです。
 フジテレビは果たして何をもって「日本政府は別の言葉に訳して公開すべきだ」と言っているのでしょうか?
 このページは外務省のトップページの一番上に「邦人殺害予告事案に対する日本からのメッセージ」と最も目立つように置いてあるモノです。
 本当にフジテレビやそのコメンテーターは何を見てそんなコトを言ったのか、そもそもキチンと公開されてるかどうか探したのか、それとももし見つけるコトができなかったとでも言うのであれば、もうインターネットに向いてないので、今後メディアの仕事はしない方がいいでしょうと言うしかないレベルです。
 
 まぁさすがにこれは「見つけられなかった」のではないでしょう。
 おそらく単に探してすらないだけなんでしょう。
 ただただ「日本政府がやってるハズがない」という脳内ソースだけでこんな発言をしたのだと思われます。
 しかし、脳内ソースを脳内だけに留めておくだけならアレですが、それを公共の電波に、何千万人もの人間が同時に視聴するテレビで、こんな事実と180度も違うコトを言ってしまって許されるコトではないハズです。
 結局、この手の輩というのは、政府叩き自民党叩き安倍叩きしか頭にないからこんなコトを平気で言ってしまうんですね。
 その根底には「こいつらは無能」という根拠の無い決めつけがあり、だからこそ「日本語版しか載せていない」というこれまた根拠の無い脳内ソースが発生し、根拠の無いまま政府叩きを公共の電波に乗せてしまったと、こういうコトなのでしょう。
 の先には、同業者のジャーナリストの命がかかっているのにも関わらずです。
 日本のマスコミって、やっぱり何より自民党叩きが第一なのでしょう。
 
 だいたいにして、なによりその「広く伝える」のはマスコミの役割じゃないですか。
 この人達、なにを言ってしまっているのでしょうか?
 「海外のメディアがやっている」コトを評価するのであれば、それは当事者である日本のマスコミが一番に率先してやるべきコトなのではないのでしょうか。
 もう一度言いましょう。
 この人達、何を言ってしまっているのでしょうか?
 
 日本政府は英訳だけでなく、アラビア語でも訳して、こうやって世界に向けてインターネットで安倍総理の日本としての言葉を広く公開しています。
 ではその先、もっと広く伝えるのであれば、その役割はマスメディアにあるんじゃないのですか?
 それなのに実際行っているコトは、事実を捏造してまでの政府批判、安倍批判。
 もうなんか、「国を売る」って言葉すら生やさしく感じてしまいます。
 
 結局日本のマスコミにとっては、なによりも政権批判・自民党批判・安倍批判が第一なんでしょう。
 そのためにはマスコミの本文を忘れるのは序の口で、事実を捏造するのもいとわず、なにより同業者の日本人の命さえネタにしてしまうのも、日本のマスコミにとっては何にも思わないのでしょう。
 安倍批判さえできれば、手段なんてどうでもいいのです。
 目的のためには手段を選ばない。
 これはテロリズムの理論ですね。
 この“ちょっとした”一言でも、日本のマスコミの汚い闇の深さが見て取れると言えるのではないでしょうか。
 
 バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳は、日本のメッセージを伝えてくださっている海外のマスコミを応援しています。